JPH05287189A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH05287189A
JPH05287189A JP8403592A JP8403592A JPH05287189A JP H05287189 A JPH05287189 A JP H05287189A JP 8403592 A JP8403592 A JP 8403592A JP 8403592 A JP8403592 A JP 8403592A JP H05287189 A JPH05287189 A JP H05287189A
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JP
Japan
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group
oxyalkylene polymer
molecular weight
alkyd
polymer
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Application number
JP8403592A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwakiri
浩 岩切
Masayuki Fujita
雅幸 藤田
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)1分子中に少なくとも1個の反応性ケ
イ素基を含有するオキシアルキレン系重合体、および
(B)数平均分子量が3,000以上であり、かつMw
/Mnが1.5以下であるオキシアルキレン系重合体、
を含有してなる。 【効果】 本発明の硬化性組成物は、粘度が低いため作
業性が良い。また、本発明の硬化性組成物から得られる
硬化物は、その上に通常の条件でアルキッド系塗料を塗
装して乾燥させることができ、良好なアルキッド系塗料
塗膜を形成することができ、また可塑化効果もすぐれて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性ケイ素基(水酸
基または加水分解性基の結合したケイ素原子を含むケイ
素原子含有基であって、シロキサン結合を形成し得る
基)を有するオキシアルキレン系重合体と高分子量のオ
キシアルキレン系重合体とを含有する硬化性組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】反応性ケ
イ素基を有するオキシアルキレン系重合体は、室温硬化
性シリコンゴムのように室温で空気中の湿気などによっ
ても硬化し、ゴム状物を与える重合体である。この硬化
物は優れた伸び特性、強度、接着性などを有するため、
シーラント、接着剤などの用途に使用されている。
【0003】この反応性ケイ素基含有オキシアルキレン
系重合体が有する特徴の1つとして、主鎖がオキシアル
キレン系重合体であるため、シリコンゴムと比較して、
硬化物の表面に一般に使用されるほとんどの塗料を塗装
できるという利点がある。(シリコンゴムの場合には表
面が撥水撥油性であり、塗料を塗装することは実際には
不可能である。)ところが、反応性ケイ素基を有するオ
キシアルキレン系重合体を用いた硬化物でも、その上に
アルキッド系塗料を塗装した場合、塗膜の乾燥性が悪
く、前記硬化物に該塗料を使用するのが実際上困難であ
るという問題があった。
【0004】本発明者らはこのアルキッド系塗料の乾燥
性の悪化の原因について検討を重ねた結果、反応性ケイ
素基を有するオキシアルキレン系重合体を含有する硬化
性組成物に可塑剤が添加されている場合に乾燥性が悪化
することを見出した。組成物の粘度低下や硬化物の引張
特性の改善には可塑剤を使用するのが簡便な方法である
ので、本発明者らはアルキッド系塗料の乾燥性を悪化さ
せない可塑剤を探索した結果、可塑剤としてオキシアル
キレン系重合体を使用すると上記問題が改善されること
を見出した(特開平1−279958号)。
【0005】本発明者らはさらにアルキッド系塗料の乾
燥性を改善する可塑剤を探索した結果、高分子量でかつ
分子量分布の狭いオキシアルキレン系重合体を可塑剤と
して用いると乾燥性が改善されることを見出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の硬化
性組成物は、(A)1分子中に少なくとも1個の反応性
