JPH05280689A - 無機質繊維筒状成形体及びその製造方法と製造装置 - Google Patents

無機質繊維筒状成形体及びその製造方法と製造装置

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JPH05280689A
JPH05280689A JP4105935A JP10593592A JPH05280689A JP H05280689 A JPH05280689 A JP H05280689A JP 4105935 A JP4105935 A JP 4105935A JP 10593592 A JP10593592 A JP 10593592A JP H05280689 A JPH05280689 A JP H05280689A
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JP
Japan
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mandrel
molded body
inorganic fiber
core
raw cotton
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JP4105935A
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Toru Baba
透 馬場
Tadao Hoshina
忠男 保科
Kunio Awano
邦穂 粟野
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Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内面に凹凸部を有する比較的肉厚な円筒状の
筒状成形体を提供し、該筒状成形体を高精度に形成する
と共に、省エネルギ化,省資源化,製造工程の短縮化及
びコストダウン等が図れる無機質繊維筒状成形体の製造
方法と製造装置を提供するもの。 【構成】 未硬化結合剤を分散付着させた無機質繊維か
らなるマット状の原綿を芯型用のマンドレルとプレスロ
ーラ間で挟持しながら前記マンドレルに積層巻回して芯
型品を形成し、下型に収納された前記芯型品を上型で押
圧しプレス成型しながら熱風,マイクロ波等で加熱乾燥
し、割部形成装置により前記芯型品に割部形成し、該芯
型品から前記マンドレルを取り外して貫通孔内面に凹凸
を有する筒状成形体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ等の保温材とし
て、或いは空調用ファン等の吸音材等として用いられる
無機質繊維筒状成形体及びその製造方法と製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パイプ等の保温用として、未硬化結合剤
を分散付着させた無機質繊維からなるマット状の原綿を
積層巻回し結合剤を硬化して成形した筒状体が従来より
使用されている。図13は従来使用されている筒状体3
6の概要製造工程を示すものであり、図14はその製造
工程のフローチャートである。ガラス繊維を遠心法,火
炎法等により紡糸し、結合剤を噴霧しながら集綿して形
成される未硬化マットからなる原綿3(ステップ20
0)は定寸法に切断された後、巻回を容易にするためそ
の前後端に傾斜部22,22が形成され(ステップ20
1)、原綿3は供給コンベア23により移送される(ス
テップ202)。原綿3はマンドレル34により積層巻
回され(ステップ203)、芯型品35が形成される
(ステップ204)。芯型品35はオーブン37等の加
熱炉内に投入され、適温(約250℃乃至300℃)で
加熱され乾燥される(ステップ205)。加熱乾燥され
た芯型品35からマンドレル34を取り外し(ステップ
206)、割部形成装置33により半径方向に沿って割
部を形成する(ステップ207)。次に、芯型品35の
両側端を適宜厚みだけ裁断する所謂耳切りを行い(ステ
ップ208)、筒状体36を形成する(ステップ20
9)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示した従来の筒状体36には次のような問題点があ
る。すなわち、原綿3をマンドレル34に積層巻回する
場合に、プレスローラ(図略)等を用いて原綿3をマン
ドレル34側に押圧しながら巻回作業を行っても加熱乾
燥時には外表面側が開放されているため外周側に凹凸が
生じ均一の肉厚が得られず、図15に示すように偏芯が
発生すると共に外周に凹凸が生ずる。そのため、均一な
肉厚の筒状体36を製作することが困難であった。ま
