JPH05270330A - 車両用電源装置 - Google Patents

車両用電源装置

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JPH05270330A
JPH05270330A JP4066505A JP6650592A JPH05270330A JP H05270330 A JPH05270330 A JP H05270330A JP 4066505 A JP4066505 A JP 4066505A JP 6650592 A JP6650592 A JP 6650592A JP H05270330 A JPH05270330 A JP H05270330A
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alternator
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発電機が異常時にも、負荷に電力供給できる装
置を提供する。 【構成】車両に搭載されるエンジン2と、このエンジン
2を駆動源に高定格電圧を発電する発電装置50が設けら
れている。この発電装置50は、油圧装置10とオルタネー
タ1から構成されている。オルタネータ1の出力端子に
はブロアモータ3と電圧変換器20が接続されている。こ
の電圧変換器20は高電圧から低電圧への変換を行う第1
コンバータと、低電圧から高電圧への変換を行う第2コ
ンバータからなり、このどちらか一方のコンバータが選
択される。この電圧変換器20の低電圧側の出力端子に
は、電圧変換器20の出力により充電される12Vバッテリ
5が接続され、更にこの12Vバッテリ5の出力端子には
ヘッドランプ6が接続されている。異常検出装置13はオ
ルタネータ1の異常を検出して、異常検出時に、前記第
2コンバータを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用電源装置に関す
る。特に、高定格電圧電源と低定格電圧電源を有するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近来、車両に搭載される負荷で、より高
電圧を供給して動作させたほうがその動作効率の良いも
のが増えてきている。このような負荷に電力を供給する
電源装置を図12を用いて説明する。
【0003】1は48Vの定格電圧を有する直流出力のオ
ルタネータであり、電圧調整機を内蔵している。このオ
ルタネータ1はエンジン2の出力軸とプーリ及びベルト
を介して回転することによって発電する。このオルタネ
ータ1は後記する負荷3に48Vの電圧を供給するため
に、オルタネータ1の端子間では約60Vの電圧を発電し
ている。
【0004】3はエアコンのブロアモータ(高電圧側負
荷)であり、スイッチ7を介していて、このスイッチ7
を運転者または同乗者が操作して、スイッチ7が閉じる
ことにより、オルタネータ1で発電される48Vの電力が
供給されて動作する。
【0005】4は電圧変換器であって1チップの半導体
で構成され、オルタネータ1で発電された48Vの電圧を
12Vの電圧に変換する。
【0006】5は定格電圧が12Vのバッテリであり、オ
ルタネータ1で発電された48Vの電圧が電圧変換器4に
よって12Vの電圧に変換されて充電される。
【0007】6はヘッドランプ(低電圧側負荷)でスイ
ッチ8を介して電圧変換器4の出力から12Vの電力が供
給されて動作する。このヘッドランプ6はそのランプの
フィラメントが48Vといった高電圧を印加すると焼き切
れてしまうことがあるため、12Vの電力を供給してい
る。またこのヘッドランプ6は、通常はオルタネータ1
によって発電された48Vの電圧が電圧変換器4で12Vの
電圧に変換され、12Vの電圧が印加されて動作するが、
このオルタネータ1からの電力だけでは充分な電力が供
給できないときには12Vバッテリ5からも電力が供給さ
れる。
【0008】このようにオルタネータ1により12Vバッ
テリ5を充電すると共にブロアモータ3及び電圧変換器
4を介してヘッドランプ6へと電力を供給していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用電源装置においては、ブロアモータ(高電圧
