JPH05281442A - 多重化レーザダイオードモジュール - Google Patents
多重化レーザダイオードモジュールInfo
- Publication number
- JPH05281442A JPH05281442A JP4077112A JP7711292A JPH05281442A JP H05281442 A JPH05281442 A JP H05281442A JP 4077112 A JP4077112 A JP 4077112A JP 7711292 A JP7711292 A JP 7711292A JP H05281442 A JPH05281442 A JP H05281442A
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- JP
- Japan
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- light
- birefringent
- birefringent wedge
- laser diodes
- wedge plate
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- Semiconductor Lasers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は多重化レーザダイオードモジュールに
関し、製造性に優れ小型化に適した上記モジュールの提
供を目的とする。 【構成】出射光の偏光方向が互いに直交するように配置
されたレーザダイオード14,16と、これらの出射光
が順に透過する複屈折くさび板32,34と、複屈折く
さび板32,34をこれらの相対角度を調整し得るよう
に回動可能に支持する手段と、複屈折くさび板34から
の光が入射する光ファイバ38とから構成する。
関し、製造性に優れ小型化に適した上記モジュールの提
供を目的とする。 【構成】出射光の偏光方向が互いに直交するように配置
されたレーザダイオード14,16と、これらの出射光
が順に透過する複屈折くさび板32,34と、複屈折く
さび板32,34をこれらの相対角度を調整し得るよう
に回動可能に支持する手段と、複屈折くさび板34から
の光が入射する光ファイバ38とから構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重化レーザダイオード
モジュールに関する。高信頼な光通信システムを構築す
るために、送信側の光源を二重化することが要求される
場合がある。このような場合には、予めいずれの光源に
ついても出射光が光伝送路に結合されるようにしてお
き、システムの稼動開始当初は一方の光源のみを使用
し、その光源が故障したときに或いはその光源が故障す
る恐れのあるときに他方の光源に切り換えて、システム
ダウンを未然に防止するようにしている。
モジュールに関する。高信頼な光通信システムを構築す
るために、送信側の光源を二重化することが要求される
場合がある。このような場合には、予めいずれの光源に
ついても出射光が光伝送路に結合されるようにしてお
き、システムの稼動開始当初は一方の光源のみを使用
し、その光源が故障したときに或いはその光源が故障す
る恐れのあるときに他方の光源に切り換えて、システム
ダウンを未然に防止するようにしている。
【0002】一方、2以上の光源を多重化して光源装置
の大出力化を図ることが要求される場合がある。例え
ば、近年実用化されつつあるファイバ型の光増幅器にお
いて、高エネルギーな励起光を必要とするときに、この
ような光源装置の大出力化が有効である。
の大出力化を図ることが要求される場合がある。例え
ば、近年実用化されつつあるファイバ型の光増幅器にお
いて、高エネルギーな励起光を必要とするときに、この
ような光源装置の大出力化が有効である。
【0003】
【従来の技術】従来、光源の多重化に適したものとし
て、多重化レーザダイオードモジュールが提案されてい
る。このモジュールは、例えば、レーザダイオードの出
射光がほぼ直線偏光であることに着目して、2つのレー
ザダイオードからの光を偏光ビームスプリッタ等の偏波
カプラで合流して1つの光ファイバに入射させるように
構成される。
て、多重化レーザダイオードモジュールが提案されてい
る。このモジュールは、例えば、レーザダイオードの出
射光がほぼ直線偏光であることに着目して、2つのレー
ザダイオードからの光を偏光ビームスプリッタ等の偏波
カプラで合流して1つの光ファイバに入射させるように
構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
多重化レーザダイオードモジュールにおいて、2つのレ
ーザダイオードからの空間光ビームを直接偏波カプラに
より合成する場合には、モジュールを製造するに際し
て、2つのレーザダイオードの相対位置を1μm以下の
精度で所定の相対位置関係に設定することが要求される
ので、製造が極めて困難であるという問題があった。
多重化レーザダイオードモジュールにおいて、2つのレ
ーザダイオードからの空間光ビームを直接偏波カプラに
より合成する場合には、モジュールを製造するに際し
て、2つのレーザダイオードの相対位置を1μm以下の
精度で所定の相対位置関係に設定することが要求される
ので、製造が極めて困難であるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、製造の容易化に適した多
重化レーザダイオードモジュールを提供することであ
る。
重化レーザダイオードモジュールを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多重化レーザダ
イオードモジュールは、出射光の偏光方向が互いに直交
するように配置された第1及び第2のレーザダイオード
と、該第1及び第2のレーザダイオードの出射光の光路
の主軸に対してほぼ垂直で且つ互いにほぼ平行又は垂直
な光学軸を有し、上記第1及び第2のレーザダイオード
の出射光が順に透過するように配置された第1及び第2
の複屈折くさび板と、上記第1及び第2のレーザダイオ
ードから2つの光路に沿って上記第1の複屈折くさび板
を透過して上記第2の複屈折くさび板に入射した光が該
第2の複屈折くさび板から1つの光路に沿って出射する
ように該第1及び第2の複屈折くさび板の相対角度を調
整し得るように該第1及び第2の複屈折くさび板を回動
可能に支持する手段と、該第2の複屈折くさび板からの
光が入射する光ファイバとを備える。
イオードモジュールは、出射光の偏光方向が互いに直交
するように配置された第1及び第2のレーザダイオード
と、該第1及び第2のレーザダイオードの出射光の光路
