JPH0527040B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527040B2 JPH0527040B2 JP18667985A JP18667985A JPH0527040B2 JP H0527040 B2 JPH0527040 B2 JP H0527040B2 JP 18667985 A JP18667985 A JP 18667985A JP 18667985 A JP18667985 A JP 18667985A JP H0527040 B2 JPH0527040 B2 JP H0527040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium alloy
- fiber
- bulletproof
- plate
- alloy plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
この発明は、防弾用材料の品質の向上と軽量化
の大幅な改善を目的とした、チタン合金板と繊維
強化樹脂板との間に繊維質層を介在して複合化し
た積層構造を有する防弾用材料に関するものであ
る。 [従来の技術] 従来、人間が手で携帯している防弾盾は、例え
ば高さ1100mm、幅450mm、厚さ6mm程度の寸法で
あり、その材料は密度約7.8g/cm3の鋼鉄製の板
が使用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の防弾用材料は材料が鋼鉄製の板
である為に重量が約30Kgと重く、携帯等に不便で
あるという問題点があつた。 この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであり、人間が手軽に携帯できる重量
であり、且つ銃弾に対する十分な耐弾性能を有す
る防弾用材料を得ることを目的とする。 [問題点を解決するための手段] この発明は、チタン合金板と繊維強化樹脂板と
を少なくとも2層以上積層した構造であつて、チ
タン合金板と繊維強化樹脂板との間に繊維質層が
挿入された複合体からなり、この複合体の単位体
積重量が0.9〜2.5g/cm3の防弾用材料である。 [作用] この発明の防弾用材料は、鋼鉄製の板より密度
の小さい材料であるチタン合金板と、繊維強化樹
脂板を少なくとも2層以上組み合わせ、その中間
に繊維質層を介在させて、単位体積重量を0.9〜
2.5g/cm3と軽くし、人間が手軽に携帯できるよ
うにしたものであり、銃弾に対する十分な耐弾性
能を有する。 この発明の防弾用材料は、チタン合金板、繊維
強化樹脂板を少なくとも2層以上積層した複合体
であれば種々の組み合わせが可能である。例えば
最外層を高強度を有するチタン合金板、第2層を
衝撃エネルギーを吸収する繊維強化樹脂板、最内
層に高強度を有し衝撃に対して形状が変化しにく
いチタン合金板を組み合わせたものが最も好適で
あり、最外層に繊維強化樹脂板、第2層と最内層
にチタン合金板を組み合わせても良い。 この発明の防弾用材料で防弾盾を作る場合に
は、例えば高さ1100mm、幅450mmの寸法を有する
上記のような積層構造板1枚で作つてもよいが、
チタン合金板で盾の枠構造を作り、防弾用材料を
例えば高さ300mm、幅300mm、又は高さ100mm、幅
100mm等のように細分化したものを盾の枠構造へ
組み込む構造であつてもよい。 チタン合金板は密度約4.5g/cm3であり、引張
強度は90Kg/mm2以上の強度物性を有するものを使
用する。また、チタン合金板の厚さは、積層する
関係上0.8〜5.0mmの厚さのものが使用でき、1.5〜
2.5mmの厚さが好適である。 繊維強化樹脂板は、密度約1.3〜1.8g/cm3であ
り、ガラス繊維やガラスクロス等を交互に積層構
造にした繊維入り樹脂板等が使用できるが、引張
強度が280Kg/mm2以上である芳香族ポリアミド繊
維入り樹脂板が最も好適に使用できる。繊維強化
樹脂板の厚さは、2.0〜15mmのものが使用でき、
好適な厚さは3.5〜7.0mmである。 隣接するチタン合金板と繊維強化樹脂板との間
には繊維質層を挿入する。これは銃弾により衝撃
を受けた時のクツシヨンと、衝撃波による圧搾空
気の逃げ道の役割を果たす為に重要な層であり、
嵩密度で0.1〜0.5g/cm3の多孔質状態にした牛毛
綿(フエルト)や芳香族ポリアミド繊維、ガラス
繊維、アルミナ繊維、岩繊維等を用いることがで
きる。繊維質層の厚さは、2.0〜20mmのものが使
用でき、好適な厚さは5.0〜10mmである。 この発明による防弾用材料で現行の携帯用防弾
