JPH052741U - ピペツトチツプ - Google Patents
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- JPH052741U JPH052741U JP2733391U JP2733391U JPH052741U JP H052741 U JPH052741 U JP H052741U JP 2733391 U JP2733391 U JP 2733391U JP 2733391 U JP2733391 U JP 2733391U JP H052741 U JPH052741 U JP H052741U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 医療分野における血液、血清、血漿、リンパ
液、髄液、尿などの体液試料等の臨床検査や各種の理化
学・生化学実験等の場において、ピペット本体に接続さ
れて使用される使い捨て用のピペットチップであって、
検体や試薬溶液等を分析用ウェルプレート等に定量排出
したことを確実に確認できるようにしたものを提供す
る。 【構成】 大径側基端部1の連結部2をピペット本体に
連結して、小径側先端部3の開口4から検体の吸引、排
出を行なう略円錐筒状のピペットチップPにおいて、前
記ピペットチップPの内周に、検体に溶解し得る色素5
を塗布する。
液、髄液、尿などの体液試料等の臨床検査や各種の理化
学・生化学実験等の場において、ピペット本体に接続さ
れて使用される使い捨て用のピペットチップであって、
検体や試薬溶液等を分析用ウェルプレート等に定量排出
したことを確実に確認できるようにしたものを提供す
る。 【構成】 大径側基端部1の連結部2をピペット本体に
連結して、小径側先端部3の開口4から検体の吸引、排
出を行なう略円錐筒状のピペットチップPにおいて、前
記ピペットチップPの内周に、検体に溶解し得る色素5
を塗布する。
Description
【0001】
本考案は、例えば医療分野における血液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿な
どの体液試料等の臨床検査とか各種の理化学・生化学実験等において、検体や試
薬溶液等を定量吸引および排出を行なうために、ピペット本体に装着されて使用
されるピペットチップに係り、詳しくは、大径側基端部をピペット本体に連結し
て小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状のピペットチップに関
する。
【0002】
臨床検査や各種分析実験の場においては、測定したい検体を分析用のプレート
ウェルや測定試験管内に添加するために使い捨て用のピペットチップが用いられ
ている。
【0003】
図8は、従来のこの種ピペットチップを示すもので、ピペットチップ10は、
透明又は半透明の合成樹脂製で略円錐筒状に形成されており、その大径側基端部
11にはピペット本体に連結するための連結部12が形成され、また、その小径
側先端部13には試薬等を吸引および排出するための微小開口14が形成されて
いる。
【0004】
このピペットチップ10は、通常図9の斜視図に示すようなピペットチップ収
納ケース20に、図10の縦断面図に示すような状態に収納され、ピペット本体
30に接続されて使用されることが多い。
【0005】
即ち、ピペットチップ収納ケース20は、不透明な合成樹脂製の下部開口型箱
体の上板部21に複数の孔22、22…、(通常は8列×12列=96個)を形
成してなるピペットチップ支持台23の下部開口部に、不透明又は半透明な合成
樹脂製の底蓋24を嵌脱可能に装着すると共に、前記ピペットチップ支持台23
の上部に透明又は半透明な合成樹脂製の上蓋25を装着して構成されている。そ
して、ピペットチップ10は、このピペットチップ収納ケース20の上板部21
に形成した孔22に上側から挿入して、大径側基端部11に形成した段部11a
にて上板部21に支承し、その状態で滅菌処理を施した後、前記底蓋24及び上
蓋25を支持台23に装着し、紙箱等に収容してから、ユーザーのもとへ出荷及
び運搬される。
【0006】
そして、ユーザー側においては、前記紙箱等からそのピペットチップ収納ケー
ス20を取り出して、上蓋25を取り外してからピペット本体(ポンプ式ピペッ
ト等)30をその把手部31において持ち、その先端部に設けた先細り状の接続
部32をピペットチップの基端側の連結部12内に密着挿入することにより、ピ
ペットチップ10をピペット本体30に装着し、この状態でピペット本体30を
上昇させてピペットチップ10を収納ケース20から離脱させる。しかる後、ピ
ペットチップ10の先端部13を検体や試薬溶液等が収容された試験管等の容器
内に挿入して、スイッチレバー33を指で操作することにより、前記検体や試薬
溶液等の定量吸引を行なった後、この検体吸引済みのピペットチップ10の先端
部13を図11に示すような96穴(8列×12列=96個)を有する合成樹脂
製の分析用ウェルプレート40のウェル41内や他の試験管等の容器内に挿入し
て、再び前記スイッチレバー33を指で操作することにより、その吸引済みの検
体や試薬溶液等の排出を行なうものである。
【0007】
しかしながら、上記のような検査作業において取り扱う検体は、微量であって
視認するのが容易でなく、しかも、96穴(8列×12列=96個)の分析用ウ
ェルプレート40や他の多数の試験管等に検体を排出する操作は細かな作業であ
り、検体の入れ忘れが生じたり、二重排出が行なわれたりするおそれがある。特
に、微量の検体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等
に予め収容した10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈
液などに添加する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分
目測できないため、検体添加の確認が難しい。そのため、臨床検査の場で誤診が
生じたり、分析結果を誤って判断したりする場合が生じる。
【0008】
本考案は、このような現状に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
医療分野における血液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿などの体液試料等の臨
床検査とか各種の理化学・生化学実験等の場において、ピペット本体に接続され
て使用される使い捨て用のピペットチップであって、検体や試薬溶液等を分析用
ウェルプレート等に定量排出したことを確実に確認できるようにしたものを提供
することにある。
【0009】
本考案のピペットチップは、上記目的を達成するため、大径側基端部をピペッ
ト本体に連結して小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状のピペ
ットチップにおいて、前記ピペットチップの内周に、検体に溶解し得る色素を塗
布したり、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口より小さく形成した
固形マーカ体を離脱可能に付着したり、或はピペットチップ内にピペットチップ
の先端部開口より大きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を含有した固形体を収
容したことを特徴としている。
【00010】
また、上記ピペットチップにおいて、その外周に、検体に溶解し得る色素を塗
布したり、検体に溶解しない固形マーカ体を離脱可能に付着したことを特徴とし
ている。
【00011】
上記ピペットチップをピペット本体に取付けて、検体を吸引し、分析用ウェル
プレート等に定量排出すると、ピペットチップの内周に色素を塗布したり、ピペ
ットチップ内に色素を含有した固形体を収容した場合には、その色素が検体に溶
解して検体を着色するため、検体の分析用ウェルプレート等への排出状態が明瞭
に確認できる。
【00012】
また、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口より小さく形成した固
形マーカ体を離脱可能に付着した場合には、検体の吸引に際し付着した固形マー
カ体が離脱して検体内に混入し、検体の排出と共に分析用ウェルプレート等へ排
出されるため、この場合にも、排出の確認が容易である。
【00013】
さらに、ピペットチップの外周に、検体に溶解し得る色素を塗布した場合には
、検体の排出に際し該色素を分析用ウェルプレートや試験管内に予め収容した溶
液に浸せば、該溶液が着色し排出操作を確実に確認できる。また、検体に溶解し
ない固形マーカ体をピペットチップ外周に付着した場合には、検体の排出に際し
該固形マーカ体を分析用ウェルプレートや試験管の縁等に擦り付けて排出検体内
に落下させれば、排出の確認が容易にできる。
【00014】
以下、本考案のピペットチップの実施例を図面に基づいて説明する。なお、本
考案のピペットチップは、臨床検査や各種分析実験の場において用いられるもの
で、一般に用いられている8列×12列=96個の孔を有するピペットチップ収
納ケース20に収納され得るもので、従来と同様にピペット本体30に接続され
て検体の吸引及び排出を行なうものである。
【00015】
図1は、本考案のピペットチップPの一実施例を示すもので、その全体が透明
又は半透明な合成樹脂材料(例えば、ポリプロピレンなど)で形成された略円錐
筒状体からなり、その大径側の基端部1にはピペット本体30に連結するための
連結部2が形成され、また、その小径側の先端部3には試薬等を吸引及び排出す
るための微小開口4が形成されている。
【00016】
そして、前記略円錐筒状のピペットチップ内周面には、その先端部内周に、検
体に溶解し得る色素5を塗布している。この色素5は、比較的水溶性に富み検体
に容易に溶解するものであることが必要で、検体等の分析に影響を及ぼさないも
のであれば、天然のものでも人工のものでも差し支えない。具体的には、フェノ
ールレッドやブロムフェノールブルー等が挙げられるが、これに限定されるもの
ではない。また分析用プレートウェルや試験管等に吸着しないことが必要で、色
素の吸収波長は検体分析の測定波長と異なることが好ましい。色素5の塗布位置
は、吸引した検体に色素5が接触し得る範囲であれば良く、従って、ピペットチ
ップPの最先端位置内側でも差し支えないが、検体を吸引するに際し、保存用の
検体に色素5が流れないように、最先端位置よりやや上側(基端部側)に塗布す
るのが好ましい。
【00017】
このように、ピペットチップPの先端内側に色素5を塗布すると、検体の吸引
、排出操作と同時に検体を着色することができ、分析用ウェルプレート40のウ
ェル41内や測定試験管等へ検体を排出したことが容易に視認できる。従って、
検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることがなくなる。特に、微量の検
体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等に予め収容し
た10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈液などに添加
する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分目測できない
ため、検体添加の確認が難しかったが、検体を着色することにより、検体添加の
確認が容易となる。そのため、臨床検査の場で誤診が生じたり、分析結果を誤っ
て判断したりすることはない。
【00018】
図2は、本考案の他の実施例を示すもので、前記実施例の単なる色素5の塗布
