JPH05281106A - 試料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置 - Google Patents
試料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置Info
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- JPH05281106A JPH05281106A JP10535192A JP10535192A JPH05281106A JP H05281106 A JPH05281106 A JP H05281106A JP 10535192 A JP10535192 A JP 10535192A JP 10535192 A JP10535192 A JP 10535192A JP H05281106 A JPH05281106 A JP H05281106A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンジの詰まり状況を複雑な流路構成をと
ることなく簡単なハ−ド構成で判断することが出来る試
料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置を提供するこ
と。 【構成】 余分量の試料を試料分注シリンジ1に吸引採
取し、分析使用分を分注した後の余分量と試料押出液と
の混合液をウエル9に吐出し、その混合液の電導度を測
定することにより試料分注シリンジの詰まり状態を検出
する検出方法。この方法を使用する装置は、試料分注シ
リンジ1と、洗浄可能なウエル9と、試料を吸引吐出す
ると共に余分量試料押出液を試料分注シリンジ1へ送り
出すポンプ5と、一対の電極を前記ウエル9に接続した
電導度測定部11と、前記試料分注シリンジ1の詰まり
を判定する判定部と、より構成してある。
ることなく簡単なハ−ド構成で判断することが出来る試
料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置を提供するこ
と。 【構成】 余分量の試料を試料分注シリンジ1に吸引採
取し、分析使用分を分注した後の余分量と試料押出液と
の混合液をウエル9に吐出し、その混合液の電導度を測
定することにより試料分注シリンジの詰まり状態を検出
する検出方法。この方法を使用する装置は、試料分注シ
リンジ1と、洗浄可能なウエル9と、試料を吸引吐出す
ると共に余分量試料押出液を試料分注シリンジ1へ送り
出すポンプ5と、一対の電極を前記ウエル9に接続した
電導度測定部11と、前記試料分注シリンジ1の詰まり
を判定する判定部と、より構成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血清や血漿或いは尿
などの生体液試料を取り扱う臨床用自動分析装置の試料
分注シリンジの詰まりの状態を検出する方法及びその検
出装置に関する。
などの生体液試料を取り扱う臨床用自動分析装置の試料
分注シリンジの詰まりの状態を検出する方法及びその検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床用自動分析装置ではμlオ−ダ−の
試料量を高精度でサンプリングしているが、そのサンプ
リング用シリンジの内径は0.2mmΦ〜0.6mmΦ
程度の細管である。従って元々詰まりが起きやすい構造
であるが、取り扱う試料が血清、血漿、尿等である為し
ばしばこの種のトラブルが発生して分析作業者を悩ませ
ていた。即ち、血清は採血後30分程度静置して凝固さ
せて遠心分離を行い、上澄液を採取したものであるが、
患者によっては凝固が不完全な場合があり、遠心分離後
にフィブリン等のシリンジを詰まらせる物質が析出す
る。血漿は採血後抗凝固剤を加えて遠心分離した上澄液
であるが、これも抗凝固剤作用が完全ではなくフィブリ
ンが析出してくる。また尿では24時間蓄尿を試料とす
る場合が多く、体温程度では溶解しているものも室温程
度に低下すると析出する結晶、糸クズなどのゴミ等の混
入などがある。従来の試料サンプリングシリンジの詰ま
りの検出方法としてはシリンジとポンプとの間の流路に
圧力センサを配置して詰まりを検出する方法がある。
試料量を高精度でサンプリングしているが、そのサンプ
リング用シリンジの内径は0.2mmΦ〜0.6mmΦ
程度の細管である。従って元々詰まりが起きやすい構造
であるが、取り扱う試料が血清、血漿、尿等である為し
ばしばこの種のトラブルが発生して分析作業者を悩ませ
ていた。即ち、血清は採血後30分程度静置して凝固さ
