JPH05274456A - 時系列パターンの学習方式 - Google Patents
時系列パターンの学習方式Info
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- JPH05274456A JPH05274456A JP4071628A JP7162892A JPH05274456A JP H05274456 A JPH05274456 A JP H05274456A JP 4071628 A JP4071628 A JP 4071628A JP 7162892 A JP7162892 A JP 7162892A JP H05274456 A JPH05274456 A JP H05274456A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文脈層への入力パターンから過去の入力履歴
が損失されていく度合を少なくすることにより長期の時
間的隔たりを有する時系列予測処理を学習し得るニュー
ラルネットワークによる時系列パターンの学習方式を提
供する。 【構成】 現時刻tに比べて、過去の入力履歴に関する
情報の損失の度合の少ないn時刻前の中間層の出力パタ
ーンH(t−n)を保存しておき、このパターンH(t
−n)と時刻(t−1)のパターンH(t−1)を合成
したパターンを現時刻tの文脈層への出力パターンC
(t)とする。
が損失されていく度合を少なくすることにより長期の時
間的隔たりを有する時系列予測処理を学習し得るニュー
ラルネットワークによる時系列パターンの学習方式を提
供する。 【構成】 現時刻tに比べて、過去の入力履歴に関する
情報の損失の度合の少ないn時刻前の中間層の出力パタ
ーンH(t−n)を保存しておき、このパターンH(t
−n)と時刻(t−1)のパターンH(t−1)を合成
したパターンを現時刻tの文脈層への出力パターンC
(t)とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学習能力を有するニュ
ーラルネットワークに時系列パターンを入力し、時系列
予測処理を学習させるための、時系列パターンの学習方
式に関する。
ーラルネットワークに時系列パターンを入力し、時系列
予測処理を学習させるための、時系列パターンの学習方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】多層構造型ニューラルネットワークに時
系列パターンを入力して、時系列予測処理を学習させる
時系列パターンの学習方式に関する従来技術を説明す
る。
系列パターンを入力して、時系列予測処理を学習させる
時系列パターンの学習方式に関する従来技術を説明す
る。
【0003】図6は、従来技術で採用しているニューラ
ルネットワークの構成例を示す図である。
ルネットワークの構成例を示す図である。
【0004】図6において、1は入力層、2は文脈層、
3は中間層、4は出力層である。5,6,7は、それぞ
れ入力層1から中間層3へ、文脈層2から中間層3へ、
中間層3から出力層4へ信号を入力するための重み付き
接続線(完全結合)である。接続線5,6,7の重みを
学習によって変動させることによって、学習課題にふさ
わしい重みに決定する。学習アルゴリズムとしては、バ
ックプロパゲーション法[参考文献 Rumelhart,D.E.et
al.:Parallel Distributed Processing,Vol.1,MIT Pre
ss(1986)]を用いる。
3は中間層、4は出力層である。5,6,7は、それぞ
れ入力層1から中間層3へ、文脈層2から中間層3へ、
中間層3から出力層4へ信号を入力するための重み付き
接続線(完全結合)である。接続線5,6,7の重みを
学習によって変動させることによって、学習課題にふさ
わしい重みに決定する。学習アルゴリズムとしては、バ
ックプロパゲーション法[参考文献 Rumelhart,D.E.et
al.:Parallel Distributed Processing,Vol.1,MIT Pre
ss(1986)]を用いる。
【0005】また、図6において、8は中間層3から文
脈層2に信号を入力するための接続線であり、重み固定
の1対1結合である。
脈層2に信号を入力するための接続線であり、重み固定
の1対1結合である。
【0006】図4に時系列予測処理の例を示す。