に代えて、ピペットチップP内に、検体に溶解し得る色素を含有した固形体6を
収容したものである。ここで固形体6に含有させる色素としては、前記実施例の
色素と同様のものでよい。また色素を含有させる固形体6は、輸送時など臨床検
査等を行なう前に排出されないよう、ピペットチップPの先端部3の開口4より
大きく形成されている。この固形体6としては、色素を含浸させ得る性質のもの
であって、検体に含まれる抗体などの測定対象物質が該固形体に吸着固定したり
反応したりしない物理化学的に不活性なものであればよい。その形状は特に問わ
ないが、固形体6全体が溶解せず色素だけが溶解する場合、ピペットチップ先端
部開口4の目詰まりを防止するために、リング形状や多角立体形状(図2)ある
いは多角平面形状(図3)であることが望ましく、また固形体6全体が多孔性で
水溶性であれば、球形状であってもリング、多角立体形状であってもよい。また
、固形体6の大径側基端部側からの抜け止めを図るため、図4に示すように、ピ
ペットチップPの内周に環状突条7を一条(B)ないし二条(A)形成し、環状
突条7とチップ先端部3間、或は二条の環状突条7、7間に、例えば、色素を含
有させた固形体6を収容するようにしてもよい。
【00019】
このように、固形体6に色素を含有させてピペットチップP内に収容した場合
でも、検体の吸引、排出に際し検体を着色できるため、分析用ウェルプレート4
0や測定試験管等へ検体を排出したことを容易に視認でき、検体を重複して添加
したり、入れ忘れたりすることがなくなる。
【00020】
図5は、本考案のさらに他の実施例を示すもので、ピペットチップPの内周に
、検体に溶解せずかつピペットチップPの先端部3の開口4より小さく形成した
固形マーカ体8を離脱可能に付着したものである。この固形マーカ体8としては
、浮遊性のもの又は溶液より比重の軽い材質からなる粒子状のものが好ましいが
、沈降性のものであっても視認できるものであれば差し支えない。また、この固
形マーカ体8としては、粉末状のものであってもよい。なお、このような固形マ
ーカ体8は、ピペットチップP内への検体の吸引によって離脱し、検体の排出と
共に排出できるように、軽くピペットチップ内周に付着しておくことが好ましい
。このように、ピペットチップ内周に検体の吸引に際して離脱し得る固形マーカ
体8を付着しておけば、排出された検体中に固形マーカ体8が混入されるため、
分析用ウェルプレート40や測定試験管等に検体が排出されたことを容易に視認
でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることがなくなる。
【00021】
図6は、ピペットチップPの外周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内
に予め存在する分析用の溶液に溶解し得る色素5を塗布した実施例を示すもので
ある。ここに用いられる色素5は、図1に示す実施例の色素5と同様のものであ
る。色素5の塗布位置は、分析用ウェルプレート40のウェル41や測定試験管
内の溶液にチップPの先端3を浸して検体を排出した際に、チップ外周に塗布し
た色素5が溶液に接触し得る位置であればよく、従って、チップPの最先端位置
外側でも差し支えないが、検体を吸引するに際し、保存用の検体に色素5が流れ
ないように、最先端位置よりやや上側(基端部側)に塗布するのが好ましい。
【00022】
図7は、ピペットチップの外周に、固形マーカ体9を付着した実施例を示すも
のである。この固形マーカ体9としては、発泡スチロール等の浮遊性のものが好
ましいが、沈降性のものであっても視認できるものであれば差し支えない。また
、この固形マーカ体9としては、粉末状のものであってもよい。図5の例のよう
にチップ内周に付着したものと異なり、チップ先端開口4を通り得る大きさに限
定されることはない。このような固形マーカ体9は、ピペットチップP内に吸引
した検体を分析用ウェルプレート40や測定試験管等に排出するに際し、これら
に擦り付けてウェル41内等に落とすことにより、排出検体とともに分析用ウェ
ルプレート40や測定用試験管内の分析用の溶液中に混入するものである。従っ
て、分析用ウェルプレート40のウェル41内や測定試験管等に検体が排出され
たことを容易に視認でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることが
なくなる。
【00023】
以上のように、本実施例のピペットチップPによれば、分析用ウェルプレート
40や測定試験管等への排出検体を着色し、或は排出検体にマーカ体を混入する
ことができるので、検体の重複添加や入れ忘れを防止することができる。なお、
上記実施例においては、検体排出の確認手段を各々示したが、これらいくつかの
手段を1つのピペットチップに組み合わせて用いることもできる。
【00024】
【考案の効果】 本考案は、以上のように、ピペットチップの内周に、検体に
溶解し得る色素を塗布したり、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口
より小さく形成した固形マーカ体を離脱可能に付着したり、或はピペットチップ
内にピペットチップの先端部開口より大きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を
含有した固形体を収容したので、このピペットチップをピペット本体に取付けて
、検体を吸引し、分析用ウェルプレート等に定量排出すると、色素が検体に溶解
して検体を着色したり、又はマーカ体が検体に混入あるいは分析用の溶液に浮遊
するため、検体の分析用ウェルプレート等への排出状態又は操作が明瞭に確認で
きる。また、ピペットチップの外周に、検体に溶解し得る色素を塗布したので、
検体の排出に際し、該色素を分析用の溶液中に浸すことにより検体を添加したウ
ェル又は試験管内の反応溶液を着色でき、排出したことを明確に視認できる。さ
