JPH05273545A - 粘着シートロール及びその製造方法 - Google Patents

粘着シートロール及びその製造方法

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Publication number
JPH05273545A
JPH05273545A JP4071298A JP7129892A JPH05273545A JP H05273545 A JPH05273545 A JP H05273545A JP 4071298 A JP4071298 A JP 4071298A JP 7129892 A JP7129892 A JP 7129892A JP H05273545 A JPH05273545 A JP H05273545A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive sheet
polarizing plate
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP4071298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Yamada
雅和 山田
Masakatsu Tagami
昌克 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏光板または位相差板粘着シートを取扱う際
に打痕が発生するのを防止する。 【構成】 偏光板1、プロテクトテープ2、離型紙3、
離型紙3上に形成された粘着剤層4,クッション性に富
む不織布製の合紙5よりなる粘着シート6が、巻芯7上
に巻き重ねられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置等に使用
される、偏光板または位相差板の片面に粘着剤層が形成
された粘着シートロール(以下単に「粘着シートロー
ル」と称する)及びその製造方法に関する。
【0001】
【従来の技術】液晶表示装置等に使用される偏光板また
は位相差板の片面に粘着剤層が設けられた粘着シート
(以下単に「粘着シート」と称する)は、従来、偏光板
または位相差板を原反ロールから巻出し、その片面(プ
ロテクトテープ等の保護膜で保護されていない側の面)
に、離型紙上に形成された粘着剤層を転写することによ
って粘着剤層を形成し、一旦長さ100〜300mのジ
ャンボロールとして巻取った後、再びジャンボロールか
ら巻き出して500〜1000mmの一定長さのシート
状に切断することによって製造されている。製造された
粘着シートは一枚毎に積重ねられ、粘着剤層が硬化する
までそのまま静置保管され、粘着剤層が硬化後に移動、
表示装置に貼る最終寸法にトリミング、離型紙の除去が
なされて表示装置の液晶セルに貼着される。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来、粘
着シートを粘着剤が硬化するまで静置状態で保管するの
は、粘着剤が充分に硬化しないうちに移動、運搬等の取
扱いをすると、取扱い中に加えられる衝撃や圧縮によっ
て粘着剤層に生じた変形が回復しないまま固化して、い
わゆる「打痕」となり、この打痕が画像の歪み等、液晶
表示装置の致命的欠陥となるからである。
【0003】粘着剤が硬化するまでの時間は、粘着剤の
種類や周囲温度その他の条件によって異なるが、2〜5
日と長時間を要するので、保管のため広いスペースを要
するという問題がある。また、シート状に切断されたも
のは運搬の際に曲げなどの無理な力がかかって打痕が発
生しやすいので取扱いが難しく、運搬作業者も多く必要
である上、粘着シートを最終使用寸法にトリミングする
ことによる材料の無駄が多く出る。
【0004】打痕の防止対策として、硬化速度の速い粘
着剤を使用することによって短時間で硬化させる方法が
あるが、粘着剤のポットライフが短くなり、離型紙に粘
着剤を塗工する際の塗工が著しく困難となる。
【0005】本発明は上記のような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであって、短いシート状に切断して
粘着剤が硬化するまで静置保管したり、粘着剤の硬化速
度を速めたりすることなしに、粘着シート取扱いの際の
打痕の発生を防止する粘着シートロール及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の粘着シートロールは、片面にプロテクト
