JPH05290420A - 光磁気ディスクとその記録再生方法及び装置 - Google Patents
光磁気ディスクとその記録再生方法及び装置Info
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- JPH05290420A JPH05290420A JP4083596A JP8359692A JPH05290420A JP H05290420 A JPH05290420 A JP H05290420A JP 4083596 A JP4083596 A JP 4083596A JP 8359692 A JP8359692 A JP 8359692A JP H05290420 A JPH05290420 A JP H05290420A
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- magneto
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- optical disk
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レーザ光と外部印加磁界を用いて情報の記録/
再生/消去を行う光磁気ディスクにおいて、記録密度の
向上を図るとともに使い勝手の良いディスクとすること
を図る。 【構成】情報記録膜が、垂直磁気異方性を有すると共に
磁気光学効果を示す磁性材料よりなり、かつ、あらかじ
め情報を不揮発性に記録しておくROM領域とユーザが
情報を書換え可能に記録するRAM領域とよりなり、R
OM領域では、磁化容易軸の向きを記録膜面に平行に変
化させて情報を記録し、この向きの違いによる磁気光学
効果の違いを検出して情報を再生し、RAM領域では、
磁化の向きを反転させることで情報を記録し、この磁化
の向きの正転、反転の違いによる磁気光学効果の違い、
例えば偏光面の回転方向の違い、を検出することで情報
を再生する構成とする。
再生/消去を行う光磁気ディスクにおいて、記録密度の
向上を図るとともに使い勝手の良いディスクとすること
を図る。 【構成】情報記録膜が、垂直磁気異方性を有すると共に
磁気光学効果を示す磁性材料よりなり、かつ、あらかじ
め情報を不揮発性に記録しておくROM領域とユーザが
情報を書換え可能に記録するRAM領域とよりなり、R
OM領域では、磁化容易軸の向きを記録膜面に平行に変
化させて情報を記録し、この向きの違いによる磁気光学
効果の違いを検出して情報を再生し、RAM領域では、
磁化の向きを反転させることで情報を記録し、この磁化
の向きの正転、反転の違いによる磁気光学効果の違い、
例えば偏光面の回転方向の違い、を検出することで情報
を再生する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光と外部印加磁
界を用いて記録/再生/消去を行う光磁気ディスクとそ
の記録再生方法及び装置に係り、特に、記録密度の向上
を図るとともに使い勝手を向上させる手法に関する。
界を用いて記録/再生/消去を行う光磁気ディスクとそ
の記録再生方法及び装置に係り、特に、記録密度の向上
を図るとともに使い勝手を向上させる手法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会の進展にともない
高密度でしかも大容量なファイルメモリへのニーズが高
まっている。その中で、これに応えるメモリとして光記
録が注目されている。光記録は、レーザディスクやコン
パクトディスクに代表される再生専用型、一度だけ情報
の記録が可能な追記型、そして、何回も書換えが可能な
書換え型などの種類がある。これらの各種の光記録はそ
れぞれの持つ特徴を生かした用途に用いられている。こ
の中で、書換え型の光記録として光磁気記録が最近実用
化された。そして、現在では光磁気記録の性能向上に向
けて、多くの研究機関で開発が進められている。これら
の開発目標の中の一つに、記録密度をさらに向上させる