た、筒状体36の内面に凹凸部を形成するため図16に
示すような段付きのマンドレル34aを用いると、マン
ドレル34aの段部が筒状体の表面に影響を与え、円筒
状の筒状体を形成することが出来ない。そのため、従来
の筒状体36の製造にはストレートのマンドレルしか使
用出来なかった。また、従来の筒状体36では、芯型品
35の両側端に凹凸が生ずるため、前記したように耳切
り作業が必要であり、製造コストが増大すると共に、耳
切りの分だけ原綿3が無駄になる問題点があった。更
に、オーブン37等により芯型品35を加熱乾燥する場
合、熱風が循環使用されずエネルギ損が生ずると共に、
芯型品35が均一に加熱乾燥されない問題点がある。
【0004】均一の肉厚の保温筒を製作するための公知
技術として実公昭63−19352号公報に開示する肉
厚均一化装置が上げられる。この装置は、コンベア上に
複数個のマンドレルを一定のピッチで取付け、それぞれ
のマンドレルに原綿を巻回するもので、前記コンベアと
同期してコンベアの移動方向に1ピッチ以内の所定距離
だけ往復動するキャリッジを設けると共に前記マンドレ
ルと同一ピッチで前記キャリッジに配置されるプレスロ
ーラ及びヒートローラを設け、前記プレスローラ及びヒ
ートローラの高さ位置をサイド調整手段により調整しな
がらマンドレルに巻回される原綿の肉厚を均一にするも
のである。前記装置により、均一厚みの保温筒を得るこ
とは可能である。しかしながら、本装置の場合、ヒート
ローラは保温筒の外表面のみを硬化するもので保温筒全
体の加熱乾燥は次工程のオーブンにより行う。そのた
め、変形が生じ易く、かつ熱エネルギのロスも多い。更
に、マンドレルはストレートのものに限定され、内面に
凹凸部を有する筒状体を形成することが出来ない。ま
た、耳切り作業も必要である。
【0005】一方、内面に凹凸部を形成するパイプ保温
材として実開昭51−85363号公報に開示するもの
が上げられる。この技術は、筒体又は半筒体の内面に周
方向に沿った突条を複数個設けたパイプ用保温材を開示
するものである。本発明に係るパイプ保温材は保温性を
有すると共に、軽量で曲折容易に形成され、保温施工が
容易に出来る点に特徴を有するものである。しかしなが
ら、このパイプ用保温材は前記したような無機質繊維を
マンドレルに積層巻回し加熱乾燥して製作されるもので
なく、押出成形,射出成形及び板状体の弯曲成形により
製作される合成樹脂や合成樹脂発泡体のものであり、本
発明の筒状成形体とは異質なものである。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決すると共
に、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、筒状成
形体の内面に凹凸部を形成することが出来、偏肉もなく
外径精度が向上し、省エネルギ化,省資源化や製造工程
の短縮が出来る無機質繊維筒状成形体及びその製造方法
と製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、本発明の無機質繊維筒状成形体は、未
硬化結合剤を分散付着させた無機質繊維からなるマット
状の原綿を積層巻回し、貫通孔を有する肉厚の筒状成形
体に形成すると共に、前記肉厚部にその外表面側から半
径方向に沿って前記貫通孔側に抜ける割部を形成してな
る無機質繊維筒状成形体において、前記貫通孔は、その
軸線方向の任意の部位において内周方向に沿う凹部及び
/又は凸部を備えることを特徴とする。尚、前記筒状成
形体の肉厚部の外表面及び/又は表皮材を貼着してもよ
い。また、本発明の無機質繊維筒状成形体の製造方法
は、前記無機質繊維筒状成形体の製造に特に適したもの
で、未硬化結合剤を分散付着させた無機質繊維からなる
マット状の原綿を芯型用のマンドレルとプレスローラ間
で挟持しながら前記マンドレルに積層巻回して芯型品を
形成し、下型に収納された前記芯型品を上型で押圧しプ
レス成型しながら加熱乾燥し、割部形成装置により前記
芯型品に割部を形成し、該芯型品から前記マンドレルを
取り外して筒状成形体を形成することを特徴とする。こ
の場合、軸線方向の任意の部位においてその円周方向に
沿う凸部及び/又は凹部を設けたマンドレルを用いれ
ば、貫通孔の内周面に凹部及び/又は凸部を備えた無機
質繊維筒状成形体を簡単に製造出来る。また、本発明の
無機質繊維筒状成形体の製造装置は、前記製造方法を実
施するのに好適な製造装置であって、未硬化結合剤を分
散付着させた無機質繊維からなるマット状の原綿をマン
ドレルに積層巻回して成型及び加熱乾燥した後、半径方
向に沿う割部を形成してなる無機質繊維筒状成形体の製
