JPH05269190A - らせん状編組縫合糸 - Google Patents
らせん状編組縫合糸Info
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 実質的に固体のらせん状編組構成を有する縫
合糸である。 【効果】 公知の構成の管状編組縫合糸より可撓性が大
きく、風合いが良好で、がたつき及び摩擦抵抗力が低
い。
合糸である。 【効果】 公知の構成の管状編組縫合糸より可撓性が大
きく、風合いが良好で、がたつき及び摩擦抵抗力が低
い。
Description
【0001】本発明は固体らせん状編組を有する縫合糸
に関する。
に関する。
【0002】
【従来技術】体の組織を修繕するための縫合糸はある種
の要件に合格しなければならない。すなわち、実質的に
無毒性で、容易に殺菌できなければならないし、引張強
さが良好で結節の結び及び保持特性が許容しうるようで
なければならないし、縫合糸が生体に吸収される種類で
あれば縫合糸の生体吸収は厳密に制御されなければなら
ない。
の要件に合格しなければならない。すなわち、実質的に
無毒性で、容易に殺菌できなければならないし、引張強
さが良好で結節の結び及び保持特性が許容しうるようで
なければならないし、縫合糸が生体に吸収される種類で
あれば縫合糸の生体吸収は厳密に制御されなければなら
ない。
【0003】縫合糸は、外科用ガット、絹、綿、ポリプ
ロピレンのようなポリオレフィン、ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリグリコール酸、グリコリド
−ラクチドコポリマーのようなポリエステル等を含む幅
広い種類の材料から構成されてきた。縫合糸の最適構造
はモノフィラメント構造であるが、ある種の構成材料は
結節の結び及び保持特性が許容できない剛性モノフィラ
メント縫合糸を提供するので、そのような材料製の縫合
糸は編組構造として提供されてきた。従って、たとえば
絹、ポリアミド、ポリエステル及び生体吸収性グリコリ
ド−ラクチドコポリマー製の縫合糸は通常マルチフィラ
メント編組として提供される。
ロピレンのようなポリオレフィン、ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリグリコール酸、グリコリド
−ラクチドコポリマーのようなポリエステル等を含む幅
広い種類の材料から構成されてきた。縫合糸の最適構造
はモノフィラメント構造であるが、ある種の構成材料は
結節の結び及び保持特性が許容できない剛性モノフィラ
メント縫合糸を提供するので、そのような材料製の縫合
糸は編組構造として提供されてきた。従って、たとえば
絹、ポリアミド、ポリエステル及び生体吸収性グリコリ
ド−ラクチドコポリマー製の縫合糸は通常マルチフィラ
メント編組として提供される。
【0004】現在有効な編組縫合糸製品は編組機デッキ
の周囲を動く従来の編組機運搬機上で編組されて、編組
の表面上で互いに糸が交差している管状編組となる。比
較的大きな寸法、たとえば5/0以上では管状編組、す
なわち外装が編組織の中心に供給されるコア構造のまわ
りに構築される。コア構造を有する縫合糸を含む公知の
管状編組縫合糸は、たとえば米国特許第3,187,752 号、
第3,565,077 号、第4,014,973 号、第4,043,344 号及び
第4,047,533 号に開示されている。
の周囲を動く従来の編組機運搬機上で編組されて、編組
の表面上で互いに糸が交差している管状編組となる。比
較的大きな寸法、たとえば5/0以上では管状編組、す
なわち外装が編組織の中心に供給されるコア構造のまわ
りに構築される。コア構造を有する縫合糸を含む公知の
管状編組縫合糸は、たとえば米国特許第3,187,752 号、
第3,565,077 号、第4,014,973 号、第4,043,344 号及び
第4,047,533 号に開示されている。
【0005】たとえば、ロープ、上げ下げ窓の分銅用つ
り紐等のようならせん状編組構造物自体は公知である
が、これまで縫合糸として使用することは知られていな
い。現在有効な管状編組縫合糸製品は、容器からとり出
すときに一以上の欠陥を示す。たとえば、それらは剛性
でこわばっており使用時等に“残留歪”すなわち“記
憶”を保持する傾向があるので通常外科医又は補佐役の
職員が縫合糸を曲げたり伸ばしたりして一層可撓性にし
なければならない。更に、これらの縫合糸の表面はかな
り粗い。従って、手又は指を編組に沿って動かせば表面
の凹凸が容易に見い出されるであろう。この粗い表面の
ために、縫合糸は組織を通るときに外科的な業務におけ
る優秀性に非常に必要な円滑、適切、かつ精確な傷への
接近に対して逆らって作用する摩擦抵抗力またはがたつ
きの特性を示すであろう。
り紐等のようならせん状編組構造物自体は公知である
が、これまで縫合糸として使用することは知られていな
い。現在有効な管状編組縫合糸製品は、容器からとり出
すときに一以上の欠陥を示す。たとえば、それらは剛性
でこわばっており使用時等に“残留歪”すなわち“記
憶”を保持する傾向があるので通常外科医又は補佐役の
職員が縫合糸を曲げたり伸ばしたりして一層可撓性にし
なければならない。更に、これらの縫合糸の表面はかな
り粗い。従って、手又は指を編組に沿って動かせば表面
の凹凸が容易に見い出されるであろう。この粗い表面の
ために、縫合糸は組織を通るときに外科的な業務におけ
る優秀性に非常に必要な円滑、適切、かつ精確な傷への
接近に対して逆らって作用する摩擦抵抗力またはがたつ
きの特性を示すであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】改良された特性の編組
縫合糸、特に公知の構成の編組縫合糸より可撓性が大き
く、風合いが良くかつがたつき及び摩擦抵抗力の小さい
ものを提供することが本発明の目的である。公知の管状
編組縫合糸構成物と比較して改良された結節の確実性を
示す編組縫合糸を提供することは本発明の別の目的であ
る。
縫合糸、特に公知の構成の編組縫合糸より可撓性が大き
く、風合いが良くかつがたつき及び摩擦抵抗力の小さい
ものを提供することが本発明の目的である。公知の管状
編組縫合糸構成物と比較して改良された結節の確実性を
示す編組縫合糸を提供することは本発明の別の目的であ
る。
【0007】加水分解を受けやすい吸収性の樹脂から製
造されたらせん状編組縫合糸、たとえば全体又は一部が
ポリグリコール酸、グリコリド−ラクチドコポリマー等
のようなポリエステルホモポリマー又はコポリマーを基
剤とする縫合糸に貯蔵安定化剤又は組成物を充填するこ
とにより貯蔵安定性を改良することが本発明の特別な目
的である。
造されたらせん状編組縫合糸、たとえば全体又は一部が
ポリグリコール酸、グリコリド−ラクチドコポリマー等
のようなポリエステルホモポリマー又はコポリマーを基
剤とする縫合糸に貯蔵安定化剤又は組成物を充填するこ
とにより貯蔵安定性を改良することが本発明の特別な目
的である。
【0008】傷の回復及び/又は組織の生長を増大又は
促進するためのらせん状編組縫合糸に一種以上の外科医
療的に有用な組成物を適用することが本発明の更に別の
目的である。特に有利なこの種の組成物は少くとも一種
の人間生長因子(HGF)を、好ましくは貯蔵中に生物
作用能が過剰に損失しないようにHGFを保護するグリ
セロールのようなキャリヤーと組合せて含むものであ
る。
促進するためのらせん状編組縫合糸に一種以上の外科医
療的に有用な組成物を適用することが本発明の更に別の
目的である。特に有利なこの種の組成物は少くとも一種
の人間生長因子(HGF)を、好ましくは貯蔵中に生物
作用能が過剰に損失しないようにHGFを保護するグリ
セロールのようなキャリヤーと組合せて含むものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の前述の目的並び
にその他の目的を果すために、本発明によればらせん状
編組構成の縫合糸が提供される。その軸に関して繊維が
実質的に平行に配向しているために、本発明のらせん状
編組縫合糸は、繊維が相互に交差している管状及び/又
はコアのある編組縫合糸と比較して改良された可撓性及
び風合い及び低下した組織のがたつき及び摩擦抵抗力を
示す。
にその他の目的を果すために、本発明によればらせん状
編組構成の縫合糸が提供される。その軸に関して繊維が
実質的に平行に配向しているために、本発明のらせん状
編組縫合糸は、繊維が相互に交差している管状及び/又
はコアのある編組縫合糸と比較して改良された可撓性及
び風合い及び低下した組織のがたつき及び摩擦抵抗力を
示す。
【0010】管状編組縫合糸と違って、本発明のらせん
状編組縫合糸は、ねじれ又はもつれの傾向があるとして
も少ししかない。公知の種類の管状編組縫合糸において
は屈曲によりコアの突出(コアが編組外装を貫通するこ
と)をひきおこすかもしれないが、本発明の好ましいら
せん状編組縫合糸においては損傷の危険はない。本発明
のらせん状編組縫合糸における結節確実性はまた、公知
の管状編組構成物の場合に得られるそれより優れてい
る。結節確実性の増大に寄与する因子には、編組の軸に
関して結節中の繊維がほぼ垂直に配向していること、等
しい寸法のコアのある縫合糸の結節と比較して結節の密
度が低いこと及びほどくのに一層困難な結節を作る細く
なった部分の形成が含まれる。
状編組縫合糸は、ねじれ又はもつれの傾向があるとして
も少ししかない。公知の種類の管状編組縫合糸において
は屈曲によりコアの突出(コアが編組外装を貫通するこ
と)をひきおこすかもしれないが、本発明の好ましいら
せん状編組縫合糸においては損傷の危険はない。本発明
のらせん状編組縫合糸における結節確実性はまた、公知
の管状編組構成物の場合に得られるそれより優れてい
る。結節確実性の増大に寄与する因子には、編組の軸に
関して結節中の繊維がほぼ垂直に配向していること、等
しい寸法のコアのある縫合糸の結節と比較して結節の密
度が低いこと及びほどくのに一層困難な結節を作る細く
なった部分の形成が含まれる。
【0011】本明細書において使用されている“縫合
糸”という用語は非吸収性並びに生体吸収性種の双方を
含む。本発明の縫合糸に適用される“らせん状編組”と
いう表現は、個々のフィラメント又は繊維から作られた
“糸”と命名された離隔した単位、すなわち束の実質的