テープが貼着され、他の片面に粘着剤層と離型紙がこの
順に積層されてなる偏光板粘着シートまたは位相差板粘
着シートと、クッション性に富む合紙とを重ねて、巻芯
に巻き重ねられてなることを要旨とするものである。
【0007】また、その製造方法は、偏光板または位相
差板に、粘着剤層を有する離型紙の粘着剤層を偏光板ま
たは位相差板に接して積層し、合紙を重ね、巻芯上に巻
き重ねることを要旨とするものである。
【0008】偏光板は、ポリビニルアルコール(PV
A)ベースフィルムにヨウ素を配列させた多ハロゲン偏
光膜、PVAフィルムに2色性染料を組合せた染料偏光
膜等の偏光膜の両面にアセチルセルロースフィルム等が
サンドイッチされた、厚さ凡そ100〜300μmのも
の、また、位相差板は、ポリカーボネート系、セルロー
ス系、塩化ビニル系、アクリロニトリル系等の熱可塑性
樹脂製シートまたはフィルムが一軸延伸された厚さ10
0〜300μmのもので、いずれも片面にポリエチレン
製等の易剥離性のプロテクトテープが貼られ、保護され
ている。
【0009】粘着剤としては、光の透過性、耐久性等の
面からアクリル系のものが好ましく、ブチルアクリレー
ト−ヒドロキシエチルアクリレート(BA−HEA)共
重合体等が挙げられ、これを溶剤で溶解しイソシアネー
ト系等の硬化剤を添加したものが用いられる。
【0010】離型紙は、クラフト紙、グラシン紙、パー
チメント紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム等を基材とし、必要によってアンカーコートを施
した後、シリコンによる離型処理を施したものであっ
て、背面側には粘着剤層形成面側よりも良好な離型性が
付与されている。
【0011】合紙はクッション性に富むものであること
が肝要であり、上質の和紙、不織布、ウレタン発泡シー
ト等が好適である。クラフト紙、PETフィルム等離型
紙として用いられるものは一般にクッション性に乏し
く、不適当である。
【0012】
【作用】偏光板または位相差板、粘着剤層、離型紙より
なる粘着シートロールは、合紙と重ねて巻芯に巻かれて
いるので、取扱い時に外部からかかる打撃や圧縮力、巻
取りのテンションによる圧力等が合紙のクッション性に
よって緩和されることになり、未硬化の粘着剤層には打
痕の原因となるような変形が発生しにくい。
【0013】粘着シートロールの製造方法は、粘着剤層
が形成された離型紙から粘着剤層を偏光板または位相差
板に転写するとともに、離型紙に合紙を重ねて巻芯上に
巻き重ねるものであるから、粘着シートロールの粘着剤
層の形成と離型処理が同時に行え、合紙を粘着シートと
巻芯の間に挟む作業の自動化が可能である。また、合紙
のクッション性によって巻き重ね時の圧力が均一化さ
れ、緩和されて、製造工程での打痕や皺の発生が抑えら
れる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を、偏光板粘着シート
ロールの場合について、図面を参照して説明する。
【0015】〔実施例〕図1(A)は偏光板粘着シート
ロールの製造工程説明図、図1(B)は偏光板粘着シー
トロールの実施例を示し、図1(A)のX部の拡大断面
図である。
【0016】図1(A)において、偏光板原反ロールA
は、PVAベースフィルムにヨウ素が含浸・配列された
ものの両面にトリアセチルセルロースフィルムがサンド
イッチされた、厚さ180μm、巾560mmの偏光板
1の片面に、ポリエチレンの易剥離性プロテクトテープ
2が貼着され、該プロテクトテープ2を外にして長さ約
200mがロール状に巻かれたものである。
【0017】離型紙3は厚さ125μmのPETフィル
ムで、離型紙ロールBから連続的に巻き出し、その離型
性の弱い側の面に塗工機Cで粘着剤を塗工後、乾燥装置
Dで乾燥して粘着剤層4を形成する。粘着剤はブチルア
クリレート−ヒドロキシエチルアクリレート共重合体2
5重量部、トルエン75重量部、イソシアネート系の硬
化剤0.1重量部を添加したものである。
【0018】合紙ロールEは、厚さ120μmのセルロ
ース系不織布の合紙5がロール状に巻かれたものであ
る。
【0019】偏光板原反ロールAから偏光板1をプロテ
クトテープ2とともに巻き出し、プロテクトテープ2が
貼着されていない面に粘着剤層4が接するように離型紙
3を、また、プロテクトテープ2に接するように合紙ロ
ールEから巻き出される合紙5を重ね、圧着ロールFで
圧着・積層することによって偏光板粘着シート6が連続
的に得られ、これを合紙5を外側にして巻芯7上に巻き
