JPH0527076A - 沸騰水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置 - Google Patents
沸騰水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置Info
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- JPH0527076A JPH0527076A JP3181272A JP18127291A JPH0527076A JP H0527076 A JPH0527076 A JP H0527076A JP 3181272 A JP3181272 A JP 3181272A JP 18127291 A JP18127291 A JP 18127291A JP H0527076 A JPH0527076 A JP H0527076A
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- internal
- reactor
- annular space
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一部のインターナルポンプを休止ポンプとした
際に、冷却材が、休止ポンプを通し逆流するのを防ぐ。 【構成】原子炉圧力容器1の内面と、シュラウド2の外
面との間に、環状空間9を形成し、環状空間9の下端部
を、ポンプデッキ8でより閉止する。ポンプデッキ8
に、周方向に等間隔で、例えば10個のディフューザ孔
を設け、各ディフューザ孔に、インターナルポンプのデ
ィフューザをそれぞれ取付ける。周方向に隣位するディ
フューザ孔の間に、挿入枠22をそれぞれ取付け、各挿
入枠22に、上方から仕切壁23を着脱可能に挿入す
る。休止ポンプの両側の挿入枠22に、仕切壁23をそ
れぞれ挿入することにより、運転中のポンプの吸込側の
流れの影響が断たれる。かつ休止ポンプのベーンには、
炉深による静水圧が作用する。これにより、運転中のポ
ンプから吐出された冷却材が、休止ポンプを通し逆流す
ることを防止できる。
際に、冷却材が、休止ポンプを通し逆流するのを防ぐ。 【構成】原子炉圧力容器1の内面と、シュラウド2の外
面との間に、環状空間9を形成し、環状空間9の下端部
を、ポンプデッキ8でより閉止する。ポンプデッキ8
に、周方向に等間隔で、例えば10個のディフューザ孔
を設け、各ディフューザ孔に、インターナルポンプのデ
ィフューザをそれぞれ取付ける。周方向に隣位するディ
フューザ孔の間に、挿入枠22をそれぞれ取付け、各挿
入枠22に、上方から仕切壁23を着脱可能に挿入す
る。休止ポンプの両側の挿入枠22に、仕切壁23をそ
れぞれ挿入することにより、運転中のポンプの吸込側の
流れの影響が断たれる。かつ休止ポンプのベーンには、
炉深による静水圧が作用する。これにより、運転中のポ
ンプから吐出された冷却材が、休止ポンプを通し逆流す
ることを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉冷却材強制再循
環系としてインターナルポンプを採用した改良形沸騰水
型原子炉に係り、特に休止ポンプが、運転中の他のポン
プにより逆回転するのを防止するためのインターナルポ
ンプの仕切装置に関する。
環系としてインターナルポンプを採用した改良形沸騰水
型原子炉に係り、特に休止ポンプが、運転中の他のポン
プにより逆回転するのを防止するためのインターナルポ
ンプの仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉においては、原子炉圧力
容器外に再循環ポンプを設置し、原子炉冷却材を再循環
ポンプのポンプ作用によりジェットポンプから炉内のダ
ウンカマ部に送り込み、周囲の炉水を巻き込んで炉心下
部に案内され、炉心下部から反転して炉心の燃料群に送
水する原子炉冷却材の再循環系が用いられている。
容器外に再循環ポンプを設置し、原子炉冷却材を再循環
ポンプのポンプ作用によりジェットポンプから炉内のダ
ウンカマ部に送り込み、周囲の炉水を巻き込んで炉心下
部に案内され、炉心下部から反転して炉心の燃料群に送
水する原子炉冷却材の再循環系が用いられている。
【0003】ところが、この種の原子炉冷却材の再循環
系においては、冷却材の吸込ラインおよび吐出ラインを
