JPH05277309A - 脱水機 - Google Patents

脱水機

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JPH05277309A
JPH05277309A JP3136403A JP13640391A JPH05277309A JP H05277309 A JPH05277309 A JP H05277309A JP 3136403 A JP3136403 A JP 3136403A JP 13640391 A JP13640391 A JP 13640391A JP H05277309 A JPH05277309 A JP H05277309A
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filtration device
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Saburo Yamanaka
山中三郎
Ginzo Aramaki
荒巻銀造
Kazuyuki Watanabe
渡辺和志
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Maezawa Industries Inc
Kawaguchi Seiki Co Ltd
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HERIOSU KK
Maezawa Industries Inc
Kawaguchi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、機種の幅は従来と一定のままで、
かつパーツの互換性をもたせながら、処理能力(容量)
を上げ、中規模・大規模な処理施設に対応できる脱水機
を提供することを目的とする。 【構成】汚泥原液をろ体群の回転により汚泥ケーキ排出
口22,23,24に移送しつつ汚泥原液に含まれてい
る水分をろ液排出口51から外部に排出するろ過装置2
と、そのろ過装置2のろ体群を回転駆動させる駆動装置
3と、前記ろ過装置2に汚泥を供給する汚泥供給部4
と、前記ろ体を洗浄するろ体洗浄部6とからなる脱水機
において、前記ろ体群は、3段以上に積層して構成され
ていることを特徴とする脱水機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、汚泥原液を脱水して
ろ液と汚泥ケーキとに分離する汚泥処理用の脱水機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、下水処理施設においては、汚泥
原液を脱水してろ液と汚泥ケーキとに分離するために、
汚泥処理用の脱水機が使用される。
【0003】従来の脱水装置としては、例えば、図20
に示すような多重円板型の脱水機80が知られている。
この多重円板型脱水機80はろ過装置81内に複数のろ
体82からなるろ体群を上下に配設している。各ろ体8
2は図21、図22に示すように、大円板82a、小円
板82b、シャフト82cから構成され、大円板82a
と、小円板82bとが相対する形で配置されている。そ
して、隣接する大円板82aの間にスリットSが形成さ
れているので、対向する円板同士は接触していない。
【0004】83は各ろ体82を駆動させる駆動装置で
ある。84は供給された汚泥と凝集剤とを攪拌する攪拌
機84aを備えた凝集槽である。攪拌された汚泥80a
は出口84bからろ過装置81へ流入される。
【0005】ろ過装置81内では、駆動装置83により
上段及び下段の各ろ体82が矢印の方向に回転する。す
ると、汚泥80aは円板82a間のスリットS,S′に
より脱水されながら運搬され、ろ体82面に補足された
粒子は濃縮されつつ、脱水ケーキ80bとして排出口8
5から外部に排出される。
【0006】一方、スリットS,S′を通過したろ液8
0cは、ろ体円板のろ液孔82a′を通ってろ過装置8
1下部の側面側に設けられたろ液集水部(図示せず)へ
流れ込み、脱水機80外へ流出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によると、次のような問題点があった。 (1)従来の多重円板型脱水機は、その構造上ろ体幅1