造装置であって、前記原綿を巻回する芯型用のマンドレ
ルと、前記マンドレルに巻回される原綿を該マンドレル
側に押圧するプレスローラと、前記マンドレルに前記原
綿を積層巻回してなる芯型品を挟持する上型および下型
と、該上下型で挟持される前記芯型品を加熱する加熱手
段と、成型及び加熱乾燥後の前記芯型品に係合し、その
半径方向に沿う割部を形成する割部形成装置を設けるこ
とを特徴とする。また、この製造装置は前記マンドレル
を多孔の貫通小孔を円周方向および軸線方向に沿って形
成する中空多孔マンドレルとし、前記上型および下型
は、前記芯型品外周に当接する弧状部と内部に熱風通路
を形成するものからなり、前記加熱手段は前記中空多孔
マンドレルの貫通小孔と前記熱風通路とに連通する熱風
供給源を備えることを特徴とする。更に、この製造装置
は、加熱手段として上下型に挟持された前記芯型品を収
納する密閉状の加熱容器と、該加熱容器内にマイクロ波
を供給するマイクロ波発振装置等からなるマイクロ波加
熱手段を設けることを特徴とする。また、前記マンドレ
ルおよび前記中空多孔マンドレルは、その軸線方向の任
意の部位においてその円周方向に沿う凸部及び/又は凹
部を設けるものであってもよく、また該マンドレルおよ
び中空多孔マンドレルの両側端に、該マンドレルに積層
巻回される原綿の外径よりも大径の鍔部を設けるもので
あってもよい。なお、前記製造装置には成型及び加熱乾
燥された芯型品の外表面及び/又は内表面に表皮材を貼
着する表皮材供給手段を付設してもよい。
【0008】
【作用】未硬化結合剤を分散付着した無機質繊維からな
るマット状の原綿が例えば供給コンベアにより移送さ
れ、プレスローラに押圧されながらマンドレルに積層巻
回され、芯型品が形成される。芯型品は下型内に収納さ
れ、上型により押圧されプレス成型される。芯型品はプ
レス成型時に加熱手段により加熱される。プレス成型と
加熱乾燥を完了させた芯型品に割部を形成し、マンドレ
ルを取り外すことにより筒状成形体が完成する。なお、
マンドレルにその軸線方向の任意の部品に凹凸部を形成
することにより、内面に凹凸部を形成した筒状成形体を
形成することが出来る。また、加熱手段としては芯型品
を万遍なく均一に加熱するものが望ましく、熱風又はマ
イクロ波加熱等により行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1及び図2は本実施例の製造装置及び方法によ
り形成された無機質繊維筒状成形体1(以下、筒状成形
体1という)を示す。筒状成形体1は貫通孔2を有する
肉厚の円筒状の筒状体からなり、肉厚部3はマット状の
原綿3(図13)を積層巻回したものから形成される。
なお、原綿3はガラス繊維を遠心法,火炎法等により紡
糸し結合剤を噴霧しながらこれを分散付着して集綿した
未硬化マットからなる。また、本実施例の筒状成形体1
の貫通孔2には図2に示す凹部4がその中間位置に形成
される。また、図1に示すように筒状成形体1には半径
方向に沿う割部5が形成される。更に、2点鎖線で示す
ように、筒状成形体1の外表面及び/又は内表面には表
皮材6を貼着してもよい。
【0010】次に、筒状成形体1を製作するための製造
装置について説明する。なお、本実施例は加熱手段とし
て熱風を用いた場合について説明する。図3及び図4に
本実施例に使用される中空多孔マンドレル7を示す。中
空多孔のマンドレル7は両側端の鍔部8,8と、鍔部
8,8間に形成される軸体部9と、鍔部8,8及び軸体
部9を貫通する貫通孔10と、軸体部9の中間部位に形
成される凸部11と、軸体部9及び凸部11の円周方向
及び軸線方向に沿って形成され貫通孔10に連通する熱
風通過用の小孔12から形成される。なお、鍔部8,8
の内側面間の寸法が筒状成形体1の軸長に相当し、鍔部
8,8の外径は軸体部9及び凸部11に積層巻回される
原綿3の成形後の外径寸法よりも少なくとも大き目に形
成される。また、原綿3の両側縁が軸体部9側に入り込
み易くするため鍔部8の内面側にはテーパ面8bが形成
される。また、凸部11は図2の筒状成形体1の凹部4
と合致する形状に構成される。
【0011】図5および図6に本実施例に使用される上
型13および下型14を示す。上型13および下型14
は、弧状部15と、型合わせ部16と、内部に密閉空間
状の通路17を形成した枠体18からなり、弧状部15
には多数個の通風孔19が通路17内に連通して貫通形
成される。上型13と下型14の型合わせ部16,16
を接触係合させて形成される円筒状の空間が筒状成形体
1の外輪郭形状にほぼ一致する。なお、通路17と通風
孔19は熱風通路20を形成する。
【0012】図11に示すように、定寸法に切断された
