JPH05288183A - 圧縮機用リード弁の製造方法 - Google Patents

圧縮機用リード弁の製造方法

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JPH05288183A
JPH05288183A JP11553392A JP11553392A JPH05288183A JP H05288183 A JPH05288183 A JP H05288183A JP 11553392 A JP11553392 A JP 11553392A JP 11553392 A JP11553392 A JP 11553392A JP H05288183 A JPH05288183 A JP H05288183A
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JP
Japan
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opening
valve
compressor
manufacturing
groove
Prior art date
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Withdrawn
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JP11553392A
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English (en)
Inventor
Masaki Kitamura
政季 北村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な製造方法によって、リード弁の加工の
際に発生するバリを脱落しにくいものとすることがで
き、従って、製造段階でバリを除去しなくてもよく、加
工工数が削減できて生産効率が向上し、さらには、コス
トダウンが図れる。 【構成】 開口部15と溝部16とが形成されたバルブ
プレート13に、開口部15と溝部16とを連通させる
切り欠き18を形成する。この切り欠き18の形成に際
しては、開口部15の周縁に、バリの逃げを許容しうる
パンチを押しあて、開口部15の周縁の一部を塑性変形
させる。このため、突出するバリ部17aは腰が強く、
脱落しにくいものとなり、除去する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機部によって圧縮
された流体を密閉容器内に突出する圧縮機用リード弁の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の前提となるリード弁が用いられ
る一般的な圧縮機を、本発明の実施例の説明に用いられ
る図面を併用して説明する。図1は、圧縮機の概略構成
を示す断面図である。密閉容器1内には、上部に回転子
2と固定子3とからなる電動機要素4が設けられ、この
電動機要素4の下部に、電動機要素4によりクランク軸
5を介して駆動される圧縮機要素6がそれぞれ設けられ
ている。圧縮機要素6は、クランク軸5と一体化された
ローラ7と、このローラ7を収納した筒状のシリンダ8
と、このシリンダ8の上下の両端開口を閉塞する上軸受
端板9と下軸受端板10により構成されている。この上
下の軸受端板9,10はそれぞれ対をなし、クランク軸
5の支持も兼ねている。さらに、上軸受端板9には吐出
口11と、この吐出口11の上部に設けられた吐出装置
12とが設けられている。
【0003】上記の圧縮機は、電動機要素2が運転され
るとクランク軸5が回転し、このクランク軸5の回転に
ともなってローラ7が偏心回転する。このローラ7の偏
心回転によってシリンダ8内に冷媒である流体が吸入さ
れ、さらに、ローラ7の偏心回転によって圧縮される。
この圧縮された流体はシリンダ8内における圧力が密閉
容器1内の圧力より上昇すると吐出口11を介して吐出
装置12より吐出される。このような圧縮機において、
吐出装置12にはいわゆるリード弁が用いられている。
このリード弁は、吐出された流体の逆流防止のために開
閉動作するバルブシートと、このバルブシートを着座さ
せるバルブプレートとからなる。
【0004】従来、上記のようなバルブシートとバルブ
プレートとからなるリード弁は、例えば、特開昭57−
195975号公報に開示されるように、バルブプレー
トを焼結合金にて成形したものがある。さらに、特公平
2−26713号公報に開示されるように、金属板を加
工して製造されるリード弁にあって、弁の開き遅れを防
止するために、バルブプレートである吐出弁座に、吐出
口に対してほぼ放射状に伸びる溝を設けたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなリード弁を製造する上で、焼結合金を用いたもの
では、高温・高圧を要するため加工工数が多くなり生産
効率が低下すると共に、コスト高になるといった問題が
ある。また、金属板を加工してリード弁を得るものにお
いては、上記のように、吐出弁座に溝を加工するとバリ
が発生する。このバリは、溝加工のためのパンチがバリ
の逃げを考慮したものとなっていないため、腰が弱く脱
落しやすい形状となる。そのため、このバリが弁の開閉
動作による衝撃等で脱落し、圧縮機内に混入すると圧縮
機の動作に支障を来す。そこで、バリを製造段階で除去
する必要があるが、その分、加工工程が増えてしまう。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、簡単な製造方法によって、リード弁の加工の際に発
生するバリを脱落しにくいものとすることができ、従っ
て、製造段階でバリを除去しなくてもよいため、加工工