重ね、偏光板粘着シートロール8が得られる。
【0020】次いで、このようにして得られた偏光板粘
着シートロール8を製造の翌日(24時間後)に人力と
トラックで運搬した後、1ロール全長を合紙5が重ねら
れたまま使用寸法の250mm×200mmの長方形の
シートに切断して打痕の有無を検査し、打痕率(全シー
ト枚数中1か所でも打痕のあるシートの枚数の百分比)
を求めた結果、4.5%であった。
【0021】〔比較例1〕合紙として厚さ125μmの
PETシートを用いた他は、実施例と同じ原材料、製造
方法による偏光板粘着シートロールを製造した。
【0022】この偏光板粘着シートロールについて、実
施例と同じく打痕率を求めた結果、20%であった。
【0023】〔比較例2〕合紙を使用しない他は、実施
例と同じ原材料、製造方法による偏光板粘着シートロー
ルを製造した。
【0024】この偏光板粘着シートロールについて、実
施例と同じく打痕率を求めた結果、31%であった。
【0025】なお、上記実施例の粘着シートロールは合
紙を外側にして巻芯上に巻き重ねたものであり、外部か
ら加えられる衝撃による打痕や傷の防止により効果的で
ある。しかし、合紙を内側にして巻芯上に巻き重ねたも
のとしてもよく、この場合には外部衝撃に対しては若干
弱くなるが、巻芯の凹凸や巻芯に付着した異物によって
発生する打痕や傷の防止にはより効果的である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の粘着シートロールは、粘着シート取扱い時あるいはロ
ールに巻取り時等に発生する打痕を、大巾に減少させる
ことができる。
【0027】また、これに伴って、打痕防止のために粘
着剤硬化まで静置保管するための広いスペース、短いシ
ート状に切断する手間や時間の無駄、最終使用寸法にト
リミングする場合の材料の無駄等が発生するのを減少さ
せることができる。
【0028】また、本発明の粘着シートロールの製造方
法によれば、偏光板あるいは位相差板に粘着剤層を形成
する工程、及び打痕発生防止のための合紙の重ね合わせ
工程を容易化、自動化することができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粘着シートロールの製造工程及び粘着シ
ートロールの説明図であり、(A)は製造工程の説明
図、(B)は(A)のX部の拡大断面図、である。
【符号の説明】
1 偏光板 2 プロテクトテープ 3 離型紙 4 粘着剤層 5 合紙 6 偏光板粘着シート 7 巻芯 8 偏光板粘着シートロール A 偏光板原反ロール B 離型紙ロール C 塗工機 D 乾燥装置 E 合紙ロール F 圧着ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面にプロテクトテープが貼着され、他
    の片面に粘着剤層と離型紙がこの順に積層されてなる偏
    光板粘着シートまたは位相差板粘着シートと、クッショ
    ン性に富む合紙とを重ねて、巻芯に巻き重ねられてなる
    ことを特徴とする粘着シートロール。
  2. 【請求項2】 偏光板または位相差板に、粘着剤層を有
    する離型紙の粘着剤層を偏光板または位相差板に接して
    積層し、合紙を重ね、巻芯上に巻き重ねることを特徴と
    する、粘着シートロールの製造方法。
JP4071298A 1992-03-27 1992-03-27 粘着シートロール及びその製造方法 Pending JPH05273545A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005047941A1 (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Dai Nippon Printing Co., Ltd カラーフィルタ基板、その積層体及びカラーフィルタ基板の利用方法
JP2005230803A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Optimax Technology Corp 薄膜特性改善方法
JP2006028400A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Hitachi Chem Co Ltd 緩衝性カバーフィルムを備えた接着シート並びに半導体装置及びその製造方法

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