原綿3は押圧具21等によりその前後端を押圧し傾斜部
22を形成する。原綿3は供給コンベア23により、中
空多孔マンドレル7のところまで移送される。中空多孔
マンドレル7の上方側にはプレスローラ24が配置さ
れ、中空多孔マンドレル7に巻回される原綿3を中空多
孔マンドレル7側に押圧する。なお、中空多孔マンドレ
ル7は図略の駆動手段により回転駆動制御される。以上
により芯型品1aが形成される。
【0013】熱風供給源25は上型13および下型14
間に挟持される芯型品1a側に熱風を導入すると共に、
使用済の熱風を戻入して再加熱するように形成される。
熱風供給源25からの熱風は熱風導入管26を介し芯型
品1aの貫通孔10内に熱風を送る。また、熱風供給源
25と上型13及び下型14の通路17,17間には熱
風戻入管27,28が連結される。
【0014】割部形成装置33は成型,加熱乾燥の完了
した芯型品1aに割部5を形成するもので、例えば、中
空多孔マンドレル7の半径方向に沿って形成された細巾
のスリット溝にスリッタ(丸鋸等)を案内させながら割
部5を形成する構造のもの等からなる。また、割部5と
しては図8,図9,図10に示すように、半割り,2等
分割り,3等分割り等の各種のものが必要に応じて採用
される。
【0015】完成した芯型品1aまたは加熱乾燥後の工
程途中の芯型品1aの外表面及び/又は内表面に表皮材
6を貼着するには、図略の表皮材供給手段から送られる
表皮材に接着剤を塗布し、芯型品1aに接触係合させて
行う。なお、加熱乾燥の工程中の芯型品1aの場合には
接着剤を用いなくてもよい。
【0016】次に、本実施例の筒状成形体1の製造方法
を図11及び図12の工程図及びフローチャートにより
説明する。まず、定寸法に切断された原綿3が準備され
(ステップ100)、原綿3は押圧具21により前後端
を押圧され傾斜部22が形成され供給コンベア23上に
搭載される(ステップ101)。供給コンベア23によ
り移送される原綿3は中空多孔マンドレル7とプレスロ
ーラ24間に挿入され(ステップ102)、中空多孔マ
ンドレル7に積層巻回される。プレスローラ24は原綿
3を中空多孔マンドレル7側に押圧する(ステップ10
3)。また、原綿3の両側端は中空多孔マンドレル7の
鍔部8,8により巾方向の広がりを規制され、かつ平坦
状に圧接される。以上により、芯型品1aが形成される
(ステップ104)。なお、芯型品1aは中空多孔マン
ドレル7の凸部11に相当する部位が膨れた状態で積層
巻回される。次に、芯型品1aは下型14内に収納され
ると共に上型13により押圧されプレス成型される(ス
テップ105)。同時に、熱風供給源25からの熱風が
熱風導入管26を介し中空多孔マンドレル7の貫通孔1
0内に導入される。貫通孔10内の熱風は中空多孔マン
ドレル7の小孔12を介し、芯型品1aの肉厚部を通
り、原綿3を加熱乾燥させながら上型13及び下型14
の通風孔19,19、そして通路17,17内に送られ
る。通路17,17内の使用済の熱風は熱風戻入管2
7,28を介して熱風供給源25側に戻入され、再加熱
されて再び熱風導入管26側に導入されて循環する。以
上の熱風の流通により上型13及び下型14に挟持され
た芯型品1aは加熱乾燥されると共に、上型13により
押圧され所定の形状にプレス成型される(ステップ10
6)。次に、プレス成型及び乾燥の完了した芯型品1a
に割部形成装置33により半径方向に沿う割部5を形成
する(ステップ107)。その後、割部5を開き、芯型
品1a内の中空多孔マンドレル7を取り出す(ステップ
108)。表皮材6を貼着する場合には、図略の表皮材
供給手段により表皮材6を芯型品1aの外表面および/
又は内表面に接着剤を用いて貼着する(ステップ10
9)。以上により、筒状成形体1を完成される(ステッ
プ110)。なお、中空多孔マンドレル7の鍔部8,8
により、筒状成形体1は耳切りをすることなく定寸に仕
上げられる。
【0017】以上の実施例において、中空多孔マンドレ
ル7を図示のような凸部11を有するものとしたが更に
別の形状の凸部や凹部を形成するものでもよい。なお、
凸部および凹部のないストレートのものでも勿論よい。
また、中空多孔マンドレル7及び上型13及び下型14
に形成した熱風通路20も図示のものに限定するもので
はない。更に、本実施例では芯型品1aの外表面及び/
又は内表面に表皮材6を貼着したが、表皮材6はなくて
もよい。また、本実施例では中空多孔マンドレル7側か
ら熱風を導入したが、逆に上型13および下型14側か
ら熱風を導入し中空多孔マンドレル7を介して熱風供給
源25側に戻入してもよい。また、表皮材は芯型品1a
の最終工程において貼着する場合について説明したがプ
