JPH0527A - 樹木の生育促進方法 - Google Patents

樹木の生育促進方法

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JPH0527A
JPH0527A JP17576191A JP17576191A JPH0527A JP H0527 A JPH0527 A JP H0527A JP 17576191 A JP17576191 A JP 17576191A JP 17576191 A JP17576191 A JP 17576191A JP H0527 A JPH0527 A JP H0527A
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JP
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tree
juice
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rooting
root
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JP17576191A
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English (en)
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Masaru Muranaka
勝 村中
Katsuro Ito
克朗 伊藤
Hajime Okumura
一 奥村
Kichiya Kawamura
吉也 川村
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Nakano Vinegar Co Ltd
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Nakano Vinegar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルファルファ緑葉脱タンパク質上澄液を有
効成分として含有する組成物を使用して樹木の発根及び
/または活着を促進することを特徴とする樹木の生育促
進方法。 【効果】 本発明によれば、容易に入手できる牧草のア
ルファルファから得られるブラウン・ジュースを用いて
樹木の生育、特に発根及び/または活着を促進させるこ
とができるので、環境汚染や薬害の恐れのあるホルモン
剤等を使用することなく、安全でかつ健全な移植や増殖
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹木の生育促進方法に
関し、詳しくはアルファルファ緑葉脱タンパク質上澄液
を有効成分として含有する組成物を使用して樹木の発根
及び/または活着を促進することを特徴とする樹木の生
育促進方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】アル
ファルファ〔学名:Medicago Sativa L.,米名:alfalfa
(アルファルファ), 英名:lucern(ルーサン),medick
s, 和名:ムラサキウマゴヤシと呼ばれている。〕はマ
メ科植物で、そのモヤシはそのまま食することができ、
ヨーロッパでは「モヤシの王」、「食料の父」と呼ばれ
ている。また、茎葉から葉タンパク質を抽出し、食料や
濃厚飼料として利用することも行われている。一方、ア
ルファルファやツルムラサキ,オオムギ,大豆などに水
を加えて重石をして1ヶ月程度放置して得られる草汁
を、有機質肥料に山土や粘土を混ぜて発酵させたボカシ
肥とともに野菜に施すと、収量が増加することが知られ
ている(現代農業 Vol.67,No.6, 170〜173, 1988 及び
現代農業 Vol.67,No.10, 192〜195, 1988)。しかし、こ
の方法は嫌気的な発酵を行うために、草汁やボカシ肥の
調製に時間と手間がかかることや、臭いが強くて取扱い
が不便であることなどの欠点があった。
【0003】更に、アルファルファを搾汁して残渣部分
を除いた搾汁液であるグリーン・ジュースには緑葉タン
パク質等の有用成分が含まれている。そこで、このグリ
ーン・ジュースを加熱後、ろ過して緑葉タンパク質を抽
出する際に排出される脱タンパク質上澄液(以下、ブラ
ウン・ジュースと称する。)の利用が考えられる。この
ブラウン・ジュースの利用については、従来より酵母菌
体培地,メタン発酵培地,アルコール発酵培地としての
利用や、アルファルファ搾汁粕とともに乾燥あるいはサ
イレージ化する方法、あるいは肥料化する方法などが試
みられているが、いまだ確立されるに至っておらず、そ
の利用方法について十分な検討がなされていないのが現
