JPH05269846A - 合成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体 - Google Patents
合成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体Info
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- JPH05269846A JPH05269846A JP4071292A JP7129292A JPH05269846A JP H05269846 A JPH05269846 A JP H05269846A JP 4071292 A JP4071292 A JP 4071292A JP 7129292 A JP7129292 A JP 7129292A JP H05269846 A JPH05269846 A JP H05269846A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】生産ラインスピードを低下させることなく、合
成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等のエンボス
加工を施して、外観に優れ且つ表面機能が優れる合成樹
脂製積層体を製造する方法及び合成樹脂製積層体を提供
する。 【構成】合成樹脂製発泡体11上に、合成樹脂製シート
12を押出ラミネートする。ラミネート積層品14を孔
あけ装置15中を通過して、合成樹脂製シート層14に
合成樹脂製発泡体11を貫通しない多数の通孔をあけ
る。この孔あきラミネート積層品を、エンボス装置中を
通過させる。
成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等のエンボス
加工を施して、外観に優れ且つ表面機能が優れる合成樹
脂製積層体を製造する方法及び合成樹脂製積層体を提供
する。 【構成】合成樹脂製発泡体11上に、合成樹脂製シート
12を押出ラミネートする。ラミネート積層品14を孔
あけ装置15中を通過して、合成樹脂製シート層14に
合成樹脂製発泡体11を貫通しない多数の通孔をあけ
る。この孔あきラミネート積層品を、エンボス装置中を
通過させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂製発泡体
に、加飾模様や、滑り止め等のエンボス加工を施した合
成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体に関す
るものである。
に、加飾模様や、滑り止め等のエンボス加工を施した合
成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】オレフィン系樹脂製発泡体等の合成樹脂
製発泡体は、均一微細な気泡を持ち、軽量であり、断熱
性に優れ、緩衝性に富み、積載荷重に耐える等種々の優
れた特性を有しているため優れた素材である。そして、
このような合成樹脂製発泡体は、合成樹脂製フィルムも
しくはシートを積層して、表面の装飾性を高めたり、裏
面の滑り止めを施すことにより、高付加価値の製品とし
て利用されている。
製発泡体は、均一微細な気泡を持ち、軽量であり、断熱
性に優れ、緩衝性に富み、積載荷重に耐える等種々の優
れた特性を有しているため優れた素材である。そして、
このような合成樹脂製発泡体は、合成樹脂製フィルムも
しくはシートを積層して、表面の装飾性を高めたり、裏
面の滑り止めを施すことにより、高付加価値の製品とし
て利用されている。
【0003】このように、合成樹脂製発泡体に合成樹脂
製フィルムもしくはシートなどを積層するには、例え
ば、合成樹脂製発泡体に合成樹脂製フィルムもしくはシ
ートを重ね合わせて熱ラミネートとエンボス加工とを同
時に行うか、又は、合成樹脂製発泡体の表面に一旦合成
樹脂製フィルムもしくはシートを押出しコーティングも
しくは加熱積層しておいて、これを加熱してエンボス加
工を施す方法が採用されている。
製フィルムもしくはシートなどを積層するには、例え
ば、合成樹脂製発泡体に合成樹脂製フィルムもしくはシ
ートを重ね合わせて熱ラミネートとエンボス加工とを同
時に行うか、又は、合成樹脂製発泡体の表面に一旦合成
樹脂製フィルムもしくはシートを押出しコーティングも
しくは加熱積層しておいて、これを加熱してエンボス加
工を施す方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンボス加
工時、合成樹脂製発泡体の表面は加熱及び加圧によって
破泡し易く、特に高温で急激に加熱するとより破泡し易