原子炉圧力容器外に設置しなければならないため、これ
らの配管系からのリークのおそれや配管抵抗上の問題が
あり、安全性および信頼性の点から原子炉の運転効率が
劣るという問題がある。
系においては、冷却材の吸込ラインおよび吐出ラインを
原子炉圧力容器外に設置しなければならないため、これ
らの配管系からのリークのおそれや配管抵抗上の問題が
あり、安全性および信頼性の点から原子炉の運転効率が
劣るという問題がある。
【0004】最近の改良型沸騰水型原子炉(ABWR)
においては、原子炉圧力容器内にインターナルポンプを
設置し、安全性、信頼性および原子炉運転効率の向上を
図っている。
においては、原子炉圧力容器内にインターナルポンプを
設置し、安全性、信頼性および原子炉運転効率の向上を
図っている。
【0005】図6は、インターナルポンプを用いた従来
の改良型沸騰水型原子炉を示すもので、図中、符号1は
原子炉圧力容器であり、この原子炉圧力容器1内には、
シュラウド2内に多数の燃料を装荷した炉心3が構成さ
れる。この炉心3の下方位置には、制御棒案内管4およ
び制御棒駆動機構5が配設されており、この制御棒駆動
機構5により図示しない制御棒が炉心3に出し入れされ
る。また、炉心3の上方位置には、気水分離機6および
蒸気乾燥機7が配設されている。
の改良型沸騰水型原子炉を示すもので、図中、符号1は
原子炉圧力容器であり、この原子炉圧力容器1内には、
シュラウド2内に多数の燃料を装荷した炉心3が構成さ
れる。この炉心3の下方位置には、制御棒案内管4およ
び制御棒駆動機構5が配設されており、この制御棒駆動
機構5により図示しない制御棒が炉心3に出し入れされ
る。また、炉心3の上方位置には、気水分離機6および
蒸気乾燥機7が配設されている。
【0006】また、シュラウド2の外面と、原子炉圧力
容器1の内面との間には、図6に示すように、下端がポ
ンプデッキ8で閉止された環状空間(ダウンカマ部)9
が形成されており、この環状空間9の上方位置には、給
水スパージャ10のノズル11が配設されている。
容器1の内面との間には、図6に示すように、下端がポ
ンプデッキ8で閉止された環状空間(ダウンカマ部)9
が形成されており、この環状空間9の上方位置には、給
水スパージャ10のノズル11が配設されている。
【0007】ポンプデッキ8には、周方向に等間隔で複
数のディフューザ孔が設けられており、各ディフューザ
孔には、図6に示すように、インターナルポンプ12の
ポンプインペラを収容するディフューザ13が配置され
る。各ディフューザ13は、炉底のベッセルから突出す
るスタブチューブ14上に設置されている。そして、水
浸けモータを内蔵するケーシング15は、スタブチュー
ブ14に溶接等で固着され、下端開口部は、常時はモー
タカバー16により密閉されている。
数のディフューザ孔が設けられており、各ディフューザ
孔には、図6に示すように、インターナルポンプ12の
ポンプインペラを収容するディフューザ13が配置され
る。各ディフューザ13は、炉底のベッセルから突出す
るスタブチューブ14上に設置されている。そして、水
浸けモータを内蔵するケーシング15は、スタブチュー
ブ14に溶接等で固着され、下端開口部は、常時はモー
タカバー16により密閉されている。
【0008】このインターナルポンプ12において、水
浸けモータで駆動すると、ディフューザ13に収容され
たポンプインペラが回転駆動し、環状空間9内の冷却材
(炉水)が、ディフューザ13上部から吸込まれてディ
フューザ13下部に吐出され、炉心3の下部に案内され
る一方、炉心下部に案内された冷却材はここで反転して
炉心3の燃料群に送り込まれる。そして、燃料群を冷却
することにより沸騰した沸騰水は、気水分離機6により
気水分離され、気水分離された蒸気は蒸気乾燥機7を経
由して高温高圧乾燥蒸気となり、主蒸気ノズル17から
蒸気タービンに送られる。
浸けモータで駆動すると、ディフューザ13に収容され
たポンプインペラが回転駆動し、環状空間9内の冷却材
(炉水)が、ディフューザ13上部から吸込まれてディ
フューザ13下部に吐出され、炉心3の下部に案内され
る一方、炉心下部に案内された冷却材はここで反転して
炉心3の燃料群に送り込まれる。そして、燃料群を冷却
することにより沸騰した沸騰水は、気水分離機6により
気水分離され、気水分離された蒸気は蒸気乾燥機7を経
由して高温高圧乾燥蒸気となり、主蒸気ノズル17から
