JPH052760U - 管材の内面処理装置 - Google Patents

管材の内面処理装置

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JPH052760U
JPH052760U JP5093091U JP5093091U JPH052760U JP H052760 U JPH052760 U JP H052760U JP 5093091 U JP5093091 U JP 5093091U JP 5093091 U JP5093091 U JP 5093091U JP H052760 U JPH052760 U JP H052760U
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敏 彦 岬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に管材内面の清掃あるいは塗装を行う
管材の内面処理装置。 【構成】 内面処理装置6は、噴射機7の旋回中心を常
に管材8の中心軸に一致して保持させるための昇降機構
と、管材8内部の清掃あるいは塗装開始点に向かって走
行する走行機9と、管材8の外部に延在する配管部材と
しての塗装用パイプ28を挾装するかさ歯車装置42を
有する走行機牽引機構11とを備え、塗装用パイプ28
を走行機牽引機構11で管材8の外部へ引張ることによ
り、走行機9を管材8内部の清掃あるいは塗装開始点か
ら管材8内面を清掃あるいは塗装しつつ管材8の外部へ
走行させて管材8の清掃あるいは塗装を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管材内面の清掃、例えばショットブラスト、サンドブラストあるい は管材内面の塗装を行うための管材の内面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、管材内面を洗浄する装置としては一例として実開昭63−12787 2号公報に記載のものが知られている。これを図10及び図11によって説明す る。配管内洗浄装置1は、ノズル2から氷粒等を噴射し、この氷粒等を配管3の 内面に射突させることによって配管3の内面に付着している汚れを剥離させるも のであって、ノズル2の基端部が配管3の中心軸に沿って移動可能とするガイド 機構4により保持されるとともにノズル2は配管3の中心軸を旋回中心として旋 回しながら氷粒等が放射方向に噴射されるようになっている。そして、配管3に 接続されているブラストホース5を作業員が把持して配管3内での進退が操作さ れ、配管3内の任意の位置における洗浄を行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記の公報に記載のものは、配管内の洗浄すべき位置への配管内洗 浄装置の移動及び洗浄位置における氷粒の噴射時間の維持等は、すべて作業員に よるブラストホース操作の勘に頼らざるを得ないのが現状であり、洗浄にむらが 生じるとともに操作に対する作業員の負担が大きい等の問題があった。
【0004】 本考案はこれに鑑み、管材内面の清掃あるいは塗装を作業員の勘に頼ることな く自動的に行うことのできる管材の内面処理装置を提供することを目的としてな されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案においては、管材の内部に噴射機を挿入し、 この噴射機が旋回しつつ管材内面の清掃あるいは塗装を行う管材の内面処理装置 において、管材内部の清掃あるいは塗装開始点に向かって走行する走行機と、こ の走行機に搭載される噴射機の旋回中心を常に管材の中心軸に一致して保持させ るための昇降機構と、管材の外部に延在する前記噴射機の配管部材をこの配管部 材に係合し得る係合部が形成された回転体により挾装し、この回転体を駆動して 前記配管部材を管材の外部へ引張ることにより、前記走行機を管材内部の清掃あ るいは塗装開始点から管材内面を清掃あるいは塗装しつつ管材の外部に向かって 走行させる走行機牽引機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
昇降機構により噴射機の旋回中心を管材の中心軸に一致させ、走行機を管材内 部の清掃あるいは塗装開始点に走行させる。そして、噴射機の配管部材を走行機 牽引機構に設けられ、かつ、この配管部材に係合し得る係合部が形成された回転 体で挾装し、この回転体を駆動して配管部材を管材の外部へ引張ることにより走 行機は管材内部の清掃あるいは塗装開始点より管材の内面を清掃あるいは塗装し 乍ら管材の外部へ向かって走行するので、人の勘に頼ることのない安定した清掃 あるいは塗装が自動的におこなえる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図9に示す実施例を参照し、従来技術と同一の構成部 材には同一符号を用い、管材内面のブラストを行なう場合について説明する。