状である。しかも、このブラウン・ジュースの有効成分
は解明されておらず、またブラウン・ジュースの樹木の
発根及び/または活着促進効果についてもほとんど検討
がなされていない。
【0004】地球規模で環境破壊が問題になっている現
在、緑化事業の意義は非常に大きい。特に、公園,街
路,学校,個人住宅,中高層集合住宅,工場等での緑化
樹木の役割は益々重要となっている。しかし、緑化樹木
の移植は最適な時期に行われるとは限らず、工事の都合
で決定される場合が多いので、移植をスムーズに行うた
めに、通常は発根促進剤(ホルモン剤)や活着剤が使用
されている。しかし、環境汚染や植物への影響の観点か
ら、より安全でかつ薬害が少なく、優れた薬剤の開発が
要望されるようになった。
【0005】また、樹木は親木から枝を切り取って土に
さして根を出させる挿し木法で殖やすことが、一般に広
く行われている。この場合、日当たりや湿度,温度に注
意して良い環境を作ってやる必要があり、風よけや雨よ
けのため、寒冷紗やヨシズを使ったり、ビニールハウス
に入れたりしなければならない。この時、管理を注意深
く行わないと、発根率が低下する。通常はホルモン剤が
発根促進の目的で使用されるが、薬害(奇形等の異常)
の面で問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意検討した結果、ブラウン・ジュ
ースが樹木に対して優れた発根及び/または活着促進作
用があることを見いだし、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明はアルファルファ緑葉脱
タンパク質上澄液を有効成分として含有する組成物を使
用して樹木の発根及び/または活着を促進することを特
徴とする樹木の生育促進方法を提供するものである。
【0008】本発明で対象とする樹木は、特に制限され
ないが、とりわけ環境緑化に使用される樹木、例えば針
葉樹高中木類(カイヅカイブキなど),常緑広葉樹高中
木類(イヌツゲ,サザンカなど),落葉広葉樹高中木類
(イヌエンジュ,トチノキなど),常緑樹低木類(イヌ
ツゲ,キンメツゲなど)などが好適である。
【0009】本発明に用いられるブラウン・ジュース
は、飼料や食品として利用されるアルファルファからタ
ンパク質を加熱除去したものであり、原料は容易に入手
可能であり、かつ人体に対する安全性の点では全く問題
がない。また、ブラウン・ジュースは使用法が簡単であ
り、植害もない。
【0010】本発明に用いるブラウン・ジュースは、前
述の如く、通常アルファルファから緑葉脱タンパク質を
抽出する際排出されるものである。すなわち、刈り取っ
たアルファルファを絞り、グリーン・ジュースとプレス
・ケーキに分け、得られたグリーン・ジュースを加熱
後、ろ過して緑葉タンパク質を取り除いた際の脱タンパ
ク質上澄液のことである。また、乾燥したアルファルフ
ァに水を加えて絞ったものも利用できる。
【0011】アルファルファの搾汁、グリーン・ジュー
スからのタンパク質抽出等の工程は常法によればよく、
圧力,温度,ろ過法等の条件に制限はない。以下にブラ
ウン・ジュースの調製例を示す。
【0012】刈り取ったアルファルファを搾汁機にて搾
汁してグリーン・ジュースを得、これに130℃の蒸気
を送入してタンパク質を凝固せしめた後、遠心分離を行
って目的とするブラウン・ジュースを得る。なお、含有
タンパク質を凝固させて除去するためにグリーン・ジュ
ースに酸を添加するか、または乳酸発酵を行う等の酸性
処理を施したり、50〜95℃の加温処理を施すことが
行われているが、本発明にはこのような方法で処理して
得たブラウン・ジュースを使用することもできる。
【0013】次に、ブラウン・ジュースの成分組成を表
1に示す。
【表1】 表1 粗タンパク質 0.20〜1.50%(W/W) 粗糖分 0.30〜2.00%(W/W) 粗灰分 0.03〜0.20%(W/W) 粗脂肪 0.03〜0.20%(W/W) 乾物量 1.50〜6.00%(W/W) pH 4.0 〜6.0
【0014】本発明を実施するに際しては、ブラウン・
ジュースをそのまま、あるいは水や有機溶媒などで所定
濃度に希釈して使用することが可能であるが、必要に応
じて植物性発酵粕,植物性搾油粕,植物性糖化粕,木質
泥炭,紙パルプ廃繊維,草炭質腐植,流紋岩質凝灰岩粉
末,ベントナイト,培土,堆肥,ピートモス,腐葉土,
活性炭,パーライト,バーミキュライト,ゼオライト,
珪藻土等の担体に混入あるいは吸着させて用いることが
できる。また、所望により農薬あるいは肥料,活性剤等
と混合したり、併用することもできる。
【0015】本発明において、ブラウン・ジュースを有
効成分として含む組成物を使用して樹木の発根及び/ま
たは活着を促進させるにあたり、その使用量は、樹木の
種類,使用方法,使用時期等により異なるが、一般的に