の主軸に対してほぼ垂直で且つ互いにほぼ平行又は垂直
な光学軸を有し、上記第1及び第2のレーザダイオード
の出射光が順に透過するように配置された第1及び第2
の複屈折くさび板と、上記第1及び第2のレーザダイオ
ードから2つの光路に沿って上記第1の複屈折くさび板
を透過して上記第2の複屈折くさび板に入射した光が該
第2の複屈折くさび板から1つの光路に沿って出射する
ように該第1及び第2の複屈折くさび板の相対角度を調
整し得るように該第1及び第2の複屈折くさび板を回動
可能に支持する手段と、該第2の複屈折くさび板からの
光が入射する光ファイバとを備える。
【0007】本発明の他の多重化レーザダイオードモジ
ュールは、出射光の偏光方向が互いに直交するように配
置された第1及び第2のレーザダイオードと、互いに垂
直な光学軸を有し、上記第1及び第2のレーザダイオー
ドの出射光が順に透過するように配置された第1及び第
2の複屈折平板と、上記第1及び第2のレーザダイオー
ドから2つの光路に沿って上記第1の複屈折平板を透過
して上記第2の複屈折平板に入射した光が該第2の複屈
折平板から1つの光路に沿って出射するように該第1及
び第2の複屈折平板の相対角度を調整し得るように該第
1及び第2の複屈折平板を回動可能に支持する手段と、
該第2の複屈折平板からの光が入射する光ファイバとを
備える。
ュールは、出射光の偏光方向が互いに直交するように配
置された第1及び第2のレーザダイオードと、互いに垂
直な光学軸を有し、上記第1及び第2のレーザダイオー
ドの出射光が順に透過するように配置された第1及び第
2の複屈折平板と、上記第1及び第2のレーザダイオー
ドから2つの光路に沿って上記第1の複屈折平板を透過
して上記第2の複屈折平板に入射した光が該第2の複屈
折平板から1つの光路に沿って出射するように該第1及
び第2の複屈折平板の相対角度を調整し得るように該第
1及び第2の複屈折平板を回動可能に支持する手段と、
該第2の複屈折平板からの光が入射する光ファイバとを
備える。
【0008】
【作用】本発明の多重化レーザダイオードモジュールの
いずれかの構成によると、第1及び第2のレーザダイオ
ードの相対的位置関係に応じて、第1及び第2の複屈折
くさび板の相対角度又は第1及び第2の複屈折平板の相
対角度を調整することによって、第1及び第2のレーザ
ダイオードの相対的位置関係のばらつきに対処すること
ができるので、このモジュールを製造するに際して、第
1及び第2のレーザダイオードの相対的位置関係の高精
度な設定が不要になり、このモジュールの製造が容易に
なる。
いずれかの構成によると、第1及び第2のレーザダイオ
ードの相対的位置関係に応じて、第1及び第2の複屈折
くさび板の相対角度又は第1及び第2の複屈折平板の相
対角度を調整することによって、第1及び第2のレーザ
ダイオードの相対的位置関係のばらつきに対処すること
ができるので、このモジュールを製造するに際して、第
1及び第2のレーザダイオードの相対的位置関係の高精
度な設定が不要になり、このモジュールの製造が容易に
なる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施例を示す多重化レーザダイオー
ドモジュールの縦断面図である。この多重化レーザダイ
オードモジュールは、LDアセンブリ2、レンズアセン
ブリ4、複屈折くさび板アセンブリ6及びファイバアセ
ンブリ8をこの順に並べて相互に固定して構成される。
る。図1は本発明の実施例を示す多重化レーザダイオー
ドモジュールの縦断面図である。この多重化レーザダイ
オードモジュールは、LDアセンブリ2、レンズアセン
ブリ4、複屈折くさび板アセンブリ6及びファイバアセ
ンブリ8をこの順に並べて相互に固定して構成される。
【0010】LDアセンブリ2において、符号10はケ
ース12内に固定されたヒートシンクを表し、このヒー
トシンク10上には、レーザダイオード(LD)14及
び16が、これらの出射光の光路の主軸が互いにほぼ平
行で且つ出射光の偏光方向が互いに直交するように固定
されている。
ース12内に固定されたヒートシンクを表し、このヒー
トシンク10上には、レーザダイオード(LD)14及
び16が、これらの出射光の光路の主軸が互いにほぼ平
行で且つ出射光の偏光方向が互いに直交するように固定
されている。
【0011】レーザダイオード14及び16は、ヒート
シンク10上に固定された駆動回路等の機能をなすIC
チップ18にワイヤボンディングされ、このICチップ
18は、ターミナル20を介して図示しない外部回路と
接続される。
シンク10上に固定された駆動回路等の機能をなすIC
チップ18にワイヤボンディングされ、このICチップ
18は、ターミナル20を介して図示しない外部回路と
接続される。
【0012】レンズアセンブリ4は、円筒形状のパイプ
22内に例えば球レンズからなるレンズ24を圧入して
構成される。レンズ24の主軸は、レーザダイオード1
2及び14の出射光の光路の互いに平行な主軸の間にこ
れらとほぼ平行になるように設定されている。
22内に例えば球レンズからなるレンズ24を圧入して
構成される。レンズ24の主軸は、レーザダイオード1
2及び14の出射光の光路の互いに平行な主軸の間にこ
れらとほぼ平行になるように設定されている。
【0013】複屈折くさび板アセンブリ6において、符
号26は円筒の端面を斜めに形成した形状のパイプを表
している。このパイプ26内には、レンズアセンブリ4
の側から順に、樹脂等からなるホルダ28及び30を介
してそれぞれ複屈折くさび板32及び34が回動可能に
支持されている。符号26A及び26Bは、パイプ26
の側方に形成された穴を表しており、これらの穴26A
及び26Bを介してそれぞれホルダ28及び30をパイ
プ26内で回動させることができるようになっている。
号26は円筒の端面を斜めに形成した形状のパイプを表
している。このパイプ26内には、レンズアセンブリ4
の側から順に、樹脂等からなるホルダ28及び30を介
してそれぞれ複屈折くさび板32及び34が回動可能に
支持されている。符号26A及び26Bは、パイプ26
の側方に形成された穴を表しており、これらの穴26A
及び26Bを介してそれぞれホルダ28及び30をパイ
プ26内で回動させることができるようになっている。
【0014】複屈折くさび板32及び34の材質は、ル
チル等の単軸性の複屈折結晶である。複屈折くさび板3
2及び34の光学軸は、レーザダイオード14及び16
からの光路の主軸に対してほぼ垂直であり、また、複屈
折くさび板32及び34の光学軸は互いにほぼ平行又は
垂直である。複屈折くさび板32及び34の相対的な位
置関係並びにその調整方法については後述する。