m(処理能力7m3 /時程度)の機種が最大機種となっ
ていた。このため日平均汚水量5,000m3 以下の小
規模下水処理場などが主な適用範囲となっており、中規
模以上(日平均汚水量5000m3 以上)の下水処理場
などのように大きな処理能力を要求されるような場合で
は、脱水機が何台も必要になるという問題点があった。
【0008】(2)処理能力を上げるために、機種の幅
を2倍〜3倍に延長することも考えられるが、既存の円
板や軸では使用不可能であり、より大きい円板や太い軸
を使用しなくてはならない。また、全体の重量もついて
しまうという問題点もあった。
【0009】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、機種の幅は従来と一定のままで、かつパーツの互
換性をもたせながら、処理能力(容量)を上げ、中規模
・大規模な処理施設に対応できる脱水機を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、汚泥原液をろ体群の回転により汚泥ケーキ
排出口に移送しつつ汚泥原液に含まれている水分をろ液
排出口から外部に排出するろ過装置と、そのろ過装置の
ろ体群を回転駆動させる駆動装置と、前記ろ過装置に汚
泥を供給する汚泥供給部と、前記ろ体を洗浄するろ体洗
浄部とからなる脱水機において、前記ろ体群を3段以上
に積層して構成したものである。又、汚泥ケーキを濾過
装置の双方向に排出するように構成したり、濾過装置の
双方向に設けた汚泥ケーキ排出口をそれぞれ同一高さに
構成してもよい。又、ろ体群を、各段に応じてその回転
数に差異をつけたり、ろ体群のうち、最下段のろ体群を
V字形あるいはU字形の適度な角度を有するように構成
してもよい。さらに、ろ体群のうち、中間に配設された
一のろ体群を上下に位置する他の二のろ体群と共有して
作動させり、濾過装置上部に設けられた汚泥供給口の下
部に、汚泥投入の際の減勢を行うと共に初期ろ過を行う
ための減勢用ろ体を設けてもよい。
【0011】
【作 用】この発明によれば、ろ過装置内のろ体群を3
段以上に積層したので、幅は従来と一定のままで、処理
能力(容量)を従来より上げ(ろ体群の段数に比例して
上がる)、中規模・大規模な処理施設に対応できる。ろ
体円板などろ過装置の主要部品は、従来機と同一のもの
を使用でき、駆動機や他の電動機、ポンプなども既成品
を使用できる。汚泥ケーキを濾過装置の双方向に排出す
るように構成した場合には、処理能力をさらに向上する
ことができる。濾過装置の双方向に設けた汚泥ケーキ排
出口をそれぞれ同一高さに構成した場合、双方向に排出
される汚泥ケーキのケーキ状態の均一化を図ることがで
きる。ろ体群を、各段に応じてその回転数に差異をつけ
た場合には、高さが相違する各汚泥ケーキ排出口から排
出される汚泥ケーキのケーキ状態の均一化を図ることが
できる。ろ体群のうち最下段のろ体群をV字形あるいは
U字形に構成した場合には、その最下段のろ体によって
ろ過装置底部への汚泥の侵入を防止できる。ろ体群のう
ち、一のろ体群を他の二のろ体群と共有して作動するよ
うに構成した場合は、ろ過装置の大きさをコンパクトに
でき、設置面積が小さくできる。濾過装置上部に設けら
れた汚泥供給口の下部に減勢用ろ体を設けた場合には、
汚泥投入の際の減勢と初期ろ過を行うことができる。
【0012】
【実施例】この発明に係る脱水機1を図1から図19の
図面に基づいて説明する。この脱水機1は、ろ過装置
2、駆動装置3、汚泥供給部4、ろ液排出部5、ろ体洗
浄部6から構成されている。
【0013】図1はろ過装置2の内部構成を示す一部破
断断面図である。ろ過装置2の内部においては、ろ体を
複数配列して構成されるろ体群a(a1〜a17),b
(b1 〜b7 ,b11〜b17),c(c1 〜c8 ),d
(d1 〜d7)を4段に積層して配設されている。下側
2段のろ体群a,bは中央から両側面側に設けられた汚
泥ケーキ排出口22,23に向かって上方に傾斜して配
列されている。最下段のろ体群aはV字形あるいはU字
形の適度な角度を有するように配列されているので、ろ
過装置2底部には直接汚泥が流入せず、汚泥が堆積する
ことはない。濾過装置2の両側面に設けられた汚泥ケー
