JPH0528877U - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPH0528877U
JPH0528877U JP4185991U JP4185991U JPH0528877U JP H0528877 U JPH0528877 U JP H0528877U JP 4185991 U JP4185991 U JP 4185991U JP 4185991 U JP4185991 U JP 4185991U JP H0528877 U JPH0528877 U JP H0528877U
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Inventor
幹夫 立平
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扶桑電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 扉がスイングで開放するとき、戸先が下がら
ないようにした簡単で確実な装置を提供することを目的
とする。 【構成】 扉5をスライドで開閉するとともに、扉と嵌
殺戸をスイングで開放することを可能にした扉の開閉装
置において、旋回支点部は、吊枠に固定的に設けられた
旋回軸18と、吊枠の下面であって旋回軸の外周に臨ま
せて設けたカム板19と、扉の上端部に固定的に設けら
れた扉吊下部材33とを具備し、カム板は低部と高部を
有し、旋回軸の下端に一体に球部26を設けるととも
に、円盤状の鋼球受板27を設け、扉吊下部材の中央に
球部と嵌合する軸孔35を穿ち、上面に鋼球受凹部32
を設けるとともに、下面に環状溝34を設け、カム板と
鋼球受凹部の間に鋼球31を、環状溝と鋼球受板の間に
鋼球42を介在してなるものである。扉をスイングする
と、その戸先が床面から少しずつ浮き上がりながら回動
して床面に接触することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドで開閉する扉が必要に応じてスイングでも開閉することが できるようにした扉の開閉装置において、スイングで開放するときに扉が床面に 接触しないようにした扉の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4および図5に示すようなスライドによっても、また、スイングによっても 開閉可能な自動扉が知られている。これは、無目1内の上部レール2に滑車3を 介して吊枠4を吊り下げ、この吊枠4に扉5を吊り下げたものである。そして、 駆動装置6の正転と逆転によりプーリ8、ベルト7を介して左右の扉5が図5( a)に示すように嵌殺戸9に沿ってスライドで自動開閉をする。
【0003】 ここで、大きな荷物を搬入するときとか、火災などの異常事態が発生したとき などのように、大きな間口を必要とするときには、図5(b)に示すように、扉 5を外側へ押し出すと、扉5は吊枠4との係合部10が外れて旋回支点部11を 支点としてスイングし、この扉5により嵌殺戸9も押し出されて上部旋回支点部 12と下部旋回支点部13を支点としてスイングする。扉5がスイングで開いた ままでも両側の柱14の位置までスライドして、通常の2倍の間口が得られる。
【0004】 このようにスライドとスイングで開閉する扉5は、スイングのときには吊枠4 との旋回支点部11、つまり扉5の上框15の端部1個所で、扉5の全荷重を支 えることとなる。特に、扉5が1枚のガラス板からなり、上框15と下框17だ けで保持され、左右の立框を有しないものでは、扉5の全荷重を支えつつスイン グで開閉する構成が極めて困難で、係合部10から外れると、扉5が傾いて扉5 の下端部(戸先)が、床面に接触してスムーズに開閉できないという問題があっ た。
【0005】 このような問題点を解決するため、従来、図6および図7に示すような装置が 既に本出願人より提案されている(実公昭63−15500)。これは、扉5を スイングで開放するため、扉5を室内側から室外側へ押し出すと、扉5と吊枠4 との係合部10の係合が外れて旋回支点部11を中心にスイングで開放する。こ のとき、初めは摺動チップ22がカム板19の凹部20に接しているが、扉5の 回動に伴い摺動チップ22は凸部21へ移動し、旋回軸18はスラスト軸受23 を中心にしてやや回動して戸先が持ち上げられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の装置では、以下のような若干の問題があった。 (1)旋回軸18が吊枠4の隙間24内で遊嵌しているので扉5が少しふらつく こと。 (2)旋回軸18を支えるのにスラスト軸受23その他複雑な構成を必要とする こと。 (3)摺動チップ22とカム板19の局部的な接触による摺動で互いに摩耗する ことなどである。 本考案は、扉がスイングで開放するとき、戸先が下がらないようにした簡単で 確実な装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、無目内の移動可能な吊枠に扉を設け、この扉を嵌殺戸に沿ってスラ イドで開閉するとともに、扉と嵌殺戸を旋回支点部を中心にしてスイングで開放 することを可能にした扉の開閉装置において、前記旋回支点部は、前記吊枠に固 定的に設けられた旋回軸と、前記吊枠の下面であって旋回軸の外周に臨ませて設 けたカム板と、扉の上端部に固定的に設けられた扉吊下部材とを具備し、前記カ ム板は低部と高部を有し、前記旋回軸の下端に一体に球部を設けるとともに、円 盤状の鋼球受板を設け、前記扉吊下部材の中央に前記球部と嵌合する軸孔を穿ち 、上面に鋼球受凹部を設けるとともに、下面に環状溝を設け、前記カム板と鋼球 受凹部の間に鋼球を、前記環状溝と鋼球受板の間に鋼球を介在してなるものであ る。
【0008】
【作用】
扉を外側へ押し出すと、扉は吊枠との係合部が外れて旋回支点部を支点として スイングし、この扉により嵌殺戸も押し出されて上部旋回支点部と下部旋回支点 部を支点としてスイングする。このとき、扉は旋回支点部の扉吊下部材が一体に 回動するから、この扉吊下部材の上面の鋼球受凹部に嵌合している鋼球もカム板 に接しながら回動する。すると、鋼球はカム板の低部から高部に乗り上げる。そ のため、球部と軸孔が接しながら扉と扉吊下部材だけが回動して、扉はその戸先 が床面から少しずつ浮き上がりながら回動して床面に接触することがない。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。なお、図4ないし図 7と同一部分については、同一符号とする。 無目1の内部には、上部レール2が設けられ、この上部レール2には吊枠4が 滑車3、3、滑車保持板30、30を介してスライドでの移動ができるように吊 下げられている。 また、この吊枠4には、一端の旋回支点部11と、他端の係合部10にて扉5 が吊り下げられている。
【0010】 前記旋回支点部11は、吊枠4に固定的に取付けられる旋回軸18と、吊枠4 の下面に設けられたカム板19と、扉5の上部に固定的に取付けられる扉吊下部 材33とからなる。 前記旋回軸18は、上部にねじ溝が形成され、下部に頭部25、球部26、鋼 球受板27が形成されており、鋼球受板27は上面が平面の円盤状となっている 。 前記扉吊下部材33は、略中央に前記球部26の嵌合する軸孔35が設けら れ、上面に円形の鋼球受凹部32が設けられ、下面の軸孔35の外周に環状溝3 4が設けられ、両側に、ねじ差込み孔36が設けられている。 前記カム板19は図2および図3に示すように、前記吊枠4の下面であって、 前記25、球部26の外周に位置した130〜140度の扇型をなし、高部28 と低部29を有する。すなわち、扉5が吊枠4と平行に吊り下げられており、前 記鋼球31が低部29に接触しているときの軸線40を0度とすると、0度の付 近と、90度の付近の20〜30度の間をそれぞれ低部29とし、この低部29 の間を高部28とする。
【0011】 組立の順序を説明すると、まず、環状溝34と鋼球受板27の間に多数の鋼球 42を嵌合しつつ、扉吊下部材33の軸孔35に下から旋回軸18を差し込み、 また、鋼球受凹部32に1個の鋼球31を嵌合する。この状態で扉吊下部材33 を扉5の上框15の補強板38に、ボルト37にて固定する。つぎに旋回軸18 を吊枠4の下から鉛直孔39に差し込み、ナット41にて固定的に吊枠4に取付 ける。このとき、鋼球31が吊枠4の軸線40に一致した位置でカム板19の低 部29に接触している。
【0012】 以上のような構成において、通常のスライドによる自動開閉のときは、扉5は 吊枠4の下に旋回支点部11と係合部10とで吊り下げられている。 ここで、大きな間口を必要とするとき、扉5を室内側から室外側へ押し出す。 すると、扉5は、係合部10が外れて旋回支点部11を支点としてスイングする 。扉5のスイングによる開放に伴い、一体の扉吊下部材33の鋼球受凹部32に 嵌合している鋼球31も回動するので、この鋼球31は扉5と一緒にカム板19 の下面を摺動しながら回動する。そのため、鋼球31が低部29から高部28に 移動して、扉5の戸先が少しずつ上昇して床面から離れ、床面に接触することが ない。嵌殺戸9も扉5に押し出されながら旋回支点部12、13を支点としてス イングにより回動する。扉5と嵌殺戸9が90度開放すると、鋼球31がカム板 19の低部29に接触して扉5は、図1の実線のように戸先がもとの位置へ下が り、2倍の間口となる。 2倍の間口による用済み後、嵌殺戸9と扉5を逆方向にスイングして元に戻す と、扉5と嵌殺戸9は、前記と反対の動作により正常な状態に戻る。
