JPH0527131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527131Y2 JPH0527131Y2 JP1988118299U JP11829988U JPH0527131Y2 JP H0527131 Y2 JPH0527131 Y2 JP H0527131Y2 JP 1988118299 U JP1988118299 U JP 1988118299U JP 11829988 U JP11829988 U JP 11829988U JP H0527131 Y2 JPH0527131 Y2 JP H0527131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- stopper
- tail
- head
- sea bream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
この考案は、主として鯛や鮎等を焼く魚焼器に
関する。
関する。
【従来の技術】
和食には見た目の美しさが要求される。この
為、鯛や鮎等の魚は波型に成形して焼かれてい
る。魚を波型に焼くには、魚に櫛を刺して曲げ、
この状態で焼いた後、櫛を抜いている。この方法
で魚を焼くと、櫛刺しされて4箇所に孔が穿く。
魚の皮を貫通した孔は、焼く時に、ここから旨味
を含んだ液体成分が流出する。このことは、焼き
上がつた魚の味を低下させるばかりでなく、身を
硬くする欠点がある。更に、大量に焼かれた魚
は、殆どの場合、焼いてから1〜2日後に食べら
れているのが実状である。この為、皮を貫通して
穿設された孔は水分の蒸発を促進し、身を次第に
硬くする。 また、櫛に刺して焼く方式は、魚の種類にも制
約を受ける。身が柔らかい魚は、櫛を刺す時と、
抜く時とに形が崩れ易い。従つて、例えば、アル
ゼンチンの近海で捕獲される身の柔らかい鯛等
は、この方式で焼くのが難しい。身が硬い鯛は、
この方式で焼くことが出来るが、焼いた後に硬く
なる欠点がある。 さらに、この方式は、魚に櫛を刺し、焼いた後
に抜くのに手間が掛かる。また、櫛の刺し方が悪
いと、綺麗な形に成形出来ない。従つて、熟練者
が手間を掛けて成形する必要がある。さらにま
た、櫛は、魚が暖かい時に抜く必要がある。魚が
冷えると、櫛と魚との分離が悪く、櫛に身が付い
て来る欠点がある。このことは、魚焼作業能率を
さらに低下させる。 この欠点を解消するために、魚を所定の形状に
保持して焼く魚焼器が開発されている(実公昭47
−39654号公報)。この公報に記載される魚焼器
は、波型に湾曲した2本の平行線を備える。平行
線の端に、魚の頭を保持する頭保持金具を固定し
ている。平行線の他端には、魚の尻尾を保持する
ために、金属板をL字状に折曲した尻尾止具を設
けている。尻尾止具は、魚の大きさに合わせて移
動できるようになつている。さらに、尻尾止具
は、魚の尻尾の部分に挿通して固定する2本の針
状凸起を設けている。この構造の魚焼器は、魚の
頭を頭保持金具に挿入して保持し、魚の側面を平
行線に沿わせ、尻尾止具で魚を頭保持金具に押し
付け、さらに2本の針状凸起を挿通して魚を仮止
する。この状態に保形して魚を焼くと、魚は波型
に成形される。
為、鯛や鮎等の魚は波型に成形して焼かれてい
る。魚を波型に焼くには、魚に櫛を刺して曲げ、
この状態で焼いた後、櫛を抜いている。この方法
で魚を焼くと、櫛刺しされて4箇所に孔が穿く。
魚の皮を貫通した孔は、焼く時に、ここから旨味
を含んだ液体成分が流出する。このことは、焼き
上がつた魚の味を低下させるばかりでなく、身を
硬くする欠点がある。更に、大量に焼かれた魚
は、殆どの場合、焼いてから1〜2日後に食べら
れているのが実状である。この為、皮を貫通して
穿設された孔は水分の蒸発を促進し、身を次第に
硬くする。 また、櫛に刺して焼く方式は、魚の種類にも制
約を受ける。身が柔らかい魚は、櫛を刺す時と、
抜く時とに形が崩れ易い。従つて、例えば、アル
ゼンチンの近海で捕獲される身の柔らかい鯛等
は、この方式で焼くのが難しい。身が硬い鯛は、
この方式で焼くことが出来るが、焼いた後に硬く
なる欠点がある。 さらに、この方式は、魚に櫛を刺し、焼いた後
に抜くのに手間が掛かる。また、櫛の刺し方が悪
いと、綺麗な形に成形出来ない。従つて、熟練者
が手間を掛けて成形する必要がある。さらにま
た、櫛は、魚が暖かい時に抜く必要がある。魚が
冷えると、櫛と魚との分離が悪く、櫛に身が付い
て来る欠点がある。このことは、魚焼作業能率を
さらに低下させる。 この欠点を解消するために、魚を所定の形状に
保持して焼く魚焼器が開発されている(実公昭47
−39654号公報)。この公報に記載される魚焼器
は、波型に湾曲した2本の平行線を備える。平行
線の端に、魚の頭を保持する頭保持金具を固定し
ている。平行線の他端には、魚の尻尾を保持する
ために、金属板をL字状に折曲した尻尾止具を設
けている。尻尾止具は、魚の大きさに合わせて移
動できるようになつている。さらに、尻尾止具
は、魚の尻尾の部分に挿通して固定する2本の針
状凸起を設けている。この構造の魚焼器は、魚の