側負荷)への電力供給をオルタネータのみで行う構成と
なっていたために、エンジンまたはオルタネータに異常
が発生し、オルタネータが正常に動作しなくなった場合
には、ブロアモータ等の高電圧側負荷への電力供給が行
えなくなってしまい、ブロアモータ等の高電圧側負荷が
停止し、車両の快適性を損なう恐れがあった。
【0010】本発明はオルタネータが正常に動作しなく
なった場合においても、高電圧側負荷に電力供給できる
車両用電源装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を図1に示
すクレーム対応図を参照して説明する。
【0012】まず、第1の発明について説明する。
【0013】2は車両に搭載されるエンジンで、このエ
ンジン2を駆動源として高定格電圧を発電する発電機50
が接続されている。
【0014】この発電機50の出力端子には第1の負荷3
が接続されている。
【0015】また5は低電圧二次電池であり、この低電
圧二次電池5の出力端子には第2の負荷6が接続されて
いる。
【0016】20は電圧変換器で、発電機50の出力端子に
接続される第1の端子15と、低電圧二次電池5に接続さ
れる第2の端子16を有して、第1の端子15に入力される
電圧を低電圧に変換して、第2の端子に出力する第1電
圧変換手段17と、第2の端子16に入力される電圧を高電
圧に変換して第1の端子15に出力する第2電圧変換手段
18とを有して、第1の信号が入力されたときに第1電圧
変換手段17から第2電圧変換手段18へと切り換える。
【0017】13は異常検出手段であって、発電機50の異
常を検出して、この異常を検出したときには、第1の信
号を電圧変換器20に出力する。
【0018】また第2の発明においては、第1の発明に
おける発電機50を、エンジン2を駆動源に回転されて、
エンジンの回転数に関わらずに一定回転を出力する駆動
手段10と、この駆動手段10の出力によって、一定回転で
高定格電圧を発電するオルタネータとから構成した。
【0019】
【作用】上記構成より車両用電源装置を構成したため、
通常は発電機50で発電した高電圧を電圧変換手段20の第
1電圧変換手段17で低電圧に変換して、第2の負荷6に
供給する。
【0020】ここで異常検出手段13で発電機50に異常が
発生したと検出したときに、電圧変換器20の第2電圧変
換手段18で低電圧からの高電圧への変換を行い、低電圧
二次電池5の電力が第1の負荷へと、電圧変換器20で低
電圧から高電圧へと変換されて第2の負荷に供給される
ようになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図2〜8を用い
て説明する。
【0022】まず図2を用いて構成を説明する。
【0023】2は車両等に設けられているエンジンであ
り、このエンジン2によって油圧装置10(詳しくは後述
する)が回転する。1は48Vの定格電圧を有する直流出
力のオルタネータであって、油圧装置10の回転によって
オルタネータ1が回転して発電する。このオルタネータ
1は後記する負荷3に48Vの電圧を供給するために、こ
のオルタネータ1の端子間で約60Vの電圧を発電してい
る。このオルタネータ1と油圧装置10を発電装置50と規
定する。
【0024】3はエアコンのブロアモータであり、スイ
ッチ7を介していて、このスイッチ7を運転者または同
乗者が操作して、スイッチ7が閉じることにより、オル
タネータ1で発電される48Vの電力が供給されて動作す
る。
【0025】20は電圧変換器であり、48Vの電圧を12V
の電圧に変換する第1コンバータ17と、12Vの電圧を48
Vの電圧に変換する第2コンバータ18と、この変換方向
の切換を行うリレー15、16とから構成され、詳しくは後
述する。
【0026】5は定格電圧が12Vのバッテリであり、電
圧変換器20によってオルタネータ1で発電された48Vの
電圧が12Vの電圧に変換されて充電される。
【0027】6はヘッドランプでスイッチ8を介して電
圧変換器20の出力から12Vの電力が供給されて動作す
る。このヘッドランプ6はそのランプのフィラメントが
48Vといった高電圧を印加すると焼き切れてしまうこと
があり、12Vの電力を供給している。またこのヘッドラ
