JPH0528323B2 - - Google Patents
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- JPH0528323B2 JPH0528323B2 JP60052658A JP5265885A JPH0528323B2 JP H0528323 B2 JPH0528323 B2 JP H0528323B2 JP 60052658 A JP60052658 A JP 60052658A JP 5265885 A JP5265885 A JP 5265885A JP H0528323 B2 JPH0528323 B2 JP H0528323B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数の撮像装置、たとえばテレビカメ
ラ等の視野を合成して1個の合成視野を得る際の
各撮像装置それぞれの露出の制御方法に関し、よ
り具体的には、たとえば熱間圧延される厚板の形
状を複数の撮像装置による合成画像として撮像し
てその映像信号を基に測定する場合等に、各撮像
装置それぞれの映像信号のレベルの高低に応じて
露出が個別に制御されることにより、測定には不
要な背景等までが明瞭に撮像されることのないよ
うにして、測定に必要とされる映像のみを撮像す
るための複数撮像装置の露出制御方法を提案する
ものである。 〔従来技術〕 複数の画像を繋ぎ合せて1個の合成画像を得る
方法は、たとえは中空測量あるいは人工衛星によ
るリモートセンシング等においてはしばしば用い
られる手法であるが、このような場合の各画像が
撮像される際の露出は、その画像が撮像される時
点の撮像装置の受光量をその撮像装置の特性に応
じて常に一定となるように構成されている場合が
一般的である。 従つて、このような合成画像では、その繋目の
部分で画像の濃度差、色調の差等が明瞭に表われ
ている場合が多い。 ところで、本願発明者らは、上述した如き複数
の撮像装置による合成画像を用いた「板形状測定
装置」(特願昭58−147248号)を提案している。 これは、具体的には3×3のマトリツクス状に
配置された9台のテレビカメラにより熱間圧延さ
れる厚板の自家発光近赤外線像を撮像して1個の
合成画像とし、この赤外線像を画像処理して厚板
の各縁辺位置を検出し、これにより最終的には厚
板の形状(平面形状、より具体的には外形寸法及
び直線性)を測定するものであり、形状測定対象
の板材をそれぞれ部分的に撮像するように配設さ
れた複数の2次元撮像装置と、該撮像装置により
得られた画像信号、該画像信号のレベルを変更
し、また遅延させた信号に基づき画像信号の立上
り、立下り時点を示す信号を作成するスライサ
と、該スライサの出力信号に基づき前記立上り、
立下り時点を撮像画像の位置に対応付けるエツジ
位置検出回路と、該エツジ位置検出回路により得
られた位置情報を各2次元撮像装置の撮像視野に
関連付けて合成する演算装置とを備えたことを特
徴とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、本願発明者らが上述の「板形状測定装
置」において使用した3×3のマトリツクス状配
置のテレビカメラの露出制御、具体的には絞りの
制御方法は前述した如き各撮像装置個別にそれぞ
れの受光量に応じて露出制御する従来の一般的な
手法を踏襲していたため以下の如き問題点が存在
していた。 9台のテレビカメラそれぞれの露出制御、即ち
絞り制御は、撮像された映像信号のピークレベル
が一定となるように適宜絞りを開閉制御するもの
である。このため、熱間圧延中の厚板の近赤外線
像を比較的低温の背景上で撮像する場合には、熱
間圧延中の厚板は高い映像信号のレベル(テレビ
画像としては通常は白く表現される)となるた
め、熱間圧延中の厚板の像がその視野に入るテレ
ビカメラの絞りは絞られ、逆に熱間圧延中の厚板
の像がその視野に入らないテレビカメラの絞りは
全開に近くなる。このような絞りが全開に近い状
態となつたテレビカメラでは、ローラ、サイドガ
イド等の圧延ラインの構成部材が熱間圧延中の厚
板からの近赤外線を反射して近赤外線像として撮
像されるため、このような画像信号を解析した場
合には、ローラあるいはサイドガイド等の画像を
実際の測定対象である熱間圧延中の厚板の画像で
あると誤認識して誤測定が行われることになる。 従つて、上述の如き誤測定を回避するために
は、画像信号の解析の際のソフトウエア的処理に
より実際の測定対象外の画像を除去した後、本来
の解析処理を行つて熱間圧延中の厚板の形状測定
を行つていたため、データの処理は長時間を要
し、更に測定対象外の画像信号の除去のためのソ
フトウエア的処理も必ずしも完壁とは言い難く、
誤測定の虞が皆無とは言えないのが実情であつ
た。 〔問題点解決のための手段〕 本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の撮像装置により撮像された画像を
合成して1個の合成画像を得るに際して、撮像が
行われるまでは基準となる撮像装置の適正露出と
同一露出にて他の各撮像装置の映像信号のレベル
を測定し、この結果を撮像が行われる時点でそれ
ぞれの撮像装置に設定された基準レベルと比較
し、この結果に応じて各撮像装置をそれぞれの適
正露出に、あるいは基準となる撮像装置と同一の
露出に制御して実際の撮像を行うことにより、撮
像が行われた時点で撮像対象以外の不要物が撮像
されないようにして、前述の如き不要物を除去す
るためのソフトウエア的処理を不要とし、これに
より、より短時間で本来の目的である画像処理が
より正確に行なえる複数撮像装置の露出制御方法
の提案を目的とする。 本発明は、それぞれによつて撮像された画像を
合成するために設けた複数の撮像装置により、所
定の経路上を移動する撮像対象を前記経路上の所
定位置に停止させて撮像する際の露出制御方法に
おいて、前記所定位置に停止した撮像対象がその
撮像視野の総てを占める基準撮像装置の露出は、
その映像信号のレベルを所定のレベルに一致させ
るべく経時的に制御し、前記基準撮像装置以外の
各撮像装置の露出は、前記撮像対象が前記所定位
置に停止するまではそれらの映像信号のレベルを
前記基準撮像装置の露出と実質的に同一の露出に
て測定し、その測定結果を前記撮像対象が前記所
定位置に停止した後に各撮像装置それぞれに設定
された基準レベルと比較し、その映像信号のレベ