く、この破泡により気泡が合成樹脂製フィルムもしくは
シートとの間にたまって膨れが発生したり、連続的にエ
ンボス加工を行う場合には、ミミズ状の空気溜まりが発
生して、製品の外観及び性能を著しく阻害し、製品の価
値が減殺されてしまう。
工時、合成樹脂製発泡体の表面は加熱及び加圧によって
破泡し易く、特に高温で急激に加熱するとより破泡し易
く、この破泡により気泡が合成樹脂製フィルムもしくは
シートとの間にたまって膨れが発生したり、連続的にエ
ンボス加工を行う場合には、ミミズ状の空気溜まりが発
生して、製品の外観及び性能を著しく阻害し、製品の価
値が減殺されてしまう。
【0005】そのため、実際の積層生産ラインにおいて
は、熱容量を小さくして合成樹脂製発泡体の搬送速度を
低くすることにより加熱を抑えること、すなわち生産ス
ピードを落とすことにより、合成樹脂製発泡体の表面の
破泡現象の発生を抑えていた。
は、熱容量を小さくして合成樹脂製発泡体の搬送速度を
低くすることにより加熱を抑えること、すなわち生産ス
ピードを落とすことにより、合成樹脂製発泡体の表面の
破泡現象の発生を抑えていた。
【0006】特に、発泡倍率の高い合成樹脂製発泡体ほ
どエンボス加工時に破泡し易く、生産スピードを著しく
低下しなければならなかったり、十分な融着強度が得ら
れなかった。例えば、オレフィン系樹脂架橋発泡体では
発泡倍率が30倍以上になると、生産スピードを落とし
加熱を抑えても完全に破泡を防ぐことができず、外観の
優れた加飾模様や、滑り止めの機能を充分に備えた合成
樹脂製積層体を製造することができないという問題点が
あった。
どエンボス加工時に破泡し易く、生産スピードを著しく
低下しなければならなかったり、十分な融着強度が得ら
れなかった。例えば、オレフィン系樹脂架橋発泡体では
発泡倍率が30倍以上になると、生産スピードを落とし
加熱を抑えても完全に破泡を防ぐことができず、外観の
優れた加飾模様や、滑り止めの機能を充分に備えた合成
樹脂製積層体を製造することができないという問題点が
あった。
【0007】本発明は、上記の如き従来の方法の問題点
を解消し、生産ラインスピードを低下させることなく、
合成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等のエンボ
ス加工を施して、外観が優れ且つ表面機能が優れる合成
樹脂製積層体を製造する方法及び合成樹脂製積層体を提
供するものである。
を解消し、生産ラインスピードを低下させることなく、
合成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等のエンボ
ス加工を施して、外観が優れ且つ表面機能が優れる合成
樹脂製積層体を製造する方法及び合成樹脂製積層体を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂製積層
体の製造方法は、合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製
フィルムもしくはシートを積層し、該合成樹脂製フィル
ムもしくはシート面から合成樹脂製発泡体を貫通しない
多数の孔を穿設し、その後合成樹脂製フィルムもしくは
シートの積層面をエンボス加工する方法である。
体の製造方法は、合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製
フィルムもしくはシートを積層し、該合成樹脂製フィル
ムもしくはシート面から合成樹脂製発泡体を貫通しない
多数の孔を穿設し、その後合成樹脂製フィルムもしくは
シートの積層面をエンボス加工する方法である。
【0009】本発明の合成樹脂製積層体は、合成樹脂製
発泡体の表面に合成樹脂製フィルムもしくはシートが積
層され、該合成樹脂製フィルムもしくはシート面から合
成樹脂製発泡体を貫通しない多数の孔が穿設され、上記
合成樹脂製フィルムもしくはシートの積層面にエンボス
加工が施されてなるものである。
発泡体の表面に合成樹脂製フィルムもしくはシートが積
層され、該合成樹脂製フィルムもしくはシート面から合
成樹脂製発泡体を貫通しない多数の孔が穿設され、上記
合成樹脂製フィルムもしくはシートの積層面にエンボス
加工が施されてなるものである。
【0010】本発明において、合成樹脂製発泡体として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体
のオレフィン系樹脂、軟質ポリ塩化ビニル等の材質から
なる合成樹脂製発泡体が挙げられる。特に、オレフィン
系樹脂製発泡体が好適に用いられる。本発明において、