【0007】図4に示す時系列は、開始部(パターンP
0 )、分岐部(a,b,c,dのいずれか)、中間部
(パターンP1 …Pn-1 )、回想部(a,b,c,dの
いずれか)、中継部(パターンPn )の5つの部分から
なり、この5つの部分が周期(n+3)で無限に繰り返
される。各周期内では、開始部のパターンのあと、分岐
部においてa,b,c,dのいずれかのパターンが等確
率で選ばれる。そのあと、中間部を経て、回想部におい
て分岐部で生じたものと同じパターンが続き、中継部を
経て次の周期の開始部に続く。
0 )、分岐部(a,b,c,dのいずれか)、中間部
(パターンP1 …Pn-1 )、回想部(a,b,c,dの
いずれか)、中継部(パターンPn )の5つの部分から
なり、この5つの部分が周期(n+3)で無限に繰り返
される。各周期内では、開始部のパターンのあと、分岐
部においてa,b,c,dのいずれかのパターンが等確
率で選ばれる。そのあと、中間部を経て、回想部におい
て分岐部で生じたものと同じパターンが続き、中継部を
経て次の周期の開始部に続く。
【0008】時系列の時刻tのパターンをニューラルネ
ットワークへの入力とし、時系列の時刻(t+1)のパ
ターンを教師信号として与えることにより重みの学習を
行わせる。
ットワークへの入力とし、時系列の時刻(t+1)のパ
ターンを教師信号として与えることにより重みの学習を
行わせる。
【0009】この予測処理で重要なのは、回想部でのパ
ターンを予測する部分である。つまり、この部分の予測
はn時刻前の分岐部での入力パターンのみに依存してい
るので、n時刻前の入力履歴がネットワーク内に保存さ
れていなければ正しい予測はできない。
ターンを予測する部分である。つまり、この部分の予測
はn時刻前の分岐部での入力パターンのみに依存してい
るので、n時刻前の入力履歴がネットワーク内に保存さ
れていなければ正しい予測はできない。
【0010】図4に示した時系列予測処理を学習させる
場合、従来技術では次のように学習させていた。
場合、従来技術では次のように学習させていた。
【0011】つまり、図6に示すニューラルネットワー
クにおいて、入力層1には時系列の時刻tのパターンで
あるP(t)を、文脈層2には時刻(t−1)の中間層
の出力パターンであるH(t−1)を入力する。出力層
4には時系列の時刻(t+1)のパターンであるP(t
+1)を教師信号として与える。そして、バックプロパ
ゲーション法で学習させる。
クにおいて、入力層1には時系列の時刻tのパターンで
あるP(t)を、文脈層2には時刻(t−1)の中間層
の出力パターンであるH(t−1)を入力する。出力層
4には時系列の時刻(t+1)のパターンであるP(t
+1)を教師信号として与える。そして、バックプロパ
ゲーション法で学習させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における時系
列パターンの学習方式では、1時刻前の中間層の出力パ
ターンを文脈層への入力とするので、文脈層から中間層
への入力パターンが過去の入力履歴(文脈)に依存する
ことになり、ある程度の長さの文脈を保持させることが
可能である。しかし、時間的隔たりが大きくなると、過
去の入力履歴に関する情報(文脈層から中間層への入力
パターンの違いとなって表れる)が失われていくので、
文脈に応じた時系列予測処理を正しく学習できなくなる
という問題が生じる。
列パターンの学習方式では、1時刻前の中間層の出力パ
ターンを文脈層への入力とするので、文脈層から中間層
への入力パターンが過去の入力履歴(文脈)に依存する
ことになり、ある程度の長さの文脈を保持させることが
可能である。しかし、時間的隔たりが大きくなると、過
去の入力履歴に関する情報(文脈層から中間層への入力
パターンの違いとなって表れる)が失われていくので、
文脈に応じた時系列予測処理を正しく学習できなくなる
という問題が生じる。
【0013】この問題を図4に示した時系列予測処理を
例として具体的に説明する。
例として具体的に説明する。
【0014】図5は、時刻t1 〜tn の間の入力層への
入力パターン、文脈層への入力パターン、出力層への教
師パターンの対応関係を示す。図5では、時刻t1 に分
岐部があり、aに分岐する場合(ケースA)と、bに分
岐する場合(ケースB)を示した。
入力パターン、文脈層への入力パターン、出力層への教
