JPH0527432U - 車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造 - Google Patents
車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造Info
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- JPH0527432U JPH0527432U JP076558U JP7655891U JPH0527432U JP H0527432 U JPH0527432 U JP H0527432U JP 076558 U JP076558 U JP 076558U JP 7655891 U JP7655891 U JP 7655891U JP H0527432 U JPH0527432 U JP H0527432U
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Landscapes
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダスト等のオイルシール部への侵入を極力防
止して、回転軸とオイルシール間の摩耗等を可及的に防
止することを目的とする。 【構成】 フランジコンパニオン8外周面とベアリング
カバー2内周面との間に、オイルシール12を介装し、
オイルシール12の外周側リップ部13に摺接すると共
にベアリングカバー2とオイルシール12夫々の端面と
の間に隙間14をもって延びる略筒状のダストカバー1
5をフランジコンパニオン8の外周に固定取付する。ダ
ストカバー15には複数の羽根16を設け、この羽根付
のダストカバー15によって、ダストカバー15周りに
空気流を生じしめる送風ファンを形成することにより、
ダストカバー15とベアリングカバー2及びオイルシー
ル12夫々の端面との間の隙間14から、オイルシール
12の方にダスト等が侵入するのを避けるようにする。
止して、回転軸とオイルシール間の摩耗等を可及的に防
止することを目的とする。 【構成】 フランジコンパニオン8外周面とベアリング
カバー2内周面との間に、オイルシール12を介装し、
オイルシール12の外周側リップ部13に摺接すると共
にベアリングカバー2とオイルシール12夫々の端面と
の間に隙間14をもって延びる略筒状のダストカバー1
5をフランジコンパニオン8の外周に固定取付する。ダ
ストカバー15には複数の羽根16を設け、この羽根付
のダストカバー15によって、ダストカバー15周りに
空気流を生じしめる送風ファンを形成することにより、
ダストカバー15とベアリングカバー2及びオイルシー
ル12夫々の端面との間の隙間14から、オイルシール
12の方にダスト等が侵入するのを避けるようにする。
Description
【0001】
本考案は、車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造に関し、特に、回転 するダストカバーを利用した送風ファンにより、塵(ダスト)等のオイルシール 部への侵入を防止する技術に関する。
【0002】
従来、車両のインタアクスルディファレンシャル付終減速装置におけるデフケ ースのオイルシール部の防塵装置は、図3に示すように構成される。 即ち、ギヤケース1にはベアリングカバー2がボルト3によって締結される。 これらギヤケース1とベアリングカバー2とによってハウジング4が構成され る。
【0003】 デフケース5の回転軸部6はベアリング7を介して前記ハウジング4に回転自 由に支承される。前記回転軸部6に嵌合取付されたフランジコンパニオン8外周 面とベアリングカバー2内周面との間には、内周側リップ部9,10が回転軸部 6外周面に摺接され、外周側支持部11がベアリングカバー2内周面に固定され たオイルシール12が介装される。又、オイルシール12によるシール部にダス ト等が侵入するのを防止して、該オイルシール12の保護等を行うため、オイル シール12の外周側リップ部13に摺接すると共に前記ベアリングカバー2とオ イルシール12夫々の端面との間に隙間14をもって延びる略筒状のダストカバ ー15が前記フランジコンパニオン8の外周に固定取付されている。
【0004】
しかしながら、このような従来のオイルシール部の防塵装置にあっては、次の ような問題点がある。 即ち、ダストカバー15はフランジコンパニオン8の外周に固定取付されてい て、これと一体に回転するため、該ダストカバー15とベアリングカバー2及び オイルシール12夫々の端面との間には必ず所定の隙間を設ける必要がある。