と共に、より使い勝手の良いシステムとすることがあ
る。その中で、高密度記録を実現するために、波長の短
いレーザ光を用いて記録や再生に用いることが最も有望
視されている。この点に関する公知な例として、特開平
1−251356をあげることができる。
高密度でしかも大容量なファイルメモリへのニーズが高
まっている。その中で、これに応えるメモリとして光記
録が注目されている。光記録は、レーザディスクやコン
パクトディスクに代表される再生専用型、一度だけ情報
の記録が可能な追記型、そして、何回も書換えが可能な
書換え型などの種類がある。これらの各種の光記録はそ
れぞれの持つ特徴を生かした用途に用いられている。こ
の中で、書換え型の光記録として光磁気記録が最近実用
化された。そして、現在では光磁気記録の性能向上に向
けて、多くの研究機関で開発が進められている。これら
の開発目標の中の一つに、記録密度をさらに向上させる
と共に、より使い勝手の良いシステムとすることがあ
る。その中で、高密度記録を実現するために、波長の短
いレーザ光を用いて記録や再生に用いることが最も有望
視されている。この点に関する公知な例として、特開平
1−251356をあげることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では高
密度光記録実現のための手法として、1)記録材料を選
択する、2)トラックピッチを詰めることにより記録密
度を向上させる、3)ピットエッジ記録方式を用いる、
などにより高密度記録を実現することが示されていた。
しかし、いずれもトラックピッチを詰めるなど物理的な
手法による記録密度の向上には限界があった。また、光
ディスクの使い勝手の向上を図ることはできなかった。
密度光記録実現のための手法として、1)記録材料を選
択する、2)トラックピッチを詰めることにより記録密
度を向上させる、3)ピットエッジ記録方式を用いる、
などにより高密度記録を実現することが示されていた。
しかし、いずれもトラックピッチを詰めるなど物理的な
手法による記録密度の向上には限界があった。また、光
ディスクの使い勝手の向上を図ることはできなかった。
【0004】本発明の目的は、超高密度光記録を可能と
すると共に、使い勝手の良い光磁気ディスクとその記録
再生方法及び装置を提供することにある。
すると共に、使い勝手の良い光磁気ディスクとその記録
再生方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
目的を達成するために、レーザ光と磁界を用いてディジ
タル情報の記録再生を行う光磁気ディスクにおいて、情
報記録膜が、垂直磁気異方性を有するとともに磁気光学
効果を示す磁性材料により形成され、かつ、あらかじめ
情報が記録してあるROM領域とユーザが情報を書換え
可能に記録するRAM領域の2つの領域よりなり、この
情報記録膜の磁気特性の変化と磁気光学特性の違いによ
り情報の記録と再生を行う光磁気ディスクとする。
目的を達成するために、レーザ光と磁界を用いてディジ
タル情報の記録再生を行う光磁気ディスクにおいて、情
報記録膜が、垂直磁気異方性を有するとともに磁気光学
効果を示す磁性材料により形成され、かつ、あらかじめ
情報が記録してあるROM領域とユーザが情報を書換え
可能に記録するRAM領域の2つの領域よりなり、この
情報記録膜の磁気特性の変化と磁気光学特性の違いによ
り情報の記録と再生を行う光磁気ディスクとする。
【0006】特に、上記磁気特性の変化と磁気光学特性
の違いによる情報の記録・再生において、ROM領域で
は、記録ビット位置の磁化容易軸の向きを記録膜面に対
して垂直方向から平行方向に変化させることで情報の記
録を行い、この磁化容易軸の向きの違いによる磁気光学
効果により生じる偏光面の回転の有無を検出することに
より情報の再生を行い、RAM領域では、記録ビット位
置の磁化の向きを逆向きに変化させることで情報の記録
を行い、この磁化の向きの違いにより磁気光学効果によ
り生じる偏光面の回転方向の違いを検出することにより