盾(高さ1100mm、幅450mm)を作ると、現行の鋼
鉄板の重量約30Kgに対して18〜20Kg(現行比約60
%重量)まで軽くすることができる。 [実施例] 以下実施例に基づき、本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 高さ300mm、幅300mmの寸法で以下の第1表に示
す厚さを有するチタン合金板、繊維強化樹脂板等
を用意し、最外層にチタン合金板、第2層に芳香
族ポリアミド繊維入り樹脂板、最内層にチタン合
金板を積層した構造の防弾用材料A及びB、最外
層にガラス繊維入り樹脂板、最内層にチタン合金
板を積層した構造の防弾用材料C、並びに比較例
として現行の鋼鉄製板をそれぞれ作つた。これら
の防弾用材料及び鋼鉄製板を、図に示す高さ(図
中a)1100mm、幅(図中b)600mm、厚さ2.5mmの
チタン合金板製の枠構造をもつ盾に組み込み、防
弾盾とした。 この防弾盾を用いて、実弾による実射テストを
行ない、結果を第1表に示した。実射テストの実
施内容は以下の通りである: (1) 使用銃:口径12番、ブローニング上下二連散
弾銃。 (2) 実射方法:防弾用材料と銃の距離は10メート
ルで盾に垂直に当たるように実射。 (3) 実射弾:一粒弾(スラグ弾)全重量41.6g、
全長59.2mm、薬量2.75g(通常猟用の約2倍)。 (4) 弾丸:重量27.2g、長さ17.9mm、外径18.5mm、
断面積2.29cm2。 (5) 速度:初速509〜526m/秒、平均値518m/
秒。 (6) 弾丸の総運動エネルギー:418Kg/m。 (7) 弾丸活力(運動エネルギー÷弾丸の断面
積):183Kg/m/cm2(コルト45弾の3.6倍)。
の大幅な改善を目的とした、チタン合金板と繊維
強化樹脂板との間に繊維質層を介在して複合化し
た積層構造を有する防弾用材料に関するものであ
る。 [従来の技術] 従来、人間が手で携帯している防弾盾は、例え
ば高さ1100mm、幅450mm、厚さ6mm程度の寸法で
あり、その材料は密度約7.8g/cm3の鋼鉄製の板
が使用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の防弾用材料は材料が鋼鉄製の板
である為に重量が約30Kgと重く、携帯等に不便で
あるという問題点があつた。 この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであり、人間が手軽に携帯できる重量
であり、且つ銃弾に対する十分な耐弾性能を有す
る防弾用材料を得ることを目的とする。 [問題点を解決するための手段] この発明は、チタン合金板と繊維強化樹脂板と
を少なくとも2層以上積層した構造であつて、チ
タン合金板と繊維強化樹脂板との間に繊維質層が
挿入された複合体からなり、この複合体の単位体
積重量が0.9〜2.5g/cm3の防弾用材料である。 [作用] この発明の防弾用材料は、鋼鉄製の板より密度
の小さい材料であるチタン合金板と、繊維強化樹
脂板を少なくとも2層以上組み合わせ、その中間
に繊維質層を介在させて、単位体積重量を0.9〜
2.5g/cm3と軽くし、人間が手軽に携帯できるよ
うにしたものであり、銃弾に対する十分な耐弾性
能を有する。 この発明の防弾用材料は、チタン合金板、繊維
強化樹脂板を少なくとも2層以上積層した複合体
であれば種々の組み合わせが可能である。例えば
最外層を高強度を有するチタン合金板、第2層を
衝撃エネルギーを吸収する繊維強化樹脂板、最内
層に高強度を有し衝撃に対して形状が変化しにく
いチタン合金板を組み合わせたものが最も好適で
あり、最外層に繊維強化樹脂板、第2層と最内層
にチタン合金板を組み合わせても良い。 この発明の防弾用材料で防弾盾を作る場合に
は、例えば高さ1100mm、幅450mmの寸法を有する
上記のような積層構造板1枚で作つてもよいが、
チタン合金板で盾の枠構造を作り、防弾用材料を
例えば高さ300mm、幅300mm、又は高さ100mm、幅
100mm等のように細分化したものを盾の枠構造へ
組み込む構造であつてもよい。 チタン合金板は密度約4.5g/cm3であり、引張
強度は90Kg/mm2以上の強度物性を有するものを使
用する。また、チタン合金板の厚さは、積層する
関係上0.8〜5.0mmの厚さのものが使用でき、1.5〜
2.5mmの厚さが好適である。 繊維強化樹脂板は、密度約1.3〜1.8g/cm3であ
り、ガラス繊維やガラスクロス等を交互に積層構
造にした繊維入り樹脂板等が使用できるが、引張