ルがその基準レベルより大(又は小)なる撮像装
置はそれぞれの基準レベルに一致させるべく制御
し、その映像信号のレベルがその基準レベルより
小(又は大)なる撮像装置は前記基準装置と実質
的に同一に制御することを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。なお、本実施例では撮像装置として
テレビカメラを使用しているため、その露出は絞
りの開度制御のみにて行われるものとする。 第1図は本発明に係る複数撮像装置の露出制御
方法を適用した板形状測定装置の概略の構成を示
すための模式図である。 多数のローラR,R…を並設した圧延ラインに
は可逆圧延機Mが設定されている。この可逆圧延
機Mにより、ローラR,R…上を白抜矢符両方向
に移動される熱間圧延厚鋼板Sの圧延が行われ
る。可逆圧延機Mの一側上方の位置にはカメラハ
ウス1が備えられている。 カメラハウス1には後述する如く3×3のマト
リツクス状に配置された9台のテレビカメラ11
〜19(第2図参照)が備えられおり、各カメラ
11〜19はカメラ制御部4により制御され、ま
た各カメラ11〜19により撮像された熱間圧延
厚鋼板Sの近赤外線像はカメラ制御部4に送られ
て雑音除去、画像歪補正等の予備処理が行われた
後、演算装置3に入力される。 演算装置3は9台のカメラ11〜19それぞれ
の画像信号を解析し、各カメラ11〜19の視野
内における熱間圧延厚鋼板Sの縁辺位置を検出
し、これを合成して熱間圧延厚鋼板Sの全体の形
状を測定するものである。このようにして熱間圧
延厚鋼板Sの形状が測定され、その特徴要素が制
御装置2に与えられる。制御装置2は演算装置3
から与えられた熱間圧延厚鋼板Sの形状の特徴要
素を基に、圧延機制御装置5を介して可逆圧延機
M、ローラR,R…の駆動装置(図示せず)等を
制御し、これにより熱間圧延厚鋼板Sを指定され
た形状に圧延成形するものである。 第2図はカメラハウス1内の各カメラ11〜1
9の配置状況、その撮像視野111〜119及び
撮像対象である熱間圧延厚鋼板Sの相対位置を示
す模式図である。 カメラハウス1には第2図に示す如く9台のカ
メラ11〜19が3×3のマトリツクス状に配置
されているが、これらのカメラ11〜19はそれ
ぞれの視野111〜119の中心の垂直上方に配
置されているのではなく、中央のカメラ15の視
野115の垂直上方を中心とする位置に集中配置
されており、その中心に配置されたカメラ15以
外の各カメラ11〜14,16〜19はそれぞれ
あおり視野の撮像を可能として中心のカメラ15
の視野115の周囲にそれぞれの視野111〜1
14,116〜119が設定されている。これに
より測定対象である熱間圧延厚鋼板Sの大きさに
比して、比較的小範囲に9台のカメラ11〜19
を配置する構成としても、充分な視野面積を確保
している。 そして、熱間圧延厚鋼板Sが、各カメラ11〜
19の視野111〜119による合成視野110
のほぼ中央に、即ち中央のカメラ15の視野11
5のすべてが熱間圧延厚鋼板Sにより占められる
ように位置された状態で各カメラ11〜19によ
る熱間圧延厚鋼板Sの撮像、及びこれに基づく形
状測定が行われる。なお、各カメラ11〜19の
合成視野110の縁辺と熱間圧延厚鋼板Sの縁辺
とは平行ではなく、若干の角度で交叉するように
合成視野110が設定されている。これは各カメ
ラ11〜19の走査線の方向と熱間圧延厚鋼板S
の縁辺の方向とが一致した場合には、その正確な
検出がやや困難となるからである。 第3図は各カメラ11〜19の絞り制御機構の
構成を示す模式図である。同図aには中央カメラ
15の、同bには他のカメラ11〜14,16〜
19の絞り制御機構を示している。 中央カメラ15は他のカメラ11〜14,16
〜19の絞り制御の基準となるカメラであり、カ
メラ15の撮像素子の特性に基づいて最適の絞り
制御が行われるように構成されている。即ち、カ
メラ15により捉えられた映像信号は、一旦ピー
クホールド回路15Pに与えられ、そのピークレ
ベルがカメラ15の映像信号のレベルIL5として
受光レベル制御回路15Eに与えられる。受光レ
ベル制御回路15Eにはカメラ15の映像信号の
目標となるべきレベルRea5が与えられており、
この目標レベルRea5から映像信号のレベルIL5が
差し引かれ、この結果にゲインKが掛けられて中
央カメラ露出補正信号Rsmが作成される。そし
て、中央カメラ露出補正信号Rsmはモータ制御
回路15MCに与えられ、レンズ系15lの絞り
を開閉制御するためのモータ15Mに与えられる
べき駆動信号DSに変換され、モータ15Mに与
えられる。この結果、カメラ15の露出は、その
映像信号のピークレベルが常に目標レベルRea5
に一致する方向へ制御される。 そしてこのカメラ15の絞り開閉制御のための
中央カメラ露出補正信号Rsmは、同時に他のカ
メラ11〜14,16〜19の受光レベル制御回
路11E〜14E、16E〜19Eにも与えられ
ている。 第3図bは中央カメラ15以外のカメラ11〜
14,16〜19の絞り制御機構を示している
が、基本的には上述の中央カメラ15と同様にし
て各カメラ11等の個別の絞り制御が行われる。
カメラ11(又は12〜14,16〜19)の映
像信号は一旦ピークホールド回路11P(又は1
2P〜14P,16P〜19P)に与えられ、そ
のピークレベルがカメラ11(又は12〜14,
16〜19)の映像信号のレベルIL1(又はIL2〜
IL4,IL6〜IL9)として受光レベル制御回路11
E(又は12E〜14E,16E〜19E)に与
えられる。受光レベル制御回路15E(又は12
E〜14E,16E〜19E)には、カメラ15
(又は12〜14,16〜19)の映像信号の目
標となるべきレベルRea1(又はRea2〜Rea4,
Rea6〜Rea9)が与えられており、この目標レベ
ルRea5(又はRea2〜Rea4、Rea6〜Rea9)から映
像信号のレベルIL1(又はIL2〜IL4,IL6〜9)が差
し引かれ、この結果にゲインKが掛けられて個別
カメラ露出補正信号Rsi1(又はRsi2〜Rsi4,Rsi6
〜Rsi9)が作成される。この個別カメラ露出補正
信号Rsi1(又はRsi2〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9)は切換え
スイツチ11S(又は12S〜14S、16S〜
19S)の一方の端子に与えられている。なお、
