JPH0528479B2 - - Google Patents

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JPH0528479B2
JPH0528479B2 JP14847586A JP14847586A JPH0528479B2 JP H0528479 B2 JPH0528479 B2 JP H0528479B2 JP 14847586 A JP14847586 A JP 14847586A JP 14847586 A JP14847586 A JP 14847586A JP H0528479 B2 JPH0528479 B2 JP H0528479B2
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current
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transformer
circuit
power supply
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Hiroyuki Sako
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、トランジスタインバータ回路の高周
波出力にて放電灯を点灯するようにした放電灯点
灯装置に関するものである。
[背景技術] 第2図は従来の高周波放電灯点灯装置の回路構
成を示す図であり、直流電源(交流電源の整流電
圧を含む)Eに直列にトランジスタQ1,Q2が接
続され、このトランジスタQ1,Q2に対し図示の
極性でダイオードD1,D2が並列に接続される。
但し、ダイオードD1,D2は必ずしも必要でない。
トランジスタQ1と並列にコンデンサC1と、コン
デンサC2と、チヨークL1及び放電灯lを含む共
振回路A、駆動トランスT1の一次巻線n1との直
列回路が接続されている。このような構成にて直
列インバータ回路或いはハーフブリツジ形インバ
ータ回路が構成される。一次巻線n1を有する駆動
トランスT1は二次巻線n2,n3を有し、二次巻線
n2,n3はトランジスタQ1,Q2の制御抵抗R1,R2
に接続してある。更にインバータ回路の起動回路
を設けている。この起動回路は直列接続した抵抗
R3及びコンデンサC3と、抵抗R3とコンデンサC3
の接続点に一端を接続した例えばダイアツクQ3
のような双方向性トリガ素子とを用いたもので、
ダイアツクQ3の他端をトランジスタQ2の制御端
子であるベース端子に接続している。また抵抗
R3、コンデンサC3の接続点はダイオードD3のア
ノードに接続し、カソードはトランジスタQ2の
コレクタに接続されている。
上述した回路の動作は次の通りである。即ち、
電源スイツチSWをオンさせると、コンデンサC3
が抵抗R3を介して充電される。次いでコンデン
サC3の電圧がダイアツクQ3のブレークオーバ電
圧に達するとコンデンサC3はトランジスタQ2の
ベース・エミツタ接合を介して放電する。この放
電によりトランジスタQ2が初めて導通する。従
つて直流電源E→コンデンサC1→共振回路A→
駆動トランスT1の一次巻線n1→トランジスタQ2
→直流電源Eを介して電流が流れてコンデンサ
C1を充電する。この電流は駆動トランスT1の一
次巻線n1を流れるから、この為駆動トランスT1
の二次巻線n2,n3に電圧が誘起する。二次巻線n3
の誘起電圧はトランジスタQ2の導通状態を維持
する極性(順電圧)を有する。その後コンデンサ
C1を充電しようとして電流は増加するが、充電
が進むにつれて電流は次第に減少し、やがて零に
近付いた時に、駆動トランスT1による帰還電圧
がトランジスタQ1には順電圧、トランジスタQ2
には逆電圧となり、トランジスタQ2はオフし、
トランジスタQ1はオンする。するとコンデンサ
C1と、共振回路Aと、駆動トランスT1の一次巻
線n1と、トランジスタQ1とで閉回路ができてコ
ンデンサC1は放電を始める。このコンデンサC1
の放電による振動で、以後トランジスタQ1をオ
フしトランジスタQ2をオンさせるというように
コンデンサC1の充放電を繰り返すことによつて
両トランジスタQ1,Q2を交互にオンオフして共
振回路Aに電流を流し、コンデンサC2の電圧を
放電灯lに印加して放電灯lを点灯させる。しか
し放電灯lの寿命を考慮した場合放電灯lに始動
電圧を印加する前に放電灯lのフイラメントを予
熱する必要がある。この構成を第3図に示す。リ