ケイ素基(水酸基または加水分解性基の結合したケイ素
原子を含むケイ素原子含有基であって、シロキサン結合
を形成し得る基)を含有するオキシアルキレン系重合
体、および(B)数平均分子量が3,000以上であ
り、かつMw/Mn(重量平均分子量/数平均分子量)
が1.5以下であるオキシアルキレン系重合体を含有し
てなる。
【0007】本発明においては、1分子中に少なくとも
1個の反応性ケイ素基を有するオキシアルキレン系重合
体(以下、オキシアルキレン系重合体(A)ともいう)
が用いられる。
【0008】このオキシアルキレン系重合体(A)は、
特公昭45−36319号、同46−12154号、同
49−32673号、特開昭50−156599号、同
51−73561号、同54−6096号、同55−8
2123号、同55−123620号、同55−125
121号、同55−131022号、同55−1351
35号、同55−137129号の各公報などに提案さ
れている重合体である。
【0009】オキシアルキレン系重合体(A)の分子鎖
は、本質的に、一般式
【化1】 (式中、Rは2価の炭化水素基であるが、その大部分
が炭素数3または4のアルキレン基であるとき最も好ま
しい。)で示される繰返し単位を有するものであるのが
好ましい。Rの具体例としては、
【化2】 などが挙げられる。前記オキシアルキレン系重合体
(A)の分子鎖は1種だけの繰返し単位からなっていて
もよいし、2種以上の繰返し単位からなっていてもよい
が、Rとしては、とくに
【化3】 が好ましい。
【0010】また、オキシアルキレン系重合体(A)の
主鎖は、一般式
【化4】 で示される繰返し単位のみからなっていてもよいが、他
の繰返し単位などを含有していてもよい。他の繰返し単
位などを含有する場合には、一般式
【化5】 で示される繰返し単位が、重合体中に60%(重量%、
以下同様)以上、さらには80%以上存在するのが好ま
しい。
【0011】オキシアルキレン系重合体(A)における
シロキサン結合を形成することによって架橋および(ま
たは)重合しうる反応性ケイ素基はよく知られた官能基
であり、室温においても架橋しうるという特徴を有して
いる。この反応性ケイ素基は特に限定されるものではな
いが、代表的なものを示すと、例えば下記一般式[化
6]で表わされる基が挙げられる。
【0012】
【化6】 [式中、Rは炭素数1〜20の置換もしくは非置換の
1価の有機基またはトリオルガノシロキシ基で、(m
(2−a)+3−b)個のRは異なっていてもよい。
Xは水酸基または加水分解性基であり、(ma+b)個
のXは異なっていてもよい。aは0、1または2を、b
は0、1、2または3をそれぞれ示し、かつ(ma+
b)≧1であり、mは0〜19の整数である。m個の
【化7】 におけるaは異なっていてもよい。]上記一般式[化
6]で表わされる反応性ケイ素基のうちでは、経済性な
どの点から下記一般式[化8]で表わされる基が好まし
い。
【0013】
【化8】 (式中、Rは前記に同じ、nは1、2または3を示
す。)上記一般式[化6]におけるXの1種である加水
分解性基の具体例としては、たとえばハロゲン原子、水
素原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメー
ト基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプ
ト基、アルケニルオキシ基などが挙げられる。これらの
うちでは、加水分解性がマイルドであるという点からメ
トキシ基、エトキシ基などのアルコキシ基が好ましい。
【0014】また、一般式[化6]におけるRの具体
例としては、たとえばメチル基、エチル基などのアルキ
ル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェ
ニル基などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル
基や、(R′)SiO−(ここで、R′はメチル基、
フェニル基などの炭素数1〜20の置換もしくは非置換
の1価の有機基で、3個のR′は異なっていてもよい)
で示されるトリオルガノシロキシ基などが挙げられる。
これらのうちではメチル基がとくに好ましい。
【0015】オキシアルキレン系重合体(A)中の反応
性ケイ素基の個数は、1分子当り1個以上あればよい
が、充分な硬化性を得るという点からすると、平均1.