レス成型および加熱乾燥工程中の芯型品1aに貼着して
もよい。この場合には前記したように接着剤を使用しな
いで表皮材6を貼着することが出来る。
【0018】前記実施例においては加熱手段と熱風を用
いたが、加熱手段はそれに限らず、例えばマイクロ波を
用いたマイクロ波加熱手段を採用してもよい。マイクロ
波加熱手段は、図7に示すように密閉状の加熱容器29
と、加熱容器29に連結する導波管30を介して加熱容
器29内に適宜周波数のマイクロ波を送るマイクロ波発
振器31および加熱容器29内に配置される拡散用ファ
ン32等から構成される。芯型品1aは両端に鍔8a,
8aを形成するマンドレル7aに積層巻回され上型13
および下型14に挟持されて加熱容器29内に収納さ
れ、加熱容器29内に導入されたマイクロ波により加熱
される。なお、マンドレル7a,加熱容器29,拡散用
ファン32は金属材から形成され、芯型品1a,上型1
3および下型14はセラミックス又は熱硬化性樹脂のよ
うにマイクロ波を通し易い材質のものから形成される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 (1)マンドレルに巻回されて形成された芯型品を上下
型によりプレス成型して筒状成形体を形成するため、貫
通孔内に凹凸部のある筒状成形体を製造することが出来
る。また、偏芯がなく、外径精度の高い比較的肉厚(1
00m/m)以上のものを作ることが出来る。 (2)プレス成型と共に熱風又はマイクロ波による加熱
乾燥が行われるため、マンドレル及び上下型に対応する
筒状成形体が高精度に形成される。 (3)熱風は熱風供給源と芯型品間を循環して供給使用
されるため、芯型品が均一に加熱乾燥されると共に、熱
風の吹き抜けがなく、省エネルギ化が図れる。 (4)マイクロ波は上下型および芯型品内を通過してそ
れ等を加熱するため芯型品の均一の加熱乾燥が行われ
る。 (5)マンドレルの両側端に鍔部を形成することによ
り、耳切り作業工程が不必要になり、製造工程が簡略化
され製造コストが低減すると共に、原綿の浪費がなくな
り省資源化が図れる。 (6)芯型品の加熱乾燥完了前に表皮材を貼着する場合
には特別の接着剤を用いることなく表皮を形成すること
が出来る。それにより、工程短縮とコストダウンが図れ
る。 (7)原綿の前後に傾斜部を形成することにより、原綿
の巻取作業の容易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の筒状成形体の側面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】筒状成形体の製造装置に使用される中空多孔マ
ンドレルの一実施例を示す軸断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】筒状成形体の製造装置に使用される上下型の一
実施例を示す側面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】マイクロ波による加熱手段を説明するための構
造図である。
【図8】半割りされた芯型品を示す平面図である。
【図9】2等分の割部を有する芯型品の平面図である。
【図10】3等分の割部を有する芯型品の平面図であ
る。
【図11】筒状成形体の製造装置及び製造方法を説明す
るための工程図である。
【図12】本実施例の筒状成形体の製造方法を説明する
ためのフローチャートである。
【図13】従来の筒状成形体の製造装置及び製造方法を
説明するための工程図である。
【図14】従来の筒状成形体の製造方法を説明するため
のフローチャートである。
【図15】従来の筒状成形体の偏心形状を示す側面図で
ある。
【図16】凸部を有するマンドレルの斜視図である。
【符号の説明】
1 無機質繊維筒状成形体(筒状成形体) 1a 芯型品 2 貫通孔 3 原綿 4 凹部 5 割部 6 表皮材 7 中空多孔マンドレル 7a マンドレル 8 鍔部 8a 鍔部 8b テーパ面 9 軸体部 10 貫通孔 11 凸部 12 小孔 13 上型 14 下型 15 弧状部 16 型合わせ部 17 通路 18 枠体 19 通風孔 20 熱風通路 21 押圧具 22 傾斜部 23 供給コンベア 24 プレスローラ 25 熱風供給源 26 熱風導入管 27 熱風戻入管 28 熱風戻入管 29 加熱容器 30 導波管 31 マイクロ波発振器 32 拡散用ファン 33 割部形成装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 59/10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未硬化結合剤を分散付着させた無機質繊
