JPH05276524A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH05276524A
JPH05276524A JP6863392A JP6863392A JPH05276524A JP H05276524 A JPH05276524 A JP H05276524A JP 6863392 A JP6863392 A JP 6863392A JP 6863392 A JP6863392 A JP 6863392A JP H05276524 A JPH05276524 A JP H05276524A
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Japan
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signal
switching
color
transistors
amplifier
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JP6863392A
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Inventor
Tokio Aketagawa
時雄 明田川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 色副搬送波信号の安定な位相角切換え、復調
利得切換え、復調回路の位相軸と利得の連動、非連動又
は個々の切換えができる。 【構成】 差動アンプQ28,Q29,Q42,Q43から成る
色副搬送波アンプと、差動アンプの一方のトランジスタ
のコレクタに接続したトランジスタから成る差動切換用
アンプQ25〜Q27,Q39〜Q41と、それらのベースに接
続して差動切換用アンプを切り換えるためのスイッチ用
トランジスタQ45,Q46と、差動切換用アンプのトラン
ジスタのコレクタにエミッタサイズ比の異なるトランジ
スタを接続した信号電流分割手段Q23,Q24,Q33〜Q
38と、各差動アンプのトランジスタのコレクタにカスケ
ード接続し、分割信号電流を位相合成し、負荷抵抗R2
1,R22より2種の位相の異なる色副搬送波信号を復調
回路へ出力するカスケード接続トランジスタQ21,Q2
2,Q31,Q32とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色信号処理回路に係り、
特にテレビジョン受像機の色復調回路における位相や利
得の切換えを行う色信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の色信号処理回路を示すブ
ロック図である。図13において、搬送色信号が第1ク
ロマアンプ1に入力され、ここで増幅された搬送色信号
(クロマ信号及びバースト信号)は、次段のバーストア
ンプ2と第2のクロマアンプ3に供給される。バースト
アンプ2では、バースト信号が分離・増幅され、増幅さ
れたバースト信号は自動カラー(色飽和度・彩度)調整
回路(以下、ACC検波回路という)4へ伝達され、こ
こで平滑されて、クロマ入力振幅に関係なくある一定の
バースト振幅になるように第1クロマアンプ1の利得を
制御し、その結果第1クロマアンプ1の搬送色信号を一
定にし、バーストアンプ2の出力のバースト信号振幅も
一定値に保つ。安定化(一定)されたバースト信号は次
段の自動位相制御回路(以下、APC検波回路という)
5及びカラーキラー検波回路6へ入力される。電圧制御
発振回路(以下、VCO回路という)7より自由に発振
した色副搬送波信号を90°移相回路及びキャリアアン
プ(以下、90°移相回路及びCWアンプという)8へ
入力し、出力した2種の90°位相差を保った色副搬送
波信号を、色副搬送波用ACC検波回路(以下、CWA
CC検波回路という)9へ入力し、VCO回路7の出力
振幅変化による振幅を制御し一定の互いに90°位相差
を保った各色副搬送波信号を、バースト期間制御するこ
となくクロマ期間のみ色相制御する色相回路10へ入力
し、バースト期間制御しない位相制御用(APC)色副
搬送波信号(APC CWという)と前記ACC検波回
路4により一定となったバーストアンプ2の出力のバー
スト信号とで90°ロック(閉ループ形成)するように
APC検波回路5が働く。即ち、APC検波回路5で
は、バースト信号と色相回路10からのAPC検波用色
副搬送波信号(APC CW)との位相差を検出し、両
信号の位相差が90°の関係となるように、VCO回路
7の発振周波数を位相制御する。また、APCキラーキ
ャリアアンプ(APC/Killer CWアンプ)1
1では、バースト信号に対して90°移相ロックした色
副搬送波信号(APC CW)よりもさらに90°位相
シフトしたカラーキラー検波用の色副搬送波信号(Ki
ller CW)を作成し、カラーキラー検波回路6で
はこのKiller CWと前記バースト信号とで同位
相又は逆位相の検波を行い、この検波に基づいてバース
ト信号の有無を判定し、これによりカラー・白黒判定を
し、白黒の場合にはカラーキラーを第2クロマアンプ3
からのクロマ信号にかける。即ち、バースト信号がない
場合(白黒放送時)、或いは搬送色信号レベルが非常に
低下している場合を検出し、このような場合にはカラー
制御回路12を制御してクロマ信号を遮断する。また、
色相回路10の位相可変ボリューム16によりAPC
CW,KillerCWに対して復調用色副搬送波信号
位相が変化して色相を変化させることができる。即ち、
バースト信号とAPC CW,Killer CWが9
0°にロックしており、位相可変ボリューム16の可変
により等価的に復調用色副搬送波信号軸が変化する。
【0003】次に、クロマ信号及び色復調については、
前記搬送色信号からバースト信号,クロマ信号と分離さ
れ、ACC検波回路4により一定にされたクロマ信号は
第2クロマアンプ3で増幅され、さらにカラー制御回路
12によってカラー制御(色飽和度制御)されたクロマ
信号は次段の復調回路13に入力される。17は手動の
カラー制御用ボリュームである。復調回路13には、R
−Y/B−Yキャリアアンプ及び位相切換回路(以下、
R−Y/B−YCWアンプ及び位相切換回路という)1
4が接続され、前記のVCO回路7より発振出力した色
副搬送波信号のクロマ期間位相制御又は利得制御された
色副搬送波信号R−Y及びB−Y軸で復調され、復調回
路13内の抵抗マトリクス(G−Y)でそれぞれ色差信
号R−Y,G−Y,B−Yとして出力する。回路14に
おける位相切換(又は利得切換)は、色副搬送波出力
(fsc Out)及び切換回路15による外部抵抗(VC
O,開放,GND)切換えによって行われる。
【0004】しかし、一般的にNTSC放送信号を受信
するに当たり伝送による位相歪み,CRT発色及び色画
質等により、復調出力の位相を相対的に変更することは
従来から行われており、時々変更するのが一般的であ
る。このため、CRT発色の変更に伴う復調相対位相変
更及び色画質に対する位相の合わせ込みについては、一
般的な集積回路設計をする際、事前に定数準備・用意し
希望値に対応させる。しかし、IC種類を増加してユー
ザーの要求に応えなければならず、コスト及び量産日程
等に問題を生ずる。
【0005】上記問題点の改善として一例であるが、図
14の従来例を参考にして説明する。
【0006】図14のR−Y/B−Y色副搬送波軸切換
回路は、図13における破線枠内の回路ブロック部14
に相当している。90°移相回路及びCWアンプ8より
出力しAPCロックした2種の互いに90°移相差を保
った振幅一定(CW ACC検波回路9により)の色副
搬送波信号a′及びb′(ただし、a′及びb′
の(′)はベクトルを表しており、ベクトルa′とb′
間には図15に示すような関係がある)は、それぞれの
差動アンプ(Q5 ,Q6 ,Q7 )を構成する各アンプ,
差動アンプ(Q9 ,Q10,Q11)を構成する各アンプで
増幅される。差動アンプ(Q5 ,Q6 ,Q7 )を構成す
る各アンプの各コレクタにはトランジスタQ1,差動切
換用トランジスタQ2 ,Q3 ,Q4 がカスケード接続さ
れ、抵抗R1 を負荷とするカスケード接続のトランジス
タQ1 のコレクタにはb′ベクトル位相の色副搬送波信
号が出力され次段復調回路13へはB−Y色副搬送波信
号(B−Y CW)軸として入力される。また、前記差
動アンプ(Q9 ,Q10,Q11)のアンプQ9 のコレクタ
にはトランジスタQ8 がカスケード接続され、アンプQ
10のコレクタは直流電源Vccに接続されている。アンプ
Q6 の−b′位相の出力する差動切換用トランジスタQ
2 ,Q3 ,Q4 の各コレクタは抵抗負荷R2 、R2とR3
、R2 とR3 とR4 をそれぞれ介して直流電源Vccに
接続され、トランジスタQ8 のコレクタは抵抗負荷R2
,R3 ,R4 及びR5 を直列に介して直流電源Vccに
接続し、これらトランジスタQ2 ,Q3 ,Q4 ,Q8 の
コレクタ出力はそれぞれベクトル合成され、次段の復調
回路13へR−Y色副搬送波信号(R−Y CW)軸と
して入力される。R−Y色副搬送波信号(R−Y C
W)軸は差動切換用トランジスタQ2 ,Q3 ,Q4 でそ
れぞれ位相角が切り換えられる。差動切換用トランジス
タQ2 ,Q3 ,Q4 の切換えは、スイッチ用トランジス
タQ12,Q13のオン・オフによって行う。
【0007】Q12オフ・Q13オンの場合、差動切換用ト
ランジスタはQ2 ,Q3 で構成するが、初期バイアス電