らに、検体に溶解しない固形マーカ体をピペットチップ外周に付着したので、検
体の排出に際し該固形マーカ体を分析用ウェルプレートのウェルや試験管の縁等
に擦り付けてウェル又は試験管内に落下させることにより、排出の確認が容易に
できる。
【00025】
従って、本考案のピペットチップによれば、96穴(8列×12列=96個)
の分析用ウェルプレートのウェル内や他の試験管内等に検体を排出する細かな作
業においても、検体の入れ忘れや二重排出が行なわれたりするおそれはない。ま
た、微量の検体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等
に予め収容した10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈
液などに添加する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分
目測できない場合でも、本考案によれば、着色或は固形マーカ体により、検体添
加の確認が容易に行なえる。その結果、臨床検査の場で誤診が生じたり、分析結
果を誤って判断したりすることがない。
【提出日】平成3年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【考案の詳細な説明】
【0001】
本考案は、例えば医療分野における血液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿な
どの体液試料等の臨床検査とか各種の理化学・生化学実験等において、検体や試
薬溶液等を定量吸引および排出を行なうために、ピペット本体に装着されて使用
されるピペットチップに係り、詳しくは、大径側基端部をピペット本体に連結し
て小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状のピペットチップに関
する。
【0002】
臨床検査や各種分析実験の場においては、測定したい検体を分析用のプレート
ウェルや測定試験管内に添加するために使い捨て用のピペットチップが用いられ
ている。
【0003】
図8は、従来のこの種ピペットチップを示すもので、ピペットチップ10は、
透明又は半透明の合成樹脂製で略円錐筒状に形成されており、その大径側基端部
11にはピペット本体に連結するための連結部12が形成され、また、その小径
側先端部13には試薬等を吸引および排出するための微小開口14が形成されて
いる。
【0004】
このピペットチップ10は、通常図9の斜視図に示すようなピペットチップ収
納ケース20に、図10の縦断面図に示すような状態に収納され、ピペット本体
30に接続されて使用されることが多い。
【0005】
即ち、ピペットチップ収納ケース20は、不透明な合成樹脂製の下部開口型箱
体の上板部21に複数の孔22、22・・・、(多くは8列×12列=96個)
を形成してなるピペットチップ支持台23の下部開口部に、不透明又は半透明な
合成樹脂製の底蓋24を嵌脱可能に装着すると共に、前記ピペットチップ支持台
23の上部に透明又は半透明な合成樹脂製の上蓋25を装着して構成されている
。そして、ピペットチップ10は、このピペットチップ収納ケース20の上板部
21に形成した孔22に上側から挿入して、大径側基端部11に形成した段部1
1aにて上板部21に支承し、必要に応じ滅菌処理を施した後、前記底蓋24及
び上蓋25を支持台23に装着し、紙箱等に収容してから、ユーザーのもとへ出
荷及び運搬される。
【0006】
そして、ユーザー側においては、前記紙箱等からそのピペットチップ収納ケー
ス20を取り出して、上蓋25を取り外してからピペット本体(ポンプ式ピペッ
ト等)30をその把手部31において持ち、その先端部に設けた先細り状の接続
部32をピペットチップの基端側の連結部12内に密着挿入することにより、ピ
ペットチップ10をピペット本体30に装着し、この状態でピペット本体30を
上昇させてピペットチップ10を収納ケース20から離脱させる。しかる後、ピ
ペットチップ10の先端部13を検体や試薬溶液等が収容された試験管等の容器
内に挿入して、スイッチレバー33を指で操作することにより、前記検体や試薬
溶液等の定量吸引を行なった後、この検体吸引済みのピペットチップ10の先端
部13を図11に示すような96穴(8列×12列=96個)を有する合成樹脂
製の分析用ウェルプレート40のウェル41内や他の試験管等の容器内に挿入し
て、再び前記スイッチレバー33を指で操作することにより、その吸引済みの検
体や試薬溶液等の排出を行なうものである。
【0007】
しかしながら、上記のような検査作業において取り扱う検体は、微量であって
視認するのが容易でなく、しかも、96穴(8列×12列=96個)の分析用ウ
ェルプレート40や他の多数の試験管等に検体を排出する操作は細かな作業であ
り、検体の入れ忘れが生じたり、二重排出が行なわれたりするおそれがある。特
に、微量の検体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等
に予め収容した10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈
液などに添加する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分
目測できないため、検体添加の確認が難しい。そのため、臨床検査の場で誤診が
生じたり、分析結果を誤って判断したりする場合が生じる。
【0008】
本考案は、このような現状に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
医療分野における血液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿などの体液試料等の臨