師パターンの対応関係を示す。図5では、時刻t1 に分
岐部があり、aに分岐する場合(ケースA)と、bに分
岐する場合(ケースB)を示した。
【0015】ケースAの、時刻t2 における文脈層への
入力パターンCA (t2 )は、時刻t1 の入力パターン
であるaとCA (t1 )により式(1)のように決定さ
れる。
入力パターンCA (t2 )は、時刻t1 の入力パターン
であるaとCA (t1 )により式(1)のように決定さ
れる。
【0016】
【数1】 式(1)で、CAk(t2 )は時刻t2 における文脈層へ
の入力パターンのk番目の要素、CAj(t1 )は時刻t
1 における文脈層への入力パターンのj番目の要素、H
Ak(t1 )は時刻t1 の中間層からの出力パターンのk
番目の要素、ai は入力パターンaのi番目の要素、f
(x)はシグモイド関数、WIHik(t1)は時刻t1 に
おける入力層のi番目のニューロンと、中間層のk番目
のニューロンを結ぶ接続線の重み、WCHjk(t1 )は時
刻t1 における文脈層のj番目のニューロンと、中間層
のk番目のニューロンを結ぶ接続線の重みである(以下
同様)。
の入力パターンのk番目の要素、CAj(t1 )は時刻t
1 における文脈層への入力パターンのj番目の要素、H
Ak(t1 )は時刻t1 の中間層からの出力パターンのk
番目の要素、ai は入力パターンaのi番目の要素、f
(x)はシグモイド関数、WIHik(t1)は時刻t1 に
おける入力層のi番目のニューロンと、中間層のk番目
のニューロンを結ぶ接続線の重み、WCHjk(t1 )は時
刻t1 における文脈層のj番目のニューロンと、中間層
のk番目のニューロンを結ぶ接続線の重みである(以下
同様)。
【0017】式(1)に示すように、入力パターンa
は、シグモイド関数に基づく1回のパターン変換操作に
より、文脈層への入力パターンCA (t2 )に変換され
る。つまり、CA (t2 )には、aの入力履歴が式
(1)に示す関係で直接保存される。
は、シグモイド関数に基づく1回のパターン変換操作に
より、文脈層への入力パターンCA (t2 )に変換され
る。つまり、CA (t2 )には、aの入力履歴が式
(1)に示す関係で直接保存される。
【0018】同様に、ケースAの時刻t3 における文脈
層への入力パターンCA (t3 )は、時刻t2 の入力パ
ターンであるP1 とCA (t2 )により式(2)のよう
に決定される。
層への入力パターンCA (t3 )は、時刻t2 の入力パ
ターンであるP1 とCA (t2 )により式(2)のよう
に決定される。
【0019】
【数2】 式(1)と式(2)を見ればわかるように、時刻t3 で
は、入力パターンaは、シグモイド関数に基づく2回の
パターン変換操作により、文脈層への入力パターンCA
(t3 )に変換される。言いかえれば、CA (t2 )に
はaの入力履歴がCA (t2 )を介して間接的に保存さ
れる。
は、入力パターンaは、シグモイド関数に基づく2回の
パターン変換操作により、文脈層への入力パターンCA
(t3 )に変換される。言いかえれば、CA (t2 )に
はaの入力履歴がCA (t2 )を介して間接的に保存さ
れる。
【0020】式(1)、式(2)におけるシグモイド関
数への入力第1項と入力第2項のパターンCA に及ぼす
効果が同程度である場合には、1回のパターン変換操作
により、aの入力履歴に関する情報は半分程度に減少す
る。
数への入力第1項と入力第2項のパターンCA に及ぼす
効果が同程度である場合には、1回のパターン変換操作
により、aの入力履歴に関する情報は半分程度に減少す
る。
【0021】つまり、CA (t3 )ではaの入力履歴に
関する情報がCA (t2 )に比べて失われることにな
る。
関する情報がCA (t2 )に比べて失われることにな
る。
【0022】同じようにして考えていけばわかるよう
に、分岐部からの時間的隔たりが十分大きくなったとき
の(nが十分大きくなったときの)文脈層への入力パタ
ーンCA (tn )では、aの入力履歴に関する情報は全
く失われてしまう。
に、分岐部からの時間的隔たりが十分大きくなったとき
の(nが十分大きくなったときの)文脈層への入力パタ
ーンCA (tn )では、aの入力履歴に関する情報は全
く失われてしまう。
【0023】ケースAとケースBを比較して言えば、分
