JPH0527938Y2 - - Google Patents

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JPH0527938Y2
JPH0527938Y2 JP11763787U JP11763787U JPH0527938Y2 JP H0527938 Y2 JPH0527938 Y2 JP H0527938Y2 JP 11763787 U JP11763787 U JP 11763787U JP 11763787 U JP11763787 U JP 11763787U JP H0527938 Y2 JPH0527938 Y2 JP H0527938Y2
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pressure
organ
irrigation
perfusion
sealed chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、医療の分野において、生体内または
屍体内の臓器、あるいは摘出臓器を安全に生存維
持させるために用いて好適な臓器灌流装置に関す
るものである。
「従来の技術および問題点」 従来、臓器灌流装置として知られている医療用
装置は、主に下記の2つの点を解決するために提
供されたものである。
(イ) 周知のように、重度の腎臓病患者にとつて、
腎移植は好適な治療法であるが、必ずしも普及
していない。いうまでもなく、腎移植は兄弟、
両親などからの生体腎移植が生着率も良く理想
的であるが、健康腎を剔出して使用するため、
万一拒絶反応、感染などによつて移植が成功し
なかつた場合の道義的な責任は大きい。従つ
て、米国を始めとする腎移植の先進国では屍体
腎移植の症例が増え、それに呼応して移植生着
成績も向上している。これら欧米での屍体腎は
脳死者から剔出されたものであり、いわゆる
beating heart cada−verから得られた腎臓で
あり、新鮮さの点で生体腎と変わるところがな
いものである。これに対し、我が国において
は、死者の尊厳が尊ばれ、死後の別れなど、遺
族の感情もこまやかであるため、脳死の状態で
移植のために腎臓剔出を行なうことは勿論、死
後、屍体腎を移植に用いることを遺族が納得し
た状態でも、死後、早期に新鮮屍体腎を剔出す
ることには精神的な強い拘束がある。これが我
が国における屍体腎移植症例が少なく、かつそ
の成績が不良である大きな原因である。したが
つて、屍体腎の提供が受けられる場合でも、提
供屍体内の腎臓をそのままの状態で一定期間新
鮮に保つことが必要になる。
また、摘出された腎臓においても、摘出後、
即座に移植されるのとは限らず、出来るだけ新
鮮な状態に保存する手段が必要となる。
(ロ) 生体内の肝臓などの臓器が、薬物や毒物等の
生体外の不純物によつて汚染された場合には、
この臓器を血漿に類似の成分からなる溶液によ
り洗浄すれば、臓器の損傷を最小限に抑えるこ
とができ、生体の回復を高めることができる。
主にこれらの問題点を解決するために提供され
た従来の臓器灌流装置は、第4図に概略構成を示
すような装置である。
図中、符号1は灌流回路を示すものであり、こ
の灌流回路1の中央には灌流ポンプ2が取り付け
られ、この回路1の上流端1aは、灌流液バツク
(灌流液容器)3に接続され、同回路1の下流端
1bは、例えば生体内の臓器Sの流入血管B1
接続されており、臓器Sの流出血管B2には、排
液管4が接続され、この排液管4の先端は廃液バ
ツク5内に挿入されている。なお、第4図におい
て、臓器Sは屍体内のもので、この場合、回路1
の下流端1bおよび排液管4と、流入血管B1
よび流出血管B2とのそれぞれの接続は、カテー
テルにより行なわれる。
この従来の臓器灌流装置においては、図示して
いないが、灌流液を灌流ポンプ2によつて送液す
る場合、圧力検出器により送液圧を検知し、その
測定力に基づいて送液圧を一定にするようにポン
プ2の送液量を制御し、また過大な圧力が発生し
た場合はポンプ2を停止して臓器Sを破壊から守
るようにしていた。その手段としては、灌流回路
2内に図示しない圧力検出器を設け、この検出器
の検知信号に基づいてポンプ2の送液圧を制御装
置により制御するという複雑な機構が必要であ
り、このために装置が大型化、重量化される欠点
があつた。
また、検出器や制御装置は電気的に動作するた
め、万一故障が生じた場合には、過大な送液を避
けることができず、生体にとつて重大な影響を及
ぼすことになる臓器の損傷、さらには破裂を来し
てしまうことになる。
これらの問題点は、この装置を移植臓器の新鮮
保存に用いる場合でも、毒物等による生体臓器の
汚染を最小限に抑えるために行なわれる臓器洗浄
に用いる場合にも、同様に指摘されるものであ
り、早急なる解決が求められるものである。
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、圧力制御機構に不
調が生じて過大な送液圧が発生しても、この過大