圧+B3 ,+B2 については+B3 >+B2 と予め設定
してあるため、差動切換用トランジスタはQ2 がオンす
る。このため、−b′位相の負荷はR2 ,また合成用の
a′位相の負荷は(R2 +R3 +R4 +R5 )となりベ
クトル合成しR−Y色副搬送波信号(R−Y CW)軸
を作成する。
【0008】次に、Q12,Q13の両者共オンの場合、差
動切換用トランジスタはQ3 がオンする。このため、−
b′位相の負荷は(R2 +R3 )、また合成用のa′位
相の負荷は(R2 +R3 +R4 +R5 )となりベクトル
合成しR−Y色副搬送波信号(R−Y CW)軸を作成
する。
【0009】さらに、Q12オン・Q13オフの場合、差動
切換用トランジスタはQ4 がオンする。よって、−b′
位相の負荷は(R2 +R3 +R4 )また合成用のa′位
相の負荷は(R2 +R3 +R4 +R5 )となりベクトル
合成しR−Y色副搬送波信号(R−Y CW)軸を作成
する。このようにQ12,Q13のオン・オフによって、R
−Y CW軸の位相切換えが可能となる。
【0010】図16はQ12,Q13のオン,オフによって
切り換えられるB−Y色副搬送波信号(B−Y CW)
軸に対するR−Y色副搬送波信号(R−Y CW)軸の
位相角を示している。図16において、(a) はQ12オフ
・Q13オンの場合、(b) はQ12,Q13共にオンの場合、
(c) はQ12オン・Q13オフの場合の位相角の変化を示し
ている。
【0011】ところで、図14の回路には次のような問
題点がある。即ち、R−Y/B−Y色副搬送波信号の相
対的位相差を比較する際、B−Y色副搬送波用トランジ
スタについてはQ1 のコレクタサブ容量が負荷抵抗に付
加するだけですむが、R−Y色副搬送波用トランジスタ
についてはQ2 ,Q3 ,Q4 ,Q8 のコレクタサブ容量
が各負荷抵抗に付加するため、予め決めた位相角が得ら
れない。また、素子のばらつき特に抵抗ばらつき(一般
に±20%の絶対値変化)による位相回転が大きい問題
点などがある。従って、ユーザーの要求する位相角が得
にくく、しかもばらつきが大きいという欠点がある。
【0012】また一方、一般的にNTSC放送信号を受
信するにあたり、伝送による位相歪み・CRT蛍光体変
更による発色及び色画質等により、復調出力の相対振幅
を切り換えるのは従来から行われている。このCRT発
色の変更に伴う復調相対振幅変更及び色画質に対する振
幅の合わせ込みについても、一般的な集積回路設計をす
る際に事前に定数準備・用意し希望の値に対応させる。
具体的には、集積回路内のアルミ層を変更することによ
り行われる。しかしながら、ICコスト及び量産日程等
に問題がある。
【0013】上記の問題点の改善として図17の従来例
について説明する。図17は図13における復調回路1
3とR−Y/B−Y利得切換回路の部分を具体的に示し
たものである。第1クロマアンプ1から出力される互い
に180°位相の異なった搬送色信号(クロマ信号及び
バースト信号)は第2クロマアンプ3(Q75〜Q78,Q
79)に入力され、ここでクロマ信号が分離・増幅され
る。このクロマ信号はカラー制御回路12(Q71〜Q7
4)でカラー制御され、たクロマ信号は、容量結合回路
を介して次段の復調回路13へ入力される。ここで、上
記カラー制御されたクロマ信号a′,−a′は、3利得
切換したR−Y差動アンプ(Q84〜Q87とQ104,Q88
〜Q91とQ105,Q92〜Q95とQ106 ),基準用B−Y
差動アンプ(Q100〜Q103 とQ107)を構成するQ84・
Q87,Q88・Q91,Q92・Q95,Q100・Q103の各ベー
スにそれぞれ差動入力され、またQ85・Q86,Q89・Q
90,Q93・Q94,Q101・Q102の各ベースにはバースト
期間のみオンになる水平ブランキングパルス(H.BL
K)を印加する。前記R−Y差動アンプ(Q84・Q85,
Q88・Q89,Q92・Q93)のコレクタ同士を接続し、ま
たR−Y差動アンプ(Q86・Q87,Q90・Q91,Q94・
Q95)のコレクタ同士を接続し、更にB−Y差動アンプ
(Q100・Q101,Q102・Q103)のコレクタ同士を接続
し、上段には、R−Y色副搬送波(R−Y CW)軸と
の位相検波を行うダブルバランス回路(Q80〜Q83)、
B−Y色副搬送波(B−Y CW)軸との位相検波を行
うダブルバランス回路(Q96〜Q99)が構成され、前記
のカラー制御されたクロマ信号位相とVCO発振よりA
PCロック(APC閉ループ状態)されたR−Y/B−
Y色副搬送波軸とでそれぞれ位相検波され、負荷抵抗R
79と容量C71(復調の際に発生する高調波の除去)によ
りR−Y軸で復調したR−Y色差信号が出力される。ま
た、負荷抵抗R80,容量C72によりB−Y軸で復調した
B−Y色差信号が出力され、G−Y色差出力は−(R−
Y) CW,−(B−Y) CWの各負荷抵抗R81,R8
2,R83,R84(但し、R83,R84は出力の直流レベル
合わせ),容量C73により抵抗マトリクスで再現でき
る。さらに、R−Y復調出力振幅を切り換えるため、各
R−Y差動アンプの定電流源Q104,Q105,Q106 をそ
れぞれ切り換えることにより利得切換えが可能である。
この場合スイッチ用トランジスタQ109,Q110,Q111
のオン・オフによりR−Y利得を小,中,大と切り換え
る構成とすることにより、B−Y復調出力比に対してR
−Y復調出力比を切り換えることが可能となり、上記の
問題(ICコスト及び量産日程など)は改善する。
【0014】しかし、R−Y復調出力を切り換え際、次
のような問題点が考えられる。第1には定電流を切り換
えるため、R−Y色差信号の出力直流電圧が変化するこ
と。このため、G−Y出力直流電圧も若干変化する。第
2にはR−Y復調利得を切り換えるため、復調器による
色副搬送波信号リーク(もれ)が変化するなどの問題が
ある。色差信号の直流電圧変化による差はホワイトバラ
ンス変化,色副搬送波リークは画面斜縞現象として現
れ、素子ばらつき特に抵抗や容量(一般には抵抗が±2
0%,容量が±30%絶対値変化すると言われてい
る。)等で、ホワイトバランス変化の場合、CRTカッ
トオフ調整が困難となること,色副搬送波リークの場
合、外部フィルタ回路の定数を変更する必要が生じるこ
と等の問題があり、実際に量産する場合に使いにくい欠
点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、集積回路
(IC)において、色信号処理回路の復調回路の位相軸
(R−Y/B−Y比)切換や復調回路利得(R−Y/B
−Y比)切換は、IC内部で変更できるよう定数準備・
用意しIC変更するのが一般的である。このため、従来
ではIC種類を増加してユーザーの要求に応えなければ
ならず、量産する上での欠点となる。また、図14の色
副搬送波信号(R−Y/B−Y)位相切換では、負荷抵
抗を切り換えるため、トランジスタのコレクタサブ容量
により位相回転が変化し、所定の位相角が得られない。
また、素子ばらつき特に抵抗のばらつきに大きく左右さ
れる。
【0016】また、復調出力の利得切換では、図17の
ように復調回路のAC利得の切換えが考えられる。しか
し、復調出力の直流電圧及び3軸電圧差の変化を生じた
り、復調回路からの色副搬送波信号リークが3軸相対比
で変化する欠点がある。
【0017】上記問題点を解決するため、本発明は、復
調回路位相軸(R−Y/B−Y比)の切換において、色
副搬送波信号を切り換える際に、位相角切換えによる位
相回転の変化を少なくすることができる色信号処理回路
を提供することを目的とするものである。
【0018】また、本発明の他の目的は、復調回路利得
(R−Y/B−Y比)の切換において、復調出力直流電
圧及び3軸電圧差が変化したり、復調回路からの色副搬
送波信号リークが3軸相対比で変化することなく、安定
な復調利得切換えを行うことができる色信号処理回路を
提供することである。
【0019】さらに、本発明の他の目的は、復調回路位
相軸(R−Y/B−Y比),復調回路利得(R−Y/B
−Y比)を連動又は非連動で切り換えることができると
共に、また位相軸,利得をそれぞれ個々に切換えできる
柔軟性を持った色信号処理回路を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、搬送色信
号を入力し、該信号中から分離したバースト信号に基づ
いて互いに所定角度位相の異なる2つの色副搬送波信号
を作成し、復調回路で前記搬送色信号から分離したクロ
マ信号と前記2つの色副搬送波信号を用いて3つの色差
信号を復調する際に、前記2つの色副搬送波信号の位相
差を切り換えることにより、R−Y色差信号とB−Y色
差信号の相対位相を切り換えるための色信号処理回路で
あって、前記2つの色副搬送波信号を増幅する2つの差
動アンプから成る第1,第2の色副搬送波アンプと、前
記第1,第2の色副搬送波アンプを構成する各差動アン
プの一方のトランジスタの各コレクタに接続した複数の
トランジスタから成る第1,第2の差動切換用アンプ
と、前記第1,第2の差動切換用アンプを構成するトラ
ンジスタの各ベースに接続してオン,オフし、第1,第
2の差動切換用アンプを切り換えるための第1,第2の
スイッチ用トランジスタと、第1,第2の差動切換用ア
ンプを構成する各トランジスタのコレクタにエミッタサ
イズ比の異なるトランジスタを接続し、各第1,第2の
差動切換用アンプごとに信号電流を分割する第1,第2
の信号電流分割手段と、前記第1,第2の色副搬送波ア