チル等の単軸性の複屈折結晶である。複屈折くさび板3
2及び34の光学軸は、レーザダイオード14及び16
からの光路の主軸に対してほぼ垂直であり、また、複屈
折くさび板32及び34の光学軸は互いにほぼ平行又は
垂直である。複屈折くさび板32及び34の相対的な位
置関係並びにその調整方法については後述する。
【0015】ファイバアセンブリ8は、円筒形状のパイ
プ36内に、光ファイバ38が中心細孔に挿入固定され
たフェルール40を挿入固定するとともに、光ファイバ
38の端面に対向するようにレンズ42をパイプ36に
圧入して構成される。
プ36内に、光ファイバ38が中心細孔に挿入固定され
たフェルール40を挿入固定するとともに、光ファイバ
38の端面に対向するようにレンズ42をパイプ36に
圧入して構成される。
【0016】各アセンブリ2,4,6及び8は、相対的
な位置調整をなされた後、レーザ溶接等により相互固定
される。図1の多重化レーザダイオードモジュールの機
能を説明するに先立ち、図2により、複屈折くさび板が
1つだけ設けられている多重化レーザダイオードモジュ
ールの機能を説明する。
な位置調整をなされた後、レーザ溶接等により相互固定
される。図1の多重化レーザダイオードモジュールの機
能を説明するに先立ち、図2により、複屈折くさび板が
1つだけ設けられている多重化レーザダイオードモジュ
ールの機能を説明する。
【0017】レーザダイオード14及び16とレンズ2
4及び42と光ファイバ38は図1と同じようにこの順
に配置されており、レンズ24及び42間に1つの複屈
折くさび板32′が設けられている。
4及び42と光ファイバ38は図1と同じようにこの順
に配置されており、レンズ24及び42間に1つの複屈
折くさび板32′が設けられている。
【0018】図3は図2の複屈折くさび板32′を説明
するための図である。符号32′Aは複屈折くさび板3
2′の光学軸(C軸)を表しており、この光学軸32′
Aは紙面に対して垂直であるとする。符号44及び46
はそれぞれ複屈折くさび板32′への第1及び第2の入
射光路の主軸を表し、符号48は複屈折くさび板32′
からの出射光路の主軸を表す。
するための図である。符号32′Aは複屈折くさび板3
2′の光学軸(C軸)を表しており、この光学軸32′
Aは紙面に対して垂直であるとする。符号44及び46
はそれぞれ複屈折くさび板32′への第1及び第2の入
射光路の主軸を表し、符号48は複屈折くさび板32′
からの出射光路の主軸を表す。
【0019】第1の入射光路の主軸44と第2の入射光
路の主軸46と出射光路の主軸48は、第1の入射光路
の主軸44に沿って入射した常光(偏光方向が紙面と平
行な偏光)と第2の入射光路の主軸46に沿って入射し
た異常光(偏光方向が紙面と垂直な偏光)の双方が出射
光路の主軸48に沿って出射するような位置関係にあ
る。
路の主軸46と出射光路の主軸48は、第1の入射光路
の主軸44に沿って入射した常光(偏光方向が紙面と平
行な偏光)と第2の入射光路の主軸46に沿って入射し
た異常光(偏光方向が紙面と垂直な偏光)の双方が出射
光路の主軸48に沿って出射するような位置関係にあ
る。
【0020】プリズム32′の材質がルチルである場
合、複屈折くさび板32′におけるくさび角度が20°
のときに、第1の入射光路の主軸44と第2の入射光路
の主軸46がなす角θは約11°となる。
合、複屈折くさび板32′におけるくさび角度が20°
のときに、第1の入射光路の主軸44と第2の入射光路
の主軸46がなす角θは約11°となる。
【0021】このように、複屈折くさび板32′を用い
ることによって、2つの入射光路に沿って入射した光を
1つの出射光路に沿って出射させることができる。図4
はレンズ24の機能を説明するための図である。符号5
0はレンズ24の主軸(幾何学的中心軸)を表してお
り、この主軸50は、レーザダイオード14及び16の
出射光路の主軸と平行になるように位置している場合の
実施例を示す。以下の説明では、レーザダイオード14
及び16の出射光路の主軸とレンズ24の主軸50の間
の距離をδとする。
ることによって、2つの入射光路に沿って入射した光を
1つの出射光路に沿って出射させることができる。図4
はレンズ24の機能を説明するための図である。符号5
0はレンズ24の主軸(幾何学的中心軸)を表してお
り、この主軸50は、レーザダイオード14及び16の
出射光路の主軸と平行になるように位置している場合の
実施例を示す。以下の説明では、レーザダイオード14
及び16の出射光路の主軸とレンズ24の主軸50の間
の距離をδとする。
【0022】レンズ24の主軸50と平行な出射光路の
主軸に沿ってレーザダイオード14から出射した光は、
レンズ24によって集束させられるとともに、所定の角
度αだけ偏向させられて、レンズ24の一方の出射光路
の主軸52に沿って出射する。一方、レーザダイオード
16から、レンズ24の主軸と平行な出射光路の主軸に
沿って出射した光も、レンズ24によって集束させられ
るとともに、レーザダイオード14の出射光に対する偏
向の方向とは逆の方向に偏向させられて、レンズ24の
他方の出射光路の主軸54に沿って出射する。
主軸に沿ってレーザダイオード14から出射した光は、
レンズ24によって集束させられるとともに、所定の角
度αだけ偏向させられて、レンズ24の一方の出射光路
の主軸52に沿って出射する。一方、レーザダイオード
16から、レンズ24の主軸と平行な出射光路の主軸に
沿って出射した光も、レンズ24によって集束させられ
るとともに、レーザダイオード14の出射光に対する偏
向の方向とは逆の方向に偏向させられて、レンズ24の
他方の出射光路の主軸54に沿って出射する。
【0023】ここで、レーザダイオード14及び16の
出射光に対するレンズ24での偏向作用における偏向角
αは、レンズ24の焦点距離をfとするときに、次式で
与えられる。
出射光に対するレンズ24での偏向作用における偏向角
αは、レンズ24の焦点距離をfとするときに、次式で
与えられる。
【0024】α= tan-1(δ/f) 従って、レンズ24からの出射光路の主軸54及び52
が図3における複屈折くさび板32′への第1及び第2
の入射光路の主軸44及び46にそれぞれ一致するよう
に、レーザダイオード14及び16、レンズ24、複屈
折くさび板32′を配置するとともに、レーザダイオー
ド14の出射光の偏光方向が紙面と垂直になりレーザダ
イオード16の出射光の偏光方向が紙面と平行になるよ
うに設定しておくことによって、レーザダイオード14
及び16から出射した光を、複屈折くさび板32′から
同一光路上で出射させることができる。
が図3における複屈折くさび板32′への第1及び第2
の入射光路の主軸44及び46にそれぞれ一致するよう