レー又はトライアツクなどの機械式又は半導体か
らなるスイツチS1と、カレントトランスT2,T3
との直列回路を放電灯lのフイラメントf1,f2の
非電源側端子に接続してある。電源投入時はスイ
ツチS1が閉じ、フイラメントf1,f2及びカレント
トランスT2,T3により電流I1,I2を重畳して所望
の電流を得ていた。電源投入から約1秒後タイマ
TによりスイツチS1を開いて放電灯lを点灯させ
る。このように電源を投入して放電灯lを点灯す
る前の所定期間にフイラメント電流を流し、フイ
ラメントf1,f2を加熱した後、放電灯lを点灯す
るようにして放電灯lの寿命を損なわないように
しているものである。しかし、従来の予熱方式で
は別のカレントトランスT2,T3を必要とし、構
成が複雑となつていた。
また第4図に示すような従来例もある。この従
来例は発振トランスOTからの電圧帰還駆動の定
電流型プツシユプルインバータを使用したもので
あり、発振トランスOTに予熱補償巻線n4′を出力
巻線n3′と極性を異なる(又は同じ)ように巻装
している。この従来例では予熱補償巻線n4′は出
力電圧対象の巻線である。そして一般に商用電源
を使用し、放電灯lを始動点灯するときは始動電
圧又は点灯維持電圧が高く、発振トランスOTは
昇圧タイプとなつて、出力巻線n3′の巻線が多い
のが普通である。このため予熱補償巻線n4′の巻
数も減(加)極の効果を上げて最適な予熱電流値
に設定しようとすれば必然的に出力巻線n3の巻数
に比例した多数の巻数が必要となる。この結果発
振トランスOTの巻線ボビンのスペースからの制
約によつて、所要線径巻数を巻回することができ
ずに電力損、発熱の点で不都合が見られた。また
予熱補償巻線n4′の巻数が多くなること、コア寸
法が大形化し、スペースを取ることによつてコス
トが高くなるという問題があつた。
この問題点に鑑みて電流帰還駆動のインバータ
回路を使用した放電灯点灯装置において、所望の
周波数で所定の予熱電流が得られる放電灯点灯装
置が提案されている。
第5図はその回路を示しており、この回路はカ
レントトランスT4の一次巻線n41を放電灯lのフ
イラメントf1,f2の非電源端との間に予熱用スチ
ツチS1を介して挿入し、該カレントトランスT4
の周波数補正用の巻線である二次巻線n42,n43を
駆動トランスT1の二次巻線n2,n3に直列になる
ように接続したものである。他の構成は第2図と
同様な構成である。この回路ではまず予熱用スイ
ツチS1がオンしている予熱時には直流電源E→電
源スチツチSW→コンデンサC1→放電灯lの一方
のフイラメントf1→カレントトランスT4の巻線
n41→スイツチS1→放電灯lの他方のフイラメン
トf2→チヨークL1→駆動トランスT1の一次巻線n1
→トランジスタQ2を介してフイラメント電流が
流れる。
ここで駆動トランスT1の巻線n1に流れる電流
をIn1、巻線n2,n3に流れる電流をIn2,In3とし、
巻線n1,n2,n3,n41,n42,n43の巻数を夫々N1,
N2,N3,N41,N42,N43とし、又スイツチS1が
オンした時のカレントトランスT4の巻線n41の電
圧、放電灯lの両方のフイラメント電圧が小さく
て、コンデンサC2に流れる電流は小さく、電流
In1がスイツチS1、巻線n41に流れているとする。
この場合トランジスタQ1,Q2にベース電流で
決められる電流 in2′=(N1/N2)・In1,In3′=N1/N3・In1 と、電流In1と巻数N41,N42及びN43の巻数比で
決められる電流 in42′=(N41/N42)・In1,In43′=N41/N43・In1 との合成(重畳)で構成されて供給される。尚コ
ンデンサC2を実質的に予熱用スイツチS1で短絡
している。
換言すると電流In2,In3は In2=in2′+in42′,In3=In3′+in43′の関係で成
立
している。
ここでin2′,in3′の電流源に新たにin42′,in43′
が
各々加えられ、トランジスタQ1,Q2のベース駆
動電流を構成している。このときトランジスタ
Q1,Q2のベース・エミツタの等価価格はダイオ
ードで表され、このダイオードの順方向の電圧降
下をvF1,vF2とすると、この値は略定電圧特性を
示すので、電流源in42′,in43′が新たに加えられた
時の電流源群からみた負荷の電圧v1,v2は上昇す
るも、電圧vF1,vF2は殆ど変わらず、一定に近く
なるが、トランジスタQ1,Q2のベースバイアス
電圧v1,v2はカレントトランスT4が無い場合の