1以上、さらには1.5〜4個が好ましい。また、反応
性ケイ素基はオキシアルキレン系重合体(A)の分子鎖
末端に存在するのが好ましい。
【0016】オキシアルキレン系重合体(A)の数平均
分子量は3,000〜30,000のものが好ましく、
6,000〜15,000のものがさらに好ましい。オ
キシアルキレン系重合体(A)は単独で使用してもよ
く、2種以上併用してもよい。
【0017】オキシアルキレン系重合体(A)は、たと
えば、上記一般式[化6]で表わされる基に水素原子が
結合したヒドロシラン化合物と、一般式
【化9】 (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の1価の
有機基、Rは炭素数1〜20の2価の有機基、cは0
または1である。)で示されるオレフィン基を有するオ
キシアルキレン系重合体とを、白金化合物などのVII
I族遷移金属化合物を触媒として付加反応させるなどの
方法により製造される。
【0018】オキシアルキレン系重合体(A)を製造す
る前記以外の方法としては、例えば、以下の〜の方
法などが具体的に挙げられるが、本発明ではこれらの方
法に限定されるものではない。
【0019】水酸基末端オキシアルキレン系重合体
に、トルエンジイソシアネートのようなポリイソシアネ
ート化合物を反応させて、イソシアネート基末端オキシ
アルキレン系重合体とし、そののちこのイソシアネート
基に、一般式
【化10】 (式中、Wは水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、
または1級もしくは2級のアミノ基などの活性水素含有
基であり、n、R、RおよびXはそれぞれ前記に同
じ。)で示されるシリコン化合物のW基を反応させる方
法。
【0020】一般式[化9]で示されるオレフィン基
を有するオキシアルキレン系重合体のオレフィン基に、
Wがメルカプト基である一般式[化10]で示されるシ
リコン化合物のメルカプト基を付加反応させる方法。
【0021】水酸基末端オキシアルキレン系重合体の
水酸基に、一般式
【化11】 (式中、R、R、Xおよびnはそれぞれ前記に同
じ。)で表わされる化合物を反応させる方法。
【0022】前記一般式[化6]で示される基に水素原
子が結合したヒドロシリル化合物と、一般式[化9]で
示されるオレフィン基を有するオキシアルキレン系重合
体とを反応させる方法において、それらを反応させたの
ち、一部または全部のX基をさらに他の加水分解性基ま
たは水酸基に変換してもよい。たとえば、X基がハロゲ
ン原子、水素原子の場合には、これらの基をアルコキシ
基、アシルオキシ基、アミノオキシ基、アルケニルオキ
シ基、水酸基などに変換して使用するのが好ましい。
【0023】一般式[化9]において、Rは水素原子
または炭素数1〜20の置換もしくは非置換の1価の有
機基であるが、水素原子または炭化水素基であるのが好
ましく、とくに水素原子であるのが好ましい。
【0024】また、前記Rは、炭素数1〜20の2価
の有機基であるが、
【化12】 (式中、Rは炭素数1〜10の2価の炭化水素基。)
などであるのが好ましく、とくにメチレン基であるのが
好ましい。
【0025】一般式[化9]で示されるオレフィン基を
有するオキシアルキレン系重合体の具体的製造法として
は、たとえば特開昭54−6097号公報に開示されて
いるように、たとえばオキシアルキレン系重合体の末端
水酸基と不飽和基を有する化合物とを反応させて、エー
テル結合、エステル結合、ウレタン結合、カーボネート
結合などにより結合させて製造する方法、あるいはエチ
レンオキシド、プロピレンオキシドなどのエポキシ化合
物を重合する際に、アリルグリシジルエーテルなどのオ
レフィン基含有エポキシ化合物を添加して共重合させる
ことにより側鎖にオレフィン基を導入する方法、などが
例示されうる。
【0026】前記オキシアルキレン系重合体(A)とと
もに本発明の組成物には数平均分子量が3,000以上
でかつMw/Mnが1.5以下であるオキシアルキレン
系重合体(以下、高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)ともいう)を用いる。
【0027】本発明に用いる高分子量オキシアルキレン
系重合体(B)の数平均分子量は3,000以上である
が、好ましくは6,000以上である。数平均分子量が
3,000未満の場合、硬化物にアルキッド系塗料を塗
装したときの塗膜の乾燥性(硬化性)が悪くなる傾向に
ある。
【0028】本明細書にいうアルキッド系塗料が塗装さ