情報の再生を行う記録・再生方法とする。
の違いによる情報の記録・再生において、ROM領域で
は、記録ビット位置の磁化容易軸の向きを記録膜面に対
して垂直方向から平行方向に変化させることで情報の記
録を行い、この磁化容易軸の向きの違いによる磁気光学
効果により生じる偏光面の回転の有無を検出することに
より情報の再生を行い、RAM領域では、記録ビット位
置の磁化の向きを逆向きに変化させることで情報の記録
を行い、この磁化の向きの違いにより磁気光学効果によ
り生じる偏光面の回転方向の違いを検出することにより
情報の再生を行う記録・再生方法とする。
【0007】本発明による光磁気ディスクおよびその情
報の記録再生方法について、さらに具体的に説明する。
まず、本発明の使い勝手の良い光磁気ディスクとする目
的は、光記録媒体が、ユーザが記録する書換え可能なR
AM領域と、あらかじめ所定の情報を記録しておく書換
え不能のROM領域の二つの部分からなることにより達
成される。記録材料として垂直磁気異方性を有するとと
もに磁気光学効果を示す磁性材料を用い、情報を記録す
る場合、RAM領域では磁化容易軸の向きを逆転させる
ことにより記録(磁化容易軸の向きが基板に対して垂直
上向きもしくは下向き、磁石のN極が上もしくは下によ
り記録する)を行い、Kerr効果やFaradey効果等の磁気
光学的性質により再生する。すなわち、偏光面の回転の
向きの違いを検出することにより行う。また、ROM領
域については熱作用による磁気特性の変質を用いて記録
を行い、Kerr効果やFaradey効果等の磁気光学的性質の
差を検出することにより再生する。すなわち、磁気特性
の変化として磁化容易軸の向きを記録膜面に対して垂直
方向から平行方向に変化させ、垂直磁気異方性を有する
部分と面内磁化膜の部分を設けることにより記録を行
い、その2つの部分の磁気光学効果の違い、すなわちKe
rr効果やFaradey効果の有無により再生する。この磁化
容易軸を変化させる方法として、垂直磁気異方性を有す
る磁性材料の所望の記録ビット位置にエネルギーを照射
し、その照射部分の原子を再配列させればよい。その結
果、生じる磁気特性の変化は、垂直磁気異方性エネルギ
ーの変化である。このようにして記録した情報は、書換
えることはできない。また、あらかじめ記録しておく情
報として、ディスクコントロール情報、システム情報、
ソフト情報などある。ディスクコントロール情報とは、
再生に用いるクロック情報、情報を記録した位置を示す
アドレス情報、ディスクの欠陥位置を示す情報、ディス
クの種類や記録や再生などに必要な条件に関する情報な
どを指す。システム情報とは、コンピュータやパソコン
等のシステムに関する情報である。また、ソフト情報と
は、音楽、ゲーム、各種情報処理等に関する情報であ
る。
報の記録再生方法について、さらに具体的に説明する。
まず、本発明の使い勝手の良い光磁気ディスクとする目
的は、光記録媒体が、ユーザが記録する書換え可能なR
AM領域と、あらかじめ所定の情報を記録しておく書換
え不能のROM領域の二つの部分からなることにより達
成される。記録材料として垂直磁気異方性を有するとと
もに磁気光学効果を示す磁性材料を用い、情報を記録す
る場合、RAM領域では磁化容易軸の向きを逆転させる
ことにより記録(磁化容易軸の向きが基板に対して垂直
上向きもしくは下向き、磁石のN極が上もしくは下によ
り記録する)を行い、Kerr効果やFaradey効果等の磁気
光学的性質により再生する。すなわち、偏光面の回転の
向きの違いを検出することにより行う。また、ROM領
域については熱作用による磁気特性の変質を用いて記録
を行い、Kerr効果やFaradey効果等の磁気光学的性質の
差を検出することにより再生する。すなわち、磁気特性
の変化として磁化容易軸の向きを記録膜面に対して垂直
方向から平行方向に変化させ、垂直磁気異方性を有する
部分と面内磁化膜の部分を設けることにより記録を行
い、その2つの部分の磁気光学効果の違い、すなわちKe
rr効果やFaradey効果の有無により再生する。この磁化
