JPH05277337A - 再生アスファルト混合物プラント用の排気脱臭方法 - Google Patents
再生アスファルト混合物プラント用の排気脱臭方法Info
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- JPH05277337A JPH05277337A JP4103881A JP10388192A JPH05277337A JP H05277337 A JPH05277337 A JP H05277337A JP 4103881 A JP4103881 A JP 4103881A JP 10388192 A JP10388192 A JP 10388192A JP H05277337 A JPH05277337 A JP H05277337A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易かつ低コストでこの変動を抑え、安定し
た脱臭効果が得られる再生アスファルト混合物プラント
用の排気脱臭方法を提供すること。 【構成】 再生アスファルト混合物プラントから発生す
る排気を排気塔から排出する前に、まず水洗浄塔で排気
を水でシャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセパレー
タによって排気中のミスト分を分離し、ミスト分の少な
くなった排気中に脱臭剤を噴霧し、しかも、洗浄塔で使
用する洗浄水がpH5〜10を有し、その洗浄水のTO
C濃度が飽和TOC濃度の約2分の1以下であることを
特徴とする再生アスファルト混合物プラント用の排気脱
臭方法。
た脱臭効果が得られる再生アスファルト混合物プラント
用の排気脱臭方法を提供すること。 【構成】 再生アスファルト混合物プラントから発生す
る排気を排気塔から排出する前に、まず水洗浄塔で排気
を水でシャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセパレー
タによって排気中のミスト分を分離し、ミスト分の少な
くなった排気中に脱臭剤を噴霧し、しかも、洗浄塔で使
用する洗浄水がpH5〜10を有し、その洗浄水のTO
C濃度が飽和TOC濃度の約2分の1以下であることを
特徴とする再生アスファルト混合物プラント用の排気脱
臭方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生アスファルト混合物
のプラントで生じる排気の悪臭を脱臭する方法に関する
ものである。
のプラントで生じる排気の悪臭を脱臭する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】再生アスファルト混合物の製造に際して
は加熱再生処理工程が必須である。アスファルト独自の
臭気の他に、焦げ臭さ、タール臭さ、刺激臭等が複雑に
混合した悪臭が排気に発生することがある。
は加熱再生処理工程が必須である。アスファルト独自の
臭気の他に、焦げ臭さ、タール臭さ、刺激臭等が複雑に
混合した悪臭が排気に発生することがある。
【0003】しかも、アスファルト混合物の加熱処理を
行うと、多量のミスト分(水分が霧状になったもの)が
発生する。このような場合、ミスト分に多種多様の前述
のような臭気が混在した状態で、悪臭が、アスファルト
混合物の再生プラントに設けた排気塔から排出される。
行うと、多量のミスト分(水分が霧状になったもの)が
発生する。このような場合、ミスト分に多種多様の前述
のような臭気が混在した状態で、悪臭が、アスファルト
混合物の再生プラントに設けた排気塔から排出される。
【0004】このとき、排気塔から排出された排気のう
ち揮発分は直ちに揮発する。そのため、ミスト分に溶け
ていた臭気がさらに臭気レベルを高める。
ち揮発分は直ちに揮発する。そのため、ミスト分に溶け
ていた臭気がさらに臭気レベルを高める。
【0005】従来は、アスファルト混合物の製造プラン
トは民家等から離れた場所に設置されているのが一般的
であったが、近年、そのような状況に変化が生じてき
た。そのため、排気塔から排出される排気の臭気レベル
を低くすることが必要になってきた。
トは民家等から離れた場所に設置されているのが一般的
であったが、近年、そのような状況に変化が生じてき
た。そのため、排気塔から排出される排気の臭気レベル
を低くすることが必要になってきた。
【0006】一般にアスファルト混合物の再生プラント
の排気塔から排出される排気の風量は非常に大きい。そ
のため、複雑な臭気に対して用いられている燃焼方式に