頭を頭保持金具に挿入して保持し、魚の側面を平
行線に沿わせ、尻尾止具で魚を頭保持金具に押し
付け、さらに2本の針状凸起を挿通して魚を仮止
する。この状態に保形して魚を焼くと、魚は波型
に成形される。
この構造の魚焼器は、鯛をきれいな形状に成形
して焼くのに多く使用される。この魚焼器で鯛を
焼くと、特定の大きさのものは綺麗な波型にして
焼くことができる。しかしながら、大きすぎず、
あるいは小さすぎる鯛は綺麗な波型に成形するこ
とができない。このため、この魚焼器を鯛焼器に
使用するとき、少なくとも大、中、小の鯛に専用
のものを用意する必要がある。それは、尻尾止具
を魚の大きさに合わせて移動できるが、魚を波型
に成形する平行線は、線材を一定の形状に湾曲し
た形状としているからである。このため、従来の
魚焼器は、種々の大きさの魚を、最も綺麗な波型
に成形して焼くことができない欠点があつた。さ
らに、この構造の魚焼器は、魚の尻尾に針状凸起
を挿通するので、櫛を挿通するものと同じ欠点が
ある。 櫛を挿通しないで魚を成形して焼く器具も開発
されている(実開昭49−51548号公報、および実
開昭49−101091号公報)。これ等の公報に記載さ
れる魚焼器は、魚を台に載せ、尻尾を湾曲する構
造となつている。この魚焼器は、魚の尻尾を湾曲
して焼くことができる。しかしながら、種々の大
きさの魚を、振幅の大きな波型に成形して、すな
わち、大きく湾曲して焼くことはできない。ま
た、台の上に魚を載せて焼くので、魚焼器を垂直
に吊り下げて移送できない。このため、魚を焼く
ヒータ等の通路を通過させるときに、水平面積が
大きくなつて効率よく移送できない欠点がある。 この考案の魚焼器は、これ等の欠点を解決する
ことができる。この考案の重要な目的は、種々の
大きさの魚を理想的な綺麗な形状に成形して、ふ
つくらと旨く柔らかく焼くことができる魚焼器を
提供するにある。また、垂直に吊り下げて能率よ
く移送することもできる魚焼器を提供するにあ
る。
して焼くのに多く使用される。この魚焼器で鯛を
焼くと、特定の大きさのものは綺麗な波型にして
焼くことができる。しかしながら、大きすぎず、
あるいは小さすぎる鯛は綺麗な波型に成形するこ
とができない。このため、この魚焼器を鯛焼器に
使用するとき、少なくとも大、中、小の鯛に専用
のものを用意する必要がある。それは、尻尾止具
を魚の大きさに合わせて移動できるが、魚を波型
に成形する平行線は、線材を一定の形状に湾曲し
た形状としているからである。このため、従来の
魚焼器は、種々の大きさの魚を、最も綺麗な波型
に成形して焼くことができない欠点があつた。さ
らに、この構造の魚焼器は、魚の尻尾に針状凸起
を挿通するので、櫛を挿通するものと同じ欠点が
ある。 櫛を挿通しないで魚を成形して焼く器具も開発
されている(実開昭49−51548号公報、および実
開昭49−101091号公報)。これ等の公報に記載さ
れる魚焼器は、魚を台に載せ、尻尾を湾曲する構
造となつている。この魚焼器は、魚の尻尾を湾曲
して焼くことができる。しかしながら、種々の大
きさの魚を、振幅の大きな波型に成形して、すな
わち、大きく湾曲して焼くことはできない。ま
た、台の上に魚を載せて焼くので、魚焼器を垂直
に吊り下げて移送できない。このため、魚を焼く
ヒータ等の通路を通過させるときに、水平面積が
大きくなつて効率よく移送できない欠点がある。 この考案の魚焼器は、これ等の欠点を解決する
ことができる。この考案の重要な目的は、種々の
大きさの魚を理想的な綺麗な形状に成形して、ふ
つくらと旨く柔らかく焼くことができる魚焼器を
提供するにある。また、垂直に吊り下げて能率よ
く移送することもできる魚焼器を提供するにあ
る。
この考案の魚焼器は、下記の構成を有する。
(a) 連結部材1と、頭止具2と、尻尾止具3とを
備える。 (b) 頭止具2と尻尾止具3とは、両者の間隔が調
整できるように、何れか一方または両方が、連
結部材1に移動自在に連結されている。 (c) 頭止具2は、押し付けられる魚の頭を保持す
る保持部2Aを有する。 (d) 尻尾止具3は、魚の尻尾を湾曲成形する湾曲
面3Aを有する。 (e) 頭止具2の保持部2Aと、尻尾止具3の湾曲
面3Aとは互いに対向する面に設けられてい
る。 (f) 曲具5は、頭止具2と尻尾止具3とで挟んで
保持された魚の中間を押圧して、魚を曲げる突
部5Aを備える。 (g) 曲具5は、連結部材1に沿つて移動自在に連
結されている。 (h) 曲具5は、ストツパ4でもつて、連結部材1
の所定の位置に固定される。
備える。 (b) 頭止具2と尻尾止具3とは、両者の間隔が調
整できるように、何れか一方または両方が、連
結部材1に移動自在に連結されている。 (c) 頭止具2は、押し付けられる魚の頭を保持す
る保持部2Aを有する。 (d) 尻尾止具3は、魚の尻尾を湾曲成形する湾曲
面3Aを有する。 (e) 頭止具2の保持部2Aと、尻尾止具3の湾曲
面3Aとは互いに対向する面に設けられてい
る。 (f) 曲具5は、頭止具2と尻尾止具3とで挟んで
保持された魚の中間を押圧して、魚を曲げる突
部5Aを備える。 (g) 曲具5は、連結部材1に沿つて移動自在に連