容易軸を変化させる方法として、垂直磁気異方性を有す
る磁性材料の所望の記録ビット位置にエネルギーを照射
し、その照射部分の原子を再配列させればよい。その結
果、生じる磁気特性の変化は、垂直磁気異方性エネルギ
ーの変化である。このようにして記録した情報は、書換
えることはできない。また、あらかじめ記録しておく情
報として、ディスクコントロール情報、システム情報、
ソフト情報などある。ディスクコントロール情報とは、
再生に用いるクロック情報、情報を記録した位置を示す
アドレス情報、ディスクの欠陥位置を示す情報、ディス
クの種類や記録や再生などに必要な条件に関する情報な
どを指す。システム情報とは、コンピュータやパソコン
等のシステムに関する情報である。また、ソフト情報と
は、音楽、ゲーム、各種情報処理等に関する情報であ
る。
【0008】
【作用】光磁気ディスクの情報記録膜が、ユーザが書換
え可能に記録するRAM領域と、ディスクコントロール
情報やシステム情報等をあらかじめ不揮発状に記録して
おくROM領域との2つから成る構成であるので、ディ
スクの使い勝手が向上する。特に、繰返し用いるソフト
情報をROM領域に記録しておくことにより、効果はよ
り大きくなる。次に、情報の記録密度に関して、従来の
光ディスクは物理的に形成される凹凸状のピットによる
手法であったので、ピットトラック間の間隔及び記録ビ
ット間の間隔のいずれにおいても詰められる寸法に物理
的な限界があったが、本発明は、垂直磁気異方性かつ磁
気光学効果を示す磁性材料を情報記録膜に用い、この記
録膜の磁気特性を変化させることで情報を記録する構成
であるので、従来手法の持つ限界を越えて微細寸法の記
録ビットの形成が可能になり、高密度記録の目的を達成
できる。特に、ROM領域での情報記録は、記録ビット
位置にエネルギーを照射し、この照射部分の原子を再配
列させ、磁化容易軸の向きを記録面に対して平行方向と
する構成であるので、波長の短いレーザ光や、電子線や
X線の使用が可能となり、超高密度の情報記録を実現す
ることができる。
え可能に記録するRAM領域と、ディスクコントロール
情報やシステム情報等をあらかじめ不揮発状に記録して
おくROM領域との2つから成る構成であるので、ディ
スクの使い勝手が向上する。特に、繰返し用いるソフト
情報をROM領域に記録しておくことにより、効果はよ
り大きくなる。次に、情報の記録密度に関して、従来の
光ディスクは物理的に形成される凹凸状のピットによる
手法であったので、ピットトラック間の間隔及び記録ビ
ット間の間隔のいずれにおいても詰められる寸法に物理
的な限界があったが、本発明は、垂直磁気異方性かつ磁
気光学効果を示す磁性材料を情報記録膜に用い、この記
録膜の磁気特性を変化させることで情報を記録する構成
であるので、従来手法の持つ限界を越えて微細寸法の記
録ビットの形成が可能になり、高密度記録の目的を達成
できる。特に、ROM領域での情報記録は、記録ビット
位置にエネルギーを照射し、この照射部分の原子を再配
列させ、磁化容易軸の向きを記録面に対して平行方向と
する構成であるので、波長の短いレーザ光や、電子線や
X線の使用が可能となり、超高密度の情報記録を実現す
ることができる。
【0009】
実施例1 本実施例において作製した光ディスクの断面構造を示す
模式図を図1に示す。ディスクの作製は、スパッタ法に
より真空を破ることなく連続積層した。記録再生に用い
るレーザ光に対して透光性を有する平坦なディスク基板
1上に、窒化シリコン層2を650Åの膜厚に形成し
た。この膜厚は再生に用いるレーザ光に応じて変化させ
る。この膜は再生光により多量干渉を生じ、磁気光学効
果が高められる。ターゲットに純Siを用い、放電ガス
としてAr/N2(=90/10)を使用した。放電時
のガスの圧力を10mTorrとし、投入電力密度を
6.6W/cm2にてスパッタした。次に、情報記録層
3として膜組成がTb24Fe57Co16Nb3となるよう
にターゲットを調整し、250Åの膜厚に形成した。タ