岐部の直後のCA (t2 )とCB (t2 )とでは、両パ
ターン間に明確な違いが存在するが、十分、時間が経過
したときのCA (tn )とCB (tn )とでは差が全く
なくなり、両者は同じパターンになってしまうことを意
味する。
岐部の直後のCA (t2 )とCB (t2 )とでは、両パ
ターン間に明確な違いが存在するが、十分、時間が経過
したときのCA (tn )とCB (tn )とでは差が全く
なくなり、両者は同じパターンになってしまうことを意
味する。
【0024】従って、時刻tn において、入力層にパタ
ーンPn-1 を入力し、文脈層にCA(tn )あるいはC
B (tn )を入力して、ケースAではパターンaを、ケ
ースBではパターンbを出力するように学習させようと
しても、両ケースにおけるニューラルネットワークへの
入力(入力層および文脈層への入力)に差がない以上、
正しく学習できないことは明らかである。
ーンPn-1 を入力し、文脈層にCA(tn )あるいはC
B (tn )を入力して、ケースAではパターンaを、ケ
ースBではパターンbを出力するように学習させようと
しても、両ケースにおけるニューラルネットワークへの
入力(入力層および文脈層への入力)に差がない以上、
正しく学習できないことは明らかである。
【0025】以上説明したように、従来技術の学習方式
では、時間的隔たりが十分大きくなると、文脈層への入
力パターンが過去の入力履歴によらず、同じパターンに
なってしまうので、時系列予測課題を正しく学習できな
いという問題が生じる。
では、時間的隔たりが十分大きくなると、文脈層への入
力パターンが過去の入力履歴によらず、同じパターンに
なってしまうので、時系列予測課題を正しく学習できな
いという問題が生じる。
【0026】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、文脈層への入力パターンから
過去の入力履歴が損失されていく度合を少なくすること
により長期の時間的隔たりを有する時系列予測処理を学
習し得るニューラルネットワークによる時系列パターン
の学習方式を提供することにある。
その目的とするところは、文脈層への入力パターンから
過去の入力履歴が損失されていく度合を少なくすること
により長期の時間的隔たりを有する時系列予測処理を学
習し得るニューラルネットワークによる時系列パターン
の学習方式を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の時系列パターンの学習方式は、入力層、中
間層、出力層および文脈層を有し、入力層と中間層、文
脈層と中間層、中間層と出力層の各層間を学習で重みの
変動する重み付き接続線で接続したニューラルネットワ
ークを用いて時刻tの学習パターンP(t)を入力層へ
の入力としたとき、時刻(t+1)の学習パターンP
(t+1)を出力層の出力する時系列予測処理を学習さ
せる時系列パターンの学習方式であって、nを1より大
きい整数としたとき、時刻(t−n)の中間層の出力パ
ターンH(t−n)と時刻(t−1)の中間層の出力パ
ターンH(t−1)を合成したパターンを時刻tの文脈
層への入力パターンC(t)とすることを要旨とする。
め、本発明の時系列パターンの学習方式は、入力層、中
間層、出力層および文脈層を有し、入力層と中間層、文
脈層と中間層、中間層と出力層の各層間を学習で重みの
変動する重み付き接続線で接続したニューラルネットワ
ークを用いて時刻tの学習パターンP(t)を入力層へ
の入力としたとき、時刻(t+1)の学習パターンP
(t+1)を出力層の出力する時系列予測処理を学習さ
せる時系列パターンの学習方式であって、nを1より大
きい整数としたとき、時刻(t−n)の中間層の出力パ
ターンH(t−n)と時刻(t−1)の中間層の出力パ
ターンH(t−1)を合成したパターンを時刻tの文脈
層への入力パターンC(t)とすることを要旨とする。
【0028】
【作用】本発明の時系列パターンの学習方式では、現時
刻tに比べて、過去の入力履歴に関する情報の損失の度
合の少ないn時刻前の中間層の出力パターンH(t−
n)を保存しておき、このパターンH(t−n)と時刻
(t−1)のパターンH(t−1)を合成したパターン
を現時刻tの文脈層への出力パターンC(t)とし、こ
れにより文脈層の入力パターンから過去の入力履歴が損
