JPH05268973A - 新規ベクター - Google Patents
新規ベクターInfo
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- JPH05268973A JPH05268973A JP4198282A JP19828292A JPH05268973A JP H05268973 A JPH05268973 A JP H05268973A JP 4198282 A JP4198282 A JP 4198282A JP 19828292 A JP19828292 A JP 19828292A JP H05268973 A JPH05268973 A JP H05268973A
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- JP
- Japan
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- plasmid
- dna
- replication
- bacillus thuringiensis
- origin
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/195—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
- C07K14/32—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Bacillus (G)
- C07K14/325—Bacillus thuringiensis crystal peptides, i.e. delta-endotoxins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/74—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora
- C12N15/75—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora for Bacillus
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、バシルス・スリンジエンシス(B
acillus thuringiensis)プラス
ミドから単離される複製起点、これらの複製起点を含む
プラスミドベクター、クローニングにおけるこれらの用
途及びそれによって得られる形質転換菌株に関するもの
である。 【効果】 元のプラスミドを置換することなく安定にバ
シルス・スリンジエンシス菌株を形質転換する際の使用
のためのベクターの調製に有用である。
acillus thuringiensis)プラス
ミドから単離される複製起点、これらの複製起点を含む
プラスミドベクター、クローニングにおけるこれらの用
途及びそれによって得られる形質転換菌株に関するもの
である。 【効果】 元のプラスミドを置換することなく安定にバ
シルス・スリンジエンシス菌株を形質転換する際の使用
のためのベクターの調製に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バシルス・スリンジエ
ンシス(Bacillus thuringiensi
s)プラスミドから単離される複製起点、これらの複製
起点を含むプラスミドベクター、クローニングにおける
これらの用途及びそれによって得られる形質転換菌株に
関するものである。
ンシス(Bacillus thuringiensi
s)プラスミドから単離される複製起点、これらの複製
起点を含むプラスミドベクター、クローニングにおける
これらの用途及びそれによって得られる形質転換菌株に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
生物学的殺虫剤、特にバシルス・スリンジエンシス(B
acillusthuringiensis)(B.
t.)を基礎とする産物は、近年、これらが天然に存在
する事、そしてこれらの宿主特異性が高い事のために、
広範囲スペクトルの化学的農薬に対する特殊な代替品と
しての用途が増加しつつある事が見いだされている。係
る物質の受け入れが増加することにより、同時に標的の
有害生物に対する活性のスペクトル、及び非標的昆虫を
容赦する能力の点での、より洗練された要求が起こって
きた。この成果を達成する様々な方法、例えば、突然変
異が自然発生的または誘発された、毒素をコードしてい
る突然変異を受けた遺伝子を含む菌株の分離(英国特許
出願2216127A号参照)、または、天然に存在す
る菌株もしくは突然変異菌株を接合して、異なったまた
は相補的な宿主特異性を有する両親の菌株由来のプラス
ミドを含むハイブリッド菌株を生み出す(米国特許47
97279号参照)、といったような方法が知られてい
る。これら各々の方法は、突然変異が予測不可能である
こと、そして全菌株が供与体として挙動し得ないこと、
及び全プラスミドが或る菌株から別の菌株へとうまく移
動し得ないこと、といったような、欠点及び制限を有す
る。
生物学的殺虫剤、特にバシルス・スリンジエンシス(B
acillusthuringiensis)(B.
t.)を基礎とする産物は、近年、これらが天然に存在
する事、そしてこれらの宿主特異性が高い事のために、
広範囲スペクトルの化学的農薬に対する特殊な代替品と
しての用途が増加しつつある事が見いだされている。係
る物質の受け入れが増加することにより、同時に標的の
有害生物に対する活性のスペクトル、及び非標的昆虫を
容赦する能力の点での、より洗練された要求が起こって
きた。この成果を達成する様々な方法、例えば、突然変
異が自然発生的または誘発された、毒素をコードしてい
る突然変異を受けた遺伝子を含む菌株の分離(英国特許
出願2216127A号参照)、または、天然に存在す
る菌株もしくは突然変異菌株を接合して、異なったまた
は相補的な宿主特異性を有する両親の菌株由来のプラス
ミドを含むハイブリッド菌株を生み出す(米国特許47
97279号参照)、といったような方法が知られてい
る。これら各々の方法は、突然変異が予測不可能である
こと、そして全菌株が供与体として挙動し得ないこと、
及び全プラスミドが或る菌株から別の菌株へとうまく移
動し得ないこと、といったような、欠点及び制限を有す
る。
【0003】この事により、結晶蛋白毒素または他の所
望蛋白を発現する遺伝子を、柔軟な且つ制御された様式
で宿主細胞中に導入する組み替えDNA技術の使用が増
加してきた。例えば、電気穿孔または電気的形質転換と
いったような技術を用いるB.t.菌株の形質転換の使
用が拡大している(ボア及びエラン、FEMS、マイク
ロバイオロジー・レターズ(Microbiology
Letters)58(1989)171−178;
英国特許出願2219806A号及びEP特許出願43
3945A号;バウム等、アプライド・アンド・エンバ
イアランメンタル・マイクロバイオロジー(Appl.
Environ.Microbiol.)56巻(1
1)3420−28、1990年11月参照)。上記参
考文献に詳細に述べられているように、結晶蛋白毒素の
産生、調節、活性、(程度/スペクトル)等に有利に影
響し、または、他の望ましい蛋白遺伝子を導入するため
の、B.t.菌株の操作を成功させるための重要な要素
は、所望の遺伝学的物質を宿主菌株中に移入させるため
の適当なクローニングベクターの取得可能性である。
B.t.の形質転換に現在までに使用されているベクタ
ーの性質及び目的についての一般的議論は、上記引用文
献及びミテーバ等(1988、アーカイブズ・オブ・マ
イクロバイオロジー、第150巻496−498)に記
載されている。
望蛋白を発現する遺伝子を、柔軟な且つ制御された様式
で宿主細胞中に導入する組み替えDNA技術の使用が増
加してきた。例えば、電気穿孔または電気的形質転換と
いったような技術を用いるB.t.菌株の形質転換の使
用が拡大している(ボア及びエラン、FEMS、マイク
ロバイオロジー・レターズ(Microbiology
Letters)58(1989)171−178;
英国特許出願2219806A号及びEP特許出願43
3945A号;バウム等、アプライド・アンド・エンバ
イアランメンタル・マイクロバイオロジー(Appl.
Environ.Microbiol.)56巻(1
1)3420−28、1990年11月参照)。上記参
考文献に詳細に述べられているように、結晶蛋白毒素の
産生、調節、活性、(程度/スペクトル)等に有利に影
響し、または、他の望ましい蛋白遺伝子を導入するため
の、B.t.菌株の操作を成功させるための重要な要素
は、所望の遺伝学的物質を宿主菌株中に移入させるため
の適当なクローニングベクターの取得可能性である。
B.t.の形質転換に現在までに使用されているベクタ
ーの性質及び目的についての一般的議論は、上記引用文
献及びミテーバ等(1988、アーカイブズ・オブ・マ
イクロバイオロジー、第150巻496−498)に記
載されている。
【0004】しかしながら、今まで、異種の遺伝学的材
料を導入するための成功したB.t.菌株の形質転換
は、B.t.由来のDNAに加えて、大腸菌(E.co
li)(EP433945A号参照)、バシルス・セレ
ウス(Bacillus cereus)(GB221
9806A号参照)等のような異種生物由来のDNAを
かなりの量含むプラスミドベクターを使用してきた。異
種生物由来のDNAの存在は、宿主菌株内での安定性の
問題を招き得、そしてさらに、その種に固有のDNAを
主としてまたは単独で含む形質転換生物を得ることがよ
り望ましいことは明らかである。バウム等(アプライド
・アンド・エンバイアランメンタル・マイクロバイオロ
ジー(Appl.Environ.Microbio
l.)56巻(II)3420−28、1980年11
月)は、バシルス・スリンジエンシス・クルスタキ(B
acillus thuringiensis kur
staki)(B.t.k.)HD263及びHD73
の内在プラスミド由来の7個の複製起点の、大腸菌
(E.coli)におけるクローニングを記載してい
る。これらの起点のうち、B.t.k.HD263の4
3、44及び60MDaプラスミドに由来する3個の起
点が、一組の往復ベクターの組み立てに使用された。し
かしながら、これらクローニングされた複製起点のいず
れもが、それが誘導されたB.t.内在プラスミドとの
非両立性を示す(バウム及びギルバート(1991)、
ジャーナル・オブ・バクテリオロジー(J.Bacte
riol.)第173巻(17)5280−528
9)。バウム等(同書)は、さらに、HD263の44
MDa内在プラスミド及び非特定供給源の4.9MDa
プラスミドを含んでいるトランス接合体菌株であるB.
t.k.HD73−26−10由来の複製起点を含むプ
ラスミドDNAフラグメントのクローニングを記載して
いる。サザンブロットにおいて、HD73−26菌株の
4.9MDaプラスミドから成るハイブリダイゼーショ
ンプローブと強くハイブリダイズする新規なプラスミド
pEG588−2、pEG588−18及びpEG58
8−21が得られた。しかしながら、これらのプラスミ
ドのHD73−26形質転換体は、HD73−26の
4.9MDa内在プラスミドの減少または不在を示し、
これは、これらの新規プラスミドが4.9MDaプラス
ミドとの或る程度の非両立性を示すことを示唆するもの
である。
料を導入するための成功したB.t.菌株の形質転換
は、B.t.由来のDNAに加えて、大腸菌(E.co
li)(EP433945A号参照)、バシルス・セレ
ウス(Bacillus cereus)(GB221
9806A号参照)等のような異種生物由来のDNAを
かなりの量含むプラスミドベクターを使用してきた。異
種生物由来のDNAの存在は、宿主菌株内での安定性の
問題を招き得、そしてさらに、その種に固有のDNAを
主としてまたは単独で含む形質転換生物を得ることがよ
り望ましいことは明らかである。バウム等(アプライド
・アンド・エンバイアランメンタル・マイクロバイオロ
ジー(Appl.Environ.Microbio
l.)56巻(II)3420−28、1980年11
月)は、バシルス・スリンジエンシス・クルスタキ(B
acillus thuringiensis kur
staki)(B.t.k.)HD263及びHD73
の内在プラスミド由来の7個の複製起点の、大腸菌
(E.coli)におけるクローニングを記載してい
る。これらの起点のうち、B.t.k.HD263の4
3、44及び60MDaプラスミドに由来する3個の起
点が、一組の往復ベクターの組み立てに使用された。し
かしながら、これらクローニングされた複製起点のいず
れもが、それが誘導されたB.t.内在プラスミドとの
非両立性を示す(バウム及びギルバート(1991)、
ジャーナル・オブ・バクテリオロジー(J.Bacte
riol.)第173巻(17)5280−528
9)。バウム等(同書)は、さらに、HD263の44
MDa内在プラスミド及び非特定供給源の4.9MDa
プラスミドを含んでいるトランス接合体菌株であるB.
t.k.HD73−26−10由来の複製起点を含むプ
ラスミドDNAフラグメントのクローニングを記載して
いる。サザンブロットにおいて、HD73−26菌株の
4.9MDaプラスミドから成るハイブリダイゼーショ
ンプローブと強くハイブリダイズする新規なプラスミド
pEG588−2、pEG588−18及びpEG58
8−21が得られた。しかしながら、これらのプラスミ
ドのHD73−26形質転換体は、HD73−26の
4.9MDa内在プラスミドの減少または不在を示し、
これは、これらの新規プラスミドが4.9MDaプラス
ミドとの或る程度の非両立性を示すことを示唆するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ここに、
B.t.宿主細胞中で安定であり、且つ主にB.t.D
NAを含むDNAベクターの組み立てが可能であること
を発見した。さらに、複製起点の供給プラスミドの適当
な選択及びそのDNAの操作によって、本発明者等は、
その複製起点の導入される天然の内在プラスミドと両立
できるプラスミドの供給が可能であることを見いだし
た。
B.t.宿主細胞中で安定であり、且つ主にB.t.D
NAを含むDNAベクターの組み立てが可能であること
を発見した。さらに、複製起点の供給プラスミドの適当
な選択及びそのDNAの操作によって、本発明者等は、
その複製起点の導入される天然の内在プラスミドと両立
できるプラスミドの供給が可能であることを見いだし
た。
【0006】したがって、第一の態様において本発明
は、通常付随し、複製に必要の無いDNAを実質上含ま
ない、バシルス・スリンジエンシス・クルスタキ(Ba
cillus thuringiensis kurs
taki)HD73由来の複製起点を含むバシルス・ス
リンジエンシス(Bacillus thuringi
ensis)細胞の形質転換における使用のためのDN
Aベクターを提供するものである。この複製起点はいか
なるB.t.k.HD73プラスミド由来のものであっ
てもよい。好ましくは、複製起点は、HD73の、5.