結されている。 (h) 曲具5は、ストツパ4でもつて、連結部材1
の所定の位置に固定される。
この考案の好ましい実施例にかかる第1図に示
す魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3とで魚を挟
み、曲具で魚の側面を押圧して保持する。尻尾止
具3は、湾曲面3Aで魚の尻尾を押圧して湾曲さ
れる。曲具は、魚の側面を押圧し、魚の側面を押
し出した波型に成形して保持する。この状態で魚
を保持する魚焼器は、焼き器に入れて魚を焼く。
成形状態で焼かれた魚は、その後魚焼器から外し
ても成形状態を保持する。 魚を成形状態で保持するには、尻尾止具3と頭
止具2との間隔を広くして間に魚を入れ、曲具5
で魚の側面を押圧して波型に湾曲して、尻尾止具
3と頭止具2との間隔を狭くして保持する。この
状態で魚を保持する魚焼器は、従来の櫛のよう
に、魚に貫通孔を穿けることなく成形状態で保持
する。また、尻尾止具3と曲具5が魚を押圧する
位置を変更して、大中小の魚を理想的な形状に保
形する。大きな魚は、曲具と頭止具との間隔を広
くし、曲具が魚のほぼ中央部分を横に押圧するよ
うに位置させる。小さい魚を焼くときには、曲具
を頭止具に接近する。このようにして、大きい魚
から小さい魚まで、曲具の位置を変更して理想的
な波型に成形する。魚焼器に魚をセツトして、魚
を焼いた後は、頭止具と尻尾止具の間隔を広げ
て、魚を取り出す。
す魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3とで魚を挟
み、曲具で魚の側面を押圧して保持する。尻尾止
具3は、湾曲面3Aで魚の尻尾を押圧して湾曲さ
れる。曲具は、魚の側面を押圧し、魚の側面を押
し出した波型に成形して保持する。この状態で魚
を保持する魚焼器は、焼き器に入れて魚を焼く。
成形状態で焼かれた魚は、その後魚焼器から外し
ても成形状態を保持する。 魚を成形状態で保持するには、尻尾止具3と頭
止具2との間隔を広くして間に魚を入れ、曲具5
で魚の側面を押圧して波型に湾曲して、尻尾止具
3と頭止具2との間隔を狭くして保持する。この
状態で魚を保持する魚焼器は、従来の櫛のよう
に、魚に貫通孔を穿けることなく成形状態で保持
する。また、尻尾止具3と曲具5が魚を押圧する
位置を変更して、大中小の魚を理想的な形状に保
形する。大きな魚は、曲具と頭止具との間隔を広
くし、曲具が魚のほぼ中央部分を横に押圧するよ
うに位置させる。小さい魚を焼くときには、曲具
を頭止具に接近する。このようにして、大きい魚
から小さい魚まで、曲具の位置を変更して理想的
な波型に成形する。魚焼器に魚をセツトして、魚
を焼いた後は、頭止具と尻尾止具の間隔を広げ
て、魚を取り出す。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の魚焼器を例示するものであつ
て、この考案の魚焼器は、構成部品の材質、形
状、構造、配置を下記の構造を特定するものでな
い。この考案の魚焼器は、実用新案登録請求の範
囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えられ
る。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
「従来の課題を解決する為の手段の欄」および
「作用効果の欄」に示される部材に付記している。
ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材
を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 また、以下に示す実施例は、鯛を成形して焼く
のに最適の魚焼器を示す。ただ、頭止具と尻尾止
具とを魚に合わせて作ることにより、鯛以外の
魚、例えば鮎等をまるごと焼く魚焼器に使用でき
る。 第1図に示す魚焼器は、連結部材1と、頭止具
2と、尻尾止具3と、ストツパ4と、曲具5とを
備えている。これ等全ての部材は、魚である鯛を
挟んで焼く時に変形しないように、ステンレス等
の金属で作られている。 連結部材1は、横断面形状が多角形、あるい
は、楕円形に形成されたロツドが使用される。こ
の形状の連結部材1は、尻尾止具3と曲具5とが
回転しない状態で、軸方向に移動できる。従つ
て、この連結部材1に挿入された尻尾止具3は、
最も簡単に鯛を挟むことができる。 ただ、連結部材1には円形断面のものも使用で
きる。円形断面の連結部材1に挿通された尻尾止
具3は回転する。従つて、この連結部材1に挿入
された尻尾止具3は、頭止具2と対向する位置に
調整して連結部材1に固定する必要がある。 頭止具2は、連結部材1の下端に固定されてい
る。この頭止具2は、鯛を挟着して頭部が保持で
きるように、尻尾止具3との対向面である上面に
保持部2Aを備える。第1図に示す頭止具2は、
連結部材1の反対側に隔壁6が設けられて上面に
保持部2Aが設けられている。頭止具2と尻尾止
具3とで挟着されて、中間が曲具5で押された鯛
は、第1図に示すように、頭部が連結部材1から
離れる方向を向く。従つて、頭止具2の保持部2