数が削減できて生産効率が向上し、さらには、コストダ
ウンが図れる圧縮機用リード弁の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、開閉動作するバルブシートと、このバルブ
シートを着座させるバルブプレートからなる圧縮機用リ
ード弁の製造方法において、前記バルブプレートは、開
口部と、この開口部周縁に溝部とを形成し、前記開口部
周縁における内周側に対して塑性変形による突出を許容
した状態において前記開口部周縁にパンチを押しあてて
該開口部周縁の一部を塑性変形させ、前記開口部と前記
溝部を連通させる方向に切り欠きを形成する方法であ
る。
【0008】
【作用】上記製造方法によれば、バルブプレートとなる
金属板に開口部と、この開口部周縁の溝部を形成した
後、開口部の内方向にバリの突出を許容した状態で、開
口部周縁にパンチを押しあてて開口部周縁の一部を塑性
変形させて切り欠きを形成するため、発生するバリは腰
が強く、脱落しにくいものとなり、バリを除去する必要
がなくなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。図1は、本発明の製造方法により得られたリー
ド弁が用いられた圧縮機の概略構成を示す。この圧縮機
は、密閉容器1内の上部に、回転子2と固定子3とから
なる電動機要素4が設けられ、この電動機要素4の下部
に、電動機要素4によりクランク軸5を介して駆動され
る圧縮機要素6が設けられている。圧縮機要素6は、ク
ランク軸5と一体化されたローラ7と、このローラ7を
収納した筒状のシリンダ8と、このシリンダ8の上下の
両端開口を閉塞する上軸受端板9及び下軸受端板10に
より構成されている。この上下の軸受端板9,10はそ
れぞれ対をなし、クランク軸5の支持も兼ねている。さ
らに、上軸受端板9には吐出口11が開けられており、
この吐出口11の上部には吐出装置12が配設される。
【0010】上記の圧縮機は、電動機要素2が運転され
るとクランク軸5が回転し、このクランク軸5の回転に
ともなってローラ7が偏心回転する。このローラ7の偏
心回転によってシリンダ8内に冷媒である流体が吸入さ
れ、ローラ7の偏心回転によって圧縮される。この圧縮
された流体はシリンダ8内における圧力が密閉容器1内
の圧力より上昇すると吐出口11を介して吐出装置12
より吐出される。このような圧縮機において、吐出装置
12にはいわゆるリード弁が用いられている。このリー
ド弁は、後述の、図2、図3に示されるように、吐出さ
れた流体の逆流防止のために開閉動作するバルブシート
14と、このバルブシートを着座させるバルブプレート
13とからなる。
【0011】上記リード弁を図面を参照して説明する。
図2は、吐出装置12付近の断面図、図3の(a)はバ
ルブシート14を、(b)はバルブプレート13をそれ
ぞれ示す。バルブプレート13は上軸受端板9に設けら
れた吐出口11と連通する開口部15を有する。バルブ
シート14はバルブプレート13の上面に取付けられ、
開口部15を開閉する弾性のある板ばね状の部材でな
る。
【0012】また、前記バルブプレート13の開口部1
5の周縁には環状の溝部16が形成され、開口部15と
溝部16との間にはリング状部17が形成されている。
このリング状部17の一部には開口部15と溝部16を
連通させるように、断面V字状の切り欠き18が形成さ
れている。この切り欠き18を加工形成するに際して、
開口部15の内方に向けて、バリ部17aが突出発生さ
れている。また、バルブプレート13には開口部15の
他に、圧力操作するために補助的に設けられたパイロッ
ト孔20が形成されている。一方、バルブシート14は
バルブプレート13と略同サイズの金属板で、開閉動作
の支点となる部分を残して開口部15に対向する部分の
外周域が切り込まれている。バルブプレート13とバル
ブシート14とは、上軸受端板9に、固定穴19を介し
てねじにより固定される。
【0013】バルブシート14は、圧縮された流体の圧
力によって開き、圧縮された流体が吐出され、シリンダ
8内の圧力が下がるとばね弾性によって閉じる。以上の
開閉動作において、吐出口11から吐出される流体は開
口部15を介して切り欠き18から溝部16に漏れる。
この漏れた流体は溝部16に伝達してバルブシート14
の周縁に、均等に圧力をかける。この圧力が高くなると
バルブシート14はバルブプレート13の開口部15を
開放する。
【0014】このように、リード弁のバルブプレート1
3に、切り欠き18を設けることによってリード弁に塗
布された不図示の潤滑油の表面張力によってバルブシー
ト14の開きが妨げられることがない。また、溝部16
によってバルブシート14とリング状部17との接触部
分に均等に圧力がかかるため、バルブシート14の部分
的な開き遅れを防止することができる。従って、弁の開
閉動作の応答性が向上し、確実に弁の開閉動作が行え
る。
【0015】次に、本実施例のバルブプレート13の製
造方法について図面を参照して説明する。図4(a)〜
(d)は、バルブプレート13の加工工程を示す図であ
る。図4の(a)において、バルブプレート13となる
金属板に開口部15、固定穴19、及びパイロット孔2
0をプレス抜き加工によって打ち抜く。このプレス抜き
加工はファインブランキングプレスで、このプレス抜き
はバリ発生が極めて少ない精密打ち抜き加工なため、バ
リ除去の工程を必要とせず、一工程でよい。図4の
(b)において、開口部15の周縁の溝部16、及びそ
の反対側の面のパイロット孔20の溝を塑性加工する。
図4の(c)において、後述する図5に示されるパンチ
21によって切り欠き18を塑性加工する。ここで、バ
リ部17aが開口部15の内周側に発生する。図4の
(d)において、金属板を上記ファインブランキングプ