2MDa、5.6MDaまたは最も好ましくは50MD
aプラスミド由来のものである。50MDaプラスミド
の最小複製起点のDNA配列を、後記の配列表中、配列
番号6に記す。天然のHD73プラスミドの複製起点、
例えば50MDaプラスミドの複製起点に加えて、相同
体DNA配列を使用することができ、これは、天然起源
のDNA配列に関して欠失、置換または小さな付加、例
えば挿入を有するが、これらは、その配列が複製起点と
して機能する能力に影響を及ぼさない。
は、通常付随し、複製に必要の無いDNAを実質上含ま
ない、バシルス・スリンジエンシス・クルスタキ(Ba
cillus thuringiensis kurs
taki)HD73由来の複製起点を含むバシルス・ス
リンジエンシス(Bacillus thuringi
ensis)細胞の形質転換における使用のためのDN
Aベクターを提供するものである。この複製起点はいか
なるB.t.k.HD73プラスミド由来のものであっ
てもよい。好ましくは、複製起点は、HD73の、5.
2MDa、5.6MDaまたは最も好ましくは50MD
aプラスミド由来のものである。50MDaプラスミド
の最小複製起点のDNA配列を、後記の配列表中、配列
番号6に記す。天然のHD73プラスミドの複製起点、
例えば50MDaプラスミドの複製起点に加えて、相同
体DNA配列を使用することができ、これは、天然起源
のDNA配列に関して欠失、置換または小さな付加、例
えば挿入を有するが、これらは、その配列が複製起点と
して機能する能力に影響を及ぼさない。
【0007】好ましくは、さらに、本発明のDNAベク
ターは主としてB.t.DNAを含む。主としてB.
t.DNA、という語は、多重クローニングサイト、マ
ーカーとして必要な遺伝子または宿主細胞への取り込み
のために望ましい蛋白をコードする遺伝子を例外とし
て、他の細胞からのDNAを殆どまたは全く含まないベ
クターを意味する。
ターは主としてB.t.DNAを含む。主としてB.
t.DNA、という語は、多重クローニングサイト、マ
ーカーとして必要な遺伝子または宿主細胞への取り込み
のために望ましい蛋白をコードする遺伝子を例外とし
て、他の細胞からのDNAを殆どまたは全く含まないベ
クターを意味する。
【0008】HD73プラスミドの一つからの複製起点
を使用する顕著な利点は、複製以外の機能を担うDNA
を除去することにより、形質転換された菌株から内在プ
ラスミドを置換することなく、類似の複製起点を有する
内在プラスミドを含む菌株中に、安定に導入することの
できるプラスミドベクターを組み立てることができるよ
うになるという点である。このようにして、例えば、異
種の結晶蛋白毒素または他の所望蛋白をコードしている
遺伝子を、HD73の50MDaプラスミドから誘導さ
れた複製起点を含む下記のようなベクターを用いて、重
要なcryIA(c)結晶蛋白毒素遺伝子を担ってい
る、これに本来含まれる50MDaプラスミドの全体を
置換することなく、HD73に導入することが可能であ
る。この、HD73由来の50MDaプラスミドは、例
えばクロンスタード及びホワイトレイ(ジャーナル・オ
ブ・バクテリオロジー(J.Bacteriol.)第
160巻95−102)によって知られている。しかし
ながら、このプラスミドの複製起点は、これまでの詳細
な研究または議論の中心ではなかった。
を使用する顕著な利点は、複製以外の機能を担うDNA
を除去することにより、形質転換された菌株から内在プ
ラスミドを置換することなく、類似の複製起点を有する
内在プラスミドを含む菌株中に、安定に導入することの
できるプラスミドベクターを組み立てることができるよ
うになるという点である。このようにして、例えば、異
種の結晶蛋白毒素または他の所望蛋白をコードしている
遺伝子を、HD73の50MDaプラスミドから誘導さ
れた複製起点を含む下記のようなベクターを用いて、重
要なcryIA(c)結晶蛋白毒素遺伝子を担ってい
る、これに本来含まれる50MDaプラスミドの全体を
置換することなく、HD73に導入することが可能であ
る。この、HD73由来の50MDaプラスミドは、例
えばクロンスタード及びホワイトレイ(ジャーナル・オ
ブ・バクテリオロジー(J.Bacteriol.)第
160巻95−102)によって知られている。しかし
ながら、このプラスミドの複製起点は、これまでの詳細
な研究または議論の中心ではなかった。
【0009】ベクターの組み立て及び/またはB.t.
菌株の形質転換は常法、例えば上に引用した文献または
レレクラス等(FEMSマイクロバイオロジー・レター
ズ(Microbiology Letters)第6
0巻(1989)211−218);マクダウエル等
(プラスミド(Plasmid)第25巻113−12
0、1991)またはハーディー(プラスミズ:ア・プ
ラクティカル・アプローチ(Plasmids:A P
ractical Approach)、ワシントン・
D.C.、IRLプレス、1987)により記載される
ように実施することができる。
菌株の形質転換は常法、例えば上に引用した文献または
レレクラス等(FEMSマイクロバイオロジー・レター
ズ(Microbiology Letters)第6
0巻(1989)211−218);マクダウエル等
(プラスミド(Plasmid)第25巻113−12
0、1991)またはハーディー(プラスミズ:ア・プ
ラクティカル・アプローチ(Plasmids:A P
ractical Approach)、ワシントン・
D.C.、IRLプレス、1987)により記載される
ように実施することができる。
【0010】本発明における使用に好適なベクターは、
HD73プラスミドから誘導された複製起点に加えて、
1またはそれ以上の、該プラスミドにより形質転換され
た宿主を選択するための手段、例えば抗生物質耐性を付
与する遺伝子のような、選択マーカーをコードしている
遺伝子;クローニングサイト、好ましくは多重クローニ
ングサイト;選択された宿主において遺伝子の発現を可
能にするDNA領域;及び、発現時に1またはそれ以上
の所望B.t.結晶蛋白毒素または他の興味深い蛋白を
コードする1またはそれ以上のDNA配列、を含み得、
最後の二者は通常クローニングサイトに統合されてい
る。
HD73プラスミドから誘導された複製起点に加えて、
1またはそれ以上の、該プラスミドにより形質転換され
た宿主を選択するための手段、例えば抗生物質耐性を付
与する遺伝子のような、選択マーカーをコードしている
遺伝子;クローニングサイト、好ましくは多重クローニ
ングサイト;選択された宿主において遺伝子の発現を可
能にするDNA領域;及び、発現時に1またはそれ以上
の所望B.t.結晶蛋白毒素または他の興味深い蛋白を
コードする1またはそれ以上のDNA配列、を含み得、
最後の二者は通常クローニングサイトに統合されてい
る。
【0011】したがって、第二の態様によると本発明
は、バシルス・スリンジエンシス(Bacillus
thuringiensis)菌株中で所望の外因性蛋
白を産生させる方法を提供するものであり、この方法
は、所望の外因性蛋白の発現をコードしている遺伝子を
含む本発明に係るDNAベクターによって該バシルス・
スリンジエンシス(Bacillus thuring
iensis)菌株の細胞を形質転換し、そして、この
形質転換された細胞を適当な手法で増殖させて、所望の
外因性蛋白をコードしている遺伝子を発現させることか
らなる。[結晶蛋白毒素及びそれらをコードしている遺
伝子の一般的議論は、ホフテ及びホワイトレイ、マイク
ロバイオロジカル・レビューズ(Microbiol.
Reviews)第53巻2、242−255頁(19
89年6月)に見いだすことができる。]
は、バシルス・スリンジエンシス(Bacillus
thuringiensis)菌株中で所望の外因性蛋
白を産生させる方法を提供するものであり、この方法
は、所望の外因性蛋白の発現をコードしている遺伝子を
含む本発明に係るDNAベクターによって該バシルス・
スリンジエンシス(Bacillus thuring
iensis)菌株の細胞を形質転換し、そして、この
形質転換された細胞を適当な手法で増殖させて、所望の
外因性蛋白をコードしている遺伝子を発現させることか
らなる。[結晶蛋白毒素及びそれらをコードしている遺
伝子の一般的議論は、ホフテ及びホワイトレイ、マイク
ロバイオロジカル・レビューズ(Microbiol.
Reviews)第53巻2、242−255頁(19
89年6月)に見いだすことができる。]
【0012】さらに別の態様において、本発明は、本発
明のベクターによって形質転換されたバシルス・スリン
ジエンシス(Bacillus thuringien
sis)菌株、及び、このような形質転換されたバシル
ス・スリンジエンシス(Bacillus thuri
ngiensis)菌株を含む殺虫組成物をも包含し、
ここで、好ましくは該ベクターはバシルス・スリンジエ
ンシス(Bacillus thuringiensi
s)結晶蛋白毒素をコードしている遺伝子を含む。
明のベクターによって形質転換されたバシルス・スリン
ジエンシス(Bacillus thuringien
sis)菌株、及び、このような形質転換されたバシル
ス・スリンジエンシス(Bacillus thuri
ngiensis)菌株を含む殺虫組成物をも包含し、
ここで、好ましくは該ベクターはバシルス・スリンジエ
ンシス(Bacillus thuringiensi
s)結晶蛋白毒素をコードしている遺伝子を含む。
【0013】さらに本発明は、バシルス・スリンジエン
シス(Bacillus thuringiensi
s)HD73から分離された複製起点、特に50MDa
プラスミドからの複製起点(そのDNA配列は、配列表
に配列番号6として後記してある)、またはそれらの相
同体を包含する。所望の複製起点は、以下の一般的手法
に記載されるように同定し、単離し、そしてB.t.菌
株の形質転換に使用することができる。プラスミドDN
Aは適当なB.t.HD73の菌株から分離し精製す
る。所望プラスミド、例えば50MDaプラスミドの分
離には、等比重遠心分離及び分画遠心を用いることがで
きる。次いでこのプラスミドを適当な制限酵素で消化
し、分離したフラグメントを適当に消化した大腸菌
(E.coli)プラスミドベクターにライゲーション
し、このライゲーション混合物を使用して大腸菌(E.
coli)菌株を形質転換することができる。制限消化
パターンを使用して所望フラグメントを含むサブクロー
ンを同定し、B.t.形質転換における使用のために、
適当なマーカー遺伝子、エリスロマイシン耐性をこれら
のプラスミド中に挿入することができる。
シス(Bacillus thuringiensi
s)HD73から分離された複製起点、特に50MDa
プラスミドからの複製起点(そのDNA配列は、配列表
に配列番号6として後記してある)、またはそれらの相
同体を包含する。所望の複製起点は、以下の一般的手法
に記載されるように同定し、単離し、そしてB.t.菌
株の形質転換に使用することができる。プラスミドDN
Aは適当なB.t.HD73の菌株から分離し精製す
る。所望プラスミド、例えば50MDaプラスミドの分
離には、等比重遠心分離及び分画遠心を用いることがで
きる。次いでこのプラスミドを適当な制限酵素で消化
し、分離したフラグメントを適当に消化した大腸菌
(E.coli)プラスミドベクターにライゲーション
し、このライゲーション混合物を使用して大腸菌(E.
coli)菌株を形質転換することができる。制限消化
パターンを使用して所望フラグメントを含むサブクロー
ンを同定し、B.t.形質転換における使用のために、
適当なマーカー遺伝子、エリスロマイシン耐性をこれら
のプラスミド中に挿入することができる。
【0014】以下の非限定的実験要旨及び実施例におい
て本発明をさらに説明するが、これらは添付の図面に関
連している。 図面の説明 図1は、エリスロマイシン耐性遺伝子ermCを含むプ
ラスミドpSB901を示す。 図2は、HD73の50MDaプラスミドの9.6kb
BglIIフラグメント及びermC遺伝子を含む、
プラスミドpSB904.1を示す。 図3は、9.6kb BglIIフラグメントの非必須
部分を除いたpSB904.1の誘導体である、プラス
ミドpSB904.2を示す。 図4は、pSB904.2に含まれる2.4kb B.
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843を含む
プラスミドpSB904.3を示す。 図5は、ermCマーカー遺伝子及び50MDaプラス
ミドの短縮化フラグメントを含むプラスミドpSB90
9を示す。 図6は、ermC遺伝子を伴う9.6kb 50MDa
BglIIフラグメントの2.4kb部分を含むプラ
スミドpSB909.3を示す。 図7は、pSB904.1及びpSB909.3上に見
いだされる2.4kb部分に位置する、HD73の50
MDaプラスミドからの最小レプリコンを決定するのに
使用される除去フラグメントを示す。 図8は、HD73の50MDaプラスミドからの最小レ
プリコンをermC遺伝子と共に含む、プラスミドpS
B909.4を示す。 図9は、この最小レプリコン及び多重クローニングサイ
トを含む、プラスミドpSB909.5を示す。 図10は、この最小レプリコン及びB.t.テネブリオ
ニス(B.t.tenebrionis)由来のcry
IIIA遺伝子を含む、プラスミドpSB922を示
す。
て本発明をさらに説明するが、これらは添付の図面に関
連している。 図面の説明 図1は、エリスロマイシン耐性遺伝子ermCを含むプ
ラスミドpSB901を示す。 図2は、HD73の50MDaプラスミドの9.6kb
BglIIフラグメント及びermC遺伝子を含む、
プラスミドpSB904.1を示す。 図3は、9.6kb BglIIフラグメントの非必須
部分を除いたpSB904.1の誘導体である、プラス
ミドpSB904.2を示す。 図4は、pSB904.2に含まれる2.4kb B.