Aは、連結部材1から離れる方向に鯛の頭がずれ
るのを阻止すれば足りる。ただ、頭止具2の保持
部2Aには、鯛を挟着して保持できる全ての形状
が使用できる。 尻尾止具3は、連結部材1に摺動自在に取り付
けられている。従つて、この尻尾止具3は、連結
部材1が摺動自在に挿入されている筒体7を備え
ている。筒体7に、鯛の尻尾を成形する尻尾止具
本体8が固定されている。尻尾止具本体8は、頭
止具2とで鯛を挟んで保持すると共に、鯛の尻尾
を湾曲して奇麗に成形するように湾曲面3Aを有
する。湾曲面3Aは、頭止具2との対向面であ
る、第1図の下面に設けられている。湾曲面3A
は、鯛の尻尾を湾曲成形する曲率半径で湾曲され
ている。 筒体7には、尻尾止具3が鯛を軽く挟着する位
置で尻尾止具3を連結部材1に固定するストツパ
4である止ネジが設けられている。止ネジは、筒
体7を貫通して穿設されたネジ孔にねじ込まれて
いる。尻尾止具3を連結部材1に沿つて移動させ
る時に、止ネジを緩め、尻尾止具3が鯛を挟着す
る状態で止ネジを締め付けて尻尾止具3を連結部
材1に固定する。 曲具5は、頭止具2と尻尾止具3との中間にあ
つて、連結部材1に摺動自在に挿入されている。
従つて、この曲具5は、尻尾止具3と同様に、連
結部材1に摺動自在な筒体9を備えている。筒体
9には、頭止具2と尻尾止具3とで挟んで保持さ
れた鯛の中間を押圧して、鯛を曲げる突部5Aが
固定されている。突部5Aの突出長さは、波型に
変形される鯛の変形量を調整する。 このように、曲具5が連結部材1に沿つて移動
できる魚焼器は、鯛を理想的な姿勢に曲げて焼く
ことができる。それは、鯛の横を押す位置を鯛の
大きさに合わせて最適位置に調整できるからであ
る。ただ、曲具5は必ずしも位置を調整する必要
はない。鯛の大きさが多少変動しても、固定され
た曲具5で鯛を曲げて成形することができる。 曲具5は、第3図に示すように環状とすること
もできる。この曲具5は、魚を簡単に通すことが
でき、また、通された魚を確実に保持できるよう
に、間隔dを魚の厚みよりも多少大きくする。環
状の曲具5は、鯛を通して曲げることが出来る。
この構造の魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3と曲
具5とで魚の3箇所を保持する。したがつて、こ
の魚焼器は、魚が確実に保持でき、焼く姿勢に制
約を受けない。例えば、魚を下向き(第3図にお
いて魚焼器の右側下向きとする姿勢)にして焼い
ても、魚が落下することがない特長がある。 魚焼器が、頭止具2と尻尾止具3とで、複数の
魚を並列に並べて保持する場合、環状の曲具5
も、複数の魚を通すことができる幅に作られる。 また、第1図の鎖線で示すように、連結部材1
の中間を折曲して曲具5とすることもできる。 さらに、鯛は頭止具2と尻尾止具3とで挟んで
保持されるので、曲具5を使用しないで、鯛を曲
げて保持することも可能である。従つて、この考
案は、曲具5を備えない魚焼器を含んでいる。た
だ、曲具5を備える魚焼器は、鯛を極めて軽く挟
着状態に保持して、奇麗に曲げて焼くことができ
る特長がある。 第1図に示す魚焼器は、頭止具2を固定して尻
尾止具3を移動自在に連結部材1に取り付けてい
る。この考案の魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3
との間隔を広げて鯛を入れ、間隔を狭くすること
によつて、鯛を挟んで保持し、これによつて、鯛
を波型に成形して保持している。従つて、尻尾止
具3と頭止具2の何れか一方、または、両方を連
結部材1に移動自在に取り付けることができる。
例えば、尻尾止具3を連結部材1に固定して、頭
止具2を移動自在に連結部材1に取り付け、ある
いは、頭止具2と尻尾止具3の両方を連結部材1
に移動自在に取り付けることも可能である。 第2図に示す魚焼器は、多段に鯛を保持でき
る。中間に位置する尻尾止具3は、上面に頭止具
2が固定されている。頭止具2は、鯛の頭を挿入
して、移動しないように、上端が開口された筒状
に作られている。この形状の頭止具2は、最も安
定して鯛を保持できる特長がある。筒型の頭止具
2は、魚の頭を確実に保持できるように、好まし
くは、楕円筒状とするのがよい。楕円筒状の頭止
具は、第2図に於て、紙面に交差する方向に長い
半径が向く状態で尻尾止具3の上面に固定され
る。 また、頭止具2は、第1図の鎖線で示すよう
に、円筒を縦割した樋型にすることもできる。第
1図に示すように、尻尾止具3の上面に頭止具2
を固定した魚焼器は、図示しないが、第2図の魚
焼器のように、頭止具の上方に、曲具と尻尾止具
とを設けて多段に鯛を保持することができる。 中間に位置する尻尾止具3は、上面に頭止具2
が固定されて保持部2Aが設けられている。この
構造の魚焼器は、下から順に鯛を保持する。すな
わち、次の順番で鯛を保持する。 まず最初、最下段の尻尾止具3を持ち上げて
ここに鯛を入れる。 最下段の尻尾止具3を降下させて、鯛を軽く
挟んで保持する。この状態で、鯛は、波型に曲
げられ、尻尾が湾曲される。尻尾止具3が鯛を
挟む状態で、尻尾止具3のストツパ4である止