よる脱臭法はコスト的に採用が困難であった。化学洗浄
方法、分解法、活性炭を用いる吸着法等も検討されてき
たが、脱臭すべき排気が複雑な臭気を含むことや、濃度
が高いことから、技術的および経済的な観点から、その
実現が困難であった。
の排気塔から排出される排気の風量は非常に大きい。そ
のため、複雑な臭気に対して用いられている燃焼方式に
よる脱臭法はコスト的に採用が困難であった。化学洗浄
方法、分解法、活性炭を用いる吸着法等も検討されてき
たが、脱臭すべき排気が複雑な臭気を含むことや、濃度
が高いことから、技術的および経済的な観点から、その
実現が困難であった。
【0007】本出願人は、アスファルト混合物のプラン
トから排出された排気をそのままミストセパレータに通
し、そこでミスト分を除去し、その後、脱臭剤を噴霧す
る方法を提案したが、この方法であると、次のような問
題が生じ得る。
トから排出された排気をそのままミストセパレータに通
し、そこでミスト分を除去し、その後、脱臭剤を噴霧す
る方法を提案したが、この方法であると、次のような問
題が生じ得る。
【0008】1)排気の温度が高いと、飽和湿度が高い
ために、ミストの生成が少なく、ミストセパレータを通
過したあと、排気ガスの温度の低下と共にミストが生成
してくる。
ために、ミストの生成が少なく、ミストセパレータを通
過したあと、排気ガスの温度の低下と共にミストが生成
してくる。
【0009】2)煙り状のガスはミストセパレータを通
過してしまう。
過してしまう。
【0010】そこで、本発明者等は、脱臭剤を用いるア
スファルト混合物プラント用の脱臭方法を提案した(特
願平2−226613号)。
スファルト混合物プラント用の脱臭方法を提案した(特
願平2−226613号)。
【0011】ところが、再生アスファルト混合物プラン
トから出る臭気は、加熱状況や原料の差により変動して
おり、脱臭しようとした時、脱臭剤による安定した処理
が出来ない原因となっている。
トから出る臭気は、加熱状況や原料の差により変動して
おり、脱臭しようとした時、脱臭剤による安定した処理
が出来ない原因となっている。
【0012】本発明は、簡易かつ低コストでこの変動を
抑え、安定した脱臭効果が得られる再生アスファルト混
合物プラント用の排気脱臭方法を提供することを目的と
している。
抑え、安定した脱臭効果が得られる再生アスファルト混
合物プラント用の排気脱臭方法を提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、再生アスファルト混合物プラントから
発生する排気を排気塔から排出する前に、まず水洗浄塔
で排気を水でシャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセ
パレータによって排気中のミスト分を分離し、ミスト分
の少なくなった排気中に脱臭剤を噴霧し、しかも洗浄塔
で使用する洗浄水がpH5〜10を有し、その洗浄水の
TOC濃度が飽和TOC濃度の約2分の1以下であるこ
とを特徴とする再生アスファルト混合物プラント用の排
気脱臭方法を要旨としている。
めに、本発明は、再生アスファルト混合物プラントから
発生する排気を排気塔から排出する前に、まず水洗浄塔
で排気を水でシャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセ
パレータによって排気中のミスト分を分離し、ミスト分
の少なくなった排気中に脱臭剤を噴霧し、しかも洗浄塔
で使用する洗浄水がpH5〜10を有し、その洗浄水の
TOC濃度が飽和TOC濃度の約2分の1以下であるこ
とを特徴とする再生アスファルト混合物プラント用の排
気脱臭方法を要旨としている。
【0014】
【作用】排気をシャワー式に水で洗浄するので、排気の
温度が低下し、飽和湿度がさがり、ミストの生成が促進
されて、ミストセパレータの効率がアップする。
温度が低下し、飽和湿度がさがり、ミストの生成が促進
されて、ミストセパレータの効率がアップする。
【0015】煙り状のガスであっても、水のシャワー式
洗浄により、水系に移る。
洗浄により、水系に移る。
【0016】また、水に可溶な排気中のガス成分もシャ
ワー洗浄時に除去され、臭気レベルが低減する。そのあ
と、ミストセパレータによってミスト分が分離されるの
で、脱臭がより効果的に行われる。
ワー洗浄時に除去され、臭気レベルが低減する。そのあ
と、ミストセパレータによってミスト分が分離されるの
で、脱臭がより効果的に行われる。
【0017】アスファルト混合物の再生プラントから発
