JPH05279846A - スパッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法 - Google Patents
スパッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法Info
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- JPH05279846A JPH05279846A JP10373492A JP10373492A JPH05279846A JP H05279846 A JPH05279846 A JP H05279846A JP 10373492 A JP10373492 A JP 10373492A JP 10373492 A JP10373492 A JP 10373492A JP H05279846 A JPH05279846 A JP H05279846A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スパッタによるTiON膜の形成において、
常に組成の安定したTiON膜を得ることができるスパ
ッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法を提
供することを目的とする。 【構成】 Ti、O、及びNを所望の比率、例えばO
の比率が12〜25原子%である比率で化合させたスパ
ッタ用ターゲット1。上記のスパッタ用ターゲット
1を使用したスパッタTiON膜成膜方法。
常に組成の安定したTiON膜を得ることができるスパ
ッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法を提
供することを目的とする。 【構成】 Ti、O、及びNを所望の比率、例えばO
の比率が12〜25原子%である比率で化合させたスパ
ッタ用ターゲット1。上記のスパッタ用ターゲット
1を使用したスパッタTiON膜成膜方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタ用ターゲット
及びスパッタTiON膜成膜方法に関する。本発明は、
例えば、半導体装置の製造の際のスパッタ技術において
用いることができる。
及びスパッタTiON膜成膜方法に関する。本発明は、
例えば、半導体装置の製造の際のスパッタ技術において
用いることができる。
【0002】
【従来の技術】スパッタ技術、特にTiON成膜用スパ
ッタ技術は、例えば半導体装置製造の際に、Al系材料
配線の下層にバリアメタル層を形成する技術等として用
いられる。
ッタ技術は、例えば半導体装置製造の際に、Al系材料
配線の下層にバリアメタル層を形成する技術等として用
いられる。
【0003】即ち、近年の半導体装置の微細化に伴い、
そのAl配線プロセスにおいては、浅くなった拡散層に
コンタクト部で接するAlの突き抜け防止のため、Al
下層にTiW、TiN等のバリア層を敷くことが一般的
になってきており、その中でも、TiON膜はAlとS
iの間に存在すると、両者の反応を抑える効果が高く、
バリア層として極めて優れている。
そのAl配線プロセスにおいては、浅くなった拡散層に
コンタクト部で接するAlの突き抜け防止のため、Al
下層にTiW、TiN等のバリア層を敷くことが一般的
になってきており、その中でも、TiON膜はAlとS
iの間に存在すると、両者の反応を抑える効果が高く、
バリア層として極めて優れている。
【0004】従来、例えば上記のようにバリア層として
用いるTiON膜は、純Tiターゲットを用い、N2 −
O2 混合ガス中で反応性スパッタ成膜する場合が多い。
用いるTiON膜は、純Tiターゲットを用い、N2 −
O2 混合ガス中で反応性スパッタ成膜する場合が多い。
【0005】一方、TiON膜は、含有される酸素の量
によって、その抵抗、バリア性が大きく異なる。即ち、
図2に示すように、形成時の酸素ガス流量(この流量に
より、TiON中のOの量が規定されるものであり、こ
れについては、図3に、酸素ガス流量とTiON中の各
元素の比率を示すとおりである)の変化によって、抵抗
値が大きく変わる。また、図4に示すように、TiON
中の酸素含有量により、リーク電流が大きく異なって来
る。
によって、その抵抗、バリア性が大きく異なる。即ち、
図2に示すように、形成時の酸素ガス流量(この流量に
より、TiON中のOの量が規定されるものであり、こ
れについては、図3に、酸素ガス流量とTiON中の各
元素の比率を示すとおりである)の変化によって、抵抗
値が大きく変わる。また、図4に示すように、TiON
中の酸素含有量により、リーク電流が大きく異なって来
る。
【0006】更に、従来のスパッタ成膜技術の場合、例
えば枚葉式スパッタ装置による反応性スパッタの場合、
図5に示すように、何枚かのウェーハを連続で処理する
と、スパッタガス中の酸素分圧の変化(図6参照)等に
よって、次第に抵抗が上昇する。このように従来技術に
あっては、形成するTiONの膜質の安定化が難しいこ
とが明らかになっている。
えば枚葉式スパッタ装置による反応性スパッタの場合、
図5に示すように、何枚かのウェーハを連続で処理する
と、スパッタガス中の酸素分圧の変化(図6参照)等に
よって、次第に抵抗が上昇する。このように従来技術に
あっては、形成するTiONの膜質の安定化が難しいこ