床検査とか各種の理化学・生化学実験等の場において、ピペット本体に接続され
て使用される使い捨て用のピペットチップであって、検体や試薬溶液等を分析用
ウェルプレート等に定量排出したことを確実に確認できるようにしたものを提供
することにある。
【0009】
本考案のピペットチップは、上記目的を達成するため、大径側基端部をピペッ
ト本体に連結して小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状のピペ
ットチップにおいて、前記ピペットチップの内周に、検体に溶解し得る色素を塗
布したり、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口より小さく形成した
固形マーカ体を離脱可能に付着したり、或はピペットチップ内にピペットチップ
の先端部開口より大きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を含有した固形体を収
容したことを特徴としている。
【0010】
また、上記ピペットチップにおいて、その外周に、分析用ウェルプレートや測 定用試験管内に予め存在する分析用の溶液に
溶解し得る色素を塗布したり、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に予め存在する分析用の溶液に
溶解しない固
形マーカ体を離脱可能に付着したことを特徴としている。
【0011】
上記ピペットチップをピペット本体に取付けて、検体を吸引し、分析用ウェル
プレート等に定量排出すると、ピペットチップの内周に色素を塗布したり、ピペ
ットチップ内に色素を含有した固形体を収容した場合には、その色素が検体に溶
解して検体を着色するため、検体の分析用ウェルプレート等への排出状態が明瞭
に確認できる。
【0012】
また、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口より小さく形成した固
形マーカ体を離脱可能に付着した場合には、検体の吸引に際し付着した固形マー
カ体が離脱して検体内に混入し、検体の排出と共に分析用ウェルプレート等へ排
出されるため、この場合にも、排出の確認が容易である。
【0013】
さらに、ピペットチップの外周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に 予め存在する分析用の溶液に
溶解し得る色素を塗布した場合には、検体の排出に
際し該色素を分析用ウェルプレートや試験管内に予め収容した溶液に浸せば、該
溶液が着色し排出操作を確実に確認できる。また、分析用ウェルプレートや測定 用試験管内に予め存在する分析用の溶液に
溶解しない固形マーカ体をピペットチ
ップ外周に付着した場合には、検体の排出に際し該固形マーカ体を分析用ウェル
プレートや試験管の縁等に擦り付けて排出検体内に落下させれば、排出の確認が
容易にできる。
【0014】
以下、本考案のピペットチップの実施例を図面に基づいて説明する。なお、本
考案のピペットチップは、臨床検査や各種分析実験の場において用いられるもの
で、一般に用いられている8列×12列=96個の孔を有するピペットチップ収
納ケース20に収納され得るもので、従来と同様にピペット本体30に接続され
て検体の吸引及び排出を行なうものである。
【0015】
図1は、本考案のピペットチップPの一実施例を示すもので、その全体が透明
又は半透明な合成樹脂材料(例えば、ポリプロピレンなど)で形成された略円錐
筒状体からなり、その大径側の基端部1にはピペット本体30に連結するための
連結部2が形成され、また、その小径側の先端部3には試薬等を吸引及び排出す
るための微小開口4が形成されている。
【0016】
そして、前記略円錐筒状のピペットチップ内周面には、その先端部内周に、検
体に溶解し得る色素5を塗布している。この色素5は、比較的水溶性に富み検体
に容易に溶解するものであることが必要で、検体等の分析に影響を及ぼさないも
のであれば、天然のものでも人工のものでも差し支えない。具体的には、フェノ
ールレッドやブロムフェノールブルー等が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。また分析用プレートウェルや試験管等に吸着しないことが必要で、
色素の吸収波長は検体分析の測定波長と異なることが好ましい。色素5の塗布位
置は、吸引した検体に色素5が接触し得る範囲であれば良く、従って、ピペット
チップPの最先端位置内側でも差し支えないが、検体を吸引するに際し、保存用
の検体に色素5が流れないように、最先端位置よりやや上側(基端部側)に塗布
するのが好ましい。
【0017】
このように、ピペットチップPの先端内側に色素5を塗布すると、検体の吸引
、排出操作と同時に検体を着色することができ、分析用ウェルプレート40のウ
ェル41内や測定試験管等へ検体を排出したことが容易に視認できる。従って、
検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることがなくなる。特に、微量の検
体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等に予め収容し
た10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈液などに添加
する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分目測できない
ため、検体添加の確認が難しかったが、検体を着色することにより、検体添加の
確認が容易となる。そのため、臨床検査の場で誤診が生じたり、分析結果を誤っ
て判断したりすることはない。
【0018】
図2は、本考案の他の実施例を示すもので、前記実施例の単なる色素5の塗布
に代えて、ピペットチップP内に、検体に溶解し得る色素を含有した固形体6を