合成樹脂製フィルムもしくはシートとしては、例えば、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン─酢酸ビニル
共重合体(EVA)、ポリメチルメタクリレート(PM
MA)等の熱可塑性樹脂やオレフィン系のエラストマー
(TPO)等からなる軟質樹脂製フィルムもしくはシー
ト等が好適に使用される。
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体
のオレフィン系樹脂、軟質ポリ塩化ビニル等の材質から
なる合成樹脂製発泡体が挙げられる。特に、オレフィン
系樹脂製発泡体が好適に用いられる。本発明において、
合成樹脂製フィルムもしくはシートとしては、例えば、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン─酢酸ビニル
共重合体(EVA)、ポリメチルメタクリレート(PM
MA)等の熱可塑性樹脂やオレフィン系のエラストマー
(TPO)等からなる軟質樹脂製フィルムもしくはシー
ト等が好適に使用される。
【0011】本発明において、合成樹脂製フィルムもし
くはシートが合成樹脂製発泡体に積層された後、該合成
樹脂製発泡体を貫通しない多数の通孔があけられてい
る。通孔の径としては、例えば、0.1〜1.0mmが
好ましく、0.3〜0.8mmが特に好ましいが、特に
この範囲に限定されるものではない。通孔の間隔として
は、例えば、5〜10mmが好ましいが、特にこの範囲
に限定されるものではない。通孔の配列としては、例え
ば、千鳥状や格子状に設けるのが好ましいが、特に、こ
の配列に限定されるものではない。
くはシートが合成樹脂製発泡体に積層された後、該合成
樹脂製発泡体を貫通しない多数の通孔があけられてい
る。通孔の径としては、例えば、0.1〜1.0mmが
好ましく、0.3〜0.8mmが特に好ましいが、特に
この範囲に限定されるものではない。通孔の間隔として
は、例えば、5〜10mmが好ましいが、特にこの範囲
に限定されるものではない。通孔の配列としては、例え
ば、千鳥状や格子状に設けるのが好ましいが、特に、こ
の配列に限定されるものではない。
【0012】合成樹脂製フィルムもしくはシートを合成
樹脂製発泡体に積層しておいて、これらを針ロール等を
備えた孔あけ装置を通過させることにより、合成樹脂製
フィルムもしくはシートを貫通し、合成樹脂製発泡体
に、ある程度の深さに達するが貫通しない孔を設けるこ
とができる。
樹脂製発泡体に積層しておいて、これらを針ロール等を
備えた孔あけ装置を通過させることにより、合成樹脂製
フィルムもしくはシートを貫通し、合成樹脂製発泡体
に、ある程度の深さに達するが貫通しない孔を設けるこ
とができる。
【0013】本発明において、合成樹脂製発泡体に合成
樹脂製フィルムもしくはシートを積層する方法として
は、合成樹脂製発泡体に合成樹脂製フィルムもしくはシ
ートを押出ラミネートする方法、合成樹脂製発泡体に合
成樹脂製フィルムもしくはシートを重ね合わせて加熱圧
着して熱ラミネートする方法等が適宜選択される。
樹脂製フィルムもしくはシートを積層する方法として
は、合成樹脂製発泡体に合成樹脂製フィルムもしくはシ
ートを押出ラミネートする方法、合成樹脂製発泡体に合
成樹脂製フィルムもしくはシートを重ね合わせて加熱圧
着して熱ラミネートする方法等が適宜選択される。
【0014】本発明において、エンボス加工の方法とし
ては、例えば、合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製フ
ィルムもしくはシートを積層し、積層と同時又は積層後
に、これらをエンボスロール等を備えたエンボス加工装
置を通過させることにより、合成樹脂製フィルムもしく
はシートの方の面を加熱加圧下に、エンボス加工する方
法等が適宜選択される。
ては、例えば、合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製フ
ィルムもしくはシートを積層し、積層と同時又は積層後
に、これらをエンボスロール等を備えたエンボス加工装
置を通過させることにより、合成樹脂製フィルムもしく
はシートの方の面を加熱加圧下に、エンボス加工する方
法等が適宜選択される。
【0015】本発明において、エンボス加工により、合
成樹脂製積層体にエンボスされる形態としては、例え
ば、表面に賦形される幾何学模様や柄模様等の加飾模様
や、裏面に賦形される多数の格子状配列の凸部や多数の
千鳥状配列の円盤状の凸部等の滑り止め等が挙げられ
る。
成樹脂製積層体にエンボスされる形態としては、例え
ば、表面に賦形される幾何学模様や柄模様等の加飾模様