れる硬化物とは、組成物が完全に硬化して所定の特性を
出すものに限定されるものではなく、施工後硬化途中で
あっても塗料を塗装しうるものをも含む概念である。
【0029】前記高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)の主鎖は、オキシアルキレン系重合体(A)の場
合と同様、本質的に、すなわち主鎖を構成する単量体単
位の60%以上、好ましくは80%以上が、一般式
【化13】 (式中、Rは前記に同じ。)で示されるものであるの
が、オキシアルキレン系重合体(A)との相溶性がよ
く、粘度低下効果に優れている。また、硬化物の低弾性
率化、高伸び化などの点からも好ましい。さらに、分子
末端の数が少ないか、または分子末端に水酸基の少ない
ものが、組成物の低粘度化を図ることができるとともに
硬化物の上に塗装されたアルキッド系塗料の乾燥性がよ
くなるという点から好ましく、分子末端に実質的に水酸
基を含有しないものがさらに好ましい。同様の理由か
ら、末端がアルキルエーテル基、アリルエーテル基、ア
リールエーテル基などになっているものがより好まし
い。
【0030】さらに、数平均分子量1,000以下の成
分の割合が10%(GPC(ゲル浸透クロマトグラフ
ィ)法により測定した値からの割合、以下同様)以下の
ものが、アルキッド系塗料の乾燥性がよくなるため好ま
しく、5%以下であるのがことに好ましい。
【0031】また、高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)の分子量は、分布の狭いもの、すなわちMw/M
n(重量平均分子量/数平均分子量)が小さいものの方
が、組成物の低粘度化を図ることができるとともに硬化
物の上に塗装されたアルキッド系塗料の乾燥性がよくな
るという点から好ましい。本発明に用いる高分子量オキ
シアルキレン系重合体(B)のMw/Mnは1.5以下
であり、1.3以下が好ましい。分子量や分子量分布は
GPC法により測定される。
【0032】また、高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)の室温(23℃)における粘度が80ポイズ以下
であるのが、組成物の可塑化効果を高める上から好まし
い。より好ましくは50ポイズ以下である。すなわち、
可塑剤としての効果は分子量が低い方が好ましく、アル
キッド系塗料の乾燥性からは分子量が高い方が好ましい
のであるが、本発明の(B)成分は分子量分布の広いも
のに比較し、分子量が高いにもかかわらず可塑剤として
の効果が大きいのである。
【0033】このような高分子量オキシアルキレン系重
合体(B)の具体例としては、たとえば、数平均分子量
が3,000以上でかつMw/Mnが1.5以下である
ポリオキシプロピレングリコール、該ポリオキシプロピ
レングリコールの片末端、好ましくは両末端がアルキル
エーテル結合、アルキルフェニルエーテル結合、アルケ
ニルエーテル結合、アリルエーテル結合などにより水酸
基が封鎖されているもの、ウレタン結合、エステル結
合、尿素結合、アミド結合、カーボネート結合などの結
合によりアルキル基、アリール基、アルケニル基などの
基で水酸基が封鎖されているものなどが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
【0034】高分子量で分子量分布が狭い(Mw/Mn
が小さい)オキシアルキレン系重合体は、オキシアルキ
レンの通常の重合法(苛性アルカリを用いるアニオン重
合法)やこの重合体を原料とした鎖延長反応方法によっ
て得ることは困難であるが、特開昭61−197631
号、特開昭61−215622号、特開昭61−215
623号、特開昭61−218632号、特公昭46−
27250号及び特公昭59−15336号等に記載さ
れた方法により得ることができる。
【0035】前記高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)は単独で使用してもよく、2種以上併用してもよ
い。なお、それら高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)は、オキシアルキレン系重合体(A)製造時に溶
剤として配合しておいてもよい。
【0036】前記高分子量オキシアルキレン系重合体
(B)の使用量は、オキシアルキレン系重合体(A)1
00部(重量部、以下同様)に対して10〜500部が
好ましく、20〜200部がさらに好ましい。該量が1
