JPH05276764A - インバータ - Google Patents
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- JPH05276764A JPH05276764A JP4067375A JP6737592A JPH05276764A JP H05276764 A JPH05276764 A JP H05276764A JP 4067375 A JP4067375 A JP 4067375A JP 6737592 A JP6737592 A JP 6737592A JP H05276764 A JPH05276764 A JP H05276764A
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- switching
- output transformer
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Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏磁の有無を検出して、偏磁がある場合には
それを抑制して電力ロスを減少する。 【構成】 出力トランスTはセンタタップ1aを有する
一次側コイル1と、鉄心2と、二次側コイル3とから構
成されている。センタタップ1aには直流電源4の正極
が接続されている。一次側コイル1の一端と直流電源4
の負極との間には第1のスイッチング素子SW1が接続
され、一次側コイル1の他端と直流電源4の負極との間
には第2のスイッチング素子SW2が接続されている。
制御部5は両スイッチング素子SW1,SW2に交互に
オン、オフ制御信号を出力する。制御部5はホール素子
8の検出信号に基づいて出力トランスTの偏磁の有無を
判断し、偏磁が有ると判断したとき、偏磁を解消するよ
うに各スイッチング素子SW1,SW2のスイッチング
時間の制御を行う。
それを抑制して電力ロスを減少する。 【構成】 出力トランスTはセンタタップ1aを有する
一次側コイル1と、鉄心2と、二次側コイル3とから構
成されている。センタタップ1aには直流電源4の正極
が接続されている。一次側コイル1の一端と直流電源4
の負極との間には第1のスイッチング素子SW1が接続
され、一次側コイル1の他端と直流電源4の負極との間
には第2のスイッチング素子SW2が接続されている。
制御部5は両スイッチング素子SW1,SW2に交互に
オン、オフ制御信号を出力する。制御部5はホール素子
8の検出信号に基づいて出力トランスTの偏磁の有無を
判断し、偏磁が有ると判断したとき、偏磁を解消するよ
うに各スイッチング素子SW1,SW2のスイッチング
時間の制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータに係り、詳し
くはプッシュプル型インバータに関するものである。
くはプッシュプル型インバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プッシュプル型インバータは図4
に示すように、センタタップ21aを有する一次側コイ
ル21、鉄心22及び二次側コイル23からなる出力ト
ランスTを備えている。センタタップ21aには直流電
源24の正極が接続されている。前記一次側コイル21
の一端と直流電源24の負極との間に第1のスイッチン
グ素子SW1が接続され、一次側コイル21の他端と直
流電源24の負極との間に第2のスイッチング素子SW
2が接続されている。スイッチング素子にはトランジス
タ、サイリスタ等の半導体スイッチが使用されている。
そして、図示しない制御部からの信号により両スイッチ
ング素子SW1,SW2が交互にオン、オフ動作を繰り
返すことにより、出力トランスTの二次側コイル23に
交流電圧が発生する。
に示すように、センタタップ21aを有する一次側コイ
ル21、鉄心22及び二次側コイル23からなる出力ト
ランスTを備えている。センタタップ21aには直流電
源24の正極が接続されている。前記一次側コイル21
の一端と直流電源24の負極との間に第1のスイッチン
グ素子SW1が接続され、一次側コイル21の他端と直
流電源24の負極との間に第2のスイッチング素子SW
2が接続されている。スイッチング素子にはトランジス
タ、サイリスタ等の半導体スイッチが使用されている。
そして、図示しない制御部からの信号により両スイッチ
ング素子SW1,SW2が交互にオン、オフ動作を繰り
返すことにより、出力トランスTの二次側コイル23に
交流電圧が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
インバータではスイッチング素子SW1,SW2の特性