切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,1
6S〜19S)の他方の端子には、前述した中央
カメラ15の受光レベル制御回路15Eから出力
された中央カメラ露出補正信号Rsmが与えられ
ている。 一方、ピークホールド回路11P(又は12P
〜14P,16P〜19P)の出力であるカメラ
11(又は12〜14,16〜19)の映像信号
のレベルIL1(又はIL2〜IL4,IL6〜IL9)は比較器
11C(又は12C〜14C,16C〜19C)
の−(マイナス)入力端子にも与えられている。
そして、比較器11C(又は12C〜14C,1
6C〜19C)は、その+入力端子に個別に露出
制御を行うか否かの基準となる基準値Reb1(又は
Rea2〜Rea4,Rea6〜Rea9)が与えられており、
−入力端子への入力である映像信号のレベルIL1
(又はIL2〜IL4,IL6〜9)が+入力端子への入力
である基準値Reb1(又はRea2〜Rea4,Rea6〜
Rea9)よりハイレベルになると出力端子からハ
イレベルの信号を出力してANDゲート11G(又
は12G〜14G,16G〜19G)の一方の入
力端子に与える。 ANDゲート11G(又は12G〜14G,16
G〜19G)の他方の入力端子には、カメラ11
(又は12〜14,16〜19)が個別に露出制
御を行うべきタイミングをそのハイレベルの出力
により指示する露出制御指示信号Tiがカメラ制
御部4から与えられている。従つてこの露出制御
指示信号Tiと比較器11C(又は12C〜14
C,16C〜19C)の出力とが共にハイレベル
である期間中にのみANDゲート11G(又は12
G〜14G,16G〜19G)はハイレベルの信
号を受光レベル制御回路11E(又は12E〜1
4E,16E〜19E)の切換えスイツチ11S
(又は12S〜14S,16S〜19S)に与え、
切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,1
6S〜19S)の接続状態を中央カメラ露出補正
信号Rsmが与えられている他方の端子への通常
の接続状態から個別カメラ露出補正信号Rsi1(又
はRsi2〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9)が与えられている一
方の端子への接続に切換える。 切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,
16S〜19S)が通常の接続状態の場合にその
共通端子の通常与えられている中央カメラ露出補
正信号Rsm、または個別露出制御条件の成立に
より接続状態が切換えられてその共通端子に与え
られる個別カメラ露出補正信号Rsi1(又はRsi2〜
Rsi4,Rsi6〜Rsi9)はモータ制御回路11MC(又
は12MC〜14MC,16MC〜19MC)に与
えられ、レンズ系15l(又は12l〜14l,
16l〜19l)の絞りを開閉制御するための駆
動信号DSに変換され、モータ15M(又は12M
〜14M,16M〜19M)に与えられる。 個別カメラ露出制御指示信号Tiは、熱間圧延
厚鋼板Sが各カメラ11〜19による合成視野1
10内で完全に停止し、制御装置2から測定開始
信号が出力された時点から、測定が完了するまで
保持される。 従つて、中央カメラ15以外の各カメラ11〜
14,16〜19では、熱間圧延厚鋼板Sが合成
視野110内の所定位置に停止するまでは中央カ
メラ15の受光レベル制御回路15Eから出力さ
れる中央カメラ露出補正信号Rsmがそれぞれの
モータ制御回路11MC〜14MC、16MC〜
19MCに与えられるため、中央カメラ15と同
一の露出制御が行われる。そして、熱間圧延厚鋼
板Sが所定位置で停止して露出制御指示信号Ti
が与えられた時点でそれぞれの映像信号IL1〜
IL4,IL6〜IL9がそれぞれの基準値Reb1〜Rea4,
Rea6〜Rea9よりハイレベルである場合には、切
換えスイツチ11S〜14S,16S〜19Sが
切換えられてそれぞれのモータ制御回路11MC
〜14MC、16MC〜19MCに個別カメラ露
出補正信号Rsi1〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9がそれぞれ与
えられ、各カメラ11〜14,16〜19それぞ
れによる個別の露出制御が行われる。 以上の如く構成された熱間圧延厚鋼板Sの板形
状測定装置に組み込まれた9台のテレビカメラに
より本発明方法が実施されるが、以下、第4図の
タイムチヤートに従つて本発明方法を説明する。 なお、第4図はその左半部に、露出制御の基準
となる中央のカメラ15以外の各カメラ11〜1
4,16〜19の内、一例としてカメラ11の露
出制御をその視野111の左側から熱間圧延厚鋼
板Sが進入した場合について示している。また、
中央カメラ15の露出は常にそれ自身の受光レベ
ル制御回路15Eにより個別に適正露出が行われ
ており、実際に撮像が行われる時点ではその視野
115の全部または大部分を熱間圧延厚鋼板Sが
占めるため、絞りはかなり絞られた状態に制御さ
れる。 制御開始当初は、カメラ11の露出制御は中央
カメラ15の露出制御と同一に制御されており、
第4図のタイムチヤートの矢符aの時点で、測定
対象である熱間圧延厚鋼板Sがカメラ11の視野
111に入り始め、ピークホールド回路11Pか
ら出力される映像信号のレベルIL1が立上がり始
める。やがて映像信号のレベルIL1が、個別に露
出制御を行うための、換言すれば熱間圧延厚鋼板
Sが撮像されていると認められる基準値Reb1よ
りハイレベルに達した矢符Aの時点で、比較器1
1Cの出力がハイレベルに転じて個別露出制御条
件が成立する。 しかし、熱間圧延厚鋼板Sはなお矢符bの時点
まで移動した後、所定の停止位置に停止する。こ
の時点で同時に制御装置2から測定開始指令が出
力され、露出制御指示信号Tiが受光レベル制御
回路11E内のANDゲート11Gに与えられる。
これにより、切換えスイツチ11Sは通常の接続
状態から切換られ、モータ制御回路11MCに個
別カメラ露出補正信号Rsi1が与えられ、カメラ1
1自身の受光レベル制御回路11Eによる個別の
露出制御が行われる。 ところで個別制御に切り換えられるまでは、カ
メラ11の露出制御はその視野111の一部のみ
を熱間圧延厚鋼板Sが占めているだけであるにも
かかわらず、視野全体を熱間圧延厚鋼板Sが占め