ーゲットにTbFeCoNb合金を用い、放電ガスに純
Arを使用してスパッタをした。放電時のガスの圧力を
5mTorr、投入RF電力密度を4.2W/cm2に
てスパッタした。再び、窒化シリコン層4を650Åの
膜厚に形成した。作製条件は先の窒化シリコン層2と同
様である。そして、最後に、金属反射膜5として膜組成
がAl70Ti30となるようにターゲットを調整し、30
0Åの膜厚に形成した。ターゲットにAlTi合金を用
い、放電ガスに純Arを使用してスパッタをした。放電
時のガスの圧力は15mTorr、投入RF電力密度は
3.2W/cm2である。
模式図を図1に示す。ディスクの作製は、スパッタ法に
より真空を破ることなく連続積層した。記録再生に用い
るレーザ光に対して透光性を有する平坦なディスク基板
1上に、窒化シリコン層2を650Åの膜厚に形成し
た。この膜厚は再生に用いるレーザ光に応じて変化させ
る。この膜は再生光により多量干渉を生じ、磁気光学効
果が高められる。ターゲットに純Siを用い、放電ガス
としてAr/N2(=90/10)を使用した。放電時
のガスの圧力を10mTorrとし、投入電力密度を
6.6W/cm2にてスパッタした。次に、情報記録層
3として膜組成がTb24Fe57Co16Nb3となるよう
にターゲットを調整し、250Åの膜厚に形成した。タ
ーゲットにTbFeCoNb合金を用い、放電ガスに純
Arを使用してスパッタをした。放電時のガスの圧力を
5mTorr、投入RF電力密度を4.2W/cm2に
てスパッタした。再び、窒化シリコン層4を650Åの
膜厚に形成した。作製条件は先の窒化シリコン層2と同
様である。そして、最後に、金属反射膜5として膜組成
がAl70Ti30となるようにターゲットを調整し、30
0Åの膜厚に形成した。ターゲットにAlTi合金を用
い、放電ガスに純Arを使用してスパッタをした。放電
時のガスの圧力は15mTorr、投入RF電力密度は
3.2W/cm2である。
【0010】このようにして作製したディスクのROM
領域にクロック信号や基準信号等のヘッダー信号及び情
報の位置決めをするためのガイドトラックを形成した。
すなわち、15mWのパワーのHe−Neレーザ光を記
録膜に照射し、この照射部の磁化容易軸の向きを記録膜
面に対して垂直方向から平行方向に変える。その際、磁
化容易軸の向きが垂直方向のままの部分と平行方向に変
った部分との磁気光学効果(この場合はKerr効果及びFa
radey効果の両方を利用)の違いを検出しながらディス
クにおける情報の記録位置をコントロールする。この他
に、ROM領域に記録する情報として、パソコンのシス
テム情報等をあらかじめ記録した。これらの情報はセク
タ毎に記録しても、ディスクの中周や内周等の一定の領
域に記録しても良い。これにユーザが、自ら作成したプ
ログラムや各種のデータをディスクのRAM領域に記録
することにより、使い勝手を向上させることが出来る。
これらのROM領域及びRAM領域に記録した情報を再
生したところ、エラーなく再生することが出来た。ま
た、ROM領域に記録してあるシステム情報によりシス
テムを制御できるとともに、データのやり取りが行な
え、かつRAM領域のユーザが作成したデータを保存で
き使い勝手を向上させることができた。もちろんこのR
AM領域の情報は書換えも可能である。このROM領域
の情報の再生にはKerr効果及びFaradey効果の違いを検
出することにより行うことができた。磁気光学効果の検
出には直線偏光したレーザ光を記録膜に照射し、反射し
てきた光の偏光面の回転の有無を検出することにより情
報を再生した。この場合、ガイドトラックの間隔を短く
したり、波長の短いレーザ光を用いたり、更に記録ビッ
ト間隔を短くしたり、ビットエッジ記録を行ったりする
ことにより更に高密度な記録を行うことができる。これ
らの手法を組合せることにより更に記録密度が高まるこ
とは言うまでもない。
領域にクロック信号や基準信号等のヘッダー信号及び情
報の位置決めをするためのガイドトラックを形成した。