はブラウン・ジュースを、土壌や培土に対しては0.1
〜100ml/m2となるように添加散布ことにより好まし
い効果が得られる。
【0016】ブラウン・ジュースを有効成分として含む
組成物の使用時期および使用方法としては、挿し木の基
部をブラウン・ジュースを有効成分として含む組成物に
浸漬するか、培土や土壌に混合したり、散布すれば良
い。また、移植の場合も同様に、樹木の根部をブラウン
・ジュースを有効成分として含む組成物に浸漬するか、
培土や土壌に混合したり、散布すれば良い。さらに効果
を上げるには、挿し木した後や移植後の初期段階に、ブ
ラウン・ジュースを有効成分として含む組成物を挿し木
や樹木及び/または土壌に1〜5回施用するのが良い。
また、樹木に対しては10日〜30日毎に継続して散布
しても良い。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 実施例1 以下に示す条件で、新根(細根)の発生状況を調査し
た。 (1)供試樹種:苗高30〜50cmのトチノキ (2)試験場所:栃木県宇都宮市 (3)処理濃度及び供試緑化樹木本数:表2に示す通り
である。
【0018】
【表2】 表2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 処理区分 濃度 供試本数 散布回数 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤添加区 100倍希釈液 15本 初回のみ 薬剤添加区 1000倍希釈液 15本 2週間毎に3回 対照薬剤添加区 100倍希釈液 15本 初回のみ 対照区(水) − 15本 2週間毎に3回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0019】(4)ポット鉢への供試樹木の植え込み 平成2年6月23日に、供試樹木を生育に支障のない程
度に、直根・側根の切込み調整し、鹿沼土を入れた直径
30cmのポット鉢に一本ずつ移植した。 (5)薬剤処理 薬剤添加区ではブラウン・ジュースを表2に示した所定
濃度に希釈した液を用い、対照薬剤添加区では市販の植
物活性剤(商品名:メネデール,(株)メネデール化学
研究所製)を所定の濃度に希釈した液を用いた。薬剤添
加区および対照薬剤添加区については移植当日のみ
に、薬剤添加区および対照区については移植当日と2
週間毎の7月7日および7月21日に各薬剤処理液を鉢
穴から十分流れ出る程度に灌水した。また、ポット鉢の
用土の表面が乾いたら灌水した。
【0020】(6)調査結果(平成2年11月13日お
よび14日に調査を行った。) 中間調査対象外の残り10本について、新根(細根)の
発生状況を調査した。その結果、薬剤添加区および
では、対照区に対して新根の平均長および新根重(生
重、乾重)ともに増加した。特に新根の平均長について
は、有意差が認められた。結果を表3に示す。
【0021】
【表3】 表3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤添加区 薬剤添加区 調査項目 対照薬剤添加区 対照区 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新根数(本) 17.6 15.7 17.2 17.66 (対照比) (100) (89) (98) (100) 新根長(cm) 25.2* 25.4 ** 23.7 21.4 (対照比) (118) (119) (111) (100) 新根生重(g) 25.15 27.74 18.03 23.60 (対照比) (107) (118) (76) (100) 新根乾重(g) 10.9 9.0 6.6 8.2 (対照比) (133) (110) (80) (100) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注)表中の数値は、10本の平均(新根は平均根長の平
均)を示す。 * 対照区に対して5%の危険率で有意な差がある。 ** 対照区に対して1%の危険率で有意な差がある。
【0022】実施例2 以下に示す条件で、新根(細根)の発生状況を調査し
た。 (1)供試樹種:苗高30cmのイヌエンジュ (2)実施場所:埼玉県大里郡 (3)処理濃度及び供試緑化樹木本数:実施例1の表2
と同じ条件で行った。 (4)ポット鉢への供試樹木の植え込み 平成2年5月24日に、供試樹木を生育に支障のない程
度に、枝葉や直根・側根の切込み調整し、赤玉土を入れ
た直径30cmのポット鉢に一本ずつ移植した。 (5)薬剤処理 薬剤添加区ではブラウン・ジュースを表2に示した所定
濃度に希釈した液を用い、対照薬剤添加区では市販の植
物活性剤(商品名:メネデール,(株)メネデール化学
研究所製)を所定の濃度に希釈した液を用いた。薬剤添
加区および対照薬剤添加区については移植当日のみ