や、裏面に賦形される多数の格子状配列の凸部や多数の
千鳥状配列の円盤状の凸部等の滑り止め等が挙げられ
る。
【0016】本発明方法においては、上記の積層工程に
おいて、合成樹脂製発泡体と合成樹脂製フィルムもしく
はシート間に必要に応じて感熱性接着剤などの接着剤を
介在させてもよい。
おいて、合成樹脂製発泡体と合成樹脂製フィルムもしく
はシート間に必要に応じて感熱性接着剤などの接着剤を
介在させてもよい。
【0017】本発明により得られる合成樹脂製積層体と
しては、例えば、表面に加飾模様が施されたり、裏面に
滑り止め等が施された風呂マットや屋外用敷物等が挙げ
られる。
しては、例えば、表面に加飾模様が施されたり、裏面に
滑り止め等が施された風呂マットや屋外用敷物等が挙げ
られる。
【0018】
【作用】本発明の合成樹脂製積層体の製造方法は、エン
ボス加工前の合成樹脂製フィルムもしくはシートと合成
樹脂製発泡体との積層体に多数の通孔を設け、その後に
合成樹脂製フィルムもしくはシートの積層面をエンボス
加工するので、その際に、合成樹脂製発泡体の表面が加
熱及び加圧によって破泡しても、この破泡により発生す
る気泡が合成樹脂製フィルムもしくはシートの通孔を通
じて外方に放出されるので、膨れが発生したり、連続的
にエンボス加工を行う場合に、ミミズ状の空気溜まりが
発生することなく、その外観及び性能を著しく阻害させ
ることがない。又、生産ラインスピードを低下させるこ
となく、合成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等
のエンボス加工を施して、外観に優れ且つ表面機能が優
れる合成樹脂製積層体を製造することができる。
ボス加工前の合成樹脂製フィルムもしくはシートと合成
樹脂製発泡体との積層体に多数の通孔を設け、その後に
合成樹脂製フィルムもしくはシートの積層面をエンボス
加工するので、その際に、合成樹脂製発泡体の表面が加
熱及び加圧によって破泡しても、この破泡により発生す
る気泡が合成樹脂製フィルムもしくはシートの通孔を通
じて外方に放出されるので、膨れが発生したり、連続的
にエンボス加工を行う場合に、ミミズ状の空気溜まりが
発生することなく、その外観及び性能を著しく阻害させ
ることがない。又、生産ラインスピードを低下させるこ
となく、合成樹脂製発泡体に、加飾模様や、滑り止め等
のエンボス加工を施して、外観に優れ且つ表面機能が優
れる合成樹脂製積層体を製造することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明方法を実施例により図面を参照
して説明する。図1は発明の一実施例を前半の工程を示
す説明図、図2はその後半の工程を示す説明図である。
して説明する。図1は発明の一実施例を前半の工程を示
す説明図、図2はその後半の工程を示す説明図である。
【0020】図1において、11は原反としての合成樹
脂製発泡体である。12は原反としての合成樹脂製シー
トである。合成樹脂製発泡体11上に、押出成形された
合成樹脂製シート12が重ね合わされ、ラミネート用2
本ロール131を通過させた後、冷却用2本ロール13
2を通過させて、合成樹脂製発泡体層141上に合成樹
脂製シート層142がラミネートされたラミネート積層
品14を成形する。
脂製発泡体である。12は原反としての合成樹脂製シー
トである。合成樹脂製発泡体11上に、押出成形された
合成樹脂製シート12が重ね合わされ、ラミネート用2
本ロール131を通過させた後、冷却用2本ロール13
2を通過させて、合成樹脂製発泡体層141上に合成樹
脂製シート層142がラミネートされたラミネート積層
品14を成形する。
【0021】冷却用2本ロール13を通過したラミネー
ト積層品14を、引き続いて、針ロール151とバック
アップロール152とからなる孔あけ装置15を通過さ
せることにより、合成樹脂製シート層142に通孔をあ
けるとともに、その通孔に連通し合成樹脂製発泡体層1
41に表面からある程度の深さまで達するが裏面にまで
は貫通しない孔をあけて、孔あきラミネート積層品14
´を作成し、これを一旦巻き取る。
ト積層品14を、引き続いて、針ロール151とバック
アップロール152とからなる孔あけ装置15を通過さ
せることにより、合成樹脂製シート層142に通孔をあ
けるとともに、その通孔に連通し合成樹脂製発泡体層1
41に表面からある程度の深さまで達するが裏面にまで
は貫通しない孔をあけて、孔あきラミネート積層品14
´を作成し、これを一旦巻き取る。
【0022】この孔あきラミネート積層品14´は、孔
があけられた合成樹脂製発泡体層141上に、通孔が孔
に連通するように通孔があけられた合成樹脂製シート層