レスによってバルブプレート13の外形に打ち抜く。
【0016】上記の製造方法で用いられるパンチについ
て図面を参照して説明する。図5は、本実施例の切り欠
きを形成するために用いられるパンチを示す図で、
(a)は斜視図、(b)は上下逆にした斜視図である。
図6は、従来の切り欠きを形成するために用いられるパ
ンチを示す斜視図である。図5の(a),(b)におい
て、パンチ21は円筒形の端面にテーパ部22が形成さ
れている。パンチ21の外周上には突起部23が形成さ
れている。この突起部23のテーパ部22と同高さの位
置には、略V字状の押し当て部24が形成されている。
さらに、この押し当て部24とテーパ部22の斜面との
間には逃げ部25が形成されている。
【0017】パンチ21によって切り欠き18を形成す
る際には、テーパ部22によって開口部15へ挿入する
ための位置決めをする。さらに、パンチ21は開口部1
5に挿入され、押し当て部24によってリング状部17
の一部を塑性変形し、切り欠き18を断面V字状に形成
する。この塑性変形の際に発生するバリは逃げ部25に
逃がされて、開口部15内方に突出してバリ部17aを
形成する。
【0018】ここで、図6に示される従来用いられてい
たパンチ31と比較して説明する。パンチ31は円筒形
の端面にテーパ部32が形成されている。また、パンチ
31の外周上には突起部33が形成されている。この突
起部33の所定の高さには、略V字状の押し当て部34
が形成されている。パンチ31によって切り欠き18を
形成する際、発生するバリは、逃げ部25が設けられて
いないため、腰の弱い形状となる。
【0019】一方、本実施例でのパンチ21を用いた場
合に発生するバリ部17aは、逃げ部25によって、開
口部15の内方に突出し、腰の強い形状となる。この二
つを比較すると、従来のパンチ31を使用することによ
って発生するバリは腰が弱いため、リング状部17の内
周側から脱落しやすい。それに対して、パンチ21を使
用することによって発生するバリ部17aは腰が強いた
め、リング状部17の内周側から脱落しにくい。
【0020】このように、本発明のリード弁の製造方法
において、逃げ部25を有したパンチ21を使用するこ
とで、バルブプレート13に切り欠き18を塑性変形す
る際、開口部15の内周側にバリ部17aが発生する
が、このバリ部17aは腰が強い形状となるため脱落し
にくいものとなる。従って、バリを除去するといった製
造工程を削減することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バルブシ
ートとバルブプレートからなる圧縮機用リード弁の製造
方法にあって、バルブプレートに、開口部と、この開口
部の周縁に形成される溝部と、開口部と溝部とを連通さ
せる方向に切り欠きを形成する。この切り欠きは開口部
の周縁にパンチを押し当てて塑性加工する。この切り欠
きの形成に伴って開口部の内方向に向けて発生するバリ
は腰の強い形状となるため、脱落しにくい。従って、バ
リを除去する工程を省くことができ、生産効率を向上す
ることができると共に、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法によって得られたリード弁が
用いられる圧縮機の概略構成を示す断面図である。
【図2】吐出装置付近を示す断面図である。
【図3】リード弁を示す図で、(a)はバルブシート、
(b)はバルブプレートを示す斜視図である。
【図4】バルブプレートの加工工程を示す図である。
【図5】リード弁の製造に用いられるパンチを示す図
で、(a)は斜視図、(b)は逆から見た斜視図であ
る。
【図6】従来の、リード弁の製造に用いられるパンチを
示す斜視図である。
【符号の説明】
13 バルブプレート 14 バルブシート 15 開口部 16 溝部 17 リング状部 17a バリ部 18 切り欠き 21 パンチ 23 突起部 24 押し当て部 25 逃げ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉動作するバルブシートと、このバル
    ブシートを着座させるバルブプレートからなる圧縮機用
    リード弁の製造方法において、前記バルブプレートは、
    開口部と、この開口部周縁に溝部とを形成し、前記開口
    部周縁における内周側に対して塑性変形による突出を許
    容した状態において前記開口部周縁にパンチを押しあて
    て該開口部周縁の一部を塑性変形させ、前記開口部と前
    記溝部を連通させる方向に切り欠きを形成することを特
    徴とする圧縮機用リード弁の製造方法。
JP11553392A 1992-04-07 1992-04-07 圧縮機用リード弁の製造方法 Withdrawn JPH05288183A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6026721A (en) * 1995-12-13 2000-02-22 Sanden Corporation Method for manufacturing valve discs of fluid displacement apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6026721A (en) * 1995-12-13 2000-02-22 Sanden Corporation Method for manufacturing valve discs of fluid displacement apparatus

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Effective date: 19990608