蒸気タービンに送られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターナルポ
ンプにおいて、その点検に際しては、水浸けモータ等
は、ケーシング15の下方から取出されるが、ディフュ
ーザ13、ポンプインペラ、ポンプ軸およびストレッチ
チューブ等は、炉上から吊下ろされた専用工具を用い、
遠隔操作で炉上方に引抜き、上部格子上で水中点検する
方法が採られる。
ンプにおいて、その点検に際しては、水浸けモータ等
は、ケーシング15の下方から取出されるが、ディフュ
ーザ13、ポンプインペラ、ポンプ軸およびストレッチ
チューブ等は、炉上から吊下ろされた専用工具を用い、
遠隔操作で炉上方に引抜き、上部格子上で水中点検する
方法が採られる。
【0010】また、インターナルポンプの点検は、すべ
てのインターナルポンプを同時に行なうとは限らず、一
部のインターナルポンプのみを休止ポンプとし、これを
整備することもある。そしてこの場合、休止ポンプ以外
は運転を行ない、燃料群を冷却する方法が採られる。
てのインターナルポンプを同時に行なうとは限らず、一
部のインターナルポンプのみを休止ポンプとし、これを
整備することもある。そしてこの場合、休止ポンプ以外
は運転を行ない、燃料群を冷却する方法が採られる。
【0011】ところが、休止ポンプを設けて点検保修を
行なう場合には、休止ポンプが運転中のポンプから干渉
を受け、冷却材が、シュラウド2の裾から休止ポンプの
ディフューザ13内を逆流し、吸込側から吐出されるこ
とがある。この場合には、冷却水量が逆流により計画水
量よりも減少するとともに、逆流した冷却材が環状空間
9内を流動し、専用工具を炉上から吊下ろした際に、そ
の制御を困難にし、定期点検期間が長くなるという問題
がある。
行なう場合には、休止ポンプが運転中のポンプから干渉
を受け、冷却材が、シュラウド2の裾から休止ポンプの
ディフューザ13内を逆流し、吸込側から吐出されるこ
とがある。この場合には、冷却水量が逆流により計画水
量よりも減少するとともに、逆流した冷却材が環状空間
9内を流動し、専用工具を炉上から吊下ろした際に、そ
の制御を困難にし、定期点検期間が長くなるという問題
がある。
【0012】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、定期点検等の際に一部のインターナルポンプ
に休止ポンプを設定した場合でも、冷却材が休止ポンプ
を通し逆流することを確実に防止することができる沸騰
水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置を提
供することを目的とする。
たもので、定期点検等の際に一部のインターナルポンプ
に休止ポンプを設定した場合でも、冷却材が休止ポンプ
を通し逆流することを確実に防止することができる沸騰
水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する手段として、原子炉圧力容器内面とシュラウド外
面との間に形成される環状空間の下端部を、ポンプデッ
キにより閉止するとともに、このポンプデッキに、周方
向に間隔を置いて複数のディフューザ孔をそれぞれ設
け、各ディフューザ孔に、インターナルポンプのディフ
ューザをそれぞれ設置した沸騰水型原子炉において、周
方向に隣位するディフューザ孔の中間位置に、前記環状
空間を周方向に仕切る仕切壁を上方から着脱可能に設け
るようにした沸騰水型原子炉におけるインターナルポン
プの仕切装置である。
成する手段として、原子炉圧力容器内面とシュラウド外
面との間に形成される環状空間の下端部を、ポンプデッ
キにより閉止するとともに、このポンプデッキに、周方
向に間隔を置いて複数のディフューザ孔をそれぞれ設
け、各ディフューザ孔に、インターナルポンプのディフ
ューザをそれぞれ設置した沸騰水型原子炉において、周
方向に隣位するディフューザ孔の中間位置に、前記環状
空間を周方向に仕切る仕切壁を上方から着脱可能に設け
るようにした沸騰水型原子炉におけるインターナルポン
プの仕切装置である。
【0014】
【作用】本発明に係る沸騰水型原子炉におけるインター
ナルポンプの仕切装置においては、休止ポンプと運転中
のポンプとの間が、環状空間を周方向に仕切る仕切壁に
よって遮断される。これにより、運転中のポンプの吸込
側の流れの影響が断たれ、炉水深さによる静水圧が休止
ポンプのベーンに作用して休止ポンプが逆転するのを阻