失されていく度合を少なくし、従来より長期の時間的隔
たりを有することができる。
刻tに比べて、過去の入力履歴に関する情報の損失の度
合の少ないn時刻前の中間層の出力パターンH(t−
n)を保存しておき、このパターンH(t−n)と時刻
(t−1)のパターンH(t−1)を合成したパターン
を現時刻tの文脈層への出力パターンC(t)とし、こ
れにより文脈層の入力パターンから過去の入力履歴が損
失されていく度合を少なくし、従来より長期の時間的隔
たりを有することができる。
【0029】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0030】図1は、本発明の一実施例に係わる時系列
パターンの学習方式を実施するニューラルネットワーク
の構成を示す図である。同図に示すニューラルネットワ
ークによる時系列パターンの学習方式では、図4に示し
た時系列予測処理を例題にとりあげて、n=2とし、時
刻(t−2)の中間層の出力パターンH(t−2)と時
刻(t−1)の中間層の出力パターンH(t−1)を合
成する場合について説明する。また、両パターンを合成
する方法として、α×H(t−n)+β×H(t−1)
においてα=1,β=1とした場合、すなわち加算する
場合を例に説明する。
パターンの学習方式を実施するニューラルネットワーク
の構成を示す図である。同図に示すニューラルネットワ
ークによる時系列パターンの学習方式では、図4に示し
た時系列予測処理を例題にとりあげて、n=2とし、時
刻(t−2)の中間層の出力パターンH(t−2)と時
刻(t−1)の中間層の出力パターンH(t−1)を合
成する場合について説明する。また、両パターンを合成
する方法として、α×H(t−n)+β×H(t−1)
においてα=1,β=1とした場合、すなわち加算する
場合を例に説明する。
【0031】図1において、1は入力層、2は文脈層、
3は中間層、4は出力層、9は時刻(t−2)の中間層
の出力パターンであるH(t−2)を保持しておく記憶
部、10は時刻(t−1)の中間層の出力パターンであ
るH(t−1)とH(t−2)を加算する加算部であ
る。記憶部9と加算部10が本発明特有の機能部であ
る。11は中間層の出力パターンを記憶部9と加算部1
0に入力するための接続線であり、重み固定の1対1結
合である。12は記憶部9から加算部10に信号を入力
するための接続線であり、重み固定の1対1結合であ
る。13は加算部10から文脈層2に信号を入力するた
めの接続線であり、重み固定の1対1結合である。5,
6,7は従来技術と同じ意味をもつ接続線である。
3は中間層、4は出力層、9は時刻(t−2)の中間層
の出力パターンであるH(t−2)を保持しておく記憶
部、10は時刻(t−1)の中間層の出力パターンであ
るH(t−1)とH(t−2)を加算する加算部であ
る。記憶部9と加算部10が本発明特有の機能部であ
る。11は中間層の出力パターンを記憶部9と加算部1
0に入力するための接続線であり、重み固定の1対1結
合である。12は記憶部9から加算部10に信号を入力
するための接続線であり、重み固定の1対1結合であ
る。13は加算部10から文脈層2に信号を入力するた
めの接続線であり、重み固定の1対1結合である。5,
6,7は従来技術と同じ意味をもつ接続線である。
【0032】図2は、本発明の学習方式の実施例を示し
たフローチャートである。本発明での時系列パターンの
学習は次のように進められる。
たフローチャートである。本発明での時系列パターンの
学習は次のように進められる。
【0033】まず、時系列の時刻tの学習パターンであ
るP(t)を入力層1に入力する(ステップ110)。
次に、時刻(t−1)の中間層3の出力パターンである
H(t−1)を接続線11を用いて、記憶部9と加算部
10へ入力する(ステップ120)。
るP(t)を入力層1に入力する(ステップ110)。
次に、時刻(t−1)の中間層3の出力パターンである
H(t−1)を接続線11を用いて、記憶部9と加算部
10へ入力する(ステップ120)。
【0034】それから、記憶部9に保持されている時刻
(t−2)の中間層3の出力パターンH(t−2)を、
接続線12を用いて加算部10へ入力する(ステップ1
30)。記憶部9をシフトレジスタ等で構成することに
より、このような動作を実現する。
(t−2)の中間層3の出力パターンH(t−2)を、