の差異によって生じる出力トランスTの偏磁の抑制に対
する配慮がなされていない。すなわち、スイッチング素
子SW1 ,SW2の特性の差異等によってオン時間に若
干のずれがあると、出力トランスTの鉄心22が偏磁
し、それを解消することができない。鉄心22が偏磁す
ると、二次側コイルに所定の電力を伝達するのに必要な
一次側コイルの励磁電流が増加し、電力ロスが増加する
だけでなく、場合によっては過大電流によりスイッチン
グ素子の損傷を招くという問題がある。そして、電力ロ
スが増加するとその分、発熱量が増加し、インバータの
冷却手段が大型化するという問題がある。
インバータではスイッチング素子SW1,SW2の特性
の差異によって生じる出力トランスTの偏磁の抑制に対
する配慮がなされていない。すなわち、スイッチング素
子SW1 ,SW2の特性の差異等によってオン時間に若
干のずれがあると、出力トランスTの鉄心22が偏磁
し、それを解消することができない。鉄心22が偏磁す
ると、二次側コイルに所定の電力を伝達するのに必要な
一次側コイルの励磁電流が増加し、電力ロスが増加する
だけでなく、場合によっては過大電流によりスイッチン
グ素子の損傷を招くという問題がある。そして、電力ロ
スが増加するとその分、発熱量が増加し、インバータの
冷却手段が大型化するという問題がある。
【0004】特開昭63−194578号公報には、2
個のトランジスタ(スイッチング素子)のオン、オフ制
御により、出力トランスを介して負荷側に電力を供給す
る発振回路において、出力トランスの偏磁を防止する方
法として、コンデンサを利用する方法が開示されてい
る。すなわち、両トランジスタへのベース電流の供給を
コンデンサの充電時定数で定まる周期で行わせ、その時
定数を同じに設定することにより両トランジスタのオン
時間に差が生じないようにしている。ところが、この場
合にはコンデンサの劣化等で両コンデンサの充電時定数
に変化が生じた場合には、出力トランスに偏磁が発生す
るという問題がある。
個のトランジスタ(スイッチング素子)のオン、オフ制
御により、出力トランスを介して負荷側に電力を供給す
る発振回路において、出力トランスの偏磁を防止する方
法として、コンデンサを利用する方法が開示されてい
る。すなわち、両トランジスタへのベース電流の供給を
コンデンサの充電時定数で定まる周期で行わせ、その時
定数を同じに設定することにより両トランジスタのオン
時間に差が生じないようにしている。ところが、この場
合にはコンデンサの劣化等で両コンデンサの充電時定数
に変化が生じた場合には、出力トランスに偏磁が発生す
るという問題がある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は偏磁の有無を検出して、偏磁が
ある場合にはそれを抑制して電力ロスを減少することが
できるインバータを提供することにある。
のであって、その目的は偏磁の有無を検出して、偏磁が
ある場合にはそれを抑制して電力ロスを減少することが
できるインバータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明においては、センタタップ付の一次側コイル、
鉄心及び二次側コイルからなる出力トランスと、前記セ
ンタタップに接続された直流電源と、前記一次側コイル
の一端と前記直流電源との間に接続された第1のスイッ
チング素子と、前記一次側コイルの他端と前記直流電源
との間に接続された第2のスイッチング素子と、前記出
力トランスの磁束密度を検出する磁束密度検出手段と、
前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素
子に交互にオン、オフ制御信号を出力するとともに、前
記磁束密度検出手段の検出信号に基づいて出力トランス
の偏磁の有無を判断し、偏磁が有ると判断したとき偏磁
を解消するように各スイッチング素子のスイッチング時
間の制御を行う制御部とを備えた。
め本発明においては、センタタップ付の一次側コイル、
鉄心及び二次側コイルからなる出力トランスと、前記セ
ンタタップに接続された直流電源と、前記一次側コイル
の一端と前記直流電源との間に接続された第1のスイッ
チング素子と、前記一次側コイルの他端と前記直流電源
との間に接続された第2のスイッチング素子と、前記出
力トランスの磁束密度を検出する磁束密度検出手段と、
前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素
子に交互にオン、オフ制御信号を出力するとともに、前
記磁束密度検出手段の検出信号に基づいて出力トランス
の偏磁の有無を判断し、偏磁が有ると判断したとき偏磁
を解消するように各スイッチング素子のスイッチング時