せて遠心分離を行い、上澄液を採取したものであるが、
患者によっては凝固が不完全な場合があり、遠心分離後
にフィブリン等のシリンジを詰まらせる物質が析出す
る。血漿は採血後抗凝固剤を加えて遠心分離した上澄液
であるが、これも抗凝固剤作用が完全ではなくフィブリ
ンが析出してくる。また尿では24時間蓄尿を試料とす
る場合が多く、体温程度では溶解しているものも室温程
度に低下すると析出する結晶、糸クズなどのゴミ等の混
入などがある。従来の試料サンプリングシリンジの詰ま
りの検出方法としてはシリンジとポンプとの間の流路に
圧力センサを配置して詰まりを検出する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するように、シリ
ンジとポンプとの間の流路に圧力センサを配置する方法
では次のような問題がある。 シリンジとポンプとの間の流路系が複雑になる。 試料吸引ポンプの圧力変化がシリンジ先端部まで正確
に伝わり難くなり、正常状態での試料サンプリングの精
度不良を招く。 シリンジの詰まりは「半分詰まる」様な状態が多く、
これを検出しようとして微少な圧力変化を検出しようと
すると逆に高粘度試料の正常吸引を異常と判断する可能
性が高くなる。 この発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とする所はシリンジの詰まり状況を複雑な
流路構成をとることなく簡単なハ−ド構成で判断するこ
とが出来且つ「半詰まり状態」をも検出可能な試料分注
シリンジの詰まり検出方法及び装置を提供することにあ
る。
ンジとポンプとの間の流路に圧力センサを配置する方法
では次のような問題がある。 シリンジとポンプとの間の流路系が複雑になる。 試料吸引ポンプの圧力変化がシリンジ先端部まで正確
に伝わり難くなり、正常状態での試料サンプリングの精
度不良を招く。 シリンジの詰まりは「半分詰まる」様な状態が多く、
これを検出しようとして微少な圧力変化を検出しようと
すると逆に高粘度試料の正常吸引を異常と判断する可能
性が高くなる。 この発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とする所はシリンジの詰まり状況を複雑な
流路構成をとることなく簡単なハ−ド構成で判断するこ
とが出来且つ「半詰まり状態」をも検出可能な試料分注
シリンジの詰まり検出方法及び装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、試料分注シリンジの詰まり
検出方法が、分析使用分と余分量の試料を試料分注シリ
ンジに吸引採取し、分析使用分を分注した後の余分量と
試料押出液との混合液を洗浄可能なウエルに吐出し、そ
の混合液の電導度を測定することにより試料分注シリン
ジの詰まり状態を検出することを特徴とする。またこ
のの方法を使用する装置は、分注シリンジと、導電性
材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸引吐出する
と共に余分量試料押出液を入れた容器より余分量試料押
出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプと、一対の電
極を前記洗浄可能なウエルに接続した電導度測定部と、
前記電導度測定部から前記試料分注シリンジの詰まりを
判定する検出部と、より成ることを特徴とする。更に
試料分注シリンジの詰まり検出方法は、分析使用分と余
分量の試料を試料分注シリンジに吸引採取し、分析使用
分を分注した後の余分量と試料押出液との混合液を洗浄
可能なウエルに吐出し、その混合液の電導度と液面高さ
を測定することにより試料分注シリンジの詰まり状態を
検出することを特徴とする。またこのの方法を使用
する試料分注シリンジの詰まり検出装置が、導電性材料
からなる試料分注シリンジと、導電性材料からなり洗浄
可能なウエルと、試料を吸引吐出すると共に余分量試料
押出液を入れた容器より余分量試料押出液を試料分注シ
リンジへ送り出すポンプと、前記試料分注シリンジ及び
電極プロ−ブとを取付けた下降距離測定カウンタと、一
方を前記試料分注シリンジに他方を前記電極プロ−ブに
接続した電導度測定部と、前記下降距離カウンタから前
記試料分注シリンジの詰まりを判定する検出部と、より
成ることを特徴とする。或いはの方法を使用する手
段が、導電性材料からなる試料分注シリンジと、導電性
材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸引吐出する
と共に余分量試料押出液を入れた容器より余分量試料押