ネジを締め付けて固定する。 下から2段目の尻尾止具3を持ち上げて、下
面で鯛を保持する尻尾止具3の上面の頭止具2
に鯛を入れる。 2段目の尻尾止具3を降下させて、鯛を挟ん
で保持する。この状態で2段目の尻尾止具3の
止ねじを締め付けてこれを連結部材1に固定す
る。 3段以上に鯛を保持する場合、さらに上の尻
尾止具3で鯛を挟んで固定する。 第2図に示す魚焼器は、複数の鯛を直列多段に
保持している。この形状で鯛を保持する魚焼器
は、大きさが異なる鯛を、鯛の大きさに対応して
理想的な成形状態で保持できる特長がある。 ただ、図示しないが、大きさが近似する鯛は、
並列に保持することも可能である。複数の鯛を並
列に保持する尻尾止具3と、頭止具2とは、細長
く作られて、横に並べて鯛を保持する。 第1図と第2図とに示す魚焼器は、ストツパ4
に止ねじが使用されている。ストツパ4には、尻
尾止具3と頭止具2とで、鯛を挟着位置に停止で
きる全てのものが使用できる。例えば、第1図の
鎖線で示すように、尻尾止具3と頭止具2とを軽
く牽引する引張バネも使用できる。牽引バネ10
であるストツパ4を有する魚焼器は、止ネジを省
略できる。 第1図と第2図とに示すように、鯛を成形状態
で保持する魚焼器は、連結部材1の上端を焼き器
内に引つ掛ける。焼き器は、鯛を焼くことができ
る全てのものが使用できるが、好ましくは、遠赤
外線で鯛を焼く焼き器が最適である。 魚焼器を焼き器に吊り下げて移動させる方式
は、多量の鯛を連続して能率よく焼くことができ
る。ただ、鯛を保持する魚焼器は、吊り下げるこ
となく、水平に焼き器に入れて鯛を焼くこともで
きる。
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の魚焼器を例示するものであつ
て、この考案の魚焼器は、構成部品の材質、形
状、構造、配置を下記の構造を特定するものでな
い。この考案の魚焼器は、実用新案登録請求の範
囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えられ
る。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
「従来の課題を解決する為の手段の欄」および
「作用効果の欄」に示される部材に付記している。
ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材
を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 また、以下に示す実施例は、鯛を成形して焼く
のに最適の魚焼器を示す。ただ、頭止具と尻尾止
具とを魚に合わせて作ることにより、鯛以外の
魚、例えば鮎等をまるごと焼く魚焼器に使用でき
る。 第1図に示す魚焼器は、連結部材1と、頭止具
2と、尻尾止具3と、ストツパ4と、曲具5とを
備えている。これ等全ての部材は、魚である鯛を
挟んで焼く時に変形しないように、ステンレス等
の金属で作られている。 連結部材1は、横断面形状が多角形、あるい
は、楕円形に形成されたロツドが使用される。こ
の形状の連結部材1は、尻尾止具3と曲具5とが
回転しない状態で、軸方向に移動できる。従つ
て、この連結部材1に挿入された尻尾止具3は、
最も簡単に鯛を挟むことができる。 ただ、連結部材1には円形断面のものも使用で
きる。円形断面の連結部材1に挿通された尻尾止
具3は回転する。従つて、この連結部材1に挿入
された尻尾止具3は、頭止具2と対向する位置に
調整して連結部材1に固定する必要がある。 頭止具2は、連結部材1の下端に固定されてい
る。この頭止具2は、鯛を挟着して頭部が保持で
きるように、尻尾止具3との対向面である上面に
保持部2Aを備える。第1図に示す頭止具2は、
連結部材1の反対側に隔壁6が設けられて上面に
保持部2Aが設けられている。頭止具2と尻尾止
具3とで挟着されて、中間が曲具5で押された鯛
は、第1図に示すように、頭部が連結部材1から
離れる方向を向く。従つて、頭止具2の保持部2
Aは、連結部材1から離れる方向に鯛の頭がずれ
るのを阻止すれば足りる。ただ、頭止具2の保持
部2Aには、鯛を挟着して保持できる全ての形状
が使用できる。 尻尾止具3は、連結部材1に摺動自在に取り付
けられている。従つて、この尻尾止具3は、連結
部材1が摺動自在に挿入されている筒体7を備え
ている。筒体7に、鯛の尻尾を成形する尻尾止具
本体8が固定されている。尻尾止具本体8は、頭
止具2とで鯛を挟んで保持すると共に、鯛の尻尾
を湾曲して奇麗に成形するように湾曲面3Aを有
する。湾曲面3Aは、頭止具2との対向面であ
る、第1図の下面に設けられている。湾曲面3A
は、鯛の尻尾を湾曲成形する曲率半径で湾曲され
ている。 筒体7には、尻尾止具3が鯛を軽く挟着する位
置で尻尾止具3を連結部材1に固定するストツパ
4である止ネジが設けられている。止ネジは、筒
体7を貫通して穿設されたネジ孔にねじ込まれて
いる。尻尾止具3を連結部材1に沿つて移動させ
る時に、止ネジを緩め、尻尾止具3が鯛を挟着す
る状態で止ネジを締め付けて尻尾止具3を連結部
材1に固定する。 曲具5は、頭止具2と尻尾止具3との中間にあ