【0008】 管材の内面処理装置6は、ブラストの噴射機7を有し、管材8の内部を内面処 理装置6の反対側端部であるブラスト開始点に向かって走行する走行機9と、こ の走行機9に搭載される噴射機7の旋回中心を常に管材8の中心軸に一致させる ための昇降機構としてのパンタグラフ装置10と、走行機9を管材8内部のブラ スト開始点から管材8の内面をブラストしつつ管材8の内面処理装置6側の外部 に向かって引張ることにより走行させる走行機牽引機構11とを備えている。
【0009】 走行機9は、図1乃至図4に示すように細長いフレーム12を有し、このフレ ーム12には表面に滑り止めのために軸線方向にみぞ13が形成された車輪14 がフレーム12の前後に一対ずつ枢着されている。そして、2対の車輪14は、 エヤーモータ15、減速機16及び図示しないチェーン駆動機構により駆動され るようになっている。また、フレーム12の一端部にはエヤースイッチ17が設 けられている。このエヤースイッチ17は、管材8の内面底部に当接して回転す るローラ18と、このローラ18を枢支する腕部材19とを有し、この腕部材1 9の端部はフレーム12の端部に上下方向に揺動するようにして保持されている 。そして、ローラ18が管材8の内面底部に当接している場合はエヤーモータ1 5が作動し、ローラ18が管材8の内面底部より管材8の外部に出てローラ18 が下がると腕部材19も下がり図示しないコックが閉じられてエヤーモータ15 が停止するようになっている。
【0010】 また、走行機9にはパンタグラフ装置10が設けられており、このパンタグラ フ装置10には噴射機7が設けられている。
【0011】 パンタグラフ装置10は、図1及び図2に示すように第1パンタグラフ20と 第2パンタグラフ21とを有している。第1パンタグラフ20は、上側と下側の 2つのパンタグラフ22a、22bよりなり、上側のパンタグラフ22aの下部 関節部23と下側のパンタグラフ22bの上部関節部24とを枢着して形成され 、この枢着された枢着関節部25と1つのパンタグラフ22cよりなる第2パン タグラフ21の上部関節部26とにはバンド材27を介して噴射機7の配管部材 としてのブラスト用固定パイプ38が固着され、このブラスト用固定パイプ38 の先端には噴射機7が走行機9のフレーム12より前方に突出するようにして設 けられている。そして、第1パンタグラフ20の下側のパンタグラフ22bの下 部関節部29と第2パンタグラフ21の下部関節部30とはフレーム12に枢着 されている。また、第1パンタグラフ20の下側のパンタグラフ22bの中央関 節部31と、第2パンタグラフ21の中央関節部32とには図5及び図6に示し た第2パンタグラフ21の例に示すようにスリーブ33、33が設けられており 、これらのスリーブ33、33は内面にそれぞれねじれ方向が反対のねじ山が螺 刻されている。そして、これらのスリーブ33には、スリーブ33に対応する部 分にスリーブ33と同じねじれ方向のねじ山が螺刻された1本のねじ棒34が螺 合されており、このねじ棒34の一端部にはハンドル35が設けられている。そ して、例えば、ハンドル35を右回転させることによりスリーブ33、33がね じ棒34上でそれぞれ近寄るように移動し第1パンタグラフ20の2つのパンタ グラフ22a、22b及び第2パンタグラフ21のパンタグラフ22cが立ち上 って第1パンタグラフ20の上側のパンタグラフ22aの上部関節部36に枢着 されているローラ37が管材8の内部上面に当接し、噴射機7の旋回中心が管材 8の中心軸に一致するようになっている。また、ハンドル35を左回転させると スリーブ33、33がねじ棒34上でそれぞれ離れるように移動し、第1パンタ グラフ20の2つのパンタグラフ22a、22b及び第2パンタグラフ21のパ ンタグラフ22cが折りたたまれて噴射機7は走行機9のフレーム12の上部に 収納されるようになっている。
【0012】 噴射機7は、図2に示すようにスリーブ39とノズルボス40とを有し、ノズ ルボス40はスリーブ39に回動自在とされている。そして、ノズルボス40は その先端が管材8の内周面に向かうよう半径方向に180°のピッチで2本1組 とされるノズル2が設けられており、スリーブ39の一端部にはブラスト用固定 パイプ38が接続され、ブラスト用固定パイプ38とノズル2とは連通している 。ノズル2はこのように構成されているので、ブラスト材がノズル2から噴出す るときの反力によってノズル2が旋回しつつブラスト材が管材8の内面に噴射さ れる。