v01,v02より高い電圧値となり、トランジスタ
Q1,Q2に印加される期間が長くなつて、トラン
ジスタQ1,Q2の導通期間が長くなる。実際上は
正の帰還電圧が駆動トランスT1、カレントトラ
ンスT4によつてかかることにより、予熱電流が
なお一層増加するのが現実であり、カレントトラ
ンスT4の予熱電流値の設定に及ぼす効果は大き
い。更にダイオードD1,D2を流れるフライホイ
ール電流ID1,ID2とトランジスタQ1,Q2のコレク
タ電流IQ1,IQ2を合わせて考えるとコレクタ電流
IQ1,IQ2はベースバイアス時間が長くなることに
よつて多くなり、このことによつてチヨークL1
の蓄積エネルギも多くなり、ダイオードD1,D2
に流れるフライホイール電流ID1,ID2も多く、放
出する(ダイオードD1,D2にとつては導通)時
間が長くなる。
よつて発振周波数はカレントトランスT4を用
いることによつて低くなる。
予熱用スイツチS1がオンとなる予熱状態のため
コンデンサC1,C2、放電灯lのフイラメントf1,
f2の抵抗、チヨークL1の部品定数で決まる回路の
固有振動周波数f00より駆動トランスT1の巻線n1
及びn2,n3とカレントトランスT4の巻線n41及び
n42,n43で決められるトランジスタQ1,Q2のスイ
ツチング周波数が高くなるように設定されると
き、コンデンサC1、巻線n41、予熱用スチツチS1、
チヨークL1、巻線n1に流れる電流は遅相電流とな
る。これはコンデンサC1,C2、放電灯lのフイ
ラメント抵抗、チヨークL1の合成インピーダン
スが誘導性となるからである。この合成インピー
ダンス要素が誘導性であるから、発振周波数が低
くなると、上記合成インピーダンス要素に流れる
電流Iは大きくなる。つまり予熱電流が増加し、
所望の最適電流値に設定できることが分かる。従
つてフイラメント電流を任意に大きく設定でき
る。
そして予熱用スイツチS1がオンしたときの動作
周波数はカレントトランスT4の巻線設計値によ
り任意に設定することが可能となり、予熱電流を
略所定の値に決めることができる。またスイツチ
S1がオフすると、カレントトランスT4の巻線n41
には電流が流れないため、カレントトランスT4
の電流源としての働きは無くなり、巻線n42と、
巻線n43のインピーダンス値は殆ど皆無に等しく
無視できるので、所定のランプ電流に設定するこ
とができる。
コンデンサC1,C2、フイラメントf1,f2の抵
抗、チヨークL1を含む合成インピーダンス要素
が容量性に設定されている場合は上記誘導性イン
ピーダンスの場合と逆の働きをする。
これらのことからコンデンサC1,C2、放電灯
l、チヨークL1の主回路によつて決定される条
件(例えば誘導性、容量性など)下における所定
のランプ電流値に対してランプ電流と無関係にフ
イラメント予熱時における発振周波数を変化させ
て予熱電流を増加減少させて任意の予熱電流を設
定でき、放電灯lの寿命を改善することができる
ものであり、且つ設計が容易となる。また点灯中
は予熱用スイツチS1によりカレントトランスT4
の巻線n41は回路から切り離されるので、他に何
らの影響を与えない。尚点灯中はコンデンサC1,
C2、放電灯l、チヨークL1、巻線n1,n2,n3で決
定される動作周波数で動作し、所定のランプ電流
を流すことになる。
以上のように第2図乃至第4図の従来例回路の
問題点を第5図回路は解消することができる。
第6図はこの第5図回路の思想を展開した直列
2灯の点灯装置を示しており、この回路例は
100Vの商用電源ACを電源スイツチSWを介して
コンデンサCF、チヨークTFからなる入力雑音防
止フイルタと、倍電圧電源回路を構成するコンデ
ンサCS1,CS2などに流れる突入電流防止用の抵抗
rとを通じてダイオードDS1,DS2、コンデンサ
CS1,CS2で280Vに倍電圧整流した直流電源を用
いたもので、コンデンサC2には2灯の蛍光灯の
ような放電灯l1,l2を直列接続している。
さて放電灯l1のフイラメントf1,f2、放電灯l2の
フイラメントf3,f4を予熱する回路において、フ
イラメントf2とf3を予熱するためにカレントトラ
ンスT3を用いている。即ちカレントトランスT3
の一次巻線n31をフイラメントf1とf4の非電源端間
に予熱用スイツチSを介して接続し、二次巻線
n32をフイラメントf2とf3との直列回路に挿入接続
し更に周波数補正用の巻線n33を駆動トランスT1
の二次巻線n2に直列接続している。ここでフイラ
メントf2,f3の予熱電流は巻線n31とn32の巻数比