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843を含む
プラスミドpSB904.3を示す。 図5は、ermCマーカー遺伝子及び50MDaプラス
ミドの短縮化フラグメントを含むプラスミドpSB90
9を示す。 図6は、ermC遺伝子を伴う9.6kb 50MDa
BglIIフラグメントの2.4kb部分を含むプラ
スミドpSB909.3を示す。 図7は、pSB904.1及びpSB909.3上に見
いだされる2.4kb部分に位置する、HD73の50
MDaプラスミドからの最小レプリコンを決定するのに
使用される除去フラグメントを示す。 図8は、HD73の50MDaプラスミドからの最小レ
プリコンをermC遺伝子と共に含む、プラスミドpS
B909.4を示す。 図9は、この最小レプリコン及び多重クローニングサイ
トを含む、プラスミドpSB909.5を示す。 図10は、この最小レプリコン及びB.t.テネブリオ
ニス(B.t.tenebrionis)由来のcry
IIIA遺伝子を含む、プラスミドpSB922を示
す。
【0015】実験要旨 B.t.クルスタキ(B.t.kurstaki)HD
73の50MDaプラスミド由来のフラグメントを選択
マーカー遺伝子と共に含むプラスミドを使用して、B.
t.菌株を形質転換する。マーカーの発現を示す形質転
換体は複製起点を含み、これを後の研究のために選択す
る。選択されたプラスミドを適当な酵素で消化して不要
のDNA配列を除き、ライゲーションして、所望フラグ
メントをマーカー遺伝子と共に含む別のプラスミドを得
るが、これは再度B.t.の形質転換に使用できる。複
製起点を有すると同定されたフラグメントを含んでいる
様々なプラスミドの部分を、適当な酵素を用いて選択的
に除去し、フラグメントをライゲーションすることによ
り、再環化させてベクターを作成する。これらの新しい
組み立て物を使用して再びB.t.を形質転換し、これ
により、所望の複製起点を含む組み立て物のみが同定可
能な形質転換体を産生するようにする。所望の部分をプ
ラスミドから再び除去し、常法により配列決定する。最
小レプリコンを決定するために、所望部分の一端から、
必要とあらば適当な酵素を用いて、常法により再度適当
な制限サイトを導入することにより、除去を行なう。こ
の配列において、複製起点としての挙動能力に影響を及
ぼすことなく、除去、置換及び付加(例えば挿入)を行
なうことができ、また、本発明が、この能力を保持しつ
つ係る欠失、置換及び付加を含む配列を包含するという
意図にあることが理解できるであろう。
73の50MDaプラスミド由来のフラグメントを選択
マーカー遺伝子と共に含むプラスミドを使用して、B.
t.菌株を形質転換する。マーカーの発現を示す形質転
換体は複製起点を含み、これを後の研究のために選択す
る。選択されたプラスミドを適当な酵素で消化して不要
のDNA配列を除き、ライゲーションして、所望フラグ
メントをマーカー遺伝子と共に含む別のプラスミドを得
るが、これは再度B.t.の形質転換に使用できる。複
製起点を有すると同定されたフラグメントを含んでいる
様々なプラスミドの部分を、適当な酵素を用いて選択的
に除去し、フラグメントをライゲーションすることによ
り、再環化させてベクターを作成する。これらの新しい
組み立て物を使用して再びB.t.を形質転換し、これ
により、所望の複製起点を含む組み立て物のみが同定可
能な形質転換体を産生するようにする。所望の部分をプ
ラスミドから再び除去し、常法により配列決定する。最
小レプリコンを決定するために、所望部分の一端から、
必要とあらば適当な酵素を用いて、常法により再度適当
な制限サイトを導入することにより、除去を行なう。こ
の配列において、複製起点としての挙動能力に影響を及
ぼすことなく、除去、置換及び付加(例えば挿入)を行
なうことができ、また、本発明が、この能力を保持しつ
つ係る欠失、置換及び付加を含む配列を包含するという
意図にあることが理解できるであろう。
【0016】次に、最小レプリコン、マーカー遺伝子、
及び、選択された遺伝子をB.t.菌株中に導入するた
めのベクターとして機能するために必要な多重クローニ
ングサイトを含むプラスミドを組み立てる。次いで、こ
のようにして組み立てられたプラスミドベクターを、サ
ブクローニングされる所望遺伝子の運搬体として使用
し、B.t.菌株の形質転換に使用する。個々の結晶蛋
白遺伝子または他の所望遺伝子に特異的なプライマーを
用いるPCRによって形質転換体をスクリーニングし、
生物検定する。本発明に係るベクターによる形質転換
は、その元々の結晶蛋白遺伝子含有プラスミドを全て保
持する安定な形質転換体を産生する。本発明に係るこの
ようなベクターの主たる用途は、結晶蛋白遺伝子を、通
常これらを発現しないB.t.菌株中に、スペクトルの
拡大等のために導入することであるが、これらは興味の
持たれる蛋白をコードしている他の遺伝子の導入にも同
じく良好に使用できるため、これらの用途を上記のごと
く限定する意図は無い。形質転換されたB.t.菌株
は、これらの殺虫有効量を昆虫またはそれらの生息地に
適用することにより、昆虫を撲滅するために使用するこ
とができる。好適な製剤及びそれらの製造及びB.t.
菌株の調製は、例えば米国特許4797279号(この
点に関するその内容は引用して本明細書の一部としてあ
る)に記載のようにして実施する。
及び、選択された遺伝子をB.t.菌株中に導入するた
めのベクターとして機能するために必要な多重クローニ
ングサイトを含むプラスミドを組み立てる。次いで、こ
のようにして組み立てられたプラスミドベクターを、サ
ブクローニングされる所望遺伝子の運搬体として使用
し、B.t.菌株の形質転換に使用する。個々の結晶蛋
白遺伝子または他の所望遺伝子に特異的なプライマーを
用いるPCRによって形質転換体をスクリーニングし、
生物検定する。本発明に係るベクターによる形質転換
は、その元々の結晶蛋白遺伝子含有プラスミドを全て保
持する安定な形質転換体を産生する。本発明に係るこの
ようなベクターの主たる用途は、結晶蛋白遺伝子を、通
常これらを発現しないB.t.菌株中に、スペクトルの
拡大等のために導入することであるが、これらは興味の
持たれる蛋白をコードしている他の遺伝子の導入にも同
じく良好に使用できるため、これらの用途を上記のごと
く限定する意図は無い。形質転換されたB.t.菌株
は、これらの殺虫有効量を昆虫またはそれらの生息地に
適用することにより、昆虫を撲滅するために使用するこ
とができる。好適な製剤及びそれらの製造及びB.t.
菌株の調製は、例えば米国特許4797279号(この
点に関するその内容は引用して本明細書の一部としてあ
る)に記載のようにして実施する。
【0017】
【実施例】以下の実施例により本発明を例示する。常套
の、または常法の、と述べられている下記の実験方法は
全てサムブルック等、モレキュラー・クローニング:ア
・ラボラトリー・マニュアル(Molecular C
loning:A Laboratory Manua
l)第2版、1989、ニューヨーク:コールド・スプ
リング・ハーバー・ラブ・プレスに略記されるように実
施する。制限酵素は全てファルマシアLKBバイオテク
ノロジー、アラメダ、CA及びニュー・イングランド・
バイオラブズ、Inc.、ビバリー、MAにより供給さ
れ、消化は、製造者のプロトコルに従って実施する。T
aq DNAポリメラーゼ(アンプリタク)はパーキン
−エルマー・シータス、ノルウォーク、CTから入手
し、PCR反応は彼らの指示に従って実施する。使用さ
れるその他の全ての酵素の供給先はファルマシア・LK
Bである。化学薬品はシグマ・ケミカル・Co.、セン
トルイス、MOにより供給される。
の、または常法の、と述べられている下記の実験方法は
全てサムブルック等、モレキュラー・クローニング:ア
・ラボラトリー・マニュアル(Molecular C
loning:A Laboratory Manua
l)第2版、1989、ニューヨーク:コールド・スプ
リング・ハーバー・ラブ・プレスに略記されるように実
施する。制限酵素は全てファルマシアLKBバイオテク
ノロジー、アラメダ、CA及びニュー・イングランド・
バイオラブズ、Inc.、ビバリー、MAにより供給さ
れ、消化は、製造者のプロトコルに従って実施する。T
aq DNAポリメラーゼ(アンプリタク)はパーキン
−エルマー・シータス、ノルウォーク、CTから入手
し、PCR反応は彼らの指示に従って実施する。使用さ
れるその他の全ての酵素の供給先はファルマシア・LK
Bである。化学薬品はシグマ・ケミカル・Co.、セン
トルイス、MOにより供給される。
【0018】実施例1 HD73 50MDaプラスミ
ドからの最小レプリコンの同定 a)プラスミドDNAの単離 HD73菌株(レレクラス等、モレキュラー・アンド・
ジェネラル・ジェネティクス(Mol.Gen.Gen
et.)191:307−313参照、インスティテュ
ート・パストゥア、パリ、フランスまたはNRRL、ピ
オーリア、IL51604、NRRL B−4488よ
り入手可能)を適当な培地で増殖させ、プラスミドDN
AをCsCl密度勾配超遠心により精製する。プラスミ
ドDNAのアガロースゲル電気泳動は、特に50、7.
8、5.6及び5.2MDaプラスミドの存在を示す。
50MDaプラスミドを、シュクロース勾配超遠心によ
って他のプラスミドから分離する。分離後これをBgl
IIで消化し、制限フラグメントを調製用アガロースゲ
ル電気泳動によって分離し、電気的溶出によりゲルから
分離する。
ドからの最小レプリコンの同定 a)プラスミドDNAの単離 HD73菌株(レレクラス等、モレキュラー・アンド・
ジェネラル・ジェネティクス(Mol.Gen.Gen
et.)191:307−313参照、インスティテュ
ート・パストゥア、パリ、フランスまたはNRRL、ピ
オーリア、IL51604、NRRL B−4488よ
り入手可能)を適当な培地で増殖させ、プラスミドDN
AをCsCl密度勾配超遠心により精製する。プラスミ
ドDNAのアガロースゲル電気泳動は、特に50、7.