とが明らかになっている。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述した従来技術の問題点を解
決して、スパッタによるTiON膜の形成において、常
に組成の安定したTiON膜を得ることができる技術を
提供せんとするものであり、これを可能とするスパッタ
用ターゲットを提供することを目的とし、また、スパッ
タTiON膜成膜方法を提供することを目的とする。
決して、スパッタによるTiON膜の形成において、常
に組成の安定したTiON膜を得ることができる技術を
提供せんとするものであり、これを可能とするスパッタ
用ターゲットを提供することを目的とし、また、スパッ
タTiON膜成膜方法を提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明の請求項1の発
明は、Ti、O、及びNを所望の比率で化合させたスパ
ッタ用ターゲットであって、これにより上記目的を達成
するものであ。
明は、Ti、O、及びNを所望の比率で化合させたスパ
ッタ用ターゲットであって、これにより上記目的を達成
するものであ。
【0009】本発明の請求項2の発明は、Oの比率が1
2〜25原子%である請求項1に記載のスパッタ用ター
ゲットであって、これにより上記目的を達成するもので
ある。
2〜25原子%である請求項1に記載のスパッタ用ター
ゲットであって、これにより上記目的を達成するもので
ある。
【0010】本発明の請求項3の発明は、請求項1また
は2のスパッタ用ターゲットを使用したスパッタTiO
N膜成膜方法であって、これにより上記目的を達成する
ものである。
は2のスパッタ用ターゲットを使用したスパッタTiO
N膜成膜方法であって、これにより上記目的を達成する
ものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、Ti、O、Nを予め所望の比
率で化合させ、例えばその化合物を焼結させたものをス
パッタのターゲットとして用いることにより、常に安定
した組成比でTiON膜をスパッタ成膜できるようにな
る。この技術を半導体装置の製造に適用すると、ウェー
ハ間のバラツキ等の少ない、安定したTiON膜を形成
できる。
率で化合させ、例えばその化合物を焼結させたものをス
パッタのターゲットとして用いることにより、常に安定
した組成比でTiON膜をスパッタ成膜できるようにな
る。この技術を半導体装置の製造に適用すると、ウェー
ハ間のバラツキ等の少ない、安定したTiON膜を形成
できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。なお当然のことではあるが、本発明は実施
例により限定を受けるものではない。
て説明する。なお当然のことではあるが、本発明は実施
例により限定を受けるものではない。
【0013】実施例1 本実施例は、TiONの焼結ターゲットを所望の組成で
予め作製し、そのターゲットを用いて半導体装置のAl
配線下層にバリアメタルをスパッタ成膜する例である。
予め作製し、そのターゲットを用いて半導体装置のAl
配線下層にバリアメタルをスパッタ成膜する例である。
【0014】本実施例では、Ti、N、Oの比率をその
酸素の含有量を12〜25原子%程度として(図2〜図
4、特に図4参照)、例えば以下の組成で化合したもの
の焼結ターゲットを作製する。選定する組成は、バリア
性を満足し、コンタクト抵抗が許容できる範囲の抵抗で
あればよい。 TiON組成例:Ti 50%,N 30%,O 20
%(at%)
酸素の含有量を12〜25原子%程度として(図2〜図
4、特に図4参照)、例えば以下の組成で化合したもの
の焼結ターゲットを作製する。選定する組成は、バリア
性を満足し、コンタクト抵抗が許容できる範囲の抵抗で
あればよい。 TiON組成例:Ti 50%,N 30%,O 20
%(at%)
【0015】この焼結ターゲットを用い、本実施例では
図1に示すようなスパッタ装置内で、以下の条件でスパ
ッタ成膜した。図1中、1はこのスパッタターゲット、
2はTiON膜を形成すべき基板、3はスパッタチャン
バー、4はプロセスガス(Ar)の流れ、5はマグネト
ロンカソード、6はステージ、7はホルダーである。 デポパワー(DC) 4kW プロセスガス Ar 100sccm スパッタ圧力 0.3Pa 基板加熱 150℃
図1に示すようなスパッタ装置内で、以下の条件でスパ
ッタ成膜した。図1中、1はこのスパッタターゲット、
2はTiON膜を形成すべき基板、3はスパッタチャン
バー、4はプロセスガス(Ar)の流れ、5はマグネト
ロンカソード、6はステージ、7はホルダーである。 デポパワー(DC) 4kW プロセスガス Ar 100sccm スパッタ圧力 0.3Pa 基板加熱 150℃
【0016】これにより、ウェーハ間のバラツキの少な
い、ほぼ均一に20%の酸素が含有されたTiON膜の
スパッタによる形成が可能となった。
い、ほぼ均一に20%の酸素が含有されたTiON膜の
スパッタによる形成が可能となった。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、スパッタによるTiO
N膜の形成において、常に組成の安定したTiON膜を
得ることができるスパッタ用ターゲットを提供すること
ができ、また、同様な効果を有するスパッタTiON膜
成膜方法を提供することができる。
N膜の形成において、常に組成の安定したTiON膜を
得ることができるスパッタ用ターゲットを提供すること
ができ、また、同様な効果を有するスパッタTiON膜