ンプを構成する各差動アンプの一方又はもう一方のトラ
ンジスタの各コレクタにカスケード接続し、前記第1,
第2の信号電流分割手段からの分割信号電流を位相合成
し、第1,第2の負荷抵抗より2種の位相の異なる色副
搬送波信号を前記復調回路へ出力する第1,第2のカス
ケード接続トランジスタとを具備したことを特徴とする
ものである。
【0021】第2の発明は、搬送色信号を入力し、該信
号中から分離したバースト信号に基づいて互いに所定角
度位相の異なる2つの色副搬送波信号を作成し、復調回
路で前記搬送色信号から分離したクロマ信号と前記2つ
の色副搬送波信号を用いて3つの色差信号を復調する際
に、R−Y色差信号とB−Y色差信号の相対振幅を切り
換えるための色信号処理回路であって、前記の入力搬送
色信号を互いに逆相の2つの搬送色信号として出力する
第1のクロマアンプと、この第1のクロマアンプからの
2つの搬送色信号を差動入力し、互いに逆相のクロマ信
号成分のみを増幅する差動アンプから成る第2のクロマ
アンプと、この第2のクロマアンプを構成する差動アン
プの一方のトランジスタのコレクタに接続した複数のト
ランジスタから成る第1の差動切換用アンプと、前記第
2のクロマアンプを構成する差動アンプの他方のトラン
ジスタのコレクタに接続した複数のトランジスタから成
る第2の差動切換用アンプと、前記第1,第2の差動切
換用アンプを構成するトランジスタの各ベースに接続し
てオン,オフし、第1,第2の差動切換用アンプの各ト
ランジスタを切り換えるための第1,第2のスイッチ用
トランジスタと、前記第1の差動切換用アンプを構成す
る各トランジスタのコレクタにエミッタサイズ比の異な
るトランジスタを接続し、信号利得を切り換えるための
第1の信号電流分割手段と、前記第2の差動切換用アン
プを構成する各トランジスタのコレクタにエミッタサイ
ズ比の異なるトランジスタを接続し、信号利得を切り換
えるための第2の信号電流分割手段と、前記第1,第2
の信号電流分割手段のコレクタ出力をカラー制御電圧に
て制御するダブルバランス回路から成り、第1,第2の
負荷抵抗より互いに逆位相の振幅の異なった2種のクロ
マ信号を前記復調回路へ出力するカラー制御手段とを具
備したことを特徴とするものである。
【0022】第3の発明は、搬送色信号を入力し、該信
号中から分離したバースト信号に基づいて互いに所定角
度位相の異なる2つの色副搬送波信号を作成し、復調回
路で前記搬送色信号から分離したクロマ信号と前記2つ
の色副搬送波信号を用いて3つの色差信号を復調する際
に、R−Y色差信号とB−Y色差信号の相対位相及び/
又は相対振幅を切り換えるための色信号処理回路であっ
て、前記2つの色副搬送波信号を増幅する2つの差動ア
ンプから成る第1,第2の色副搬送波アンプと、前記第
1,第2の色副搬送波アンプを構成する各差動アンプの
一方のトランジスタの各コレクタに接続した複数のトラ
ンジスタから成る第1,第2の差動切換用アンプと、前
記第1,第2の差動切換用アンプを構成するトランジス
タの各ベースに接続してオン,オフし、第1,第2の差
動切換用アンプを切り換えるための第1,第2のスイッ
チ用トランジスタと、第1,第2の差動切換用アンプを
構成する各トランジスタのコレクタにエミッタサイズ比
の異なるトランジスタを接続し、各第1,第2の差動切
換用アンプごとに信号電流を分割する第1,第2の信号
電流分割手段と、前記第1,第2の色副搬送波アンプを
構成する各差動アンプの一方又はもう一方のトランジス
タの各コレクタにカスケード接続し、前記第1,第2の
信号電流分割手段からの分割信号電流を位相合成し、第
1,第2の負荷抵抗より2種の位相の異なる色副搬送波
信号を前記復調回路へ出力する第1,第2のカスケード
接続トランジスタとを具備して成る、R−Y色差信号と
B−Y色差信号の相対位相切換手段と、前記の入力搬送
色信号を互いに逆相の2つの搬送色信号として出力する
第1のクロマアンプと、この第1のクロマアンプからの
2つの搬送色信号を差動入力し、互いに逆相のクロマ信
号成分のみを増幅する差動アンプから成る第2のクロマ
アンプと、この第2のクロマアンプを構成する差動アン
プの一方のトランジスタのコレクタに接続した複数のト
ランジスタから成る第3の差動切換用アンプと、前記第
2のクロマアンプを構成する差動アンプの他方のトラン
ジスタのコレクタに接続した複数のトランジスタから成
る第4の差動切換用アンプと、前記第3,第4の差動切
換用アンプを構成するトランジスタの各ベースに接続し
てオン,オフし、第3,第4の差動切換用アンプの各ト
ランジスタを切り換えるための第3,第4のスイッチ用
トランジスタと、前記第3の差動切換用アンプを構成す
る各トランジスタのコレクタにエミッタサイズ比の異な
るトランジスタを接続し、信号利得を切り換えるための
第3の信号電流分割手段と、前記第4の差動切換用アン
プを構成する各トランジスタのコレクタにエミッタサイ
ズ比の異なるトランジスタを接続し、信号利得を切り換
えるための第4の信号電流分割手段と、前記第3,第4
の信号電流分割手段のコレクタ出力をカラー制御電圧に
て制御するダブルバランス回路から成り、第3,第4の
負荷抵抗より互いに逆位相の振幅の異なった2種のクロ
マ信号を前記復調回路へ出力するカラー制御手段とを具
備して成る、R−Y色差信号とB−Y色差信号の相対利
得切換手段と、前記相対位相切換手段の第1,第2のス
イッチ用トランジスタ及び前記相対利得切換手段の第
3,第4のスイッチ用トランジスタに対して並列に接続
してオン,オフすることにより、R−Y色差信号とB−
Y色差信号の相対位相・相対振幅を連動或いは固定選択
するための第5,第6のスイッチ用トランジスタとを具
備したことを特徴とするものである。
【0023】
【作用】第1の発明では、2軸復調回路におけるR−
Y,B−Y復調軸を色副搬送波信号の位相角で決定する
際に、ベクトル合成に必要な信号電流比を切り換えるこ
とによって、B−Y色副搬送波信号に対するR−Y色副
搬送波信号の相対位相角を変化させ、安定な復調回路軸
の位相角を選択できるようにした。
【0024】第2の発明では、2軸復調回路の相対振幅
(利得)を切り換える際に、第2クロマアンプの利得
を、信号電流比で切り換えて、それぞれR−Yクロマ信
号とB−Yクロマ信号の比率を変えることによって、後
段の同利得の2軸復調回路にて復調されるR−Y色差信
号,B−Y色差信号の相対振幅が等価的に切り換えられ
る。これにより、安定なR−Y/B−Y相対利得比が得
られる。
【0025】第3の発明では、2軸復調回路における相
対位相角,相対振幅をそれぞれ切り換える際に、R−Y
色副搬送波信号の位相角,第2クロマアンプのR−Yク
ロマ信号・B−Yクロマ信号比率を対として連動で切り
換えたり、またR−Y色副搬送波信号の位相角,第2ク
ロマアンプのR−Yクロマ信号・B−Yクロマ信号比率
を個々に切り換えることができるようにした。しかも、
位相角及び相対振幅の切換えを信号電流比の切換えによ
って行うので、復調回路軸の安定な位相角及び相対振幅
を得ることができる。
【0026】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例に係る色信号処理回路を示す回路
図である。
【0027】図1は図13のブロック図におけるR−Y
/B−Y色副搬送波アンプ及び位相切換回路14(破線
枠にて示す)の一実施例である。
【0028】図1において、回路14は、90°移相回
路及びCWアンプ8からの色副搬送波信号a′を増幅す
る第1の差動アンプ(Q28,Q29,Q30)と、色副搬送
波信号b′を増幅する第2の差動アンプ(Q42,Q43,
Q44)と、前記トランジスタQ29のコレクタに接続した
複数のトランジスタ(Q25,Q26,Q27)から成る第1
の差動切換用アンプと、前記トランジスタQ43のコレク
タに接続した複数のトランジスタ(Q39,Q40,Q41)
から成る第2の差動切換用アンプと、前記トランジスタ
Q25にカスケード接続したトランジスタQ22,Q21と、
前記トランジスタQ42にカスケード接続したトランジス
タQ32,Q31と、前記第1の差動切換用アンプの各トラ
ンジスタ(Q25〜Q27)のコレクタに接続したエミッタ
サイズ比の異なる第1の信号電流分割用のトランジスタ
Q22,Q23・Q24×3(×3はエミッタサイズが通常の
3倍を意味する)と、前記第2の差動切換用アンプの各
トランジスタ(Q39〜Q41)のコレクタに接続したエミ
ッタサイズ比の異なる第2の信号電流分割用のトランジ
スタ(Q33・Q34×3,Q35・Q36×4,Q37・Q38×
5)と、前記トランジスタQ21のコレクタに接続した第
1の負荷抵抗R21と、前記トランジスタQ31のコレクタ
に接続した第2の負荷抵抗R22と、前記第1,第2の差
動切換用アンプの各トランジスタを切り換えるための第
1,第2のスイッチ用トランジスタQ45,Q46とを具備
し、第1,第2の負荷抵抗R21,R22より2種の位相の
異なる色副搬送波信号を出力するように構成されてい
る。
【0029】上記の構成において、今、90°移相回路
及びCWアンプ8より出力され、APCロック(APC
閉ループ状態)した2種の互いに90°位相差を保った
振幅一定(CW ACC検波回路9により)の色副搬送
波信号a′及びb′信号は、第1の差動アンプ(Q28,
Q29,Q30),第2の差動アンプ(Q42,Q43,Q44)
で増幅される。第2の差動アンプのQ42,Q43各コレク
タには、カスケード接続のトランジスタQ31,Q32,差
動切換用トランジスタQ39,Q40,Q41が接続され、抵