出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプと、前記試料
分注シリンジを取付けた下降距離測定カウンタと、一方
を前記試料分注シリンジに他方を前記洗浄可能なウエル
に接続した電導度測定部と、前記下降距離カウンタから
前記試料分注シリンジの詰まりを判定する検出部と、よ
り成ることを特徴とする。
る課題を解決するために、試料分注シリンジの詰まり
検出方法が、分析使用分と余分量の試料を試料分注シリ
ンジに吸引採取し、分析使用分を分注した後の余分量と
試料押出液との混合液を洗浄可能なウエルに吐出し、そ
の混合液の電導度を測定することにより試料分注シリン
ジの詰まり状態を検出することを特徴とする。またこ
のの方法を使用する装置は、分注シリンジと、導電性
材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸引吐出する
と共に余分量試料押出液を入れた容器より余分量試料押
出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプと、一対の電
極を前記洗浄可能なウエルに接続した電導度測定部と、
前記電導度測定部から前記試料分注シリンジの詰まりを
判定する検出部と、より成ることを特徴とする。更に
試料分注シリンジの詰まり検出方法は、分析使用分と余
分量の試料を試料分注シリンジに吸引採取し、分析使用
分を分注した後の余分量と試料押出液との混合液を洗浄
可能なウエルに吐出し、その混合液の電導度と液面高さ
を測定することにより試料分注シリンジの詰まり状態を
検出することを特徴とする。またこのの方法を使用
する試料分注シリンジの詰まり検出装置が、導電性材料
からなる試料分注シリンジと、導電性材料からなり洗浄
可能なウエルと、試料を吸引吐出すると共に余分量試料
押出液を入れた容器より余分量試料押出液を試料分注シ
リンジへ送り出すポンプと、前記試料分注シリンジ及び
電極プロ−ブとを取付けた下降距離測定カウンタと、一
方を前記試料分注シリンジに他方を前記電極プロ−ブに
接続した電導度測定部と、前記下降距離カウンタから前
記試料分注シリンジの詰まりを判定する検出部と、より
成ることを特徴とする。或いはの方法を使用する手
段が、導電性材料からなる試料分注シリンジと、導電性
材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸引吐出する
と共に余分量試料押出液を入れた容器より余分量試料押
出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプと、前記試料
分注シリンジを取付けた下降距離測定カウンタと、一方
を前記試料分注シリンジに他方を前記洗浄可能なウエル
に接続した電導度測定部と、前記下降距離カウンタから
前記試料分注シリンジの詰まりを判定する検出部と、よ
り成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明の試料分注シリンジの詰まり検出方法
及び装置を上記手段としたときの作用について添付図の
符号を用いて説明する。先ずとの手段によれば、試
料分注シリンジ1より吐出された(「詰まり」測定用試
料+余分試料押出液)の量が電極位置に触れる量になる
と電導度が変化するので試料分注シリンジ1の「詰ま
り」状態が判断出来る(図3参照)。また上記手段乃
至により次の手順で試料分注シリンジの「詰まり」を
測定することが出来る(図1、図2参照)。 (1)試料分注シリンジ1は試料容器6から(分析用+
「詰まり」測定用)分の試料を吸引し、反応容器7に分
析用試料を必要な量だけ分注する。 (2)試料分注シリンジ1の先端部外壁に付着した試料
を試料分注シリンジ先端部外壁洗浄ウエル10よりの洗
浄水の溢流により洗い流す。 (3)次に清浄な空の電導度測定ウエル9に、試料分注
シリンジ1から「詰まり」測定用試料を一定量の余分量
試料押出液と共に分注する。 (4)(「詰まり」測定用試料+余分量試料押出液)混
合液に向かって試料分注シリンジ1を下降させ、電導度
変化から液面を検出し、その下降距離カウンタ4により
測定した位置から上記混合液量を推測して「詰まり」の
有無を判断する。 (5)電導度測定後、電導度測定ウエル中の混合液を排
出して洗浄水により該ウエル9内を水洗する。
及び装置を上記手段としたときの作用について添付図の
符号を用いて説明する。先ずとの手段によれば、試
料分注シリンジ1より吐出された(「詰まり」測定用試
料+余分試料押出液)の量が電極位置に触れる量になる
と電導度が変化するので試料分注シリンジ1の「詰ま
