JPH05280486A - 燃料ポンプ - Google Patents

燃料ポンプ

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JPH05280486A
JPH05280486A JP7793992A JP7793992A JPH05280486A JP H05280486 A JPH05280486 A JP H05280486A JP 7793992 A JP7793992 A JP 7793992A JP 7793992 A JP7793992 A JP 7793992A JP H05280486 A JPH05280486 A JP H05280486A
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fuel
terminal
pump
anode
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Hideki Kawamura
秀樹 河村
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特にターミナル部における電食の発生を抑制す
る。 【構成】燃料ポンプ10は、筒状のハウジング11内に、そ
の軸線方向にポンプ機構部12、モータ機構部13、吐出部
14を配置して構成される。モータ機構部13の励磁コイル
22には、陽極および陰極ターミナル27、28から励磁電流
が供給され、この陰極ターミナル27、28には、金属ナッ
ト29、30によってリード線35、36が接続され、このリー
ド線35、36が電源に接続される。前記ターミナル27、28
それぞれと金属ナット29、30部それぞれとの結合部の外
周には、絶縁体31の一部で構成された保護筒体311 、31
2 が設定され、ターミナル27と28との沿面距離を増大さ
せている。これにより、ターミナル27、28部が燃料中に
浸漬されたときに、ターミナル27、28間に流れる電流を
抑制し、電食の発生を抑えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料中に浸漬した状
態で使用され、特にターミナル部の電食対策を施した燃
料ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに対して燃料を圧送供給する燃
料ポンプは、燃料タンク内の燃料中に浸漬する状態で設
定され、電動モータ機構によって燃料を吐出するように
構成されている。この様な燃料ポンプは、図9で示すよ
うにハウジング51内にポンプ機構および電動モータ機構
を内蔵して構成されるもので、このハウジング51の一端
に突設される状態で、モータ機構に電源を供給制御する
コントローラに接続される一対のターミナル52および53
を形成する。そして、このターミナル52および53に対し
て、ナットによってリード線54および55を接続し、この
リード線54および55が図示しない電源装置の陽極および
陰極に接続されるようにしている。
【0003】この場合、モータ機構とポンプ機構とは同
軸線上に配置される構造であり、したがってターミナル
52および53は円筒体状のハウジング51の一端面に突設形
成され、ターミナル52と53との距離は比較的狭い間隔で
設定されている。
【0004】この様な燃料噴射ポンプは、燃料タンク内
の電導性溶液である燃料中に浸漬して設定され、使用さ
れるものであり、したがってターミナル52と53との間に
電圧をかけて使用すると、ターミナル52と53との間に燃
料を介して弱い電流が流れるようになる。このため、長
期間にわたり使用すると、陽極ターミナル部が電食によ
って腐食する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、燃料中に浸漬して使用する
状態であっても、モータ機構に電力を供給するターミナ
ル部に電食による腐食が発生されることを充分に抑制
し、長期間にわたって充分な信頼性を持って使用できる
ようにする燃料ポンプを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃料ポン
プは、電動モータおよびポンプ機構を内蔵したハウジン
グの端面部に、前記電動モータに電源を接続するそれぞ
れ陽極および陰極に対応する複数のターミナルを突設形
成するもので、この複数のターミナルそれぞれ周囲を取
り囲むようにして絶縁性材料によって構成される保護部
材を形成し、この保護部材によって前記ターミナル相互
間の絶縁距離が増大されるようにしているものである。
【0007】
【作用】この様に構成される燃料ポンプにあっては、タ
ーミナル部は例えばバッテリ等の電源の陽極および陰極
に対して接続され、このターミナル部に接続された電源
が適宜コントローラを介してモータ機構に駆動電力とし