る中央カメラ15と同一に制御されていたためそ
の映像信号のレベルIL1は不足気味であり、目標
値Rea1には達してはいない。しかし、矢符bの
時点でカメラ11の露出制御は個別制御に切り換
えられているため、映像信号のレベルIL1が目標
値Rea1と一致するように露出制御が行われ、こ
の制御が充分に安定した時点、第4図に矢符cに
て示す時点で演算装置3による映像信号の読込み
が開始される。 ところでたとえば、熱間圧延厚鋼板Sがカメラ
16側(第1図の右側)から合成視野110に進
入し、カメラ11の視野111には熱間圧延厚鋼
板Sは入らず、ローラ等のみが入つているような
場合、第4図右半部に示す如く、カメラ11の露
出制御は熱間圧延厚鋼板Sが停止する時点までは
中央カメラ15と同一の露出制御が行われるた
め、露出制御指示信号Tiが出力されている間に
映像信号のレベルIL1が基準値Rea1以上にハイレ
ベルとなることは無い。従つて、この場合のカメ
ラ11の露出制御は中央カメラ15の露出制御と
同一の露出制御が行われるが、この中央カメラ1
5の視野はその全部、またはほとんどを熱間圧延
厚鋼板Sに占められているため、その露出は相当
程度絞られており、従つてカメラ11によりロー
ル等が撮像されることはほとんど無い。 更に、たとえば熱間圧延厚鋼板Sがカメラ11
の視野111に左側から進入し、右側へ通り過ぎ
て停止したような場合には、その映像信号のレベ
ルIL1は第4図左半部に一点破線にて示す如くに
なる。この場合には、映像信号のレベルIL1は熱
間圧延厚鋼板Sの視野111への進入に伴つて一
旦基準値Rea1よりハイレベルとなる。しかし、
熱間圧延厚鋼板Sが停止する矢符bの時点、換言
すれば露出制御指示信号Tiが与えられる時点で
は、視野111には既に熱間圧延厚鋼板Sは存在
しないため、映像信号のレベルIL1は基準値Reb1
以下となるため、個別露出制御条件は成立せず、
中央カメラ15と同一の露出制御が行われる。 以上は一例としてカメラ11について説明した
が、他のカメラ12から19についてもそれぞれ
同様に、即ち個別制御による露出制御、または中
央カメラ15の露出制御と同一の露出制御のいず
れかの露出制御が行われ、それらの総てが完了し
た矢符eの時点で熱間圧延厚鋼板Sの次工程への
搬送が開始され、カメラ11から19の合成視野
110外への移動を開始する。 次に本発明と、従来の一般的な方法、即ち各カ
メラ個別に絞り制御を行う場合、更に全カメラを
中央カメラと同一の絞り値として熱間圧延厚鋼板
を撮像した場合、それぞれの結果についてこれを
示す第1表により説明する。
ラ等の視野を合成して1個の合成視野を得る際の
各撮像装置それぞれの露出の制御方法に関し、よ
り具体的には、たとえば熱間圧延される厚板の形
状を複数の撮像装置による合成画像として撮像し
てその映像信号を基に測定する場合等に、各撮像
装置それぞれの映像信号のレベルの高低に応じて
露出が個別に制御されることにより、測定には不
要な背景等までが明瞭に撮像されることのないよ
うにして、測定に必要とされる映像のみを撮像す
るための複数撮像装置の露出制御方法を提案する
ものである。 〔従来技術〕 複数の画像を繋ぎ合せて1個の合成画像を得る
方法は、たとえは中空測量あるいは人工衛星によ
るリモートセンシング等においてはしばしば用い
られる手法であるが、このような場合の各画像が
撮像される際の露出は、その画像が撮像される時
点の撮像装置の受光量をその撮像装置の特性に応
じて常に一定となるように構成されている場合が
一般的である。 従つて、このような合成画像では、その繋目の
部分で画像の濃度差、色調の差等が明瞭に表われ
ている場合が多い。 ところで、本願発明者らは、上述した如き複数
の撮像装置による合成画像を用いた「板形状測定
装置」(特願昭58−147248号)を提案している。 これは、具体的には3×3のマトリツクス状に
配置された9台のテレビカメラにより熱間圧延さ
れる厚板の自家発光近赤外線像を撮像して1個の
合成画像とし、この赤外線像を画像処理して厚板
の各縁辺位置を検出し、これにより最終的には厚
板の形状(平面形状、より具体的には外形寸法及
び直線性)を測定するものであり、形状測定対象
の板材をそれぞれ部分的に撮像するように配設さ
れた複数の2次元撮像装置と、該撮像装置により
得られた画像信号、該画像信号のレベルを変更
し、また遅延させた信号に基づき画像信号の立上
り、立下り時点を示す信号を作成するスライサ
と、該スライサの出力信号に基づき前記立上り、
立下り時点を撮像画像の位置に対応付けるエツジ
位置検出回路と、該エツジ位置検出回路により得
られた位置情報を各2次元撮像装置の撮像視野に
関連付けて合成する演算装置とを備えたことを特
徴とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、本願発明者らが上述の「板形状測定装
置」において使用した3×3のマトリツクス状配
置のテレビカメラの露出制御、具体的には絞りの
制御方法は前述した如き各撮像装置個別にそれぞ
れの受光量に応じて露出制御する従来の一般的な
手法を踏襲していたため以下の如き問題点が存在
していた。 9台のテレビカメラそれぞれの露出制御、即ち
絞り制御は、撮像された映像信号のピークレベル
が一定となるように適宜絞りを開閉制御するもの
である。このため、熱間圧延中の厚板の近赤外線
像を比較的低温の背景上で撮像する場合には、熱
間圧延中の厚板は高い映像信号のレベル(テレビ
画像としては通常は白く表現される)となるた
め、熱間圧延中の厚板の像がその視野に入るテレ
ビカメラの絞りは絞られ、逆に熱間圧延中の厚板
の像がその視野に入らないテレビカメラの絞りは
全開に近くなる。このような絞りが全開に近い状
態となつたテレビカメラでは、ローラ、サイドガ
イド等の圧延ラインの構成部材が熱間圧延中の厚
板からの近赤外線を反射して近赤外線像として撮
像されるため、このような画像信号を解析した場
合には、ローラあるいはサイドガイド等の画像を
実際の測定対象である熱間圧延中の厚板の画像で
あると誤認識して誤測定が行われることになる。 従つて、上述の如き誤測定を回避するために
は、画像信号の解析の際のソフトウエア的処理に
より実際の測定対象外の画像を除去した後、本来
の解析処理を行つて熱間圧延中の厚板の形状測定
を行つていたため、データの処理は長時間を要
し、更に測定対象外の画像信号の除去のためのソ