間の制御を行う制御部とを備えた。
【0007】
【作用】制御部からの信号により両スイッチング素子が
交互にオン、オフ動作を繰り返すことにより、出力トラ
ンスの二次側コイルに交流電圧が発生する。制御部は磁
束密度検出手段の検出信号に基づいて出力トランスの偏
磁の有無を判断する。制御部は偏磁が有ると判断したと
き、偏磁を解消するようにスイッチング素子のスイッチ
ング時間の制御を行う。
交互にオン、オフ動作を繰り返すことにより、出力トラ
ンスの二次側コイルに交流電圧が発生する。制御部は磁
束密度検出手段の検出信号に基づいて出力トランスの偏
磁の有無を判断する。制御部は偏磁が有ると判断したと
き、偏磁を解消するようにスイッチング素子のスイッチ
ング時間の制御を行う。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下、本発明を具体化した第1
実施例を図1及び図2に従って説明する。図1に示すよ
うに、出力トランスTはセンタタップ1aを有する一次
側コイル1と、鉄心2と、二次側コイル3とから構成さ
れている。センタタップ1aには直流電源4の正極が接
続されている。前記一次側コイル1の一端と直流電源4
の負極との間には第1のスイッチング素子SW1が接続
され、一次側コイル21の他端と直流電源4の負極との
間には第2のスイッチング素子SW2が接続されてい
る。そして、第1のスイッチング素子SW1がオンのと
きに鉄心2の磁束密度が正方向に増大し、第2のスイッ
チング素子SW2がオンのときに鉄心2の磁束密度が負
方向に増大するようになっている。又、スイッチング素
子SW1,SW2にはMOSFETが使用されている。
実施例を図1及び図2に従って説明する。図1に示すよ
うに、出力トランスTはセンタタップ1aを有する一次
側コイル1と、鉄心2と、二次側コイル3とから構成さ
れている。センタタップ1aには直流電源4の正極が接
続されている。前記一次側コイル1の一端と直流電源4
の負極との間には第1のスイッチング素子SW1が接続
され、一次側コイル21の他端と直流電源4の負極との
間には第2のスイッチング素子SW2が接続されてい
る。そして、第1のスイッチング素子SW1がオンのと
きに鉄心2の磁束密度が正方向に増大し、第2のスイッ
チング素子SW2がオンのときに鉄心2の磁束密度が負
方向に増大するようになっている。又、スイッチング素
子SW1,SW2にはMOSFETが使用されている。
【0009】前記各スイッチング素子SW1,SW1は
制御部5から出力されるオン、オフ制御信号によりオ
ン、オフ動作するようになっている。制御部5は各スイ
ッチング素子SW1,SW2用のPWM(Pulse Width M
odulation)回路6a,6bと、ドライブ回路7a,7b
とを備え、各スイッチング素子SW1,SW2をPWM
制御するようになっている。
制御部5から出力されるオン、オフ制御信号によりオ
ン、オフ動作するようになっている。制御部5は各スイ
ッチング素子SW1,SW2用のPWM(Pulse Width M
odulation)回路6a,6bと、ドライブ回路7a,7b
とを備え、各スイッチング素子SW1,SW2をPWM
制御するようになっている。
【0010】出力トランスTの近傍には磁束密度を検出
する磁束密度検出手段としてのホール素子8が設けられ
ている。ホール素子8は制御部5に接続され、その検出
信号が制御部5に入力されるようになっている。制御部
5はホール素子8の検出信号に基づいて出力トランスT
の偏磁の有無を判断し、偏磁が有ると判断したとき偏磁
を解消するため、両スイッチング素子SW1,SW2の
いずれか一方のスイッチング時間を変更するように制御
を行うようになっている。
する磁束密度検出手段としてのホール素子8が設けられ
ている。ホール素子8は制御部5に接続され、その検出
信号が制御部5に入力されるようになっている。制御部
5はホール素子8の検出信号に基づいて出力トランスT
の偏磁の有無を判断し、偏磁が有ると判断したとき偏磁
を解消するため、両スイッチング素子SW1,SW2の
いずれか一方のスイッチング時間を変更するように制御
を行うようになっている。
【0011】次に前記のように構成されたインバータの
作用について説明する。制御部5からの制御信号により
両スイッチング素子SW1,SW2 が交互にオン、オフ
制御される。第1のスイッチング素子SW1がオン、第
2のスイッチング素子SW2がオフのときは、電流が図
1の矢印のループで流れ、出力電圧はプラスとなる。
第1のスイッチング素子SW1がオフ、第2のスイッチ
ング素子SW2がオンのときは、電流が図1の矢印の
ループで流れ、出力電圧はマイナスとなる。すなわち、
図2に示すように両スイッチング素子SW1,SW2 の