り」状態が判断出来る(図3参照)。また上記手段乃
至により次の手順で試料分注シリンジの「詰まり」を
測定することが出来る(図1、図2参照)。 (1)試料分注シリンジ1は試料容器6から(分析用+
「詰まり」測定用)分の試料を吸引し、反応容器7に分
析用試料を必要な量だけ分注する。 (2)試料分注シリンジ1の先端部外壁に付着した試料
を試料分注シリンジ先端部外壁洗浄ウエル10よりの洗
浄水の溢流により洗い流す。 (3)次に清浄な空の電導度測定ウエル9に、試料分注
シリンジ1から「詰まり」測定用試料を一定量の余分量
試料押出液と共に分注する。 (4)(「詰まり」測定用試料+余分量試料押出液)混
合液に向かって試料分注シリンジ1を下降させ、電導度
変化から液面を検出し、その下降距離カウンタ4により
測定した位置から上記混合液量を推測して「詰まり」の
有無を判断する。 (5)電導度測定後、電導度測定ウエル中の混合液を排
出して洗浄水により該ウエル9内を水洗する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明の試料分注シリン
ジの詰まり検出方法を実施するための装置構成を示した
簡略図である。試料分注シリンジ1は電極P2を設けた
電極プロ−ブ2と共に管路3に連結した下降距離カウン
タ4に取付けられ、該管路3途中に配置したポンプ5に
より試料容器6中の試料Mを吸引し反応容器7に必要量
を注入するようになっている。この場合試料分注シリン
ジ1は駆動装置(図示せず)により前記試料容器6と反
応容器7との間を往復移動するように構成してある。
尚、管路3の端部には余分試料押出液を入れた容器8を
設置するが、この余分試料押出液は前記ポンプ5により
試料分注シリンジ1内の液を追い出す場合に用いる。9
は電導度測定ウエルであってポンプ5により前記試料分
注シリンジ1から余分試料押出液と共に試料液が滴下さ
れ一定量溜めた状態で電導度を測定する。該電導度測定
ウエル9の液は測定後バルブ9aを開けて排水する。1
0は試料分注シリンジ先端部外壁洗浄ウエルであり、試
料分注シリンジ1の試料吸引前、反応容器7への分析用
試料のの分注前、及び電導度測定ウエル9への「詰ま
り」測定用試料の分注前等に試料分注シリンジ1を洗浄
するために設置してある。
を参照して説明する。図1はこの発明の試料分注シリン
ジの詰まり検出方法を実施するための装置構成を示した
簡略図である。試料分注シリンジ1は電極P2を設けた
電極プロ−ブ2と共に管路3に連結した下降距離カウン
タ4に取付けられ、該管路3途中に配置したポンプ5に
より試料容器6中の試料Mを吸引し反応容器7に必要量
を注入するようになっている。この場合試料分注シリン
ジ1は駆動装置(図示せず)により前記試料容器6と反
応容器7との間を往復移動するように構成してある。
尚、管路3の端部には余分試料押出液を入れた容器8を
設置するが、この余分試料押出液は前記ポンプ5により
試料分注シリンジ1内の液を追い出す場合に用いる。9
は電導度測定ウエルであってポンプ5により前記試料分
注シリンジ1から余分試料押出液と共に試料液が滴下さ
れ一定量溜めた状態で電導度を測定する。該電導度測定
ウエル9の液は測定後バルブ9aを開けて排水する。1
0は試料分注シリンジ先端部外壁洗浄ウエルであり、試
料分注シリンジ1の試料吸引前、反応容器7への分析用
試料のの分注前、及び電導度測定ウエル9への「詰ま
り」測定用試料の分注前等に試料分注シリンジ1を洗浄
するために設置してある。
【0007】前記下降距離カウンタ4は試料分注シリン
ジ1を必要量下降させるためのカウンタであって下降途
中で次に述べる電導度測定部での変化(「試料+試料押
出液」混合液の液面が検知出来れば電導度が増加する)
を検出した後、所定の深さまで降下すると信号を発して
該試料分注シリンジ1を停止させる。この下降距離カウ
ンタ4の上側の管路3の電極P1(試料分注シリンジ1
の電極を兼ねる)と下側の電極プロ−ブ2に電導度測定
部11を接続する。該電導度測定部11としては電気抵
抗を測定する装置或いは静電容量の変化を測定する装置
等を用いる。こうして前記カウンタ4の判定部12と電
導度測定部11とで試料分注シリンジ1の具体的「詰ま
り」状況を判定することが出来る。
ジ1を必要量下降させるためのカウンタであって下降途
中で次に述べる電導度測定部での変化(「試料+試料押
出液」混合液の液面が検知出来れば電導度が増加する)
を検出した後、所定の深さまで降下すると信号を発して
該試料分注シリンジ1を停止させる。この下降距離カウ
ンタ4の上側の管路3の電極P1(試料分注シリンジ1
の電極を兼ねる)と下側の電極プロ−ブ2に電導度測定