ンプ6は、通常はオルタネータ1によって発電された48
Vの電圧が電圧変換器20で12Vの電圧に変換され、12V
の電圧が印加されて動作するが、このオルタネータ1か
らの電力だけでは充分な電力が供給できないときには12
Vバッテリ5からも電力が供給される。
【0028】13は異常検出装置であり、この異常検出装
置13には油圧装置10の吐出流量Qを示す吐出流量信号11
と、エンジン2の回転数Nを示すエンジン回転数信号12
が入力されて、この吐出流量信号11とエンジン回転数信
号12に応じて電圧変換器20へ入出力切換信号14を出力す
る。
【0029】また21は表示装置で、異常検出装置13から
入出力切換信号14が電圧変換器20に出力されると、表示
信号22が表示装置21に入力されて、現在の12Vバッテリ
5の残存容量と負荷の使用状況から図示しない演算装置
によって今後の走行可能距離、走行可能時間が算出され
て、この距離及び時間を表示する。
【0030】次に図3を用いて油圧装置10について説明
する。
【0031】油圧ポンプ25はエンジン2に接続されて、
エンジン2の回転によってオイルパン27内の油を汲み上
げて、この油を油圧モータ26へと供給する。この供給さ
れた油によって油圧モータ26が回転して、この回転によ
ってオルタネータ1が回転して電力を発電する。油圧モ
ータ26へ供給された油は油圧モータ26を回転させると再
びオイルパン27へと吐き出される。
【0032】このとき図4に示すようにエンジン2の回
転数Nが一定値b以上になると、油圧ポンプ25から油圧
モータ26へと吐出する油の吐出流量Qが一定値aとな
る。従って、エンジン2の回転数Nがb以上の回転数に
なると油圧モータ26の回転が一定となるので、オルタネ
ータ1の回転も一定回転になる。
【0033】次に図5及び図6を用いて電圧変換器20の
動作について説明する。
【0034】電圧変換器20は第1コンバータ17、第2コ
ンバータ18及びリレー15、16から構成されている。第1
コンバータ17は48Vの電圧を12Vの電圧に変換し、第2
コンバータ18は12Vの電圧を48Vの電圧に変換する。ま
たリレー15、16は入出力切換信号14が入力されると接点
が切り換わる(図面において○→●)ようになってい
る。リレー15、16において○が接しているときは、第1
コンバータ17が選択されてA点からの48Vの電圧が第1
コンバータ17で12Vに変換されてB点へと出力される。
またリレー15、16において●が接しているときは、第2
コンバータ18が選択されてB点からの12Vの電圧が第2
コンバータ18で48Vに変換されてA点へと出力される。
この電圧変換器20は通常は第1コンバータ17が選択され
て、A点の48Vの電圧を12Vの電圧に変換してB点へと
出力しているが、異常検出装置13から入出力切換信号14
が入力されたときにのみリレー15、16の接点を切換え
て、第2コンバータ18を選択してB点の12Vの電圧を48
Vの電圧に変換してA点へと出力する。
【0035】図6に電圧変換器20の回路図の一例を示
す。
【0036】第1コンバータ17及び第2コンバータ18は
基本的な構成は同一である。異なる部分は巻線の巻数値
及びトランジスタの特性等である。
【0037】第1コンバータ17を例に説明を行うと、A
点からリレー15を介して入力された48Vの直流電圧は、
トランジスタのスイッチング動作によって変圧器の二次
側の巻線に方形波の交流電圧として出力される。この交
流電圧をダイオードで整流、平滑して12Vの直流電圧が
得られ、この直流電圧がリレー16を介してB点へと出力
される。第2コンバータ18も同様に、12Vの電圧が発
振、変圧、整流、平滑されて48Vの電圧へと変換されて
出力される。
【0038】次に本実施例の動作を説明する。
【0039】まず、通常時の動作について説明する。
【0040】オルタネータ1は油圧装置10を介してエン
ジン2の回転によって48Vの電力を発電している。この
オルタネータ1によって発電した48Vの電力はスイッチ
7を介してブロアモータ3に供給されて、スイッチ7が
運転者や同乗者の操作によって閉じられることによって
ブロアモータ3は動作する。またオルタネータ1で発電
した48Vの電圧は第1コンバータ17が選択されている電