で設定しており、通常は1:1で構成される。
そして予熱周波数を最適値に設定するべく予熱
時のトランジスタQ1,Q2の双方又は片方の導通
期間を変化さす。ここで第5図回路のカレントト
ランスT4の動作を、本実施例回路のカレントト
ランスT3の一次側へ数ターン追加することによ
り簡単にして確実に果たすことができる。
ところで第6図回路において正常な時には第7
図a,cに示すようにトランジスタQ1,Q2のコ
レクタ・エミツタ電圧VCEはオフ時に電源電圧E
となり、ベースには第7図b,dに示す電流In2,
In3が夫々流れる。
そして通常点灯時、ランプ電流がコンデンサ
CS1→コンデンサC1→放電灯l1→→ホ→ヘ→放電
灯l2→チヨークL1→駆動トランスT1の一次巻線n1
→発振トランジスタQ2→コンデンサCS2と流れる
時、駆動トランスT1の二次巻線n2には逆バイア
ス方向の電圧が発生してトランジスタQ1はオフ
しており、又一次巻線n1には順バイアス方向の電
圧が発生してトランジスタQ2はオン状態にある。
これは第7図のXで示される区間である。この時
放電灯l1又はl2を外すと、一瞬ホ又はヘが開放さ
れ、ランプ電流がカレントトランスT3の二次巻
線n32を通り、電流In32として流れ、L′dIn32/dt
なる電圧が矢印の向きに誘起される。但しL′は二
次巻線n32のインダクタンス値を示す。ここで、
二次巻線n32の巻数をn2′とし、周波数補正用巻線
n33の巻数をn3′とすると、(n3′/n2′)・L′・
(dIn32/dt)なる電圧が周波数補正用の巻線n33
に誘起される。ここで図示するように周波数補正
用の巻線n33の巻き方向の極性は一次巻線n31と同
じで且つ二次巻線n32とは反対の極性であるため、
誘起電圧の発生によつて図示する方向の電流I33
が流れる。この電流I33の方向はトランジスタQ1
をオンさせる順バイアス方向であるため、トラン
ジスタQ1がオフで且つトランジスタQ2がオンし
ている時にトランジスタQ1がオンし、トランジ
スタQ1からQ2へ短絡電流が流れることになる。
トランジスタQ1がオフしている状態では第8図
aに示すようにコレクタ・エミツタには電源電圧
VCEとして加わり、一方トランジスタQ2は第8図
dに示すようにオン状態にある。その為にトラン
ジスタQ1が一瞬電源電圧Eが加わつたままでベ
ースに電流In33が流れて導通し、短絡電流I0がコ
レクタ電流IC1として第8図cに示すようにトラ
ンジスタQ1→トランジスタQ2を介して流れるこ
とになり、トランジスタQ1のASO領域をオーバ
し、トランジスタQ1が破壊してしまうことがあ
る。
ここで電源電圧EとはコンデンサCS1・コンデ
ンサCS2の充電電圧である。
尚ランプ電流がコンデンサC1→トランジスタ
Q1→駆動トランスT1の巻線n1→チヨークL1→放
電灯l2→ヘ→ホ→放電灯l1→コンデンサC1の向き
で流れる時には上記とは逆にはトランジスタQ1
がオンしている時にトランジスタQ1のベースに
前述とは極性が逆のIn33が流れ、トランジスタQ1
をオフしようとするが、この時トランジスタQ1
には電圧が加わつておらず、ASO領域上問題は
ない。第8図bはトランジスタQ1のベースに流
れる電流In2を、また同図eはトランジスタQ2の
ベースに流れる電流In3を、更に同図fはトラン
ジスタQ2のコレクタ電流IC2を示す。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは放電灯外し時又は回
路上、カレントトランスの二次巻線に電流が流れ
たとき周波数補正用巻線に電圧が誘起されるのを
防止して、スイツチング素子が破壊されるのを防
ぐことができる放電灯点灯装置を提供するにあ
る。
〔発明の開示〕
本発明は直流電源に並列に二つのスイツチング
素子の直列回路を接続するとともに、直列接続し
た二つの放電灯の一方の放電灯の電源側端を直流
カツト用コンデンサを介して、上記両スイツチン
グ素子の内上記直流電源に接続して一方のスイツ
チング素子の入力端子に接続し、他方の放電灯の
電源側端と、上記両スイツチング素子の共通接続
点との間に限流用インピーダンス素子を介して駆
動トランスの一次巻線を直列挿入するとともに、
上記駆動トランスに設けられ、発生する電圧が互
いに逆極性となるように巻線方向が設定された二
つの二次巻線を上記両スイツチング素子の制御端
子に各別に接続し、上記二つの放電灯の直列回路
に、該直列回路と上記限流用インダクタンスとで
共振回路を構成する別のコンデンサを並列接続し
