JPH05271864A - Mn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した鋼 - Google Patents

Mn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した鋼

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JPH05271864A
JPH05271864A JP4071720A JP7172092A JPH05271864A JP H05271864 A JPH05271864 A JP H05271864A JP 4071720 A JP4071720 A JP 4071720A JP 7172092 A JP7172092 A JP 7172092A JP H05271864 A JPH05271864 A JP H05271864A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼中にMnSの析出核となりやすい酸化物を
多数分散させることにより、鋼の特性を向上させる。 【構成】 微小粒子のうちで、酸化物とMnSとから
成り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物と、不可
避的に混入されるCa,Mg,Si,Zrのうちの少な
くとも一種以上の酸化物から成り、その内のMn酸化物
の占める割合が重量%でMn酸化物とAl酸化物の和の
50〜90%となる部分と、Zr,Ti,Ce,Hf,
Y,Siの一種または二種以上の酸化物とから成る部分
とで構成され、かつ0.1〜10μmの大きさのもの
が、鋼材断面積1mm2 あたり30〜2000個分散した
鋼である。 【効果】 HAZ靭性の良好な厚板鋼や深絞り性の優れ
た薄板材ができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼中にMnS粒子の析
出核となりやすい酸化物を多数分散させた、高機能の低
硫黄鋼材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型構造物に使用される鋼材は、最近の
製鉄技術の進歩により種々の改良がなされ、優れた母材
特性を有するようになってきたが、例えば溶接接合した
場合に継手に現れる溶接熱影響部の特性を、鋼材の製造
過程で与えられる母材特性と同等に維持することは、一
般に困難である。すなわち、溶接熱によって熱影響部
(以下HAZという)の結晶粒が粗大化するために鋼が
脆化するからである。つまり、HAZの結晶粒サイズは
鋼の低温靭性に大きな影響を与えることが知られてお
り、そのためHAZ組織を微細化する技術が開発され、
実用化されている。
【0003】例えば、特開昭61−79745号公報で
は、鋼中にTiを添加し、オーステナイト結晶粒内に微
細なTi酸化物を分散させ、これを変態核として粒内フ
ェライトを発達させることによりHAZ組織の微細化を
図る技術を提案している。また、特開昭61−2389
40号公報には、二次脱酸生成物として、微細なTi酸
化物を均一分散させることによってHAZ靭性が改善で
きることを開示している。更に、特開平01−2286
43号公報には溶存酸素量を規制した溶鋼に、Zr,T
i,Ce,Y,Hf等の脱酸剤を添加し、生成した脱酸
生成物を核としてMnSを微細に分散させ、これによっ
て鋼組織を微細化しHAZ靭性やその他の鋼特性向上に
寄与することが開示されている。更にまた、特開平03
−047664号公報では、MnSの析出核としてMn
O−SiO2 酸化物(Mnシリケート)が適しているこ
とを示している。一方、冷間加工用の薄鋼板において
も、MnSを微細に分散析出させることにより、連続焼
鈍工程においてセメンタイトの析出を促進させて加工性
を向上させることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、鋼中
に生成した脱酸生成物やMnSを利用することにより材
質の向上を図ることは公知であるが、この技術をより多
くの鋼種に適用するためには、MnSの析出核として本
発明者らが以前提案したMnシリケート酸化物以外にも
適した酸化物を見いだす必要がある。特に、脱酸元素と
して広く用いられているAlを含む酸化物で、MnS析
出に適した酸化物条件を見いだすことが重要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、MnS析
出個数が多くなるような酸化物として、脱酸元素として
広く用いられているAlを含むMn酸化物に着目し、最
適のMnOとAl2 3 の構成比を見いだすこと、およ
び更に該酸化物の個数を増加せしめるために他の強脱酸
元素を添加した場合の効果を確認することを目的とし
て、種々の研究を行なった結果、本発明を得た。すなわ
ち本発明は、(1)重量%として、Mn:0.1〜3.