部11を接続する。該電導度測定部11としては電気抵
抗を測定する装置或いは静電容量の変化を測定する装置
等を用いる。こうして前記カウンタ4の判定部12と電
導度測定部11とで試料分注シリンジ1の具体的「詰ま
り」状況を判定することが出来る。
【0008】この発明の試料分注シリンジの詰まり検出
方法を実施するための装置は以上のように構成するが、
実際にシリンジの「詰まり」を測定する場合には次のよ
うな手順により行う。 試料分注シリンジ1は試料容器6から(分析用+「詰
まり」測定用)分の試料を吸引し、反応容器7に分析用
試料を必要な量だけ分注する。 試料分注シリンジ1先端部外壁洗浄ウエル10より洗
浄水を溢流させ、試料分注シリンジ1の先端部外壁に付
着した試料を洗い流す。 次に清浄な空の電導度測定ウエル9に、試料分注シリ
ンジ1から「詰まり」測定用試料を一定量の余分量試料
押出液と共に分注する。 この(「詰まり」測定用試料+余分量試料押出液)混
合液に向かって試料分注シリンジ1(側に電極プロ−ブ
2を附属させてある)を下降させ、電導度変化から液面
を検出し、その下降距離カウンタ4により測定した位置
から上記混合液量を推測して「詰まり」の有無を判断す
る。 電導度測定後、電導度測定ウエル中の混合液を排出し
て洗浄水により該ウエル9内を水洗する。
方法を実施するための装置は以上のように構成するが、
実際にシリンジの「詰まり」を測定する場合には次のよ
うな手順により行う。 試料分注シリンジ1は試料容器6から(分析用+「詰
まり」測定用)分の試料を吸引し、反応容器7に分析用
試料を必要な量だけ分注する。 試料分注シリンジ1先端部外壁洗浄ウエル10より洗
浄水を溢流させ、試料分注シリンジ1の先端部外壁に付
着した試料を洗い流す。 次に清浄な空の電導度測定ウエル9に、試料分注シリ
ンジ1から「詰まり」測定用試料を一定量の余分量試料
押出液と共に分注する。 この(「詰まり」測定用試料+余分量試料押出液)混
合液に向かって試料分注シリンジ1(側に電極プロ−ブ
2を附属させてある)を下降させ、電導度変化から液面
を検出し、その下降距離カウンタ4により測定した位置
から上記混合液量を推測して「詰まり」の有無を判断す
る。 電導度測定後、電導度測定ウエル中の混合液を排出し
て洗浄水により該ウエル9内を水洗する。
【0009】次に、図2はこの発明の試料分注シリンジ
1の詰まり検出方法を実施するための別の装置である。
この実施例は電導度測定部11を、電極を兼ねる試料分
注シリンジ1の一方の電極P1と電導度測定ウエル9の
底部に設けた電極P2とに接続した場合の実施例であ
る。この装置では前記電極プロ−ブ2は不要としてあ
る。この装置でも前記電導度測定部11は静電容量の変
化を測定するようにしても良い。この装置により試料分
注シリンジの「詰まり」を検出する場合も前記乃至
の操作と同様の操作を実施して行う。
1の詰まり検出方法を実施するための別の装置である。
この実施例は電導度測定部11を、電極を兼ねる試料分
注シリンジ1の一方の電極P1と電導度測定ウエル9の
底部に設けた電極P2とに接続した場合の実施例であ
る。この装置では前記電極プロ−ブ2は不要としてあ
る。この装置でも前記電導度測定部11は静電容量の変
化を測定するようにしても良い。この装置により試料分
注シリンジの「詰まり」を検出する場合も前記乃至
の操作と同様の操作を実施して行う。
【0010】図3はこの発明の試料分注シリンジの詰ま
り検出方法を実施する場合のより基本となる装置を示す
図である。この装置では(「詰まり」測定用試料+余分
試料押出液)混合液を入れる電導度測定ウエル9の内部
に一対の電極P1、P2を設け、これらの電極と電導度
測定部11とを接続して試料分注シリンジ1の「詰ま
り」を検出しようとするものである。この場合、電導度
測定ウエル9内の電極取付位置は(余分量試料+試料押
出液)の正常吐出時の液面よりも若干低位置とする。こ
の装置では試料分注シリンジ1より吐出された(「詰ま
り」測定用試料+余分試料押出液)の量が電極位置に触
れる量になると電導度が変化するので試料分注シリンジ
1の「詰まり」状態が判断出来る。
り検出方法を実施する場合のより基本となる装置を示す
図である。この装置では(「詰まり」測定用試料+余分
試料押出液)混合液を入れる電導度測定ウエル9の内部
に一対の電極P1、P2を設け、これらの電極と電導度
測定部11とを接続して試料分注シリンジ1の「詰ま
り」を検出しようとするものである。この場合、電導度
測定ウエル9内の電極取付位置は(余分量試料+試料押
出液)の正常吐出時の液面よりも若干低位置とする。こ