接続線12を用いて加算部10へ入力する(ステップ1
30)。記憶部9をシフトレジスタ等で構成することに
より、このような動作を実現する。
【0035】次に、加算部10において、H(t−2)
とH(t−1)を算術加算する(ステップ140)。算
術加算したパターンを接続線13を用いて文脈層2に入
力する(ステップ150)。時系列の時刻(t+1)の
学習パターンであるP(t+1)を、出力層4への教師
パターンとする(ステップ160)。
とH(t−1)を算術加算する(ステップ140)。算
術加算したパターンを接続線13を用いて文脈層2に入
力する(ステップ150)。時系列の時刻(t+1)の
学習パターンであるP(t+1)を、出力層4への教師
パターンとする(ステップ160)。
【0036】そして、ステップ110〜ステップ160
で設定した入力パターンと教師パターンを用いて、バッ
クプロパゲーション法で学習させる(ステップ17
0)。それから、時刻を1つ進ませて、次の周期に移る
(ステップ180)。
で設定した入力パターンと教師パターンを用いて、バッ
クプロパゲーション法で学習させる(ステップ17
0)。それから、時刻を1つ進ませて、次の周期に移る
(ステップ180)。
【0037】図4に示した時系列予測処理で、n=3
(中間部の長さが2)の場合を例にとって、実際に評価
実験を行なった。分岐パターンの数は4個(a,b,
c,d)とした。
(中間部の長さが2)の場合を例にとって、実際に評価
実験を行なった。分岐パターンの数は4個(a,b,
c,d)とした。
【0038】実験に用いたニューラルネットワークの規
模は、入力層のニューロン数4、中間層のニューロン数
15、出力層のニューロン数4、文脈層のニューロン数
15である。
模は、入力層のニューロン数4、中間層のニューロン数
15、出力層のニューロン数4、文脈層のニューロン数
15である。
【0039】20000サイクル学習させた後で、分岐
パターン毎に、回想部でのニューラルネットワークの出
力値を調べた。その結果を図3に示す。
パターン毎に、回想部でのニューラルネットワークの出
力値を調べた。その結果を図3に示す。
【0040】図3を見ればわかるように、従来技術では
パターンCに分岐する場合を除いて、出力値と正解値は
余りよく一致していない(平均2乗誤差=0.21
1)。
パターンCに分岐する場合を除いて、出力値と正解値は
余りよく一致していない(平均2乗誤差=0.21
1)。
【0041】これに対し、本発明による学習をさせた場
合には、すべての分岐パターンにおいて、出力値と正解
値はよく一致している(平均2乗誤差=0.001)。
合には、すべての分岐パターンにおいて、出力値と正解
値はよく一致している(平均2乗誤差=0.001)。
【0042】従って、本発明の学習方式では、従来技術
に比べて、より長期の時間的隔たりをもつ時系列予測処
理を学習できることが実験により確認された。
に比べて、より長期の時間的隔たりをもつ時系列予測処
理を学習できることが実験により確認された。
【0043】以上の説明では、H(t−n)とH(t−
1)を合成する方法として単純な算術加算を用いる場合
を例にとって説明したが、本発明は、他の合成方法を採
用する場合にも適用できることは明らかである。
1)を合成する方法として単純な算術加算を用いる場合
を例にとって説明したが、本発明は、他の合成方法を採
用する場合にも適用できることは明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現時刻tに比べて、過去の入力履歴に関する情報の損失
の度合の少ないn時刻前の中間層の出力パターンH(t
−n)を保存しておき、このパターンH(t−n)と時
刻(t−1)のパターンH(t−1)を合成したパター
ンを現時刻tの文脈層への出力パターンC(t)として
いるので、従来に比較して、より長期の時間的隔たりを
有する時系列予測処理を学習できる。
現時刻tに比べて、過去の入力履歴に関する情報の損失
の度合の少ないn時刻前の中間層の出力パターンH(t
−n)を保存しておき、このパターンH(t−n)と時
刻(t−1)のパターンH(t−1)を合成したパター
ンを現時刻tの文脈層への出力パターンC(t)として
いるので、従来に比較して、より長期の時間的隔たりを
有する時系列予測処理を学習できる。
【図1】本発明の一実施例に係わる時系列パターンの学