圧変換器20で12Vの電圧に変換されて、12Vバッテリ5
を充電すると共にスイッチ8を介してヘッドランプ6へ
と供給される。
【0041】また異常検出装置13には油圧装置10の吐出
流量Q、詳しくは図3に示す油圧ポンプ25から油圧モー
タ26へ吐出される油の流量を示す吐出流量信号11とエン
ジン回転数Nを示すエンジン回転数信号12が入力されて
いる。
【0042】いまここで異常検出装置13において吐出流
量信号11とエンジン回転数信号12との関係が図4に示す
特性から外れたとき、即ちエンジン回転数Nがb以上の
回転を示しているにも関わらず吐出流量Qが設定値aに
達しない(a未満)のときに発電装置50に異常が発生し
たと判断して、設定通りの発電を行うことができなくな
ったと判断する。
【0043】異常検出装置13で発電装置50に異常が生じ
たと判断すると、電圧変換器20へ入出力切換信号14を出
力して、リレー15、16を切換えて(○→●)、第1コン
バータ17から第2コンバータ18へと接続を切り換える。
従って、12Vバッテリ5が電力供給源となり、12バッテ
リ5からヘッドランプ6へ、また電圧変換器20によって
12Vの電圧を48Vの電圧に変換してブロアモータ3へと
電力を供給する。また同時に表示装置21に表示信号21を
出力して、今後の走行可能距離、または走行可能時間を
後記する演算装置33によって行い、表示する。
【0044】ここで表示装置21の一例を図7に示す。
【0045】34は電圧検出器であって、12Vバッテリ5
の電圧値を検出している。また35はスイッチ信号であっ
て、ブロアモータ3に接続されるスイッチ7が閉じてい
るときに出力される。更にヘッドランプ6に接続されて
いるスイッチ8、及びその他の多数の負荷32に接続され
ているスイッチ31も同様にスイッチ8、32が閉じるとス
イッチ信号35が出力される。
【0046】この電圧検出器34で検出した12Vバッテリ
5の電圧値と、夫々のスイッチ信号35は演算装置33に入
力され、この演算装置33ではこの値から、今後の走行可
能距離及び走行可能時間を算出する。
【0047】いま異常検出装置13により異常と判断され
ると、表示信号22が演算装置33に入力される。この表示
信号21が入力されると、LED30が点灯して、電圧変換
器20で第1コンバータ17から第2コンバータ18に切り換
えられたことが示される。そして演算装置33によって算
出した走行可能距離、走行可能時間を表示装置21へと出
力して、セブンセグメント表示体によって表示する。
【0048】次に図8に示すフローチャートを用いて本
実施例の動作プログラムを説明する。
【0049】まずステップ10において、例えばクランク
角センサ等によってエンジン2の回転数Nを検出して、
このエンジン回転数Nを示すエンジン回転数信号12が異
常検出装置13に入力される。
【0050】ステップ20では入力されたエンジン回転数
Nが設定値b以上かを判断し、設定値b以上のときはス
テップ30へ進み、設定値b未満のときはステップ10へ戻
る。
【0051】ステップ30では油圧ポンプ25から油圧モー
タ26へと吐出される吐出流量Qを示す吐出流量信号11が
異常検出装置13に入力される。
【0052】ステップ40ではこの吐出流量Qが設定値a
未満かどうかを判断し、設定値a未満のときはステップ
40へ進み、設定値a以上のときはステップ10へ戻る。
【0053】ステップ50では、発電装置50に異常が発生
したと判断する。即ち、エンジン回転数Nが設定値b以
上にも関わらず吐出流量Qがa未満のときに発電装置50
に異常が発生したと判断して、ステップ60へ進む。
【0054】ステップ60では異常検出装置13によって電
圧変換器20へ入出力切換信号14が出力されて、ステップ
70でリレー15、16が切換えられる。このリレー15、16の
切換によって12Vバッテリ5からブロアモータ3に電力
が供給される。
【0055】次にステップ80で異常検出装置13から表示
装置21へ表示信号22を出力して、この後の走行可能距離
及び走行可能時間を演算、表示して、処理を終了する。
【0056】このように本実施例においては、油圧装置
10の吐出流量Qとエンジン2のエンジン回転数Nを検出
して、これらから発電装置50の異常を判断し、この発電
装置50が異常と判断されたときに、電圧変換器20の入出