【0005】 このため、オイルシール12の方にダスト等が侵入するのを避けられず、ダス ト等がオイルシール12のリップ部9,10とフランジコンパニオン8の外周面 との間に噛み込まれ、最初にリップ部10が摩耗し、次にリップ部9が摩耗し、 フランジコンパニオン8外周面の摩耗も発生する等、これらオイルシール12と フランジコンパニオン8の寿命の低下を来す。これにより、オイルシール12の リップ部9,10とフランジコンパニオン8の外周面との間のシール性が低下し て、ダスト等がベアリング7側に侵入する虞がある。このため、上記オイルシー ル12とフランジコンパニオン8の頻繁な交換を余儀なくされ、コスト的な負担 が大きいという問題点があった。
【0006】 特に、ダスト、汚水等の多い過酷な条件下での車両の走行においては、上記の 問題点の発生が顕著である。 そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、ダストカバーに送風ファ ンとしての機能を付加することにより、ダスト等のオイルシール部への侵入を極 力防止して、回転軸とオイルシール間の摩耗等を可及的に防止し得る車両駆動系 におけるオイルシール部の防塵構造を提供することを目的とする。
【0007】
このため、本考案は、回転軸部外周面と該回転軸部を支承するハウジング内周 面との間に、内周側リップ部を回転軸部外周面に摺接し、外周側をハウジングに 固定してなるオイルシールを介装してなる車両駆動系において、前記オイルシー ルの外周側リップ部に摺接すると共に前記ハウジング側の面との間に隙間をもっ て延びる略筒状のダストカバーを前記回転軸部外周に固定し、該ダストカバーに 複数の羽根を設け、前記回転軸部と一体に回転する羽根付のダストカバーによっ て、ダストカバー周りに空気流を生じしめる送風ファンを形成するようにした。
【0008】
【作用】 かかる構成において、ダストカバーに羽根を設けて送風ファンを形成した結果 、回転軸部が回転すると、ダストカバー周りに空気流が生じ、この空気流は、ダ ストカバーとハウジング側の面との間の隙間に空気バリヤを形成する。 このため、ダストカバーとハウジング側の面との間の隙間から、オイルシール の方にダスト等が侵入するのを避けることができ、ダスト等がオイルシールのリ ップ部と回転軸部外周面との間に噛み込まれるのを阻止できるため、リップ部や 回転軸部外周面の摩耗の発生を防止できる等オイルシールと回転軸部の寿命の向 上を図ることができる。
【0009】
以下、添付された図面を参照して本考案を詳述する。 図は本考案を車両のインタアクスルディファレンシャル付終減速装置における デフケースのオイルシール部に適用した実施例を示す。 即ち、図1及び図2において、フランジコンパニオン8外周面とベアリングカ バー2内周面との間には、オイルシール12が介装され、オイルシール12の外 周側リップ部13に摺接すると共に前記ベアリングカバー2とオイルシール12 夫々の端面との間に隙間14をもって延びる略筒状のダストカバー15がフラン ジコンパニオン8の外周に固定取付されている構成は従来と同様である。
【0010】 そして、従来と異なる点はダストカバー15の構成にあり、次のように構成さ れる。 即ち、ダストカバー15に複数の羽根16を設け、フランジコンパニオン8と 一体に回転する羽根付のダストカバー15によって、ダストカバー15周りに空 気流を生じしめる送風ファンを形成する。
【0011】 この実施例においては、ダストカバー15のオイルシール12側に面する端面 と反対側の端面に、若干湾曲した多数の羽根16を固着して、図2の矢印aで示 す回転方向に対して、同図の矢印bで示す方向の空気流を生起する遠心ファンを 形成する。 このようにダストカバー15に羽根16を設けて遠心ファンを形成した結果、 回転軸部6と共にフランジコンパニオン8が回転すると、図1に示すようにダス トカバー15周りに空気流が生じ、この空気流は、ダストカバー15とベアリン グカバー2及びオイルシール12夫々の端面との間の隙間14に空気バリヤを形 成する。
【0012】 このため、ダストカバー15とベアリングカバー2及びオイルシール12夫々 の端面との間の隙間14から、オイルシール12の方にダスト等が侵入するのを 避けることができ、ダスト等がオイルシール12のリップ部9,10とフランジ コンパニオン8の外周面との間に噛み込まれるのを阻止できるため、リップ部9 ,10やフランジコンパニオン8外周面の摩耗の発生を防止できる等オイルシー ル12とフランジコンパニオン8の寿命の向上を図ることができる。
【0013】 これにより、オイルシール12によるシール性を長期にわたって維持でき、ダ スト等がベアリング7側に侵入する虞が回避できるため、上記オイルシール12 とフランジコンパニオン8の頻繁な交換が不要となり、コスト的な負担が少なく なるという利点がある。 特に、ダスト、汚水等の多い過酷な条件下での車両の走行において、より効果 的である。
【0014】 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。 例えば、本実施例においては、本考案を車両のインタアクスルディファレンシ ャル付終減速装置におけるデフケースのオイルシール部に適用した例について説 明したが、これに限らず、その他の車両駆動系におけるオイルシール部にも同様 に適用できる。