生する排気は多量のミスト分を含んでいるため、脱臭剤
をそのような排気中に噴霧しただけでは脱臭効果が所望
のレベルに達しない。
生する排気は多量のミスト分を含んでいるため、脱臭剤
をそのような排気中に噴霧しただけでは脱臭効果が所望
のレベルに達しない。
【0018】そこで、本発明方法においては、前もって
ミストセパレータによって排気中のミスト分を分離し、
ミスト分の少なくなった排気中に脱臭剤を噴霧する。
ミストセパレータによって排気中のミスト分を分離し、
ミスト分の少なくなった排気中に脱臭剤を噴霧する。
【0019】また、排気が多量のミスト分を含んでいる
場合の方が少量のミスト分を含んでいる場合よりもミス
トセパレータの使用による脱臭効果が大きい。
場合の方が少量のミスト分を含んでいる場合よりもミス
トセパレータの使用による脱臭効果が大きい。
【0020】本発明においては、ミストセパレータの手
前に水洗浄塔を設け、そこで排気をシャワー式に水で洗
浄する。
前に水洗浄塔を設け、そこで排気をシャワー式に水で洗
浄する。
【0021】本発明方法においては、洗浄塔で使用する
洗浄水のpHを5〜10にしているが、pH5未満であ
ると、洗浄効果が著しく劣り、逆にpH10を超える
と、PH調整剤のコストが高くなる。また、TOC濃度
が飽和TOC濃度の約2分の1を越すと、かえって臭気
レベルの上昇をまねく。
洗浄水のpHを5〜10にしているが、pH5未満であ
ると、洗浄効果が著しく劣り、逆にpH10を超える
と、PH調整剤のコストが高くなる。また、TOC濃度
が飽和TOC濃度の約2分の1を越すと、かえって臭気
レベルの上昇をまねく。
【0022】なお、本明細書においては、ミスト分とは
広義に使用しており、水滴等も含むものである。
広義に使用しており、水滴等も含むものである。
【0023】
【実施例】本発明は、アスファルト混合物の再生プラン
トから発生する排気を排気塔から排出する前に洗浄塔に
通し、そのあとミストセパレーターによってミスト分を
分離した排気中に脱臭剤を噴霧する脱臭システムを改良
したものであり、主な改良点は、洗浄塔で使用される洗
浄水のpHとTOC濃度を一定に保つことである。pH
は5〜10の間であれば良いが、処理コストをあわせて
考えると、pH8前後が最も望ましい。TOC濃度はp
Hの値によって最適な範囲が変わるが、飽和TOCの濃
度の2分の1以下が望ましい。たとえばpH8ではTO
C濃度は100mg/リットル以下がよく、洗浄効果や
コストを考えると、20mg/リットルから80mg/
リットルが最も望ましい。
トから発生する排気を排気塔から排出する前に洗浄塔に
通し、そのあとミストセパレーターによってミスト分を
分離した排気中に脱臭剤を噴霧する脱臭システムを改良
したものであり、主な改良点は、洗浄塔で使用される洗
浄水のpHとTOC濃度を一定に保つことである。pH
は5〜10の間であれば良いが、処理コストをあわせて
考えると、pH8前後が最も望ましい。TOC濃度はp
Hの値によって最適な範囲が変わるが、飽和TOCの濃
度の2分の1以下が望ましい。たとえばpH8ではTO
C濃度は100mg/リットル以下がよく、洗浄効果や
コストを考えると、20mg/リットルから80mg/
リットルが最も望ましい。
【0024】アスファルト混合物の再生プラントから排
気ガスを循環式洗浄塔で洗浄すると、洗浄水のpHは低
下し、TOC濃度は上昇して飽和に達する。
気ガスを循環式洗浄塔で洗浄すると、洗浄水のpHは低
下し、TOC濃度は上昇して飽和に達する。
【0025】洗浄後のガスの臭気濃度は洗浄水中のTO
C濃度の増加とともに上昇する。脱臭剤を噴霧する前に
処理対象となるガスの臭気濃度を一定にするには、TO
Cを一定にすればよい。TOC濃度を一定にする方法と
して、薬剤処理等も考えられるが、一定量の水をブロー
する方法がコスト的に一番良い。
C濃度の増加とともに上昇する。脱臭剤を噴霧する前に
処理対象となるガスの臭気濃度を一定にするには、TO
Cを一定にすればよい。TOC濃度を一定にする方法と
して、薬剤処理等も考えられるが、一定量の水をブロー
する方法がコスト的に一番良い。
【0026】更に洗浄水のpHを中性からアルカリ性に
保つことで、洗浄後のガスの臭気濃度の変動が洗浄前の
ガスの場合に比べ極度に小さくなる。これは、臭気の中
心成分である炭化水素の水に対する溶解速度と溶解度が
上昇するからではないかと考えられる。
保つことで、洗浄後のガスの臭気濃度の変動が洗浄前の
ガスの場合に比べ極度に小さくなる。これは、臭気の中