てインバータ回路を構成し、該インバータ回路の
高周波出力にて上記二つの放電灯を点灯するよう
にした放電灯点灯装置において、カレントトラン
スの一次巻線と電源投入後所定時間オンし、所定
時間経過後オフするスイツチ要素との直列回路を
上記両放電灯の各両フイラメントの内上記電源側
端に対応する夫々のフイラメントの非電源側端同
士の間に挿入接続し、両放電灯の夫々の残りのフ
イラメントの一方端同士の間を共通接続するとと
もに、他方端同士を上記カレントトランスの二次
巻線と別のインピーダンス素子との並列回路を介
して接続し、上記インバータ回路の発振周波数の
決定要素となる電流源を構成する上記カレントト
ランスの周波数補正用巻線を一方のスイツチング
素子の制御端子と上記駆動トランスの二次巻線と
で形成される帰還回路に挿入し、上記スイツチ要
素のオン時に上記カレントトランスの一次巻線を
介して上記駆動トランスの一次巻線に流れる電流
の方向が、上記の一方のスイツチング素子の制御
端子に接続されている上記駆動トランスの二次巻
線に順バイアス方向の電圧を発生する方向の時、
上記の一方のスイツチング素子に対して順バイア
ス方向の電圧を発生するようにカレントトランス
の一次巻線の極性と上記周波数補正用巻線の極性
とを設定し、且つ上記カレントトランスの二次巻
線の極性を上記カレントトランスの一次巻線の極
性とは逆にして成るものである。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示しており、こ
の回路は第6図回路に於けるカンレントトランス
T3の二次巻線n32に並列にインピーダンス素子Z
を接続してものである。このインピーダンス素子
ZはカレンタトランスT3の二次巻線n32に流れる
電流を分流し、二次巻線n32に誘起される電圧を
低減するためのものである。ここで二次巻線n32
に流れる電流をIn32″とし、インピーダンス素子
Zに流れる電流をIn32′とすると、電流In32は電流
In32′との合成電流であり、 電流In32=電流In32′+電流In32″ の関係が成立する。そこで電流In32′をより多く、
電流In32″をより少なく流すことにより、二次巻
線n32に誘起される電圧L′dIn32″/dtは小さな値と
なる。ここでインピーダンス素子Zのインピーダ
ンス値はスイツチング素子S1がオンしている予熱
時にはフイラメントf2,f3を予熱する予熱電流に
影響を及ぼさない値であることが望ましく、また
巻線n32のインダクタンス値L′より小さな値でな
ければならない。この関係を次式に示す。
R<Z0<ωL′ 但しRは放電灯l1,l2の共通接続しているフイ
ラメントf2とf3との直列合成抵抗R、ωは2πf,f
は発振周波数、L′はカレントトランスの二次巻線
n32のインダクタンス値を示す。
尚インピーダンス素子Zとしては抵抗でもコン
デンサでも或いはインダクタンス素子でも上記不
等式を満足すれば良い。
而して本発明装置で放電灯l1,l2の外れや、そ
の他の異常が発生した時にはカレントトランス
T3の二次巻線n32に電流が流れてもインピーダン
ス素子Zで分流するため二次巻線N32に発生する
電圧が低減され、そのため周波数補正用の巻線で
ある巻線n33に誘起される電圧を低減し、トラン
ジスタQ1,Q2が破壊されるのを防止することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のように構成した放電灯点灯装
置において、カレントトランスの一次巻線と電源
投入後所定時間オンし、所定時間経過後オフする
スイツチ要素との直列回路を上記両放電灯の各両
フイラメントの内上記電源側端に対応する夫々の
フイラメントの非電源側端同士の間に挿入接続
し、両放電灯の夫々の残りのフイラメントの一方
端同士の間を共通接続するとともに、他方端同士
を上記カレントトランスの二次巻線と別のインピ
ーダンス素子との並列回路を介して接続し、上記
インバータ回路の発振周波数の決定要素となる電
流源を構成する上記カレントトランスの周波数補
正用巻線を一方のスイツチング素子と制御端子と
上記駆動トランスの二次巻線とで形成される帰還
回路に挿入し、上記スイツチ要素のオン時の上記
カレントトランスの一次巻線を介して上記駆動ト
ランスの一次巻線に流れる電流の方向が、上記の
一方のスイツチング素子の制御端子に接続されて
いる上記駆動トランスの二次巻線に順バイアス方
向の電圧を発生する方向の時、上記の一方のスイ
ツチング素子に対して順バイアス方向の電圧を発