8、5.6及び5.2MDaプラスミドの存在を示す。
50MDaプラスミドを、シュクロース勾配超遠心によ
って他のプラスミドから分離する。分離後これをBgl
IIで消化し、制限フラグメントを調製用アガロースゲ
ル電気泳動によって分離し、電気的溶出によりゲルから
分離する。
【0019】b)エリスロマイシン耐性遺伝子の調製 エリスロマイシン耐性遺伝子ermC(モノド等、19
86、ジャーナル・オブ・バクテリオロジー(J.Ba
cteriol.)167:138−147)の供給源
としてバシルス・サブティリス(Bacillus s
ubtilis)プラスミドpIM13(マーラー等、
198.ジャーナル・オブ・ジェネラル・マイクロバイ
オロジー(J.Gen.Microbiol)120:
259−263)を使用する。HindIII/Cla
I二重消化によりpIM13からermC遺伝子フラグ
メントを切り取り、アガロースゲル電気泳動によってプ
ラスミドの残りの部分から分離する。分離後、このHi
ndIII/ClaI ermCフラグメントをHin
dIII/AccI消化pUC18(ファルマシア・L
KB・バイオテクノロジー、アラメダ、CA)中にサブ
クローニングし、大腸菌(E.coli)DH5−α
(ジブコBRL、グランド・アイランド、NY)におい
て選択する。この組み立て物をpSB901と名付ける
(図1参照)。HindIII/EcoRIまたはHi
ndIII/BamHI二重消化によってpSB901
からermC遺伝子を切り離すが、これ自体にはpUC
18のMCSからの部位が付随する。pSB901を含
む大腸菌(E.coli)DH5−α細胞はエリスロマ
イシン耐性を発現するが、これは、エリスロマイシン5
0ug/mlのLB平板で出現する非形質転換体のバッ
クグラウンド増殖を防止するために、エリスロマイシン
100ug/mlを含有するLB平板に蒔かねばならな
い。
86、ジャーナル・オブ・バクテリオロジー(J.Ba
cteriol.)167:138−147)の供給源
としてバシルス・サブティリス(Bacillus s
ubtilis)プラスミドpIM13(マーラー等、
198.ジャーナル・オブ・ジェネラル・マイクロバイ
オロジー(J.Gen.Microbiol)120:
259−263)を使用する。HindIII/Cla
I二重消化によりpIM13からermC遺伝子フラグ
メントを切り取り、アガロースゲル電気泳動によってプ
ラスミドの残りの部分から分離する。分離後、このHi
ndIII/ClaI ermCフラグメントをHin
dIII/AccI消化pUC18(ファルマシア・L
KB・バイオテクノロジー、アラメダ、CA)中にサブ
クローニングし、大腸菌(E.coli)DH5−α
(ジブコBRL、グランド・アイランド、NY)におい
て選択する。この組み立て物をpSB901と名付ける
(図1参照)。HindIII/EcoRIまたはHi
ndIII/BamHI二重消化によってpSB901
からermC遺伝子を切り離すが、これ自体にはpUC
18のMCSからの部位が付随する。pSB901を含
む大腸菌(E.coli)DH5−α細胞はエリスロマ
イシン耐性を発現するが、これは、エリスロマイシン5
0ug/mlのLB平板で出現する非形質転換体のバッ
クグラウンド増殖を防止するために、エリスロマイシン
100ug/mlを含有するLB平板に蒔かねばならな
い。
【0020】c)50MDaプラスミドサブクローンの
調製 E.coli DH5−αは50MDaプラスミドBg
lIIフラグメントをサブクローニングするための宿主
の役割を持ち、その結果、50MDaプラスミド複製起
点を含むBglIIフラグメントを単離するための最終
的なB.t.形質転換のための大量のプラスミドDNA
が容易に産生できる。上記BglII消化物は、予期さ
れる通り、およそ35、13.8、10.2、9.6、
4.2及び3.3kbの制限フラグメントを産生する。
13.8kbBglIIフラグメントはcryIA
(c)遺伝子を含むことが知られている。ゲル切片から
の電気的溶出により、13.8kb及びこれ以下のサイ
ズのフラグメントが全て、良好に回収される。回収され
た全てのBglIIフラグメントを別々にBamHI消
化pUC18にライゲーションし、このライゲーション
混合物を用いて常法によりE.coli DH5−αを
形質転換する。プラスミドDNAの制限消化パターン
を、クロンスタード及びホワイトレイの研究(ジャーナ
ル・オブ・バクテリオロジー(J.Bacterio
l.)第160巻95−102)に基づいて予想される
パターンと比較する。3.3、4.2、9.6及び1
3.8kb BglIIフラグメントを含むサブクロー
ンを、これらの制限パターンに基づいて同定する。1
3.8kbサブクローンを、cryIA(c)特異的プ
ライマーを用いるPCR分析によって証明する。 プラスミド 説明 pSB902 pUC18中の3.3kbBglIIフラグメント pSB903 pUC18中の4.2kbBglIIフラグメント pSB904 pUC18中の9.6kbBglIIフラグメント pSB905 pUC18中の13.8kbBglIIフラグメント
調製 E.coli DH5−αは50MDaプラスミドBg
lIIフラグメントをサブクローニングするための宿主
の役割を持ち、その結果、50MDaプラスミド複製起
点を含むBglIIフラグメントを単離するための最終
的なB.t.形質転換のための大量のプラスミドDNA
が容易に産生できる。上記BglII消化物は、予期さ
れる通り、およそ35、13.8、10.2、9.6、
4.2及び3.3kbの制限フラグメントを産生する。
13.8kbBglIIフラグメントはcryIA
(c)遺伝子を含むことが知られている。ゲル切片から
の電気的溶出により、13.8kb及びこれ以下のサイ
ズのフラグメントが全て、良好に回収される。回収され
た全てのBglIIフラグメントを別々にBamHI消
化pUC18にライゲーションし、このライゲーション
混合物を用いて常法によりE.coli DH5−αを
形質転換する。プラスミドDNAの制限消化パターン
を、クロンスタード及びホワイトレイの研究(ジャーナ
ル・オブ・バクテリオロジー(J.Bacterio
l.)第160巻95−102)に基づいて予想される
パターンと比較する。3.3、4.2、9.6及び1
3.8kb BglIIフラグメントを含むサブクロー
ンを、これらの制限パターンに基づいて同定する。1
3.8kbサブクローンを、cryIA(c)特異的プ
ライマーを用いるPCR分析によって証明する。 プラスミド 説明 pSB902 pUC18中の3.3kbBglIIフラグメント pSB903 pUC18中の4.2kbBglIIフラグメント pSB904 pUC18中の9.6kbBglIIフラグメント pSB905 pUC18中の13.8kbBglIIフラグメント
【0021】B.t.の形質転換のための選択マーカー
を供給するため、これら種々のプラスミド中にermC
遺伝子を挿入する。ermC遺伝子を、pSB902か
らpSB905までの中に、pSB901からサブクロ
ーニングする。例えば、pSB901由来のBamHI
/HindIII ermC遺伝子フラグメントを充填
し、次いで、T4DNAポリメラーゼにより平滑化した
pSB904のpUC18 MCS PstIサイトに
ライゲーションし、CIAPで処理する。これらのライ
ゲーション混合物を用いてE.coli DH5−αを
常法により形質転換する。制限分析によりermC遺伝
子の存在を確認する。以下のようなプラスミドの命名を
行なう: プラスミド 説明 pSB902.1 3.3kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB903.1 4.2kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB904.1 9.6kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB905.1 13.8kbBglIIフラグメント+pUC18中の ermC 10.2kbBglIIフラグメントをBamHIで消
化したpSB901中に直接サブクローニングする。
E.coli DH5−αを常法によりライゲーション
混合物を用いて形質転換する。形質転換体プラスミドD
NAを制限消化により分析する。制限パターンにより、
このプラスミド中に10.2kbBglIIフラグメン
トの存在を確認する。 プラスミド 説明 pSB906 pSB901中の10.2kbBglIIフラグメント
を供給するため、これら種々のプラスミド中にermC
遺伝子を挿入する。ermC遺伝子を、pSB902か
らpSB905までの中に、pSB901からサブクロ
ーニングする。例えば、pSB901由来のBamHI
/HindIII ermC遺伝子フラグメントを充填
し、次いで、T4DNAポリメラーゼにより平滑化した
pSB904のpUC18 MCS PstIサイトに
ライゲーションし、CIAPで処理する。これらのライ
ゲーション混合物を用いてE.coli DH5−αを
常法により形質転換する。制限分析によりermC遺伝
子の存在を確認する。以下のようなプラスミドの命名を
行なう: プラスミド 説明 pSB902.1 3.3kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB903.1 4.2kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB904.1 9.6kbBglIIフラグメント+pUC18中のe rmC pSB905.1 13.8kbBglIIフラグメント+pUC18中の ermC 10.2kbBglIIフラグメントをBamHIで消
化したpSB901中に直接サブクローニングする。
E.coli DH5−αを常法によりライゲーション
混合物を用いて形質転換する。形質転換体プラスミドD
NAを制限消化により分析する。制限パターンにより、
このプラスミド中に10.2kbBglIIフラグメン
トの存在を確認する。 プラスミド 説明 pSB906 pSB901中の10.2kbBglIIフラグメント
【0022】d)50MDaプラスミド複製起点を含む
BglIIフラグメントの同定 B.t.HD1cryB(スターリー等、バイオケミカ
ル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケ
ーションズ(Biochem BiophysRes
Comm)1984.3、581−588、以後cry
Bと呼称)を、pSB902.1、903.1、90
4.1、905.1及び906を用いて電気穿孔により
別個に形質転換する。プラスミドpSB904.1(図
2参照)のみがエリスロマイシン耐性形質転換体を生成
し、これは、9.6kbBglIIフラグメントが、c
ryB中での増殖を可能にする50MDaプラスミドの
複製起点を含むことを示している。制限分析により、正
しい大きさの組み立て物が50MDaプラスミドの9.
6kbBglIIフラグメントを含むことが確認され
る。
BglIIフラグメントの同定 B.t.HD1cryB(スターリー等、バイオケミカ
ル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケ
ーションズ(Biochem BiophysRes
Comm)1984.3、581−588、以後cry
Bと呼称)を、pSB902.1、903.1、90
4.1、905.1及び906を用いて電気穿孔により
別個に形質転換する。プラスミドpSB904.1(図
2参照)のみがエリスロマイシン耐性形質転換体を生成
し、これは、9.6kbBglIIフラグメントが、c
ryB中での増殖を可能にする50MDaプラスミドの
複製起点を含むことを示している。制限分析により、正
しい大きさの組み立て物が50MDaプラスミドの9.
6kbBglIIフラグメントを含むことが確認され
る。
【0023】e)pSB904.1の制限酵素分析 種々の酵素を用いた制限分析を実施し、以下の結果が得
られる: *=一つのサイトはpUC18由来のMCSの中にあ
る。
られる: *=一つのサイトはpUC18由来のMCSの中にあ
る。
【0024】f)pSB904.1からのpUC18配
列の除去 pUC18配列を除去するためにpSB904.1DN
AをSphI及びSmaIで消化するが、これらはpU
C18ベクターをどちらかの端で切断し、MCS配列の
みを後に残す。調製用アガロースゲル電気泳動、次いで
電気的溶出により、9.6kbBglIIフラグメント
及びermC遺伝子のみを含む制限フラグメントをpU
C18ベクターから精製する。このフラグメントのSp
hI末端をT4DNAポリメラーゼで処理して平滑末端
を作り出す。2つの平滑末端をT4DNAリガーゼでラ
イゲーションし、cryBを電気穿孔により、このライ
ゲーション混合物で形質転換する。形質転換体を、アガ
ロースゲル電気泳動により、そのプラスミド含量につい
てスクリーニングする。ermC遺伝子に加えて50M
Daプラスミドの9.6kbBglIIフラグメントを
含むこの組み立て物をpSB909と名付ける(図3参
照)。 プラスミド 説明 pSB909 pSB904.1からpUC18配列を除いた物(9.6 kbBglIIフラグメント及びermC遺伝子は残って いる)
列の除去 pUC18配列を除去するためにpSB904.1DN
AをSphI及びSmaIで消化するが、これらはpU
C18ベクターをどちらかの端で切断し、MCS配列の
みを後に残す。調製用アガロースゲル電気泳動、次いで
電気的溶出により、9.6kbBglIIフラグメント
及びermC遺伝子のみを含む制限フラグメントをpU
C18ベクターから精製する。このフラグメントのSp
hI末端をT4DNAポリメラーゼで処理して平滑末端
を作り出す。2つの平滑末端をT4DNAリガーゼでラ
イゲーションし、cryBを電気穿孔により、このライ
ゲーション混合物で形質転換する。形質転換体を、アガ
ロースゲル電気泳動により、そのプラスミド含量につい
てスクリーニングする。ermC遺伝子に加えて50M
Daプラスミドの9.6kbBglIIフラグメントを
含むこの組み立て物をpSB909と名付ける(図3参
照)。 プラスミド 説明 pSB909 pSB904.1からpUC18配列を除いた物(9.6 kbBglIIフラグメント及びermC遺伝子は残って いる)
【0025】g)pSB909上の複製起点の位置の決
定 複製起点を含んでいるプラスミドpSB909の領域の
位置を特定するために、プラスミドの様々な部分を除去
した幾つかの組み立て物を作成する。 1.pSB904.1上でHindIII消化を実施し
て2個のフラグメントを得る。B.t.の約6kbの部
分及びermC遺伝子を含むフラグメントを、調製用ア
ガロースゲル電気泳動により、pUC18及びB.t.
の3.4kbを含むフラグメントから分離する。erm
Cを含むフラグメントを電気的溶出によりゲル切片から
除去し、自己ライゲーションさせて再環化する。 2.HindIII/EcoRI二重消化をpSB90
9上で行ない、2個のフラグメントを得る。ermC遺
伝子を含む大きなフラグメントを、調製用アガロースゲ
ル電気泳動によって小さな3.5kb B.t.DNA
フラグメントから分離する。電気的溶出後、大きなフラ
グメントをクレノウを用いて充填し、平滑末端を作り出
す。これらの平滑末端を自己ライゲーションして、ベク
ターを再閉鎖する。 3.EcoRI/SalI二重消化をpSB909上で
行ない、2個のフラグメントを得る。ermC遺伝子を
含む大きなフラグメントを、調製用アガロースゲル電気
泳動によって小さな2.4kb B.t.DNAフラグ
メントから分離する。電気的溶出後、大きなフラグメン
トをクレノウを用いて充填し、平滑末端を作り出し、こ
れを自己ライゲーションして、再び環化する。このよう
にして、pSB909の各部分を別個に除去する。
定 複製起点を含んでいるプラスミドpSB909の領域の
位置を特定するために、プラスミドの様々な部分を除去
した幾つかの組み立て物を作成する。 1.pSB904.1上でHindIII消化を実施し
て2個のフラグメントを得る。B.t.の約6kbの部
分及びermC遺伝子を含むフラグメントを、調製用ア
ガロースゲル電気泳動により、pUC18及びB.t.