つて、連結部材1に摺動自在に挿入されている。
従つて、この曲具5は、尻尾止具3と同様に、連
結部材1に摺動自在な筒体9を備えている。筒体
9には、頭止具2と尻尾止具3とで挟んで保持さ
れた鯛の中間を押圧して、鯛を曲げる突部5Aが
固定されている。突部5Aの突出長さは、波型に
変形される鯛の変形量を調整する。 このように、曲具5が連結部材1に沿つて移動
できる魚焼器は、鯛を理想的な姿勢に曲げて焼く
ことができる。それは、鯛の横を押す位置を鯛の
大きさに合わせて最適位置に調整できるからであ
る。ただ、曲具5は必ずしも位置を調整する必要
はない。鯛の大きさが多少変動しても、固定され
た曲具5で鯛を曲げて成形することができる。 曲具5は、第3図に示すように環状とすること
もできる。この曲具5は、魚を簡単に通すことが
でき、また、通された魚を確実に保持できるよう
に、間隔dを魚の厚みよりも多少大きくする。環
状の曲具5は、鯛を通して曲げることが出来る。
この構造の魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3と曲
具5とで魚の3箇所を保持する。したがつて、こ
の魚焼器は、魚が確実に保持でき、焼く姿勢に制
約を受けない。例えば、魚を下向き(第3図にお
いて魚焼器の右側下向きとする姿勢)にして焼い
ても、魚が落下することがない特長がある。 魚焼器が、頭止具2と尻尾止具3とで、複数の
魚を並列に並べて保持する場合、環状の曲具5
も、複数の魚を通すことができる幅に作られる。 また、第1図の鎖線で示すように、連結部材1
の中間を折曲して曲具5とすることもできる。 さらに、鯛は頭止具2と尻尾止具3とで挟んで
保持されるので、曲具5を使用しないで、鯛を曲
げて保持することも可能である。従つて、この考
案は、曲具5を備えない魚焼器を含んでいる。た
だ、曲具5を備える魚焼器は、鯛を極めて軽く挟
着状態に保持して、奇麗に曲げて焼くことができ
る特長がある。 第1図に示す魚焼器は、頭止具2を固定して尻
尾止具3を移動自在に連結部材1に取り付けてい
る。この考案の魚焼器は、頭止具2と尻尾止具3
との間隔を広げて鯛を入れ、間隔を狭くすること
によつて、鯛を挟んで保持し、これによつて、鯛
を波型に成形して保持している。従つて、尻尾止
具3と頭止具2の何れか一方、または、両方を連
結部材1に移動自在に取り付けることができる。
例えば、尻尾止具3を連結部材1に固定して、頭
止具2を移動自在に連結部材1に取り付け、ある
いは、頭止具2と尻尾止具3の両方を連結部材1
に移動自在に取り付けることも可能である。 第2図に示す魚焼器は、多段に鯛を保持でき
る。中間に位置する尻尾止具3は、上面に頭止具
2が固定されている。頭止具2は、鯛の頭を挿入
して、移動しないように、上端が開口された筒状
に作られている。この形状の頭止具2は、最も安
定して鯛を保持できる特長がある。筒型の頭止具
2は、魚の頭を確実に保持できるように、好まし
くは、楕円筒状とするのがよい。楕円筒状の頭止
具は、第2図に於て、紙面に交差する方向に長い
半径が向く状態で尻尾止具3の上面に固定され
る。 また、頭止具2は、第1図の鎖線で示すよう
に、円筒を縦割した樋型にすることもできる。第
1図に示すように、尻尾止具3の上面に頭止具2
を固定した魚焼器は、図示しないが、第2図の魚
焼器のように、頭止具の上方に、曲具と尻尾止具
とを設けて多段に鯛を保持することができる。 中間に位置する尻尾止具3は、上面に頭止具2
が固定されて保持部2Aが設けられている。この
構造の魚焼器は、下から順に鯛を保持する。すな
わち、次の順番で鯛を保持する。 まず最初、最下段の尻尾止具3を持ち上げて
ここに鯛を入れる。 最下段の尻尾止具3を降下させて、鯛を軽く
挟んで保持する。この状態で、鯛は、波型に曲
げられ、尻尾が湾曲される。尻尾止具3が鯛を
挟む状態で、尻尾止具3のストツパ4である止
ネジを締め付けて固定する。 下から2段目の尻尾止具3を持ち上げて、下
面で鯛を保持する尻尾止具3の上面の頭止具2
に鯛を入れる。 2段目の尻尾止具3を降下させて、鯛を挟ん
で保持する。この状態で2段目の尻尾止具3の
止ねじを締め付けてこれを連結部材1に固定す
る。 3段以上に鯛を保持する場合、さらに上の尻
尾止具3で鯛を挟んで固定する。 第2図に示す魚焼器は、複数の鯛を直列多段に
保持している。この形状で鯛を保持する魚焼器
は、大きさが異なる鯛を、鯛の大きさに対応して
理想的な成形状態で保持できる特長がある。 ただ、図示しないが、大きさが近似する鯛は、
並列に保持することも可能である。複数の鯛を並
列に保持する尻尾止具3と、頭止具2とは、細長
く作られて、横に並べて鯛を保持する。 第1図と第2図とに示す魚焼器は、ストツパ4
に止ねじが使用されている。ストツパ4には、尻
尾止具3と頭止具2とで、鯛を挟着位置に停止で
きる全てのものが使用できる。例えば、第1図の
鎖線で示すように、尻尾止具3と頭止具2とを軽
く牽引する引張バネも使用できる。牽引バネ10
であるストツパ4を有する魚焼器は、止ネジを省
略できる。 第1図と第2図とに示すように、鯛を成形状態