142がラミネートされた構造となっている。
があけられた合成樹脂製発泡体層141上に、通孔が孔
に連通するように通孔があけられた合成樹脂製シート層
142がラミネートされた構造となっている。
【0023】次に、図2に示す如く、孔があけられたラ
ミネート積層品14´を巻き出し、通孔があけられた合
成樹脂製シート層142の面を、ヒーター16により加
熱する。次いで、この孔あきラミネート積層品14´
を、外周面に凹凸のエンボス模様が設けられたエンボス
ロール171とバックアップロール172とからなるエ
ンボス装置17中を、通孔があけられた合成樹脂製シー
ト層142の面をエンボスロール171の方に向けるよ
うにして通過させる。
ミネート積層品14´を巻き出し、通孔があけられた合
成樹脂製シート層142の面を、ヒーター16により加
熱する。次いで、この孔あきラミネート積層品14´
を、外周面に凹凸のエンボス模様が設けられたエンボス
ロール171とバックアップロール172とからなるエ
ンボス装置17中を、通孔があけられた合成樹脂製シー
ト層142の面をエンボスロール171の方に向けるよ
うにして通過させる。
【0024】この際、孔があけられた合成樹脂製発泡体
層142の表面が加熱及び加圧によって破泡しても、こ
の破泡により発生する気泡が通孔があけられた合成樹脂
製シート層142の通孔を通じて外方に放出されるの
で、膨れが発生したり、連続的にエンボス加工を行う場
合に、ミミズ状の空気溜まりが発生して、その外観及び
性能を阻害させることがない。
層142の表面が加熱及び加圧によって破泡しても、こ
の破泡により発生する気泡が通孔があけられた合成樹脂
製シート層142の通孔を通じて外方に放出されるの
で、膨れが発生したり、連続的にエンボス加工を行う場
合に、ミミズ状の空気溜まりが発生して、その外観及び
性能を阻害させることがない。
【0025】そして、図3に示す如く、合成樹脂製発泡
体層141層に凹凸模様が賦形され、その凹凸模様上に
合成樹脂製シート層142が凹凸模様に沿って固着され
た状態の、エンボス加工が施された合成樹脂製積層体を
得る。これを、適宜巻取機にて大巻きに巻き取り、二次
加工用に供する。
体層141層に凹凸模様が賦形され、その凹凸模様上に
合成樹脂製シート層142が凹凸模様に沿って固着され
た状態の、エンボス加工が施された合成樹脂製積層体を
得る。これを、適宜巻取機にて大巻きに巻き取り、二次
加工用に供する。
【0026】実施例 原反の合成樹脂製発泡体11として、厚さ8mm、発泡
倍率40倍の架橋ポリエチレンフォームを用いたこと、
原反の合成樹脂製シート12として、厚さ100μmの
PMMA製シートを用いたこと、孔あけ装置15によ
り、合成樹脂製シート層142に、通孔の間隔が5mm
であって、その通孔間の中間に更に1個の通孔が設けら
れた如き千鳥状に配列し、孔径が0.7mmの通孔をあ
けたこと、その通孔に連通し合成樹脂製発泡体層141
に表面から約2mmの深さまで達する孔をあけたこと以
外は、図1及び図2を参照して説明した工程に従って、
図3に示す如き、裏面に千鳥状の凸部が多数設けられた
滑り止め用のエンボス加工を施した風呂用マットを得
た。
倍率40倍の架橋ポリエチレンフォームを用いたこと、
原反の合成樹脂製シート12として、厚さ100μmの
PMMA製シートを用いたこと、孔あけ装置15によ
り、合成樹脂製シート層142に、通孔の間隔が5mm
であって、その通孔間の中間に更に1個の通孔が設けら
れた如き千鳥状に配列し、孔径が0.7mmの通孔をあ
けたこと、その通孔に連通し合成樹脂製発泡体層141
に表面から約2mmの深さまで達する孔をあけたこと以
外は、図1及び図2を参照して説明した工程に従って、
図3に示す如き、裏面に千鳥状の凸部が多数設けられた
滑り止め用のエンボス加工を施した風呂用マットを得
た。
【0027】得られた風呂用マットは、一面に千鳥状の
凸部が設けられた滑り止め用のエンボス加工を施した部
分には、エンボス加工時の脹らみの発生やミミズ状の空
気溜まりがなく、外観が良好でシャープなエンボス柄が
賦形され、且つ被覆層が強固に積層されたものであっ
た。
凸部が設けられた滑り止め用のエンボス加工を施した部
分には、エンボス加工時の脹らみの発生やミミズ状の空
気溜まりがなく、外観が良好でシャープなエンボス柄が
賦形され、且つ被覆層が強固に積層されたものであっ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明の合成樹脂製積層体の製造方法
は、上記の如き構成とされているので、膨れが発生した
り、ミミズ状の空気溜まりが発生して、その外観及び性