に固体の配置を言及し、糸は縫合糸の長軸に実質的に平
行に配置しており、かつ反復性のらせん模様状に相互に
内部係合している。
糸”という用語は非吸収性並びに生体吸収性種の双方を
含む。本発明の縫合糸に適用される“らせん状編組”と
いう表現は、個々のフィラメント又は繊維から作られた
“糸”と命名された離隔した単位、すなわち束の実質的
に固体の配置を言及し、糸は縫合糸の長軸に実質的に平
行に配置しており、かつ反復性のらせん模様状に相互に
内部係合している。
【0012】本明細書中の縫合糸に使用されている“固
体”という用語は、構成するフィラメント材料が実質的
に縫合糸の全断面積を占め、隣接する糸及び繊維間のボ
イド空間又は隙間を構成する面積である少ない方の百分
率が比較的大きな縫合糸においても多くて約25%を越
えない縫合糸を意味する。そのような構成は、コア成分
がない場合には縫合糸の断面積の有意百分率を表わす内
腔を有する標準縫合糸のそれとは対称的である。
体”という用語は、構成するフィラメント材料が実質的
に縫合糸の全断面積を占め、隣接する糸及び繊維間のボ
イド空間又は隙間を構成する面積である少ない方の百分
率が比較的大きな縫合糸においても多くて約25%を越
えない縫合糸を意味する。そのような構成は、コア成分
がない場合には縫合糸の断面積の有意百分率を表わす内
腔を有する標準縫合糸のそれとは対称的である。
【0013】“標準縫合糸”という用語は、たとえば本
明細書においても参考にしている米国特許第3,565,077
号に記載されているような公知の編組縫合糸、特にエチ
コン・インコーポレッド(Ethicon, Inc.) よりVicrylと
いう商標名で市販されている編組縫合糸製品及びディビ
ス・アンド・ゲック・インコーポレッド(Davis & Geck,
Inc.)(アメリカン・シアナミド・カンパニー(America
n Cyanamid Company))よりDexon という商標名で市販さ
れているもののいずれかを意味する。
明細書においても参考にしている米国特許第3,565,077
号に記載されているような公知の編組縫合糸、特にエチ
コン・インコーポレッド(Ethicon, Inc.) よりVicrylと
いう商標名で市販されている編組縫合糸製品及びディビ
ス・アンド・ゲック・インコーポレッド(Davis & Geck,
Inc.)(アメリカン・シアナミド・カンパニー(America
n Cyanamid Company))よりDexon という商標名で市販さ
れているもののいずれかを意味する。
【0014】
【好ましい実施例の説明】本発明のらせん状編組縫合糸
は、これまで縫合糸の構成のために開示された材料のい
ずれかのような幅広い種類の天然及び合成繊維材料から
製造しうる。そのような材料には、非吸収性並びに一部
又は完全に生体吸収性(すなわち再吸収性)の天然及び
合成繊維形成ポリマーが含まれる。本発明のらせん状編
組縫合糸の製造に適する非吸収性材料には、ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、絹、綿、リンネル等が含まれる。炭素繊維、鋼繊
維及びその他の生物学的に許容しうる無機繊維材料もま
た使用しうる。らせん状縫合糸が製造されうる生体吸収
性樹脂には、グリコール酸、グリコリド、乳酸、ラクチ
ド、ジオキサノン、ε−カプロラクトン、トリメチレン
カーボネート等から誘導された樹脂、及びこれらと関連
モノマーとの種々の組合せから誘導された樹脂が含まれ
る。この種の樹脂から調製された縫合糸は当業者には公
知である。たとえば、米国特許第2,668,162号、第2,70
3,316 号、第2,758,987 号、第3,225,766 号、第3,297,
033 号、第3,422,181 号、第3,531,561 号、第3,565,07
7 号、第3,565,869 号、第3,620,218号、第3,626,948
号、第3,636,956 号、第3,736,646 号、第3,772,420
号、第3,773,919 号、第3,792,010 号、第3,797,499
号、第3,839,297 号、第3,867,190号、第3,787,284
号、第3,982,543 号、第4,047,533 号、第4,060,089
号、第4,137,921 号、第4,157,437 号、第4,234,775
号、第4,237,920 号、第4,300,565号、及び第4,523,591
号、英国特許第779,291 号、ディー・ケイ・ギルディ
ング(D. K. Gilding) らによる“外科に使用する生分解
性ポリマーポリグリコール酸/ポリ乳酸ホモ及びコポリ
マー:1、ポリマー”、第20巻第1459乃至146
4頁(1979年)、及びディ・エフ・ウィリアムズ
(D. F. Williams)(編)、臨床移植材料の生体適合性、
第II巻第9章:“生分解性ポリマー”(1981年)に
開示されている。
は、これまで縫合糸の構成のために開示された材料のい
ずれかのような幅広い種類の天然及び合成繊維材料から
製造しうる。そのような材料には、非吸収性並びに一部
又は完全に生体吸収性(すなわち再吸収性)の天然及び
合成繊維形成ポリマーが含まれる。本発明のらせん状編
組縫合糸の製造に適する非吸収性材料には、ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、絹、綿、リンネル等が含まれる。炭素繊維、鋼繊
維及びその他の生物学的に許容しうる無機繊維材料もま
た使用しうる。らせん状縫合糸が製造されうる生体吸収
性樹脂には、グリコール酸、グリコリド、乳酸、ラクチ
ド、ジオキサノン、ε−カプロラクトン、トリメチレン
カーボネート等から誘導された樹脂、及びこれらと関連
モノマーとの種々の組合せから誘導された樹脂が含まれ
る。この種の樹脂から調製された縫合糸は当業者には公
知である。たとえば、米国特許第2,668,162号、第2,70
3,316 号、第2,758,987 号、第3,225,766 号、第3,297,
033 号、第3,422,181 号、第3,531,561 号、第3,565,07
7 号、第3,565,869 号、第3,620,218号、第3,626,948
号、第3,636,956 号、第3,736,646 号、第3,772,420
号、第3,773,919 号、第3,792,010 号、第3,797,499
号、第3,839,297 号、第3,867,190号、第3,787,284
号、第3,982,543 号、第4,047,533 号、第4,060,089
号、第4,137,921 号、第4,157,437 号、第4,234,775
号、第4,237,920 号、第4,300,565号、及び第4,523,591
号、英国特許第779,291 号、ディー・ケイ・ギルディ
ング(D. K. Gilding) らによる“外科に使用する生分解
性ポリマーポリグリコール酸/ポリ乳酸ホモ及びコポリ
マー:1、ポリマー”、第20巻第1459乃至146
4頁(1979年)、及びディ・エフ・ウィリアムズ
(D. F. Williams)(編)、臨床移植材料の生体適合性、
第II巻第9章:“生分解性ポリマー”(1981年)に
開示されている。
【0015】その構成材料はさておき、本発明による特
定のらせん状編組縫合糸の定義特性には以下のものがあ
る。 (1)縫合糸寸法(すなわち、縫合糸直径) (2)全縫合糸デニール、 (3)からみ合い糸の模様、 (4)よこ糸の本数、 (5)編組を構成する糸の数、 (6)各糸を構成するフィラメントのデニール、及び (7)存在する場合のコアのデニール。
定のらせん状編組縫合糸の定義特性には以下のものがあ
る。 (1)縫合糸寸法(すなわち、縫合糸直径) (2)全縫合糸デニール、 (3)からみ合い糸の模様、 (4)よこ糸の本数、 (5)編組を構成する糸の数、 (6)各糸を構成するフィラメントのデニール、及び (7)存在する場合のコアのデニール。
【0016】(1)縫合糸寸法(すなわち、縫合糸直
径) 縫合糸寸法は、米国薬局方(USP)に示されるように
一定範囲の直径(mm)に対応する標準寸法により表わし
うる。本明細書中のらせん状編組縫合糸の標準寸法は以
下の表4に示されている。
径) 縫合糸寸法は、米国薬局方(USP)に示されるように
一定範囲の直径(mm)に対応する標準寸法により表わし
うる。本明細書中のらせん状編組縫合糸の標準寸法は以
下の表4に示されている。
【0017】
【表4】
【0018】(2)縫合糸の全デニール 編組縫合糸の全デニールは約20乃至約4000であ
る。この範囲内で、特定の縫合糸の全デニールの範囲は
約50乃至約125デニール、約200乃至約300デ
ニール、約300乃至約500デニール、約500乃至
約800デニール、約800乃至約1500デニール、
約1500乃至約2000デニール、及び約2000乃
至約3600デニールである。
る。この範囲内で、特定の縫合糸の全デニールの範囲は
約50乃至約125デニール、約200乃至約300デ
ニール、約300乃至約500デニール、約500乃至
約800デニール、約800乃至約1500デニール、
約1500乃至約2000デニール、及び約2000乃
至約3600デニールである。
【0019】(3)からみ合い糸の模様 糸が中空円筒の表面に制限されたと考えうる十字模様を
形成する管状編組構造と違って、本発明のらせん状編組
縫合糸は円筒の表面から中心に延在すると考えうるから
み合い糸の模様を含むので前述のような実質的に固体の
構造を提供する。
形成する管状編組構造と違って、本発明のらせん状編組
縫合糸は円筒の表面から中心に延在すると考えうるから
み合い糸の模様を含むので前述のような実質的に固体の
構造を提供する。
【0020】らせん状編組縫合糸の特色ある模様は管状
編組縫合糸のそれとは明らかに異なる。前者においては
糸が縫合糸の長軸に実質的に平行であるが、後者におい
ては糸が縫合糸の長軸に対してある角度で相互に交差し
ている。本発明のらせん状編組縫合糸及び管状編組縫合
糸間の構造上の違いは、らせん状編組縫合糸の長さ方向
の図(図2)及び横断面図(図3)及び管状編組縫合糸
のそれら(図6及び図7)の比較から明らかである。
編組縫合糸のそれとは明らかに異なる。前者においては
糸が縫合糸の長軸に実質的に平行であるが、後者におい