て供給されて、このモータ機構によって駆動されるポン
プ機構で燃料が所定の圧力で吐出される。この様な燃料
の吐出動作に対応して、ターミナルの相互間に電圧が設
定されるものであるが、保護部材によってターミナル相
互間の距離が大きく設定される。このため、この燃料ポ
ンプが導電性溶液である燃料中に浸漬された状態であっ
て、ターミナル相互間に電圧が印加された状態において
も、ターミナル相互に流れる電流量は充分に弱められた
値となり、特に陽極ターミナル部における電食による腐
食の発生が充分に抑制され、長期間にわたって信頼性が
確保される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は燃料ポンプ10の断面構造を示したもの
で、この燃料ポンプ10は円筒状のハウジング11を備え、
このハウジング11の内部には、軸線に沿ってポンプ機構
部12、このポンプ機構部12を駆動する電動モータ機構部
13、および燃料吐出部14が設定される。
【0009】ハウジング11の一端部に形成されるように
なるポンプ機構部12は、ハウジング11の一端部に嵌め込
まれるようにしたポンプケーシング15およびポンプカバ
ー16によって構成されるもので、このポンプケーシング
15とポンプカバー16との間にはインペラ17が嵌め込み設
定されている。そして、このインペラ17部に対応してポ
ンプ室18が形成され、インぺラ17の回転に伴って燃料を
導入圧縮し、吐出部14に送るようになる。
【0010】ハウジング11の軸線に対応する部分には、
インペラ17を貫通するようにしたシャフト19が設定され
る。このシャフト19の外周には、電動モータ機構部13を
構成するロータ20が回転自在にして設定されるもので、
このロータ20の外周部にはステータ21が設定される。こ
のステータ21にはモータコイル22が設けられ、このコイ
ル22に電流が流されることによってロータ20が回転さ
れ、ジョイント機構23を介してこのロータ20の回転がイ
ンペラ17に伝えられる。
【0011】このモータ機構部13の上部には、コイル22
に対して励磁電流を供給制御するコントローラ24が設け
られる。このコントローラ24に接する状態にして樹脂製
のターミナル受け26が設定され、このターミナル受け26
に保持されるようにして陽極ターミナル27および陰極タ
ーミナル28が設けられる。そして、コントローラ24とタ
ーミナル受け26とターミナル27および28とは、樹脂25に
よってカップ状の形状に一体モールドされ、ターミナル
27および28の先端部のみが露出される。ターミナル27お
よび28は、詳細は図示していないがコントローラ24に接
続される。
【0012】ターミナル27および28は共にねじ軸によっ
て構成されるもので、これらターミナル27および28に
は、それぞれ金属ナット29および30が螺合される。そし
て、このターミナル27と金属ナット29の外周部、および
ターミナル28と金属ナット30の外周部をそれぞれ取り囲
むようにした保護筒体311 および312 を有する絶縁体31
が、このターミナル27および28を含む電源端子部を覆う
ように設定される。この絶縁体31はターミナル受け26の
端部にシール部材32を介して嵌め込み設定され、ハウジ
ング11の端部でかしめ止めされている。
【0013】ターミナル27および28にそれぞれ螺合され
た金属ナット29および30には、それぞれ結線端子33およ
び34が形成され、この結線端子33および34にリード線35
および36が接続される。そして、この結線端子33および
34とリード線35および36との接続部は、それぞれ樹脂37
および38によって絶縁保護されている。リード線35およ
び36は、図示しない直流電源の陽極および陰極にそれぞ
れ接続される。
【0014】この様に構成される燃料ポンプ10におい
て、電源電圧がターミナル27と28との間に印加される
と、励磁コイル22に励磁電流が流れて、ステータ21と同
軸のロータ20が回転され、インペラ17が回転駆動されて
吐出部14から燃料が吐出されるようになる。
【0015】この場合、この燃料ポンプ10は燃料中に浸
漬設定されていると、この燃料が電気伝導性を有するも
のであるため、陽極ターミナル27から陰極ターミナル28
に微弱な電流が流れる。したがって、この微弱電流によ
ってターミナル27が電食作用によって腐食されるように
なる。
【0016】しかし、この実施例で示した燃料ポンプ10
にあっては、ターミナル27および28の周囲に、絶縁体31
による保護筒体311 および312 が設定され、ターミナル
27および28を含む電源端子を各々独立して包んでいるも
ので、この保護筒体311 および312 によって、ターミナ
ル27と28間の直線距離、沿面距離が延ばされるようにな
る。したがって、ターミナル27と28の間に流れる電流を
充分に抑えることができ、電食の発生量を充分に抑制で
きる。