に、レーザダイオード14及び16、レンズ24、複屈
折くさび板32′を配置するとともに、レーザダイオー
ド14の出射光の偏光方向が紙面と垂直になりレーザダ
イオード16の出射光の偏光方向が紙面と平行になるよ
うに設定しておくことによって、レーザダイオード14
及び16から出射した光を、複屈折くさび板32′から
同一光路上で出射させることができる。
【0025】この複屈折くさび板32′から出射した光
は、図2において、レンズ42により集束させて光ファ
イバ38に入射させることができる。この場合、レーザ
ダイオード14及び16とレンズ24の間の距離をレン
ズ24の焦点距離にほぼ一致させておくとともに、レン
ズ42と光ファイバ38の間の距離をレンズ42の焦点
距離にほぼ一致させておくことによって、共焦点系の光
学系が構成され、レンズ24及び42間においてはほぼ
平行ビームが得られる。
は、図2において、レンズ42により集束させて光ファ
イバ38に入射させることができる。この場合、レーザ
ダイオード14及び16とレンズ24の間の距離をレン
ズ24の焦点距離にほぼ一致させておくとともに、レン
ズ42と光ファイバ38の間の距離をレンズ42の焦点
距離にほぼ一致させておくことによって、共焦点系の光
学系が構成され、レンズ24及び42間においてはほぼ
平行ビームが得られる。
【0026】さて、図2のように複屈折くさび板が1つ
だけ用いられている場合、複屈折くさび板における偏向
角は複屈折くさび板の材質及びくさび角度によって一義
的に定まるので、レーザダイオード14及び16間にお
ける前述のδ等をパラメータとする相対的位置関係が直
接的にレーザダイオード14及び16と光ファイバ38
の間の光結合効率を左右する。
だけ用いられている場合、複屈折くさび板における偏向
角は複屈折くさび板の材質及びくさび角度によって一義
的に定まるので、レーザダイオード14及び16間にお
ける前述のδ等をパラメータとする相対的位置関係が直
接的にレーザダイオード14及び16と光ファイバ38
の間の光結合効率を左右する。
【0027】つまり、レーザダイオード14及び16の
相対的位置関係を1μm以下で高精度に設定しておかな
いと、レーザダイオード14及び/又は16と光ファイ
バ38の間の光結合効率が低下し、実用上問題が生じ
る。
相対的位置関係を1μm以下で高精度に設定しておかな
いと、レーザダイオード14及び/又は16と光ファイ
バ38の間の光結合効率が低下し、実用上問題が生じ
る。
【0028】一般に、レーザダイオードは取り扱いに注
意を要し、また、製造時の放熱や通電の問題から、2つ
のレーザダイオードの間隔をサブミクロンの精度で合わ
せることは困難である。
意を要し、また、製造時の放熱や通電の問題から、2つ
のレーザダイオードの間隔をサブミクロンの精度で合わ
せることは困難である。
【0029】図1の実施例によると、レーザダイオード
14及び16の相対的位置関係にばらつきがある場合、
複屈折くさび板32及び34の回動角度を調整すること
によって、上記ばらつきに対処することができる。これ
を具体的に説明する。
14及び16の相対的位置関係にばらつきがある場合、
複屈折くさび板32及び34の回動角度を調整すること
によって、上記ばらつきに対処することができる。これ
を具体的に説明する。
【0030】図5は図1の複くさび板32及び34の機
能の説明図である。本実施例においては、相対的位置関
係がばらつくことを前提とするレーザダイオード14及
び16(図1参照)から2つの光路に沿って複屈折くさ
び板32を透過して複屈折くさび板34に入射した光が
この複屈折くさび板34から1つの光路に沿って出射す
るように、複屈折くさび板32及び34の回動角度を調
整し得るようにしている。
能の説明図である。本実施例においては、相対的位置関
係がばらつくことを前提とするレーザダイオード14及
び16(図1参照)から2つの光路に沿って複屈折くさ
び板32を透過して複屈折くさび板34に入射した光が
この複屈折くさび板34から1つの光路に沿って出射す
るように、複屈折くさび板32及び34の回動角度を調
整し得るようにしている。
【0031】この動作原理の理解を容易にするために、
モジュールを実際に使用する場合とは逆に、図5におい
て、矢印56の方向に1つの光路で複屈折くさび板34
に入射した光が2つの光路に分離して複屈折くさび板3
2から出射することを考える。以下の説明では、矢印5
6と平行なZ軸と、複屈折くさび板34の光学軸(C
軸)34Aと平行なY軸と、これらY軸及びZ軸と垂直
なX軸からなる直交三次元座標系X−Y−Zを用いる。
モジュールを実際に使用する場合とは逆に、図5におい
て、矢印56の方向に1つの光路で複屈折くさび板34
に入射した光が2つの光路に分離して複屈折くさび板3
2から出射することを考える。以下の説明では、矢印5
6と平行なZ軸と、複屈折くさび板34の光学軸(C
軸)34Aと平行なY軸と、これらY軸及びZ軸と垂直
なX軸からなる直交三次元座標系X−Y−Zを用いる。
【0032】この例では、複屈折くさび板32及び34
として同じものを用い、これらの複屈折くさび板32及
び34のくさびの方向が互いに90°の角度をなすよう
にしている。この場合、複屈折くさび板32の光学軸3
2Aは複屈折くさび板34の光学軸34Aと直交する。
つまり、複屈折くさび板32の光学軸32AはX軸に平
行である。
として同じものを用い、これらの複屈折くさび板32及
び34のくさびの方向が互いに90°の角度をなすよう
にしている。この場合、複屈折くさび板32の光学軸3
2Aは複屈折くさび板34の光学軸34Aと直交する。
つまり、複屈折くさび板32の光学軸32AはX軸に平
行である。
【0033】矢印56に沿って複屈折くさび板34に光
が入射すると、この光はX軸と平行な偏光方向の常光と
Y軸と平行な偏光方向の異常光に分離されて複屈折くさ
び板34から出射する。符号58は、複屈折くさび板3
4で所定の屈折率での屈折を受けた常光の出射光路の主
軸を表し、符号60は、複屈折くさび板34で常光に対
する屈折率よりも大きい屈折率での屈折を受けた異常光
の出射光路の主軸を表している。
が入射すると、この光はX軸と平行な偏光方向の常光と
Y軸と平行な偏光方向の異常光に分離されて複屈折くさ
び板34から出射する。符号58は、複屈折くさび板3
4で所定の屈折率での屈折を受けた常光の出射光路の主
軸を表し、符号60は、複屈折くさび板34で常光に対
する屈折率よりも大きい屈折率での屈折を受けた異常光
の出射光路の主軸を表している。
【0034】符号62は主軸58と複屈折くさび板32
の主面との交点を表し、符号64は主軸60と複屈折く
さび板32の主面との交点を表す。これらの交点62及