【0013】
【考案の効果】 本考案は上述のように、無目内の移動可能な吊枠に扉を設け、この扉を嵌殺戸 に沿ってスライドで開閉するとともに、扉と嵌殺戸を旋回支点部を中心にしてス イングで開放することを可能にした扉の開閉装置において、前記旋回支点部は、 前記吊枠4に固定的に設けられた旋回軸と、前記吊枠の下面であって旋回軸の外 周に臨ませて設けたカム板と、扉の上端部に固定的に設けられた扉吊下部材とを 具備し、前記カム板は低部と高部を有し、前記旋回軸の下端に一体に球部を設け るとともに、円盤状の鋼球受板を設け、前記扉吊下部材の中央に前記球部と嵌合 する軸孔を穿ち、上面に鋼球受凹部を設けるとともに、下面に環状溝を設け、前 記カム板と鋼球受凹部の間に鋼球を、前記環状溝と鋼球受板の間に鋼球を介在し てなる構成とした。したがって、扉のスイングでの開放時に、旋回軸が吊枠の隙 間なく嵌合しているので扉がふらつくことがない。また、旋回軸を支える構成が 極めて簡単で、しかも確実に動作する。さらに、鋼球とカム板との接触による摺 動であり摩耗が極めて少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による扉の開閉装置の一実施例を示す1
部を切り欠いた正面図である。
【図2】吊枠の底面図である。
【図3】カム板の展開図である。
【図4】スライドとスイングで開閉する扉の正面図であ
る。
【図5】図4におけるスライドとスイングでの開閉動作
説明図である。
【図6】従来の装置の正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
1…無目、2…上部レール、3…滑車、4…吊枠、5…
扉、6…駆動装置、7…ベルト、8…プーリ、9…嵌殺
戸、10…係合部、11…旋回支点部、12…上部旋回
支点部、13…下部旋回支点部、14…柱、15…上
框、16…ガラス、17…下框、18…旋回軸、19…
カム板、20…凹部、21…凸部、22…摺動チップ、
23…スラスト軸受、24…隙間、25…頭部、26…
球部、27…鋼球受板、28…高部、29…低部、30
…滑車保持板、31…鋼球、32…鋼球受凹部、33…
扉吊下部材、34…環状溝、35…軸孔、36…ねじ差
込み孔、37…ボルト、38…補強板、39…鉛直孔、
40…軸線、41…ナット、42…鋼球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無目内の移動可能な吊枠に扉を設け、こ
    の扉を嵌殺戸に沿ってスライドで開閉するとともに、扉
    と嵌殺戸を旋回支点部を中心にしてスイングで開放する
    ことを可能にした扉の開閉装置において、前記旋回支点
    部は、前記吊枠に固定的に設けられた旋回軸と、前記吊
    枠の下面であって旋回軸の外周に臨ませて設けたカム板
    と、扉の上端部に固定的に設けられた扉吊下部材とを具
    備し、前記カム板は低部と高部を有し、前記旋回軸の下
    端に一体に球部を設けるとともに、円盤状の鋼球受板を
    設け、前記扉吊下部材の中央に前記球部と嵌合する軸孔
    を穿ち、上面に鋼球受凹部を設けるとともに、下面に環
    状溝を設け、前記カム板と鋼球受凹部の間に鋼球を、前
    記環状溝と鋼球受板の間に鋼球を介在してなることを特
    徴とする扉の開閉装置。
JP4185991U 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉装置 Expired - Lifetime JPH077500Y2 (ja)

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JP4185991U JPH077500Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉装置

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JPH0528877U true JPH0528877U (ja) 1993-04-16
JPH077500Y2 JPH077500Y2 (ja) 1995-02-22

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JP4185991U Expired - Lifetime JPH077500Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 扉の開閉装置

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