止する。このため、冷却材が休止ポンプを通し逆流する
ことを完全に防止することが可能となる。
ナルポンプの仕切装置においては、休止ポンプと運転中
のポンプとの間が、環状空間を周方向に仕切る仕切壁に
よって遮断される。これにより、運転中のポンプの吸込
側の流れの影響が断たれ、炉水深さによる静水圧が休止
ポンプのベーンに作用して休止ポンプが逆転するのを阻
止する。このため、冷却材が休止ポンプを通し逆流する
ことを完全に防止することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0016】図1および図2は、本発明に係る沸騰水型
原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置の一例を
示すもので、図中、符号1は原子炉圧力容器、符号2は
シュラウドであり、この原子炉圧力容器1の内面とシュ
ラウド2の外面との間には、図4および図5に示すよう
に、環状空間9が形成され、この環状空間9の下端部
は、ポンプデッキ8により閉止される。
原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置の一例を
示すもので、図中、符号1は原子炉圧力容器、符号2は
シュラウドであり、この原子炉圧力容器1の内面とシュ
ラウド2の外面との間には、図4および図5に示すよう
に、環状空間9が形成され、この環状空間9の下端部
は、ポンプデッキ8により閉止される。
【0017】ポンプデッキ8には、図4に示すように、
周方向に等間隔で例えば10個のディフューザ孔20が
設けられており、各ディフューザ孔20には、インター
ナルポンプのディフューザ(図示せず)がそれぞれ設置
されるようになっている。
周方向に等間隔で例えば10個のディフューザ孔20が
設けられており、各ディフューザ孔20には、インター
ナルポンプのディフューザ(図示せず)がそれぞれ設置
されるようになっている。
【0018】相互に隣り合うディフューザ孔20の中央
位置には、図4に示すように、仕切機構21がそれぞれ
設けられており、環状空間9は、これら各仕切機構21
により周方向に仕切ることができるようになっている。
位置には、図4に示すように、仕切機構21がそれぞれ
設けられており、環状空間9は、これら各仕切機構21
により周方向に仕切ることができるようになっている。
【0019】各仕切機構21は、図1および図2に示す
ように、ダウンカマ部9に原子炉圧力容器1内面、シュ
ラウド2外面およびポンブデッキ8上面に亘って固設さ
れたコ字状の溝形をなす挿入枠22と、この挿入枠22
に上方から着脱可能に挿着される縦長のプレート状の仕
切壁23とで構成されており、仕切壁23の上端部に
は、図1および図3に示すように、炉上から吊下ろす際
に用いられるワイヤロープの挿通孔24が設けられてい
る。
ように、ダウンカマ部9に原子炉圧力容器1内面、シュ
ラウド2外面およびポンブデッキ8上面に亘って固設さ
れたコ字状の溝形をなす挿入枠22と、この挿入枠22
に上方から着脱可能に挿着される縦長のプレート状の仕
切壁23とで構成されており、仕切壁23の上端部に
は、図1および図3に示すように、炉上から吊下ろす際
に用いられるワイヤロープの挿通孔24が設けられてい
る。
【0020】前記挿入枠22は、図1および図2に示す
ように、原子炉圧力容器1の内面に座板25を介して固
着された一対のL形フレーム26a,26bと、シュラ
ウド2の外面に座板27を介して固着された一対のL形
フレーム28a,28bと、ポンプデッキ8の上面に固
着された一対のL形フレーム29a,29bとから構成
され、対をなす各フレーム26a,26b;28a,2
8b;29a,29b間に仕切壁23のガイド溝30が
形成される。
ように、原子炉圧力容器1の内面に座板25を介して固
着された一対のL形フレーム26a,26bと、シュラ
ウド2の外面に座板27を介して固着された一対のL形
フレーム28a,28bと、ポンプデッキ8の上面に固
着された一対のL形フレーム29a,29bとから構成
され、対をなす各フレーム26a,26b;28a,2
8b;29a,29b間に仕切壁23のガイド溝30が
形成される。
【0021】そして、休止ポンプ両側の挿入枠22のガ
イド溝30内に仕切壁23を挿着することにより、休止
ポンプを運転中のポンプから隔離できるようになってい
る。
イド溝30内に仕切壁23を挿着することにより、休止