能を著しく阻害させることがなく、生産ラインスピード
を低下させることなく、合成樹脂製発泡体に、加飾模様
や、滑り止め等のエンボス加工を施して、外観に優れ且
つ表面機能が優れる合成樹脂製積層体を製造することが
できる。
は、上記の如き構成とされているので、膨れが発生した
り、ミミズ状の空気溜まりが発生して、その外観及び性
能を著しく阻害させることがなく、生産ラインスピード
を低下させることなく、合成樹脂製発泡体に、加飾模様
や、滑り止め等のエンボス加工を施して、外観に優れ且
つ表面機能が優れる合成樹脂製積層体を製造することが
できる。
【0029】
【図1】本発明の一実施例を前半の工程を示す説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施例の後半の工程を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の合成樹脂製積層体を示す断面図であ
る。
る。
11,241 合成樹脂製発泡体 12,21 合成樹脂製シート 14 ラミネート積層品 15 孔あけ装置 131 ラミネート用2本ロール 132 冷却用2本ロール 141 合成樹脂製発泡体層 142 合成樹脂製シート層 151 孔あけロール 171 エンボスロール 2 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製フ
ィルムもしくはシートを積層し、該合成樹脂製フィルム
もしくはシート面から合成樹脂製発泡体を貫通しない多
数の孔を穿設し、その後合成樹脂製フィルムもしくはシ
ートの積層面をエンボス加工することを特徴とする合成
樹脂製積層体の製造方法。 - 【請求項2】 合成樹脂製発泡体の表面に合成樹脂製フ
ィルムもしくはシートが積層され、該合成樹脂製フィル
ムもしくはシート面から合成樹脂製発泡体を貫通しない
多数の孔が穿設され、上記合成樹脂製フィルムもしくは
シートの積層面にエンボス加工が施されてなる合成樹脂
製積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071292A JPH05269846A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 合成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071292A JPH05269846A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 合成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269846A true JPH05269846A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13456469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4071292A Pending JPH05269846A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 合成樹脂製積層体の製造方法及び合成樹脂製積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05269846A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478720B1 (ko) * | 2002-09-27 | 2005-03-24 | 이형승 | 가두리 양식장용 발판의 제조방법 및 그 구조 |
| JP2009525043A (ja) * | 2006-02-03 | 2009-07-09 | レイナルズ・インターナショナル・ホールディング・ベスローテン・フェンノートシャップ | 食材を生地に塗布するための絞り袋 |
| CN107804001A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-16 | 汕头市三马塑胶制品有限公司 | 发泡片材表面淋膜的生产方法 |
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1992
- 1992-03-27 JP JP4071292A patent/JPH05269846A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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