び64を結ぶ線分はX軸に平行である。
の主面との交点を表し、符号64は主軸60と複屈折く
さび板32の主面との交点を表す。これらの交点62及
び64を結ぶ線分はX軸に平行である。
【0035】交点62を通過する光の偏光方向はX軸と
平行であるから、この光は、複屈折くさび板32におけ
る異常光となり、この光は、複屈折くさび板32によっ
て、YZ平面内における比較的大きな屈折角での屈折を
受ける。一方、交点64を通過する光の偏光方向はY軸
と平行であるから、この光は複屈折くさび板32に対し
ては常光となり、この光は、複屈折くさび板32によっ
て、YZ平面内における比較的小さな屈折角での屈折を
受ける。
平行であるから、この光は、複屈折くさび板32におけ
る異常光となり、この光は、複屈折くさび板32によっ
て、YZ平面内における比較的大きな屈折角での屈折を
受ける。一方、交点64を通過する光の偏光方向はY軸
と平行であるから、この光は複屈折くさび板32に対し
ては常光となり、この光は、複屈折くさび板32によっ
て、YZ平面内における比較的小さな屈折角での屈折を
受ける。
【0036】符号66は交点62を通って複屈折くさび
板32から出射する光の主軸を表し、符号68は交点6
4を通って複屈折くさび板32から出射する光の主軸を
表す。
板32から出射する光の主軸を表し、符号68は交点6
4を通って複屈折くさび板32から出射する光の主軸を
表す。
【0037】符号69は複屈折くさび板32から所定距
離にあるXY平面を表しており、レーザダイオード14
及び16(図1参照)の発光点はこのXY平面69上に
位置しているとする。符号70は主軸66とXY平面6
9の交点を表し、符号72は主軸68とXY平面69の
交点を表す。
離にあるXY平面を表しており、レーザダイオード14
及び16(図1参照)の発光点はこのXY平面69上に
位置しているとする。符号70は主軸66とXY平面6
9の交点を表し、符号72は主軸68とXY平面69の
交点を表す。
【0038】いま、複屈折くさび板32及び34の相対
角度を変化させたとする。例えば、Y軸又はY軸と平行
な軸を中心として複屈折くさび板32を回動させたとす
る。このとき、交点70及び72間の線分の長さ並びに
この線分とY軸がなす角度は、複屈折くさび板32の回
動角度に応じて変化する。このとき、この線分の長さ及
びこの線分がY軸となす角度は、複屈折くさび板の回動
角度に依存する。
角度を変化させたとする。例えば、Y軸又はY軸と平行
な軸を中心として複屈折くさび板32を回動させたとす
る。このとき、交点70及び72間の線分の長さ並びに
この線分とY軸がなす角度は、複屈折くさび板32の回
動角度に応じて変化する。このとき、この線分の長さ及
びこの線分がY軸となす角度は、複屈折くさび板の回動
角度に依存する。
【0039】従って、複屈折くさび板32及び/又は3
4を回動させることによって、交点70及び72間の線
分の長さ及び方向を調整することができるのである。こ
のことは、XY平面上の許容され得る範囲内にある2つ
の発光点からの光を、これらの発光点の相対的な位置関
係にかかわらず、複屈折くさび板32及び34を回動調
整することによって、複屈折くさび板34から常に1つ
の光路上に出射させることができることを意味するので
ある。
4を回動させることによって、交点70及び72間の線
分の長さ及び方向を調整することができるのである。こ
のことは、XY平面上の許容され得る範囲内にある2つ
の発光点からの光を、これらの発光点の相対的な位置関
係にかかわらず、複屈折くさび板32及び34を回動調
整することによって、複屈折くさび板34から常に1つ
の光路上に出射させることができることを意味するので
ある。
【0040】例えば、レーザダイオード14及び16
(図1参照)の発光点の離間距離の設計値が300μm
であるとき、複屈折くさび板32を±5°の範囲内で回
動させることによって、発光点の離間距離のばらつきが
±20μmの範囲にある2つのレーザダイオードについ
て、これらの出射光を効率よく1つの光ファイバに入射
させることができる。
(図1参照)の発光点の離間距離の設計値が300μm
であるとき、複屈折くさび板32を±5°の範囲内で回
動させることによって、発光点の離間距離のばらつきが
±20μmの範囲にある2つのレーザダイオードについ
て、これらの出射光を効率よく1つの光ファイバに入射
させることができる。
【0041】ところで、複屈折くさび板32及び34の
相対角度を調整すると、複屈折くさび板32の光学軸3
2Aと複屈折くさび板34の光学軸34Aが直交しなく
なることがある。光学軸32A及び34Aが直交してい
ない状態で、図5の矢印56に沿って複屈折くさび板3
4に光を入射させると、XY平面69において、交点7
0及び72に照射スポットが生じるだけでなく、他の2
点にも照射スポットが生じることになる。このような他
の2点に照射スポットが生じることは、本発明を実施す
る上で、光結合効率の低下につながる可能性がある。
相対角度を調整すると、複屈折くさび板32の光学軸3
2Aと複屈折くさび板34の光学軸34Aが直交しなく
なることがある。光学軸32A及び34Aが直交してい
ない状態で、図5の矢印56に沿って複屈折くさび板3
4に光を入射させると、XY平面69において、交点7
0及び72に照射スポットが生じるだけでなく、他の2
点にも照射スポットが生じることになる。このような他
の2点に照射スポットが生じることは、本発明を実施す
る上で、光結合効率の低下につながる可能性がある。
【0042】しかし、前述のように複屈折くさび板の回
動角度が微少(±5°以内)である場合には、光結合効
率の低下を無視することができる。何故ならば、この場
合における光パワーの損失は、複屈折くさび板の回動角
度の余弦の二乗に比例し、回動角度が5°である場合に
は、光パワーの損失が0.03dB程度であるからであ
る。
動角度が微少(±5°以内)である場合には、光結合効
率の低下を無視することができる。何故ならば、この場
合における光パワーの損失は、複屈折くさび板の回動角
度の余弦の二乗に比例し、回動角度が5°である場合に
は、光パワーの損失が0.03dB程度であるからであ
る。
【0043】図6は図1のレーザダイオード14及び1
6の配置例を説明するための正面図である。ヒートシン
ク10は、互いに直交する平面10A及び10Bを有す
るL字断面形状をしており、平面10A及び10B上に
それぞれレーザダイオード14及び16が半田付等によ
り固着されている。
6の配置例を説明するための正面図である。ヒートシン
ク10は、互いに直交する平面10A及び10Bを有す
るL字断面形状をしており、平面10A及び10B上に
それぞれレーザダイオード14及び16が半田付等によ