抗R22を負荷とするカスケード接続トランジスタQ31の
コレクタにはb′ベクトル位相の色副搬送波信号が出力
され、次段の復調回路13へはB−Y色副搬送波(B−
Y CW)軸として入力される。前記差動切換用トラン
ジスタQ39,Q40 ,Q41の各コレクタでは、さらにト
ランジスタ(Q33・Q34×3,Q35 ・Q36×4,Q37
・Q38×5)のようにエミッタサイズ比をそれぞれ切り
換え、−b′位相の信号電流を分割し、次に示すa′位
相ベクトル信号と合成する。
【0030】また、第1の差動アンプのQ28のコレクタ
は直流電源Vccに接続され、a′信号が出力されるQ29
のコレクタには前記Q43と同様に差動切換用トランジス
タQ25,Q26,Q27が接続され、さらに差動切換用トラ
ンジスタQ25,Q26,Q27の各コレクタにはトランジス
タQ22,Q23・Q24×3のようにエミッタサイズ比が異
なるトランジスタを接続しa′位相の信号電流を分割
し、前記−b′位相の分割信号電流と位相合成し、抵抗
R21を負荷とするカスケード接続のトランジスタQ21
(前記B−Y色副搬送波信号(B−Y CW)のトラン
ジスタQ31のコレクタサブ容量を合わせる)より−b′
α+a′βのベクトル位相(α,βは合成時の係数)の
色副搬送波信号が出力し、次段復調回路13へはR−Y
色副搬送波(R−Y CW)軸として入力される。即
ち、R−Y色副搬送波(R−Y CW)軸については、
差動切換用トランジスタ(Q25,Q26,Q27),(Q3
9,Q40,Q41)のa′位相信号電流,−b′位相信号
電流がそれぞれ切り換えられ、上段トランジスタQ22,
Q23・Q24×3,Q33・Q34×3,Q35 ・Q36×4,
Q37・Q38×5のエミッタサイズ比よりa′位相,−
b′位相信号電流の合成比が変えられ、負荷抵抗21に
より位相切換可能なR−Y色副搬送波(R−Y CW)
軸が得られる。
【0031】今、スイッチ用トランジスタQ45,Q46が
共にオンした場合、各差動切換用トランジスタはQ26,
Q39がそれぞれオンし、a′位相信号電流は分割され
ず、−b′位相信号電流は上段トランジスタQ33,Q34
×3により分割され、合成されたベクトル位相はB−Y
色副搬送波(B−Y CW)軸に対して約104.5度
のR−Y色副搬送波(R−Y CW)軸が得られる。
【0032】また、スイッチ用トランジスタQ45 オ
フ,Q46オン状態では、各差動切換用トランジスタは
(Q25,Q26),(Q39,Q40)でそれぞれa′位相信
号,−b′位相信号の差動を形成するが、バイアス電圧
+B2,+B3は 初めに +B3>+B2 と設定してい
るため、各差動切換用トランジスタはQ25 ,Q40 がそ
れぞれオンし、a′位相信号電流は分割されず、−b′
位相信号電流は上段トランジスタQ35・Q36×4により
分割され、合成されたベクトル位相はB−Y色副搬送波
(B−Y CW)軸に対して約101.5度のR−Y色
副搬送波(R−YCW)軸が得られる。
【0033】また、スイッチ用トランジスタQ45オン,
Q46オフ状態では、各差動切換用トランジスタはQ27,
Q41がオンし、a′位相信号電流はQ23・Q24×3で分
割され、−b′位相信号電流はQ37・Q38×5により分
割され、合成されたベクトル位相はB−Y色副搬送波
(B−Y CW)軸に対して約102.8度のR−Y色
副搬送波(R−Y CW)軸が得られる。
【0034】図2(a) 〜(c) にスイッチ用トランジスタ
Q45,Q46のオン・オフに伴って変化するB−Y CW
軸に対するR−Y CW軸の位相関係を示す。ここに表
したR−Y CW軸は一例である。
【0035】上記の回路では、従来例のようにR−Y色
副搬送波(R−Y CW)軸の負荷抵抗を切り換える方
法でないため、カスケード接続のトランジスタQ21,Q
31のコレクタサブ容量(各軸ともトランジスタ一石分)
による位相回転が非常に少なく安定なR−Y/B−Y相
対的位相角が得られる位相切換回路を提供できる。ま
た、集積回路内部での構造変更による切換と比べると、
非常に集積回路に適した位相切換回路と言える。
【0036】次に、図3に図1の色副搬送波出力(fsc
Out)及び切換回路15の回路例を示す。図3におい
て、各々の定電流が異なるトランジスタQ56,Q57,Q
58の各エミッタにはそれぞれ抵抗値の異なる抵抗R52,
R53,R54が基準電位点との間に接続され、トランジス
タQ56,Q57,Q58のコレクタには、ベースが共通のカ
スケード接続されたトランジスタQ52,Q53,Q54の各
エミッタが接続され、前段の90°移相回路及びCWア
ンプ8からのAPCロック(APC閉ループ状態)され
たある色副搬送波がトランジスタQ51,Q52のエミッタ
フォロアで端子(fscOut)に出力する。また、上記ト
ランジスタQ52,Q53,Q54の各コレクタには負荷抵抗
R55と容量C51(このC51は、端子fsc Outに抵抗を介
して直流電源Vcc又は基準電位点(GND)に接続した
場合、色副搬送波が発生するのを除去するためのも
の),抵抗R56,抵抗R57でそれぞれ直流化されたバイ
アスが供給される。負荷抵抗により直流化された各バイ
アスは、差動切換トランジスタ(Q61,Q62),(Q6
3,Q64)の各ベースに印加され、差動切換トランジス
タQ61,Q63,Q64のコレクタに負荷抵抗R60,R61を
接続することにより、切換信号を得て図1のR−Y/B
−Y色副搬送波軸切換回路14のスイッチ用トランジス
タ(Q45,Q46)のオン・オフを行い、R−Y色副搬送
波(R−Y CW)軸を切り換える。
【0037】端子(fsc Out)が抵抗を介して直流電源
Vccに接続する場合は、抵抗R55に流れる電流が減少
し、差動切換トランジスタQ61,Q64のベース電位が等
価的に下がり、Q61,Q64がオンし、負荷抵抗R60,R
61によりQ61,Q64のコレクタ電位はハイレベルとな
る。
【0038】また、端子(fsc Out)が抵抗を介して基
準電位点(GND)に接続する場合は、抵抗R55に流れ
る電流が増加し、差動切換トランジスタQ62,Q63のベ
ース電位が低下し、Q62 ,Q63がオンし、負荷抵抗R6
0 ,R61によりQ61のコレクタ電位はハイレベル、Q64
のコレクタ電位はローレベルとなる。
【0039】次に、端子(fsc Out)が開放状態では、
初めに設定した状態で例えば差動切換トランジスタQ6
2,Q64が仮にオンするようにすれば、負荷抵抗R60,
R61によりQ61のコレクタ電位はローレベル、Q64のコ
レクタ電位はハイレベルとなる。
【0040】このように、端子(fsc Out)の信号は出
力したまま、外部抵抗(Vcc,開放,GND)による集
積回路の内部電流の加減により切り換えることができ
る。これを表1に示す。
【0041】
【表1】 図1の実施例によれば、集積回路において、色信号処理
回路の復調回路軸(R−Y/B−Y比)変更は、従来で
はIC内で変更できるよう定数準備・用意し、IC変更
するのが一般的であるが、例えば図14の従来例のよう
な回路構成にすると、復調回路軸は自由に選択できる
が、負荷抵抗切換えによりトランジスタのコレクタサブ
容量で位相回転が変化し、予め決めた位相角が得られな
い。本実施例によれば、IC内部での変更によるIC種
類増加もなく、また従来例のように負荷抵抗切換えによ
る位相回転変化も少なくでき、安定な復調回路軸の位相
角を選択できると共に、IC製造上のコストメリットの
ある集積回路に適した位相切換回路を提供できる。
【0042】図4は本発明に係る他の実施例を示すブロ
ック図である。この図に示す実施例は、図13の従来例
におけるR−Y/B−Y CWアンプ及び位相切換回路
14の代わりに、90°移相回路及びCWアンプ8から
の色副搬送波信号を基準キャリアとしてこれを色相回路
10で位相制御して復調回路13に供給する構成とする
と共に、図13における第2クロマアンプ3を第2クロ
マアンプ及び利得切換回路31で構成し、回路31の利
得切換えをfsc Out及び切換回路15にて行うようにし
たものである。
【0043】図5は図4における第2クロマアンプ及び
利得切換回路31及びカラー制御回路12の一実施例を
示す。
【0044】図5において、回路31は、第1のクロマ
アンプ1からの搬送色信号a′,−a′を入力しクロマ
信号のみを増加する差動アンプ(Q220 〜Q223,Q22
4)で構成された第2クロマアンプと、前記トランジス
タ(Q220 ,Q221 )の共通コレクタに接続した複数の
トランジスタ(Q209,Q210 ,Q211)から成る第1の
差動切換用アンプと、前記トランジスタ(Q222 ,Q22
3 )の共通コレクタに接続した複数のトランジスタ(Q
217,Q218 ,Q219)から成る第2の差動切換用アンプ
と、前記第1の差動切換用アンプの各トランジスタ(Q
209〜Q211)のコレクタに接続したエミッタサイズ比の
異なる第1の信号電流分割用のトランジスタ(Q203×
3・Q204,Q205×5・Q206,Q207×8・Q208)
と、前記第2の差動切換用アンプの各トランジスタ(Q
217〜Q219)のコレクタに接続したエミッタサイズ比の
異なる第2の信号電流分割用のトランジスタ(Q214×
8・Q215,Q216 )と、前記第1,第2の差動切換用
アンプの各トランジスタを切り換えるための第1,第2
のスイッチ用トランジスタQ225,Q226とで構成されて
いる。また、回路12は、前記第1,第2の信号電流分
割用トランジスタのコレクタ出力をカラー制御電圧にて