キ排出口22,23は、同一の高さであるので、各汚泥
ケーキ排出口22,23から排出される汚泥ケーキのケ
ーキ状態の均一化を図ることができる。上側2段のろ体
群c,dは中央から左側面側に設けられた汚泥ケーキ排
出口24に向かって上方に傾斜して配列されている。
【0014】25は汚泥供給口、26はその汚泥供給口
25の下部に設けられたガイド板、27は汚泥投入の際
の減勢を行うと共に初期ろ過を行うための減勢用ろ体で
ある。
【0015】ろ体の配列の例としては、図2に示すよう
に、ろ体群を縦に3段以上配列し、中間のろ体群を共有
することによって、汚泥を上部、下部のろ体間で逆方向
に移送してもよい。この場合、2a,2bの両方向から
汚泥は供給され、排出口2c、2dに向かって移送され
る。
【0016】ろ体の配列は、上段下段共ケーキ排出口に
向かって所定の角度をもたせるが、この角度(図3中θ
1、θ2)は任意に設定できる。本実施例の場合、各ろ体
群はケーキ排出口に向かってくさび形の傾斜状に配列さ
れているので、汚泥ケーキに対する加圧により、脱水が
より促進される。
【0017】各ろ体単体21は大円板21a、小円板2
1b、中円板21cを、図4(g)に示すように、シャ
フト21dに組付けて構成されている。大円板21a
(図4(a)(b)参照)及び小円板21b(図4
(c)(d)参照)はステンレス製であり、大円板21
aには軸孔に沿って複数のろ液孔21a′が穿設されて
いる。
【0018】中円板21c(図4(e)(f)参照)は
大円板21aと小円板21bとの間に、一定間隔毎に挿
入される10mm程度の厚さをもつ樹脂製の円板であ
る。この中円板21cはろ体円板にかかる汚泥による脱
水負荷を軽減すると共に、固化し易い汚泥や、硬化した
汚泥ケーキ等による駆動部の過負荷を防止するためのも
のである。中円板21cにも軸孔に沿って複数のろ液孔
21c′が穿設されている。図5はろ体21同士の噛み
合い状態を示す説明図である。
【0019】次に、ろ体群a,b,c,dを駆動させる
駆動装置3について説明する。駆動装置3は、図6に示
すように、ろ過装置2に隣接して設けられている。駆動
装置3は、図8〜図16に示すように、出口側ろ体駆動
機31・入口側ろ体駆動機32・チェーンA〜G,スプ
ロケットA1 〜A4 ,B1 ,C1 〜C6 ,D1〜D9 ,
E1 〜E7 ,F1 〜 F9 ・従動歯車A5 A6 等を備え
ている。駆動装置3の作動については、後述する。
【0020】次に、汚泥供給部4について説明する。4
2(図17)は汚泥流入口42′(図8)から流入され
た汚泥を凝集する凝集槽である。この凝集槽42からろ
過装置2本体へ汚泥を供給するために汚泥供給トラフ4
1が設けられている。この汚泥供給トラフ41は、図1
7及び図18(図17のX−X線断面図)に示すよう
に、間に汚泥濃縮用のろ板43を設けて2段式に構成し
ている.これにより汚泥供給トラフ41内での初期ろ
過、濃縮を行うことができる。汚泥濃縮用のろ板43に
よって分離されたろ液は、後述するろ液集水部5を経て
脱水機1外へ排出される。
【0021】次に、ろ液排出部5について説明する。従
来の脱水機ではろ過装置の片側のみにろ液集水部を設け
ていたが、この発明の脱水機1は、図6及び図7に示す
ように、ろ過装置2の両側面に設けているので、ろ液、
洗浄水の貫通などによるろ体の洗浄効果のアップ、それ
に伴う洗浄サイクルの延長などによるランニングコスト
の低減化を図ることができる。また、ろ液集水部5,5
が両側面にあるので、排水口51はろ過装置2の両側面
どちらにも設けることができる。さらに、ろ体軸の両側
軸受52への汚泥による負荷が軽減されることにより、
駆動部消耗品交換サイクルの延長化(ランニングコスト
の低減化)も図ることができる。
【0022】次に、ろ体洗浄部6について説明する。ろ
体の構造上、ろ過面での目詰まりはないが、ろ液中に流
出する浮遊物質成分によってろ液孔21a′,21c′
が閉塞する場合がある。そこで、ろ過装置2の外部にろ
体洗浄部6を設け、ろ体洗浄用ノズル61(図7)によ
って、ろ体を洗浄できるようにしている。
【0023】図8、図9、図19において、42aは凝
集槽攪拌機、42bは凝集水槽ドレン、62は給水源、
63は給水電動弁、64は洗浄水タンク、65は洗浄水