フトウエア的処理も必ずしも完壁とは言い難く、
誤測定の虞が皆無とは言えないのが実情であつ
た。 〔問題点解決のための手段〕 本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の撮像装置により撮像された画像を
合成して1個の合成画像を得るに際して、撮像が
行われるまでは基準となる撮像装置の適正露出と
同一露出にて他の各撮像装置の映像信号のレベル
を測定し、この結果を撮像が行われる時点でそれ
ぞれの撮像装置に設定された基準レベルと比較
し、この結果に応じて各撮像装置をそれぞれの適
正露出に、あるいは基準となる撮像装置と同一の
露出に制御して実際の撮像を行うことにより、撮
像が行われた時点で撮像対象以外の不要物が撮像
されないようにして、前述の如き不要物を除去す
るためのソフトウエア的処理を不要とし、これに
より、より短時間で本来の目的である画像処理が
より正確に行なえる複数撮像装置の露出制御方法
の提案を目的とする。 本発明は、それぞれによつて撮像された画像を
合成するために設けた複数の撮像装置により、所
定の経路上を移動する撮像対象を前記経路上の所
定位置に停止させて撮像する際の露出制御方法に
おいて、前記所定位置に停止した撮像対象がその
撮像視野の総てを占める基準撮像装置の露出は、
その映像信号のレベルを所定のレベルに一致させ
るべく経時的に制御し、前記基準撮像装置以外の
各撮像装置の露出は、前記撮像対象が前記所定位
置に停止するまではそれらの映像信号のレベルを
前記基準撮像装置の露出と実質的に同一の露出に
て測定し、その測定結果を前記撮像対象が前記所
定位置に停止した後に各撮像装置それぞれに設定
された基準レベルと比較し、その映像信号のレベ
ルがその基準レベルより大(又は小)なる撮像装
置はそれぞれの基準レベルに一致させるべく制御
し、その映像信号のレベルがその基準レベルより
小(又は大)なる撮像装置は前記基準装置と実質
的に同一に制御することを特徴とする。 〔実施例〕 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。なお、本実施例では撮像装置として
テレビカメラを使用しているため、その露出は絞
りの開度制御のみにて行われるものとする。 第1図は本発明に係る複数撮像装置の露出制御
方法を適用した板形状測定装置の概略の構成を示
すための模式図である。 多数のローラR,R…を並設した圧延ラインに
は可逆圧延機Mが設定されている。この可逆圧延
機Mにより、ローラR,R…上を白抜矢符両方向
に移動される熱間圧延厚鋼板Sの圧延が行われ
る。可逆圧延機Mの一側上方の位置にはカメラハ
ウス1が備えられている。 カメラハウス1には後述する如く3×3のマト
リツクス状に配置された9台のテレビカメラ11
〜19(第2図参照)が備えられおり、各カメラ
11〜19はカメラ制御部4により制御され、ま
た各カメラ11〜19により撮像された熱間圧延
厚鋼板Sの近赤外線像はカメラ制御部4に送られ
て雑音除去、画像歪補正等の予備処理が行われた
後、演算装置3に入力される。 演算装置3は9台のカメラ11〜19それぞれ
の画像信号を解析し、各カメラ11〜19の視野
内における熱間圧延厚鋼板Sの縁辺位置を検出
し、これを合成して熱間圧延厚鋼板Sの全体の形
状を測定するものである。このようにして熱間圧
延厚鋼板Sの形状が測定され、その特徴要素が制
御装置2に与えられる。制御装置2は演算装置3
から与えられた熱間圧延厚鋼板Sの形状の特徴要
素を基に、圧延機制御装置5を介して可逆圧延機
M、ローラR,R…の駆動装置(図示せず)等を
制御し、これにより熱間圧延厚鋼板Sを指定され
た形状に圧延成形するものである。 第2図はカメラハウス1内の各カメラ11〜1
9の配置状況、その撮像視野111〜119及び
撮像対象である熱間圧延厚鋼板Sの相対位置を示
す模式図である。 カメラハウス1には第2図に示す如く9台のカ
メラ11〜19が3×3のマトリツクス状に配置
されているが、これらのカメラ11〜19はそれ
ぞれの視野111〜119の中心の垂直上方に配
置されているのではなく、中央のカメラ15の視
野115の垂直上方を中心とする位置に集中配置
されており、その中心に配置されたカメラ15以
外の各カメラ11〜14,16〜19はそれぞれ
あおり視野の撮像を可能として中心のカメラ15
の視野115の周囲にそれぞれの視野111〜1
14,116〜119が設定されている。これに
より測定対象である熱間圧延厚鋼板Sの大きさに
比して、比較的小範囲に9台のカメラ11〜19
を配置する構成としても、充分な視野面積を確保
している。 そして、熱間圧延厚鋼板Sが、各カメラ11〜
19の視野111〜119による合成視野110
のほぼ中央に、即ち中央のカメラ15の視野11
5のすべてが熱間圧延厚鋼板Sにより占められる
ように位置された状態で各カメラ11〜19によ
る熱間圧延厚鋼板Sの撮像、及びこれに基づく形
状測定が行われる。なお、各カメラ11〜19の
合成視野110の縁辺と熱間圧延厚鋼板Sの縁辺
とは平行ではなく、若干の角度で交叉するように
合成視野110が設定されている。これは各カメ
ラ11〜19の走査線の方向と熱間圧延厚鋼板S
の縁辺の方向とが一致した場合には、その正確な
検出がやや困難となるからである。 第3図は各カメラ11〜19の絞り制御機構の
構成を示す模式図である。同図aには中央カメラ
15の、同bには他のカメラ11〜14,16〜
19の絞り制御機構を示している。 中央カメラ15は他のカメラ11〜14,16
〜19の絞り制御の基準となるカメラであり、カ
メラ15の撮像素子の特性に基づいて最適の絞り
制御が行われるように構成されている。即ち、カ
メラ15により捉えられた映像信号は、一旦ピー
クホールド回路15Pに与えられ、そのピークレ
ベルがカメラ15の映像信号のレベルIL5として
受光レベル制御回路15Eに与えられる。受光レ
ベル制御回路15Eにはカメラ15の映像信号の
目標となるべきレベルRea5が与えられており、
この目標レベルRea5から映像信号のレベルIL5が
差し引かれ、この結果にゲインKが掛けられて中
央カメラ露出補正信号Rsmが作成される。そし
て、中央カメラ露出補正信号Rsmはモータ制御
回路15MCに与えられ、レンズ系15lの絞り
を開閉制御するためのモータ15Mに与えられる
べき駆動信号DSに変換され、モータ15Mに与
えられる。この結果、カメラ15の露出は、その