成膜方法を提供することができる。
【図1】実施例1で用いたスパッタ装置の構成図であ
る。
る。
【図2】従来のスパッタ法による酸素ガス流量と生成T
iONの抵抗との関係を示すグラフである。
iONの抵抗との関係を示すグラフである。
【図3】従来のスパッタ法による酸素ガス流量と生成T
iON中の各元素の比率との関係を示すグラフである。
iON中の各元素の比率との関係を示すグラフである。
【図4】TiONの酸素含有量とリーク電流との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図5】従来技術の問題点を示す図で、TiON膜のス
パッタ反応性成膜時のウェーハ間シート抵抗分布を示す
図である。
パッタ反応性成膜時のウェーハ間シート抵抗分布を示す
図である。
【図6】従来技術の問題点を示す図で、TiON成膜時
のスパッタガス中酸素分圧の変化を示す図である。
のスパッタガス中酸素分圧の変化を示す図である。
1 スパッタターゲット 2 基板 3 スパッタチャンバー
Claims (3)
- 【請求項1】Ti、O、及びNを所望の比率で化合させ
たスパッタ用ターゲット。 - 【請求項2】Oの比率が12〜25原子%である請求項
1に記載のスパッタ用ターゲット。 - 【請求項3】請求項1または2のスパッタ用ターゲット
を使用したスパッタTiON膜成膜方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373492A JPH05279846A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スパッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373492A JPH05279846A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スパッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05279846A true JPH05279846A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14361866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10373492A Pending JPH05279846A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スパッタ用ターゲット及びスパッタTiON膜成膜方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05279846A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007246986A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | スパッタリングターゲットの製造方法 |
| JP2011134438A (ja) * | 2011-03-14 | 2011-07-07 | Toshiba Corp | スパッタリングターゲット、それを用いた相変化光記録媒体用界面層膜とその製造方法、および相変化光記録媒体 |
| CN102373416A (zh) * | 2010-08-26 | 2012-03-14 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 壳体的制作方法及由该方法制得的壳体 |
| CN108074976A (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-25 | 东京毅力科创株式会社 | TiN系膜及其形成方法 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP10373492A patent/JPH05279846A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007246986A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | スパッタリングターゲットの製造方法 |
| CN102373416A (zh) * | 2010-08-26 | 2012-03-14 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 壳体的制作方法及由该方法制得的壳体 |
| JP2011134438A (ja) * | 2011-03-14 | 2011-07-07 | Toshiba Corp | スパッタリングターゲット、それを用いた相変化光記録媒体用界面層膜とその製造方法、および相変化光記録媒体 |
| CN108074976A (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-25 | 东京毅力科创株式会社 | TiN系膜及其形成方法 |
| CN108074976B (zh) * | 2016-11-14 | 2021-03-05 | 东京毅力科创株式会社 | TiN系膜及其形成方法 |
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