の3.4kbを含むフラグメントから分離する。erm
Cを含むフラグメントを電気的溶出によりゲル切片から
除去し、自己ライゲーションさせて再環化する。 2.HindIII/EcoRI二重消化をpSB90
9上で行ない、2個のフラグメントを得る。ermC遺
伝子を含む大きなフラグメントを、調製用アガロースゲ
ル電気泳動によって小さな3.5kb B.t.DNA
フラグメントから分離する。電気的溶出後、大きなフラ
グメントをクレノウを用いて充填し、平滑末端を作り出
す。これらの平滑末端を自己ライゲーションして、ベク
ターを再閉鎖する。 3.EcoRI/SalI二重消化をpSB909上で
行ない、2個のフラグメントを得る。ermC遺伝子を
含む大きなフラグメントを、調製用アガロースゲル電気
泳動によって小さな2.4kb B.t.DNAフラグ
メントから分離する。電気的溶出後、大きなフラグメン
トをクレノウを用いて充填し、平滑末端を作り出し、こ
れを自己ライゲーションして、再び環化する。このよう
にして、pSB909の各部分を別個に除去する。
【0026】どの組み立て物が複製起点を保持している
かを決定するために、種々のライゲーション混合物を使
用してcryBを形質転換する。EcoRI/SalI
の2.4kbフラグメントを除去した際には形質転換体
が得られず、これにより、起点がこのDNA断片に存在
していることがわかる。この事は、他の2つの除去組み
立て物を用いて形質転換体を得ることにより確認され
る。 プラスミド 説明 pSB909.1 pSB909からEcoRI/HindIII3.5k b断片を除く pSB909.2 pSB909において3.4kbのHindIII部分 を欠く
かを決定するために、種々のライゲーション混合物を使
用してcryBを形質転換する。EcoRI/SalI
の2.4kbフラグメントを除去した際には形質転換体
が得られず、これにより、起点がこのDNA断片に存在
していることがわかる。この事は、他の2つの除去組み
立て物を用いて形質転換体を得ることにより確認され
る。 プラスミド 説明 pSB909.1 pSB909からEcoRI/HindIII3.5k b断片を除く pSB909.2 pSB909において3.4kbのHindIII部分 を欠く
【0027】h)909.3の組み立て 除去の考察により示唆されるようにpSB909の2.
4kb部分が複製起点を含んでいることを立証するため
に、pSB909の2.4kb部分及びermC遺伝子
のみを含む新しいプラスミドを組み立てる。pSB90
4.1からのプラスミドDNAをEcoRI及びHin
dIIIの両者で消化して、およそ3.6、3.5、
3.4及び2.7kbの制限フラグメント(pUC18
部分)を生成させる。この制限フラグメントの混合物を
クレノウを用いて充填して平滑末端を生成させ、次いで
ライゲーションして再度環化する。このライゲーション
混合物を使用して、電気穿孔によりcryBを形質転換
する。得られた形質転換体を、アガロースゲル電気泳動
により、そのプラスミド含量についてスクリーニングす
る。2.4kb B.t.部分及びermC遺伝子から
成る3.6kbフラグメントは、これが50MDaプラ
スミドの複製起点を含むことを確認する複製が可能であ
る。この組み立て物をpSB909.3と名付ける(図
4参照)。 プラスミド 説明 pSB909.3 9.6kb 50MDa BglIIフラグメントから の2.4kb部分及びermC遺伝子を含んでいる
4kb部分が複製起点を含んでいることを立証するため
に、pSB909の2.4kb部分及びermC遺伝子
のみを含む新しいプラスミドを組み立てる。pSB90
4.1からのプラスミドDNAをEcoRI及びHin
dIIIの両者で消化して、およそ3.6、3.5、
3.4及び2.7kbの制限フラグメント(pUC18
部分)を生成させる。この制限フラグメントの混合物を
クレノウを用いて充填して平滑末端を生成させ、次いで
ライゲーションして再度環化する。このライゲーション
混合物を使用して、電気穿孔によりcryBを形質転換
する。得られた形質転換体を、アガロースゲル電気泳動
により、そのプラスミド含量についてスクリーニングす
る。2.4kb B.t.部分及びermC遺伝子から
成る3.6kbフラグメントは、これが50MDaプラ
スミドの複製起点を含むことを確認する複製が可能であ
る。この組み立て物をpSB909.3と名付ける(図
4参照)。 プラスミド 説明 pSB909.3 9.6kb 50MDa BglIIフラグメントから の2.4kb部分及びermC遺伝子を含んでいる
【0028】i)909.3の配列決定 50MDaプラスミド由来の複製起点を含む2.4kb
部分の配列決定をするため、EcoRI及びSalIを
用いる消化によって、この部分をpSB904.1から
除去する。このEcoRI/SalIフラグメントを
E.coliプラスミドベクターpSport(ジブコ
BRL、グランド・アイランド、NY)中にサブクロー
ニングする。製造者の指示(T7 DNAポリメラーゼ
シークエンシングキット、ファルマシア・LKB・バイ
オテクノロジー、アラミダ、CA)によりジデオキシ法
に従って配列決定を行なう。配列決定の結果、この複製
フラグメントが2392bpの大きさであることが示さ
れる。
部分の配列決定をするため、EcoRI及びSalIを
用いる消化によって、この部分をpSB904.1から
除去する。このEcoRI/SalIフラグメントを
E.coliプラスミドベクターpSport(ジブコ
BRL、グランド・アイランド、NY)中にサブクロー
ニングする。製造者の指示(T7 DNAポリメラーゼ
シークエンシングキット、ファルマシア・LKB・バイ
オテクノロジー、アラミダ、CA)によりジデオキシ法
に従って配列決定を行なう。配列決定の結果、この複製
フラグメントが2392bpの大きさであることが示さ
れる。
【0029】j)最小レプリコンの決定 pSport中にサブクローニングされたB.t.レプ
リコンフラグメントのEcoRI末端(ヌクレオチド番
号2392と呼称)から種々の部分を除去するために、
製造者の指示(「イレイス−A−ベース」キット、プロ
ミガ・マジソン、WI)に従ってExoIIIを使用す
る。配列決定分析により、各除去部分の終末ヌクレオチ
ドを決定する。得られた結果を下の第1表に記し、図5
に示す。各々のExoIII除去サブクローンのプラス
ミドDNAをHindIII及びXbaIの両者で消化
する。ermC遺伝子を有するHindIII/Xba
Iフラグメントを各ExoIIIサブクローンにライゲ
ーションする。大腸菌(E.coli)菌株DH5−α
を、常法に従って、別々のライゲーション混合物を用い
て形質転換する。形質転換体からのプラスミドDNAを
HindIII及びXbaIによる制限消化によって分
析し、或るExoIII除去サブクローン内にermC
遺伝子が存在することを確認する。各ExoIIIサブ
クローンからのプラスミドDNAを用いた電気穿孔によ
るcryBの形質転換を行なって、どれが尚且つ複製可
能であるかを決定する。
リコンフラグメントのEcoRI末端(ヌクレオチド番
号2392と呼称)から種々の部分を除去するために、
製造者の指示(「イレイス−A−ベース」キット、プロ
ミガ・マジソン、WI)に従ってExoIIIを使用す
る。配列決定分析により、各除去部分の終末ヌクレオチ
ドを決定する。得られた結果を下の第1表に記し、図5
に示す。各々のExoIII除去サブクローンのプラス
ミドDNAをHindIII及びXbaIの両者で消化
する。ermC遺伝子を有するHindIII/Xba
Iフラグメントを各ExoIIIサブクローンにライゲ
ーションする。大腸菌(E.coli)菌株DH5−α
を、常法に従って、別々のライゲーション混合物を用い
て形質転換する。形質転換体からのプラスミドDNAを
HindIII及びXbaIによる制限消化によって分
析し、或るExoIII除去サブクローン内にermC
遺伝子が存在することを確認する。各ExoIIIサブ
クローンからのプラスミドDNAを用いた電気穿孔によ
るcryBの形質転換を行なって、どれが尚且つ複製可
能であるかを決定する。
【0030】
【表1】
【0031】cryBにおいて複製可能なプラスミドを
アガロースゲル電気泳動によって分析する。このように
して、複製能を破壊することなく、レプリコンフラグメ
ントのEcoRI末端から479塩基を除去することが
できる。したがって、複製に必要な最小DNAの一端は
1626及び1912塩基対の間に存在する。どれだけ
のDNAを、複製機能を失うことなくレプリコンフラグ
メントのBglII末端(ヌクレオチド番号1と呼称)
から除去することができるかを決定するために、このフ
ラグメントを部分的に置換することによって除去を導入
する。プラスミドpSB904.1をEcoRIで消化
して2個のフラグメントを生成させるが、1個はpUC
18+ermC+2.4kbレプリコンフラグメントを
含んでいる。混合物をライゲーションしてフラグメント
を環化し、標準的プロトコルに従って大腸菌(E.co
li)DH5−αをライゲーション反応物で形質転換す
る。形質転換体プラスミド含量を、EcoRIによる消
化の後アガロースゲル電気泳動によって分析する。er
mC遺伝子及びpUC18における2.4kb複製起点
フラグメントを含んでいるこの組み立て物を、pSB9
04.2と名付ける(図2A参照)。レプリコンフラグ
メントの最初の200塩基の中には都合の良い制限サイ
トが存在しないため、BT113と称するPCRプライ
マー(添付の配列表中、配列番号1)を、下記において
下線を付した単一塩基変換によってヌクレオチド位置1
23のAvrIIサイトに導入すべく設計する。BT8
98.revと称する第二のプライマー(添付の配列表
中、配列番号2)は、ヌクレオチド番号113から89
8までの2.4kbレプリコンフラグメントの部分を増
幅させるために設計する。プライマーの配列は下に示
す。 プライマー 配列 位置 BT113 5'GAA TCA AGC CTA GGC ACT AGG TTG 3' 113-137 BT898.rev 5' CTC AAT TGC TAG ATG CCA TTT GTG 3' 898-875
アガロースゲル電気泳動によって分析する。このように
して、複製能を破壊することなく、レプリコンフラグメ
ントのEcoRI末端から479塩基を除去することが
できる。したがって、複製に必要な最小DNAの一端は
1626及び1912塩基対の間に存在する。どれだけ
のDNAを、複製機能を失うことなくレプリコンフラグ
メントのBglII末端(ヌクレオチド番号1と呼称)
から除去することができるかを決定するために、このフ
ラグメントを部分的に置換することによって除去を導入
する。プラスミドpSB904.1をEcoRIで消化
して2個のフラグメントを生成させるが、1個はpUC
18+ermC+2.4kbレプリコンフラグメントを
含んでいる。混合物をライゲーションしてフラグメント
を環化し、標準的プロトコルに従って大腸菌(E.co
li)DH5−αをライゲーション反応物で形質転換す
る。形質転換体プラスミド含量を、EcoRIによる消
化の後アガロースゲル電気泳動によって分析する。er
mC遺伝子及びpUC18における2.4kb複製起点
フラグメントを含んでいるこの組み立て物を、pSB9
04.2と名付ける(図2A参照)。レプリコンフラグ
メントの最初の200塩基の中には都合の良い制限サイ
トが存在しないため、BT113と称するPCRプライ
マー(添付の配列表中、配列番号1)を、下記において
下線を付した単一塩基変換によってヌクレオチド位置1
23のAvrIIサイトに導入すべく設計する。BT8
98.revと称する第二のプライマー(添付の配列表
中、配列番号2)は、ヌクレオチド番号113から89
8までの2.4kbレプリコンフラグメントの部分を増
幅させるために設計する。プライマーの配列は下に示
す。 プライマー 配列 位置 BT113 5'GAA TCA AGC CTA GGC ACT AGG TTG 3' 113-137 BT898.rev 5' CTC AAT TGC TAG ATG CCA TTT GTG 3' 898-875
【0032】このプライマーの対を、786bpフラグ
メントを生成する鋳型として働くpSB904.2プラ
スミドDNAと共に、PCRで使用する。PCRフラグ
メントをAvrII及びAccIで消化して、ヌクレオ
チド番号123から823に対応するフラグメントを作
り出し、これをゲル精製する。プラスミドpSB90
4.2をXbaI及びAccIで消化し、その後のゲル
精製物をAvrII/AccI PCRフラグメントに
ライゲーションする。AvrII及びXbaIは、pS
B904.2XbaI/AccIベクターへのPCRフ
ラグメントの挿入を可能にする適合性コヒーシブ末端を
有する。この挿入は、元のフラグメントのうち122塩
基を欠くレプリコンフラグメントの新しい5'末端を作
り出す。別法として、PCRフラグメントをDraI及
びAccIで消化して、ヌクレオチド番号291から8
23に対応するフラグメントを作り出す。フェノール/
クロロホルム抽出及びエタノール沈澱の後、このDra
I/AccI PCRフラグメントを、XbaIで消化
したpSB904.2に直接ライゲーションし、クレノ
ウで処理して末端を平滑化し、次いでAccIで消化
し、フェノール/クロロホルム抽出及びエタノール沈澱
する。DraI平滑末端は、平滑化されたXbaI末端
にライゲーションして、pSB904.2ベクターへの
DraI/AccI PCRフラグメントの挿入を可能
とし、その結果、元の「BglII」末端から290b
pが除去される。
メントを生成する鋳型として働くpSB904.2プラ
スミドDNAと共に、PCRで使用する。PCRフラグ
メントをAvrII及びAccIで消化して、ヌクレオ
チド番号123から823に対応するフラグメントを作
り出し、これをゲル精製する。プラスミドpSB90
4.2をXbaI及びAccIで消化し、その後のゲル
精製物をAvrII/AccI PCRフラグメントに
ライゲーションする。AvrII及びXbaIは、pS
B904.2XbaI/AccIベクターへのPCRフ