力を切換えて、12Vバッテリ5からブロアモータ3、ヘ
ッドランプ6へと電力を供給したために、発電装置50に
異常が発生したときにおいても、急激にブロアモータ3
等の負荷に電力が供給されなくなるということが生じな
いために、従来のように急激にブロアモータ3等の負荷
が停止してしまう恐れが生じないといったことがなく、
車両の快適性を損なうといったことがない。
【0057】更に本実施例においては表示装置21を設け
て、電圧変換器20を切り換えた後の走行可能時間または
走行可能距離を表示したため、この表示された数値を運
転者が考慮して、走行を行うことができるために、12V
バッテリ5の充電容量が無くなる前に何らかの処理を行
うことができるという効果を有する。
【0058】次に本発明の第2実施例を図9〜11を用い
て説明する。
【0059】図9で第2実施例の構成を説明する。但
し、第1実施例と同様のものについては詳細な記載を省
略する。
【0060】異常検出装置13には、オルタネータ1の回
転数を示す3相交流の信号(発電機信号)19と、エンジ
ン2の回転数を示すエンジン回転数信号12が入力されて
いる。この入力された発電機信号19は、異常検出装置13
でオルタネータ1の3相交流のいずれか1相の周期Tが
検出されて、設定値と比較される。ここで図4に示し
て、先に説明したようにエンジン2の回転数Nが設定値
b以上のときには、油圧ポンプ25から油圧モータ26へと
吐出する油の吐出流量Qは一定値aとなるので、油圧モ
ータ26に接続されて回転する発電機1の回転数は一定回
転となる。従って、図10に示すようにオルタネータ1の
回転数を示す3相交流の周期Tは一定値となり、この値
を設定値cと規定する。
【0061】次に本実施例の動作を説明する。
【0062】まず、通常時の動作であるが、上述した第
1実施例と同様のため、ここでは詳細な説明を省略す
る。
【0063】いまここで異常検出装置13においてエンジ
ン回転数Nが図4に示すb以上のときで、オルタネータ
1の3相交流のいずれか1相の周期Tが設定値cから外
れたとき、即ちT≠cとなったときに、発電装置50に異
常が発生したと判断する。
【0064】異常検出装置13で発電装置50に異常が生じ
たと判断すると、電圧変換器20へ入出力切換信号14を出
力して、リレー15、16を切換えて(○→●)、第1コン
バータ17から第2コンバータ18へと接続を切り換える。
従って、12Vバッテリ5が電力供給源となり、12バッテ
リ5からヘッドランプ6へ、また電圧変換器20によって
12Vの電圧を48Vの電圧に変換してブロアモータ3へと
電力を供給する。また同時に表示装置21に表示信号21を
出力して、演算装置33によってこの後の走行可能距離及
び走行可能時間を12Vバッテリ5の充電容量及び負荷の
使用状況から演算して、表示する。表示装置21の図示及
び説明は第1実施例と同様のために、ここでは省略す
る。
【0065】次に図11に示すフローチャートを用いて本
実施例の動作プログラムを説明する。
【0066】まずステップ100 において、例えばクラン
ク角センサ等によってエンジン2の回転数Nを示すエン
ジン回転数信号12が異常検出装置13に入力される。
【0067】ステップ110 では入力されたエンジン回転
数Nが設定値b以上かを判断し、設定値b以上のときは
ステップ120 へ進み、設定値b未満のときはステップ10
0 へ戻る。
【0068】ステップ120 ではオルタネータ1の回転数
を示す3相交流の信号(発電機信号)19がが異常検出装
置13に入力される。
【0069】ステップ130 ではこの発電機信号19からオ
ルタネータ1の3相交流のうちのどれか1相の周期Tを
検出して、予め定めてある設定値cと比較する。T≠c
のときにはステップ140 へ進み、T≠cではないときに
はステップ100 へ戻る。
【0070】ステップ140 では、発電装置50に異常が発
生したと判断して、ステップ150 へ進む。
【0071】ステップ150 では異常検出装置13によって
電圧変換器20へ入出力切換信号14が出力されて、ステッ
プ160 でリレー15、16が切換えられる。このリレー15、
16の切換によって12Vバッテリ5からブロアモータ3に
電力が供給される。