制御する2つの差動アンプ(Q201,Q202 ),(Q21
2,Q213)から成るダブルバランス回路と、前記トラン
ジスタQ201のコレクタに接続した第1の負荷抵抗R205
と、前記トランジスタQ213のコレクタに接続した第2
の負荷抵抗R206とで構成され、第1,第2の負荷抵抗
R205 ,R206より2種の利得の異なるR−Y復調用及
びB−Y復調用のクロマ信号を出力するように構成され
ている。
【0045】上記の構成において、R−Y/B−Y相対
利得切換について説明する。
【0046】今、ACC検波回路4により第1クロマア
ンプ1を制御し振幅一定にされた搬送色信号a′,−
a′は、第2クロマアンプ31(Q220〜Q223,Q22
4)のQ220,Q223 の各ベースに差動入力され、Q22
1,Q222の各ベースにはバースト期間のみオンとなる水
平ブランキングパルス(H.BLK)が印加される。ト
ランジスタ(Q220,Q221)及び(Q222,Q223)はそ
れぞれコレクタ同士接続され、上段には差動切換用トラ
ンジスタ(Q209〜Q211),(Q217〜Q219)が接続さ
れ、−a′位相のクロマ信号電流,a′位相のクロマ信
号電流がそれぞれ導かれる。差動切換用トランジスタ
(Q209,Q210,Q211 )の各コレクタには−a′位相
のクロマ信号電流を共通ベースバイアス電圧+B4 を用
いてトランジスタのエミッタサイズ比により信号利得を
切り換えるトランジスタ(Q203×3・Q204 ),(Q2
05×5・Q206 ),(Q207×6・Q208)が接続され、
また差動切換用トランジスタ(Q217〜Q219)の各コレ
クタには、a′位相のクロマ信号電流を共通ベースバイ
アス電圧+B4 を用いてトランジスタのエミッタサイズ
比により信号利得を切り換えるトランジスタ(Q214×
8・Q215 ),(Q216)が接続され、−a′位相クロ
マ信号及びa′位相クロマ信号をそれぞれ導き、各エミ
ッタサイズ比によって信号利得比を切り換えた−a′及
びa′位相のクロマ信号電流は2つの差動アンプによる
ダブルバランス構成(Q201,Q202,Q212,Q213)の
カラー制御回路12で制御され、負荷抵抗R205及びR2
06により直流化され、それぞれQ201,Q213のコレクタ
よりR−Y復調用色信号,B−Y復調用色信号として互
いに逆位相の振幅の異なったクロマ信号として次段のR
−Y/B−Y同利得復調回路13へ入力され、R−Y/
B−Y復調され、G−Y色差信号は抵抗マトリクスで作
成され、3軸のR−Y,B−Y,G−Y色差信号として
出力される。
【0047】R−Y差動切換用トランジスタ(Q209,
Q210,Q211 ),B−Y差動切換用トランジスタ(Q2
17,Q218,Q219 )は、スイッチ用トランジスタQ22
5,Q226のオン・オフによって切り換えられる。
【0048】今、スイッチ用トランジスタQ225オン・
Q226オフ状態では、R−Y/B−Y差動切換用トラン
ジスタは(Q210,Q219)がオン状態となり(ただし、
バイアス電圧+B2,+B3の値は、+B3>+B2に設定
してある)、上段の共通ベースのトランジスタのエミッ
タサイズが切り換えられる。このときは、信号電流比を
変えるトランジスタは(Q205×5・Q206 ),(Q21
6)がそれぞれオンし、カラー制御回路(Q201,Q20
2,Q212,Q213 )を介して抵抗R205,R206(R205
=R206 )により直流化され、Q201コレクタ,Q213コ
レクタより振幅比率0.833と1の互いに逆位相の
0.833(R−Y)クロマ信号,1(B−Y)クロマ
信号が出力される。
【0049】また、スイッチ用トランジスタQ225オ
フ,Q226オン状態では、R−Y/B−Y差動切換用ト
ランジスタは、(Q211,Q218)がオン状態となり、上
段の共通ベースのトランジスタのエミッタサイズが切り
換えられる。このときは、信号電流比を変えるトランジ
スタは(Q207×6・Q208 ),(Q216)がそれぞれオ
ンし、カラー制御回路(Q201,Q202,Q212,Q213)
を介して抵抗R205,R206により直流化され、Q201,
Q213の各コレクタより振幅比率0.857と1の互い
に逆位相の0.857(R−Y)クロマ信号,1(B−
Y)クロマ信号が出力される。
【0050】また、スイッチ用トランジスタQ225,Q2
26が共にオンの場合は、R−Y/B−Y差動切換用トラ
ンジスタ(Q209,Q217)がオン状態となり、上段の共
通ベースのトランジスタのエミッタサイズが切り換えら
れる。このときは、信号電流比を変えるトランジスタは
(Q203×3・Q204),(Q214×8・Q215)がそれぞ
れオンし、カラー制御回路(Q201,Q202,Q212,Q2
13)を介して抵抗R205,R206により直流化され、Q20
1コレクタ,Q213コレクタより振幅比率0.844と1
の互いに逆位相の0.844(R−Y)クロマ信号,1
(B−Y)クロマ信号が出力され、次段のR−Y/B−
Y復調器及びG−Y抵抗マトリクス回路13へ入力さ
れ、3軸のR−Y,B−Y,G−Y色差出力が得られ
る。
【0051】このように、トランジスタQ225,Q226の
オン,オフにより、R−Y復調用,B−Y復調用クロマ
信号の相対振幅比を切り換えることができる。これを表
2に示す。
【0052】
【表2】 このようにして、従来例(図17)のように定電流によ
るR−Y復調利得切換えでないため、各色差出力の直流
電圧は変化しなく、また色副搬送波リークも変化しな
い。さらに、トランジスタのエミッタサイズ比で切り換
え、R−Y/B−Y負荷抵抗及びトランジスタコレクタ
サブ容量が同じくできるため、素子ばらつき特に抵抗,
容量のばらつき(一般に抵抗±20%,容量±30%絶
対値変化すると言われている)による影響が従来例より
小さく安定なR−Y/B−Y相対的振幅比が得られる利
得切換回路を提供できる。また、IC内部での構造的な
変更による切換と比べ非常にICに適した利得切換回路
と言える。
【0053】図6に図4の色副搬送波出力(fsc Out)
及び切換回路15の回路例を示す。
【0054】図6は図3の構成とほぼ同様であるが、図
3におけるトランジスタQ61,Q64のコレクタ出力が、
R−Y/B−Y色副搬送波軸切換回路14の代わりに第
2クロマアンプ及び利得切換回路31に供給される構成
となっている点が異なる。その他の構成は図3と同様で
ある。
【0055】図6において、各々の定電流が異なるトラ
ンジスタQ56,Q57,Q58の各エミッタにはそれぞれ抵
抗値の異なる抵抗R52,R53,R54が基準電位点との間
に接続され、トランジスタQ56,Q57,Q58のコレクタ
には、ベースが共通のカスケード接続されたトランジス
タQ52,Q53,Q54の各エミッタが接続され、前段の9
0°移相回路及びCWアンプ8からのAPCロック(A
PC閉ループ状態)されたある色副搬送波がトランジス
タQ51,Q52のエミッタフォロアで端子(fscOut)に
出力する。また、上記トランジスタQ52,Q53,Q54の
各コレクタには負荷抵抗R55と容量C51(このC51は、
端子fsc Outに抵抗を介して直流電源Vcc又は基準電位
点(GND)に接続した場合、色副搬送波が発生するの
を除去するためのもの),抵抗R56,抵抗R57でそれぞ
れ直流化されたバイアスが供給される。負荷抵抗により
直流化された各バイアスは、差動切換トランジスタ(Q
61,Q62),(Q63,Q64)の各ベースに印加され、差
動切換トランジスタQ61,Q63,Q64のコレクタに負荷
抵抗R60,R61を接続することにより、切換信号を得て
図5のR−Y/B−Y利得切換用クロマアンプのスイッ
チ用トランジスタ(Q225,Q226)のオン・オフを行
い、R−Y復調出力の振幅比を切り換える。
【0056】端子(fsc Out)が抵抗を介して直流電源
Vccに接続する場合は、抵抗R55に流れる電流が減少
し、差動切換トランジスタQ61,Q64のベース電位が等
価的に下がり、Q61,Q64がオンし、負荷抵抗R60 ,
R61によりQ61 ,Q64のコレクタ電位はハイレベルと
なる。
【0057】また、端子(fsc Out)が抵抗を介して基
準電位点(GND)に接続する場合は、抵抗R55に流れ
る電流が増加し、差動切換トランジスタQ62,Q63のベ
ース電位が低下し、Q62 ,Q63がオンし、負荷抵抗R6
0 ,R61によりQ61のコレクタ電位はハイレベル、Q64
のコレクタ電位はローレベルとなる。
【0058】次に、端子(fsc Out)が開放状態では、
初めに設定した状態で例えば差動切換トランジスタQ6
2,Q64が仮にオンするようにすれば、負荷抵抗R60 ,
R61によりQ61のコレクタ電位はローレベル、Q64のコ
レクタ電位はハイレベルとなる。
【0059】このように、端子(fsc Out)の信号は出
力したまま、外部抵抗(Vcc,開放,GND)による集
積回路の内部電流の加減により切り換えることができ
る。これを表3に示す。
【0060】
【表3】 図4の実施例によれば、ICにおいて、色信号処理回路
の復調回路利得(R−Y/B−Y比)変更は、従来では
IC内部で構造的に変更できるよう定数準備・用意し、
IC変更するのが一般的であるが、例えば従来例のよう
な回路構成にすると、復調回路利得は自由に選択できる
が、復調回路の定電流源を切り換える方法は復調出力直
流電圧及び3軸電圧差の変化が起こり得る可能性があ
り、また素子ばらつきにより大きく変化することもあ
り、外部ホワイトバランス調整ができない場合が有り得