ては糸が縫合糸の長軸に対してある角度で相互に交差し
ている。本発明のらせん状編組縫合糸及び管状編組縫合
糸間の構造上の違いは、らせん状編組縫合糸の長さ方向
の図(図2)及び横断面図(図3)及び管状編組縫合糸
のそれら(図6及び図7)の比較から明らかである。
【0021】(4)よこ糸の本数 よこ糸の本数は、縫合糸の表面から観察される、縫合糸
の長軸に平行な一本の直線中に存在する1インチ当りの
編目の数である。適するよこ糸の本数は約10乃至約8
0編目/インチであり、好ましくは約20乃至約60編
目/インチである。
の長軸に平行な一本の直線中に存在する1インチ当りの
編目の数である。適するよこ糸の本数は約10乃至約8
0編目/インチであり、好ましくは約20乃至約60編
目/インチである。
【0022】(5)糸の数 縫合糸の構成に使用される糸の数は全縫合糸デニールと
ある程度関係する。一般的には縫合糸の重量に伴なって
糸の数は増大する。従って、前述の縫合糸重量(デニー
ル)の範囲にわたって、本発明のらせん状編組縫合糸は
以下に示すデニール数の個々のフィラメントから構成さ
れる個々の糸が約6乃至約30で製造しうる。
ある程度関係する。一般的には縫合糸の重量に伴なって
糸の数は増大する。従って、前述の縫合糸重量(デニー
ル)の範囲にわたって、本発明のらせん状編組縫合糸は
以下に示すデニール数の個々のフィラメントから構成さ
れる個々の糸が約6乃至約30で製造しうる。
【0023】以下の表5は、種々の全デニールの範囲の
らせん状編組縫合糸の構成に適する糸の数の幅広い範囲
及び好ましい範囲を示す。糸中の個々のフィラメントの
デニールは糸の数の幅広い範囲では約0.2乃至約6.0で
あり、糸の数の好ましい範囲では個々のフィラメントは
約0.8乃至約3.0、有利には約1.2乃至約2.5に変化し
うる。
らせん状編組縫合糸の構成に適する糸の数の幅広い範囲
及び好ましい範囲を示す。糸中の個々のフィラメントの
デニールは糸の数の幅広い範囲では約0.2乃至約6.0で
あり、糸の数の好ましい範囲では個々のフィラメントは
約0.8乃至約3.0、有利には約1.2乃至約2.5に変化し
うる。
【0024】
【表5】
【0025】糸は撚る必要はないが、一般的には編組構
成中のスナッギングを最小化するためにわずかに撚るこ
とが好ましい。 (6)個々のフィラメントのデニール 各糸を構成する個々のフィラメントは約0.2乃至約6.0
デニール、好ましくは約1.2乃至約2.5デニール、更に
好ましくは約0.8乃至約1.4に変化しうる。特定の糸に
存在するフィラメントの数は、縫合糸の構成に用いられ
る縫合糸の全デニール並びに糸の数に依存するであろ
う。表6は、フィラメント重量の幅広い範囲及び好まし
い範囲に関する糸当りのフィラメントの典型的な数を示
す。
成中のスナッギングを最小化するためにわずかに撚るこ
とが好ましい。 (6)個々のフィラメントのデニール 各糸を構成する個々のフィラメントは約0.2乃至約6.0
デニール、好ましくは約1.2乃至約2.5デニール、更に
好ましくは約0.8乃至約1.4に変化しうる。特定の糸に
存在するフィラメントの数は、縫合糸の構成に用いられ
る縫合糸の全デニール並びに糸の数に依存するであろ
う。表6は、フィラメント重量の幅広い範囲及び好まし
い範囲に関する糸当りのフィラメントの典型的な数を示
す。
【0026】
【表6】
【0027】(7)コア(任意) 前述の意味では実質的に固体であるけれども、らせん状
編組縫合糸のほとんど最小の寸法のものについては、縫
合糸は任意に少量のボイド空間を含みうる。比較的大き
な縫合糸寸法でも一般的には25%程度を越えない。そ
れらは所望であれば部分的又は実質的に完全にコア成分
で充てんしうる。縫合糸の密度を増大させること及び/
又は丸さを保持することが望ましい場合にはコアが有利
である。存在するコアはモノフィラメントでもマルチフ
ィラメントでもよい。後者の場合には、コア自体が編組
されていてもよいし、撚り、プライ、ケーブル等のよう
なその他の形状を提供してもよい。コアを構成するフィ
ラメントは、編組のそれと同様又は異なる材料から製造
しうる。コアフィラメントはまた編組フィラメントのそ
れと同様又は異なるデニールを有することが可能であ
る。
編組縫合糸のほとんど最小の寸法のものについては、縫
合糸は任意に少量のボイド空間を含みうる。比較的大き
な縫合糸寸法でも一般的には25%程度を越えない。そ
れらは所望であれば部分的又は実質的に完全にコア成分
で充てんしうる。縫合糸の密度を増大させること及び/
又は丸さを保持することが望ましい場合にはコアが有利
である。存在するコアはモノフィラメントでもマルチフ
ィラメントでもよい。後者の場合には、コア自体が編組
されていてもよいし、撚り、プライ、ケーブル等のよう
なその他の形状を提供してもよい。コアを構成するフィ
ラメントは、編組のそれと同様又は異なる材料から製造
しうる。コアフィラメントはまた編組フィラメントのそ
れと同様又は異なるデニールを有することが可能であ
る。
【0028】以下の表7は種々のデニールの縫合糸に関
して典型的なコアのデニールを提供する。
して典型的なコアのデニールを提供する。
【0029】
【表7】
【0030】表7は、単にコアが存在する場合の適する
最大コアデニールを示すだけであることは理解されるべ
きである。所与の縫合糸における実際のコアデニールは
実質的には示された最大値より小さい。本発明のらせん
状編組縫合糸が加水分解されやすい材料、たとえば既に
記載した吸収性の樹脂のいずれかから製造される場合に
は、貯蔵中に水分が縫合糸と接触しないようにすなわち
縫合糸がもはや役に立たない点に生体内強度を落とす過
剰な加水分解攻撃から縫合糸を保持するように注意しな
ければならない。
最大コアデニールを示すだけであることは理解されるべ
きである。所与の縫合糸における実際のコアデニールは
実質的には示された最大値より小さい。本発明のらせん
状編組縫合糸が加水分解されやすい材料、たとえば既に
記載した吸収性の樹脂のいずれかから製造される場合に
は、貯蔵中に水分が縫合糸と接触しないようにすなわち
縫合糸がもはや役に立たない点に生体内強度を落とす過
剰な加水分解攻撃から縫合糸を保持するように注意しな
ければならない。
【0031】米国特許第3,728,839 号及び第4,135,622
号によれば、縫合糸のようなポリグリコール酸外科用成
分の生体内強度は、包装の直前に非常に短い時間、たと
えば20分以内の時間非常に少量の水に内容物を暴露し
ても長期間放置するうちに水分を縫合糸内にシールする
水分を通さない容器のために有意量の低下を示す。たと
えば容器外の引張強度の低下で表わされる、貯蔵中の吸
収水性縫合糸の加水分解による劣化を防ぐか最小とする
ためには、容器をシールしたら容器の内部に縫合糸の約
0.5重量%未満しか水が残らないように容器をシールす
る前に縫合糸から水分を除去することが米国特許第3,72
8,839 号及び第4,135,622 号に開示されている。この縫
合糸の貯蔵安定性を改良する方法は、有効であるけれど
も実際には実施するのに困難で高価である。水分を通さ
ない容器内に縫合糸をシールする前に、水分を除去する
ために十分な時間、たとえば26インチ真空下180〜
188℃で1時間縫合糸を加熱することにより成される
状態である“絶乾”状態に縫合糸をすることが必要不可
欠である。しかしながら、一度水を除去しても、縫合糸
は前述のようにたとえ短時間でも水分に暴露させると縫
合糸の生体内強度がひどく低下するので縫合糸を限られ
た時間であっても水分を含む環境と接触させることはで
きない。従って水分との接触の可能性が大きく除去され
る乾燥領域、すなわち水分が実質的にない環境中に縫合
糸を一時的に貯蔵することが水分除去工程のあとに必要
となる。吸収性縫合糸の貯蔵安定性を改良するこれらの
作業は時間がかかり、高価でかつ貯蔵安定性の問題の解
決策としては比較的複雑である。
号によれば、縫合糸のようなポリグリコール酸外科用成
分の生体内強度は、包装の直前に非常に短い時間、たと
えば20分以内の時間非常に少量の水に内容物を暴露し
ても長期間放置するうちに水分を縫合糸内にシールする
水分を通さない容器のために有意量の低下を示す。たと
えば容器外の引張強度の低下で表わされる、貯蔵中の吸
収水性縫合糸の加水分解による劣化を防ぐか最小とする
ためには、容器をシールしたら容器の内部に縫合糸の約
0.5重量%未満しか水が残らないように容器をシールす
る前に縫合糸から水分を除去することが米国特許第3,72
8,839 号及び第4,135,622 号に開示されている。この縫
合糸の貯蔵安定性を改良する方法は、有効であるけれど
も実際には実施するのに困難で高価である。水分を通さ
ない容器内に縫合糸をシールする前に、水分を除去する
ために十分な時間、たとえば26インチ真空下180〜
188℃で1時間縫合糸を加熱することにより成される
状態である“絶乾”状態に縫合糸をすることが必要不可
欠である。しかしながら、一度水を除去しても、縫合糸
は前述のようにたとえ短時間でも水分に暴露させると縫
合糸の生体内強度がひどく低下するので縫合糸を限られ
た時間であっても水分を含む環境と接触させることはで
きない。従って水分との接触の可能性が大きく除去され
る乾燥領域、すなわち水分が実質的にない環境中に縫合
糸を一時的に貯蔵することが水分除去工程のあとに必要
となる。吸収性縫合糸の貯蔵安定性を改良するこれらの
作業は時間がかかり、高価でかつ貯蔵安定性の問題の解
決策としては比較的複雑である。
【0032】米国特許第3,728,839 号及び第4,135,622
号の方法に伴なう前述の欠点を回避する、吸収性縫合糸
の貯蔵安定性を改良するための全く異なる方法において
は、加水分解を受けやすい吸収性のらせん状編組縫合糸
の貯蔵安定性を貯蔵安定化量の少くとも一種の水溶性液
体ポリヒドロキシ化合物及び/又はそれらのエステルを
縫合糸に使用することにより改良する。本発明のこの実
施例を実施すると、縫合糸の貯蔵安定性を増大させる上
にその他の利点も提供する。たとえば、貯蔵安定化量の
グリセロールを充填したらせん状編組縫合糸は未処理の
縫合糸より良好な可撓性及び“風合い”特性を示す。更
に、ポリヒドロキシ化合物は一般的に種々の外科医療的
に有用な物質を溶解する可能性があるので、縫合糸が体
内に導入されるときにそのような物質を傷又は手術のサ