映像信号のピークレベルが常に目標レベルRea5
に一致する方向へ制御される。 そしてこのカメラ15の絞り開閉制御のための
中央カメラ露出補正信号Rsmは、同時に他のカ
メラ11〜14,16〜19の受光レベル制御回
路11E〜14E、16E〜19Eにも与えられ
ている。 第3図bは中央カメラ15以外のカメラ11〜
14,16〜19の絞り制御機構を示している
が、基本的には上述の中央カメラ15と同様にし
て各カメラ11等の個別の絞り制御が行われる。
カメラ11(又は12〜14,16〜19)の映
像信号は一旦ピークホールド回路11P(又は1
2P〜14P,16P〜19P)に与えられ、そ
のピークレベルがカメラ11(又は12〜14,
16〜19)の映像信号のレベルIL1(又はIL2〜
IL4,IL6〜IL9)として受光レベル制御回路11
E(又は12E〜14E,16E〜19E)に与
えられる。受光レベル制御回路15E(又は12
E〜14E,16E〜19E)には、カメラ15
(又は12〜14,16〜19)の映像信号の目
標となるべきレベルRea1(又はRea2〜Rea4,
Rea6〜Rea9)が与えられており、この目標レベ
ルRea5(又はRea2〜Rea4、Rea6〜Rea9)から映
像信号のレベルIL1(又はIL2〜IL4,IL6〜9)が差
し引かれ、この結果にゲインKが掛けられて個別
カメラ露出補正信号Rsi1(又はRsi2〜Rsi4,Rsi6
〜Rsi9)が作成される。この個別カメラ露出補正
信号Rsi1(又はRsi2〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9)は切換え
スイツチ11S(又は12S〜14S、16S〜
19S)の一方の端子に与えられている。なお、
切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,1
6S〜19S)の他方の端子には、前述した中央
カメラ15の受光レベル制御回路15Eから出力
された中央カメラ露出補正信号Rsmが与えられ
ている。 一方、ピークホールド回路11P(又は12P
〜14P,16P〜19P)の出力であるカメラ
11(又は12〜14,16〜19)の映像信号
のレベルIL1(又はIL2〜IL4,IL6〜IL9)は比較器
11C(又は12C〜14C,16C〜19C)
の−(マイナス)入力端子にも与えられている。
そして、比較器11C(又は12C〜14C,1
6C〜19C)は、その+入力端子に個別に露出
制御を行うか否かの基準となる基準値Reb1(又は
Rea2〜Rea4,Rea6〜Rea9)が与えられており、
−入力端子への入力である映像信号のレベルIL1
(又はIL2〜IL4,IL6〜9)が+入力端子への入力
である基準値Reb1(又はRea2〜Rea4,Rea6〜
Rea9)よりハイレベルになると出力端子からハ
イレベルの信号を出力してANDゲート11G(又
は12G〜14G,16G〜19G)の一方の入
力端子に与える。 ANDゲート11G(又は12G〜14G,16
G〜19G)の他方の入力端子には、カメラ11
(又は12〜14,16〜19)が個別に露出制
御を行うべきタイミングをそのハイレベルの出力
により指示する露出制御指示信号Tiがカメラ制
御部4から与えられている。従つてこの露出制御
指示信号Tiと比較器11C(又は12C〜14
C,16C〜19C)の出力とが共にハイレベル
である期間中にのみANDゲート11G(又は12
G〜14G,16G〜19G)はハイレベルの信
号を受光レベル制御回路11E(又は12E〜1
4E,16E〜19E)の切換えスイツチ11S
(又は12S〜14S,16S〜19S)に与え、
切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,1
6S〜19S)の接続状態を中央カメラ露出補正
信号Rsmが与えられている他方の端子への通常
の接続状態から個別カメラ露出補正信号Rsi1(又
はRsi2〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9)が与えられている一
方の端子への接続に切換える。 切換えスイツチ11S(又は12S〜14S,
16S〜19S)が通常の接続状態の場合にその
共通端子の通常与えられている中央カメラ露出補
正信号Rsm、または個別露出制御条件の成立に
より接続状態が切換えられてその共通端子に与え
られる個別カメラ露出補正信号Rsi1(又はRsi2〜
Rsi4,Rsi6〜Rsi9)はモータ制御回路11MC(又
は12MC〜14MC,16MC〜19MC)に与
えられ、レンズ系15l(又は12l〜14l,
16l〜19l)の絞りを開閉制御するための駆
動信号DSに変換され、モータ15M(又は12M
〜14M,16M〜19M)に与えられる。 個別カメラ露出制御指示信号Tiは、熱間圧延
厚鋼板Sが各カメラ11〜19による合成視野1
10内で完全に停止し、制御装置2から測定開始
信号が出力された時点から、測定が完了するまで
保持される。 従つて、中央カメラ15以外の各カメラ11〜
14,16〜19では、熱間圧延厚鋼板Sが合成
視野110内の所定位置に停止するまでは中央カ
メラ15の受光レベル制御回路15Eから出力さ
れる中央カメラ露出補正信号Rsmがそれぞれの
モータ制御回路11MC〜14MC、16MC〜
19MCに与えられるため、中央カメラ15と同
一の露出制御が行われる。そして、熱間圧延厚鋼
板Sが所定位置で停止して露出制御指示信号Ti
が与えられた時点でそれぞれの映像信号IL1〜
IL4,IL6〜IL9がそれぞれの基準値Reb1〜Rea4,
Rea6〜Rea9よりハイレベルである場合には、切
換えスイツチ11S〜14S,16S〜19Sが
切換えられてそれぞれのモータ制御回路11MC
〜14MC、16MC〜19MCに個別カメラ露
出補正信号Rsi1〜Rsi4,Rsi6〜Rsi9がそれぞれ与
えられ、各カメラ11〜14,16〜19それぞ
れによる個別の露出制御が行われる。 以上の如く構成された熱間圧延厚鋼板Sの板形
状測定装置に組み込まれた9台のテレビカメラに
より本発明方法が実施されるが、以下、第4図の
タイムチヤートに従つて本発明方法を説明する。 なお、第4図はその左半部に、露出制御の基準
となる中央のカメラ15以外の各カメラ11〜1
4,16〜19の内、一例としてカメラ11の露
出制御をその視野111の左側から熱間圧延厚鋼
