JPH0528376A - 熱アナログ式感知器 - Google Patents

熱アナログ式感知器

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JPH0528376A
JPH0528376A JP3205424A JP20542491A JPH0528376A JP H0528376 A JPH0528376 A JP H0528376A JP 3205424 A JP3205424 A JP 3205424A JP 20542491 A JP20542491 A JP 20542491A JP H0528376 A JPH0528376 A JP H0528376A
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thermal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災予測の条件である全検出温度範囲にわた
って高精度で均一な高分解能をうることができ、かつコ
ストの安価な熱アナログ式感知器を提供する。 【構成】 熱検出素子30からのアナログ信号をディジ
タル信号に変換し、ディジタル信号に基づきCPUで温
度解析し温度情報を出力する熱アナログ式感知器におい
て、熱検出素子30からのアナログ信号のうち所定以下
の低温域信号を減算し、残りの信号を直線性の良い温度
特性を有する信号に増幅して出力する差動増幅手段4,
5,6を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災予報のために警戒
区域の温度情報を送る熱アナログ式感知器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱アナログ式感知器とし
ては、例えば図5に示すものがある。この熱アナログ式
感知器は、熱検出素子50、A/D変換回路51、CP
U52、メモリ回路53、温度情報出力回路54、電源
回路55で構成され、熱検出素子50からのアナログ出
力信号をA/D変換回路51でディジタル化し、このデ
ィジタル信号をCPU52に入力し予めメモリ回路53
に記憶されている各温度でのディジタルデータと比較
し、熱検出信号から当該出力信号は何度の温度を示す信
号であるのかを判定し、その温度情報信号を温度情報出
力回路54を介して本熱アナログ式感知器に接続してい
る防災監視盤に出力するものである。つまり、この熱ア
ナログ式感知器は、警戒区域の温度情報を防災監視盤へ
刻々出力し、一方防災監視盤側では受け取った温度情報
から火災予測を行ない、火災に至らぬ前に警報するもの
として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の熱アナログ式感知器にあっては、この火災
予測には全検出温度範囲にわたって高精度で均一の温度
精度と高分解能が必要とされていた。このために熱検出
素子として温度特性が直線性を有する白金抵抗測温体、
PN接合半導体、温度IC等を用いる必要があるため、
熱検出素子自体が高価なものとなってしまったり、ま
た、これらの素子は出力信号が非常に小さいので、増幅
率の非常に大きな増幅回路が必要となり、全体のコスト
が高くなるという問題があった。また、安価な熱検出素
子としてはサーミスタがあるが、温度特性は非直線性で
あり、上記で述べた条件には合わず使用できない。図6
は従来のサーミスタ60と抵抗61を直列に接続した場
合の回路であり、図7はその回路の温度特性を示したも
のである。図から分るように、低温域と高温域で出力変
化率が小さい非直線性が現われている。従って、この特
性のままサーミスタの出力をA/D変換器でディジタル
化させると、高低温域で分解能が悪くなる。つまり、中
温域では数ビット/℃が得られるのに対し、高低温域で
は1ビット/℃未満という場合もあり得る。このような
理由により、熱検出素子としてサーミスタを使用するに
は問題がある。また、熱検出素子としてサーミスタを使
用する場合でも、A/D変換器のビット数が大きいもの
を使用すれば分解能は改善されるが、非常にコストが高
いものになってしまう。本発明は、上記のような従来の
課題を解決するためになされたものであり、火災予測の
条件である全検出温度範囲にわたって高精度で均一な高
分解能をうることができ、かつコストの安価な熱アナロ
グ式感知器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
る請求項1の本発明は、熱検出素子からのアナログ信号
をディジタル信号に変換し、該ディジタル信号に基づき
CPUで温度解析し温度情報を出力する熱アナログ式感
知器において、上記熱検出素子からのアナログ信号のう
ち所定以下の低温域信号を減算し、残りの信号を直線性
の良い温度特性を有する信号に増幅して出力する差動増
幅手段を備えたことを特徴とする。請求項2の熱アナロ
グ式感知器は、温度検出範囲を複数に分割し、該複数の
温度検出範囲毎に不要な低温域信号を減算し、異なる増
幅率で増幅する差動増幅手段を備えたことを特徴とす
る。請求項3の熱アナログ式感知器は、電源の供給を一
定時間毎に断続させて、間欠的な駆動を行なう間欠駆動
手段を備えたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例による熱アナ
ログ式感知器の構成を示すブロック図である。本熱アナ
ログ式感知器は、回路全体に電源を供給する電源回路1
と、回路を一定の時間間隔で間欠的に駆動する間欠駆動