0%、Al:0.01%以下、S:0.01%以下を含
有し、その他必要に応じて鋼材に通常含有する諸元素を
含むことができるMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒
子が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のう
ちで、酸化物とMnSとから成り、かつ酸化物がM
n酸化物とAl酸化物から成り、その内のMn酸化物の
占める割合が重量%で酸化物部分の50〜90%となる
酸化物で、かつ0.1〜10μmの大きさのものが、
鋼材断面積の1mm2 あたり30〜2000個分散してい
ることを特徴とするMn酸化物とAl酸化物を含む微小
粒子が分散した鋼、(2)重量%として、Mn:0.1
〜3.0%、Al:0.01%以下、S:0.01%以
下を含有し、その他必要に応じて鋼材に通常含有する諸
元素を含むことができるMn酸化物とAl酸化物を含む
微小粒子が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小粒
子のうちで、酸化物とMnSとから成り、かつ酸化
物がMn酸化物とAl酸化物と、不可避的に混入される
Ca,Mg,Si,Zrのうちの少なくとも一種以上の
酸化物から成り、その内のMn酸化物の占める割合が重
量%でMn酸化物とAl酸化物の和の50〜90%とな
る酸化物で、かつ0.1〜10μmの大きさのもの
が、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜2000個分散し
ていることを特徴とするMn酸化物とAl酸化物を含む
微小粒子が分散した鋼、(3)重量%として、Mn:
0.1〜3.0%、Al:0.01%以下、S:0.0
1%以下、およびZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの
一種または二種以上を0.002〜0.05%含有し、
その他必要に応じて鋼材に通常含有する諸元素を含むこ
とができるMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分
散した鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、
酸化物とMnSから成り、かつ酸化物がMn酸化物
とAl酸化物とから成り、その内のMn酸化物の占める
割合が重量%でMn酸化物とAl酸化物の和の50〜9
0%となる部分と、Zr,Ti,Ce,Hf,Y,Si
の一種または二種以上の酸化物とから成る部分とで構成
され、かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材
断面積の1mm2 あたり30〜2000個分散しているこ
とを特徴とするMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子
が分散した鋼、(4)重量%として、Mn:0.1〜
3.0%、Al:0.01%以下、S:0.01%以
下、およびZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種ま
たは二種以上を0.002〜0.05%含有し、その他
必要に応じて鋼材に通常含有する諸元素を含むことがで
きるMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した
鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸化
物とMnSとから成り、かつ酸化物がMn酸化物とA
l酸化物と、不可避的に混入されるCa,Mg,Si,
Zrのうちの少なくとも一種以上の酸化物から成り、そ
の内のMn酸化物の占める割合が重量%でMn酸化物と
Al酸化物の和の50〜90%となる部分と、Zr,T
i,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種以上の酸化
物とから成る部分とで構成され、かつ0.1〜10μ
mの大きさのものが、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜
2000個分散していることを特徴とするMn酸化物と
Al酸化物を含む微小粒子が分散した鋼である。
【0006】上記本発明において、鋼材に通常含有する
諸元素とは、例えばCu,Ni,Cr,Mo,Nb,
V,B,Ca等の元素が挙げられるが、必ずしもこれら
に限定されるものではなく、鋼材の要求特性に応じて適
宜添加されるものである。また、不可避的に混入される
Ca,Mg,Si,Zrの酸化物とは、耐火物からの混
入や精錬時のフラックス、スラグ等の一部が混入するこ
とを指すものであり、本発明に大きな影響を与えるもの