板Sが進入した場合について示している。また、
中央カメラ15の露出は常にそれ自身の受光レベ
ル制御回路15Eにより個別に適正露出が行われ
ており、実際に撮像が行われる時点ではその視野
115の全部または大部分を熱間圧延厚鋼板Sが
占めるため、絞りはかなり絞られた状態に制御さ
れる。 制御開始当初は、カメラ11の露出制御は中央
カメラ15の露出制御と同一に制御されており、
第4図のタイムチヤートの矢符aの時点で、測定
対象である熱間圧延厚鋼板Sがカメラ11の視野
111に入り始め、ピークホールド回路11Pか
ら出力される映像信号のレベルIL1が立上がり始
める。やがて映像信号のレベルIL1が、個別に露
出制御を行うための、換言すれば熱間圧延厚鋼板
Sが撮像されていると認められる基準値Reb1よ
りハイレベルに達した矢符Aの時点で、比較器1
1Cの出力がハイレベルに転じて個別露出制御条
件が成立する。 しかし、熱間圧延厚鋼板Sはなお矢符bの時点
まで移動した後、所定の停止位置に停止する。こ
の時点で同時に制御装置2から測定開始指令が出
力され、露出制御指示信号Tiが受光レベル制御
回路11E内のANDゲート11Gに与えられる。
これにより、切換えスイツチ11Sは通常の接続
状態から切換られ、モータ制御回路11MCに個
別カメラ露出補正信号Rsi1が与えられ、カメラ1
1自身の受光レベル制御回路11Eによる個別の
露出制御が行われる。 ところで個別制御に切り換えられるまでは、カ
メラ11の露出制御はその視野111の一部のみ
を熱間圧延厚鋼板Sが占めているだけであるにも
かかわらず、視野全体を熱間圧延厚鋼板Sが占め
る中央カメラ15と同一に制御されていたためそ
の映像信号のレベルIL1は不足気味であり、目標
値Rea1には達してはいない。しかし、矢符bの
時点でカメラ11の露出制御は個別制御に切り換
えられているため、映像信号のレベルIL1が目標
値Rea1と一致するように露出制御が行われ、こ
の制御が充分に安定した時点、第4図に矢符cに
て示す時点で演算装置3による映像信号の読込み
が開始される。 ところでたとえば、熱間圧延厚鋼板Sがカメラ
16側(第1図の右側)から合成視野110に進
入し、カメラ11の視野111には熱間圧延厚鋼
板Sは入らず、ローラ等のみが入つているような
場合、第4図右半部に示す如く、カメラ11の露
出制御は熱間圧延厚鋼板Sが停止する時点までは
中央カメラ15と同一の露出制御が行われるた
め、露出制御指示信号Tiが出力されている間に
映像信号のレベルIL1が基準値Rea1以上にハイレ
ベルとなることは無い。従つて、この場合のカメ
ラ11の露出制御は中央カメラ15の露出制御と
同一の露出制御が行われるが、この中央カメラ1
5の視野はその全部、またはほとんどを熱間圧延
厚鋼板Sに占められているため、その露出は相当
程度絞られており、従つてカメラ11によりロー
ル等が撮像されることはほとんど無い。 更に、たとえば熱間圧延厚鋼板Sがカメラ11
の視野111に左側から進入し、右側へ通り過ぎ
て停止したような場合には、その映像信号のレベ
ルIL1は第4図左半部に一点破線にて示す如くに
なる。この場合には、映像信号のレベルIL1は熱
間圧延厚鋼板Sの視野111への進入に伴つて一
旦基準値Rea1よりハイレベルとなる。しかし、
熱間圧延厚鋼板Sが停止する矢符bの時点、換言
すれば露出制御指示信号Tiが与えられる時点で
は、視野111には既に熱間圧延厚鋼板Sは存在
しないため、映像信号のレベルIL1は基準値Reb1
以下となるため、個別露出制御条件は成立せず、
中央カメラ15と同一の露出制御が行われる。 以上は一例としてカメラ11について説明した
が、他のカメラ12から19についてもそれぞれ
同様に、即ち個別制御による露出制御、または中
央カメラ15の露出制御と同一の露出制御のいず
れかの露出制御が行われ、それらの総てが完了し
た矢符eの時点で熱間圧延厚鋼板Sの次工程への
搬送が開始され、カメラ11から19の合成視野
110外への移動を開始する。 次に本発明と、従来の一般的な方法、即ち各カ
メラ個別に絞り制御を行う場合、更に全カメラを
中央カメラと同一の絞り値として熱間圧延厚鋼板
を撮像した場合、それぞれの結果についてこれを
示す第1表により説明する。
【表】
以上詳述した如く本発明方法によれば、背景と
は明るさが相当程度異なる撮像対象の視野に占め
る割合の多少に拘わらず、複数の撮像装置による
撮像対象の撮像結果をほぼ一定とすることが可能
となる共に、背景をほぼ消去することが可能とも
なる。従つて、これらの複数の撮像装置により撮
像された画像を合成し、これを解析処理するに際
してはソフトウエア的処理により背景を消去する
等の必要はなくなるため、データ処理のための時
間が短縮され、またその精度も向上する。 なお、前記実施例では、熱間圧延厚鋼板の自家
発光赤外線像という暗い背景上の明るい撮像対象
を撮像する場合について説明したが、逆の場合、
即ち明るい背景上の暗い撮像対象の場合にも本発
明は適用可能であり、この場合には各撮像装置の
映像信号のレベルと基準値との比較結果を逆にす
ればよい。また赤外線像に限らず、通常の可視光
線像にも適用可能であることは勿論である。 また前記実施例では、撮像装置としてテレビカ
メラを使用しているため、その露出制御は絞りの
開度制御のみにて行つているが、撮像装置として
所謂スチールカメラを用いる場合には、絞りの開
度とシヤツター速度との相関により露出制御を行
つてもよいことは勿論である。
は明るさが相当程度異なる撮像対象の視野に占め
る割合の多少に拘わらず、複数の撮像装置による
撮像対象の撮像結果をほぼ一定とすることが可能
となる共に、背景をほぼ消去することが可能とも
なる。従つて、これらの複数の撮像装置により撮
像された画像を合成し、これを解析処理するに際
してはソフトウエア的処理により背景を消去する
等の必要はなくなるため、データ処理のための時
間が短縮され、またその精度も向上する。 なお、前記実施例では、熱間圧延厚鋼板の自家
発光赤外線像という暗い背景上の明るい撮像対象
を撮像する場合について説明したが、逆の場合、
即ち明るい背景上の暗い撮像対象の場合にも本発
明は適用可能であり、この場合には各撮像装置の
映像信号のレベルと基準値との比較結果を逆にす
ればよい。また赤外線像に限らず、通常の可視光
線像にも適用可能であることは勿論である。 また前記実施例では、撮像装置としてテレビカ
メラを使用しているため、その露出制御は絞りの
