JPH05280889A - 洗浄ボール - Google Patents

洗浄ボール

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JPH05280889A
JPH05280889A JP7964292A JP7964292A JPH05280889A JP H05280889 A JPH05280889 A JP H05280889A JP 7964292 A JP7964292 A JP 7964292A JP 7964292 A JP7964292 A JP 7964292A JP H05280889 A JPH05280889 A JP H05280889A
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JP
Japan
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heat transfer
transfer tube
cleaning
tube
ball
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Pending
Application number
JP7964292A
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English (en)
Inventor
Yuji Iguchi
雄次 井口
Takuya Sasaki
卓也 佐々木
Hideki Kon
英樹 今
Susumu Fukutome
進 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Machinery and Engineering Ltd
Showa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Machinery and Engineering Ltd
Showa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 伝熱管内面に鉄の保護被膜を形成させる管式
熱交換器において、保護被膜を削り取ることなく管内面
に付着したスライム等を削除することができる性質を備
えた伝熱管内に通す洗浄ボールを提供する。 【構成】 伝熱管内面に接触しながらこれを通ることが
できる程度の軟らかさをもった連続気泡のスポンジゴム
球体1の表面に、JISA50〜90の硬さをもち、か
つ球体の表面を凹凸状にする程度の粒径をもったゴム製
等の粒状研磨材を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管式熱交換器における
伝熱管内壁を洗浄する装置に使用され、特に銅合金で作
られた伝熱管に好適な洗浄ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】発電所等における復水器或は空調設備に
使用される熱交換器では、冷却水が通る管式熱交換器の
伝熱管内にスライムや藻等が付着することにより、経時
的に熱交換効率が低下することがある。このため従来か
ら伝熱管内の洗浄が行われており、その代表的な洗浄方
法として、伝熱管の内径より若干大きく変形し易い洗浄
体、例えばスポンジゴム製ボールを、伝熱管内に強制的
かつ連続的に通して、管内壁に付着したスケール等を除
去する方法が知られている。そしてこの方法に使用され
る洗浄体は、通常、水流と共に移動し易く、しかも水が
十分浸透するように連続気泡のスポンジゴム材質よりで
きている(特開昭58−210500号公報)。
【0003】しかしスポンジゴム材質単独では、スライ
ム量が多い場合や、スライムが硬い場合にあっては除去
が難かしく、時間もかかる。そこで洗浄効率向上のた
め、スポンジボールの表面に合成樹脂やカーボランダム
等の硬質の粒子をコーティングしたもの(実公昭45−
30242号公報、実開昭60−81493号公報)が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝熱管は、
熱伝導率向上のため銅合金管が使用されているが、冷却
水を海水とした場合などでは、腐食防止のため管内壁の
表面に鉄の保護被膜が形成される様に管理されており、
一般には海水中に少量の硫酸第一鉄を注入することによ
って管内壁に保護被膜が形成できる。
【0005】この保護被膜は、洗浄時に伝熱管内を通過
する洗浄ボールがスポンジゴム材質単独である場合は、
大きく消耗されることはないが、上述の如くスポンジゴ
ム材質単独ではそれ自体の磨減が激しく、その割には管
内スライムの除去効率が小さくて時間がかかる欠点があ
る。他方、除去効率向上の目的で、スポンジボールの表
面に硬質の合成樹脂をコーティングしたものを使用した
り、特に硬いスライムの除去等のためにカーボランダム
をコーティングしたものの使用も、上述の如く提案され
ているが、この場合には、硬い合成樹脂やカーボランダ
ムの研磨作用により、鉄を主体とした上記保護被膜が削
り取られ、伝熱管の内面が局部的に潰食するなどの問題
が生じる。
【0006】このため、耐摩耗性が高く、かつ管内のス
ライムなどの除去効率に優れ、それでいて、鉄による管
内壁の保護被膜を損傷することのない洗浄体が強く要求
されるようになってきた。
【0007】本発明は、このような現状に鑑みなされた
ものであり、その目的は洗浄効率が良く、伝熱管内壁の
鉄保護被膜を削りとることのない洗浄ボールを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するためになされた本発明の洗浄ボールの特徴は、管式
熱交換器の伝熱管内面を洗浄する洗浄体であって、伝熱
管内径より僅かに大きい外径を有し、冷却水流によって
伝熱管の内面に接触しながら通過可能な軟らかさを有す
る連続気泡のスポンジゴム球体と、この表面に接着され
た粒状研磨材とからこの洗浄体を構成し、しかもこの粒
状研磨材は、例えば天然合成ゴム,合成樹脂,あるいは
エラストマー等を素材としたJISA50〜90の硬さ
を有していて、かつこれの接着によりスポンジ球体の表
面を凹凸とできる程度の粒径、一般的には0.3〜2.
0mm程度の粒径を有するところにある。
【0009】上記の伝熱管の腐食防止のため設けられる
鉄保護被膜は、伝熱効率よりそれ程厚くできないもので