り固着されている。
【0044】レーザダイオード14の出射光の偏光方向
は、矢印74で表されるように、レーザダイオード14
の活性層14Aの積層方向に対して垂直であり、一方、
レーザダイオード16の出射光の偏光方向も矢印76で
示すように活性層16Aの積層方向に対して垂直であ
る。
は、矢印74で表されるように、レーザダイオード14
の活性層14Aの積層方向に対して垂直であり、一方、
レーザダイオード16の出射光の偏光方向も矢印76で
示すように活性層16Aの積層方向に対して垂直であ
る。
【0045】このようにレーザダイオード14及び16
が配置されている場合、組立時における半田付固定のば
らつき等によりレーザダイオード14及び16の相対的
位置関係はばらつき、このばらつきをサブミクロン程度
に抑えることは実際上困難である。
が配置されている場合、組立時における半田付固定のば
らつき等によりレーザダイオード14及び16の相対的
位置関係はばらつき、このばらつきをサブミクロン程度
に抑えることは実際上困難である。
【0046】図1の実施例によると、モジュールの組立
作業に際して、複屈折くさび板32及び34の回動調整
により、レーザダイオード14及び16の相対的位置関
係にかかわらずレーザダイオード14及び16を高い光
結合効率で光ファイバ38に結合することができる。ま
た、図1の構成は図2の構成と同様にモジュールの小型
化に適している。
作業に際して、複屈折くさび板32及び34の回動調整
により、レーザダイオード14及び16の相対的位置関
係にかかわらずレーザダイオード14及び16を高い光
結合効率で光ファイバ38に結合することができる。ま
た、図1の構成は図2の構成と同様にモジュールの小型
化に適している。
【0047】図7は本発明の他の実施例を示す図であ
り、この図は図5に対応している。この例では、図5に
おけるのと同じように、複屈折くさび板32″及び34
を、これらのくさびの方向が互いに直交するように配置
しているが、この状態で複屈折くさび板32″の光学軸
32″Aと複屈折くさび板34の光学軸34Aが互いに
平行になるようにしている。即ち、複屈折結晶からの切
り出し面と光学軸の関係が異なる2つの複屈折結晶板を
用いている。
り、この図は図5に対応している。この例では、図5に
おけるのと同じように、複屈折くさび板32″及び34
を、これらのくさびの方向が互いに直交するように配置
しているが、この状態で複屈折くさび板32″の光学軸
32″Aと複屈折くさび板34の光学軸34Aが互いに
平行になるようにしている。即ち、複屈折結晶からの切
り出し面と光学軸の関係が異なる2つの複屈折結晶板を
用いている。
【0048】この場合、交点62を通過する光は複屈折
くさび板32″に対する常光となり、交点64を通過す
る光は複屈折くさび板32″に対して異常光となるの
で、前者の光が複屈折くさび板32″により受ける屈折
は後者の光が複屈折くさび板32″により受ける屈折よ
りも小さくなる。
くさび板32″に対する常光となり、交点64を通過す
る光は複屈折くさび板32″に対して異常光となるの
で、前者の光が複屈折くさび板32″により受ける屈折
は後者の光が複屈折くさび板32″により受ける屈折よ
りも小さくなる。
【0049】従って、主軸66′(図5の主軸66に対
応)とXY平面69の交点70′と、主軸68′(図5
の主軸68に対応)とXY平面69の交点72′を結ぶ
線分のY軸に対する傾斜方向は図5におけるのとは逆に
なる。
応)とXY平面69の交点70′と、主軸68′(図5
の主軸68に対応)とXY平面69の交点72′を結ぶ
線分のY軸に対する傾斜方向は図5におけるのとは逆に
なる。
【0050】本実施例による場合にも、複屈折くさび板
32″及び34を回動調整することによって、2つのレ
ーザダイオードの相対的位置関係のばらつきに対処する
ことができる。
32″及び34を回動調整することによって、2つのレ
ーザダイオードの相対的位置関係のばらつきに対処する
ことができる。
【0051】以上説明した実施例においては、2つのレ
ンズを用いて平行光ビーム系を形成し、この平行光ビー
ム系内に2つの複屈折くさび板を配置している。こうす
ることにより、複屈折くさび板の小さな回動角度により
大きな調整効果を得ることができる。
ンズを用いて平行光ビーム系を形成し、この平行光ビー
ム系内に2つの複屈折くさび板を配置している。こうす
ることにより、複屈折くさび板の小さな回動角度により
大きな調整効果を得ることができる。
【0052】図8は本発明のさらに他の実施例を示す多
重化レーザダイオードモジュールの構成図である。この
例では、レーザダイオード14及び16と、レンズ78
と、光ファイバ38をこの順に配置し、レンズ78と光
ファイバ38の間に複屈折結晶からなる複屈折平板80
及び82をこの順に配置している。
重化レーザダイオードモジュールの構成図である。この
例では、レーザダイオード14及び16と、レンズ78
と、光ファイバ38をこの順に配置し、レンズ78と光
ファイバ38の間に複屈折結晶からなる複屈折平板80
及び82をこの順に配置している。
【0053】レーザダイオード14及び16の出射光の
偏光方向はこれまでの実施例と同じように互いに直交す
る。複屈折平板80の光学軸80Aと複屈折平板82の
光学軸82Aは互いに直交する。
偏光方向はこれまでの実施例と同じように互いに直交す
る。複屈折平板80の光学軸80Aと複屈折平板82の
光学軸82Aは互いに直交する。
【0054】この構成によっても、複屈折平板80及び
82を回動調整することにより、レーザダイオード14
及び16の相対的位置関係のばらつきに対処することが
できる。
82を回動調整することにより、レーザダイオード14
及び16の相対的位置関係のばらつきに対処することが
できる。
【0055】この実施例では、図5又は図7で説明した
ようなこれまでの実施例のように1つの光路で入射した
光が2つの光路に角度分離されるのではなく、1つの光
路で入射した光が互いに平行な2つの光路に分離される
ので、平行光ビーム系を形成するのではなく、図8に示
したように、レンズ78による集束位置に複屈折平板8
0及び82を配置するのが望ましい。この場合、レーザ
ダイオード14及び16とレンズ78の離間距離はレン
ズ78の焦点距離よりも長く設定される。
ようなこれまでの実施例のように1つの光路で入射した
光が2つの光路に角度分離されるのではなく、1つの光
路で入射した光が互いに平行な2つの光路に分離される
ので、平行光ビーム系を形成するのではなく、図8に示
したように、レンズ78による集束位置に複屈折平板8
0及び82を配置するのが望ましい。この場合、レーザ
ダイオード14及び16とレンズ78の離間距離はレン