ポンプを運転中のポンプから隔離できるようになってい
る。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】例えば、沸騰水型原子炉の定期点検時に、
10台のインターナルポンプのうちの1台のインターナ
ルポンプの分解、手入れを行なう場合には、このポンプ
を休止ポンプとする。しかしながら、炉心3に装荷され
た燃料群は、制御棒が全挿入されて炉は停止しているも
のの、冷却水を流し続けて冷却する必要がある。このた
め、休止ポンプ以外の9台のインターナルポンプは、通
常通り運転させる。
10台のインターナルポンプのうちの1台のインターナ
ルポンプの分解、手入れを行なう場合には、このポンプ
を休止ポンプとする。しかしながら、炉心3に装荷され
た燃料群は、制御棒が全挿入されて炉は停止しているも
のの、冷却水を流し続けて冷却する必要がある。このた
め、休止ポンプ以外の9台のインターナルポンプは、通
常通り運転させる。
【0024】ところで、この場合には、炉心の燃料群を
冷却するはずの冷却水が、隣接する運転ポンプの吸込側
にまわり、いわゆるショートサーキットを結ぶことにな
る。このため、休止ポンプのプロペラは逆回転し、休止
ポンプのディフューザ13の吸込側から冷却水が溢流
し、隣接する運転ポンプのディフューザ13の吸込側に
流れる現象が生じる。
冷却するはずの冷却水が、隣接する運転ポンプの吸込側
にまわり、いわゆるショートサーキットを結ぶことにな
る。このため、休止ポンプのプロペラは逆回転し、休止
ポンプのディフューザ13の吸込側から冷却水が溢流
し、隣接する運転ポンプのディフューザ13の吸込側に
流れる現象が生じる。
【0025】このような現象が生じた場合には、炉心3
の燃料群に送給すべき冷却水量が予定より減量し、燃料
群を効率よく冷却できないとともに、休止ポンプが逆転
すると、そのモータに発電機効果が作用するという問題
がある。また、休止ポンプの吸込側付近の不測の流れに
より、ポンプ、ポンプ軸、ディフューザおよびストレッ
チチューブ等を取扱うための専用工具を炉上から吊下ろ
した際に、その制御が極端に困難となり、定められた作
業時間内に作業を完了できないという問題もある。
の燃料群に送給すべき冷却水量が予定より減量し、燃料
群を効率よく冷却できないとともに、休止ポンプが逆転
すると、そのモータに発電機効果が作用するという問題
がある。また、休止ポンプの吸込側付近の不測の流れに
より、ポンプ、ポンプ軸、ディフューザおよびストレッ
チチューブ等を取扱うための専用工具を炉上から吊下ろ
した際に、その制御が極端に困難となり、定められた作
業時間内に作業を完了できないという問題もある。
【0026】そこで、このような場合には、休止ポンプ
の両側に位置する挿入枠22のガイド溝30内に、仕切
壁23を上方から挿着する。この仕切壁23の挿着は、
例えば炉上のサービスプラットホームの補助ホイスト等
を利用して行なう。
の両側に位置する挿入枠22のガイド溝30内に、仕切
壁23を上方から挿着する。この仕切壁23の挿着は、
例えば炉上のサービスプラットホームの補助ホイスト等
を利用して行なう。
【0027】このようにして、休止ポンプを他の運転中
のポンプから隔離した後、休止ポンプを休止させてその
点検保修を行ない、その後再び運転して機能に異常がな
いことを確認する。そして、異常がなければ、休止ポン
プ両側の仕切壁23を炉上に引上げ、養生後炉上の保管
棚に収納する。
のポンプから隔離した後、休止ポンプを休止させてその
点検保修を行ない、その後再び運転して機能に異常がな
いことを確認する。そして、異常がなければ、休止ポン
プ両側の仕切壁23を炉上に引上げ、養生後炉上の保管
棚に収納する。
【0028】ところで、休止ポンプの両側に仕切壁23
を設置し、環状空間9を周方向に仕切ると、運転中のポ
ンプの吸込側の流れの影響が断たれるとともに、休止ポ
ンプのベーンには、炉水深さによる静水圧が作用し、休
止ポンプの逆転および冷却材の逆流が防止される。
を設置し、環状空間9を周方向に仕切ると、運転中のポ
ンプの吸込側の流れの影響が断たれるとともに、休止ポ
ンプのベーンには、炉水深さによる静水圧が作用し、休
止ポンプの逆転および冷却材の逆流が防止される。
【0029】しかして、仕切壁23により冷却水の逆流
が防止されるので、炉停止後の計画的な冷却が行ない易
くなるとともに、点検保修用の専用工具の制御が容易と
なり、予定した期間内に定期点検を完了させることがで