ラグメントの挿入を可能にする適合性コヒーシブ末端を
有する。この挿入は、元のフラグメントのうち122塩
基を欠くレプリコンフラグメントの新しい5'末端を作
り出す。別法として、PCRフラグメントをDraI及
びAccIで消化して、ヌクレオチド番号291から8
23に対応するフラグメントを作り出す。フェノール/
クロロホルム抽出及びエタノール沈澱の後、このDra
I/AccI PCRフラグメントを、XbaIで消化
したpSB904.2に直接ライゲーションし、クレノ
ウで処理して末端を平滑化し、次いでAccIで消化
し、フェノール/クロロホルム抽出及びエタノール沈澱
する。DraI平滑末端は、平滑化されたXbaI末端
にライゲーションして、pSB904.2ベクターへの
DraI/AccI PCRフラグメントの挿入を可能
とし、その結果、元の「BglII」末端から290b
pが除去される。
【0033】常法に従い、両ライゲーション混合物を別
個に使用して大腸菌(E.coli)DH5−αを形質
転換する。除去した箇所を取り巻くプライマーを用いる
PCR分析によって形質転換体をスクリーニングし、制
限消化分析によって確認する。各除去組み立て物からの
プラスミドDNAを使用して電気穿孔によるcryBの
形質転換を行ない、この除去組み立て物が尚複製可能で
あるか否かを調べる。 除去された部分 cryB複製 1−122 行なわれる 1−291 行なわれない cryBにおいて尚複製可能である除去組み立て物を、
アガロースゲル電気泳動により分析し、PCR分析によ
って確認する。このプラスミドをpSB904.2δA
3と名付ける。このように、この最小レプリコンの末端
は、塩基対122−291の間に存在する。
個に使用して大腸菌(E.coli)DH5−αを形質
転換する。除去した箇所を取り巻くプライマーを用いる
PCR分析によって形質転換体をスクリーニングし、制
限消化分析によって確認する。各除去組み立て物からの
プラスミドDNAを使用して電気穿孔によるcryBの
形質転換を行ない、この除去組み立て物が尚複製可能で
あるか否かを調べる。 除去された部分 cryB複製 1−122 行なわれる 1−291 行なわれない cryBにおいて尚複製可能である除去組み立て物を、
アガロースゲル電気泳動により分析し、PCR分析によ
って確認する。このプラスミドをpSB904.2δA
3と名付ける。このように、この最小レプリコンの末端
は、塩基対122−291の間に存在する。
【0034】レプリコンのEcoRI末端からさらなる
ヌクレオチドを除去することができるか否かを調べるた
めに、pSB904.2δA3をHindIII及びA
flIIIで消化してpUC18部分を除き、そして
B.t.レプリコンの塩基対123−1843及びer
mC遺伝子を保持する。このHindIII/AflI
IIフラグメントをDH5−αにおいてpUC18中に
サブクローニングし、以下の確認法を用いて、この除去
物が複製可能であるかを決定するためにcryBを形質
転換する。得られた形質転換体をアガロースゲル電気泳
動によりそのプラスミド含量について分析する。このプ
ラスミドをpSB904.3と名付ける(図2B参
照)。 除去組み立て物 cryB複製 123−1843 行なわれる pUC18配列が、除去組み立て物の複製機能にとって
必要ないことを確認するため、pSB904.2δA3
由来の上記HindIII/AflIIIフラグメント
の末端をクレノウで充填し、ライゲーションにより環化
することによって、pUC18部分を欠く組み立て物を
得る。このライゲーション混合物を使用して、電気穿孔
によりcryBを形質転換する。形質転換体をアガロー
スゲル電気泳動によりそのプラスミド含量について分析
し、PCR及び制限消化分析によって確認する。B.
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843及びe
rmC遺伝子からなるこのプラスミドをpSB909.
4(図6参照)と名付けるが、これが最小レプリコンを
表わしている。最小B.t.レプリコンの配列は、添付
の配列表において配列番号6として掲げる。
ヌクレオチドを除去することができるか否かを調べるた
めに、pSB904.2δA3をHindIII及びA
flIIIで消化してpUC18部分を除き、そして
B.t.レプリコンの塩基対123−1843及びer
mC遺伝子を保持する。このHindIII/AflI
IIフラグメントをDH5−αにおいてpUC18中に
サブクローニングし、以下の確認法を用いて、この除去
物が複製可能であるかを決定するためにcryBを形質
転換する。得られた形質転換体をアガロースゲル電気泳
動によりそのプラスミド含量について分析する。このプ
ラスミドをpSB904.3と名付ける(図2B参
照)。 除去組み立て物 cryB複製 123−1843 行なわれる pUC18配列が、除去組み立て物の複製機能にとって
必要ないことを確認するため、pSB904.2δA3
由来の上記HindIII/AflIIIフラグメント
の末端をクレノウで充填し、ライゲーションにより環化
することによって、pUC18部分を欠く組み立て物を
得る。このライゲーション混合物を使用して、電気穿孔
によりcryBを形質転換する。形質転換体をアガロー
スゲル電気泳動によりそのプラスミド含量について分析
し、PCR及び制限消化分析によって確認する。B.
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843及びe
rmC遺伝子からなるこのプラスミドをpSB909.
4(図6参照)と名付けるが、これが最小レプリコンを
表わしている。最小B.t.レプリコンの配列は、添付
の配列表において配列番号6として掲げる。
【0035】実施例2 最小レプリコンを含むプラスミ
ドベクターによるB.t.の形質転換 a)多重クローニングサイトの挿入 この最小レプリコンをクローニングベクターとして有用
とするために、多重クローニングサイトをここに導入す
る。MCSは2個のオリゴヌクレオチドから組み立てら
れ、その配列は以下に示すが、ハイブリダイズされた場
合にAflIII及びHindIII粘着末端を形成す
る。 オリゴ 配列 MCS1 5'CATGTGAATTCCGCGGTACCCGGGGAT CCTCTAGAGTCGACCTGCAGA3' MCS2 5'AGCTTCTGCAGGTCGACTCTAGAGGAT CCCCGGGTACCGCGGAATTCA3' オリゴヌクレオチドMCS1及びMCS2は、添付の配
列表に、各々配列番号3及び配列番号4として示す。こ
れらのオリゴヌクレオチドは、T4ポリヌクレオチドキ
ナーゼで個別に燐酸化し、混合し、加熱沸騰させ、徐々
に室温まで冷却し、そしてT4DNAリガーゼを用いて
pSB904.2δA3由来のHindIII/Afl
IIIフラグメントと、1000倍過剰モルにおいてラ
イゲーションする。このライゲーション混合物を使用し
て、電気穿孔によりcryBを形質転換する。形質転換
体を制限消化によりスクリーニングして、このプラスミ
ド内にMCSが存在することを証明する。この組み立て
物をpSB909.5と名付ける(図7参照)。
ドベクターによるB.t.の形質転換 a)多重クローニングサイトの挿入 この最小レプリコンをクローニングベクターとして有用
とするために、多重クローニングサイトをここに導入す
る。MCSは2個のオリゴヌクレオチドから組み立てら
れ、その配列は以下に示すが、ハイブリダイズされた場
合にAflIII及びHindIII粘着末端を形成す
る。 オリゴ 配列 MCS1 5'CATGTGAATTCCGCGGTACCCGGGGAT CCTCTAGAGTCGACCTGCAGA3' MCS2 5'AGCTTCTGCAGGTCGACTCTAGAGGAT CCCCGGGTACCGCGGAATTCA3' オリゴヌクレオチドMCS1及びMCS2は、添付の配
列表に、各々配列番号3及び配列番号4として示す。こ
れらのオリゴヌクレオチドは、T4ポリヌクレオチドキ
ナーゼで個別に燐酸化し、混合し、加熱沸騰させ、徐々
に室温まで冷却し、そしてT4DNAリガーゼを用いて
pSB904.2δA3由来のHindIII/Afl
IIIフラグメントと、1000倍過剰モルにおいてラ
イゲーションする。このライゲーション混合物を使用し
て、電気穿孔によりcryBを形質転換する。形質転換
体を制限消化によりスクリーニングして、このプラスミ
ド内にMCSが存在することを証明する。この組み立て
物をpSB909.5と名付ける(図7参照)。
【0036】b)cryIIIA遺伝子の単離 cryIIIAδ−エンドトキシン遺伝子をバシルス・
スリンジエンシス・テネブリオニス(Bacillus
thuringiensis tenebrioni
s)から単離しクローニングする。この遺伝子は90M
Daプラスミド上に位置する。バシルス・スリンジエン
シス・テネブリオニス(Bacillus thuri
ngiensis tenebrionis)由来の全
DNAをSDS中での細胞溶解及びNaClによる混入
物質の沈澱化によって単離し、次いで透析し、エタノー
ル中でDNAを沈澱させる。全DNA調製物は、cry
IIIA遺伝子を担う90MDaプラスミドを含んでい
る。cryIIIA遺伝子のサザン・ブロット検出での
使用のために、42塩基のプローブ、Tenebr1
(添付の配列表中配列番号5)を合成した。このプロー
ブはATG出発コドン付近の配列と相同的である。この
プローブの配列は、発表されているcryIIIA配列
(シーカー等、1987、プロシーディングズ・オブ・
ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ(P
roc.Natl.Acad.Sci.)84:703
6−7040)から誘導する。 オリゴ 配列 Tenebr1 5'ACT ACT GAA AAT GAG GTG CC A ACT AAC CAT GTT CAA TAT3'
スリンジエンシス・テネブリオニス(Bacillus
thuringiensis tenebrioni
s)から単離しクローニングする。この遺伝子は90M
Daプラスミド上に位置する。バシルス・スリンジエン
シス・テネブリオニス(Bacillus thuri
ngiensis tenebrionis)由来の全
DNAをSDS中での細胞溶解及びNaClによる混入
物質の沈澱化によって単離し、次いで透析し、エタノー
ル中でDNAを沈澱させる。全DNA調製物は、cry
IIIA遺伝子を担う90MDaプラスミドを含んでい
る。cryIIIA遺伝子のサザン・ブロット検出での
使用のために、42塩基のプローブ、Tenebr1
(添付の配列表中配列番号5)を合成した。このプロー
ブはATG出発コドン付近の配列と相同的である。この
プローブの配列は、発表されているcryIIIA配列
(シーカー等、1987、プロシーディングズ・オブ・
ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ(P
roc.Natl.Acad.Sci.)84:703
6−7040)から誘導する。 オリゴ 配列 Tenebr1 5'ACT ACT GAA AAT GAG GTG CC A ACT AAC CAT GTT CAA TAT3'
【0037】全DNAをHindIIIで消化し、1x
TBE緩衝液中0.6%アガロース中でのゲル電気泳動
により分離する。プローブTenebr1と共にナイロ
ン膜に移された消化DNAのサザン・ブロッティング
は、オートラジオグラフィーを行なうと、ハイブリダイ
ズしている3.0kbのHindIIIフラグメントを
示す。全DNAをHindIIIで完全に消化する。得
られたフラグメントをゲル電気泳動により分離する。
2.5−3.5kbの大きさに相当するDNA部分をD
EAE膜上に単離し、溶出し、TE100ul中に再懸
濁する。次いで、単離されたHindIIIフラグメン
トをHindIII切断pTZ18R(ファルマシア・
LKB・バイオテクノロジー)にライゲーションするこ
とにより、部分的ライブラリーを作成し、細菌性アルカ
リフォスファターゼで処理する。ライブラリー等級BR
LコンピテントDH5−α細胞を、コンピテント細胞2
5μlに対しライゲーション反応液1μlを用いて形質
転換し、アンピシリン75μg/ml、X−gal10
0μg/ml、及びIPTG1mMを含有するLB平板
上で組み替え体を選択する。得られたコロニーを、プロ
ーブTenebr1に対するコロニーDNAハイブリダ
イゼーションによってスクリーニングする。陽性のコロ
ニーを増殖させ、プラスミドを単離し、制限分析により
調べる。正しい制限フラグメントを産生し、かつ適当な
大きさの挿入物を含むプラスミドを、pSB100と名
付ける。pSB100がcryIIIA遺伝子を含んで
いることのさらなる証拠は、Tenebr1プローブを
用いたサザン・ブロッティング分析から得られる。
TBE緩衝液中0.6%アガロース中でのゲル電気泳動
により分離する。プローブTenebr1と共にナイロ
ン膜に移された消化DNAのサザン・ブロッティング
は、オートラジオグラフィーを行なうと、ハイブリダイ
ズしている3.0kbのHindIIIフラグメントを
示す。全DNAをHindIIIで完全に消化する。得
られたフラグメントをゲル電気泳動により分離する。
2.5−3.5kbの大きさに相当するDNA部分をD
EAE膜上に単離し、溶出し、TE100ul中に再懸
濁する。次いで、単離されたHindIIIフラグメン
トをHindIII切断pTZ18R(ファルマシア・
LKB・バイオテクノロジー)にライゲーションするこ
とにより、部分的ライブラリーを作成し、細菌性アルカ
リフォスファターゼで処理する。ライブラリー等級BR
LコンピテントDH5−α細胞を、コンピテント細胞2
5μlに対しライゲーション反応液1μlを用いて形質
転換し、アンピシリン75μg/ml、X−gal10
0μg/ml、及びIPTG1mMを含有するLB平板
上で組み替え体を選択する。得られたコロニーを、プロ
ーブTenebr1に対するコロニーDNAハイブリダ
イゼーションによってスクリーニングする。陽性のコロ
ニーを増殖させ、プラスミドを単離し、制限分析により