回路2と、温度を検出してその温度に対応する電圧値の
アナログ信号を出力する熱検出部3と、熱検出部3から
のアナログ信号を処理して増幅する差動増幅回路4,
5,6と、差動増幅回路4,5,6からのアナログ出力
をディジタル信号に変換するA/D変換器7と、A/D
変換器7からのディジタル信号に基づいて温度解析を行
なうCPU8と、温度とディジタル信号の値との対応関
係をデータとして記憶するメモリ回路9と、CPU8か
らの温度情報を防災監視盤等に出力する温度情報出力回
路10とで構成されている。
【0006】間欠駆動回路2は、電源回路1による電源
供給を一定時間毎に断続させることにより、熱アナログ
式感知器の熱検出動作を間欠的に行なわせるものであ
り、例えば有接点リレーや無接点式のスイッチング回路
等が用いられる。この間欠駆動回路2によって間欠動作
させることにより、平均消費電流を小さく抑えることが
できる。
【0007】熱検出部3及び差動増幅回路4,5,6の
詳細な回路構成を図2に示す。熱検出部3は、図示の如
く熱検出素子としてのサーミスタ30と、オペアンプ3
1及び抵抗R5 ,R6 ,R7 とで構成されている。サー
ミスタ30と抵抗R7との直列回路の接続点がオペアン
プ31の入力に接続され、オペアンプ31の出力は、抵
抗R5 を介して差動増幅回路4,5,6に入力されてい
る。サーミスタ30の出力は、オペアンプ31でインピ
ーダンス変換され電圧VTHとして出力される。電圧VTH
は、 VTH={ R7 /(RTH+R7 )} VDD の式により与えられる。ここで、RTHは、サーミスタ3
0の内部抵抗、VDDは、電源回路1の電圧である。この
電圧VTHは、各差動増幅回路4,5,6のオペアンプ4
0の非反転入力に入力される。
【0008】差動増幅回路4,5,6は、それぞれオペ
アンプ40及び41と、抵抗R1 〜R4 とで構成されて
いる。図2では、差動増幅回路4の回路構成のみを示し
たが、差動増幅回路5,6についても全く同一の構成と
なっている。本実施例では、火災予測の条件である検出
温度範囲を−30〜80℃に設定し、かつこの検出温度
範囲を低温度域(−30〜0℃)、中温度域(0〜40
℃)、高温度域(40〜80℃)に3分割し、各温度域
における信号処理をそれぞれ差動増幅回路4,5,6に
よって行なっている。抵抗R3 ,R4で設定された電圧
がオペアンプ41に入力されインピーダンス変換され
て、各差動増幅回路4,5,6のオペアンプ41からは
それぞれ電圧Vref1,Vref2,Vref3が出力され、この
電圧Vref1,Vref2,Vref3がオペアンプ40の反転入
力に入力される。電圧Vref 1(2,3 )は、 Vref 1(2,3 )={ R4 /(R3 +R4 )} VDD の式により与えられる。また、各差動増幅回路4,5,
6のオペアンプ40では、電圧VTHと電圧Vref 1(2,
3 )の差を増幅した値をVout1,Vout2,Vout3として
出力する。このVout1(2,3 )は、 Vout1(2,3)={(R1+R2)R6/ (R5+R6)R1}VTH−( R2/R1)Vref1(2,3) の式により与えられる。
【0009】上記抵抗R3 ,R4 の抵抗値を差動増幅回
路4,5,6毎に変えてVref 1(2,3 )を異なる値と
することによって、差動増幅回路4では、−30℃以下
の温度域に対応する信号を、差動増幅回路5では、0℃
以下の温度域に対応する信号を、差動増幅回路6では、
40℃以下の温度域に対応する信号をそれぞれカットす
るように設定している。また、上記抵抗R1 ,R2 の抵
抗値を差動増幅回路4,5,6毎に変えることにより異
なる増幅率を設定して図4の点線で示すように各温度域
の出力を補正し、図3に示すような温度特性が得られる
ようにしている。すなわち、低温度域(−30〜0℃)
及び高温度域(40〜80℃)においては図7に示すよ
うに中温度域(0から40℃)に比べ出力変化率が小さ
いので、ほぼ中温度域と同じ出力変化率となるように増
幅率を設定している。これにより、全検出温度範囲にお
いて、高分解能の検出が可能となっている。また、各差
動増幅回路4,5,6において、各担当の温度域以上の
温度に対応する信号に対しては、図3に示すように一定
の飽和した電圧値(=VDD)がVout1,Vout2,Vout3
として出力されるようになっている。
【0010】次に、上記の如く構成される本熱アナログ
式感知器の動作を説明する。熱検出部3から雰囲気温度
に応じた電圧VTHのアナログ信号が出力される。この電
圧VTHは、図7に示す温度特性に従っている。電圧VTH
の信号は、それぞれ差動増幅回路4,5,6に入力さ
れ、図4に示す特性に従って信号処理がなされる。例え
ば、電圧VTHが低温域の−10℃に対応する値の場合、
差動増幅回路4によって増幅されVout1が出力される。
この場合、−10℃は差動増幅回路5,6の温度域以下
であるので、差動増幅回路5,6では増幅されずVout
2,Vout3は共に0となる。また、電圧VTHが中温域の
20℃に対応する値の場合、差動増幅回路5によって増
幅されVout2が出力される。差動増幅回路4では低温域
を越えているので飽和した電圧値(=VDD)のVout1が
出力され、差動増幅回路6では高温域以下であるのでV
out3は0となる。同様に、電圧VTHが高温域の50℃に
対応する値の場合、差動増幅回路4,5からは飽和した
電圧値(=VDD)のVout1及びVout2が出力され、差動
増幅回路6から増幅されたVout3が出力される。