ズ78の焦点距離よりも長く設定される。
【0056】図9は本発明を適用した光送信機のブロッ
ク図である。本発明に係る多重化レーザダイオードモジ
ュール84と、伝送データが入力される変調回路86と
の間に切換回路88を設け、変調回路86からの変調信
号が多重化レーザダイオードモジュール84における2
つのレーザダイオードに選択的に供給されるようにして
いる。
ク図である。本発明に係る多重化レーザダイオードモジ
ュール84と、伝送データが入力される変調回路86と
の間に切換回路88を設け、変調回路86からの変調信
号が多重化レーザダイオードモジュール84における2
つのレーザダイオードに選択的に供給されるようにして
いる。
【0057】この構成によると、光送信機の稼動開始当
初は多重化レーザダイオードモジュール84における2
つのレーザダイオードのうちの一方のみを駆動してお
き、当該レーザダイオードが故障したときに他方のレー
ザダイオードに切り換えることによって、レーザダイオ
ードの寿命にかかわらず光送信機の動作を長期にわたっ
て可能にすることができる。
初は多重化レーザダイオードモジュール84における2
つのレーザダイオードのうちの一方のみを駆動してお
き、当該レーザダイオードが故障したときに他方のレー
ザダイオードに切り換えることによって、レーザダイオ
ードの寿命にかかわらず光送信機の動作を長期にわたっ
て可能にすることができる。
【0058】尚、多重化レーザダイオードモジュール8
4の2つのレーザダイオードについてそれぞれ変調回路
を設けておき、これらの変調回路を切り換えるようにし
てもよい。
4の2つのレーザダイオードについてそれぞれ変調回路
を設けておき、これらの変調回路を切り換えるようにし
てもよい。
【0059】図10は本発明を適用した光増幅器のブロ
ック図である。この光増幅器は、Er等の希土類元素が
ドープされたドープファイバ90を備えている。そし
て、本発明に係る多重化レーザダイオードモジュール9
2を励起光源として用いている。
ック図である。この光増幅器は、Er等の希土類元素が
ドープされたドープファイバ90を備えている。そし
て、本発明に係る多重化レーザダイオードモジュール9
2を励起光源として用いている。
【0060】増幅すべき信号光は、光アイソレータ94
を介して光合波器98に入力する。多重化レーザダイオ
ードモジュール92からの励起光は、光アイソレータ9
6を介して光合波器98に入力する。光合波器98は、
信号光の波長と励起光の波長が異なることを用いて、入
力した信号光及び励起光を同一光路上に出力する。
を介して光合波器98に入力する。多重化レーザダイオ
ードモジュール92からの励起光は、光アイソレータ9
6を介して光合波器98に入力する。光合波器98は、
信号光の波長と励起光の波長が異なることを用いて、入
力した信号光及び励起光を同一光路上に出力する。
【0061】光合波器98からの信号光及び励起光は、
ドープファイバ90を通過した後さらに光アイソレータ
100を介して出力される。ドープファイバ90に信号
光及び励起光が入射すると、励起光及び希土類元素によ
る誘導放出が生じ、信号光が増幅される。
ドープファイバ90を通過した後さらに光アイソレータ
100を介して出力される。ドープファイバ90に信号
光及び励起光が入射すると、励起光及び希土類元素によ
る誘導放出が生じ、信号光が増幅される。
【0062】このような増幅作用において、所要の増幅
特性を得るためには、ドープファイバ90の構成の最適
化の他に、励起光のパワーやスペクトル純度を高めるこ
とが要求される。
特性を得るためには、ドープファイバ90の構成の最適
化の他に、励起光のパワーやスペクトル純度を高めるこ
とが要求される。
【0063】本実施例によると、高強度な励起光が必要
とされる場合に、同一波長で且つ一定強度の光を出力す
る2つのレーザダイオードからの光を励起光としてドー
プファイバ90に入射させることができるので、光増幅
器の性能を向上させることができる。
とされる場合に、同一波長で且つ一定強度の光を出力す
る2つのレーザダイオードからの光を励起光としてドー
プファイバ90に入射させることができるので、光増幅
器の性能を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
製造作業性に優れ且つ小型化に適した多重化レーザダイ
オードモジュールの提供が可能になるという効果を奏す
る。
製造作業性に優れ且つ小型化に適した多重化レーザダイ
オードモジュールの提供が可能になるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施例を示す多重化レーザダイオード
モジュールの縦断面図である。
モジュールの縦断面図である。
【図2】複屈折くさび板が1つである場合の多重化レー
ザダイオードモジュールの構成図である。
ザダイオードモジュールの構成図である。
【図3】図2の複屈折くさび板32′の機能の説明図で
ある。
ある。
【図4】レンズ24の機能の説明図である。
【図5】図1の複屈折くさび板32及び34の機能の説
明図である。
明図である。
【図6】図1のレーザダイオード14及び16の配置例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す複屈折くさび板の機
能の説明図である。
能の説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す多重化レーザ
ダイオードモジュールの構成図である。
ダイオードモジュールの構成図である。
【図9】本発明を適した光送信機のブロック図である。
【図10】本発明を適用した光増幅器のブロック図であ
る。
る。
【符号の説明】 14,16 レーザダイオード 32,32′,32″,34 複屈折くさび板 38 光ファイバ
Claims (5)
- 【請求項1】 出射光の偏光方向が互いに直交するよう
に配置された第1及び第2のレーザダイオード(14,16)
と、 該第1及び第2のレーザダイオードの出射光の光路の主
軸に対してほぼ垂直で且つ互いにほぼ平行又は垂直な光
学軸を有し、上記第1及び第2のレーザダイオードの出
射光が順に透過するように配置された第1及び第2の複
屈折くさび板(32,34) と、 上記第1及び第2のレーザダイオードから2つの光路に
沿って上記第1の複屈折くさび板を透過して上記第2の
複屈折くさび板に入射した光が該第2の複屈折くさび板
から1つの光路に沿って出射するように該第1及び第2
の複屈折くさび板の相対角度を調整し得るように該第1
及び第2の複屈折くさび板を回動可能に支持する手段
と、 該第2の複屈折くさび板からの光が入射する光ファイバ