きる。また、仕切壁23は着脱可能となっているので、
どのインターナルポンプを休止ポンプとする場合に対応
することができる。
が防止されるので、炉停止後の計画的な冷却が行ない易
くなるとともに、点検保修用の専用工具の制御が容易と
なり、予定した期間内に定期点検を完了させることがで
きる。また、仕切壁23は着脱可能となっているので、
どのインターナルポンプを休止ポンプとする場合に対応
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、休止ポン
プの両側に仕切壁を設け、環状空間を周方向に仕切っ
て、休止ポンプを運転中のポンプから隔離するようにし
たので、冷却材が休止ポンプを通して逆流するのを完全
に防止することができる。また、仕切壁は着脱可能とな
っているので、どのインターナルポンプを休止ポンプと
する場合にも対応することができる。
プの両側に仕切壁を設け、環状空間を周方向に仕切っ
て、休止ポンプを運転中のポンプから隔離するようにし
たので、冷却材が休止ポンプを通して逆流するのを完全
に防止することができる。また、仕切壁は着脱可能とな
っているので、どのインターナルポンプを休止ポンプと
する場合にも対応することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る沸騰水型原子炉におけ
るインターナルポンプの仕切装置を示す説明図。
るインターナルポンプの仕切装置を示す説明図。
【図2】図1の平面図。
【図3】仕切壁の詳細図。
【図4】仕切機構の設置位置を示す原子炉圧力容器の要
部平面図。
部平面図。
【図5】仕切機構が設置される環状空間の構造を示す説
明図。
明図。
【図6】インターナルポンプを有する従来の改良型沸騰
水型原子炉を示す断面図。
水型原子炉を示す断面図。
1 原子炉圧力容器 2 シュラウド 3 ポンプデッキ 9 環状空間 20 ディフューザ孔 21 仕切機構 22 挿入枠 23 仕切壁 30 ガイド溝
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原子炉圧力容器内面とシュラウド外面と
の間に形成される環状空間の下端部を、ポンプデッキに
より閉止するとともに、このポンプデッキに、周方向に
間隔を置いて複数のディフューザ孔をそれぞれ設け、各
ディフューザ孔に、インターナルポンプのディフューザ
をそれぞれ設置した沸騰水型原子炉において、周方向に
隣位するディフューザ孔の中間位置に、前記環状空間を
周方向に仕切る仕切壁を上方から着脱可能に設けたこと
を特徴とする沸騰水型原子炉におけるインターナルポン
プの仕切装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3181272A JPH0527076A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 沸騰水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3181272A JPH0527076A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 沸騰水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527076A true JPH0527076A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16097799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3181272A Pending JPH0527076A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 沸騰水型原子炉におけるインターナルポンプの仕切装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527076A (ja) |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3181272A patent/JPH0527076A/ja active Pending
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