ポンプ、66は洗浄水マニホールド、67は洗浄用電磁
弁、68は洗浄水槽ドレン、69は給水口、70は各種
制御盤である。
【0024】次に、この発明の脱水機1の作用について
説明する。
【0025】凝集槽42によって凝集された汚泥は、汚
泥供給トラフ41を通って、汚泥供給口25からろ過装
置2内に流入される。その際、汚泥供給トラフ41及び
汚泥供給口25下部に設けられた減勢用ろ体27によっ
て、初期ろ過、濃縮が行われるので、汚泥の処理能力が
著しく向上する。
【0026】ろ過装置2内では、駆動装置3により4段
に積層されているろ体群a,b,c,dが矢印方向に回
転する。すると、まず、下側のろ体群a,bにより汚泥
はろ体間に形成されたスリットS,S′(図5)から脱
水されながら運搬され、ろ体面に補足された粒子は濃縮
されつつ、脱水ケーキとして汚泥ケーキ排出口22,2
3から外部に排出される。ろ過装置2内に供給される汚
泥の量が多くなると、上側のろ体群c,dの作動により
汚泥は脱水されながら移送され、脱水ケーキとして汚泥
ケーキ排出口24から外部に排出される。
【0027】一方、スリットS,S′を通過したろ液
は、ろ体円板のろ液孔21a′,21c′を通ってろ過
装置2下部の両側面側に設けられたろ液集水部5へ流れ
込み、脱水機1外へ流出される。なお、ろ過装置2に検
知器(レベラー)を設けることにより、汚泥の供給量を
調整し、汚泥供給の円滑化、及び汚泥ケーキ性状の均一
化の向上を図ることができる。
【0028】次に、駆動装置3の作動について説明す
る。出口側ろ体駆動機31は、図10に示すように、チ
ェーンBを駆動させ、スプロケットA1 ,B1 ,C1 を
矢印方向に回動させる。なお、スプロケットB1 はチェ
ーンテンション用のものである。スプロケットA1 の回
動によりチェーンAが駆動し、これによりスプロケット
A2 〜A4 が矢印方向に回動する。また、スプロケット
C1 の回動によりチェーンCが駆動し、これによりスプ
ロケットC2〜C6 が矢印方向に回動する。
【0029】入口側ろ体駆動機32は、図11に示すよ
うに、チェーンGを駆動させ、スプロケットD1 ,
E1 ,F1 を矢印方向に回動させる。スプロケットD1
の回動によりチェーンDが駆動し、これによりスプロケ
ットD2 〜D9 が矢印方向に回動する。また、スプロケ
ットE1 の回動によりチェーンEが駆動し、これにより
スプロケットE2 〜E7 が矢印方向に回動する。さら
に、スプロケットF1 の回動によりチェーンFが駆動
し、これによりスプロケットF2 〜F9 が回動する。
【0030】図12から図16は各チェーンによって駆
動されるろ体の作動図である。図12はチェーンAによ
って駆動されるろ体の作動図である。チェーンAの駆動
により、スプロケットA4 , A2 が回動し(A3 は遊
車)、これによってろ体a1,a2 ,b1,b2 がそれぞれ
矢印方向に回動する。また、スプロケットA2 ,A1 の
回動により、従動歯車A5 ,A6 が回動し、これによっ
てろ体c1 c2 及びd1 d2 がそれぞれ矢印方向に回動
する。
【0031】図13はチェーンCによって駆動されるろ
体の作動図である。チェーンCの駆動により、スプロケ
ットC4 , C5 が回動し(C2 とC3 は遊車)、これに
よってろ体b16b17,a16a17がそれぞれ矢印方向に回
動する。
【0032】図14はチェーンDによって駆動されるろ
体の作動図である。チェーンDの駆動により、スプロケ
ットD1 , D2 ,D3 , D4 ,D5 が回動し(D6 〜D
9 は遊車)、これによってろ体a7 a8 ,b5 b6 ,a
5 a6 ,b3 b4 ,a3 a4がそれぞれ矢印方向に回動
する。また、スプロケットD4 ,D2 の回動により、従
動歯車D10,D11が回動し、これによってろ体c3 c4
及びC5 C6 がそれぞれ矢印方向に回動する。
【0033】図15はチェーンEによって駆動されるろ
体の作動図である。チェーンEの駆動により、スプロケ
ットE1 , E3 ,E5 (E2 ,E4 ,E6 ,E7 は遊
車)が回動し、これによってろ体d7 ,d5 d6 ,d3
d4 がそれぞれ矢印方向に回動する。また、スプロケッ
トE1 の回動により、従動歯車E8 が回動し、これによ