(38)とを備えたことを特徴とする多重化レーザダイオー
ドモジュール。 - 【請求項2】 上記第1及び第2のレーザダイオード(1
4,16) と上記第1の複屈折くさび板(32)の間には第1の
レンズ(24)が設けられ、 上記第2の複屈折くさび板(34)と上記光ファイバ(38)の
間には第2のレンズ(42)が設けられ、 上記第1及び第2のレーザダイオード(14,16) は上記第
1のレンズ(24)の焦点の近傍に位置し、 上記光ファイバ(38)の端部は上記第2のレンズ(42)の焦
点の近傍に位置することを特徴する請求項1に記載の多
重化レーザダイオードモジュール。 - 【請求項3】 出射光の偏光方向が互いに直交するよう
に配置された第1及び第2のレーザダイオード(14,16)
と、 互いに垂直な光学軸を有し、上記第1及び第2のレーザ
ダイオードの出射光が順に透過するように配置された第
1及び第2の複屈折平板(80,82) と、 上記第1及び第2のレーザダイオードから2つの光路に
沿って上記第1の複屈折平板を透過して上記第2の複屈
折平板に入射した光が該第2の複屈折平板から1つの光
路に沿って出射するように該第1及び第2の複屈折平板
の相対角度を調整し得るように該第1及び第2の複屈折
平板を回動可能に支持する手段と、 該第2の複屈折平板からの光が入射する光ファイバ(38)
とを備えたことを特徴とする多重化レーザダイオードモ
ジュール。 - 【請求項4】 上記第1及び第2のレーザダイオード(1
4,16) は選択的に駆動され、この選択されたレーザダイ
オードの駆動電流は伝送データにより変調されているこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の多重
化レーザダイオードモジュール。 - 【請求項5】 上記第1及び第2のレーザダイオード(1
4,16) は同一波長で且つ一定強度の光を出力するように
駆動されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の多重化レーザダイオードモジュール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4077112A JPH05281442A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 多重化レーザダイオードモジュール |
| US08/032,313 US5291571A (en) | 1992-03-19 | 1993-03-17 | Duplicated light source module |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4077112A JPH05281442A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 多重化レーザダイオードモジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281442A true JPH05281442A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13624711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4077112A Withdrawn JPH05281442A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-31 | 多重化レーザダイオードモジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281442A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5673349A (en) * | 1995-07-07 | 1997-09-30 | Nec Corporation | Semiconductor laser module |
| JP2003121681A (ja) * | 2001-10-19 | 2003-04-23 | Fujitsu Ltd | 光合分波モジュール及びその生産方法 |
| KR100383543B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2003-05-12 | 주식회사 부다텍 | 복수개의 트랜스미터의 광학축 정렬이 가능한 레이저시스템 |
| JP2003204118A (ja) * | 2000-12-15 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光合成モジュール及びその製造方法、半導体レーザモジュール及びその製造方法並びに光増幅器 |
| JP2012141471A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Hitachi Ltd | 光インターコネクションモジュール |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4077112A patent/JPH05281442A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5673349A (en) * | 1995-07-07 | 1997-09-30 | Nec Corporation | Semiconductor laser module |
| KR100383543B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2003-05-12 | 주식회사 부다텍 | 복수개의 트랜스미터의 광학축 정렬이 가능한 레이저시스템 |
| JP2003204118A (ja) * | 2000-12-15 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光合成モジュール及びその製造方法、半導体レーザモジュール及びその製造方法並びに光増幅器 |
| JP2003121681A (ja) * | 2001-10-19 | 2003-04-23 | Fujitsu Ltd | 光合分波モジュール及びその生産方法 |
| JP2012141471A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Hitachi Ltd | 光インターコネクションモジュール |
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