    維からなるマット状の原綿を積層巻回し、貫通孔を有す
    る肉厚の筒状成形体に形成すると共に、前記肉厚部にそ
    の外表面側から半径方向に沿って前記貫通孔側に抜ける
    割部を形成してなる無機質繊維筒状成形体において、前
    記貫通孔は、その軸線方向の任意の部位において内周方
    向に沿う凹部及び/又は凸部を備えることを特徴とする
    無機質繊維筒状成形体。
  2. 【請求項2】 未硬化結合剤を分散付着させた無機質繊
    維からなるマット状の原綿を芯型用のマンドレルとプレ
    スローラ間で挟持しながら前記マンドレルに積層巻回し
    て芯型品を形成し、下型に収納された前記芯型品を上型
    で押圧しプレス成型しながら加熱乾燥し、割部形成装置
    により前記芯型品に割部を形成し、該芯型品から前記マ
    ンドレルを取り外して筒状成形体を形成することを特徴
    とする無機質繊維筒状成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記マンドレルとして、その軸線方向の
    任意の部位においてその円周方向に沿う凸部及び/又は
    凹部を設けたものを用いる請求項2に記載の無機質繊維
    筒状成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】 未硬化結合剤を分散付着させた無機質繊
    維からなるマット状の原綿をマンドレルに積層巻回して
    成型及び加熱乾燥した後、半径方向に沿う割部を形成し
    てなる無機質繊維筒状成形体の製造装置であって、前記
    原綿を巻回する芯型用のマンドレルと、前記マンドレル
    に巻回される原綿を該マンドレル側に押圧するプレスロ
    ーラと、前記マンドレルに前記原綿を積層巻回してなる
    芯型品を挟持する上型および下型と、該上下型で挟持さ
    れる前記芯型品を加熱する加熱手段と、成型及び加熱乾
    燥後の前記芯型品に係合し、その半径方向に沿う割部を
    形成する割部形成装置を設けることを特徴とする無機質
    繊維筒状成形体の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記マンドレルを多孔の貫通小孔を円周
    方向および軸線方向に沿って形成する中空多孔マンドレ
    ルとし、前記上型および下型は、前記芯型品外周に当接
    する弧状部と内部に熱風通路を形成するものからなり前
    記加熱手段は前記中空多孔マンドレルの貫通小孔と前記
    熱風通路とに連通する熱風供給源を備えるものからなる
    請求項4に記載の無機質繊維筒状成形体の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段が、上下型に挟持された前
    記芯型品を収納する密閉状の加熱容器と、該加熱容器内
    にマイクロ波を供給するマイクロ波発振装置を備えるも
    のからなるマイクロ波加熱手段からなる請求項4に記載
    の無機質繊維筒状成形体の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記マンドレルおよび前記中空多孔マン
    ドレルは、その軸線方向の任意の部位においてその円周
    方向に沿う凸部及び/又は凹部を設けるものである請求
    項4乃至6のいずれかに記載の無機質繊維筒状成形体の
    製造装置。
  8. 【請求項8】 前記マンドレルおよび前記中空多孔マン
    ドレルの両側端に、該マンドレルに積層巻回される原綿
    の外径よりも大径の鍔部を設けてなる請求項4乃至7の
    いずれかに記載の無機質繊維筒状成形体の製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2509393A1 (en) * 2011-04-04 2012-10-10 Paroc Oy Ab Apparatus and method for forming pipe insulation sections of mineral wool
CN106956389A (zh) * 2017-04-07 2017-07-18 马鞍山市北大益丰环保科技有限责任公司 一种高炉煤气岩棉固化加热炉及工艺
CN109898237A (zh) * 2019-04-19 2019-06-18 武汉纺织大学 一种纺织体的线型直轨式生产系统

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