習方式を実施するニューラルネットワークの構成を示す
図である。
習方式を実施するニューラルネットワークの構成を示す
図である。
【図2】図1に示す時系列パターンの学習方式の作用を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】本発明の効果を従来技術と比較して示す図であ
り、数値は回想部でのニューラルネットワークの出力
値、また括弧内の数値は正解値である。
り、数値は回想部でのニューラルネットワークの出力
値、また括弧内の数値は正解値である。
【図4】時系列予測処理の例を示す図である。
【図5】ニューラルネットワークへの入力パターンと教
師パターンの対応関係を時刻毎に示す図である。
師パターンの対応関係を時刻毎に示す図である。
【図6】従来のニューラルネットワークの構成を示す図
である。
である。
1 入力層 2 文脈層 3 中間層 4 出力層 9 記憶部 10 加算部
Claims (2)
- 【請求項1】 入力層、中間層、出力層および文脈層を
有し、入力層と中間層、文脈層と中間層、中間層と出力
層の各層間を学習で重みの変動する重み付き接続線で接
続したニューラルネットワークを用いて時刻tの学習パ
ターンP(t)を入力層への入力としたとき、時刻(t
+1)の学習パターンP(t+1)を出力層の出力する
時系列予測処理を学習させる時系列パターンの学習方式
であって、nを1より大きい整数としたとき、時刻(t
−n)の中間層の出力パターンH(t−n)と時刻(t
−1)の中間層の出力パターンH(t−1)を合成した
パターンを時刻tの文脈層への入力パターンC(t)と
することを特徴とする時系列パターンの学習方式。 - 【請求項2】 前記文脈層への入力パターンC(t)
は、αおよびβをパラメータとしたとき、α×H(t−
n)とβ×H(t−1)を算術加算したパターンである
ことを特徴とする請求項1記載の時系列パターンの学習
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071628A JPH05274456A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 時系列パターンの学習方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071628A JPH05274456A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 時系列パターンの学習方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05274456A true JPH05274456A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13466114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4071628A Pending JPH05274456A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 時系列パターンの学習方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05274456A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006318319A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Sony Corp | 学習装置及び学習方法、並びにコンピュータ・プログラム |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4071628A patent/JPH05274456A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006318319A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Sony Corp | 学習装置及び学習方法、並びにコンピュータ・プログラム |
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