あり、洗浄ボール表面に硬質の合成樹脂等を付着させる
とこれにより削り取られてしまうが、本発明の上記した
JISA50〜90好ましくは60〜80範囲の硬さの
粒状研磨材を用いると、保護被膜が削り取られることも
なく、スライムの除去効率も合成樹脂と変らずに得られ
るものとなる。
【0010】又スライムの状況によりゴム材質の硬さを
変えることで洗浄ボールの寿命を伸ばすこともできる。
【0011】粒状研磨材は、その粒子の大きさもスライ
ムの除去に影響を与える。すなわち、管内壁のスライム
は洗浄ボールの通過後、屑として冷却水中に浮遊し一緒
に流出するが、一部は洗浄ボール表面の粒状研磨材の間
に詰まりボールと共に移動する。このため粒子の大きさ
は0.3〜2.0mmが良く、好ましくは0.5〜1.
0mmである。0.3mm以下では、洗浄ボールの表面
にこれを接着させた時に接着剤中に埋没して、スライム
を削除する性能が低下する。他方、2.0mm以上で
は、洗浄ボール表面に突出し過ぎて管内壁との摩擦抵抗
が大きくなりスムーズに流れなくなり、又接着剤で粒子
を保持することが困難になり脱落してしまう。この脱落
防止のため接着剤層を厚くして粒子を確実に保持するよ
うにすると、接着剤層が防止膜となって水がスポンジボ
ールに浸透せずに見かけ比重が軽くなって、その結果、
装置内に自由水面があると洗浄ボールが浮上して水面に
浮遊し、伝熱管への通過が円滑に行なわれなくなってし
まう。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例に基いて説明する。
【0013】図1は本発明の洗浄ボールの断面図、図2
は本発明の表面部分の拡大図、図3は粒状研磨材をコー
ティングしていない比較例のスポンジゴムボールの断面
図、図4は伝熱管の摩耗装置を示す。
【0014】実施例1. (1)外径24mm、見掛け比重0.25の天然ゴム製
の連泡スポンジの表面にクロロプレン系接着剤(セメダ
イン570(セメダイン社製))を有機溶剤にて濃度を
調整し、約10%にして1回塗布する。
【0015】(2)下記表1の、硬さがJISA72の
加硫ゴムを粉砕し、粒子の大きさを0.7〜1.0mm
に調整したゴム粒子を全体に付着させ乾燥する。
【0016】(3)その上に上記(1)で用いた接着剤
を2回塗布し、乾燥する。
【0017】(4)100℃30分加熱処理を行う。
【0018】(1)〜(4)の工程を経た洗浄ボール
は、ボール内へ水の浸透も良かった。これを外径25.
4mm、長さ2mの銅合金管の内壁を鉄被覆した伝熱管
を洗浄ボールが水と共に流れる装置(図4)に組み入
れ、洗浄ボール3個を2m/secの速さで30時間連
続して通過させる試験を繰返し実施した。鉄保護被膜の
摩耗状況を観察し表4に示した。
【0019】
【表1】
【0020】実施例2.粒状研磨材を、下記表2の、硬
さがJISA85、ゴム粒子の大きさ1.0〜1.5m
mとし実施例1と同様に試験を行い、その結果を表4に
示した。
【0021】
【表2】
【0022】比較例1.粒状研磨材を、下記表3の、硬
さがJISA95、ゴム粒子の大きさ0.7〜1.0m
mとし、実施例1と同様に試験を行い、その結果を表4
に示した。
【0023】
【表3】
【0024】比較例2.粒状研磨材を、硬さがJISA
98以上、粒子の大きさが0.7〜1.0mmの合成樹
脂(パンライト:帝人)とし、実施例1と同様に試験を
行い、その結果を表4に示した。
【0025】比較例3.図3の粒状研磨材を表面に接着
していないスポンジゴムを用いて、実施例1と同様に試
験を行なった。
【0026】
【表4】
【0027】表4より、研磨材のない比較例3のスポン
ジゴム、実施例1及び2は、鉄保護被膜に削り取られた
跡は認められなかったが比較例1では削り跡が水の流れ
方向に沿ってついており、比較例2では同様に削り跡が
多数見られ、一部の伝熱管には銅合金の素地が露出して
いた。
【0028】
【効果】銅合金材質よりなる管式熱交換器の伝熱管に対
し、本発明の洗浄ボールは、管内壁の鉄保護被膜を削り
取るなどの熱交換器の損傷を招くことなしに、スライム
を削り落とすことができ、効率の優れた洗浄の実施によ
り、熱交換効率の向上、装置の長寿命化を得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の洗浄ボールの断面図
【図2】図2は本発明の表面部分の拡大図
【図3】図3は粒状研磨材をコーティングしていないス
ポンジゴムボールの断面図
【図4】図4は伝熱管の摩耗装置を示す
【符号の説明】 1…スポンジゴムボール 2…ゴム粒子 3…接着剤 4…伝熱管 5…循環ポンプ 6…ボール回収器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 卓也 神奈川県横須賀市船越町1丁目284番地の 5 日立機械エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 今 英樹 神奈川県横須賀市船越町1丁目284番地の 5 日立機械エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福留 進 神奈川県横須賀市船越町1丁目284番地の 5 日立機械エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管式熱交換器の伝熱管内を水流によって
    その管内面に接触しながら通過可能な軟らかさを有する
    連続気泡のスポンジゴム球体と、このスポンジゴム球体
    の表面に接着された粒状研磨材とからなる洗浄ボールで
    あって、上記粒状研磨材はJISA50〜90の硬さを
    有し、かつこれが接着された球体の表面を凹凸状にする
    粒径を有することを特徴とする洗浄ボール。
JP7964292A 1992-04-01 1992-04-01 洗浄ボール Pending JPH05280889A (ja)

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JP7964292A JPH05280889A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 洗浄ボール

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