心成分である炭化水素の水に対する溶解速度と溶解度が
上昇するからではないかと考えられる。
【0027】植物精油系の脱臭剤は臭気濃度が非常に高
い場合や臭気濃度の変動が激しい場合は、効果が薄い
が、本発明では安定した効果が得られる。脱臭剤として
は、植物から抽出した植物精油系のものや、酸化剤系の
ものが使用できる。特に植物精油系のものが好ましい。
この植物精油系の脱臭剤は、排気中に噴霧されたとき、
臭気と反応し、脱臭する。植物精油を主体とした脱臭剤
は、一般に臭気中和型脱臭剤と呼称されており、揮発性
のテルペン系炭化水素化合物からなる天然の植物精油で
ある。本発明に用いる植物精油は特に限定されるもので
はないが、天然の植物精油、たとえば、ユーカリ油、ベ
ルガモット油、ペチグレン油、ショウノウ油、ビャクダ
ン油、ラベンダー油、チョウジ油、オレンジ油、レモン
グラス油、ペチバー油、ローズ油、ゼラニュウム油、シ
ダーウッド油、テレピン油などの植物精油をあげること
ができる。これらの少なくとも1種または2種以上を調
合した植物精油を用いる。これらは、いずれも非水系の
植物精油であり、水溶性エマルジョンとするために、ア
ニオン活性剤、カチオン活性剤、非イオン活性剤もしく
は両性活性剤などの各種界面活性剤を用いる。これらの
脱臭剤が、各種の悪臭に対し、植物精油中のテルペン
類、アルコール類、ケトン類、アルデヒド類、エステル
類などの多くの成分により、重合付加、エステル交換、
置換などの反応による臭気中和作用あるいは、臭気相殺
作用を行い、それによって脱臭を行う。脱臭剤は使用に
際して適当な割合で水によって希釈し、ノズルを用い、
ポンプ圧もしくは空気を混入して細かな霧状に噴霧する
のが一般的である。噴霧された脱臭剤は排気中で臭気成
分と反応して臭気中和作用あるいは臭気相殺作用を行
い、それによって脱臭を行う。
い場合や臭気濃度の変動が激しい場合は、効果が薄い
が、本発明では安定した効果が得られる。脱臭剤として
は、植物から抽出した植物精油系のものや、酸化剤系の
ものが使用できる。特に植物精油系のものが好ましい。
この植物精油系の脱臭剤は、排気中に噴霧されたとき、
臭気と反応し、脱臭する。植物精油を主体とした脱臭剤
は、一般に臭気中和型脱臭剤と呼称されており、揮発性
のテルペン系炭化水素化合物からなる天然の植物精油で
ある。本発明に用いる植物精油は特に限定されるもので
はないが、天然の植物精油、たとえば、ユーカリ油、ベ
ルガモット油、ペチグレン油、ショウノウ油、ビャクダ
ン油、ラベンダー油、チョウジ油、オレンジ油、レモン
グラス油、ペチバー油、ローズ油、ゼラニュウム油、シ
ダーウッド油、テレピン油などの植物精油をあげること
ができる。これらの少なくとも1種または2種以上を調
合した植物精油を用いる。これらは、いずれも非水系の
植物精油であり、水溶性エマルジョンとするために、ア
ニオン活性剤、カチオン活性剤、非イオン活性剤もしく
は両性活性剤などの各種界面活性剤を用いる。これらの
脱臭剤が、各種の悪臭に対し、植物精油中のテルペン
類、アルコール類、ケトン類、アルデヒド類、エステル
類などの多くの成分により、重合付加、エステル交換、
置換などの反応による臭気中和作用あるいは、臭気相殺
作用を行い、それによって脱臭を行う。脱臭剤は使用に
際して適当な割合で水によって希釈し、ノズルを用い、
ポンプ圧もしくは空気を混入して細かな霧状に噴霧する
のが一般的である。噴霧された脱臭剤は排気中で臭気成
分と反応して臭気中和作用あるいは臭気相殺作用を行
い、それによって脱臭を行う。
【0028】しかし、排気中にミスト分が多すぎると、
脱臭剤を細かな霧の状態にしようとしても、依然として
比較的大きな水滴が残ってしまい、脱臭効率が悪くな
る。ところが、本発明のように、水でシャワー式に洗浄
してからミスト分を除去した排気に脱臭剤を噴霧する
と、脱臭剤が臭気成分と接触するチャンスが大幅に増
え、極めて効率的に両者が反応し、臭気レベルを著しく
低減させることができるのである。たとえば、臭気濃度
9000〜13000程度の臭気を1000未満の臭気
濃度まで低減させることができる。
脱臭剤を細かな霧の状態にしようとしても、依然として
比較的大きな水滴が残ってしまい、脱臭効率が悪くな
る。ところが、本発明のように、水でシャワー式に洗浄
してからミスト分を除去した排気に脱臭剤を噴霧する
と、脱臭剤が臭気成分と接触するチャンスが大幅に増
え、極めて効率的に両者が反応し、臭気レベルを著しく
低減させることができるのである。たとえば、臭気濃度
9000〜13000程度の臭気を1000未満の臭気