ではない。更に、10μmを超えるものや0.1μm未
満のサイズのものが含まれていても、上記サイズ範囲で
の上記個数条件が満たされていれば、特に問題とはなら
ない。
【0007】
【作用】以下、本発明を作用とともに詳細に説明する。
本発明者らは、MnSが析出しやすい酸化物であるMn
O−Al2 3 の生成について、種々の条件での実験を
行なった。すなわち、表1に示すような成分の溶鋼中へ
MnとAlの添加割合を変化させる実験を実験室規模と
実プロセスの両方で行ない、溶鋼中に生成したMnO−
Al2 3 におけるMnOとAl2 3の形成比率、お
よびこの酸化物に析出したMnSの析出個数を調査し
た。ここで、MnOとAl2 3 の形成比率は走査型電
子顕微鏡で、またMnS析出個数は二次元X線マイクロ
アナライザーで測定した。
【0008】
【表1】
【0009】その結果を図1に示した。ここで、Aは実
験室での結果であり、Bは実プロセスでの結果である
が、この図から、MnOの重量比がMn酸化物(Mn
O)とAl酸化物(Al2 3 )の和の50〜90%の
範囲となる時に、AとBの両方の場合において、酸化物
に析出するMnSの個数が極めて大きくなることが判
る。しかしながら、MnとAlを含む酸化物は、鋼材が
急冷却された場合には微細かつ均一に分散しやすいが、
Bのように一般の連続鋳造法を含む製造プロセスにおい
ては、溶鋼中で凝集合体してそのサイズが大きくなりや
すい。そこで、本発明者らは、既に特開平01−228
643号公報で開示した酸化物の微細化方法、すなわち
ZrやCe,Hf,Tiを添加する方法を本発明に応用
することを検討し、実験を行なった。前記で得られたM
nS析出率が高いMnO−Al2 3が得られる溶鋼成
分のひとつとして、Mn=2%かつAl=0.003%
となるように成分調整し、その後ZrまたはCe,H
f,Ti更にY,Siのうちのひとつを0.01%添加
した。また、CeとTiの場合には、CeとTiの両方
をそれぞれ0.005%ずつ添加する実験も行ない、更
にCeとZrについては、それぞれの添加量を変える実
験も実施した。
【0010】図2には、それぞれの脱酸法における酸化
物個数と酸化物に析出したMnS個数の関係を示す。い
ずれの脱酸法の場合にも、Mn,Al脱酸のみの比較材
に較べて酸化物個数とMnS個数の両方とも増加した。
また、MnSの個数は、Hf>Ce>Zr>Ti>Y>
Si>比較材の順序となっており、また、CeとTiを
両方を添加したものはTi単独に較べてMnS個数が多
くなっていた。すなわち、強脱酸元素の添加により酸化
物個数が増加し、しかも該組成のMnO−Al2 3
持つ高いMnS析出性を阻害しないことが判った。従っ
て、特定のMnO比を持つMnO−Al2 3 と上記強
脱酸元素の酸化物を複合化させれば、微細なMnSを多
数個分散させることができる。図3には、脱酸元素Ce
とZrについて、その添加濃度(ppm)とこれらの元素で
生成した酸化物に析出したMnS個数の関係を示した。
図から、脱酸元素を多量に含有させると効果の減少が著
しくなり、従って、ほぼ500ppm 以下の含有量とする
のが好ましいことが判る。なお、下限を特に限定しない
が、約20ppmであればMnS析出個数が増加する。
【0011】次に、複合酸化物のサイズ、個数について
規定した根拠について説明する。まず、サイズに関して
は、本発明で利用する酸化物は、従来の介在物と呼ばれ
る数10μm以上の、材質にとって有害な大型の酸化物
とは異なり、微小なものである。例えば、微細なフェラ
イト組織の変態核となりやすい酸化物やMnSの大きさ
は数μmであり、また、セメンタイトの析出核となるM
nSは1μm以下のものが多い。しかしながら、0.1
μmより小さいものについては、それを検出する手段が
複雑になるので、0.1〜10μmとし、このサイズの
酸化物について個数と材質の関係を調査した。表2に示
す基本成分で、実際の連続鋳造で製造した大入熱溶接厚
板用鋳片と深絞り薄板用鋳片の粒子(介在物)組成、該
サイズの粒子個数と材質特性値との関係を表3および表
4に示す。
【0012】
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】
【表4】
【0015】表3には、大入熱溶接厚板用鋳片の場合
で、粒子個数が一番少ない部位である鋳片厚み中心部で
の粒子を示すが、表から粒子(介在物)個数が鋼材断面
積の1mm2 あたり30個未満の場合には、所定の低温
(−60℃)での靭性を満足せず、また、0.1〜10
μmサイズの酸化物個数が1mm2 あたり74個と個数を
満たしていても、Mn酸化物(MnO)比率が低い場合
には、−60℃靭性を満足しないことがわかる。なお、
のように、CaやMgの酸化物が耐火物や精錬時のフ