の装置では試料分注シリンジ1より吐出された(「詰ま
り」測定用試料+余分試料押出液)の量が電極位置に触
れる量になると電導度が変化するので試料分注シリンジ
1の「詰まり」状態が判断出来る。
【0011】
【発明の効果】この発明の試料分注シリンジの詰まり検
出方法及び装置は以上詳述したような構成としたので、
試料分注シリンジに「詰まり」が生じたとき電導度測定
ウエル内の試料量は少なくなり、逆に「詰まり」がない
場合は一定の余分量の試料量となり、電導度の変化の有
無により「詰まり」の有無を判別することが出来る。更
に、同一試料を複数項目について分析する場合、その途
中で「詰まり」が生じると試料量が少なくなり、再び
「詰まり」が正常に復帰すると試料量が多くなるので、
「詰まり」が検出された場合は直ちに再検査を行うこと
が可能となる。従って分析デ−タに対する信頼性が向上
するし、異常の場合は素早く対応することが出来る。ま
たこの方法及び装置では(余分量+試料押出液)の吐出
量を測定するので半分詰まった場合も検出出来、軽度の
「詰まり」状態にも対応する事が出来る。
出方法及び装置は以上詳述したような構成としたので、
試料分注シリンジに「詰まり」が生じたとき電導度測定
ウエル内の試料量は少なくなり、逆に「詰まり」がない
場合は一定の余分量の試料量となり、電導度の変化の有
無により「詰まり」の有無を判別することが出来る。更
に、同一試料を複数項目について分析する場合、その途
中で「詰まり」が生じると試料量が少なくなり、再び
「詰まり」が正常に復帰すると試料量が多くなるので、
「詰まり」が検出された場合は直ちに再検査を行うこと
が可能となる。従って分析デ−タに対する信頼性が向上
するし、異常の場合は素早く対応することが出来る。ま
たこの方法及び装置では(余分量+試料押出液)の吐出
量を測定するので半分詰まった場合も検出出来、軽度の
「詰まり」状態にも対応する事が出来る。
【図1】この発明の試料分注シリンジの詰まり検出方法
を実施するための装置構成を示した簡略図である。
を実施するための装置構成を示した簡略図である。
【図2】この発明の試料分注シリンジの詰まり検出方法
を実施するための別の装置構成を示す簡略図である。
を実施するための別の装置構成を示す簡略図である。
【図3】この発明の試料分注シリンジの詰まり検出方法
を実施するための更に別の装置構成を示す簡略図であ
る。
を実施するための更に別の装置構成を示す簡略図であ
る。
1 試料分注シリンジ 2 電極プロ−ブ 4 移動距離カウンタ 5 ポンプ 6 試料容器 7 反応容器 8 余分試料押出液用容器 9 電導度測定ウエ
ル 11 電導度測定部 12 「詰まり」判
定部
ル 11 電導度測定部 12 「詰まり」判
定部
Claims (5)
- 【請求項1】 分析使用分と余分量の試料を試料分注シ
リンジに吸引採取し、分析使用分を分注した後の余分量
と試料押出液との混合液を洗浄可能なウエルに吐出し、
その混合液の電導度を測定することにより試料分注シリ
ンジの詰まり状態を検出する試料分注シリンジの詰まり
検出方法。 - 【請求項2】 分注シリンジと、導電性材料からなり洗
浄可能なウエルと、試料を吸引吐出すると共に余分量試
料押出液を入れた容器より余分量試料押出液を試料分注
シリンジへ送り出すポンプと、一対の電極を前記洗浄可
能なウエルに接続した電導度測定部と、前記電導度測定
部から前記試料分注シリンジの詰まりを判定する検出部
と、より成る試料分注シリンジの詰まり検出装置。 - 【請求項3】 分析使用分と余分量の試料を試料分注シ
リンジに吸引採取し、分析使用分を分注した後の余分量
と試料押出液との混合液を洗浄可能なウエルに吐出し、
その混合液の電導度と液面高さを測定することにより試
料分注シリンジの詰まり状態を検出する試料分注シリン
ジの詰まり検出方法。 - 【請求項4】 導電性材料からなる試料分注シリンジ
と、導電性材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸
引吐出すると共に余分量試料押出液を入れた容器より余
分量試料押出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプ
と、前記試料分注シリンジ及び電極プロ−ブとを取付け
た下降距離測定カウンタと、一方を前記試料分注シリン
ジに他方を前記電極プロ−ブに接続した電導度測定部
と、前記下降距離カウンタから前記試料分注シリンジの
詰まりを判定する検出装置と、より成る試料分注シリン
ジの詰まり検出装置。 - 【請求項5】 導電性材料からなる試料分注シリンジ
と、導電性材料からなり洗浄可能なウエルと、試料を吸