濃度まで低減させることができる。
【0029】本発明方法を実施するための装置 図1において、符号1はアスファルト混合物の再生プラ
ントを概略的に示している。排気塔2は排気通路3を介
して再生プラント1に接続されている。排気通路3の途
中に順に水洗浄塔4、ミストセパレータ5、送風機6、
第1接触槽7及び第2接触槽8が設けられている。ミス
トセパレータ5はライン9を介してミスト分収容装置1
0に接続されている。
ントを概略的に示している。排気塔2は排気通路3を介
して再生プラント1に接続されている。排気通路3の途
中に順に水洗浄塔4、ミストセパレータ5、送風機6、
第1接触槽7及び第2接触槽8が設けられている。ミス
トセパレータ5はライン9を介してミスト分収容装置1
0に接続されている。
【0030】第1及び第2接触槽7,8は複数のノズル
11を有する。これらのノズル11は接触槽7,8内の
所定位置に配置されていて、矢印で示されている排気の
流れ方向(図では下向き)に沿って噴霧するようになっ
ている。これらのノズル11はライン12を介して脱臭
剤タンク13に接続されている。脱臭剤用タンク13の
中には植物精油系の脱臭剤が貯蔵されている。さらに、
ライン12には、コンプレッサ15が配置されていて、
タンク13から各ノズル11に脱臭剤を送るようになっ
ている。
11を有する。これらのノズル11は接触槽7,8内の
所定位置に配置されていて、矢印で示されている排気の
流れ方向(図では下向き)に沿って噴霧するようになっ
ている。これらのノズル11はライン12を介して脱臭
剤タンク13に接続されている。脱臭剤用タンク13の
中には植物精油系の脱臭剤が貯蔵されている。さらに、
ライン12には、コンプレッサ15が配置されていて、
タンク13から各ノズル11に脱臭剤を送るようになっ
ている。
【0031】水洗浄塔4内にも、複数のノズル16が設
けられていて、ポンプ17の作用で排気の流れ方向(矢
印の方向)に逆らう方向に水を噴射するようになってい
る。図示例では水洗浄塔4の底部に集められた水をポン
プ17で循環させてノズル16に送るようになってい
る。それらのノズル16からの噴霧により排気はシャワ
ー式に洗浄される。
けられていて、ポンプ17の作用で排気の流れ方向(矢
印の方向)に逆らう方向に水を噴射するようになってい
る。図示例では水洗浄塔4の底部に集められた水をポン
プ17で循環させてノズル16に送るようになってい
る。それらのノズル16からの噴霧により排気はシャワ
ー式に洗浄される。
【0032】水洗浄塔4の底部はpH計18とポンプ1
9を介してアルカリ液タンク20に接続されていて、制
御装置(図示せず)により、水洗浄塔4の底部に存在す
る水がつねにpH5〜10好ましくは約8前後に維持さ
れるようになっている。同様に、その水のTOC濃度が
つねに飽和TOC濃度の約2分の1以下にコントロール
されている。最適範囲をいえば、pHが約8で、TOC
濃度が20〜80mg/リットルである。
9を介してアルカリ液タンク20に接続されていて、制
御装置(図示せず)により、水洗浄塔4の底部に存在す
る水がつねにpH5〜10好ましくは約8前後に維持さ
れるようになっている。同様に、その水のTOC濃度が
つねに飽和TOC濃度の約2分の1以下にコントロール
されている。最適範囲をいえば、pHが約8で、TOC
濃度が20〜80mg/リットルである。
【0033】アスファルト混合物の再生プラント1を運
転すると、そこから多量の排気が発生する。その排気は
排気通路3の中を矢印方向に流れて排気塔2に向かう。
その途中で、水洗浄塔4で排気が水によってシャワー式
に洗浄されたあと、ミストセパレータ5によって排気中
のミスト分が分離される。分離されたミスト分はライン
9を通ってミスト分収容装置10に収容される。
転すると、そこから多量の排気が発生する。その排気は
排気通路3の中を矢印方向に流れて排気塔2に向かう。
その途中で、水洗浄塔4で排気が水によってシャワー式
に洗浄されたあと、ミストセパレータ5によって排気中
のミスト分が分離される。分離されたミスト分はライン
9を通ってミスト分収容装置10に収容される。
【0034】他方、ミスト分の少なくなった排気は排気
通路3内をさらに流れて2つの接触槽7,8を通過して
排気塔2に向かう。その際に、ノズル11から植物精油
系の脱臭剤がミスト分の少なくなった排気中に噴霧され
る。つまり、コンプレッサ15によって脱臭剤が圧縮さ
れた状態でノズル11に供給され、ノズル11から脱臭
剤が噴霧される。