に、薬剤添加区および対照区については移植当日と2
週間毎の6月7日および6月21日に各薬剤処理液を鉢
穴から十分流れ出る程度に灌水した。5月29日及び6
月4日に散水し、以後はポット鉢の用土の表面が乾いた
ら灌水した。ただし、施肥は行わなかった。
【0023】(6)調査結果(平成2年9月17日に調
査を行った。) 中間調査対象外の残り10本について、新根(細根)の
発生状況を調査した。その結果、薬剤添加区および
では、対照区に対して新根重(乾重)が顕著に増加し
た。結果を表4に示す。
【0024】
【表4】 表4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤添加区 薬剤添加区 調査項目 対照薬剤添加区 対照区 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新根数(本) 21.6 19.9 24.8 26.4 (対照比) (82) (75) (94) (100) 新根長(cm) 23.5 23.9 21.3 23.3 (対照比) (101) (103) (91) (100) 新根乾重(g) 1.09 1.05 0.82 0.86 (対照比) (127) (122) (95) (100) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注)表中の数値は、10本の平均(新根は平均根長の平
均)を示す。
【0025】実施例3 以下に示す条件で、根長と根重(生重)について堀取り
調査を行った。 (1)供試樹種:苗高40cmのキンメツゲ (2)実施場所:愛知県知多郡 (3)処理濃度及び供試緑化樹木本数:表5に示す通り
である。
【0026】
【表5】 表5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 処理区分 濃度 供試本数 散布回数 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤添加区 50倍希釈液 9本 1ヶ月毎に4回 薬剤添加区 500倍希釈液 9本 1ヶ月毎に4回 薬剤添加区 5000倍希釈液 9本 1ヶ月毎に4回 対照薬剤添加区 100倍希釈液 9本 1ヶ月毎に4回 対照区(水) − 9本 1ヶ月毎に4回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0027】(4)畑土への供試樹木の植え込み 平成2年4月18日に、供試樹木を生育に支障のない程
度に、枝葉や直根・側根の切込み調整し、畑土(3m×
2m)に移植した。 (5)薬剤処理 薬剤添加区ではブラウン・ジュースを表5に示した所定
濃度に希釈した液を用い、対照薬剤添加区では市販の植
物活性剤(商品名:メネデール,(株)メネデール化学
研究所製)を所定の濃度に希釈した液を用いた。 各処
理区について、供試樹木の株元に均一になるように処理
液を3リットル散水した。散水は移植当日,1ヶ月後の
5月28日,2ヶ月後の6月30日および3ヶ月後の8
月3日に行った。ただし、施肥は行わなかった。 (6)調査結果(平成3年2月1日に調査を行った。) 根長と根重(生重)について、堀取り調査を行った。そ
の結果、薬剤添加区および薬剤添加区では根長が対
照区に対して増加した。また、薬剤添加区,薬剤添加
区および薬剤添加区では根重(生重)が対照区に対
して増加した。結果を表6に示す。
【0028】
【表6】 表6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤 薬剤 薬剤 対照薬剤 調査項目 添加区 添加区 添加区 添加区 対照区 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 根長(cm) 8.0 9.8 11.1 8.0 8.2 (対照比) (98) (120) (135) (98) (100) 根生重(g) 27.0 18.0 23.0 17.0 16.0 (対照比) (169) (113) (144) (106) (100) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注) 表中の数値は、9本の平均(根長は最大根長の平
均)を示す。
【0029】実施例4 以下に示す条件で、根長と根重(生重)について堀取り
調査を行った。 (1)供試樹種:苗高70cmのカイヅカイブキ (2)実施場所:愛知県知多郡 (3)処理濃度及び供試緑化樹木本数:実施例3の表5
と同じ条件で行った。 (4)畑土への供試樹木の植え込み 平成2年4月18日に、供試樹木を生育に支障のない程
度に、枝葉や直根・側根の切込み調整し、畑土(3m×
2m)に移植した。 (5)薬剤処理 薬剤添加区ではブラウン・ジュースを表5に示した所定