イトに届けるビヒクルとして使用しうる。
号の方法に伴なう前述の欠点を回避する、吸収性縫合糸
の貯蔵安定性を改良するための全く異なる方法において
は、加水分解を受けやすい吸収性のらせん状編組縫合糸
の貯蔵安定性を貯蔵安定化量の少くとも一種の水溶性液
体ポリヒドロキシ化合物及び/又はそれらのエステルを
縫合糸に使用することにより改良する。本発明のこの実
施例を実施すると、縫合糸の貯蔵安定性を増大させる上
にその他の利点も提供する。たとえば、貯蔵安定化量の
グリセロールを充填したらせん状編組縫合糸は未処理の
縫合糸より良好な可撓性及び“風合い”特性を示す。更
に、ポリヒドロキシ化合物は一般的に種々の外科医療的
に有用な物質を溶解する可能性があるので、縫合糸が体
内に導入されるときにそのような物質を傷又は手術のサ
イトに届けるビヒクルとして使用しうる。
【0033】有用な貯蔵安定化剤は一般的に水溶性の液
体ポリヒドロキシ化合物及び/又はそのような化合物の
エステルから、好ましくは存在する量においては体に感
知しうるほどの毒性をもたない化合物から選択される。
“液体ポリヒドロキシ化合物”という表現は、実質的に
純粋な状態では周囲温度、たとえば約15乃至約40℃
において固体ではなく液体であるポリヒドロキシ化合物
を意味する。好ましいポリヒドロキシ化合物は約12個
未満の炭素原子を有する。エステルに関しては、好まし
くはモノエステル及びジエステルである。一般的に良好
な結果が得られる特定の貯蔵安定化剤にはグリセロール
及び低分子量カルボン酸から誘導されたモノエステル及
びジエステルがあり、たとえば、モノアセチン及びジア
セチン(それぞれ、グリセリルモノアセテート及びグリ
セリルジアセテート)、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、1,3−プロ
パンジオール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリトリトール、ソルビトール等があ
る。グリセロールが特に好ましい。貯蔵安定化剤の混合
物、たとえばグリセロール中に溶解したソルビトール、
モノアセチン及び/又はジアセチンと組合せたグリセロ
ール等も有用である。
体ポリヒドロキシ化合物及び/又はそのような化合物の
エステルから、好ましくは存在する量においては体に感
知しうるほどの毒性をもたない化合物から選択される。
“液体ポリヒドロキシ化合物”という表現は、実質的に
純粋な状態では周囲温度、たとえば約15乃至約40℃
において固体ではなく液体であるポリヒドロキシ化合物
を意味する。好ましいポリヒドロキシ化合物は約12個
未満の炭素原子を有する。エステルに関しては、好まし
くはモノエステル及びジエステルである。一般的に良好
な結果が得られる特定の貯蔵安定化剤にはグリセロール
及び低分子量カルボン酸から誘導されたモノエステル及
びジエステルがあり、たとえば、モノアセチン及びジア
セチン(それぞれ、グリセリルモノアセテート及びグリ
セリルジアセテート)、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、1,3−プロ
パンジオール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリトリトール、ソルビトール等があ
る。グリセロールが特に好ましい。貯蔵安定化剤の混合
物、たとえばグリセロール中に溶解したソルビトール、
モノアセチン及び/又はジアセチンと組合せたグリセロ
ール等も有用である。
【0034】グリセロールのような比較的低粘度の化合
物がおちいりやすい傾向である貯蔵安定化剤の縫合糸か
らの流出又は分離を防ぐあるいは最小化するためには、
貯蔵安定化剤を非水性の増粘剤と組合せるのが有利であ
る。ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
のような水溶性多糖類、及び欧州特許願第0,267,015号
に開示されている種類のその他の材料、グアー、キサン
タンのような多糖類ガム及びゼラチン、コラーゲン等の
同様なものを含む多くの製薬学的に許容しうる非水性増
粘剤を使用しうる。特に好ましい種類の増粘剤は6個未
満の炭素原子を有する飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸
及びそれらのアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩及び
水和物である。この好ましい種類の化合物には、一般式
物がおちいりやすい傾向である貯蔵安定化剤の縫合糸か
らの流出又は分離を防ぐあるいは最小化するためには、
貯蔵安定化剤を非水性の増粘剤と組合せるのが有利であ
る。ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
のような水溶性多糖類、及び欧州特許願第0,267,015号
に開示されている種類のその他の材料、グアー、キサン
タンのような多糖類ガム及びゼラチン、コラーゲン等の
同様なものを含む多くの製薬学的に許容しうる非水性増
粘剤を使用しうる。特に好ましい種類の増粘剤は6個未
満の炭素原子を有する飽和脂肪族ヒドロキシカルボン酸
及びそれらのアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩及び
水和物である。この好ましい種類の化合物には、一般式
【0035】
【化2】
【0036】(但し、式中のRは水素又はメチル、R′
はアルカリ金属及びアルカリ土類金属から成る群から選
択された金属、nは0又は1である。)で示される化合
物及びそれらの水和物がある。そのような化合物の特定
例には、乳酸カルシウム、乳酸カリウム及び乳酸ナトリ
ウムのような乳酸の塩、グリコール酸カルシウム、グリ
コール酸カリウム及びグリコール酸ナトリウムのような
グリコール酸の塩、カルシウム、カリウム及びナトリウ
ム塩のような3−ヒドロキシプロピオン酸の塩、カルシ
ウム、カリウム及びナトリウム塩のような3−ヒドロキ
シ酪酸の塩等が含まれる。前述のように、これらの化合
物の水和物もまた使用しうる。乳酸カルシウム、特に乳
酸カルシウム五水和物が特に好ましい増粘剤である。
はアルカリ金属及びアルカリ土類金属から成る群から選
択された金属、nは0又は1である。)で示される化合
物及びそれらの水和物がある。そのような化合物の特定
例には、乳酸カルシウム、乳酸カリウム及び乳酸ナトリ
ウムのような乳酸の塩、グリコール酸カルシウム、グリ
コール酸カリウム及びグリコール酸ナトリウムのような
グリコール酸の塩、カルシウム、カリウム及びナトリウ
ム塩のような3−ヒドロキシプロピオン酸の塩、カルシ
ウム、カリウム及びナトリウム塩のような3−ヒドロキ
シ酪酸の塩等が含まれる。前述のように、これらの化合
物の水和物もまた使用しうる。乳酸カルシウム、特に乳
酸カルシウム五水和物が特に好ましい増粘剤である。
【0037】増粘剤を使用する場合には、充填組成物中
に少くとも組成物の全粘度を増大させるのに必要な量だ
け組成物がもはや容易に縫合糸から流出しなくなる点ま
で比較的短時間で混合する。好ましいキャリヤー増粘剤
の組合せ、つまりグリセロール及び乳酸カルシウムの場
合には、グリセロールの乳酸カルシウムに対する重量比
は約1:1乃至約10:1に変化しうる。好ましくは約
6:1乃至約8:1である。
に少くとも組成物の全粘度を増大させるのに必要な量だ
け組成物がもはや容易に縫合糸から流出しなくなる点ま
で比較的短時間で混合する。好ましいキャリヤー増粘剤
の組合せ、つまりグリセロール及び乳酸カルシウムの場
合には、グリセロールの乳酸カルシウムに対する重量比
は約1:1乃至約10:1に変化しうる。好ましくは約
6:1乃至約8:1である。
【0038】必要あるいは所望に応じて、安定化剤は任
意の増粘剤と共に使用する前に適する非水性溶媒又は混
合溶媒に溶解させうる。適するためには、溶媒は(1)
貯蔵安定化剤及び任意の増粘剤と混和性でなければなら
ず、(2)蒸発により容易に除去されるのに十分高い蒸
気圧を保持していなければならず、(3)縫合糸の本来
の姿に感知しうるほどの影響を及ぼしてはならず、かつ
(4)縫合糸の表面を湿潤させることができなければな
らない。これらの基準を好ましい貯蔵安定化剤であるグ
リセロール(好ましい増粘剤である乳酸カルシウムとの
混合するのが有利である)に適用すると、メタノール及
びエタノールのような低級アルコールが完全に適する溶
媒キャリヤーである。安定化剤の調製に溶媒を使用する
場合には、たとえばメタノールのような溶媒を、溶液の
全重量に対する任意の増粘剤を含む貯蔵安定化剤の重量
が約20乃至約50%、好ましくは約30乃至約45%
の溶液濃度を提供する量だけ使用しうる。
意の増粘剤と共に使用する前に適する非水性溶媒又は混
合溶媒に溶解させうる。適するためには、溶媒は(1)
貯蔵安定化剤及び任意の増粘剤と混和性でなければなら
ず、(2)蒸発により容易に除去されるのに十分高い蒸
気圧を保持していなければならず、(3)縫合糸の本来
の姿に感知しうるほどの影響を及ぼしてはならず、かつ
(4)縫合糸の表面を湿潤させることができなければな
らない。これらの基準を好ましい貯蔵安定化剤であるグ
リセロール(好ましい増粘剤である乳酸カルシウムとの
混合するのが有利である)に適用すると、メタノール及
びエタノールのような低級アルコールが完全に適する溶
媒キャリヤーである。安定化剤の調製に溶媒を使用する
場合には、たとえばメタノールのような溶媒を、溶液の
全重量に対する任意の増粘剤を含む貯蔵安定化剤の重量
が約20乃至約50%、好ましくは約30乃至約45%
の溶液濃度を提供する量だけ使用しうる。
【0039】縫合糸に使用する貯蔵安定化剤の調製は比
較的簡単な方法である。たとえば、グリセロールと乳酸
カルシウムの混合物の場合には、所望量のグリセロール
をまず適する容器に入れ、その後そこに所望量の乳酸カ
ルシウムを添加する。溶媒を使用しない場合には、混合
物を十分混合する。メタノールのような溶媒を使用する
場合には、グリセロールと乳酸カルシウムの混合物に溶
媒を添加し、次いで溶液を十分混合して化合物を溶解さ
せる。
較的簡単な方法である。たとえば、グリセロールと乳酸
カルシウムの混合物の場合には、所望量のグリセロール