【0013】 走行機牽引機構11は、図1に示すように後述の台車に載設されており、図7 乃至図9に示すように係合部が形成された回転体としてのかさ歯車41を有し、 このかさ歯車41が2個で1組のかさ歯車装置42を構成し、2組のかさ歯車装 置42が設けられている。そして、1組のかさ歯車装置42の2個のかさ歯車4 1は、その歯面間にブラスト用パイプ28を挾装するように相対向して設けられ ている。そして、2組のかさ歯車装置42の中間部下方には周方向にVみぞ44 の形成された押付けローラ45がかさ歯車41の歯面を囲むように設けられてお り、かさ歯車41の歯面と押付けローラ45のVみぞ44との間にブラスト用パ イプ28が挾装されるようになっている。また、各1組のかさ歯車装置42はそ れぞれ軸46を介して軸受47に枢支されており、1組のかさ歯車装置42の軸 端には第1スプロケットホイール48が装着されている。そして、この第1スプ ロケットホイール48には、第1チェーン49が巻回されており、モータ50に より駆動されるようになっている。
【0014】 また、軸46、46には第2スプロケットホイール51、51が装着されてお り、これら第2スプロケットホイール51間には第2チェーン52が巻回されて いる。また、押付けローラ45は、押付けローラ支持ヨーク53に枢支され、こ の押付けローラ支持ヨーク53は上下方向に作動するエヤーシリンダー54によ り支持されている。そして、このエヤーシリンダー54を上下動させることによ り押付けローラ45が上下し、2組のかさ歯車装置42のかさ歯車41と押付け ローラ45との間で所定の直径のブラスト用パイプ28を挾装するようになって いる。このようにして2組のかさ歯車装置42と押付けローラ45とによりブラ スト用パイプ28を挾装し、モータ50を駆動することにより第1チェーン49 及び第1スプロケットホイール48を介して1組のかさ歯車装置42が回動し、 第2スプロケットホイール51、51と第2チェーン52を介して他の1組のか さ歯車装置42が回動され、かさ歯車41の歯面とブラスト用パイプ28との摩 擦によりブラスト用パイプ28を管材8の外部へ一定速度で引張ることができ、 したがって、走行機9は管材8の内部を一定速度で管材8の外部へ向かって走行 できるようになっている。また、55はエヤーモータ15用のエヤーパイプ、5 6はエヤーパイプ55を挾装し、走行機9の走行に対応できるようにしたエヤー パイプ挾装装置でエヤーシリンダー54により上下動するようになっている。
【0015】 なお、本実施例では、上記走行機9、走行機牽引機構11を台車に搭載し、こ れをブラスト場所へ移動させるようにした場合を示している。この台車57は、 図1に示すように上部架台58と、下部架台49と、下部架台59に設けられた 複数組(本実施例では2組)の車輪60とを有しており、レール61上を移動自 在とされている。そして、上部架台58は下部架台59の2/3程度の長さに形 成され、下部架台59の管材8側に固着されている。また、下部架台59には上 部架台58に続いて走行機牽引機構11とこの走行機牽引機構11のかさ歯車装 置42を駆動するためのモータ50が装着されている。そして、上部架台58の 上面には走行機9が移載されるようになっており、上部架台58の走行機牽引機 構11側端部近傍には、走行機9の車輪14を当接させて走行機9の上部架台5 8上における走行を停止させるためのリミットスイッチ62が設けられている。
【0016】 次に、この内面処理装置6の作用について説明する。
【0017】 管材8を内面処理装置6に対応する所定の位置にセットし、走行機9の載置さ れている台車57を管材8の端部へ移動して管材8の端部と台車57の端部とを 当接させる。そして、走行機牽引機構11のエヤーシリンダー54を作動させて 押付けローラ45及びエヤーパイプ挾装装置56を下げブラスト用パイプ28と かさ歯車41、41及び押付けローラ45の間隔を広げてブラスト用パイプ28 及びエヤーパイプ55をフリーにする。しかるのち、エヤーモータ15を作動さ せ減速機16を介して車輪14を駆動し、走行機9を管材8内部の奥に向かって 走行させ第1パンタグラフ20が管材8の内部へ入ったところでエヤーモータ1 5を図示しないコックを操作して一旦停止する。そして、ハンドル35により第 1パンタグラフ20及び第2パンタグラフ21を上昇させて第1パンタグラフ2 0のローラ37を管材8内部の上面に当接させる。したがって、噴射機7は管材 8の中心軸に一致してセットされる。ここで、再び、エヤーモータ15を作動さ せ走行機9を管材8の奥のブラスト開始点に向かって走行させる。走行機9が管 材8の内部を走行して管材8の内部のブラスト用開始点に到達するとエヤースイ ッチ17のローラ18が管材8の端部より下がってエヤースイッチ17の図示し ないコックが閉じられてエヤーモータ15が止まり走行機9が停止する。