開度制御のみにて行つているが、撮像装置として
所謂スチールカメラを用いる場合には、絞りの開
度とシヤツター速度との相関により露出制御を行
つてもよいことは勿論である。
第1図は本発明方法の実施対象の一例である熱
間圧延厚鋼板の板形状測定装置の構成を示す模式
図、第2図はその9台のテレビカメラ及びそれら
の視野と撮像対象である熱間圧延厚鋼板との位置
関係を示す平面図、第3図aは基準となる中央カ
メラの絞り制御機構を示すブロツク図、同bは他
のカメラの絞り制御機構を示すブロツク図、第4
図は絞り制御のタイミングチヤート、第5図は中
央カメラの視野位置と熱間圧延厚鋼板の測定位置
との関係を示す説明図である。 1……カメラハウス、11〜19……テレビカ
メラ、11c〜14C,16C〜19C……比較
回路、11E〜19E……受光レベル制御回路、
11l〜19l……レンズ系、111〜119…
…テレビカメラの視野、S……熱間圧延厚鋼板。
間圧延厚鋼板の板形状測定装置の構成を示す模式
図、第2図はその9台のテレビカメラ及びそれら
の視野と撮像対象である熱間圧延厚鋼板との位置
関係を示す平面図、第3図aは基準となる中央カ
メラの絞り制御機構を示すブロツク図、同bは他
のカメラの絞り制御機構を示すブロツク図、第4
図は絞り制御のタイミングチヤート、第5図は中
央カメラの視野位置と熱間圧延厚鋼板の測定位置
との関係を示す説明図である。 1……カメラハウス、11〜19……テレビカ
メラ、11c〜14C,16C〜19C……比較
回路、11E〜19E……受光レベル制御回路、
11l〜19l……レンズ系、111〜119…
…テレビカメラの視野、S……熱間圧延厚鋼板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれによつて撮像された画像を合成する
ために設けた複数の撮像装置により、所定の経路
上を移動する撮像対象を前記経路上の所定位置に
停止させて撮像する際の露出制御方法において、 前記所定位置に停止した撮像対象がその撮像視
野の総てを占める基準撮像装置の露出は、その映
像信号のレベルを所定のレベルに一致させるべく
経時的に制御し、 前記基準撮像装置以外の各撮像装置の露出は、
前記撮像対象が前記所定位置に停止するまではそ
れらの映像信号のレベルを前記基準撮像装置の露
出と実質的に同一の露出にて測定し、その測定結
果を前記撮像対象が前記所定位置に停止した後に
各撮像装置それぞれに設定された基準レベルと比
較し、その映像信号のレベルがその基準レベルよ
り大なる撮像装置はそれぞれの基準レベルに一致
させるべく制御し、 その映像信号のレベルがその基準レベルより小
なる撮像装置は前記基準撮像装置と実質的に同一
に制御することを特徴とする複数撮像装置の露出
制御方法。 2 それぞれによつて撮像された画像を合成する
ために設けた複数の撮像装置により、所定の経路
上を移動する撮像対象を前記経路上の所定位置に
停止させて撮像する際の露出制御方法において、 前記所定位置に停止した撮像対象がその撮像視
野の総てを占める基準撮像装置の露出は、その映
像信号のレベルを所定のレベルに一致させるべく
経時的に制御し、 前記基準撮像装置以外の各撮像装置の露出は、
前記撮像対象が前記所定位置に停止するまではそ
れらの映像信号のレベルを前記基準撮像装置の露
出と実質的に同一の露出にて測定し、その測定結
果を前記撮像対象が前記所定位置に停止した後に
各撮像装置それぞれに設定された基準レベルと比
較し、その映像信号のレベルがその基準レベルよ
り小なる撮像装置はそれぞれの基準レベルに一致
させるべく制御し、 その映像信号のレベルがその基準レベルより大
なる撮像装置は前記基準撮像装置と実質的に同一
に制御することを特徴とする複数撮像装置の露出
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052658A JPS61212171A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 複数撮像装置の露出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60052658A JPS61212171A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 複数撮像装置の露出制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61212171A JPS61212171A (ja) | 1986-09-20 |
| JPH0528323B2 true JPH0528323B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=12920959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60052658A Granted JPS61212171A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 複数撮像装置の露出制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61212171A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071182B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1995-01-11 | 和晃技研株式会社 | リモコン自動検査装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871267U (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-14 | 三菱電機株式会社 | 画像追尾装置 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP60052658A patent/JPS61212171A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61212171A (ja) | 1986-09-20 |
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