る。さらに、復調利得を切り換えるため、復調回路より
色副搬送波信号リークが3軸相対比で変化し画面斜縞の
程度も変化する。本実施例によれば、IC内部での変更
によるIC種類増加もなく、また従来例のような欠点も
なく安定な復調利得比を選択切換できると共に、IC製
造上のコストメリットのある集積回路に適した利得切換
回路を提供できる。
【0061】図7は本発明に係るもう1つの他の実施例
を示すブロック図である。この図に示す実施例は、図1
3の従来例におけるR−Y/B−Y CWアンプ及び位
相切換回路14を図1と同様に構成すると共に、図13
における第2クロマアンプ3を第2クロマアンプ及び利
得切換回路31で構成し、回路14の位相切換えと回路
31の利得切換えの各動作を相対振幅・位相選択切換回
路18にて同時に動作可能に又は一方のみを選択的に動
作可能にさせることができるようにしたものである。相
対振幅・位相選択切換回路18の位相及び/又は利得の
切換えは、fsc Out及び切換回路15に配した外部抵抗
切換えスイッチSWによって行われる。その他の構成は
図13と同様である。
【0062】図8は図7におけるR−Y/B−Y CW
アンプ及び位相切換回路14の一実施例を示す。本実施
例の図1と異なる点は、図1の回路における2つのスイ
ッチ用トランジスタQ45,Q46の各コレクタ・エミッタ
路に並列に、それぞれスイッチ用トランジスタQ47,Q
48を接続し、各トランジスタQ47,Q48の各ベースをそ
れぞれ抵抗R35,R36を介して共通に相対振幅・相対利
得選択切換回路18に接続する構成としたものである。
その他の構成は、図1と同様である。
【0063】図8において、R−Y/B−Y色副搬送波
の位相切換について説明する。今、90°移相回路及び
CWアンプ8から出力されたAPCロック(APC閉ル
ープ状態)した2種の互いに90°位相差を保った振幅
一定(CW ACC検波回路9により)の色副搬送波信
号a′及びb′信号は、第1の差動アンプ(Q28,Q2
9,Q30),第2の差動アンプ(Q42,Q43,Q44)で
増幅される。第2の差動アンプのQ42,Q43の各コレク
タには、カスケード接続のトランジスタQ31,Q32,差
動切換用トランジスタQ39,Q40,Q41が接続され、抵
抗R22を負荷とするカスケード接続のトランジスタQ31
には、b′ベクトル位相の色副搬送波信号が出力され、
次段の復調回路13へはB−Y色副搬送波(B−Y C
W)軸として入力される。前記差動切換用トランジスタ
Q39,Q40 ,Q41 の各コレクタでは、さらにトランジ
スタ(Q33・Q34×3,Q35 ・Q36×4,Q37・Q38
×5)のようにエミッタサイズ比をそれぞれ切り換え、
−b′位相の信号電流を分割し、次に示すa′位相ベク
トル信号と合成する。
【0064】また、第1の差動アンプのQ28のコレクタ
は直流電源Vccに接続され、a′信号が出力されるQ29
のコレクタには前記Q43と同様に差動切換用トランジス
タQ25,Q26,Q27が接続され、さらに差動切換用トラ
ンジスタQ25,Q26,Q27の各コレクタにはトランジス
タQ22,Q23・Q24×3のようにエミッタサイズ比が異
なるトランジスタを接続しa′位相の信号電流を分割
し、前記−b′位相の分割信号電流と位相合成し、抵抗
R21を負荷とするカスケード接続のトランジスタQ21
(前記B−Y色副搬送波信号(B−Y CW)のトラン
ジスタQ31のコレクタサブ容量を合わせる)より−b′
α+a′βのベクトル位相(α,βは合成時の係数)の
色副搬送波信号が出力し、次段復調回路13へはR−Y
色副搬送波(R−Y CW)軸として入力される。即
ち、R−Y色副搬送波(R−Y CW)軸については、
差動切換用トランジスタ(Q25,Q26,Q27),(Q3
9,Q40,Q41)のa′位相信号電流,−b′位相信号
電流がそれぞれ切り換えられ、上段トランジスタQ22,
Q23・Q24×3,Q33・Q34×3,Q35 ・Q36×4,
Q37・Q38×5のエミッタサイズ比よりa′位相,−
b′位相信号電流の合成比が変えられ、負荷抵抗21に
より位相切換可能なR−Y色副搬送波(R−Y CW)
軸が得られる。
【0065】今、スイッチ用トランジスタQ45,Q46が
共にオンした場合、各差動切換用トランジスタはQ26,
Q39がそれぞれオンし、a′位相信号電流は分割され
ず、−b′位相信号電流は上段トランジスタQ33,Q34
×3により分割され、合成されたベクトル位相はB−Y
色副搬送波(B−Y CW)軸に対して約104.5度
のR−Y色副搬送波(R−Y CW)軸が得られる。
【0066】また、スイッチ用トランジスタQ45 オ
フ,Q46 オン状態では、各差動切換用トランジスタは
(Q25,Q26),(Q39,Q40)でそれぞれa′位相信
号,−b′位相信号の差動を形成するが、バイアス電圧
+B2,+B3は初めに +B3 >+B2 と設定している
ため、各差動切換用トランジスタはQ25 ,Q40 がそれ
ぞれオンし、a′位相信号電流は分割されず、−b′位
相信号電流は上段トランジスタQ35・Q36×4により分
割され、合成されたベクトル位相はB−Y色副搬送波
(B−Y CW)軸に対して約101.5度のR−Y色
副搬送波(R−Y CW)軸が得られる。
【0067】また、スイッチ用トランジスタQ45オン,
Q46オフ状態では各差動切換用トランジスタはQ27,Q
41がオンし、a′位相信号電流はQ23・Q24×3で分割
され、−b′位相信号電流はQ37・Q38×5により分割
され、合成されたベクトル位相はB−Y色副搬送波(B
−Y CW)軸に対して約102.8度のR−Y色副搬
送波(R−Y CW)軸が得られる。
【0068】図9(a) 〜(c) にスイッチ用トランジスタ
Q45,Q46のオン・オフに伴って変化する、B−Y C
W軸に対するR−Y CW軸の位相関係を示す。このR
−YCW軸は図2(a) 〜(c) の場合と同様に一例であ
る。
【0069】さらに、スイッチ用トランジスタQ47,Q
48のオン状態では、先のスイッチ用トランジスタQ45,
Q46のオン状態と同じで、R−Y色副搬送波(R−Y
CW)軸が約104.5°の固定位相となる。
【0070】このようにして、従来例のようにIC内部
でアルミ層等の変更を行わないため、ICコスト,量産
日程等の問題もなく、またトランジスタのエミッタサイ
ズ比で切り換え、R−Y/B−Y負荷抵抗及びトランジ
スタコレクタサブ容量が同じくできるため、安定なR−
Y/B−Y相対的位相角が得られる位相切換回路を提供
できる。
【0071】図10は図7における第2クロマアンプ及
び利得切換回路31及びカラー制御回路12の一実施例
を示す。
【0072】図10は図5の構成とほぼ同様で、図5に
おける相対振幅/位相選択切換回路18及びスイッチ用
トランジスタQ227,Q228を削除した構成となってい
る。
【0073】図10において、回路31は、第1のクロ
マアンプ1からの搬送色信号a′,−a′を入力しクロ
マ信号のみを増加する差動アンプ(Q220 〜Q223,Q2
24)で構成された第2クロマアンプと、前記トランジス
タ(Q220 ,Q221 )の共通コレクタに接続した複数の
トランジスタ(Q209,Q210 ,Q211)から成る第1の
差動切換用アンプと、前記トランジスタ(Q222 ,Q22
3 )の共通コレクタに接続した複数のトランジスタ(Q
217,Q218 ,Q219)から成る第2の差動切換用アンプ
と、前記第1の差動切換用アンプの各トランジスタ(Q
209〜Q211)のコレクタに接続したエミッタサイズ比の
異なる第1の信号電流分割用のトランジスタ(Q203×
3・Q204,Q205×5・Q206,Q207×8・Q208)
と、前記第2の差動切換用アンプの各トランジスタ(Q
217〜Q219)のコレクタに接続したエミッタサイズ比の
異なる第2の信号電流分割用のトランジスタ(Q214×
8・Q215,Q216 )と、前記第1,第2の差動切換用
アンプの各トランジスタを切り換えるための第1,第2
のスイッチ用トランジスタQ225,Q226とで構成されて
いる。また、回路12は、前記第1,第2の信号電流分
割用トランジスタのコレクタ出力をカラー制御電圧にて
制御する2つの差動アンプ(Q201,Q202 ),(Q21
2,Q213)から成るダブルバランス回路と、前記トラン
ジスタQ201のコレクタに接続した第1の負荷抵抗R205
と、前記トランジスタQ213のコレクタに接続した第2
の負荷抵抗R206 とで構成され、第1,第2の負荷抵抗
R205,R206より2種の利得の異なるR−Y復調用及び
B−Y復調用のクロマ信号を出力するように構成されて
いる。
【0074】更に、前記第1,第2のスイッチ用トラン
ジスタQ225,Q226に並列に、相対位相・相対利得選択
切換用の第3,第4のスイッチ用トランジスタQ227,
Q228を接続し、各トランジスタQ227,Q228の各ベー
スをそれぞれ抵抗R216,R217を介して共通に相対振幅
・相対利得選択切換回路18に接続する構成としてい
る。
【0075】上記の構成において、R−Y/B−Y相対
利得切換について説明する。今、ACC検波回路4によ
り第1クロマアンプ1を制御し振幅一定にされた搬送色
信号a′,−a′は、第2クロマアンプ31(Q220〜
Q223,Q224)のQ220 ,Q223の各ベースに差動入力
され、Q221,Q222の各ベースにはバースト期間のみオ
ンとなる水平ブランキングパルス(H.BLK)が印加
される。トランジスタ(Q220,Q221)及び(Q222,
Q223)はそれぞれコレクタ同士接続され、上段には差