収容したものである。ここで固形体6に含有させる色素としては、前記実施例の
色素と同様のものでよい。また色素を含有させる固形体6は、輸送時など臨床検
査等を行なう前に排出されないよう、ピペットチップPの先端部3の開口4より
大きく形成されている。この固形体6としては、色素を含浸させ得る性質のもの
であって、検体に含まれる抗体などの測定対象物質が該固形体に吸着固定したり
反応したりしない物理化学的に不活性なものであればよい。その形状は特に問わ
ないが、固形体6全体が溶解せず色素だけが溶解する場合、ピペットチップ先端
部開口4の目詰まりを防止するために、リング形状や多角立体形状(図2)ある
いは多角平面形状(図3)であることが望ましく、また固形体6全体が多孔性で
水溶性であれば、球形状であってもリング、多角立体形状であってもよい。また
、固形体6の大径側基端部側からの抜け止めを図るため、図4に示すように、ピ
ペットチップPの内周に環状突条7を一条(B)ないし二条(A)形成し、環状
突条7とチップ先端部3間、或は二条の環状突条7、7間に、例えば、色素を含
有させた固形体6を収容するようにしてもよい。
【0019】
このように、固形体6に色素を含有させてピペットチップP内に収容した場合
でも、検体の吸引、排出に際し検体を着色できるため、分析用ウェルプレート4
0や測定試験管等へ検体を排出したことを容易に視認でき、検体を重複して添加
したり、入れ忘れたりすることがなくなる。
【0020】
図5は、本考案のさらに他の実施例を示すもので、ピペットチップPの内周に
、検体に溶解せずかつピペットチップPの先端部3の開口4より小さく形成した
固形マーカ体8を離脱可能に付着したものである。この固形マーカ体8としては
、浮遊性のもの又は溶液より比重の軽い材質からなる粒子状のものが好ましいが
、沈降性のものであっても視認できるものであれば差し支えない。また、この固
形マーカ体8としては、粉末状のものであってもよい。なお、このような固形マ
ーカ体8は、ピペットチップP内への検体の吸引によって離脱し、検体の排出と
共に排出できるように、軽くピペットチップ内周に付着しておくことが好ましい
。このように、ピペットチップ内周に検体の吸引に際して離脱し得る固形マーカ
体8を付着しておけば、排出された検体中に固形マーカ体8が混入されるため、
分析用ウェルプレート40や測定試験管等に検体が排出されたことを容易に視認
でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることがなくなる。
【0021】
図6は、ピペットチップPの外周に、検体に溶解し得る色素5を塗布した実施
例を示すものである。ここに用いられる色素5は、図1に示す実施例の色素5と
同様のものである。色素5の塗布位置は、分析用ウェルプレート40のウェル4
1や測定試験管内の溶液にチップPの先端3を浸して検体を排出した際に、チッ
プ外周に塗布した色素5が溶液に接触し得る位置であればよく、従って、チップ
Pの最先端位置外側でも差し支えないが、検体を吸引するに際し、保存用め検体
に色素5が流れないように、最先端位置よりやや上側(基端部側)に塗布するの
が好ましい。
【0022】
図7は、ピペットチップの外周に、固形マーカ体9を付着した実施例を示すも
のである。この固形マーカ体9としては、発泡スチロール等の浮遊性のものが好
ましいが、沈降性のものであっても視認できるものであれば差し支えない。また
、この固形マーカ体9としては、粉末状のものであってもよい。図5の例のよう
にチップ内周に付着したものと異なり、チップ先端開口4を通り得る大きさに限
定されることはない。このような固形マーカ体9は、ピペットチップP内に吸引
した検体を分析用ウェルプレート40や測定試験管等に排出するに際し、これら
に擦り付けてウェル41内等に落とすことにより、排出検体とともに分析用ウェ
ルプレート40や測定用試験管内の分析用の溶液中に混入するものである。従っ
て、分析用ウェルプレート40のウェル41内や測定試験管等に検体が排出され
たことを容易に視認でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすることが
なくなる。
【0023】
以上のように、本実施例のピペットチップPによれば、分析用ウェルプレート
40や測定試験管等への排出検体を着色し、或は排出検体にマーカ体を混入する
ことができるので、検体の重複添加や入れ忘れを防止することができる。なお、
上記実施例においては、検体排出の確認手段を各々示したが、これらいくつかの
手段を1つのピペットチップに組み合わせて用いることもできる。
【0024】
【考案の効果】 本考案は、以上のように、ピペットチップの内周に、検体に
溶解し得る色素を塗布したり、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口
より小さく形成した固形マーカ体を離脱可能に付着したり、或はピペットチップ
内にピペットチップの先端部開口より大きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を
含有した固形体を収容したので、このピペットチップをピペット本体に取付けて
、検体を吸引し、分析用ウェルプレート等に定量排出すると、色素が検体に溶解
して検体を着色したり、又はマーカ体が検体に混入あるいは分析用の溶液に浮遊
するため、検体の分析用ウェルプレート等への排出状態又は操作が明瞭に確認で
きる。また、ピペットチップの外周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内 に予め存在する分析用の溶液に
溶解し得る色素を塗布したので、検体の排出に際
し、該色素を分析用の溶液中に浸すことにより、予め存在する分析用の溶液を着
色でき、排出したことを明確に視認できる。さらに、分析用ウェルプレートや測 定用試験管内に予め存在する分析用の溶液に
溶解しない固形マーカ体をピペット