【0015】 又、ダストカバー15に設けるフィン16の取付位置や形状も実施例に限らず 、その他の種々の形態が考えられる。
【0016】
以上説明したように本考案は、回転軸部外周面と該回転軸部を支承するハウジ ング内周面との間に介装してなるオイルシールを保護するダストカバーに複数の 羽根を設け、回転する羽根付のダストカバーによって、ダストカバー周りに空気 流を生じしめる送風ファンを形成するようにしたから、ダストカバーとハウジン グ側の面との間の隙間から、オイルシールの方にダスト等が侵入するのを避ける ことができ、リップ部や回転軸部外周面の摩耗の発生を防止できる等オイルシー ルと回転軸部の寿命の向上を図ることができる実用的効果大なるものである。
【図1】 本考案に係る車両駆動系におけるオイルシー
ル部の防塵構造の一実施例を示す断面図
ル部の防塵構造の一実施例を示す断面図
【図2】 図1中X矢視図
【図3】 従来のオイルシール部の防塵構造の一例を示
す断面図
す断面図
1 ギヤケース 2 ベアリングカバー 4 ハウジング 6 回転軸部 8 フランジコンパニオン 9 リップ部 10 リップ部 11 支持部 12 オイルシール 13 リップ部 14 隙間 15 ダストカバー 16 羽根
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸部外周面と該回転軸部を支承するハ
ウジング内周面との間に、内周側リップ部を回転軸部外
周面に摺接し、外周側をハウジングに固定してなるオイ
ルシールを介装してなる車両駆動系において、前記オイ
ルシールの外周側リップ部に摺接すると共に前記ハウジ
ング側の面との間に隙間をもって延びる略筒状のダスト
カバーを前記回転軸部外周に固定し、該ダストカバーに
複数の羽根を設け、前記回転軸部と一体に回転する羽根
付のダストカバーによって、ダストカバー周りに空気流
を生じしめる送風ファンを形成するようにしたことを特
徴とする車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP076558U JPH0527432U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP076558U JPH0527432U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527432U true JPH0527432U (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=13608582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP076558U Pending JPH0527432U (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 車両駆動系におけるオイルシール部の防塵構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527432U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101476540B1 (ko) * | 2013-07-04 | 2014-12-24 | 현대다이모스(주) | 구동력 전달체 |
| US9387722B2 (en) | 2012-12-27 | 2016-07-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wheel oil supply device and wheel driving device |
| KR20230017955A (ko) * | 2021-07-28 | 2023-02-07 | 주식회사 모트롤 | 씨일 커버 및 이를 포함하는 구동장치 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP076558U patent/JPH0527432U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9387722B2 (en) | 2012-12-27 | 2016-07-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wheel oil supply device and wheel driving device |
| KR101476540B1 (ko) * | 2013-07-04 | 2014-12-24 | 현대다이모스(주) | 구동력 전달체 |
| KR20230017955A (ko) * | 2021-07-28 | 2023-02-07 | 주식회사 모트롤 | 씨일 커버 및 이를 포함하는 구동장치 |
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