0部未満になると可塑化効果が小さく、硬化物の低弾性
率化、高伸び化の点で実用的でなくなり、500部を超
えると硬化が非常に遅くなる傾向にある。
【0037】本発明の組成物には、必要に応じて硬化促
進剤、充填剤、その他の添加剤などを加えてもよい。
【0038】本発明に使用し得る硬化促進剤としては、
たとえば有機スズ化合物、酸性リン酸エステル、酸性リ
ン酸エステルとアミンとの反応物、飽和または不飽和の
多価カルボン酸またはその酸無水物、有機チタネート化
合物、有機アルミニウム化合物、有機ジルコニウム化合
物などが挙げられる。
【0039】前記有機スズ化合物の具体例としては、ジ
ブチルスズジラウレート、ジオクチルスズジマレエー
ト、ジブチルスズフタレート、オクチル酸スズ、ジブチ
ルスズメトキシドなどが挙げられる。
【0040】また、前記酸性リン酸エステルとは、
【化14】 部分を含むリン酸エステルのことであり、たとえば、
【化15】 (式中、dは1または2、Rは有機残基を示す。)で示
される有機酸性リン酸エステルなど、具体的には
【化16】
【化17】
【化18】 などが挙げられる。
【0041】さらに、前記有機チタネート化合物として
は、たとえばテトラブチルチタネート、テトライソプロ
ピルチタネート、トリエタノールアミンチタネートなど
のチタン酸エステルが挙げられる。
【0042】前記充填剤としては、たとえば重質炭酸カ
ルシウム、軽質炭酸カルシウム、膠質炭酸カルシウム、
カオリン、タルク、シリカ、酸化チタン、ケイ酸アルミ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、カーボンブラッ
クなどが挙げられる。
【0043】前記その他の添加剤としては、たとえば水
添ヒマシ油、有機ベントナイトなどのタレ防止剤、着色
剤、老化防止剤などが挙げられる。
【0044】また、本発明の組成物には、可塑剤として
ジオクチルフタレートなどの低分子量の可塑剤を本発明
の効果が達成される限り併用してもよいことはもちろん
である。
【0045】前記のごとき本発明の組成物は、接着剤、
粘着剤、塗料、塗膜防水剤、密封材組成物、型取り用材
料、注型ゴム材料、発泡材料などとして有用に使用する
ことができる。
【0046】たとえば建築用シーリング剤として適用す
る場合、オキシアルキレン系重合体(A)100部に対
して、炭酸カルシウム、タルク、カオリンなどの無機充
填剤を通常10〜300部加え、さらに必要に応じて酸
化チタン、カーボンブラックなどの顔料や紫外線吸収
剤、ラジカル連鎖禁止剤などの老化防止剤、乾性油、合
成乾性油などの空気乾燥性化合物を適当量加えたのち、
ニーダーやペイントロールなどで充分均一に混練したも
のを施工して空気中の湿気にさらすことによって、速や
かに、たとえば1時間〜数日間程度で硬化し、良好な耐
候性、透明性、引張り伸びを示すゴム弾性体が得られ
る。
【0047】塗料として適用した場合も前記と同様に硬
化し、一般に考えられるよりもはるかに高い引張り伸び
および耐候性を示す硬化物がえられ、建築用の高弾性塗
料、コンクリート構造物のプライマー、防水剤などとし
て優れた特性を示す。
【0048】また、塗膜防水剤として適用した場合、破
断強度と伸びとのバランスに優れ、また耐久性、耐水性
が良好なため、既存の技術によるものよりフクレ、剥離
などの劣化が改善される。
【0049】さらに、接着剤として適用した場合、接着
強度に優れ、とくに剥離接着強度と剪断接着強度とのバ
ランスのとれた接着剤として、構造用接着剤への応用が
期待される。
【0050】本発明の組成物から得られる硬化物の上に
アルキッド系塗料を塗布する際、組成物がほぼ完全に硬
化してから塗装するのが、硬化物特性がよくなったもの
の上に塗装できるため塗装しやすいことや、硬化に必要
な水分の供給が塗膜により妨げられない、などの点から
好ましい。しかし、組成物がタックフリーの状態、表面
層が固化している状態になれば塗装し得る。
【0051】前記アルキッド系塗料にはとくに限定はな
く、多塩基酸(無水フタル酸、無水マレイン酸など)と
多価アルコール(グリセリン、ペンタエリスリトール、
エチレングリコール、トリメチロールエタンなど)との
縮合物を脂肪油または脂肪酸(アマニ油、大豆油、ヒマ
シ油、サフラワー油など)で変性したいわゆる油変性ア
ルキッド樹脂や、アルキッド樹脂を各種の樹脂あるいは
ビニル単量体などで変性した変性アルキッド樹脂を塗膜
形成の主要素とする塗料のことであり、車輌用、航空機
用、工業用などの塗装に使用されるアルキッド樹脂ワニ