動切換用トランジスタ(Q209〜Q211),(Q217〜Q2
19)が接続され、−a′位相のクロマ信号電流,a′位
相のクロマ信号電流がそれぞれ導かれる。差動切換用ト
ランジスタ(Q209,Q210,Q211 )の各コレクタには
−a′位相のクロマ信号電流を共通ベースバイアス電圧
+B4 を用いてトランジスタのエミッタサイズ比により
信号利得を切り換えるトランジスタ(Q203×3・Q20
4),(Q205×5・Q206),(Q207×6・Q208)が
接続され、また差動切換用トランジスタ(Q217〜Q21
9)の各コレクタには、a′位相のクロマ信号電流を共
通ベースバイアス電圧+B4 を用いてトランジスタのエ
ミッタサイズ比により信号利得を切り換えるトランジス
タ(Q214×8・Q215 ),(Q216)が接続され、−
a′位相クロマ信号及びa′位相クロマ信号をそれぞれ
導き、各エミッタサイズ比によって信号利得比を切り換
えた−a′及びa′位相のクロマ信号電流は2つの差動
アンプによるダブルバランス構成(Q201,Q202,Q21
2,Q213)のカラー制御回路12で制御され、負荷抵抗
R205及びR206により直流化され、それぞれQ201,Q2
13のコレクタよりR−Y復調用色信号,B−Y復調用色
信号として互いに逆位相の振幅の異なったクロマ信号と
して次段のR−Y/B−Y同利得復調回路13へ入力さ
れ、R−Y/B−Y復調され、G−Y色差信号は抵抗マ
トリクスで作成され、3軸のR−Y,B−Y,G−Y色
差信号として出力される。
【0076】R−Y差動切換用トランジスタ(Q209,
Q210,Q211 ),B−Y差動切換用トランジスタ(Q2
17,Q218,Q219 )は、スイッチ用トランジスタQ22
5,Q226のオン・オフによって切り換えられる。
【0077】今、スイッチ用トランジスタQ225オン・
Q226オフ状態では、R−Y/B−Y差動切換用トラン
ジスタは(Q210,Q219)がオン状態となり(ただし、
バイアス電圧+B2,+B3の値は、+B3>+B2に設定
してある)、上段の共通ベースのトランジスタのエミッ
タサイズが切り換えられる。このときは、信号電流比を
変えるトランジスタは(Q205×5・Q206 ),(Q21
6)がそれぞれオンし、カラー制御回路(Q201,Q20
2,Q212,Q213 )を介して抵抗R205,R206(R205
=R206 )により直流化され、Q201コレクタ,Q213コ
レクタより振幅比率0.833と1の互いに逆位相の
0.833(R−Y)クロマ信号,1(B−Y)クロマ
信号が出力される。
【0078】また、スイッチ用トランジスタQ225オ
フ,Q226オン状態では、R−Y/B−Y差動切換用ト
ランジスタは、(Q211,Q218)がオン状態となり、上
段の共通ベースのトランジスタのエミッタサイズが切り
換えられる。このときは、信号電流比を変えるトランジ
スタは(Q207×6・Q208),(Q216)がそれぞれオ
ンし、カラー制御回路(Q201,Q202,Q212,Q213)
を介して抵抗R205,R206により直流化され、Q201,
Q213の各コレクタより振幅比率0.857と1の互い
に逆位相の0.857(R−Y)クロマ信号,1(B−
Y)クロマ信号が出力される。
【0079】また、スイッチ用トランジスタQ225,Q2
26が共にオンの場合は、R−Y/B−Y差動切換用トラ
ンジスタ(Q209,Q217)がオン状態となり、上段の共
通ベースのトランジスタのエミッタサイズが切り換えら
れる。このときは、信号電流比を変えるトランジスタは
(Q203×3・Q204),(Q214×8・Q215)がそれぞ
れオンし、カラー制御回路(Q201,Q202,Q212,Q2
13)を介して抵抗R205,R206により直流化され、Q20
1コレクタ,Q213コレクタより振幅比率0.844と1
の互いに逆位相の0.844(R−Y)クロマ信号,1
(B−Y)クロマ信号が出力され、次段のR−Y/B−
Y復調器及びG−Y抵抗マトリクス回路13へ入力さ
れ、3軸のR−Y,B−Y,G−Y色差出力が得られ
る。
【0080】このように、トランジスタQ225,Q226の
オン,オフにより、R−Y復調用,B−Y復調用クロマ
信号の相対振幅比を切り換えることができる。これを表
4に示す。
【0081】
【表4】 さらに、スイッチ用トランジスタQ227,Q228のオン状
態では、前記のトランジスタQ225,Q226のオン状態と
同じでR−Y/B−Y色信号レベルは0.844(R−
Y)クロマ信号,1(B−Y)クロマ信号と相対振幅比
が固定される。
【0082】このようにして、従来例のようにIC内部
での構造的な変更を行わないため、ICコスト,量産日
程等の問題もなく、またトランジスタのエミッタサイズ
比で切り換え、R−Y/B−Y負荷抵抗及びトランジス
タコレクタサブ容量が同じくできるため、安定なR−Y
/B−Y相対利得比が得られる利得切換回路を提供でき
る。
【0083】図11は図7におけるfsc Out及び切換回
路15を示す。この図に示す回路構成は図3に示したも
のと同様である。ただし、この回路では、回路18の出
力によってトランジスタ(Q47,Q48)及び(Q227,
Q228)がオフであれば、負荷抵抗R60,R61に得られ
る切換信号を用いて、図8,図10のR−Y/B−Y相
対位相切換回路(14)及び利得切換回路(31)の各
スイッチ用トランジスタ(Q45,Q46),(Q225,Q2
26)をオン・オフし、14及び31のR−Y/B−Y相
対位相及び相対利得を連動で切り換えることができる。
この切換えは、図3で述べたのと同様にfsc Outの信号
は出力したまま、fsc OutスイッチSWの外部抵抗切換
によるICの内部電流の加減により行うことができる。
【0084】表5に端子(fsc Out)に接続する外部抵
抗(Vcc,開放,GND)によるQ61,Q64のコレクタ
に出力される切換信号を示す。
【0085】
【表5】 図12は図7における相対振幅・相対位相選択切換回路
18を示す。図12において、回路構成は、ベース接地
アンプ(R307,Q311,R309)と、2つの差動切換ア
ンプ(Q304,Q305,Q308),(Q306,Q307,Q30
3)と、バッファトランジスタQ314,Q309とから成
り、クロマ入力端子より入力された搬送色信号はベース
接地アンプ(R307,Q311,R309 )を介して第1クロ
マアンプ1へ出力される。また、上記クロマ入力端子直
流電圧は、2つの差動切換アンプ(Q304,Q305),
(Q306,Q307)で直流比較される。なお、Q301,Q3
02はカレントとミラー回路を構成している。今、クロマ
入力端子を外部抵抗でVccに接続した状態では、トラン
ジスタQ309 を介して、抵抗R305と容量C301で搬送色
信号が除去され、上記差動切換アンプ(Q304,Q30
5),(Q306,Q307)のQ305とQ306の共通ベースに
印加され、バイアス電圧+B3,+B2と比較し(初めに
+B3>+B2と設定してある)、その結果抵抗R302,
R304によって直流化され、Q301コレクタはハイレベ
ル,Q306コレクタはローレベルとなる。また、クロマ
入力端子を外部抵抗GNDに接続した状態では、Q301
コレクタはローレベル,Q306 コレクタはハイレベルと
なる。さらに、クロマ入力端子をそのまま(開放)の状
態では、Q301,Q306コレクタは共にローレベルとな
る。この関係を表6に示す。
【0086】
【表6】 このようにした得られた切換信号を図8,図10の位相
/利得切換回路のスイッチ用トランジスタ(Q47,Q4
8),(Q227,Q228)に供給することにより、位相/
利得切換を連動して行えるようにしたり或いは位相又は
利得の一方を固定状態とすることが可能となり、柔軟性
のある信号処理切換回路が得られる。
【0087】ICにおいて、色信号処理回路の復調回路
位相軸(R−Y/B−Y比),復調回路利得(R−Y/
B−Y比)の変更は、従来ではIC内部で変更できるよ
う定数準備・用意しIC変更するのが一般的であるが、
本実施例によれば復調回路位相軸(R−Y/B−Y
比),復調回路利得(R−Y/B−Y比)の切換を対と
して選択したり、また位相軸/利得の各切換えを個々に
選択できるよう柔軟性に富んだ回路構成で、従来例のよ
うにIC内の構成を変更することがないため、IC種類
の増加もなくIC製造上コストメリットのある集積回路
に適した安定な信号処理切換回路を提供することができ
る。
【0088】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、復調
回路位相軸(R−Y/B−Y比)の切換において、色副
搬送波信号を切り換える際に、位相角切換えによる位相
回転の変化を少なくし、安定な復調位相切換えを行うこ
とができる。また、復調回路利得(R−Y/B−Y比)
の切換において、復調出力直流電圧及び3軸電圧差が変
化したり、復調回路からの色副搬送波信号リークが3軸
相対比で変化することなく、安定な復調利得切換えを行
うことができる。さらに、復調回路位相軸(R−Y/B
−Y比),復調回路利得(R−Y/B−Y比)を連動又
は非連動で切り換えることができると共に、また位相
軸,利得をそれぞれ個々に切換えできる柔軟性を持った
色信号処理回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る色信号処理回路におけ
るR−Y/B−Y CWアンプ及び位相切換回路を示す
回路図。
【図2】図1における位相切換動作を説明する説明図。