をまず適する容器に入れ、その後そこに所望量の乳酸カ
ルシウムを添加する。溶媒を使用しない場合には、混合
物を十分混合する。メタノールのような溶媒を使用する
場合には、グリセロールと乳酸カルシウムの混合物に溶
媒を添加し、次いで溶液を十分混合して化合物を溶解さ
せる。
【0040】貯蔵安定化剤の縫合糸への適用はいくつか
の方法で実施しうる。従って、たとえば過剰量の貯蔵安
定化剤及び/又はそれに伴う溶媒(存在する場合)を排
水、ふきとり、蒸発等により任意に除去した後でも少く
とも貯蔵安定化量の安定剤が縫合糸により得られるか又
は保持されるまで縫合糸を貯蔵安定化剤又はそれらの溶
液中に浸すことにより実施しうる。多くの場合には、貯
蔵安定化剤で処理していない同一の縫合糸と比較して処
理した縫合糸の貯蔵安定性に実質的な改良を付与するに
は、ほんの数秒、たとえば約10秒程度から数時間、た
とえば約20時間以上の接触時間で十分である。充填す
る前に、たとえば少くとも2対の横に設けられているカ
レンダーロールに縫合糸を通過させることにより縫合糸
をカレンダリングすると縫合糸の充填受理性及び得られ
る充填縫合糸の柔軟性が改良されることが見い出され
た。縫合糸をカレンダリングすると個々の縫合糸フィラ
メントが分離されて、充填組成物がらせん状編組縫合物
の隙間に侵入して満たすことを確実するのに貢献する空
間が開くとされている。
の方法で実施しうる。従って、たとえば過剰量の貯蔵安
定化剤及び/又はそれに伴う溶媒(存在する場合)を排
水、ふきとり、蒸発等により任意に除去した後でも少く
とも貯蔵安定化量の安定剤が縫合糸により得られるか又
は保持されるまで縫合糸を貯蔵安定化剤又はそれらの溶
液中に浸すことにより実施しうる。多くの場合には、貯
蔵安定化剤で処理していない同一の縫合糸と比較して処
理した縫合糸の貯蔵安定性に実質的な改良を付与するに
は、ほんの数秒、たとえば約10秒程度から数時間、た
とえば約20時間以上の接触時間で十分である。充填す
る前に、たとえば少くとも2対の横に設けられているカ
レンダーロールに縫合糸を通過させることにより縫合糸
をカレンダリングすると縫合糸の充填受理性及び得られ
る充填縫合糸の柔軟性が改良されることが見い出され
た。縫合糸をカレンダリングすると個々の縫合糸フィラ
メントが分離されて、充填組成物がらせん状編組縫合物
の隙間に侵入して満たすことを確実するのに貢献する空
間が開くとされている。
【0041】縫合糸を貯蔵安定化剤と接触させる前述の
浸水法は連続的又はバッチ式で実施しうる。従って、連
続した縫合糸を連続的に安定化剤中に所定の速度で通過
させると縫合糸の貯蔵安定化剤との必要な程度の暴露及
び接触時間が得られる。縫合糸が貯蔵安定化剤から出現
したら、包装作業の前に過剰量の安定化剤を除去するた
めにワイパー又は同様な装置を通過させる。好ましく
は、充填溶液を一定供給する計量型ポンプを具備する塗
布ヘッドに縫合糸を通過させ、塗布ヘッドから出現した
縫合糸を更にロール等と表面接触させる前に充填溶液溶
媒を除去するために蒸発オーブンに通過させる。バッチ
作業においては、縫合糸を単に必要な時間貯蔵安定化剤
に浸し、所望であれば過剰の安定化剤を縫合糸から除去
する。
浸水法は連続的又はバッチ式で実施しうる。従って、連
続した縫合糸を連続的に安定化剤中に所定の速度で通過
させると縫合糸の貯蔵安定化剤との必要な程度の暴露及
び接触時間が得られる。縫合糸が貯蔵安定化剤から出現
したら、包装作業の前に過剰量の安定化剤を除去するた
めにワイパー又は同様な装置を通過させる。好ましく
は、充填溶液を一定供給する計量型ポンプを具備する塗
布ヘッドに縫合糸を通過させ、塗布ヘッドから出現した
縫合糸を更にロール等と表面接触させる前に充填溶液溶
媒を除去するために蒸発オーブンに通過させる。バッチ
作業においては、縫合糸を単に必要な時間貯蔵安定化剤
に浸し、所望であれば過剰の安定化剤を縫合糸から除去
する。
【0042】あるいは、縫合糸が少くとも貯蔵安定化量
の安定剤を受理して保持するように貯蔵安定化剤及びそ
れらの溶液を噴霧、はけ塗、塗りつけ等により縫合糸に
塗布しうる。貯蔵安定化剤を塗布するのに用いうる更に
別の方法には、縫合糸と安定剤間の均質な接触が成就さ
れるように有効量の安定化剤を含む容器中に縫合糸を挿
入する方法がある。
の安定剤を受理して保持するように貯蔵安定化剤及びそ
れらの溶液を噴霧、はけ塗、塗りつけ等により縫合糸に
塗布しうる。貯蔵安定化剤を塗布するのに用いうる更に
別の方法には、縫合糸と安定剤間の均質な接触が成就さ
れるように有効量の安定化剤を含む容器中に縫合糸を挿
入する方法がある。
【0043】接触方法を用いる場合には、処理される縫
合糸が貯蔵安定化量の貯蔵安定化剤を得ることが必要で
ある。未処理の縫合糸と比較して貯蔵安定化が有意に改
良されるには、一般に接触させる縫合糸の重量に対して
約2乃至約25、好ましくは約5乃至約15重量%の貯
蔵安定化剤(溶媒を除いて)で十分である。すでに指摘
したように、本発明による充填したらせん状編組縫合糸
は先行技術の合成吸収性縫合糸に必要な非常に乾燥した
条件下で包装及び保持する必要はない。そり代わり、安
定化剤を縫合糸上に保持するために水分又はその他の安
定化剤の溶媒の量が適する粘度の安定化剤及び増粘剤と
なるのに十分であるように充填した縫合糸を平衡させる
のが好ましい。グリセロールと乳酸カルシウムを充填し
たらせん状編組縫合糸の好ましい実施例においては、水
分量は縫合糸の約0.2重量%程度に平衡させうる。好ま
しくは縫合糸の0.3%重量以上、更に好ましくは約0.5
重量%以上である。
合糸が貯蔵安定化量の貯蔵安定化剤を得ることが必要で
ある。未処理の縫合糸と比較して貯蔵安定化が有意に改
良されるには、一般に接触させる縫合糸の重量に対して
約2乃至約25、好ましくは約5乃至約15重量%の貯
蔵安定化剤(溶媒を除いて)で十分である。すでに指摘
したように、本発明による充填したらせん状編組縫合糸
は先行技術の合成吸収性縫合糸に必要な非常に乾燥した
条件下で包装及び保持する必要はない。そり代わり、安
定化剤を縫合糸上に保持するために水分又はその他の安
定化剤の溶媒の量が適する粘度の安定化剤及び増粘剤と
なるのに十分であるように充填した縫合糸を平衡させる
のが好ましい。グリセロールと乳酸カルシウムを充填し
たらせん状編組縫合糸の好ましい実施例においては、水
分量は縫合糸の約0.2重量%程度に平衡させうる。好ま
しくは縫合糸の0.3%重量以上、更に好ましくは約0.5
重量%以上である。
【0044】実際に、グリセロール/乳酸カルシウム組
成物を充填したらせん状編組縫合糸は非常に乾燥した環
境に暴露した場合には望ましくない変化を受ける傾向が
あることが見い出された。特に、そのような充填縫合糸
を非常に乾燥した環境に暴露する場合には縫合糸の表面
にフレーク状又は粉末状の物質が堆積されて、容器から
縫合糸を除去するのにじゃまになったり困難になったり
する。縫合糸が比較的高い水分量、たとえば縫合糸の0.
2重量%以上、好ましくは0.5重量%以上の水分量を含
むようにたとえば露点環境中で充填縫合糸を平衡化させ
ると、非常に乾燥した環境に縫合糸を暴露した場合に生
ずるようなフレーク状又は粉末状の物質の堆積を防ぐこ
とができる。逆に、過剰の水分が存在する場合も、グリ
セロール充填剤が流出をひきおこすような有毒な影響を
及ぼしうる。従って、水分量は上限及び下限の存在する
範囲内制御するのが好ましい。
成物を充填したらせん状編組縫合糸は非常に乾燥した環
境に暴露した場合には望ましくない変化を受ける傾向が
あることが見い出された。特に、そのような充填縫合糸
を非常に乾燥した環境に暴露する場合には縫合糸の表面
にフレーク状又は粉末状の物質が堆積されて、容器から
縫合糸を除去するのにじゃまになったり困難になったり
する。縫合糸が比較的高い水分量、たとえば縫合糸の0.
2重量%以上、好ましくは0.5重量%以上の水分量を含
むようにたとえば露点環境中で充填縫合糸を平衡化させ
ると、非常に乾燥した環境に縫合糸を暴露した場合に生
ずるようなフレーク状又は粉末状の物質の堆積を防ぐこ
とができる。逆に、過剰の水分が存在する場合も、グリ
セロール充填剤が流出をひきおこすような有毒な影響を
及ぼしうる。従って、水分量は上限及び下限の存在する
範囲内制御するのが好ましい。
【0045】本発明のらせん状編組縫合糸に一種以上の
外科医療的に有用な物質、たとえば縫合糸を傷又は手術
のサイトに適用する際回復する過程を加速するか又は有
利に修正する物質を含浸させること、あるいは縫合糸に
それらの物質を塗布することも本発明の範囲内である。
たとえば、本明細書中の編組縫合糸には縫合されたサイ
トに付着する治療剤が供給されている。治療剤は抗微生
物性、傷の回復及び/又は組織の生長を促進する可能性
又は血栓症のような特定の指示に関して選択しうる。組
織にゆっくり放出される幅広いスペクトルの抗生物質
(ゲンタミンスルフェート、エリトロマイシン又は誘導
されたグリコペプチド)のような抗微生物剤は、手術又
は外傷のサイトにおける臨床的及び準臨床的感染との格
闘を助けるために適用されうる。
外科医療的に有用な物質、たとえば縫合糸を傷又は手術
のサイトに適用する際回復する過程を加速するか又は有
利に修正する物質を含浸させること、あるいは縫合糸に
それらの物質を塗布することも本発明の範囲内である。
たとえば、本明細書中の編組縫合糸には縫合されたサイ
トに付着する治療剤が供給されている。治療剤は抗微生
物性、傷の回復及び/又は組織の生長を促進する可能性
又は血栓症のような特定の指示に関して選択しうる。組
織にゆっくり放出される幅広いスペクトルの抗生物質
(ゲンタミンスルフェート、エリトロマイシン又は誘導
されたグリコペプチド)のような抗微生物剤は、手術又
は外傷のサイトにおける臨床的及び準臨床的感染との格
闘を助けるために適用されうる。
【0046】傷の回復及び/又は組織の生長を促進する
ためには、これらの目的の一方又は双方を果すことが知
られている一種以上の生物学的に活性な物質を本発明の
らせん状編組縫合糸に適用しうる。そのような物質には
数種のヒト生長因子(HGF)のうちのいずれか、マゲ
イニン、血栓症をひきおこす組織又は腎臓プラスミノゲ
ン活性剤、組織を損なう遊離基を掃去する過酸化物ジス
ムターゼ、癌の治療のための腫瘍壊死因子、コロニー刺