生するようにカレントトランスの一次巻線の極性
と上記周波数補正用巻線の極性とを設定し、且つ
上記カレントトランスの二次巻線の極性を上記カ
レントトランスの一次巻線の極性とは逆にしたの
で、簡単な構成により所望の周波数で所定の予熱
電流が得られるものであつて、しかも放電灯の外
れや、回路異常によりカレントトランスの該二次
巻線に電流が流れても該二次巻線に並列に別のイ
ンピーダンス素子を接続したので、二次巻線に発
生する電圧が低減でき、結果周波数補正用の巻線
に異常な電圧が誘起されることによつて起きる両
スイツチング素子の同時オンによるスイツチング
素子の破壊を防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路図、第2図〜第
6図は従来例の回路図、第7図、第8図は第6図
回路の動作説明用波形図であり、l1,l23は放電
灯、T1は駆動トランス、n1は一次巻線、n2,n3
は二次巻線、Q1,Q2はトランジスタ、T3はカレ
ントトランス、n31は一次巻線、n32は二次巻線、
n33は周波数補正用の二次巻線、Zはインピーダ
ンス素子、Rはフイラメント抵抗、C1はコンデ
ンサ、L1はチヨークである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流電源に並列に二つのスイツチング素子の
    直列回路を接続するとともに、直列接続した二つ
    の放電灯の一方の放電灯の電源側端を直流カツト
    用コンデンサを介して、上記両スイツチング素子
    の内上記直流電源に接続した一方のスイツチング
    素子の入力端子に接続し、他方の放電灯の電源側
    端と、上記両スイツチング素子の共通接続点との
    間に限流用インピーダンス素子を介して駆動トラ
    ンスの一次巻線を直列挿入するとともに、上記駆
    動トランスに設けられ、発生する電圧が互いに逆
    極性となるように巻線方向が設定された二つの二
    次巻線を上記両スイツチング素子の制御端子に各
    別に接続し、上記二つの放電灯の直列回路に、該
    直列回路と上記限流用インダクタンスとで共振回
    路を構成する別のコンデンサを並列接続してイン
    バータ回路を構成し、該インバータ回路の高周波
    出力にて上記二つの放電灯を点灯するようにした
    放電灯点灯装置において、カレンドトランスの一
    次巻線と電源投入後所定時間オンし、所定時間経
    過後オフするスイツチ要素との直列回路を上記両
    放電灯の各両フイラメントの内上記電源側端に対
    応する夫々のフイラメントの非電源側端同士の間
    に挿入接続し、両放電灯の夫々の残りのフイラメ
    ントの一方端同士の間を共通接続するとともに、
    他方側同士を上記カレントトランスの二次巻線と
    別のインピーダンス素子との並列回路を介して接
    続し、上記インバータ回路の発振周波数の決定要
    素となる電流源を構成する上記カレントトランス
    の周波数補正用巻線を一方のスイツチング素子の
    制御端子と上記駆動トランスの二次巻線とで形成
    される帰還回路に挿入し、上記スイツチ要素のオ
    ン時に上記カレントトランスの一次巻線を介して
    上記駆動トランスの一次巻線に流れる電流の方向
    が、上記の一方のスイツチング素子の制御端子に
    接続されている上記駆動トランスの二次巻線に順
    バイアス方向の電圧を発生する方向の時、上記の
    一方のスイツチング素子に対して順バイアス方向
    の電圧を発生するようにカレントトランスの一次
    巻線の極性と上記周波数補正用巻線の極性とを設
    定し、且つ上記カレントトランスの二次巻線の極
    性を上記カレントトランスの一次巻線の極性とは
    逆にして成ることを特徴とする放電灯点灯装置。 2 上記カレントトランスの2次側に並列に接続
    した上記別のインピーダンス素子のインピーダン
    ス値Z0と、上記放電灯のフイラメント抵抗の値R
    と、予熱トランスの2次巻線のインダクタンスの
    値L′との関係を、R<Z0<ωL′(但しω=2π)と
    設定して成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の放電灯点灯装置。
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