チップ外周に付着したので、検体の排出に際し該固形マーカ体を分析用ウェルプ
レートのウェルや試験管の縁等に擦り付けてウェル又は試験管内に落下させるこ
とにより、排出の確認が容易にできる。
【0025】
従って、本考案のピペットチップによれば、96穴(8列×12列=96個)
の分析用ウェルプレートのウェル内や他の試験管内等に検体を排出する細かな作
業においても、検体の入れ忘れや二重排出が行なわれたりするおそれはない。ま
た、微量の検体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等
に予め収容した10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶液又は希釈
液などに添加する場合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分
目測できない場合でも、本考案によれば、着色或は固形マーカ体により、検体添
加の確認が容易に行なえる。その結果、臨床検査の場で誤診が生じたり、分析結
果を誤って判断したりすることがない。
【図1】本考案の実施例を示す内周に色素を塗布した状
態のピペットチップの断面図。
態のピペットチップの断面図。
【図2】同じく、色素を含有した多角立体形状の固形体
を収容した状態のピペットチップの断面図。
を収容した状態のピペットチップの断面図。
【図3】同じく、色素を含有した多角平板形状の固形体
を収容した状態のピペットチップの断面図。
を収容した状態のピペットチップの断面図。
【図4】同じく、色素を含有したリング形状の固形体を
収容し、環状突条にて抜け止めを図った状態のピペット
チップの断面図を示し、(A)は二条の環状突条を形成
したもの、(B)は一条の環状突条を形成したもの。
収容し、環状突条にて抜け止めを図った状態のピペット
チップの断面図を示し、(A)は二条の環状突条を形成
したもの、(B)は一条の環状突条を形成したもの。
【図5】同じく、内周に固形マーカ体を付着した状態の
ピペットチップの断面図。
ピペットチップの断面図。
【図6】同じく、外周に色素を塗布した状態のピペット
チップの断面図。
チップの断面図。
【図7】同じく、外周に固形マーカ体を付着した状態の
ピペットチップの断面図。
ピペットチップの断面図。
【図8】従来から用いられているピペットチップ収納ケ
ースの斜視図。
ースの斜視図。
【図9】ピペットチップ収納ケースに収納されたピペッ
トチップのピペット本体への接続状態を示す説明図。
トチップのピペット本体への接続状態を示す説明図。
【図10】従来から用いられている分析用ウェルプレー
トの斜視図。
トの斜視図。
P…ピペットチップ
1…ピペットチップの大径側基端部
2…ピペットチップの連結部
3…ピペットチップの小径側基端部
4…ピペットチップの小径側基端部の開口
5…色素
6…色素を含有した固形体
7…ピペットチップ内周に形成した環状突条
8、9…固形マーカ体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ピペットチップ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す内周に色素を塗布した状
態のピペットチップの断面図である。
態のピペットチップの断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す色素を含有した多角立体
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である。
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である。
【図3】本考案の実施例を示す色素を含有した多角平板
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である。
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である。
【図4】本考案の実施例を示すもので、色素を含有した
リング形状の固形体を収容し、環状突条にて抜け止めを
図った状態のピペットチップの断面図を示し、(A)は
二条の環状突条を形成したもの、(B)は一条の環状突
条を形成したものである。
リング形状の固形体を収容し、環状突条にて抜け止めを
図った状態のピペットチップの断面図を示し、(A)は
二条の環状突条を形成したもの、(B)は一条の環状突
条を形成したものである。
【図5】本考案の実施例を示す内周に固形マーカ体を付
着した状態のピペットチップの断面図である。
着した状態のピペットチップの断面図である。
【図6】本考案の実施例を示す外周に色素を塗布した状
態のピペットチップの断面図である。
態のピペットチップの断面図である。
【図7】本考案の実施例を示す外周に固形マーカ体を付
着した状態のピペットチップの断面図である。
着した状態のピペットチップの断面図である。
【図8】従来のピペットチップの断面図である。
【図9】従来から用いられているピペットチップ収納ケ
ースの斜視図である。
ースの斜視図である。
【図10】ピペットチップ収納ケースに収納されたピペ
ットチップのピペット本体への接続状態を示す説明図で
ある。
ットチップのピペット本体への接続状態を示す説明図で
ある。
【図11】従来から用いられている分析用ウェルプレー
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【符号の説明】
P ピペットチップ
1 ピペットチップの大径側基端部
2 ピペットチップの連結部
3 ピペットチップの小径側基端部
4 ピペットチップの小径側基端部の開口
5 色素
6 色素を含有した固形体
7 ピペットチップ内周に形成した環状突条
8、9 固形マーカ体
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (10)