オン、オフに対応して、出力トランスTの二次側コイル
3から方形波交流電圧が出力される。
作用について説明する。制御部5からの制御信号により
両スイッチング素子SW1,SW2 が交互にオン、オフ
制御される。第1のスイッチング素子SW1がオン、第
2のスイッチング素子SW2がオフのときは、電流が図
1の矢印のループで流れ、出力電圧はプラスとなる。
第1のスイッチング素子SW1がオフ、第2のスイッチ
ング素子SW2がオンのときは、電流が図1の矢印の
ループで流れ、出力電圧はマイナスとなる。すなわち、
図2に示すように両スイッチング素子SW1,SW2 の
オン、オフに対応して、出力トランスTの二次側コイル
3から方形波交流電圧が出力される。
【0012】両スイッチング素子SW1,SW2 のオン
時間が確実に同じ長さで交互にスイッチング制御されれ
ば、鉄心2のヒステリシスループは原点を中心とした対
称形状となる。しかし、両スイッチング素子SW1,S
W2 の特性の差等の原因で、オン時間に若干のずれが生
じると、鉄心2が偏磁する。鉄心2が偏磁すると一次側
コイル1のインダクタンスL1が減少し、二次側コイル
3に所定の電流を流すのに必要な起電力を発生させるた
めに必要な励磁電流が増加する。そして、その増加分が
電力ロスとなり、発熱量が増加する。偏磁の状態が解消
されないと、励磁電流が次第に増大し、スイッチング素
子SW1,SW2に過大な電流が流れてスイッチング素
子SW1,SW2の破損を招く場合もある。
時間が確実に同じ長さで交互にスイッチング制御されれ
ば、鉄心2のヒステリシスループは原点を中心とした対
称形状となる。しかし、両スイッチング素子SW1,S
W2 の特性の差等の原因で、オン時間に若干のずれが生
じると、鉄心2が偏磁する。鉄心2が偏磁すると一次側
コイル1のインダクタンスL1が減少し、二次側コイル
3に所定の電流を流すのに必要な起電力を発生させるた
めに必要な励磁電流が増加する。そして、その増加分が
電力ロスとなり、発熱量が増加する。偏磁の状態が解消
されないと、励磁電流が次第に増大し、スイッチング素
子SW1,SW2に過大な電流が流れてスイッチング素
子SW1,SW2の破損を招く場合もある。
【0013】しかし、この実施例では出力トランスTの
磁束密度が常にホール素子8により検出され、その検出
信号が制御部5に入力される。制御部5は前記検出信号
に基づいて偏磁の有無を判断する。そして、制御部5は
磁束密度の絶対値が所定の値より大きな場合に偏磁が発
生したと判断し、偏磁を解消するようにスイッチング素
子SW1,SW2の一方のスイッチング時間を変更す
る。その結果、偏磁が解消し、一次側コイル1に流れる
励磁電流の増大が抑制され、電力ロスが減少するととも
に発熱量も減少する。
磁束密度が常にホール素子8により検出され、その検出
信号が制御部5に入力される。制御部5は前記検出信号
に基づいて偏磁の有無を判断する。そして、制御部5は
磁束密度の絶対値が所定の値より大きな場合に偏磁が発
生したと判断し、偏磁を解消するようにスイッチング素
子SW1,SW2の一方のスイッチング時間を変更す
る。その結果、偏磁が解消し、一次側コイル1に流れる
励磁電流の増大が抑制され、電力ロスが減少するととも
に発熱量も減少する。
【0014】いずれのスイッチング素子のスイッチング
時間を変更するかは、偏磁の状況により決定される。す
なわち、磁束密度の正方向に偏磁している場合は第1の
スイッチング素子SW1のオン時間を、負方向に偏磁し
ている場合は第2のスイッチング素子SW2のオン時間
をそれぞれ短くするように変更される。スイッチング時
間の変更は、パルスの周期は変更せずに、パルス幅を変
更することにより行われる。すなわち、パルスの立ち上
がり時期を変更せずに立ち下がり時期を変更するか、パ
ルスの立ち下がり時期を変更せずに立ち上がり時期を変
更する。又、スイッチング時間の変更後に、偏磁が前の
状態と逆方向に偏った場合は、前回短縮したスイッチン
グ時間を長くするように変更する。例えば、第1のスイ
ッチング素子SW1のスイッチング時間の変更を、パル
スの立ち上がり時期を変更せずに行う場合は、図2に鎖
線で示すようになる。
時間を変更するかは、偏磁の状況により決定される。す
なわち、磁束密度の正方向に偏磁している場合は第1の
スイッチング素子SW1のオン時間を、負方向に偏磁し
ている場合は第2のスイッチング素子SW2のオン時間
をそれぞれ短くするように変更される。スイッチング時
間の変更は、パルスの周期は変更せずに、パルス幅を変
更することにより行われる。すなわち、パルスの立ち上
がり時期を変更せずに立ち下がり時期を変更するか、パ
ルスの立ち下がり時期を変更せずに立ち上がり時期を変