濃度に希釈した液を用い、対照薬剤添加区では市販の植
物活性剤を所定の濃度に希釈した液を用いた。各処理区
について、供試樹木の株元に均一になるように処理液を
3リットル散水した。散水は移植当日,1ヶ月後の5月
28日,2ヶ月後の6月30日および3ヶ月後の8月3
日に行った。ただし、施肥は行わなかった。 (6)調査結果(平成3年2月1日に調査を行った。) 根長と根重(生重)について堀取り調査を行った。その
結果、薬剤添加区,薬剤添加区および薬剤添加区
では根長と根重(生重)が、対照区に対して増加した。
結果を表7に示す。
【0030】
【表7】 表7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤 薬剤 薬剤 対照薬剤 調査項目 添加区 添加区 添加区 添加区 対照区 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 根長(cm) 24 25 30 21 21 (対照比) (114) (119) (143) (100) (100) 根生重(g) 35 31 31 37 26 (対照比) (135) (119) (119) (142) (100) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注) 表中の数値は、9本の平均(根長は最大根長の平
均)を示す。
【0031】実施例5 以下に示す条件で、根長と根重(生重)について堀取り
調査を行った。 (1)供試樹種:苗高60cmのサザンカ (2)実施場所:愛知県知多郡 (3)処理濃度及び供試緑化樹木本数:実施例3の表5
と同じ条件で行った。 (4)畑土への供試樹木の植え込み 平成2年4月18日に、供試樹木を生育に支障のない程
度に、枝葉や直根・側根の切込み調整し、畑土(3m×
2m)に移植した。 (5)薬剤処理 薬剤添加区ではブラウン・ジュースを表5に示した所定
濃度に希釈した液を用い、対照薬剤添加区では市販の植
物活性剤を所定の濃度に希釈した液を用いた。各処理区
について、供試樹木の株もとに均一になるように処理液
を3リットル散水した。散水は移植当日,1ヶ月後の5
月28日,2ヶ月後の6月30日および3ヶ月後の8月
3日に行った。ただし、施肥は行わなかった。 (6)調査結果(平成3年2月1日に調査を行った。) 根長と根重(生重)について堀取り調査を行った。その
結果、薬剤添加区では根長が、薬剤添加区,薬剤添
加区および薬剤添加区では根重(生重)が、それぞ
れ対照区に対して増加した。結果を表8に示す。
【0032】
【表8】 表8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薬剤 薬剤 薬剤 対照薬剤 調査項目 添加区 添加区 添加区 添加区 対照区 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 根長(cm) 7.8 7.0 6.8 7.0 7.2 (対照比) (108) (97) (94) (97) (100) 根生重(g) 17.0 16.0 14.0 17.0 13.0 (対照比) (131) (123) (108) (131) (100) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注) 表中の数値は、9本の平均(根長は最大根長の平
均)を示す。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、容易に入手できる牧草
のアルファルファから得られるブラウン・ジュースを用
いて樹木の生育、特に発根及び/または活着を促進させ
ることができるので、環境汚染や薬害の恐れのあるホル
モン剤等を使用することなく、安全でかつ健全な移植や
増殖が可能となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アルファルファ緑葉脱タンパク質上澄液
    を有効成分として含有する組成物を使用して樹木の発根
    及び/または活着を促進することを特徴とする樹木の生
    育促進方法。
JP17576191A 1991-06-21 1991-06-21 樹木の生育促進方法 Pending JPH0527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114244A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Konica Minolta Holdings, Inc. 有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及びディスプレイ装置
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