ラックス・スラグ等から混入していても、Mn酸化物と
Al酸化物が所定の割合で存在し、サイズ・個数につい
ても所定の条件が満足されていれば問題ない。一方、粒
子個数が2000個より多い場合の結果については、今
回の試験では得られなかったが、一般に、粒子個数が極
端に多くなると、鋼の材質に悪影響を及ぼすことが知ら
れているので、ここでは、上限を鋼材断面積の1mm2
たり2000個とした。表4には、実際の連続鋳造で製
造した薄板材について、同じく粒子(介在物)の組成や
該サイズの粒子個数と連続焼鈍後の製品のr値(深絞り
性を表す指標)との関係を調査した結果を示す。この場
合は高Mn成分なので、一般にr値は1.7以下である
が、粒子の大きさ・個数が前記条件に入っているおよ
びでは、良好なr値を得ている。なお、10μmを超
えるものや0.1μm未満のサイズのものが含まれてい
ても、上記サイズ範囲での上記個数条件が満たされてい
れば、特に問題とはならない。
【0016】また、本発明は、該粒子条件が得られるな
らば、製造条件や製造プロセスを特に限定することはな
く、例えば、近年発展してきた双ロールをはじめとする
急冷却の薄板製造プロセスで実施することも可能であ
る。
【0017】最後に、本発明で規定したMnとAlの量
は、所定の組成のMnO−Al2 3 を形成させるため
に必要なものであるが、材質への悪影響を及ぼさないM
nの上限として3.0%とし、Alについてはあまり高
くするとMnO−Al2 3が形成されなくなるので、
0.01%を上限とした。また、Sについては、前述し
たように鋼に対して悪影響を与えるので、0.01%を
上限とした。更に、本発明において、鋼材に通常含有す
る諸元素とは、例えばCu,Ni,Cr,Mo,Nb,
V,B,Ca等の元素が挙げられるが、必ずしもこれら
に限定されるものではなく、鋼材の要求特性に応じて適
宜添加されるものである。
【0018】
【実施例】
(実施例1)表2のCに示す基本成分の鋼を実際の転
炉、RHおよび連続鋳造プロセスで製造し、厚板用に圧
延した鋼板からサンプルを採取して、溶接試験を行なっ
た。溶接条件は大入熱(200kJ/cm)とし、シャルピ
ー試験により、延性/脆性破面遷移温度を測定した。結
果を表3に示すが、本発明の条件を満足する,で
は、要求材質特性(今回の場合は−60℃)を十分に満
たすことができた。
【0019】(実施例2)表2のDに示す基本成分の鋼
を実際の転炉、RHおよび連続鋳造プロセスで製造し、
薄板に冷間圧延後、連続焼鈍プロセスで時効処理を行な
い、切りだしたサンプルについて深絞り性の評価を行な
った。結果を表4に示すが、本発明の条件を満足する
およびでは、要求材質特性(今回の場合には、r>
1.8)を十分に満足する材料が得られた。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明により多数のMn
Sが鋼中に析出し、その結果として、材質の優れた鋼を
得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験室および実製造プロセスで得られた、Mn
酸化物がMn酸化物とAl酸化物の和にしめる割合と酸
化物へ析出したMnS個数の関係を示した図である。
【図2】実験室で得られた酸化物個数と酸化物に析出し
たMnS個数の関係を示した図である。
【図3】CeおよびZr濃度と酸化物に析出したMnS
個数の関係を示した図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
    %、Al:0.01%以下、S:0.01%以下を含有
    し、その他必要に応じて鋼材に通常含有する諸元素を含
    むことができるMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子
    が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうち
    で、酸化物とMnSとから成り、かつ酸化物がMn
    酸化物とAl酸化物から成り、その内のMn酸化物の占
    める割合が重量%で酸化物部分の50〜90%となる酸
    化物で、かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼
    材断面積の1mm2 あたり30〜2000個分散している
    ことを特徴とするMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒
    子が分散した鋼。
  2. 【請求項2】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
    %、Al:0.01%以下、S:0.01%以下を含有