【0011】差動増幅回路4,5,6の出力Vout1,V
out2,Vout3は、CPU8によって制御されるA/D変
換器7でディジタル化され、CPU8に入力される。C
PU8には、0または飽和電圧値(=VDD)以外の出力
Vout1,Vout2,Vout3のみがディジタル化されて入力
される。CPU8では、どの差動増幅回路からのディジ
タル信号かを判別し、そのディジタル信号を予めメモリ
回路9に記憶されている温度とディジタル信号との対応
関係を示すデータと比較し、熱検出部3で検出した温度
を解析する。そして、CPU8は、その解析した温度情
報を温度情報出力回路10を介して、例えば熱アナログ
式感知器が接続されている防災監視盤等に伝送する。
【0012】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、消費電流の軽減を考えなければ間欠駆動回
路2は必ずしも設ける必要はない。上記実施例では、温
度検出範囲を−30〜80℃と広く設定したため、温度
域を低、中、高の3つに分割し、それに対応して差動増
幅回路を3回路設けたが、温度検出範囲が狭い場合は1
または2の差動増幅回路でも良いし、逆により広い場合
は4回路以上設けても良い。また、実施例では、A/D
変換器7が入力端子を複数有し、この入力端子に各差動
増幅回路4,5,6が接続されている場合を示したが、
A/D変換器7は1入力のものとし、差動増幅回路とA
/D変換器7の間にマルチプレクサ回路を追加した構成
としても良い。熱検出素子としては、サーミスタ30に
は限られず、直線性の良い白金抵抗測温体、PN接合半
導体、温度IC等でも良い。但し、相応の増幅回路を要
する。なお、A/D変換器7、CPU8、メモリ回路9
はそれぞれ独立の部品でも、これらをワンパッケージし
た部品でもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
検出素子からのアナログ信号のうち所定以下の低温域信
号を減算し、残りの信号を直線性の良い温度特性を有す
る信号に増幅して出力する差動増幅手段を備えたことに
より、高精度で均一の温度精度及び均一な高分解能が得
られるようになる。また、熱検出素子は温度特性が非直
線の安価なものですみ、かつその他のA/D変換器や増
幅器等も高価なものを使用する必要がないので、低いコ
ストで提供することが可能である。請求項2の本発明に
よれば、温度検出範囲を複数に分割し、該複数の温度検
出範囲毎に不要な低温域信号を減算し、異なる増幅率で
増幅する差動増幅手段を備えたことにより、広い温度範
囲でより精度の高い温度精度及び高分解能が得られ、正
確な温度解析が可能となる。請求項3の本発明によれ
ば、電源の供給を一定時間毎に断続させて、間欠的な駆
動を行なう間欠駆動手段を備えたことにより、消費電流
を小さく抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による熱アナログ式感知器の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による熱アナログ式感知器の
熱検出部及び差動増幅回路の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例による熱アナログ式感知器の
温度−電圧特性を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による熱アナログ式感知器の
補正状態を示す図である。
【図5】従来の熱アナログ式感知器の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図6】サーミスタを使用した回路の一例を示す回路図
である。
【図7】図6に示すサーミスタの温度−電圧特性を示す
図である。
【符号の説明】
2 間欠駆動回路 3 熱検出部 4,5,6 差動増幅回路 7 A/D変換器 8 CPU 9 メモリ回路 30 サーミスタ 40,41 オペアンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱検出素子からのアナログ信号をディジ
    タル信号に変換し、該ディジタル信号に基づきCPUで
    温度解析し温度情報を出力する熱アナログ式感知器にお
    いて、 上記熱検出素子からのアナログ信号のうち所定以下の低
    温域信号を減算し、残りの信号を直線性の良い温度特性
    を有する信号に増幅して出力する差動増幅手段を備えた
    ことを特徴とする熱アナログ式感知器。
  2. 【請求項2】 温度検出範囲を複数に分割し、該複数の
    温度検出範囲毎に不要な低温域信号を減算し、異なる増
    幅率で増幅する差動増幅手段を備えたことを特徴とする
    請求項1の熱アナログ式感知器。
  3. 【請求項3】 電源の供給を一定時間毎に断続させて、
    間欠的な駆動を行なう間欠駆動手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または2の熱アナログ式感知器。
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KR101683460B1 (ko) * 2016-02-05 2016-12-07 (주)세종코리아지능화시스템 미세온도 판단을 위한 이중화 온도 감지회로

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