強度が280Kg/mm2以上である芳香族ポリアミド繊
維入り樹脂板が最も好適に使用できる。繊維強化
樹脂板の厚さは、2.0〜15mmのものが使用でき、
好適な厚さは3.5〜7.0mmである。 隣接するチタン合金板と繊維強化樹脂板との間
には繊維質層を挿入する。これは銃弾により衝撃
を受けた時のクツシヨンと、衝撃波による圧搾空
気の逃げ道の役割を果たす為に重要な層であり、
嵩密度で0.1〜0.5g/cm3の多孔質状態にした牛毛
綿(フエルト)や芳香族ポリアミド繊維、ガラス
繊維、アルミナ繊維、岩繊維等を用いることがで
きる。繊維質層の厚さは、2.0〜20mmのものが使
用でき、好適な厚さは5.0〜10mmである。 この発明による防弾用材料で現行の携帯用防弾
盾(高さ1100mm、幅450mm)を作ると、現行の鋼
鉄板の重量約30Kgに対して18〜20Kg(現行比約60
%重量)まで軽くすることができる。 [実施例] 以下実施例に基づき、本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 高さ300mm、幅300mmの寸法で以下の第1表に示
す厚さを有するチタン合金板、繊維強化樹脂板等
を用意し、最外層にチタン合金板、第2層に芳香
族ポリアミド繊維入り樹脂板、最内層にチタン合
金板を積層した構造の防弾用材料A及びB、最外
層にガラス繊維入り樹脂板、最内層にチタン合金
板を積層した構造の防弾用材料C、並びに比較例
として現行の鋼鉄製板をそれぞれ作つた。これら
の防弾用材料及び鋼鉄製板を、図に示す高さ(図
中a)1100mm、幅(図中b)600mm、厚さ2.5mmの
チタン合金板製の枠構造をもつ盾に組み込み、防
弾盾とした。 この防弾盾を用いて、実弾による実射テストを
行ない、結果を第1表に示した。実射テストの実
施内容は以下の通りである: (1) 使用銃:口径12番、ブローニング上下二連散
弾銃。 (2) 実射方法:防弾用材料と銃の距離は10メート
ルで盾に垂直に当たるように実射。 (3) 実射弾:一粒弾(スラグ弾)全重量41.6g、
全長59.2mm、薬量2.75g(通常猟用の約2倍)。 (4) 弾丸:重量27.2g、長さ17.9mm、外径18.5mm、
断面積2.29cm2。 (5) 速度:初速509〜526m/秒、平均値518m/
秒。 (6) 弾丸の総運動エネルギー:418Kg/m。 (7) 弾丸活力(運動エネルギー÷弾丸の断面
積):183Kg/m/cm2(コルト45弾の3.6倍)。
【表】
【表】
この発明による防弾用材料A、B、及びCは比
較例の鋼鉄製板と同等の耐弾性能を示した。 実施例 2 高さ300mm、幅300mmの寸法で以下の第2表に示
す厚さを有するチタン合金板、繊維強化樹脂板等
を用意し、最外層にチタン合金板、第2層に芳香
族ポリアミド繊維入り樹脂板、最内層にチタン合
金板を積層した構造の防弾用材料D、最外層のみ
チタン合金板の防弾用材料E、最外層のみ芳香族
ポリアミド繊維入り樹脂板の防弾用材料F、最外
層のみガラス繊維入り樹脂板の防弾用材料Gをそ
れぞれ作つた。ここで防弾用材料E、F、及びG
は比較例である。これらの防弾用材料を、実施例
1と同様に高さ1100mm、幅600mm、厚さ2.5mmのチ
タン合金板製の枠構造をもつ盾に組み込み、防弾
盾とした。 この防弾盾を用いて、実施例1と同様に実弾に
よる実射テストを行ない、結果を第2表に示し
た。
較例の鋼鉄製板と同等の耐弾性能を示した。 実施例 2 高さ300mm、幅300mmの寸法で以下の第2表に示
す厚さを有するチタン合金板、繊維強化樹脂板等
を用意し、最外層にチタン合金板、第2層に芳香
族ポリアミド繊維入り樹脂板、最内層にチタン合
金板を積層した構造の防弾用材料D、最外層のみ
チタン合金板の防弾用材料E、最外層のみ芳香族
ポリアミド繊維入り樹脂板の防弾用材料F、最外
層のみガラス繊維入り樹脂板の防弾用材料Gをそ
れぞれ作つた。ここで防弾用材料E、F、及びG
は比較例である。これらの防弾用材料を、実施例
1と同様に高さ1100mm、幅600mm、厚さ2.5mmのチ
タン合金板製の枠構造をもつ盾に組み込み、防弾
盾とした。 この防弾盾を用いて、実施例1と同様に実弾に
よる実射テストを行ない、結果を第2表に示し
た。
【表】
【表】
この発明による積層構造の防弾用材料Dは良好
な結果を示したが、単一構造の防弾用材料Gは大
きな変形と破損を伴つて貫通し、防弾用材料E及
びFは亀裂と大きな変形を伴い弾丸を停弾させ、
単一構造は防弾用材料として不適当であることが
判つた。 [発明の効果] 以上のように、この発明による防弾用材料は、