    し、その他必要に応じて鋼材に通常含有する諸元素を含
    むことができるMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子
    が分散した鋼において、鋼中に含まれる微小粒子のうち
    で、酸化物とMnSとから成り、かつ酸化物がMn
    酸化物とAl酸化物と、不可避的に混入されるCa,M
    g,Si,Zrのうちの少なくとも一種以上の酸化物か
    ら成り、その内のMn酸化物の占める割合が重量%でM
    n酸化物とAl酸化物の和の50〜90%となる酸化物
    で、かつ0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材断
    面積の1mm2 あたり30〜2000個分散していること
    を特徴とするMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が
    分散した鋼。
  3. 【請求項3】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
    %、Al:0.01%以下、S:0.01%以下、およ
    びZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種
    以上を0.002〜0.05%含有し、その他必要に応
    じて鋼材に通常含有する諸元素を含むことができるMn
    酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した鋼におい
    て、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸化物とMn
    Sから成り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物と
    から成り、その内のMn酸化物の占める割合が重量%で
    Mn酸化物とAl酸化物の和の50〜90%となる部分
    と、Zr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種または二
    種以上の酸化物とから成る部分とで構成され、かつ
    0.1〜10μmの大きさのものが、鋼材断面積の1mm
    2 あたり30〜2000個分散していることを特徴とす
    るMn酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した
    鋼。
  4. 【請求項4】 重量%として、Mn:0.1〜3.0
    %、Al:0.01%以下、S:0.01%以下、およ
    びZr,Ti,Ce,Hf,Y,Siの一種または二種
    以上を0.002〜0.05%含有し、その他必要に応
    じて鋼材に通常含有する諸元素を含むことができるMn
    酸化物とAl酸化物を含む微小粒子が分散した鋼におい
    て、鋼中に含まれる微小粒子のうちで、酸化物とMn
    Sとから成り、かつ酸化物がMn酸化物とAl酸化物
    と、不可避的に混入されるCa,Mg,Si,Zrのう
    ちの少なくとも一種以上の酸化物から成り、その内のM
    n酸化物の占める割合が重量%でMn酸化物とAl酸化
    物の和の50〜90%となる部分と、Zr,Ti,C
    e,Hf,Y,Siの一種または二種以上の酸化物とか
    ら成る部分とで構成され、かつ0.1〜10μmの大
    きさのものが、鋼材断面積の1mm2 あたり30〜200
    0個分散していることを特徴とするMn酸化物とAl酸
    化物を含む微小粒子が分散した鋼。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013245385A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp Haz靱性に優れた厚鋼板
EP2298950A4 (en) * 2008-07-15 2014-01-29 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp STEEL MATERIAL FOR WELDING
JP2015007264A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 新日鐵住金株式会社 溶接熱影響部靱性に優れた厚板鋼材とその溶製方法
CN112159928A (zh) * 2020-09-28 2021-01-01 广东韶钢松山股份有限公司 一种含Zr轴承钢及其制备方法

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