ってろ体c7 c8 がそれぞれ矢印方向に回動する。
【0034】図16はチェーンFによって駆動されるろ
体の作動図である。チェーンFの駆動により、スプロケ
ットF1 〜F6 (F7 〜F10が遊車)が回動し、これに
よってろ体b11,a10a11,b12b13,a12a13,b14
b15,a14a15がそれぞれ矢印方向に回動する。
【0035】以上のように、ろ体はチェーン、スプロケ
ット、従動歯車の組合せによって、入口側ろ体、出口側
ろ体それぞれ1台の駆動機によって駆動されるので、設
備費、動力負荷共に低くおさえることができる。なお、
ろ過装置2上部側のろ体での脱水効率と、下部側のろ体
での脱水効率では、違いが現れることもあるので、同一
の駆動機を用いていても、各スプロケットの歯数の調整
等によって、上部側のろ体と下部側のろ体では異なった
回転数を設定できるようになっている。また、この実施
例では駆動機を2台使用しているが、駆動機の数を3台
以上に増設して、例えば、上部側ろ体用の駆動機と下部
側ろ体用の駆動機を個々に配し、ろ体群を、各段によっ
てその回転数に差異をつけることもできる。
【0036】ろ体の洗浄を行う場合は、ろ体を4組程度
毎に複数のブロックに分け、ブロック毎に各数分洗浄を
行うことによって、1台の洗浄水ポンプ65によって全
ろ体の洗浄を行う。これにより設備費、動力負荷の低減
が図れる。また、2.3〜2.5m3 /Hの水量で更に
2〜3時間に1時間程度の間欠洗浄で良い。このため、
同規模の脱水機に比較してもはるかに少ない水量で足
り、ろ液及び洗浄排水の受け皿としての排水処理施設に
負担をかけないという利点もある。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果がある。
【0038】(1)ろ過装置内のろ体群を3段以上に積
層したので、幅は従来と一定のままで、処理能力を著し
く上げ(ろ体群の段数に比例して上がる)、中規模・大
規模な処理施設に対応できる。
【0039】(2)ろ体円板などろ過装置の主要部品
は、従来機と同一のものが使用でき、駆動機や他の電動
機、ポンプなども既成品を使用できるので、保守管理性
がよい。
【0040】(3)汚泥ケーキを濾過装置の双方向に排
出するように構成した場合には、処理能力をさらに向上
することができる。
【0041】(4)濾過装置の双方向に設けた汚泥ケー
キ排出口をそれぞれ同一高さに構成した場合には、双方
向に排出される汚泥ケーキのケーキ状態の均一化を図る
ことができる。
【0042】(5)ろ体群を、各段に応じてその回転数
に差異をつけた場合には、高さが相違する各汚泥ケーキ
排出口から排出される汚泥ケーキのケーキ状態の均一化
を図ることができる。
【0043】(6)ろ体群のうち最下段のろ体群をV字
形あるいはU字形に構成した場合には、その最下段のろ
体群によってろ過装置底部へ汚泥の侵入を防止できるの
で、汚泥の堆積がなくなり、洗浄など日常運転時のメン
テナンスが容易になる。
【0044】(7)中間に配設された一のろ体群を上下
に位置する他の二のろ体群と共有して作動させる場合に
は、ろ過装置の大きさをコンパクトにでき、設置面積を
より小さくできる。
【0045】(8)濾過装置上部に設けられた汚泥供給
口の下部に減勢用ろ体を設けた場合には、汚泥投入の際
の減勢と初期ろ過を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ろ過装置の内部構成を示す一部破断断面図であ
る。
【図2】他のろ体配列を示す説明図である。
【図3】上段及び下段のろ体の排出口に向かう角度に関
する説明図である。
【図4】(a)(b)はろ体の大円板の説明図、(c)
(d)はろ体の小円板の説明図、(e)(f)はろ体の
中円板の説明図、(g)はろ体の組み付けた状態を示す
説明図である。
【図5】ろ体の噛み合い状態を示す説明図である。
【図6】ろ液集水部と駆動装置を示す断面図である。
【図7】ろ体とろ液集水部を示す断面図である。
【図8】脱水機の全体構成を示す平面図である。
【図9】脱水機の全体構成を示す側面図である。
【図10】出口側ろ体駆動用チェーンA,B,Cを示す
説明図である。
【図11】入口側ろ体駆動用チェーンD,E,F,Gを
示す説明図である。
【図12】チェーンAによって駆動されるろ体の作動図