調べる。正しい制限フラグメントを産生し、かつ適当な
大きさの挿入物を含むプラスミドを、pSB100と名
付ける。pSB100がcryIIIA遺伝子を含んで
いることのさらなる証拠は、Tenebr1プローブを
用いたサザン・ブロッティング分析から得られる。
【0038】c)pSB909.5へのcryIIIA
遺伝子のサブクローニング 細胞を、25mMトリス(pH8.0)、25%シュク
ロース、25mMEDTAの溶液中、37℃で30−6
0分間インキュベーションすることにより進行するアル
カリ性溶菌によって、pSB909.5を含むcryB
菌株からプラスミドDNAを大スケールで単離し、次い
で染色体DNAを酢酸カリウムで沈澱化する。上清をキ
アゲン・チップ−100カラム(キアゲン・Inc.、
チャッツワース、CA)に直接ロードして、プラスミド
DNAを精製する。次にこのプラスミドベクターDNA
をHindIIIで完全に消化し、次いでCIAPで処
理する。HindIII及びCIAPをストラタクリー
ン樹脂(ストラタジーン、ラジョーラ、CA)で抽出す
ることにより除去する。cryIIIA遺伝子を、この
遺伝子を無傷でpTZ18Rベクターから放出するHi
ndIIIを用いる消化によりpSB100から単離す
る。cryIIIA遺伝子を含むHindIIIフラグ
メントを、調製用アガロースゲル電気泳動、続いてキエ
ックス(キアゲン・Ind.、チャッツワース、CA)
によるアガロースからの抽出によって単離する。単離さ
れたcryIIIA HindIIIフラグメントを、
T4DNAリガーゼを使用し、1:5のベクター対挿入
物の比でHindIII消化pSB909.5にライゲ
ーションする。このライゲーション混合物を使用して、
電気穿孔によりcryBを形質転換する。50μg/m
lを含有するLB平板上で、30℃で形質転換体を選択
する。コロニーをそのプラスミド含量についてスクリー
ニングする。正しい大きさのプラスミドを、cryII
IA遺伝子に特異的なプライマーを用いるPCRにより
分析する。pSB909.5のHindIIIサイトに
サブクローニングされたcryIIIA HindII
I遺伝子フラグメントから成る組み立て物をpSB92
2と名付ける(図9参照)。
遺伝子のサブクローニング 細胞を、25mMトリス(pH8.0)、25%シュク
ロース、25mMEDTAの溶液中、37℃で30−6
0分間インキュベーションすることにより進行するアル
カリ性溶菌によって、pSB909.5を含むcryB
菌株からプラスミドDNAを大スケールで単離し、次い
で染色体DNAを酢酸カリウムで沈澱化する。上清をキ
アゲン・チップ−100カラム(キアゲン・Inc.、
チャッツワース、CA)に直接ロードして、プラスミド
DNAを精製する。次にこのプラスミドベクターDNA
をHindIIIで完全に消化し、次いでCIAPで処
理する。HindIII及びCIAPをストラタクリー
ン樹脂(ストラタジーン、ラジョーラ、CA)で抽出す
ることにより除去する。cryIIIA遺伝子を、この
遺伝子を無傷でpTZ18Rベクターから放出するHi
ndIIIを用いる消化によりpSB100から単離す
る。cryIIIA遺伝子を含むHindIIIフラグ
メントを、調製用アガロースゲル電気泳動、続いてキエ
ックス(キアゲン・Ind.、チャッツワース、CA)
によるアガロースからの抽出によって単離する。単離さ
れたcryIIIA HindIIIフラグメントを、
T4DNAリガーゼを使用し、1:5のベクター対挿入
物の比でHindIII消化pSB909.5にライゲ
ーションする。このライゲーション混合物を使用して、
電気穿孔によりcryBを形質転換する。50μg/m
lを含有するLB平板上で、30℃で形質転換体を選択
する。コロニーをそのプラスミド含量についてスクリー
ニングする。正しい大きさのプラスミドを、cryII
IA遺伝子に特異的なプライマーを用いるPCRにより
分析する。pSB909.5のHindIIIサイトに
サブクローニングされたcryIIIA HindII
I遺伝子フラグメントから成る組み立て物をpSB92
2と名付ける(図9参照)。
【0039】d)バシルス・スリンジエンシス・クルス
タキ(Bacillus thuringiensis
kurstaki)の形質転換 pSB922を有するcryB菌株から、上記のように
してプラスミドDNAを大スケールで単離する。精製し
たプラスミドDNAを使用して、電気穿孔により、Cr
yIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、
及びCryIIA遺伝子を含むバシルス・スリンジエン
シス・クルスタキ(Bacillusthuringi
ensis kurstaki)菌株を形質転換する。
形質転換体を上記のように選択する。単離したコロニー
をそのプラスミド含量について分析する。各結晶遺伝子
に特異的なプライマーを用いるPCRにより、形質転換
体をこれらのcry遺伝子含量についてスクリーニング
する。このバシルス・スリンジエンシス・クルスタキ
(Bacillus thuringiensisku
rstaki)菌株中へのcryIIIA含有pSB9
09.5の導入は、いかなる元の結晶蛋白遺伝子含有プ
ラスミドの置換をも誘導しない。適当な培地において胞
子形成させた形質転換培養で生物検定を実施する。鱗翅
目及び鞘翅目の両者の種に対する活性が予想される。生
物検定に使用される昆虫には、レプチノタルサ・テキサ
ナタ(Leptinotarsa texana)、トリ
コプシア・ニ(Trichoplusia ni)、ヘリ
オテイス・ゼア(Heliothis zea)及びスポドプテラ・エ
キシグア(Spodoptera exigua)が含ま
れる。抗生物質による選択をせずに10世代の栄養生長
をさせた後、結晶遺伝子を有するプラスミドベクター
は、形質転換された細胞中に安定に維持される。したが
って、このB.t.プラスミドベクターは、種々の遺伝
子のサブクローニング及び種々のB.t.菌株中にそれ
らを安定に導入するために役立つ。属、亜属及び種の請
求項、並びに本明細書に記載する種々の好ましい態様の
組合せが特に好ましい。
タキ(Bacillus thuringiensis
kurstaki)の形質転換 pSB922を有するcryB菌株から、上記のように
してプラスミドDNAを大スケールで単離する。精製し
たプラスミドDNAを使用して、電気穿孔により、Cr
yIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、
及びCryIIA遺伝子を含むバシルス・スリンジエン
シス・クルスタキ(Bacillusthuringi
ensis kurstaki)菌株を形質転換する。
形質転換体を上記のように選択する。単離したコロニー
をそのプラスミド含量について分析する。各結晶遺伝子
に特異的なプライマーを用いるPCRにより、形質転換
体をこれらのcry遺伝子含量についてスクリーニング
する。このバシルス・スリンジエンシス・クルスタキ
(Bacillus thuringiensisku
rstaki)菌株中へのcryIIIA含有pSB9
09.5の導入は、いかなる元の結晶蛋白遺伝子含有プ
ラスミドの置換をも誘導しない。適当な培地において胞
子形成させた形質転換培養で生物検定を実施する。鱗翅
目及び鞘翅目の両者の種に対する活性が予想される。生
物検定に使用される昆虫には、レプチノタルサ・テキサ
ナタ(Leptinotarsa texana)、トリ
コプシア・ニ(Trichoplusia ni)、ヘリ
オテイス・ゼア(Heliothis zea)及びスポドプテラ・エ
キシグア(Spodoptera exigua)が含ま
れる。抗生物質による選択をせずに10世代の栄養生長
をさせた後、結晶遺伝子を有するプラスミドベクター
は、形質転換された細胞中に安定に維持される。したが
って、このB.t.プラスミドベクターは、種々の遺伝
子のサブクローニング及び種々のB.t.菌株中にそれ
らを安定に導入するために役立つ。属、亜属及び種の請
求項、並びに本明細書に記載する種々の好ましい態様の
組合せが特に好ましい。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0040】
配列番号:1 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 GAATCAAGCC TAGGCACTAG GTTG
24
24
【0041】配列番号:2 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 CTCAATTGCT AGATGCCATT TGTG 24
【0042】配列番号:3 配列の長さ:48 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 CATGTGAATT CCGCGGTACC CGGGGATCCT CTAGAGTCGA CCTGCAGA 48
【0043】配列番号:4 配列の長さ:48 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:gemonic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 AGCTTCTGCA GGTCGACTCT AGAGGATCCC CGGGTACCGC GGAATTCA 48
【0044】配列番号:5 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:gemonic DNA 仮説:No アンチセンス:No 配列 ACTACTGAAA ATGAGGTGCC AACTAACCAT GTTCAATAT 39
【0045】配列番号:6 配列の長さ:1721 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:gemonic DNA 仮説:無し アンチセンス:無し 配列 CTAGTCACTA GGTTGATATT TCATAAAAAA AAA
GATAGAA TATATAACAT AATATATATA 60 ATTAAAAAAG AGATTTATGA TATAGTTATT TCA
TATAAAC AGGAAATTAA GTTCAATTCA 120 TTTAAAAAAG ACAAAAAATA AAACTCCACC CAC
CGTTTTC AATTGATTCG AAGTTTGGTG 180 ACTAGATCAA TTGAAAACCC ACGTTAGCAG AGT
TTTTTTA CAAAATTAAT ATTATGGTTA 240 AATTATATCA TAACTAATGA AGTTTTGTGA ATA
AAAAACT CGCTAATTTT CCGATATCGG 300 GCTGGAAATA TTAGGGAGGT TTTTTCGTGT TAT
TAAAAAA TTTTATATTA AGCAAAGCAA 360 AACGAGAACT AAGTCCTCAA CTGGATCGTA TAT
CTACTAA ACCAGGAAAT ATTAATAAAG 420 CCGTAAAAAA AATTCTAAAG GAGATTGATA TCA
TTCTTTT AGAAGACCAG GGCTTTACTA 480 CTGAAGACAT TTCTTTACAA ACTCCTCGTA AGT
ACAAAGG ACTTGAAACA ATTTTATCTT 540 ATCTTGTTCA CGAAGGTTTT TCTTGTGTGA AAC
AGGATGT GATAGCCCAA AAAGCGGGAA 600 TTTCAAAACC CCTTATCAAT GAAACTCTTT CTT
GGCTAGA AAAACTTGGT ATCTGCCACC 660 AAATTAGAAA TCGTAAAGCT GGAAAGAAAG GTC
CTTCTGT ATACATTTTA ACAATACATA 720 ATAATTATCA AAAAATCATA GATTACTTTA AAC
ACAAATG GCATCTAGCA ATTGAGATAA 780 CAGAAACTAT CTCAAACCTA ATATCCAAGT GGA
CTCTATT AAAAGAAAAA AAAGAAGAAG 840 TTACAGACGA ACAAGTAGAT ACAGATCCAA AAC
AAGAAGA AGCTAATGAA CAAAGTGAAG 900 AACCTAAAGA CTATTTTGCT AGAAAAGAAG ATT
TCAATGA ATATTTAAGT AAAGATCAAC 960 AAAGAGCATG GCACTATATT ATGAGTTCTC CAT
TTACTAA TCTGTCTGAA AAAGATGCAT 1020 ATGCAATTGC AAATAGAATG CCACCAGATA TCG
ACAGAGA TGCTTGGTAT TTCTTCAGAC 1080 AAGCTGCCGA TCGTTTTGAA GCTAGTAAAG CTG
ATAAGAG TAATGCTGCT TATTTCATTG 1140 AAATATTTAG CCAAAACTAT AAATCTTATT TAA
AACGTAA AAAAGAAGAA GCTGAAAAAT 1200 ATGTTTCATC TTTATCAAAA CCAAAACAAA AGT
TAATAAT TTACGATTTT ATCAAAGGGG 1260 AATAATCTTG CTTAAAATCG CCATTTTTAT AGC
CTTGTTT AAAAATTATA GCAAAACAAG 1320 GCTATTTGTC ATGCGCTTAT ATTATTTCCT AAA
TACCTCT CATACTTCAC ATCCAAATCA 1380 ATTAAAAATA ACAGTTAATT TTTAGCATAT AAT
GGAAAAA CATAAAAAGA TAACCTACTA 1440 AAATTGCCGC AATAAATGAA CCGAAAATTC AGA
TACCTCC TTTGTTTCTA CCAAATAACT 1500 ACTAAGAAAA AAAATCAAAC TTCTTGTTAG AGT
AAGGGTT AAGTGCCATT TTTAATTTCT 1560 AATGTATTTA ATGGTTTTAA TTTTTAAAAC AAG