激因子、インターフェロン、インターロイキン−2又は
免疫系を増強させるためのその他のリンフォカイン等が
含まれる。
ためには、これらの目的の一方又は双方を果すことが知
られている一種以上の生物学的に活性な物質を本発明の
らせん状編組縫合糸に適用しうる。そのような物質には
数種のヒト生長因子(HGF)のうちのいずれか、マゲ
イニン、血栓症をひきおこす組織又は腎臓プラスミノゲ
ン活性剤、組織を損なう遊離基を掃去する過酸化物ジス
ムターゼ、癌の治療のための腫瘍壊死因子、コロニー刺
激因子、インターフェロン、インターロイキン−2又は
免疫系を増強させるためのその他のリンフォカイン等が
含まれる。
【0047】“ヒト生長因子”すなわち“HGF”とい
う用語は、それ自体を言及した文献及び生物学的に活性
な密接に関連した誘導体を含む文献において公知である
物質を含む。HGFはヒト及びヒト以外、たとえば牛を
含む天然産出源から誘導することができ、好ましくは組
換えDNA技術により製造される。特に、突然変異誘発
要因として活性な、それ自体が傷の回復過程を刺激、加
速、可能化又は増強するのに有効なHGFのうち数種、
たとえばhEGF(ウロガストロン)、TGF−β、I
GF、PDGD、FGF等は本明細書の縫合糸に有効に
適用しうる。これら及びその他の有用なHGF、及び密
接に関連したHGF誘導体、それらを得る方法及び傷の
回復を増強するためにHGFを使用する方法及び組成物
はなかんずく以下の文献にさまざまに開示されている。
米国特許第3,883,497 号、第3,917,824 号、第3,948,87
5 号、第4,338,397 号、第4,418,691 号、第4,528,186
号、第4,621,052 号、第4,743,679 号、第4,717,717
号、第4,861,757 号、第4,874,746 号及び第4,944,948
号、欧州特許願第46,039号、第128,733 号、第131,868
号、第136,490 号、第147,178 号、第150,572 号、第17
7,915 号及び第267,015 号、PCT国際特許願第WO8
3/04030号、第WO85/003698号、第W
O85/01284号及び第WO86/02271号、
英国特許願第GB2,092,155 A号、第2,162,851 A号及
び第GB2,172,890 A号及び、リンチ(Lynch) らによる
J. Clin. Invest.第84巻第640乃至646頁(19
89年8月)記載の“傷の回復における生長因子”とい
う文献。これらの文献はすべて本明細書において参考に
している。公知のHGFのうち、hEGF、TGF−
β、IGF、PDGF及びFGFを単独又は組合せで使
用するのが好ましい。
う用語は、それ自体を言及した文献及び生物学的に活性
な密接に関連した誘導体を含む文献において公知である
物質を含む。HGFはヒト及びヒト以外、たとえば牛を
含む天然産出源から誘導することができ、好ましくは組
換えDNA技術により製造される。特に、突然変異誘発
要因として活性な、それ自体が傷の回復過程を刺激、加
速、可能化又は増強するのに有効なHGFのうち数種、
たとえばhEGF(ウロガストロン)、TGF−β、I
GF、PDGD、FGF等は本明細書の縫合糸に有効に
適用しうる。これら及びその他の有用なHGF、及び密
接に関連したHGF誘導体、それらを得る方法及び傷の
回復を増強するためにHGFを使用する方法及び組成物
はなかんずく以下の文献にさまざまに開示されている。
米国特許第3,883,497 号、第3,917,824 号、第3,948,87
5 号、第4,338,397 号、第4,418,691 号、第4,528,186
号、第4,621,052 号、第4,743,679 号、第4,717,717
号、第4,861,757 号、第4,874,746 号及び第4,944,948
号、欧州特許願第46,039号、第128,733 号、第131,868
号、第136,490 号、第147,178 号、第150,572 号、第17
7,915 号及び第267,015 号、PCT国際特許願第WO8
3/04030号、第WO85/003698号、第W
O85/01284号及び第WO86/02271号、
英国特許願第GB2,092,155 A号、第2,162,851 A号及
び第GB2,172,890 A号及び、リンチ(Lynch) らによる
J. Clin. Invest.第84巻第640乃至646頁(19
89年8月)記載の“傷の回復における生長因子”とい
う文献。これらの文献はすべて本明細書において参考に
している。公知のHGFのうち、hEGF、TGF−
β、IGF、PDGF及びFGFを単独又は組合せで使
用するのが好ましい。
【0048】本発明のらせん状編組縫合糸の好ましい実
施例においては、手術の傷の回復を増強させる量の一種
以上のHGF、キャリヤーとしての一種以上の水溶性液
体ポリヒドロキシ化合物及び/又は前述のようなそれら
のエステルを含む充填組成物を縫合糸に適用する。キャ
リヤー、たとえば特に好ましいグリセロールは貯蔵中に
充填組成物のHGF成分が過度に分解したり生物作用能
を失ったりするのを防ぐ。前述のように、縫合糸が加水
分解を受けやすい吸収性の樹脂から製造される場合に
は、キャリヤーが縫合糸の貯蔵安定性を改良する。キャ
リヤーの流出傾向を低下させるためには、キャリヤーの
他にHGFが前述のものと同様な増粘剤を含みうる。
施例においては、手術の傷の回復を増強させる量の一種
以上のHGF、キャリヤーとしての一種以上の水溶性液
体ポリヒドロキシ化合物及び/又は前述のようなそれら
のエステルを含む充填組成物を縫合糸に適用する。キャ
リヤー、たとえば特に好ましいグリセロールは貯蔵中に
充填組成物のHGF成分が過度に分解したり生物作用能
を失ったりするのを防ぐ。前述のように、縫合糸が加水
分解を受けやすい吸収性の樹脂から製造される場合に
は、キャリヤーが縫合糸の貯蔵安定性を改良する。キャ
リヤーの流出傾向を低下させるためには、キャリヤーの
他にHGFが前述のものと同様な増粘剤を含みうる。
【0049】充填組成物は、HGF成分の傷の回復への
有効性を促進又は増強する一種以上の成分を含みうる。
従って傷のサイトにおけるHGFの有効性を最大にし及
び/又は傷の回復に力を与えるためには、たとえばサイ
ト特定ハイブリッドたん白質を充填組成物中に混合しう
る。たとえば、トムリンソン(Tomlinson) (英国ウエス
トサセックス(West Sussex) のチバ・ガイギー・ファー
マソィティカルズ(Ciba-Geigy Pharmaceuticals))によ
る、マサチューセッツ州ボストンにおいて1989年6
月12〜14日に開かれたシンポジウムに提出された報
文である“治療たんぱく質の選択的放出及び目標達成”
という報文を参照。この報文の内容は本明細書において
参考にしている。HGFはまたキャリヤーたん白質(C
P)と結合して、たとえばCP結合HGFの形で、前述
のシンポジウムにおいて提出されたカリフォルニア州リ
ッチモンドのバイオグロウス・インコーポレーテッド(B
ioGrowth, Inc.) による“たん白質製薬学のキャリヤー
たん白質を基剤とする放出”と題する報文に開示されて
いるように傷のサイトにおけるHGFの有効性を増大さ
せうる。前記文献の内容は本明細書において参考にして
いる。HGFはまたリポソーム中にとりこまれて長期間
にわたって提供しうる。HGFの傷の回復活性を増大さ
せるために乳酸イオンが存在しうる。HGFの保護剤、
たとえばポリエチレングリコール、アセトキシフェノキ
シポリエトキシエタノール、ポリオキシエチレンソルビ
タン、デキストラン、アルブミン、ポリ−D−アラニル
ペプチド及びN−(2−ヒドロキシプロピル)−メタク
リルアミド(HPMA)も使用しうる。
有効性を促進又は増強する一種以上の成分を含みうる。
従って傷のサイトにおけるHGFの有効性を最大にし及
び/又は傷の回復に力を与えるためには、たとえばサイ
ト特定ハイブリッドたん白質を充填組成物中に混合しう
る。たとえば、トムリンソン(Tomlinson) (英国ウエス
トサセックス(West Sussex) のチバ・ガイギー・ファー
マソィティカルズ(Ciba-Geigy Pharmaceuticals))によ
る、マサチューセッツ州ボストンにおいて1989年6
月12〜14日に開かれたシンポジウムに提出された報
文である“治療たんぱく質の選択的放出及び目標達成”
という報文を参照。この報文の内容は本明細書において
参考にしている。HGFはまたキャリヤーたん白質(C
P)と結合して、たとえばCP結合HGFの形で、前述
のシンポジウムにおいて提出されたカリフォルニア州リ
ッチモンドのバイオグロウス・インコーポレーテッド(B
ioGrowth, Inc.) による“たん白質製薬学のキャリヤー
たん白質を基剤とする放出”と題する報文に開示されて
いるように傷のサイトにおけるHGFの有効性を増大さ
せうる。前記文献の内容は本明細書において参考にして
いる。HGFはまたリポソーム中にとりこまれて長期間
にわたって提供しうる。HGFの傷の回復活性を増大さ
せるために乳酸イオンが存在しうる。HGFの保護剤、
たとえばポリエチレングリコール、アセトキシフェノキ
シポリエトキシエタノール、ポリオキシエチレンソルビ
タン、デキストラン、アルブミン、ポリ−D−アラニル
ペプチド及びN−(2−ヒドロキシプロピル)−メタク
リルアミド(HPMA)も使用しうる。
【0050】HGF、キャリヤー及び増粘剤、サイト特
異性ハイブリッドたん白質、キャリヤーたん白質等のよ
うな前述の任意成分の量は幅広く変化することが可能
で、一般的にはそれぞれの機能を有効な方法で果すのに
必要な特定の成分の量以上であろう。公知の方法又は従
来の方法を用いる当業者は特定の充填組成物及びそれら
を充填した特定のらせん状編組縫合糸の各成分の最適量
を容易に決定しうる。
異性ハイブリッドたん白質、キャリヤーたん白質等のよ
うな前述の任意成分の量は幅広く変化することが可能
で、一般的にはそれぞれの機能を有効な方法で果すのに
必要な特定の成分の量以上であろう。公知の方法又は従
来の方法を用いる当業者は特定の充填組成物及びそれら
を充填した特定のらせん状編組縫合糸の各成分の最適量
を容易に決定しうる。
【0051】一般的には、HGFは組成物1g当り約0.