更する。又、スイッチング時間の変更後に、偏磁が前の
状態と逆方向に偏った場合は、前回短縮したスイッチン
グ時間を長くするように変更する。例えば、第1のスイ
ッチング素子SW1のスイッチング時間の変更を、パル
スの立ち上がり時期を変更せずに行う場合は、図2に鎖
線で示すようになる。
【0015】すなわち、従来装置と異なり出力トランス
Tの偏磁の有無を判断し、偏磁が発生した場合にはその
偏磁を解消するようにスイッチング素子SW1,SW2
のスイッチング時間を制御するため、偏磁が確実に抑制
される。従って、偏磁を考慮して励磁電流の最大値を小
さく抑えずに、インバータの許容限度まで安全に出力を
増大することが可能となる。
Tの偏磁の有無を判断し、偏磁が発生した場合にはその
偏磁を解消するようにスイッチング素子SW1,SW2
のスイッチング時間を制御するため、偏磁が確実に抑制
される。従って、偏磁を考慮して励磁電流の最大値を小
さく抑えずに、インバータの許容限度まで安全に出力を
増大することが可能となる。
【0016】(実施例2)次に第2実施例を図3に従っ
て説明する。この実施例では磁束密度検出手段の構成が
前記実施例と異なっている。すなわち、出力トランスT
として直交トランスが用いられ、鉄心2は一次側コイル
1及び二次側コイル3が巻かれた部分2aに対して直交
する部分2bを有している。部分2bには検出コイル9
が巻かれ、検出コイル9はその誘起電圧から磁束密度を
検出する磁束密度検出回路10に接続されている。磁束
密度検出回路10は前記制御部5に接続されている。部
分2b、検出コイル9及び磁束密度検出回路10により
磁束密度検出手段が構成されている。直交トランスを使
用すると出力トランスTの飽和度を一次側コイル1及び
二次側コイル3のインダクタンスL1 ,L2 と無関係に
検出コイル9で検出することができる。すなわち、偏磁
により出力トランスTの飽和度が大きくなると、検出コ
イル9のインダクタンスL3 が減少して誘起電圧も減少
するため、誘起電圧を測定することにより偏磁の有無及
び程度を確認できる。
て説明する。この実施例では磁束密度検出手段の構成が
前記実施例と異なっている。すなわち、出力トランスT
として直交トランスが用いられ、鉄心2は一次側コイル
1及び二次側コイル3が巻かれた部分2aに対して直交
する部分2bを有している。部分2bには検出コイル9
が巻かれ、検出コイル9はその誘起電圧から磁束密度を
検出する磁束密度検出回路10に接続されている。磁束
密度検出回路10は前記制御部5に接続されている。部
分2b、検出コイル9及び磁束密度検出回路10により
磁束密度検出手段が構成されている。直交トランスを使
用すると出力トランスTの飽和度を一次側コイル1及び
二次側コイル3のインダクタンスL1 ,L2 と無関係に
検出コイル9で検出することができる。すなわち、偏磁
により出力トランスTの飽和度が大きくなると、検出コ
イル9のインダクタンスL3 が減少して誘起電圧も減少
するため、誘起電圧を測定することにより偏磁の有無及
び程度を確認できる。
【0017】制御部5は磁束密度検出回路10からの検
出信号に基づいて偏磁が有ると判断したとき、前記実施
例と同様に偏磁を解消するように両スイッチング素子S
W1,SW2のいずれか一方のスイッチング時間を変更
するように制御を行う。従って、前記実施例と同様に一
次側コイル1に流れる励磁電流の増大が抑制され、電力
ロスが減少するとともに発熱量も減少する。
出信号に基づいて偏磁が有ると判断したとき、前記実施
例と同様に偏磁を解消するように両スイッチング素子S
W1,SW2のいずれか一方のスイッチング時間を変更
するように制御を行う。従って、前記実施例と同様に一
次側コイル1に流れる励磁電流の増大が抑制され、電力
ロスが減少するとともに発熱量も減少する。
【0018】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、偏磁を解消するためにスイッチン
グ素子SW1,SW2のいずれか一方のみのスイッチン
グ時間を変更する代わりに、両者のスイッチング時間を
同時に変更するようにしてもよい。又、スイッチング素
子SW1,SW2としてMOSFETに代えて接合型F
ET、バイポーラトランジスタ、静電誘導型トランジス
タやサイリスタ等他の半導体スイッチを使用してもよ
い。又、出力側に負荷を直接接続して交流で負荷を駆動
する場合に限らず、出力側に整流回路を接続したDC−
DCコンバータに適用してもよい。
のではなく、例えば、偏磁を解消するためにスイッチン
グ素子SW1,SW2のいずれか一方のみのスイッチン
グ時間を変更する代わりに、両者のスイッチング時間を
同時に変更するようにしてもよい。又、スイッチング素