である。
【図13】チェーンCによって駆動されるろ体の作動図
である。
【図14】チェーンDによって駆動されるろ体の作動図
である。
【図15】チェーンEによって駆動されるろ体の作動図
である。
【図16】チェーンFによって駆動されるろ体の作動図
である。
【図17】汚泥供給トラフを示す説明図である。
【図18】図17のX−X線断面図である。
【図19】ろ体洗浄部を示す説明図である。
【図20】従来の脱水機の構成を示す一部破断断面図で
ある。
【図21】従来の脱水機のろ体のかみ合い状態を示す説
明図である。
【図22】従来の脱水機のろ体を示す正面図である。
【符号の説明】
1:脱水機 2:ろ過装置 21:ろ体単体 21a′:ろ液孔 21b′:ろ液孔 22〜24:汚泥ケーキ排出口 25:汚泥供給口 26:ガイド板 27:減勢用ろ体 3:駆動装置 31:出口側ろ体駆動機 32:入口側ろ体駆動機 4:汚泥供給部 41:汚泥供給トラフ 42:凝集槽 5:ろ液排出部 51:排水口 6:ろ体洗浄部 61:ろ体洗浄用ノズル a〜d:ろ体群 A〜G:チェーン A1 〜A4 :スプロケット(チェーンA用) C1 〜C6 :スプロケット(チェーンC用) D1 〜D9 :スプロケット(チェーンD用) E1 〜E7 :スプロケット(チェーンE用) F1 〜F9 :スプロケット(チェーンF用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中三郎 東京都中央区京橋1丁目3番3号 前澤工 業株式会社内 (72)発明者 荒巻銀造 東京都千代田区神田多町2丁目9番地2 株式会社ヘリオス内 (72)発明者 渡辺和志 静岡県清水市袖師町902番地 川口精機株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚泥原液をろ体群の回転により汚泥ケーキ
    排出口に移送しつつ汚泥原液に含まれている水分をろ液
    排出口から外部に排出するろ過装置と、そのろ過装置の
    ろ体群を回転駆動させる駆動装置と、前記ろ過装置に汚
    泥を供給する汚泥供給部と、前記ろ体を洗浄するろ体洗
    浄部とからなる脱水機において、 前記ろ体群は、3段以上に積層して構成されていること
    を特徴とする脱水機。
  2. 【請求項2】汚泥ケーキを濾過装置の双方向に排出する
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の脱水
    機。
  3. 【請求項3】濾過装置の双方向に設けた汚泥ケーキ排出
    口をそれぞれ同一高さに構成したことを特徴とする請求
    項2記載の脱水機。
  4. 【請求項4】ろ体群を、各段に応じてその回転数に差異
    をつけたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求
    項3記載の脱水機。
  5. 【請求項5】前記ろ体群のうち、最下段のろ体群をV字
    形あるいはU字形に構成したことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の脱水機。
  6. 【請求項6】前記ろ体群のうち、中間に配設された一の
    ろ体群を上下に位置する他の二のろ体群と共有して作動
    させることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、又は請求項5記載の脱水機。
  7. 【請求項7】前記濾過装置上部に設けられた汚泥供給口
    の下部に、汚泥投入の際の減勢を行うと共に初期ろ過を
    行うための減勢用ろ体を設けたことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求
    項6記載の脱水機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001314898A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Kurita Water Ind Ltd 汚泥脱水処理装置

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