で保持する魚焼器は、連結部材1の上端を焼き器
内に引つ掛ける。焼き器は、鯛を焼くことができ
る全てのものが使用できるが、好ましくは、遠赤
外線で鯛を焼く焼き器が最適である。 魚焼器を焼き器に吊り下げて移動させる方式
は、多量の鯛を連続して能率よく焼くことができ
る。ただ、鯛を保持する魚焼器は、吊り下げるこ
となく、水平に焼き器に入れて鯛を焼くこともで
きる。
この考案の魚焼器は、種々の大きさの魚を、理
想的な形状に湾曲して焼くことができる。それ
は、この考案の魚焼器が、頭と尻尾とを、頭止具
と尻尾止具で挟着し、さらに、魚の側面を曲具で
押圧して成形するからである。とくに、この考案
の魚焼器は、頭止具と尻尾止具の間隔を調整でき
ることに加えて、魚の側面を押圧する曲具の位置
も自由に移動できるので、曲具が魚を押圧する位
置を、魚の大中小に合わせて変更することができ
る。すなわち、この考案の魚焼器は、大きな魚か
ら小さい魚を、理想的な波型に変形できるように
曲具の位置を調整して、側面から押圧できる。し
たがつて、魚の大きさに関係なく、種々の大きさ
の魚を理想的な波型に成形して焼くことができ
る。この構造の魚焼器は、鯛を焼くのに多用され
る。この魚焼器で鯛を焼く場合、魚の大中小に専
用のものを用意する必要はない。尻尾止具と曲具
の位置を調整することによつて、同じ構造の魚焼
器で全ての魚を理想的な波型に保形して焼くこと
ができる。 さらに、この考案の魚焼器は、魚を大きく湾曲
して、いいかえると、振幅の大きい波型に成形し
て焼くことができる。それは、曲具が魚の側面を
強く押圧しても、魚が位置ずれしないからであ
る。波型に湾曲するために、魚を側面から押圧す
ると、魚は横に移動する。ただ、この考案の魚焼
器は、魚の頭と尻尾とを挟着する状態で、曲具が
魚の側面を押圧するので、保持する魚が位置ずれ
することがない。さらに、この考案の魚焼器は、
曲具の位置を調整して、魚の大きさに最適な位置
で魚の側面を押圧できる。このことは、魚を確実
に挟着して保持することと相乗して、曲具が魚の
側面の理想的な位置を押圧でき、また、曲具が魚
の側面を強く押圧でき、曲具でもつて魚を大きく
湾曲させて焼くことができる特長を実現する。し
たがつて、この考案の魚焼器は、魚の大きさに関
係なく、全ての魚を理想的な湾曲形状に保形して
焼くことができる特長がある。 さらにこの考案の魚焼器は、従来の櫛のよう
に、魚に線材を挿通して湾曲しないので、線材を
挿通する貫通孔から旨い汁液が流出することな
い。したがつて、この考案の魚焼器は、ふつくら
として柔らかく、風味があつて旨い状態で魚を焼
くことができる理想的な特性を備える。また、皮
膚を貫通する孔のない状態で焼かれた魚は、焼い
た後で硬くなり難く、長時間にわたつて旨く食べ
ることができる。 さらにまた、この考案の魚焼器は、魚を旨く焼
くことができるにも拘らず、極めて簡単に能率良
く、しかも、熟練者でなくとも奇麗に成形して焼
くことができる。簡単に能率良く焼くことが出来
るのは、尻尾止具と頭止具との間隔を広げて魚を
簡単に挟むことができ、また、その間隔を広くす
ることによつて、魚を簡単に外すことができるか
らである。さらに、櫛と違つて、魚を外す時間に
制約を受けないことは、魚を焼く能率を高くする
ことに効果がある。熟練者でなくても奇麗に成形
して焼くことができるのは、尻尾止具と頭止具と
で魚を挟むことによつて、全ての魚を綺麗に成形
して保持できるからである。 さらにまた、必要ならばこの考案の魚焼器は、
魚をセツトした状態で吊り下げることもできるの
で、吊り下げ状態で能率よく運搬するとも可能で
ある。
想的な形状に湾曲して焼くことができる。それ
は、この考案の魚焼器が、頭と尻尾とを、頭止具
と尻尾止具で挟着し、さらに、魚の側面を曲具で
押圧して成形するからである。とくに、この考案
の魚焼器は、頭止具と尻尾止具の間隔を調整でき
ることに加えて、魚の側面を押圧する曲具の位置
も自由に移動できるので、曲具が魚を押圧する位
置を、魚の大中小に合わせて変更することができ
る。すなわち、この考案の魚焼器は、大きな魚か
ら小さい魚を、理想的な波型に変形できるように
曲具の位置を調整して、側面から押圧できる。し
たがつて、魚の大きさに関係なく、種々の大きさ
の魚を理想的な波型に成形して焼くことができ
る。この構造の魚焼器は、鯛を焼くのに多用され
る。この魚焼器で鯛を焼く場合、魚の大中小に専
用のものを用意する必要はない。尻尾止具と曲具
の位置を調整することによつて、同じ構造の魚焼
器で全ての魚を理想的な波型に保形して焼くこと
ができる。 さらに、この考案の魚焼器は、魚を大きく湾曲
して、いいかえると、振幅の大きい波型に成形し
て焼くことができる。それは、曲具が魚の側面を
強く押圧しても、魚が位置ずれしないからであ
る。波型に湾曲するために、魚を側面から押圧す
ると、魚は横に移動する。ただ、この考案の魚焼
器は、魚の頭と尻尾とを挟着する状態で、曲具が
魚の側面を押圧するので、保持する魚が位置ずれ
することがない。さらに、この考案の魚焼器は、
曲具の位置を調整して、魚の大きさに最適な位置
で魚の側面を押圧できる。このことは、魚を確実