- 【請求項1】 大径側基端部をピペット本体に連結して
小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの内周
に、検体に溶解し得る色素を塗布したことを特徴とする
ピペットチップ。 - 【請求項2】 大径側基端部をピペット本体に連結して
小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
のピペットチップにおいて、前記ピペットチップ内に、
ピペットチップの先端部開口より大きく形成しかつ検体
に溶解し得る色素を含有した固形体を収容したことを特
徴とするピペットチップ。 - 【請求項3】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
は、ピペットチップの内周に形成した環状突条にて大径
側基端部側からの抜け止めが図られていることを特徴と
する請求項2記載のピペットチップ。 - 【請求項4】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
は、リング形状であることを特徴とする請求項2又は請
求項3記載のピペットチップ。 - 【請求項5】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
は、多角立体形状あるいは多角平面形状であることを特
徴とする請求項2又は請求項3記載のピペットチップ。 - 【請求項6】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
は、多孔性でかつ溶解性の固形体であることを特徴とす
る請求項2又は請求項3記載のピペットチップ。 - 【請求項7】 大径側基端部をピペット本体に連結して
小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの内周
に、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口よ
り小さく形成した固形マーカ体を離脱可能に付着したこ
とを特徴とするピペットチップ。 - 【請求項8】 前記固形マーカ体は、浮遊性であること
を特徴とする請求項7記載のピペットチップ。 - 【請求項9】 大径側基端部をピペット本体に連結して
小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの外周
に、検体に溶解し得る色素を塗布したことを特徴とする
ピペットチップ。 - 【請求項10】 大径側基端部をピペット本体に連結し
て小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒
状のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの外
周に、検体に溶解しない固形マーカ体を離脱可能に付着
したことを特徴とするピペットチップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2733391U JP2528658Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ピペットチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2733391U JP2528658Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ピペットチップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052741U true JPH052741U (ja) | 1993-01-19 |
| JP2528658Y2 JP2528658Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12218143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2733391U Expired - Lifetime JP2528658Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ピペットチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528658Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010164401A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂製ピペット |
| KR200469855Y1 (ko) * | 2012-10-05 | 2013-11-13 | (주)아모레퍼시픽 | 스포이드 결합형 분말 혼합 화장용기 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP2733391U patent/JP2528658Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010164401A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂製ピペット |
| KR200469855Y1 (ko) * | 2012-10-05 | 2013-11-13 | (주)아모레퍼시픽 | 스포이드 결합형 분말 혼합 화장용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2528658Y2 (ja) | 1997-03-12 |
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