【図3】図1におけるfsc Out及び切換回路の一例を示
す回路図。
【図4】本発明の他の実施例に係る色信号処理回路を示
すブロック図。
【図5】図4における第2クロマアンプ及び利得切換回
路の一例を示す回路図。
【図6】図4におけるfsc Out及び切換回路の一例を示
す回路図。
【図7】本発明のもう1つの他の実施例に係る色信号処
理回路を示すブロック図。
【図8】図7におけるR−Y/B−Y CWアンプ及び
位相切換回路を示す回路図。
【図9】図7における位相切換動作を説明する説明図。
【図10】図7における第2クロマアンプ及び利得切換
回路の一例を示す回路図。
【図11】図7におけるfsc Out及び切換回路の一例を
示す回路図。
【図12】図7における相対振幅・位相選択切換回路の
一例を示す回路図。
【図13】従来の色信号処理回路を示すブロック図。
【図14】図13における従来のR−Y/B−YCWア
ンプ及び位相切換回路を示す回路図。
【図15】図14における入力色副搬送波ベクトルを示
す図。
【図16】図14における位相切換動作を説明する説明
図。
【図17】図13における従来の第2クロマアンプ,カ
ラー制御回路,R−Y/B−YCWアンプ及び利得切換
回路,復調回路を示す回路図。
【符号の説明】
8…90°移相回路及びCWアンプ 13…復調回路 14…R−Y/B−Y CWアンプ及び位相切換回路 31…第2クロマアンプ及び利得切換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送色信号を入力し、該信号中から分離し
    たバースト信号に基づいて互いに所定角度位相の異なる
    2つの色副搬送波信号を作成し、復調回路で前記搬送色
    信号から分離したクロマ信号と前記2つの色副搬送波信
    号を用いて3つの色差信号を復調する際に、前記2つの
    色副搬送波信号の位相差を切り換えることにより、R−
    Y色差信号とB−Y色差信号の相対位相を切り換えるた
    めの色信号処理回路であって、 前記2つの色副搬送波信号を増幅する2つの差動アンプ
    から成る第1,第2の色副搬送波アンプと、 前記第1,第2の色副搬送波アンプを構成する各差動ア
    ンプの一方のトランジスタの各コレクタに接続した複数
    のトランジスタから成る第1,第2の差動切換用アンプ
    と、 前記第1,第2の差動切換用アンプを構成するトランジ
    スタの各ベースに接続してオン,オフし、第1,第2の
    差動切換用アンプを切り換えるための第1,第2のスイ
    ッチ用トランジスタと、 第1,第2の差動切換用アンプを構成する各トランジス
    タのコレクタにエミッタサイズ比の異なるトランジスタ
    を接続し、各第1,第2の差動切換用アンプごとに信号
    電流を分割する第1,第2の信号電流分割手段と、 前記第1,第2の色副搬送波アンプを構成する各差動ア
    ンプの一方又はもう一方のトランジスタの各コレクタに
    カスケード接続し、前記第1,第2の信号電流分割手段
    からの分割信号電流を位相合成し、第1,第2の負荷抵
    抗より2種の位相の異なる色副搬送波信号を前記復調回
    路へ出力する第1,第2のカスケード接続トランジスタ
    とを具備したことを特徴とする色信号処理回路。
  2. 【請求項2】搬送色信号を入力し、該信号中から分離し
    たバースト信号に基づいて互いに所定角度位相の異なる
    2つの色副搬送波信号を作成し、復調回路で前記搬送色
    信号から分離したクロマ信号と前記2つの色副搬送波信
    号を用いて3つの色差信号を復調する際に、R−Y色差
    信号とB−Y色差信号の相対振幅を切り換えるための色
    信号処理回路であって、 前記の入力搬送色信号を互いに逆相の2つの搬送色信号
    として出力する第1のクロマアンプと、 この第1のクロマアンプからの2つの搬送色信号を差動
    入力し、互いに逆相のクロマ信号成分のみを増幅する差
    動アンプから成る第2のクロマアンプと、 この第2のクロマアンプを構成する差動アンプの一方の
    トランジスタのコレクタに接続した複数のトランジスタ
    から成る第1の差動切換用アンプと、 前記第2のクロマアンプを構成する差動アンプの他方の
    トランジスタのコレクタに接続した複数のトランジスタ
    から成る第2の差動切換用アンプと、 前記第1,第2の差動切換用アンプを構成するトランジ
    スタの各ベースに接続してオン,オフし、第1,第2の
    差動切換用アンプの各トランジスタを切り換えるための
    第1,第2のスイッチ用トランジスタと、 前記第1の差動切換用アンプを構成する各トランジスタ
    のコレクタにエミッタサイズ比の異なるトランジスタを
    接続し、信号利得を切り換えるための第1の信号電流分
    割手段と、 前記第2の差動切換用アンプを構成する各トランジスタ
    のコレクタにエミッタサイズ比の異なるトランジスタを
    接続し、信号利得を切り換えるための第2の信号電流分
    割手段と、 前記第1,第2の信号電流分割手段のコレクタ出力をカ
    ラー制御電圧にて制御するダブルバランス回路から成
    り、第1,第2の負荷抵抗より互いに逆位相の振幅の異
    なった2種のクロマ信号を前記復調回路へ出力するカラ
    ー制御手段とを具備したことを特徴とする色信号処理回
    路。
  3. 【請求項3】搬送色信号を入力し、該信号中から分離し
    たバースト信号に基づいて互いに所定角度位相の異なる
    2つの色副搬送波信号を作成し、復調回路で前記搬送色
    信号から分離したクロマ信号と前記2つの色副搬送波信
    号を用いて3つの色差信号を復調する際に、R−Y色差
    信号とB−Y色差信号の相対位相及び/又は相対振幅を
    切り換えるための色信号処理回路であって、 前記2つの色副搬送波信号を増幅する2つの差動アンプ
    から成る第1,第2の色副搬送波アンプと、前記第1,
    第2の色副搬送波アンプを構成する各差動アンプの一方
    のトランジスタの各コレクタに接続した複数のトランジ
    スタから成る第1,第2の差動切換用アンプと、前記第
    1,第2の差動切換用アンプを構成するトランジスタの
    各ベースに接続してオン,オフし、第1,第2の差動切
    換用アンプを切り換えるための第1,第2のスイッチ用
    トランジスタと、第1,第2の差動切換用アンプを構成
    する各トランジスタのコレクタにエミッタサイズ比の異
    なるトランジスタを接続し、各第1,第2の差動切換用
    アンプごとに信号電流を分割する第1,第2の信号電流
    分割手段と、前記第1,第2の色副搬送波アンプを構成
    する各差動アンプの一方又はもう一方のトランジスタの
    各コレクタにカスケード接続し、前記第1,第2の信号
    電流分割手段からの分割信号電流を位相合成し、第1,
    第2の負荷抵抗より2種の位相の異なる色副搬送波信号
    を前記復調回路へ出力する第1,第2のカスケード接続
    トランジスタとを具備して成る、R−Y色差信号とB−
    Y色差信号の相対位相切換手段と、 前記の入力搬送色信号を互いに逆相の2つの搬送色信号
    として出力する第1のクロマアンプと、この第1のクロ
    マアンプからの2つの搬送色信号を差動入力し、互いに
    逆相のクロマ信号成分のみを増幅する差動アンプから成
    る第2のクロマアンプと、この第2のクロマアンプを構
    成する差動アンプの一方のトランジスタのコレクタに接
    続した複数のトランジスタから成る第3の差動切換用ア
    ンプと、前記第2のクロマアンプを構成する差動アンプ
    の他方のトランジスタのコレクタに接続した複数のトラ
    ンジスタから成る第4の差動切換用アンプと、前記第
    3,第4の差動切換用アンプを構成するトランジスタの
    各ベースに接続してオン,オフし、第3,第4の差動切
    換用アンプの各トランジスタを切り換えるための第3,
    第4のスイッチ用トランジスタと、前記第3の差動切換
    用アンプを構成する各トランジスタのコレクタにエミッ
    タサイズ比の異なるトランジスタを接続し、信号利得を
    切り換えるための第3の信号電流分割手段と、前記第4
    の差動切換用アンプを構成する各トランジスタのコレク
    タにエミッタサイズ比の異なるトランジスタを接続し、
    信号利得を切り換えるための第4の信号電流分割手段
    と、前記第3,第4の信号電流分割手段のコレクタ出力
    をカラー制御電圧にて制御するダブルバランス回路から
    成り、第3,第4の負荷抵抗より互いに逆位相の振幅の
    異なった2種のクロマ信号を前記復調回路へ出力するカ
    ラー制御手段とを具備して成る、R−Y色差信号とB−
    Y色差信号の相対利得切換手段と、 前記相対位相切換手段の第1,第2のスイッチ用トラン
    ジスタ及び前記相対利得切換手段の第3,第4のスイッ
    チ用トランジスタに対して並列に接続してオン,オフす
    ることにより、R−Y色差信号とB−Y色差信号の相対
    位相・相対振幅を連動或いは固定選択するための第5,
    第6のスイッチ用トランジスタとを具備したことを特徴
    とする色信号処理回路。
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