に挟着して保持することと相乗して、曲具が魚の
側面の理想的な位置を押圧でき、また、曲具が魚
の側面を強く押圧でき、曲具でもつて魚を大きく
湾曲させて焼くことができる特長を実現する。し
たがつて、この考案の魚焼器は、魚の大きさに関
係なく、全ての魚を理想的な湾曲形状に保形して
焼くことができる特長がある。 さらにこの考案の魚焼器は、従来の櫛のよう
に、魚に線材を挿通して湾曲しないので、線材を
挿通する貫通孔から旨い汁液が流出することな
い。したがつて、この考案の魚焼器は、ふつくら
として柔らかく、風味があつて旨い状態で魚を焼
くことができる理想的な特性を備える。また、皮
膚を貫通する孔のない状態で焼かれた魚は、焼い
た後で硬くなり難く、長時間にわたつて旨く食べ
ることができる。 さらにまた、この考案の魚焼器は、魚を旨く焼
くことができるにも拘らず、極めて簡単に能率良
く、しかも、熟練者でなくとも奇麗に成形して焼
くことができる。簡単に能率良く焼くことが出来
るのは、尻尾止具と頭止具との間隔を広げて魚を
簡単に挟むことができ、また、その間隔を広くす
ることによつて、魚を簡単に外すことができるか
らである。さらに、櫛と違つて、魚を外す時間に
制約を受けないことは、魚を焼く能率を高くする
ことに効果がある。熟練者でなくても奇麗に成形
して焼くことができるのは、尻尾止具と頭止具と
で魚を挟むことによつて、全ての魚を綺麗に成形
して保持できるからである。 さらにまた、必要ならばこの考案の魚焼器は、
魚をセツトした状態で吊り下げることもできるの
で、吊り下げ状態で能率よく運搬するとも可能で
ある。
第1図、第2図および第3図はこの考案に係る
魚焼器を示す側面図及び斜視図である。 1……連結部材、2……頭止具、2A……保持
部、3……尻尾止具、3A……湾曲面、4……ス
トツパ、5……曲具、5A……突部、6……隔
壁、7……筒体、8……尾止具本体、9……筒
体、10……牽引バネ。
魚焼器を示す側面図及び斜視図である。 1……連結部材、2……頭止具、2A……保持
部、3……尻尾止具、3A……湾曲面、4……ス
トツパ、5……曲具、5A……突部、6……隔
壁、7……筒体、8……尾止具本体、9……筒
体、10……牽引バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下記の全ての構成を有する魚焼器。 (a) 連結部材1と、頭止具2と、尻尾止具3と、
ストツパ4と、曲具5とを備える。 (b) 頭止具2と尻尾止具3とは、両者の間隔が調
整できるように連結部材1に移動自在に連結さ
れている。 (c) 頭止具2は、押し付けられる魚の頭を保持す
る保持部2Aを有する。 (d) 尻尾止具3は、魚の尻尾を湾曲成形する湾曲
面3Aを有する。 (e) 頭止具2の保持部2Aと、尻尾止具3の湾曲
面3Aとは互いに対向する面に設けられてい
る。 (f) 曲具5は、頭止具2と尻尾止具3とで挟んで
保持された魚の中間を押圧して、魚を曲げる突
部5Aを備える。 (g) 曲具5は、連結部材1に沿つて移動自在に連
結されている。 (h) 曲具5は、ストツパ4でもつて、連結部材1
の所定の位置に固定される。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988118299U JPH0527131Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988118299U JPH0527131Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240341U JPH0240341U (ja) | 1990-03-19 |
| JPH0527131Y2 true JPH0527131Y2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=31362531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988118299U Expired - Lifetime JPH0527131Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527131Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4951548A (ja) * | 1972-09-22 | 1974-05-18 | ||
| JPS49101091U (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-30 |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP1988118299U patent/JPH0527131Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240341U (ja) | 1990-03-19 |
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