すなわち、15mWのパワーのHe−Neレーザ光を記
録膜に照射し、この照射部の磁化容易軸の向きを記録膜
面に対して垂直方向から平行方向に変える。その際、磁
化容易軸の向きが垂直方向のままの部分と平行方向に変
った部分との磁気光学効果(この場合はKerr効果及びFa
radey効果の両方を利用)の違いを検出しながらディス
クにおける情報の記録位置をコントロールする。この他
に、ROM領域に記録する情報として、パソコンのシス
テム情報等をあらかじめ記録した。これらの情報はセク
タ毎に記録しても、ディスクの中周や内周等の一定の領
域に記録しても良い。これにユーザが、自ら作成したプ
ログラムや各種のデータをディスクのRAM領域に記録
することにより、使い勝手を向上させることが出来る。
これらのROM領域及びRAM領域に記録した情報を再
生したところ、エラーなく再生することが出来た。ま
た、ROM領域に記録してあるシステム情報によりシス
テムを制御できるとともに、データのやり取りが行な
え、かつRAM領域のユーザが作成したデータを保存で
き使い勝手を向上させることができた。もちろんこのR
AM領域の情報は書換えも可能である。このROM領域
の情報の再生にはKerr効果及びFaradey効果の違いを検
出することにより行うことができた。磁気光学効果の検
出には直線偏光したレーザ光を記録膜に照射し、反射し
てきた光の偏光面の回転の有無を検出することにより情
報を再生した。この場合、ガイドトラックの間隔を短く
したり、波長の短いレーザ光を用いたり、更に記録ビッ
ト間隔を短くしたり、ビットエッジ記録を行ったりする
ことにより更に高密度な記録を行うことができる。これ
らの手法を組合せることにより更に記録密度が高まるこ
とは言うまでもない。
【0011】本発明の効果は、光磁気ディスクの構造や
用いた各層の材料、更には起動する装置やレーザ光の波
長などに依存するものではない。用いた材料や構造は一
例で、これらにより本発明の効果は左右されるものでは
ない。
用いた各層の材料、更には起動する装置やレーザ光の波
長などに依存するものではない。用いた材料や構造は一
例で、これらにより本発明の効果は左右されるものでは
ない。
【0012】実施例2 本実施例において作製した光ディスクの断面構造を示す
模式図を図2に示す。ここではROM領域の記録膜にガ
イドトラック及びディスクコントロール情報を記録した
ディスクの場合である。ディスクの作製は以下に述べる
手法で行った。すなわち、プラスチック或いはガラスの
基板を用い、その基板1上に窒化シリコン層2、情報記
録層3、そして再び窒化シリコン層4の三層を連続積層
した。その時のスパッタ条件は、膜厚をそれぞれ750
Å、1000Å、1000Åとした他は実施例1と同様
である。
模式図を図2に示す。ここではROM領域の記録膜にガ
イドトラック及びディスクコントロール情報を記録した
ディスクの場合である。ディスクの作製は以下に述べる
手法で行った。すなわち、プラスチック或いはガラスの
基板を用い、その基板1上に窒化シリコン層2、情報記
録層3、そして再び窒化シリコン層4の三層を連続積層
した。その時のスパッタ条件は、膜厚をそれぞれ750
Å、1000Å、1000Åとした他は実施例1と同様
である。
【0013】このようにして作製したディスクに、ハイ
パワーのレーザ光を照射して記録膜の一部の磁性膜の磁
気特性、特に垂直磁気異方性エネルギーを減少させるこ
とにより、ガイドトラックを形成した。それとともに、
同様の手法によりシステム情報をあらかじめ記録してお
いた。この光ディスク駆動装置をパーソナルコンピュー
タに接続した。そして、コンピュータの起動時に光ディ
スクよりシステム情報を取り入れ起動できた。これは、
ROM領域に記録された情報をエラーなく再生できるこ
とを示している。ここで、情報はディスクのある決まっ
た位置に記録しても、またセクタ毎に記録してもよい。
この他、あらかじめ集計表の罫線を記録しておき、これ
にユーザがデータを追加記録することにより、さらなる
使い勝手を向上させることができる。