1乃至約25,000μgの量だけ全組成物中に存在しう
る。好ましくは組成物1g当り約0.5乃至約10,000
μg、最も好ましくは組成物1g当り約1乃至約50−
0μg存在しうる。HGFを含む組成物の本発明のらせ
ん状編組縫合糸への適用は適する技術のいずれかによ
り、たとえば貯蔵安定化剤を縫合糸に適用するための前
述の方法のいずれかにより実施しうる。
1乃至約25,000μgの量だけ全組成物中に存在しう
る。好ましくは組成物1g当り約0.5乃至約10,000
μg、最も好ましくは組成物1g当り約1乃至約50−
0μg存在しうる。HGFを含む組成物の本発明のらせ
ん状編組縫合糸への適用は適する技術のいずれかによ
り、たとえば貯蔵安定化剤を縫合糸に適用するための前
述の方法のいずれかにより実施しうる。
【0052】特定の機能性が望ましい場合にはらせん状
編組縫合糸へ一種以上の塗布組成物を適用することも有
利である。たとえば、縫合糸に表面減摩性及び/又は結
節結合特性を改良する物質を塗布しうる。そのような特
性の一方又は双方を与えるのに適する物質には、公知の
手順に従って(1)比較的低分子量のポリアルキレング
リコール、たとえば一般式HO(RO)y H (但し、式中のR
は2乃至4個の炭素原子のアルキレン基であり、yは約
100乃至350の数である)で示されるもの、及びポ
リエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドブロック
コポリマー、たとえば一般式H(OCH2CH2)x (OC3H6) y (C
OH2CH2) z OH(但し、式中のxは約45乃至90の数で
あり、yは約60乃至85の数であってzは約45乃至
90の数である)で示されるものから成る群から選択さ
れるポリエーテルグリコールと(2)ラクチドモノマー
とグリコリドモノマーの混合物又はラクチドとグリコリ
ドの予備成形コポリマーを(1)の(2)に対する割合
が好ましくは約4:1乃至約1:4、更に好ましくは約
2:1乃至約1:2で共重合させることにより得られる
生物吸収性塗布組成物が含まれる。モノマー混合物中又
はこれらのモノマーのコポリマー中におけるラクチドの
グリコリドに対する割合は、好ましくは約65乃至90
モル%のラクチド及び10乃至35モル%のグリコリド
である。生物吸収性塗布組成物の調製に使用しうるポリ
エーテルグリコールは、約3,500乃至25,000、好
ましくは約4,000乃至10,000の分子量を有するポ
リエチレングリコール及び約5,000乃至10,000、
好ましくは約7,500乃至約9,000の分子量を有する
ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドブロッ
クコポリマーを含む。これらは米国特許第2,674,619
号、第3,036,118 号、第4,043,344 号及び第4,047,533
号に開示されており、Pluronics として市販されている
(ビー・エイ・エス・エフ−ワイアンドット(BASF
−Wyandotte)。生物吸収性塗布組成物の調製にラクチド
及びグリコリドの予備成形コポリマーを使用する場合に
は、米国特許第4,523,591 号に記載されているように調
製しうる。たとえば、塗布、浸漬、噴霧又はその他の適
する技術により縫合糸に塗布される生物吸収性塗布組成
物の量は、縫合糸の特定の構成、その寸法及び構成材料
に依存して変化するであろう。一般的には、未充填縫合
糸に塗布される塗布組成物は塗布される縫合糸の約1.0
乃至約3.0重量%であるが、含浸量は約0.5重量%程度
乃至約4.0重量%又はそれ以上でもよい。好ましい充填
(すなわち、貯蔵安定化剤を含む)編組縫合糸について
は、塗布組成物の量は一般的には約0.5乃至2.0%であ
るが、0.2%乃至3.0%でもよい。実際には経済及び一
般的な性能のために、良好な表面減摩性及び/又は結節
結合特性の得られる最少量の塗布組成物を塗布するのが
一般的には好ましく、この量は特定の縫合糸に関して容
易に実験的に決定しうる。
編組縫合糸へ一種以上の塗布組成物を適用することも有
利である。たとえば、縫合糸に表面減摩性及び/又は結
節結合特性を改良する物質を塗布しうる。そのような特
性の一方又は双方を与えるのに適する物質には、公知の
手順に従って(1)比較的低分子量のポリアルキレング
リコール、たとえば一般式HO(RO)y H (但し、式中のR
は2乃至4個の炭素原子のアルキレン基であり、yは約
100乃至350の数である)で示されるもの、及びポ
リエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドブロック
コポリマー、たとえば一般式H(OCH2CH2)x (OC3H6) y (C
OH2CH2) z OH(但し、式中のxは約45乃至90の数で
あり、yは約60乃至85の数であってzは約45乃至
90の数である)で示されるものから成る群から選択さ
れるポリエーテルグリコールと(2)ラクチドモノマー
とグリコリドモノマーの混合物又はラクチドとグリコリ
ドの予備成形コポリマーを(1)の(2)に対する割合
が好ましくは約4:1乃至約1:4、更に好ましくは約
2:1乃至約1:2で共重合させることにより得られる
生物吸収性塗布組成物が含まれる。モノマー混合物中又
はこれらのモノマーのコポリマー中におけるラクチドの
グリコリドに対する割合は、好ましくは約65乃至90
モル%のラクチド及び10乃至35モル%のグリコリド
である。生物吸収性塗布組成物の調製に使用しうるポリ
エーテルグリコールは、約3,500乃至25,000、好
ましくは約4,000乃至10,000の分子量を有するポ
リエチレングリコール及び約5,000乃至10,000、
好ましくは約7,500乃至約9,000の分子量を有する
ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシドブロッ
クコポリマーを含む。これらは米国特許第2,674,619
号、第3,036,118 号、第4,043,344 号及び第4,047,533
号に開示されており、Pluronics として市販されている
(ビー・エイ・エス・エフ−ワイアンドット(BASF
−Wyandotte)。生物吸収性塗布組成物の調製にラクチド
及びグリコリドの予備成形コポリマーを使用する場合に
は、米国特許第4,523,591 号に記載されているように調
製しうる。たとえば、塗布、浸漬、噴霧又はその他の適
する技術により縫合糸に塗布される生物吸収性塗布組成
物の量は、縫合糸の特定の構成、その寸法及び構成材料
に依存して変化するであろう。一般的には、未充填縫合
糸に塗布される塗布組成物は塗布される縫合糸の約1.0
乃至約3.0重量%であるが、含浸量は約0.5重量%程度
乃至約4.0重量%又はそれ以上でもよい。好ましい充填
(すなわち、貯蔵安定化剤を含む)編組縫合糸について
は、塗布組成物の量は一般的には約0.5乃至2.0%であ
るが、0.2%乃至3.0%でもよい。実際には経済及び一
般的な性能のために、良好な表面減摩性及び/又は結節
結合特性の得られる最少量の塗布組成物を塗布するのが
一般的には好ましく、この量は特定の縫合糸に関して容
易に実験的に決定しうる。
【0053】
【実施例】以下の実施例は本発明のらせん状編組縫合糸
の例証である。 実施例1 本発明に従って、寸法2/0のらせん状編組縫合糸を9
0/10重量%のグリコリド−ラクチドコポリマーフィ
ラメントから構成した。縫合糸の全デニールは約130
0であった。縫合糸は1.2デニールのフィラメントを有
する20本の糸から製造した。図1乃至図5の走査電子
顕微鏡写真は種々の倍率の2/0らせん状編組縫合糸を
示す。縫合糸の長軸に関して個々の糸及び繊維が実質的
に平行に配向していることは、それぞれ倍率が50x及
び150xの図1及び図2から明らかである。それぞれ
倍率が150x、200x及び400xの図3、4及び
5に示される縫合糸の横断面図は、縫合糸が実質的に中
空でないことを示し、隣接する糸の間には比較的わずか
しか未充填空間がないことを示す。
の例証である。 実施例1 本発明に従って、寸法2/0のらせん状編組縫合糸を9
0/10重量%のグリコリド−ラクチドコポリマーフィ
ラメントから構成した。縫合糸の全デニールは約130
0であった。縫合糸は1.2デニールのフィラメントを有
する20本の糸から製造した。図1乃至図5の走査電子
顕微鏡写真は種々の倍率の2/0らせん状編組縫合糸を
示す。縫合糸の長軸に関して個々の糸及び繊維が実質的
に平行に配向していることは、それぞれ倍率が50x及
び150xの図1及び図2から明らかである。それぞれ
倍率が150x、200x及び400xの図3、4及び
5に示される縫合糸の横断面図は、縫合糸が実質的に中
空でないことを示し、隣接する糸の間には比較的わずか
しか未充填空間がないことを示す。
【0054】コア成分を有する市販の管状編組縫合糸の
走査電子顕微鏡写真により得られた、それぞれ長さ方向
の図及び横断面図である図6及び図7は、図1乃至図5
に示される固体のらせん状編組縫合糸との比較のために
提供する。2種類の縫合糸の構成のはっきり異なる構造
は明らかであり、容易に認めうる。その独特な構成特性
の結果、本発明のらせん状編組縫合糸は公知の縫合糸と
比較して可撓性及び風合いが有意に改良され、がたつき
及び摩擦抵抗力が低下することが示された。所与の寸法
のらせん状縫合糸においては、標準編組縫合糸、特に現
在市販されている標準編組縫合糸により示される組織の
摩擦抵抗力と比較して実質的に組織の摩擦抵抗力を低下
させうる。そのような場合には、本発明のらせん状編組
縫合糸は匹敵する寸法(デニール)の標準編組縫合糸製
品により示される組織の摩擦抵抗力の60%未満、好ま
しくは40%未満、更に好ましくは20%未満であろ
う。 実施例2 この例は、組織の摩擦抵抗力について3種類の寸法が2
/0の縫合糸と比較する。2種類の縫合糸は表面塗布さ
れた管状編組絹製縫合糸及び表面塗布された管状編組グ
リコリド−ラクチドコポリマー製縫合糸であり、市販さ
れている。第三の縫合糸は、表面塗布されかつ充填され
た固体のらせん状編組グリコリド−ラクチドコポリマー
縫合糸であり、本発明の縫合糸の例である。
走査電子顕微鏡写真により得られた、それぞれ長さ方向
の図及び横断面図である図6及び図7は、図1乃至図5
に示される固体のらせん状編組縫合糸との比較のために
提供する。2種類の縫合糸の構成のはっきり異なる構造
は明らかであり、容易に認めうる。その独特な構成特性
の結果、本発明のらせん状編組縫合糸は公知の縫合糸と
比較して可撓性及び風合いが有意に改良され、がたつき
及び摩擦抵抗力が低下することが示された。所与の寸法
のらせん状縫合糸においては、標準編組縫合糸、特に現
在市販されている標準編組縫合糸により示される組織の
摩擦抵抗力と比較して実質的に組織の摩擦抵抗力を低下
させうる。そのような場合には、本発明のらせん状編組
縫合糸は匹敵する寸法(デニール)の標準編組縫合糸製
品により示される組織の摩擦抵抗力の60%未満、好ま
しくは40%未満、更に好ましくは20%未満であろ
う。 実施例2 この例は、組織の摩擦抵抗力について3種類の寸法が2
/0の縫合糸と比較する。2種類の縫合糸は表面塗布さ
れた管状編組絹製縫合糸及び表面塗布された管状編組グ
リコリド−ラクチドコポリマー製縫合糸であり、市販さ
れている。第三の縫合糸は、表面塗布されかつ充填され
た固体のらせん状編組グリコリド−ラクチドコポリマー
縫合糸であり、本発明の縫合糸の例である。
【0055】3種類の縫合糸の組織摩擦抵抗力の分布
は、動物の筋膜を通る縫合糸を10cmより多少長い距離
だけ引き抜くのに必要な力(kg) のプロットとして図8
に示されている。グラフに示されるように、本発明の基
準に従って構成された編組縫合糸の組織摩擦抵抗力はそ
の他の2種類の編組縫合糸と比較して著しく低下してい
ることが明らかである。 実施例3〜11 これらの例は、生物吸収性物質、たとえば実施例1の縫
合糸の製造に用いた90/10重量%のグリコリド−ラ
クチドコポリマーから製造しうる種々の寸法のらせん状
編組縫合糸を示す。
は、動物の筋膜を通る縫合糸を10cmより多少長い距離
だけ引き抜くのに必要な力(kg) のプロットとして図8
に示されている。グラフに示されるように、本発明の基