子SW1,SW2としてMOSFETに代えて接合型F
ET、バイポーラトランジスタ、静電誘導型トランジス
タやサイリスタ等他の半導体スイッチを使用してもよ
い。又、出力側に負荷を直接接続して交流で負荷を駆動
する場合に限らず、出力側に整流回路を接続したDC−
DCコンバータに適用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、偏
磁の有無を検出して、偏磁がある場合にはそれを解消す
るようにスイッチング素子のスイッチング時間が制御さ
れるため、偏磁が継続あるいは偏磁の度合いが大きくな
ることによる励磁電流の増大に伴う電力ロスの増加を確
実に防止でき、電力ロスによる発熱量が減少し冷却装置
の小型化が可能となる。又、偏磁を考慮して励磁電流の
最大値を小さく抑えずに、インバータの許容限度まで安
全に出力を増大することが可能となる。
磁の有無を検出して、偏磁がある場合にはそれを解消す
るようにスイッチング素子のスイッチング時間が制御さ
れるため、偏磁が継続あるいは偏磁の度合いが大きくな
ることによる励磁電流の増大に伴う電力ロスの増加を確
実に防止でき、電力ロスによる発熱量が減少し冷却装置
の小型化が可能となる。又、偏磁を考慮して励磁電流の
最大値を小さく抑えずに、インバータの許容限度まで安
全に出力を増大することが可能となる。
【図1】本発明を具体化した第1実施例の回路図であ
る。
る。
【図2】スイッチング素子のオン、オフ時期と、出力電
圧の変化を示すタイムチャートである。
圧の変化を示すタイムチャートである。
【図3】第2実施例の回路図である。
【図4】従来例のインバータを示す回路図である。
1…一次側コイル、1a…センタタップ、2…鉄心、3
…二次側コイル、4…直流電源、5…制御部、8…磁束
密度検出手段としてのホール素子、9…磁束密度検出手
段を構成する検出コイル、SW1…第1のスイッチング
素子、SW2…第2のスイッチング素子、T…出力トラ
ンス。
…二次側コイル、4…直流電源、5…制御部、8…磁束
密度検出手段としてのホール素子、9…磁束密度検出手
段を構成する検出コイル、SW1…第1のスイッチング
素子、SW2…第2のスイッチング素子、T…出力トラ
ンス。
Claims (1)
- 【請求項1】 センタタップ付の一次側コイル、鉄心及
び二次側コイルからなる出力トランスと、 前記センタタップに接続された直流電源と、 前記一次側コイルの一端と前記直流電源との間に接続さ
れた第1のスイッチング素子と、 前記一次側コイルの他端と前記直流電源との間に接続さ
れた第2のスイッチング素子と、 前記出力トランスの磁束密度を検出する磁束密度検出手
段と、 前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素
子に交互にオン、オフ制御信号を出力するとともに、前
記磁束密度検出手段の検出信号に基づいて出力トランス
の偏磁の有無を判断し、偏磁が有ると判断したとき偏磁
を解消するように各スイッチング素子のスイッチング時
間の制御を行う制御部とを備えたインバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067375A JPH05276764A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067375A JPH05276764A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276764A true JPH05276764A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13343208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4067375A Pending JPH05276764A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05276764A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019057978A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4067375A patent/JPH05276764A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019057978A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
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