な圧力が灌流中の臓器に加わることのなく、ま
た、複雑な圧力制御機構を使用しなくても、灌流
送液圧力を設定された一定の圧力値以下に抑える
ことができ、それによつて装置の小型軽量化も可
能な臓器灌流装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案に係る臓器灌流装置は、 上流端に灌流液貯留容器が接続されるととも
に、下流端に灌流すべき臓器が接続される灌流回
路の中央に灌流ポンプが取り付けられ、前記灌流
液貯留容器と潅流回路の下流端との間にバイパス
管が連結されるとともに、このバイパス管に過圧
防止器が介装されてなり、前記過圧防止器が、密
閉室の一側部にこの密閉室内に所定流体圧を加え
る定圧流体供給源が連結され、この密閉室の他側
部に密閉室他側内面に開口するとともに前記バイ
パス管に連結され2つの灌流液ポートが突設さ
れ、この密閉室内に非伸縮性で可撓な膜状軟質部
材がこの密閉室を前記定圧流体供給源側と前記2
つの灌流液ポート側とに気密に区画し、かつその
作動時に少なくともその一部分が前記他側内面に
密着して前記2つの灌流液ポート間を遮断するに
充分な面積が付与された弛緩状態で一体的に取り
付けられてなるものであることを特徴とするもの
である。
「作用」 前記構成において、過圧防止器の定圧流体供給
側の室内の圧力を、定圧流体により灌流すべき臓
器にかかる灌流液圧の安全上限圧に設定しておけ
ば、灌流ポンプがどのような回転状態にあろうと
も、灌流ポンプと臓器との間の管路内の圧力が前
記安全上限圧を越えると、即座に膜状軟質部材が
変位して2つの灌流液ポート間を連通状態にして
余分な灌流液を灌流液貯留容器に戻すように自動
的に調節が行なわれるので、灌流液の送液量が過
大になつても、臓器に損傷や破裂を生じることが
ない。バイパス管と過圧防止器とを設けるととも
に、圧力検出器と送液量制御装置とを取り外せ
ば、装置を小型軽量化することができ、携帯可能
に構成することもできる。
以下、この考案を実施例によりさらに詳しく説
明する。
「実施例」 第1図はこの考案の一実施例を示すもので、図
中第4図と共通する部分には同一符号を付して説
明を簡略化する。
この考案の臓器灌流装置の特徴は、灌流液貯留
容器3と灌流回路1の下流端1bとの間にバイパ
ス管10が連結されるとともに、このバイパス管
10に過圧防止器11が介装されていることを特
徴とするものである。
前記過圧防止器11は、第2図および第3図
a,bに示すように構成されている。すなわち、
底なし殻体12と板体13とが合わせられてハウ
ジング14が形成され、これにより内部に密閉室
15が形成されている。これらの殻体12と板体
13とは、ポリカーボネートまたは塩化ビニル樹
脂などの非可撓性部材から構成されており、殻体
12には空気流入口12aが設けられている。ま
た、これら殻体12と板体13からなるハウジン
グ14の両側部には、灌流液ポート16,17が
形成されており、これら灌流液ポート16,17
は前記バイパス管10に介装、連結されている。
前記殻体12の板体13側の開口縁には、例えば
0.1〜0.5mm程度の厚さの非伸縮性で可撓な膜状軟
質部材18が貼着されている。なお、この膜状軟
質部材18はその固定された外縁部以外の部分は
延びることなく、図において上下に変位可能とさ
れ、最大変位時には板体13の内面に密着するよ
うに設定されている。すなわち、膜状軟質部材1
8にはその作動時に張力が生まれないようになつ
ている。この膜状軟質部材18の貼着によつて前
記密閉室15内に加圧室19と灌流液流通室20
が形成されている。
前記空気流入口12aにはアキユムレータ21
が接続管を介して連結され、このアキユムレータ
21にがゴム空気ポンプ22および圧力計23が
それぞれ接続管を介して連結されている。なお、
ゴム空気ポンプ22にはバルブ22aが設けられ
ている。前記構成において、アキユムレータ2
1、ゴム空気ポンプ22、圧力計23は、定圧流
体供給源24を構成している。
しかして、前記構成の臓器灌流装置によつて臓
器の灌流を行なうには、まず、ゴム空気ポンプ2
2を作動させて加圧室19に空気を送り、加圧室
19内の空気圧を圧力計23により確認して所定
圧(臓器を損傷しない灌流液送液圧の上限値)に
設定した後、バルブ22aを閉じる。この状態で
灌流ポンプ2を駆動させて臓器Sの灌流を行な
う。ここで、臓器Sの狭窄または排液管4の取り
付け不良、または灌流ポンプ2の高速回転等によ
つて、灌流送液圧力が高くなつた場合、そのまま
だと臓器Sがこの圧力に耐えられなくなり、破壊
することになるが、本実施例の構造では、ポンプ
2と臓器Sとの間の送液圧(過圧防止器11のカ
ウジング14内の灌流液流通室20の内圧)が前
記加圧室19の設定内圧より高くなり次第、膜状
軟質部材18が変位して灌流液ポート16,17
間が開き、過剰の灌流液を灌流液バツク3に戻す
ことになるので、臓器Sに過剰の液圧が加わつて
しまうことがない。そして、ポンプ2との臓器S