【0072】次にステップ170 で異常検出装置13から表
示装置21へ表示信号22を出力して、処理を終了する。
【0073】このように本実施例においては、エンジン
2のエンジン回転数Nと、オルタネータ1の3相交流の
周期Tを検出して、これらから発電装置50の異常を検出
し、これらが異常と判断されたときに、電圧変換器20の
入出力を切換えて、12Vバッテリ5からブロアモータ
3、ヘッドランプ6へと電力を供給したために、これら
の装置に異常が発生したときにおいても、急激にブロア
モータ3等の負荷に電力が供給されなくなるということ
が生じないために、従来のように急激にブロアモータ3
等の負荷が停止してしまうといったことがなく、車両の
快適性を損なう恐れが生じない。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、発電機の異常
を検出して、異常時には電圧変換器を低電圧から高電圧
への変換を行うようにしたために、発電機に異常が発生
したときにおいても、急激に負荷に電力が供給されなく
なるということが生じないので、急激に負荷が停止して
しまうといったことがなく、車両の快適性を損なうとい
った恐れが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクレーム対応図
【図2】 本発明の第1実施例の構成を示す図
【図3】 油圧装置の構成を示す図
【図4】 エンジン回転数−吐出流量特性図
【図5】 電圧変換器の構成を示す図
【図6】 電圧変換器の回路図
【図7】 表示装置の一例を示す図
【図8】 第1実施例のフローチャート
【図9】 第2実施例の構成を示す図
【図10】 オルタネータの3相交流を示す図
【図11】 第2実施例のフローチャート
【図12】 従来の車両用電源を示す図
【符号の説明】
1…オルタネータ 2…エンジン 3…ブロアモータ 4、20…電圧変換器 6…ヘッドランプ 7、8、31…スイッチ 10…油圧装置 11…吐出流量信号 12…エンジン回転数信号 13…異常検出装置 14…入出力切換信号 15、16…リレー 17…第1コンバータ 18…第2コンバータ 21…表示装置 22…表示信号 25…油圧ポンプ 26…油圧モータ 27…オイルパン 30…LED(発光ダイオード) 32…負荷 33…演算装置 34…電圧検出器 35…スイッチ信号 50…発電装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載されるエンジンと、このエンジ
    ンを駆動源に高定格電圧を発電する発電機と、この発電
    機の出力端子に接続される第1の負荷と、低電圧二次電
    池と、前記発電機の出力端子に接続される第1の端子
    と、前記低電圧二次電池に接続される第2の端子とを有
    し、第1の端子に入力される電圧を低電圧に変換して、
    第2の端子へ出力する第1電圧変換手段と、第2の端子
    に入力される電圧を高電圧に変換して、第1の端子へ出
    力する第2電圧変換手段とを有し、第1の信号が入力さ
    れたときに第1電圧変換手段から第2電圧変換手段へと
    切り換える電圧変換器と、この電圧変換器の第2の端子
    に接続される第2の負荷と、前記発電機の異常を検出
    し、異常を検出したときに前記電圧変換器に前記第1の
    信号を出力する異常検出手段とを備え、前記異常検出手
    段により発電機の異常を検出したときに、前記第1の信
    号を電圧変換器に出力して、前記第1電圧変換手段から
    第2電圧変換手段に切り換えることを特徴とする車両用
    電源装置。
  2. 【請求項2】前記発電機は、前記エンジンを駆動源に回
    転されて、前記エンジンの回転数に関わらずに一定回転
    を出力する駆動手段と、この駆動手段の出力によって、
    一定回転で高定格電圧を発電するオルタネータと、から
    構成されている請求項1記載の車両用電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS48101538A (ja) * 1972-04-07 1973-12-20
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