ここで 、噴射機7のノズル2からブラスト材を噴射させ走行機牽引機構11の押付けロ ーラ45のエヤーシリンダー54を上昇させてブラスト用パイプ28をかさ歯車 41、41と押付けローラ45とで挾装するとともにエヤーパイプ55も挾装し 、かさ歯車装置42、42をモータ50、第1スプロケット49第1スプロケッ トホイール48及び第2スプロケットホイール51を介して駆動してブラスト用 パイプ28をかさ歯車41の歯面との噛合いによって管材8の外部方向へ引張る ことにより噴射機7の設けられている走行機9が管材8の内面をブラストしつつ 走行する。そして、管材8内面のブラストが終りに近づくと走行機9は管材8の 内部から台車57の上記架台58上に移って走行し、リミットスイッチ62に走 行機9の車輪14が当接すると走行機牽引機構11のかさ歯車装置42、42を 駆動しているモータ50がOFFとなり噴射機7が管材8の外部へ出たところで 走行機9が停止する。
【0018】 なお、本実施例では昇降機構はパンタグラフ式としたが油圧シリンダー等を使 用してもよく、また、内面処理装置は台車に搭載されるのものとしたが据置きで もよくこれらに限定されるものではない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、管材内部の清掃あるいは塗装開始点に向 かって走行する走行機と、この走行機に搭載される噴射機の旋回中心を常に管材 の中心軸に一致して保持させるための昇降機構を備えているので、常に管材の中 心に噴射機を保持して管材の内部を走行させることができ、噴射機の配管部材を 係合部が形成された回転体により挾装しこの回転体を駆動して配管部材を管材の 外部へ引張ることにより走行機を走行させるようにしたので、清掃あるいは塗装 をおこなう場合に走行機がスリップすることがなく、ピッチが極めて正確となり 安定した均一でむらのない清掃あるいは塗装をおこなうことができる。また、本 考案の内面処理装置によれば、管材の長さに関係なく清掃あるいは塗装をおこな うことができるので、管継手を減らすことができる。また、管材の内部に走行機 をセットするだけで清掃あるいは塗装を自動的に行うことができるので、技術的 な未経験者でも簡単に操作することができる。さらに、走行機の走行は往復それ ぞれ独立した別々の駆動装置で行うために清掃あるいは塗装を行わない場合は早 く、清掃あるいは塗装を行う場合はこれに見合ったスピードにすることができる ので全体としての処理時間が短縮できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による管材の内面処理装置の一実施例を
示す側面図。
【図2】走行機の拡大側面図。
【図3】走行機を噴射機側から見た正面図。
【図4】走行機を昇降機構のハンドル側から見た背面
図。
【図5】昇降機構を立ち上げた場合の側面図。
【図6】昇降機構をたたんだ場合の側面図。
【図7】走行機牽引機構の正面図。
【図8】走行機牽引機構の平面図。
【図9】走行機牽引機構の側面図
【図10】従来の配管内洗浄装置の縦断面図。
【図11】従来の配管内洗浄装置の正面図。
【符号の説明】
2 ノズル 6 内面処理装置 7 噴射機 8 管材 9 走行機 10 パンタグラフ装置 11 走行機牽引機構 15 エヤーモータ 17 エヤースイッチ 34 ねじ棒 35 ハンドル 37 ローラ 38 ブラスト用固定パイプ 42 かさ歯車装置 45 押付けローラ 54 エヤーシリンダー 57 台車

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】管材の内部に噴射機を挿入し、この噴射機
    が旋回しつつ管材内面の清掃あるいは塗装を行う管材の
    内面処理装置において、管材内部の清掃あるいは塗装開
    始点に向かって走行する走行機と、この走行機に搭載さ
    れる噴射機の旋回中心を常に管材の中心軸に一致して保
    持させるための昇降機構と、管材の外部に延在する前記
    噴射機の配管部材をこの配管部材に係合し得る係合部が
    形成された回転体により挾装し、この回転体を駆動して
    前記配管部材を管材の外部へ引張ることにより、前記走
    行機を管材内部の清掃あるいは塗装開始点から管材内面
    を清掃あるいは塗装しつつ管材の外部に向かって走行さ
    せる走行機牽引機構とを備えたことを特徴とする管材の
    内面処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772938B1 (ko) * 2007-06-08 2007-11-06 대지종건(주) 도관 도장장치
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