パワーのレーザ光を照射して記録膜の一部の磁性膜の磁
気特性、特に垂直磁気異方性エネルギーを減少させるこ
とにより、ガイドトラックを形成した。それとともに、
同様の手法によりシステム情報をあらかじめ記録してお
いた。この光ディスク駆動装置をパーソナルコンピュー
タに接続した。そして、コンピュータの起動時に光ディ
スクよりシステム情報を取り入れ起動できた。これは、
ROM領域に記録された情報をエラーなく再生できるこ
とを示している。ここで、情報はディスクのある決まっ
た位置に記録しても、またセクタ毎に記録してもよい。
この他、あらかじめ集計表の罫線を記録しておき、これ
にユーザがデータを追加記録することにより、さらなる
使い勝手を向上させることができる。
【0014】実施例3 図3に、本発明の第3の実施例として、光磁気ディスク
記録再生装置の構成図を示す。図3において、11は光
磁気ディスク、12はディスク保持具、13はディスク
の回転駆動源である駆動モータを示す。本実施例はユー
ザが使用する記録再生装置を示すので、光磁気ディスク
11のROM領域には、すでにディスクコントロール情
報やシステム情報、ソフト情報などが記録されている。
14は記録・再生系で、絞り込みレンズ14a、ミラー
14b、ハーフミラー14cにより構成されている。1
5はレーザ源、16は偏光板である。17は検出系で、
シリンドリカルレンズ17a、検光子17b、制御信号
検出用のホトダイオード17c、光磁気効果検出用のホ
トダイオード17dにより構成されている。18は電磁
石でユーザがRAM領域に情報を記録する際の外部印加
磁界を形成するためのもの、17は制御信号発生回路
で、記録・再生系14、レーザ源15、電磁石18に制
御信号を送る。
記録再生装置の構成図を示す。図3において、11は光
磁気ディスク、12はディスク保持具、13はディスク
の回転駆動源である駆動モータを示す。本実施例はユー
ザが使用する記録再生装置を示すので、光磁気ディスク
11のROM領域には、すでにディスクコントロール情
報やシステム情報、ソフト情報などが記録されている。
14は記録・再生系で、絞り込みレンズ14a、ミラー
14b、ハーフミラー14cにより構成されている。1
5はレーザ源、16は偏光板である。17は検出系で、
シリンドリカルレンズ17a、検光子17b、制御信号
検出用のホトダイオード17c、光磁気効果検出用のホ
トダイオード17dにより構成されている。18は電磁
石でユーザがRAM領域に情報を記録する際の外部印加
磁界を形成するためのもの、17は制御信号発生回路
で、記録・再生系14、レーザ源15、電磁石18に制
御信号を送る。
【0015】このような構成を備えた記録再生装置とす
ることにより、RAM領域への情報記録は電磁石18に
より記録ビット位置の磁化の向きを逆転させることによ
り行うことができ、また、ROM領域及びRAM領域に
記録された情報の再生は、記録ビット位置の磁気光学効
果の違いをホトダイオード17dで検出することで行う
ことが可能となる。
ることにより、RAM領域への情報記録は電磁石18に
より記録ビット位置の磁化の向きを逆転させることによ
り行うことができ、また、ROM領域及びRAM領域に
記録された情報の再生は、記録ビット位置の磁気光学効
果の違いをホトダイオード17dで検出することで行う
ことが可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスクの使い勝手
を向上させることができるとともに、高密度記録を実現
することができ、これにより、光ディスクの用途を更に
広げることができる。
を向上させることができるとともに、高密度記録を実現
することができ、これにより、光ディスクの用途を更に
広げることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の断面構造を示す模式
図。
図。
【図2】本発明の第2の実施例の断面構造を示す模式
図。