準に従って構成された編組縫合糸の組織摩擦抵抗力はそ
の他の2種類の編組縫合糸と比較して著しく低下してい
ることが明らかである。 実施例3〜11 これらの例は、生物吸収性物質、たとえば実施例1の縫
合糸の製造に用いた90/10重量%のグリコリド−ラ
クチドコポリマーから製造しうる種々の寸法のらせん状
編組縫合糸を示す。
【0056】
【表8】
【0057】実施例12〜20 これらの例は、ナイロンフィラメントから製造しうる種
々の寸法のらせん状編組縫合糸を示す。
々の寸法のらせん状編組縫合糸を示す。
【0058】
【表9】
【0059】実施例21〜29 これらの例は、非吸収性ポリエステル、たとえばポリエ
チレンテレフタレート樹脂Dacron(デュポン(DuPont))
から製造しうる種々の寸法のらせん状編組縫合糸を示
す。
チレンテレフタレート樹脂Dacron(デュポン(DuPont))
から製造しうる種々の寸法のらせん状編組縫合糸を示
す。
【0060】
【表10】
【0061】実施例30 この例は、傷の回復を増大させる量のHGF及びキャリ
ヤー/貯蔵安定化剤を含む充填組成物を充填した寸法2
/0のらせん状編組グリコリド−ラクチドコポリマー縫
合糸の例である。グリセロール(278g)、乳酸カル
シウム(43g)及び無菌水(370g)の溶液を調製
する。ヒト生長因子hEGF−51(152.6mg)(マ
サチューセッチ州ホップキントン(Hopkinton) のクリエ
イティブ・バイオモレキュールズ・インコーポレーテッ
ド(Creative Biomolecules, Inc.) )を前記溶液で溶解
させて25ml とし、編組縫合糸充填組成物とする。組
成物を縫合糸塗布装置のシリンジポンプ中に入れる。シ
リンジポンプから一定速度で充填組成物を提供しはじ
め、縫合糸の速度を調整して200mの編組に17ml
の充填組成物を塗布した。編組上のHGFの目標濃度
は、編組1m当り0.52mgすなわち編組1g当り約1.8
mgである。充填後、編組をただちに50°の乾燥カラム
に通す。乾燥後、糸巻に巻いた編組を小さな室にとり出
し、流動乾燥窒素雰囲気下に貯蔵して溶液から水を除去
する。
ヤー/貯蔵安定化剤を含む充填組成物を充填した寸法2
/0のらせん状編組グリコリド−ラクチドコポリマー縫
合糸の例である。グリセロール(278g)、乳酸カル
シウム(43g)及び無菌水(370g)の溶液を調製
する。ヒト生長因子hEGF−51(152.6mg)(マ
サチューセッチ州ホップキントン(Hopkinton) のクリエ
イティブ・バイオモレキュールズ・インコーポレーテッ
ド(Creative Biomolecules, Inc.) )を前記溶液で溶解
させて25ml とし、編組縫合糸充填組成物とする。組
成物を縫合糸塗布装置のシリンジポンプ中に入れる。シ
リンジポンプから一定速度で充填組成物を提供しはじ
め、縫合糸の速度を調整して200mの編組に17ml
の充填組成物を塗布した。編組上のHGFの目標濃度
は、編組1m当り0.52mgすなわち編組1g当り約1.8
mgである。充填後、編組をただちに50°の乾燥カラム
に通す。乾燥後、糸巻に巻いた編組を小さな室にとり出
し、流動乾燥窒素雰囲気下に貯蔵して溶液から水を除去
する。
【0062】前述の記載は多くの特殊例を含むが、これ
らの特殊例は本発明の範囲の限定として解釈すべきでは
なく、単に好ましい実施例の例示として解釈すべきであ
る。当業者は特許請求の範囲により定義される本発明の
範囲及び精神の範囲内の多くのその他の可能な変化を想
像するであろう。
らの特殊例は本発明の範囲の限定として解釈すべきでは
なく、単に好ましい実施例の例示として解釈すべきであ
る。当業者は特許請求の範囲により定義される本発明の
範囲及び精神の範囲内の多くのその他の可能な変化を想
像するであろう。
【図1】本発明によるらせん状編組縫合糸の走査電子顕
微鏡写真(SEM)より得られた倍率50xの長さ方向
の図である。
微鏡写真(SEM)より得られた倍率50xの長さ方向
の図である。
【図2】倍率150xの図1と同様な図である。
【図3】本発明によるらせん状編組縫合糸のSEMより
得られた倍率150xの横断面図である。
得られた倍率150xの横断面図である。
【図4】倍率200xの図3と同様な図である。
【図5】倍率400xの図3と同様な図である。
【図6】コア成分を有する市販の管状編組縫合糸のSE
Mより得られた長さ方向の図である。
Mより得られた長さ方向の図である。
【図7】コア成分を有する市販の管状編組縫合糸のSE
Mより得られた横断面図である。
Mより得られた横断面図である。
【図8】2種類の市販の管状編組縫合糸の組織摩擦抵抗
力と比較したらせん状編組縫合糸のそれのグラフであ
る。
力と比較したらせん状編組縫合糸のそれのグラフであ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるらせん状編組縫合糸の繊維の形状
を示す走査電子顕微鏡(SEM)写真(倍率50)であ
る。
を示す走査電子顕微鏡(SEM)写真(倍率50)であ
る。
【図2】本発明によるらせん状編組縫合糸の繊維の形状
を示すSEM写真(倍率150)である。
を示すSEM写真(倍率150)である。
【図3】本発明によるらせん状編組縫合糸の繊維の形状
を示すSEM断面写真(倍率150)である。
を示すSEM断面写真(倍率150)である。
【図4】本発明によるらせん状編組縫合糸の繊維の形状
を示すSEM断面写真(倍率200)である。
を示すSEM断面写真(倍率200)である。
【図5】本発明によるらせん状編組縫合糸の繊維の形状
を示すSEM断面写真(倍率400)である。
を示すSEM断面写真(倍率400)である。
【図6】コア成分を有する市販の管状編組縫合糸の繊維
の形状を示すSEM写真である。
の形状を示すSEM写真である。
【図7】コア成分を有する市販の管状編組縫合糸の繊維
の形状を示すSEM断面写真である。
の形状を示すSEM断面写真である。
【図8】2種類の市販の管状編組縫合糸の組織摩擦抵抗
力と比較したらせん状編組縫合糸のそれのグラフであ
る。
力と比較したらせん状編組縫合糸のそれのグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イリア コイフマン アメリカ合衆国 コネチカット州 06477 オレンジ マイルズ ロード 420 (72)発明者 マシュー イー ハイン アメリカ合衆国 コネチカット州 06512 ニュー ヘヴン ウッドワード アベニ ュー 24 ユニット 10
Claims (20)
- 【請求項1】 実質的に固体のらせん状編組構成を特徴
とする外科用縫合糸。 - 【請求項2】 前記縫合糸が等しい寸法の標準縫合糸よ
り低い組織のがたつき及び/又は摩擦抵抗力を示す請求
項1記載の縫合糸。 - 【請求項3】 前記縫合糸が等しい寸法の標準縫合糸よ
り高い結節確実性を示す請求項1記載の縫合系。 - 【請求項4】 所与の全縫合糸デニールについて、前記
らせん状編組縫合糸の糸の数及び糸を含む個々のフィラ
メントのデニールが以下の表1: 【表1】 のように相互に関係している請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項5】 所与の全縫合糸デニールについて、前記
らせん状編組縫合糸の糸の数及び糸を含む個々のフィラ
メントのデニールが以下の表2: 【表2】 のように相互に関係している請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項6】 前記縫合系がコアを有する請求項1記載
の縫合糸。 - 【請求項7】 所与の全縫合糸デニールについて、前記
コアの最大デニールが表3: 【表3】 のとおりである請求項6記載の縫合糸。 - 【請求項8】 前記個々のフィラメントが非吸収性物質
から製造されている請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項9】 前記非吸収性物質が綿、絹、ポリアミド
又はポリオレフィンである請求項8記載の縫合糸。 - 【請求項10】 前記個々のフィラメントが生物吸収性
物質から製造されている請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項11】 前記個々のフィラメントが、グリコー
ル酸、グリコリド、乳酸及びラクチドから成る群から選
択された一種以上のモノマーから少くとも一部が誘導さ
れたポリマーから製造されている請求項10記載の縫合
糸。 - 【請求項12】 前記個々のフィラメントが加水分解を
受けやすい物質から製造されており、前記縫合糸が貯蔵
安定化量の少くとも一種以上の水溶性液体ポリヒドロキ
シ化合物及び/又はそれらのエステルを貯蔵安定化剤と
して有する請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項13】 前記水溶性液体ポリヒドロキシ化合物
がグリセロールである請求項12記載の縫合糸。 - 【請求項14】 前記水溶性液体ポリヒドロキシ化合物
が非水性増粘剤と混合されている請求項12記載の縫合
糸。 - 【請求項15】 前記水溶性液体ポリヒドロキシ化合物
が一般式 【化1】 (但し、式中のRは水素又はメチルであり、R′はアル
カリ金属及びアルカリ土類金属から成る群から選択され
た金属であり、nは0又は1である。)で示される飽和
脂肪族ヒドロキシカルボン酸及びそれらの水和物と混合
されている請求項14記載の縫合糸。 - 【請求項16】 前記水溶性液体ポリヒドロキシ化合物
が乳酸カルシウムと混合されている請求項15記載の縫
合糸。 - 【請求項17】 前記グリセロールが乳酸カルシウムと
混合されている請求項13記載の縫合糸。 - 【請求項18】 前記縫合糸の一種以上の機能性を増大
する組成物で前記縫合糸の表面が塗布されている請求項
1記載の縫合糸。 - 【請求項19】 前記縫合糸が少くとも一種の外科医療
的に有用な物質を含む請求項1記載の縫合糸。 - 【請求項20】 前記外科医療的に有用な物質がヒト生
長因子である請求項19記載の縫合糸。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US499173 | 1990-03-26 | ||
| US07/499,173 US5059213A (en) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | Spiroid braided suture |
| US07/569,063 US5181923A (en) | 1990-03-26 | 1990-08-17 | Spiroid braided suture |
| US569063 | 1995-12-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269190A true JPH05269190A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=27053059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3061987A Pending JPH05269190A (ja) | 1990-03-26 | 1991-03-26 | らせん状編組縫合糸 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5181923A (ja) |
| EP (2) | EP0625356B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05269190A (ja) |
| AT (1) | ATE118687T1 (ja) |
| AU (1) | AU633700B2 (ja) |
| CA (1) | CA2037023C (ja) |
| DE (2) | DE69107490T2 (ja) |
| ES (2) | ES2141785T3 (ja) |
| FI (1) | FI911466A7 (ja) |
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