引吐出すると共に余分量試料押出液を入れた容器より余
分量試料押出液を試料分注シリンジへ送り出すポンプ
と、前記試料分注シリンジを取付けた下降距離測定カウ
ンタと、一方を前記試料分注シリンジに他方を前記洗浄
可能なウエルに接続した電導度測定部と、前記下降距離
カウンタから前記試料分注シリンジの詰まりを判定する
検出部と、より成る試料分注シリンジの詰まり検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10535192A JPH05281106A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 試料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10535192A JPH05281106A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 試料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281106A true JPH05281106A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14405317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10535192A Pending JPH05281106A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 試料分注シリンジの詰まり検出方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281106A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001221804A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-08-17 | Ortho Clinical Diagnostics Inc | 臨床分析を行う分析器における不良を検出する方法 |
| JP2008175731A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその保守方法 |
| WO2010032507A1 (ja) * | 2008-09-17 | 2010-03-25 | オリンパス株式会社 | 分注装置、自動分析装置および分注不良確認方法 |
| WO2011058734A1 (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-19 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 分析装置における検体分注方法および分析装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10535192A patent/JPH05281106A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001221804A (ja) * | 2000-01-13 | 2001-08-17 | Ortho Clinical Diagnostics Inc | 臨床分析を行う分析器における不良を検出する方法 |
| US8026101B2 (en) | 2000-01-13 | 2011-09-27 | Ortho-Clinical Diagnostics, Inc. | Failure detection in automated clinical analyzers |
| JP2008175731A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその保守方法 |
| WO2010032507A1 (ja) * | 2008-09-17 | 2010-03-25 | オリンパス株式会社 | 分注装置、自動分析装置および分注不良確認方法 |
| WO2011058734A1 (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-19 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 分析装置における検体分注方法および分析装置 |
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