通路3内をさらに流れて2つの接触槽7,8を通過して
排気塔2に向かう。その際に、ノズル11から植物精油
系の脱臭剤がミスト分の少なくなった排気中に噴霧され
る。つまり、コンプレッサ15によって脱臭剤が圧縮さ
れた状態でノズル11に供給され、ノズル11から脱臭
剤が噴霧される。
【0035】そして、その間、つねに水洗浄塔4内の水
のpHとTOC濃度が前述の数値範囲に維持される。
のpHとTOC濃度が前述の数値範囲に維持される。
【0036】実験例 前記装置で一定量をブローし、TOC濃度を約40pp
mに安定化させた場合と、ブローを全くしなかった場合
とを比較したところ、表1に示すような結果を得た。水
洗後の臭気濃度の変化を図2と図3に示す。図2は循環
ブローなしの場合を示し、図3は循環ブローありの場合
を示す。
mに安定化させた場合と、ブローを全くしなかった場合
とを比較したところ、表1に示すような結果を得た。水
洗後の臭気濃度の変化を図2と図3に示す。図2は循環
ブローなしの場合を示し、図3は循環ブローありの場合
を示す。
【0037】その際、再生プラントの排気は次のとおり
であった。通気ガス量が10Nm3/分であり、水洗浄
塔4の条件は、気液接触部が1800mm(長さ)×3
00mm(直径)で、ノズル16からの散水量が30リ
ットル/分で、保有水量が180リットルで、ブロー水
量が3リットル/分で、循環水pHが8.0±0.2
で、脱臭剤がエアーケム2.5%で、それを30ml/
分で供給した。水洗浄塔4内での風量は10m3 /分で
あった。
であった。通気ガス量が10Nm3/分であり、水洗浄
塔4の条件は、気液接触部が1800mm(長さ)×3
00mm(直径)で、ノズル16からの散水量が30リ
ットル/分で、保有水量が180リットルで、ブロー水
量が3リットル/分で、循環水pHが8.0±0.2
で、脱臭剤がエアーケム2.5%で、それを30ml/
分で供給した。水洗浄塔4内での風量は10m3 /分で
あった。
【0038】図3の例で補給水量(ブロー水量)が3リ
ットル/分で、pH8で、水道水を使った点を除けば、
図2と図3の条件は同じであった。
ットル/分で、pH8で、水道水を使った点を除けば、
図2と図3の条件は同じであった。
【0039】表1の数値は臭気濃度を示している。
【0040】なお、前述の実験例ではノズルとして慣性
衝突式のノズルを用いたが、本発明はこれに限られるも
のではない。
衝突式のノズルを用いたが、本発明はこれに限られるも
のではない。
【0041】
【発明の効果】本発明方法においては、まず排気を水で
シャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセパレータ5を
用いて排気からミスト分を除去し、ミスト分の少なくな
った排気中に脱臭剤を噴霧するため、脱臭剤と臭気成分
の接触の機会が著しく増加し、両者の反応が促進され、
臭気レベルの低減が顕著である。さらに、本発明では洗
浄水のpHとTOC濃度を一定に保った洗浄塔を用いる
ことで、原臭の変動があっても、洗浄処理後のガスの臭
気濃度をほぼ一定に保てるだけでなく、脱臭剤の最適噴
霧量の設定が容易となり、常に安定した消臭効果を発揮
できる。
シャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセパレータ5を
用いて排気からミスト分を除去し、ミスト分の少なくな
った排気中に脱臭剤を噴霧するため、脱臭剤と臭気成分
の接触の機会が著しく増加し、両者の反応が促進され、
臭気レベルの低減が顕著である。さらに、本発明では洗
浄水のpHとTOC濃度を一定に保った洗浄塔を用いる
ことで、原臭の変動があっても、洗浄処理後のガスの臭
気濃度をほぼ一定に保てるだけでなく、脱臭剤の最適噴
霧量の設定が容易となり、常に安定した消臭効果を発揮
できる。
【図1】本発明方法を実施するための装置の一例を示す
説明図。
説明図。
【図2】循環ブローなしの場合の水洗による臭気濃度の
変化を示すグラフ。
変化を示すグラフ。
【図3】循環ブロー有りの場合の水洗による臭気濃度の
変化を示すグラフ。
変化を示すグラフ。
1 スファルト混合物の再生プラント 2 排気塔 3 排気通路 4 水洗浄塔 5 ミストセパレータ 6 送風機 7,8 接触槽 11 ノズル 13 脱臭剤タンク 15 コンプレッサ 16 ノズル 17 ポンプ 18 pH計 19 ポンプ 20 アルカリ液タンク ◆