との間の液圧が前記設定圧より下がれば、膜状軟
質部材18が変位してハウジング14の板体13
内面に密着して灌流液ポンプ16,17間を閉塞
させ、灌流液を必要以上灌流液バツク3に戻すこ
とがなく、灌流液量を不必要に低下させることが
ない。また、前記の原因や別設けた電気的圧力制
御の故障などによつて再び灌流送液量が大きく増
加すれば、前記同様にして灌流液は灌流液バツク
3に戻され、臓器Sの安全性は確保される。
なお、本考案の装置において、圧力制御機構と
して従来設けられていた電気制御式のものを省い
て、前記過圧防止器のみにすれば、装置の大幅な
小型軽量化を実現できる。ちなみに、従来の装置
では680×550×435(mm)の大きさであつたもの
が、本考案装置では150×220×210(mm)と携帯可
能な大きさになつている。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案に係る臓器灌流
装置は、 上流端に灌流液貯留容器が接続されるととも
に、下流端に灌流すべき臓器が接続される灌流回
路の中央に灌流ポンプが取り付けられ、前記灌流
液貯留容器と灌流回路の下流端との間にバイパス
管が連結されるとともに、このバイパス管に過圧
防止器が介装されてなり、 前記過圧防止器が、密閉室の一側部にこの密閉
室内に所定流体圧を加える定圧流体供給源が連結
され、この密閉室の他側部に密閉室他側内面に開
口するとともに前記バイパス管に連結される2つ
の灌流液ポートが突設され、この密閉室内に非伸
縮性で可撓な膜状軟質部材がこの密閉室を前記定
圧流体供給源側と前記2つの灌流液ポート側とに
気密に区画し、かつその作動時に少なくともその
一部分が前記他側内面に密着して前記2つの灌流
液ポート間を遮断するに充分な面積が付与された
弛緩状態で一体的に取り付けられてなるものであ
ることを特徴とするものである。
したがつて、本考案の装置において、過圧防止
器の定圧流体供給側の室内の圧力を、定圧流体に
より灌流すべき臓器にかかる灌流液圧の安全上限
圧に設定しておけば、灌流ポンプがどのような回
転状態にあろうとも、灌流ポンプと臓器との間の
管路内の圧力が前記安全上限圧を越えると、即座
に膜状軟質部材が変位して2つの灌流液ポート間
を連通状態にして余分な灌流液を灌流液貯留容器
に戻すように自動的に調節が行なわれるので、灌
流液の送液量が過大になつても、臓器に損傷や破
裂を生じることがない。また、バイパス管と過圧
防止器とを設けるとともに、圧力検出器と送液量
制御装置とを取り外せば、装置を小型軽量化する
ことができ、携帯可能に構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図a,bは本考案の一実施例
を説明するためのもので、第1図は本考案にかか
る臓器灌流装置の概略構成図、第2図は同装置の
要部である過圧防止器の構成図、第3図a,bは
同過圧防止器の要部である密閉室を示すもので、
aは側断面図、bはa図B−B線に沿う断面構成
図、第4図は従来の臓器灌流装置の概略構成図で
ある。 1……灌流回路、1a……上流端、1b……下
流端、2……灌流ポンプ、3……灌流液バツク
(灌流液貯留容器)、4……排液管、5……廃液バ
ツク、10……バイパス管、11……過圧防止
器、12……殻体、12a……空気流入口、13
……板体、14……ハウジング、15……密閉
室、16,17……灌流液ポート、18……膜状
軟質部材、19……加圧室、20……灌流液流通
室、21……アキユムレータ、22……ゴム空気
ポンプ、23……圧力計、24……定圧流体供給
源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上流端に灌流液貯留容器が接続されるとともに
    下流端に灌流すべき臓器が接続される灌流回路の
    中央に灌流ポンプが取り付けられ、前記灌流液貯
    留容器と下流端との間にバイパス管が連結される
    とともにこのバイパス管に過圧防止器が介装され
    てなり、 前記過圧防止器が、密閉室の一側部にこの密閉
    室内に所定流体圧を加える定圧流体供給源が連結
    され、この密閉室の他側部に密閉室他側内面に開
    口するとともに前記バイパス管に連結される2つ
    の灌流液ポートが突設され、この密閉室内に非伸
    縮性で可撓な膜状軟質部材がこの密閉室を前記定
    圧流体供給源側と前記2つの灌流液ポート側とに
    気密に区画し、かつその作動時に少なくともその
    一部分が前記他側内面に密着して前記2つの灌流
    液ポート間を遮断するに充分な面積が付与された
    弛緩状態で一体的に取り付けられてなるものであ
    ることを特徴とする臓器灌流装置。
JP11763787U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0527938Y2 (ja)

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