【0017】この場合、絶縁物による保護筒体311 およ
び312 の高さと、電食の発生量との関係は図2で示すよ
うになるもので、絶縁保護筒体の高さがが増すことによ
って、電食の発生量を少なくすることができる。特にこ
の実施例では、両ターミナル間の直線的な距離を延ばす
ように、絶縁筒体311 および312 の高さをターミナル27
および28以上の高さとした。
【0018】ここで、保護筒体311 、312 は、ターミナ
ル27部に電食を軽減する効果のみならず、結線端子33お
よび34の組み付けを容易にするガイドの機能をも発揮し
ている。その他、この実施例で示したターミナル構造で
は、金属ナットによる締め付け固定構造となっているた
め、結線部の振動や隙間が少なくなり、微小空間に発生
する電食を抑える効果も発揮している。
【0019】上記第1の実施例においては、金属ナット
29および30の上部を樹脂37および38で覆う構造とした
が、図3および図4で示すようにこの樹脂に相当する構
造を省略して簡易化した構造とすることもできる。
【0020】この実施例では、リード線35および36の先
端に、環状ターミナルワッシャを設け、このワッシャを
金属ナット29および30で締め付けている。なお、金属ナ
ット29および30には六角部が形成されている。この場合
においても、ターミナル27と28との絶縁距離が充分に設
定されるものであるため、電食の発生を抑制する効果は
充分に発揮される。
【0021】また、図5で示すように絶縁物で構成され
る保護筒体311 および312 の高さをある程度低く設定す
るようにしても、この保護筒体311 および312 によって
ターミナル27および28間の沿面距離が充分に設定される
ため、電食を抑制する効果が充分に発揮される。
【0022】さらにターミナル27および28部の構造を図
6で示すように圧着端子としてもよい。また図7および
図8で示すように陽極ターミナル27と陰極ターミナル28
とを1つの絶縁体313 の壁によって仕切られた構造とし
てもよい。図7の構造では、燃料ポンプ10の端部から突
出した絶縁体313 に2つの筒状空間を形成し、このそれ
ぞれにターミナル27および28を位置させている。この様
な構造によっても、ターミナル27と28との間の沿面距離
を延ばすことができ、陽極ターミナル27部の電食の発生
を効果的に抑制できる。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る燃料噴射ポ
ンプによれば、例えばメタノールやメタノールとガソリ
ンの混合液、水等の導電性を有する溶液中で使用され、
陽極ターミナルと陰極ターミナルとがこの溶液によって
接続されるような状態となっても、絶縁保護筒体によっ
て陽極ターミナルと陰極ターミナルとの間の距離が充分
に設定されるものであるため、これらターミナル相互に
流れる電流量を充分に抑えることができ、電食によるタ
ーミナル腐食の発生を確実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る燃料ポンプを説明す
る断面構成図。
【図2】保護筒体の高さと電食の発生量との関係を示す
図。
【図3】この発明の第2の実施例のターミナル部の平面
図。
【図4】同じくこの第2の実施例の断面構成図。
【図5】この発明の第3の実施例を示す断面構成図。
【図6】この発明の第4の実施例を示す断面構成図。
【図7】この発明の第5の実施例を示す断面構成図。
【図8】上記第5の実施例の平面構成を示す図。
【図9】従来の燃料ポンプを説明する断面構成図。
【符号の説明】
10…燃料ポンプ、11…ハウジング、12…ポンプ機構部、
13…モータ機構部、14…吐出部、15…ポンプケーシン
グ、16…ポンプカバー、17…インペラ、19…シャフト、
20…ロータ、21…ステータ、22…励磁コイル、26…ター
ミナル受け、27、28…ターミナル、29、30…金属ナッ
ト、31…絶縁体、311 、312 …保護筒体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に設定された電動モータ
    と、 前記ハウジング内に設定され、前記電動モータによって
    駆動されるポンプ機構と、 前記ハウジングの端面部に突設設定され、前記電動モー
    タに電源を接続するそれぞれ陽極および陰極に対応する
    複数のターミナルと、 この複数のターミナルのそれぞれ周囲を取り囲むように
    形成された絶縁性材料によって構成される保護部材とを
    具備し、 この保護部材によって前記ターミナル相互間の絶縁距離
    が増大されるようにしたことを特徴とする燃料噴射ポン
    プ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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