チタン合金板と繊維強化樹脂板とを少なくとも2
層以上組み合わせ、その中間に繊維質層を介在さ
せて構成することにより、人間が手軽に携帯でき
る重量に軽量化され、且つ銃弾に対する十分な耐
弾性能を有する効果がある。
な結果を示したが、単一構造の防弾用材料Gは大
きな変形と破損を伴つて貫通し、防弾用材料E及
びFは亀裂と大きな変形を伴い弾丸を停弾させ、
単一構造は防弾用材料として不適当であることが
判つた。 [発明の効果] 以上のように、この発明による防弾用材料は、
チタン合金板と繊維強化樹脂板とを少なくとも2
層以上組み合わせ、その中間に繊維質層を介在さ
せて構成することにより、人間が手軽に携帯でき
る重量に軽量化され、且つ銃弾に対する十分な耐
弾性能を有する効果がある。
図はこの発明に実施例で使用するチタン合金板
製の枠構造をもつ盾の平面図である。 図において、aは高さ(1100mm)、bは幅(600
mm)である。
製の枠構造をもつ盾の平面図である。 図において、aは高さ(1100mm)、bは幅(600
mm)である。
Claims (1)
- 1 チタン合金板と繊維強化樹脂板とを少なくと
も2層以上積層した構造であつて、チタン合金板
と繊維強化樹脂板との間に繊維質層が挿入された
複合体からなり、該複合体の単位体積重量が0.9
〜2.5g/cm3であることを特徴とする防弾用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18667985A JPS6249199A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防弾用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18667985A JPS6249199A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防弾用材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6249199A JPS6249199A (ja) | 1987-03-03 |
| JPH0527040B2 true JPH0527040B2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=16192750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18667985A Granted JPS6249199A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防弾用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6249199A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628946B2 (ja) * | 1988-03-23 | 1994-04-20 | 住友ベークライト株式会社 | 耐衝撃板 |
| GB8829063D0 (en) * | 1988-12-13 | 1989-01-25 | British Telecomm | Predictive coding and decoding |
| JP2783570B2 (ja) * | 1989-01-06 | 1998-08-06 | 富士重工業株式会社 | 防弾構造体 |
| GB8922340D0 (en) * | 1989-10-04 | 1992-11-04 | Secr Defence | Laminated armour |
| FR2685074B1 (fr) * | 1989-10-04 | 1994-10-14 | Secretary State Defense | Blindage stratifie. |
| FI93571C (fi) * | 1993-06-30 | 1995-04-25 | Tamrock Oy | Sovitelma kallionporauslaitteessa |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP18667985A patent/JPS6249199A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6249199A (ja) | 1987-03-03 |
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