ATTTATT AAATAAAAGA ATCTTATCAT 1620 AATTCATCAA ATTTTTTTAA ACACCTTTTG TCA
TTCTCCC TACTGTTTCC CTAATCCTCG 1680 CTAAAATAGA CACCCAATAT GTAAATGTCA AGA
TAAACAT G 1721
GATAGAA TATATAACAT AATATATATA 60 ATTAAAAAAG AGATTTATGA TATAGTTATT TCA
TATAAAC AGGAAATTAA GTTCAATTCA 120 TTTAAAAAAG ACAAAAAATA AAACTCCACC CAC
CGTTTTC AATTGATTCG AAGTTTGGTG 180 ACTAGATCAA TTGAAAACCC ACGTTAGCAG AGT
TTTTTTA CAAAATTAAT ATTATGGTTA 240 AATTATATCA TAACTAATGA AGTTTTGTGA ATA
AAAAACT CGCTAATTTT CCGATATCGG 300 GCTGGAAATA TTAGGGAGGT TTTTTCGTGT TAT
TAAAAAA TTTTATATTA AGCAAAGCAA 360 AACGAGAACT AAGTCCTCAA CTGGATCGTA TAT
CTACTAA ACCAGGAAAT ATTAATAAAG 420 CCGTAAAAAA AATTCTAAAG GAGATTGATA TCA
TTCTTTT AGAAGACCAG GGCTTTACTA 480 CTGAAGACAT TTCTTTACAA ACTCCTCGTA AGT
ACAAAGG ACTTGAAACA ATTTTATCTT 540 ATCTTGTTCA CGAAGGTTTT TCTTGTGTGA AAC
AGGATGT GATAGCCCAA AAAGCGGGAA 600 TTTCAAAACC CCTTATCAAT GAAACTCTTT CTT
GGCTAGA AAAACTTGGT ATCTGCCACC 660 AAATTAGAAA TCGTAAAGCT GGAAAGAAAG GTC
CTTCTGT ATACATTTTA ACAATACATA 720 ATAATTATCA AAAAATCATA GATTACTTTA AAC
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CTCTATT AAAAGAAAAA AAAGAAGAAG 840 TTACAGACGA ACAAGTAGAT ACAGATCCAA AAC
AAGAAGA AGCTAATGAA CAAAGTGAAG 900 AACCTAAAGA CTATTTTGCT AGAAAAGAAG ATT
TCAATGA ATATTTAAGT AAAGATCAAC 960 AAAGAGCATG GCACTATATT ATGAGTTCTC CAT
TTACTAA TCTGTCTGAA AAAGATGCAT 1020 ATGCAATTGC AAATAGAATG CCACCAGATA TCG
ACAGAGA TGCTTGGTAT TTCTTCAGAC 1080 AAGCTGCCGA TCGTTTTGAA GCTAGTAAAG CTG
ATAAGAG TAATGCTGCT TATTTCATTG 1140 AAATATTTAG CCAAAACTAT AAATCTTATT TAA
AACGTAA AAAAGAAGAA GCTGAAAAAT 1200 ATGTTTCATC TTTATCAAAA CCAAAACAAA AGT
TAATAAT TTACGATTTT ATCAAAGGGG 1260 AATAATCTTG CTTAAAATCG CCATTTTTAT AGC
CTTGTTT AAAAATTATA GCAAAACAAG 1320 GCTATTTGTC ATGCGCTTAT ATTATTTCCT AAA
TACCTCT CATACTTCAC ATCCAAATCA 1380 ATTAAAAATA ACAGTTAATT TTTAGCATAT AAT
GGAAAAA CATAAAAAGA TAACCTACTA 1440 AAATTGCCGC AATAAATGAA CCGAAAATTC AGA
TACCTCC TTTGTTTCTA CCAAATAACT 1500 ACTAAGAAAA AAAATCAAAC TTCTTGTTAG AGT
AAGGGTT AAGTGCCATT TTTAATTTCT 1560 AATGTATTTA ATGGTTTTAA TTTTTAAAAC AAG
ATTTATT AAATAAAAGA ATCTTATCAT 1620 AATTCATCAA ATTTTTTTAA ACACCTTTTG TCA
TTCTCCC TACTGTTTCC CTAATCCTCG 1680 CTAAAATAGA CACCCAATAT GTAAATGTCA AGA
TAAACAT G 1721
【図1】エリスロマイシン耐性遺伝子ermCを含むプ
ラスミドpSB901を示す図である。
ラスミドpSB901を示す図である。
【図2】HD73の50MDaプラスミドの9.6kb
BglIIフラグメント及びermC遺伝子を含む、
プラスミドpSB904.1を示す図である。
BglIIフラグメント及びermC遺伝子を含む、
プラスミドpSB904.1を示す図である。
【図3】9.6kb BglIIフラグメントの非必須
部分を除いたpSB904.1の誘導体である、プラス
ミドpSB904.2を示す図である。
部分を除いたpSB904.1の誘導体である、プラス
ミドpSB904.2を示す図である。
【図4】pSB904.2に含まれる2.4kb B.
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843を含む
プラスミドpSB904.3を示す図である。
t.レプリコンのヌクレオチド123−1843を含む
プラスミドpSB904.3を示す図である。
【図5】ermCマーカー遺伝子及び50MDaプラス
ミドの短縮化フラグメントを含むプラスミドpSB90
9を示す図である。
ミドの短縮化フラグメントを含むプラスミドpSB90
9を示す図である。
【図6】ermC遺伝子を伴う9.6kb 50MDa
BglIIフラグメントの2.4kb部分を含むプラ
スミドpSB909.3を示す図である。
BglIIフラグメントの2.4kb部分を含むプラ
スミドpSB909.3を示す図である。
【図7】複製機能の位置決めのため、pSB904.1
及びpSB909.3上に見いだされる2.4kb部分
に位置する、HD73の50MDaプラスミドからの最
小レプリコンを決定するのに使用される除去フラグメン
トを示す図である。
及びpSB909.3上に見いだされる2.4kb部分
に位置する、HD73の50MDaプラスミドからの最
小レプリコンを決定するのに使用される除去フラグメン
トを示す図である。
【図8】HD73の50MDaプラスミドからの最小レ
プリコンをermC遺伝子と共に含む、プラスミドpS
B909.4を示す図である。
プリコンをermC遺伝子と共に含む、プラスミドpS
B909.4を示す図である。
【図9】最小レプリコン及び多重クローニングサイトを
含む、プラスミドpSB909.5を示す図である。
含む、プラスミドpSB909.5を示す図である。
【図10】最小レプリコン及びB.t.テネブリオニス
(B.t.tenebrionis)由来のcryII
IA遺伝子を含む、プラスミドpSB922を示す図で
ある。
(B.t.tenebrionis)由来のcryII
IA遺伝子を含む、プラスミドpSB922を示す図で
ある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 15/32 //(C12N 1/21 C12R 1:07) (C12N 15/11 C12R 1:07) (72)発明者 ジャン−クリストフ・ピオット アメリカ合衆国94025カリフォルニア州メ ンロ・パーク、オレンジ・アベニュー1328 番
Claims (12)
- 【請求項1】 通常これに付随し且つ複製に不必要なD
NAを実質上含まない、バシルス・スリンジエンシス・
クルスタキHD73由来の複製起点を含む、バシルス・
スリンジエンシス細胞の形質転換における使用のための
DNAベクター。 - 【請求項2】 含まれるDNAが主としてバシルス・ス
リンジエンシスのDNAである、請求項1に記載のDN
Aベクター。 - 【請求項3】 複製起点が配列番号6のヌクレオチド配
列を有する請求項1または2に記載のDNAベクター、
及び、複製起点として機能する能力に影響しない欠失、
付加または置換を含む、その相同体。 - 【請求項4】 該ベクターにより形質転換された宿主を
選択する手段及びクローニングサイトをさらに含む、請
求項1、2または3に記載のDNAベクター。 - 【請求項5】 発現時に1またはそれ以上の所望のバシ
ルス・スリンジエンシス結晶蛋白または他の所望蛋白を
コードする1またはそれ以上のDNA配列を有するバシ
ルス・スリンジエンシス中で遺伝子を発現させることの
できる、クローニングサイトに統合されたDNAの領域
をさらに含む、請求項4に記載のDNAベクター。 - 【請求項6】 バシルス・スリンジエンシス菌株中で所
望の外因性蛋白を産生させる方法であって、該バシルス
・スリンジエンシス菌株の細胞を、所望の外因性蛋白の
発現をコードしている遺伝子を含む請求項1または2に
記載のベクターで形質転換し、この形質転換した細胞
を、所望蛋白をコードしている遺伝子を発現させる適当
な手法によって増殖させることからなる方法。 - 【請求項7】 DNA配列がバシルス・スリンジエンシ
ス結晶蛋白をコードしている、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 請求項1、2または5に記載のDNAベ
クターを用いて形質転換されたバシルス・スリンジエン
シス菌株。 - 【請求項9】 請求項8に記載のバシルス・スリンジエ
ンシス菌株を含む殺虫組成物。 - 【請求項10】 請求項9に記載のバシルス・スリンジ
エンシス菌株を含む殺虫組成物。 - 【請求項11】 バシルス・スリンジエンシス・クルス
タキHD73から単離される複製起点。 - 【請求項12】 配列番号6に示されるヌクレオチド配
列を有する請求項11に記載の複製起点、及び複製起点
として機能する能力に影響しない欠失、付加または置換
を含む、その相同体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US73666891A | 1991-07-26 | 1991-07-26 | |
| US736668 | 1991-07-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05268973A true JPH05268973A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=24960806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4198282A Pending JPH05268973A (ja) | 1991-07-26 | 1992-07-24 | 新規ベクター |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0537105A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05268973A (ja) |
| AU (1) | AU658203B2 (ja) |
| BR (1) | BR9202803A (ja) |
| CA (1) | CA2074538A1 (ja) |
| MX (1) | MX9204348A (ja) |
| RU (1) | RU2114909C1 (ja) |
| TW (1) | TW242163B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5441884A (en) * | 1993-07-08 | 1995-08-15 | Ecogen Inc. | Bacillus thuringiensis transposon TN5401 |
| US5843744A (en) * | 1993-07-08 | 1998-12-01 | Ecogen Inc. | Bacillus thuringiensis Tn5401 proteins |
| US5986177A (en) * | 1997-01-10 | 1999-11-16 | Agricultural Genetic Engineering Research Institute | Bacillus thuringiensis isolates with broad spectrum activity |
| RU2278161C1 (ru) * | 2004-12-28 | 2006-06-20 | Сергей Ананьевич Тюрин | РЕКОМБИНАНТНАЯ ПЛАЗМИДНАЯ ДНК, КОДИРУЮЩАЯ СИНТЕЗ ДЕЛЬТА-ЭНДОТОКСИНА Cry IIIA, И ШТАММ BACILLUS THURINGIENSIS SSP. KURSTAKI, ПОЛУЧЕННЫЙ НА ОСНОВЕ РЕКОМБИНАНТНОЙ ПЛАЗМИДНОЙ ДНК |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0382990A1 (en) * | 1989-02-15 | 1990-08-22 | Plant Genetic Systems, N.V. | Strains of bacillus thuringiensis |
| CA2032405A1 (en) * | 1989-12-18 | 1991-06-19 | Cindy L. Jellis | Organic compounds |
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