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前島 伸美 神奈川県秦野市下大槻410 下大槻団地2 −3−406 (72)発明者 灰方 俊夫 京都市伏見区深草北鍵屋町995−4
Claims (1)
- 【請求項1】 再生アスファルト混合物プラントから発
生する排気を排気塔から排出する前に、まず水洗浄塔で
排気を水でシャワー式に洗浄し、そのあと、ミストセパ
レータによって排気中のミスト分を分離し、ミスト分の
少なくなった排気中に脱臭剤を噴霧し、しかも、洗浄塔
で使用する洗浄水がpH5〜10を有し、その洗浄水の
TOC濃度が飽和TOC濃度の約2分の1以下であるこ
とを特徴とする再生アスファルト混合物プラント用の排
気脱臭方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4103881A JPH05277337A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 再生アスファルト混合物プラント用の排気脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4103881A JPH05277337A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 再生アスファルト混合物プラント用の排気脱臭方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277337A true JPH05277337A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14365782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4103881A Pending JPH05277337A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 再生アスファルト混合物プラント用の排気脱臭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277337A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017148691A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社東芝 | 同位体分離装置および同位体分離方法 |
| CN110479055A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-11-22 | 万泰(苏州)环境科技有限公司 | 一种二甲基二硫醚废气处理装置及方法 |
| WO2020153769A3 (ko) * | 2019-01-23 | 2020-10-15 | 한국화학연구원 | 악취유발 및 유해증기가 저감된 중질유분 제조 방법 및 그 시스템 |
| CN116531921A (zh) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | 碧空环境科技有限公司 | 一种废纸制浆造纸厂臭气净化系统 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4103881A patent/JPH05277337A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017148691A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社東芝 | 同位体分離装置および同位体分離方法 |
| WO2020153769A3 (ko) * | 2019-01-23 | 2020-10-15 | 한국화학연구원 | 악취유발 및 유해증기가 저감된 중질유분 제조 방법 및 그 시스템 |
| CN110479055A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-11-22 | 万泰(苏州)环境科技有限公司 | 一种二甲基二硫醚废气处理装置及方法 |
| CN116531921A (zh) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | 碧空环境科技有限公司 | 一种废纸制浆造纸厂臭气净化系统 |
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