スやアルキッド樹脂エナメル、建築用、鉄橋用、船舶用
などの塗装に使用されるアルキッド樹脂調合ペイント
(合成樹脂調合ペイントともいわれる)、自動車、機
械、電気製品、家具などの下地塗料として使用されるア
ルキッド樹脂下地塗料など、いずれの形態のものでもよ
い。とくに汎用される乾性油量の多い長油アルキッド塗
料において効果が顕著である。
【0052】前記アルキッド系塗料は、油性塗料と比べ
て乾燥が早く、この塗膜は固くて光沢があり、付着性、
耐候性、耐油性、抵抗性などほとんどの点で優れてお
り、その物性は変性油の種類、油長、変性の種類などに
より広い範囲で調節ができるため、各種用途に使用され
ている塗料である。
【0053】本発明の組成物は、硬化物表面へのアルキ
ッド系塗料の塗装性に優れるが、組成物自体も粘度が低
いため、作業性に優れている。
【0054】
【実施例】つぎに、本発明の組成物を実施例に基づき具
体的に説明する。
【0055】合成例1 アリルエーテル基を全末端の97%に導入した平均分子
量約8,000のオキシプロピレン系重合体800gを
撹拌機付耐圧反応容器に入れ、メチルジメトキシシラン
19gを加えた。ついで塩化白金酸触媒溶液(HPt
Cl・6HOの8.9gをイソプロピルアルコール
18mlおよびテトラヒドロフラン160mlに溶解さ
せた溶液)0.34mlを加えたのち、80℃で6時間
反応させた。
【0056】反応溶液中の残存ヒドロシリル基の量をI
Rスペクトル分析法により定量したところ、ほとんど残
存していなかった。また、NMR法により反応性ケイ素
基の定量をしたところ、分子末端に(CHO)Si
(CH)CHCHCHO−基を1分子当り約
1.7個有するオキシプロピレン系重合体が得られてい
た。
【0057】実施例1および比較例1〜2 表1に示すように、合成例1で得られたオキシプロピレ
ン系重合体(A)と、表1に示す高分子量オキシアルキ
レン系重合体(B)などの成分を配合し、充分混合し、
組成物を作製した。得られた組成物の粘度を表1に示
す。
【0058】さらに、該組成物を用いて、厚さ3mmの
シート状物を作製して室温で一日硬化させた後、アルキ
ッドペイント(商品名ロックコート、ロックペイント
(株)製)を塗布し、表1に示す日数置いた場合のアル
キッドペイントの硬化性を調べた。結果を表1に示す。
【0059】なお、表1において、高分子量オキシアル
キレン系重合体(B)の欄のは数平均分子量が9,0
00でMw/Mnが1.25の両末端がアリルエーテル
基であるオキシプロピレン重合体、は数平均分子量が
7,500でMw/Mnが1.8の両末端がアリルエー
テル基であるオキプロピレン重合体、は数平均分子量
が5,200でMw/Mnが1.6の両末端がアリルエ
ーテル基であるオキシプロピレン重合体である。分子量
及び分子量分布の測定は、東ソー製高速GPC装置HL
C−8020を使用し、カラムとしてTSKゲルG30
00HとG4000Hを直列に接続したもの、溶媒とし
てTHF、測定温度として40.0℃、溶媒流量として
1.0ml/min、試料溶液として0.05gの試料
を10ccのTHFに溶解したものを使用して行なっ
た。
【0060】また、アルキッドペイントの硬化性の欄の
記号については、○は塗布したペイントが完全に硬化す
ること、△は塗布したペイントが硬化するが表面にベタ
つきが残ることを表わす。
【0061】
【表1】 表1の結果から、本発明の組成物から得られる硬化物の
上に塗装されたアルキッド系塗料の乾燥性が良好である
ことがわかる。
【0062】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物は、粘度が低いた
め作業性が良い。また、本発明の硬化性組成物から得ら
れる硬化物は、その上に通常の条件でアルキッド系塗料
を塗装して乾燥させることができ、良好なアルキッド系
塗料塗膜を形成することができ、また可塑化効果もすぐ
れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)1分子中に少なくとも1個の反応性
    ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体、および
    (B)数平均分子量が3,000以上であり、かつMw
    /Mnが1.5以下であるオキシアルキレン系重合体を
    含有してなる硬化性組成物。
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