図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す光磁気ディスク装
置の構成図。
置の構成図。
1…ディスク基板 2、4…窒化シリコン層 3…情報記録膜 5…金属反射膜 11…光磁気ディスク 12…ディスク保持具 13…駆動モータ 14…記録再生系 15…レーザ源 16…偏光板 17…検出系 18……電磁石 19…制御信号発生回路
Claims (12)
- 【請求項1】レーザ光と磁界を用いてディジタル情報の
記録再生を行う光磁気ディスクにおいて、情報記録膜
が、垂直磁気異方性を有するとともに磁気光学効果を示
す磁性材料により形成され、かつ、あらかじめ情報が記
録してあるROM領域とユーザが情報を書換え可能に記
録するRAM領域の2つの領域よりなり、この情報記録
膜の磁気特性の変化と磁気光学特性の違いにより情報の
記録と再生を行うことを特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項2】請求項1記載の情報記録膜におけるROM
領域への情報記録が、記録ビット位置での垂直磁気異方
性エネルギーを変化させることで行うものであることを
特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項3】請求項1または2記載の情報記録膜におけ
るROM領域への情報記録が、記録ビット位置にレーザ
光を照射し、この照射部における磁化容易軸の向きを記
録膜面に対して垂直方向から平行方向に変化させること
で行うものであることを特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項4】請求項1または2記載の情報記録膜におけ
るROM領域への情報記録が、記録ビット位置にエネル
ギーを照射し、この照射部の原子を再配列させることで
磁化容易軸の向きを記録膜面に対して垂直方向から平行
方向に変化させるものであることを特徴とする光磁気デ
ィスク。 - 【請求項5】請求項1記載の情報記録膜におけるROM
領域とRAM領域は、ディスクのセクター毎、あるいは
ディスクの内周部または中周部または外周部の一定の位
置に設定されていることを特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項6】請求項1記載の情報記録膜におけるROM
領域に記録してある情報は、ディスクコントロール情
報、システム情報、ソフト情報のいずれか、あるいはそ
れらを組み合せた情報であることを特徴とする光磁気デ
ィスク。 - 【請求項7】請求項3または4記載の磁化容易軸の向き
を記録膜面に対して垂直方向から平行方向に変化させる
ことで行う前記ROM領域への情報は、ROM領域に形
成された位置決め用のガイドトラックに沿って記録され
ていることを特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項8】請求項7記載のガイドトラックは、ディス
クの中心に対して同心円状あるいはスパイラル状に形成
されていることを特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項9】請求項7または8記載のROM領域に記録
された情報の位置決めを行うのに、磁化容易軸の向きが
記録膜面に垂直か平行かの違いにより生じる磁気光学効
果の違いを検出することにより行うことを特徴とする光
磁気ディスク。 - 【請求項10】請求項1記載の光磁気ディスクにおける
情報の記録再生方法において、前記ROM領域では、記
録ビット位置の磁化容易軸の向きを記録膜面に対して平
行方向とすることで情報の記録を行い、この磁化容易軸
の向きの違いにより磁気光学効果により生じる偏光面の
回転の有無を検出することにより情報の再生を行うこと
を特徴とする光磁気ディスクの記録再生方法。 - 【請求項11】請求項1記載の光磁気ディスクにおける
情報の記録再生方法において、前記RAM領域では、記
録ビット位置の磁化の向きを逆向きに変化させることで
情報の記録を行い、この磁化の向きの違いにより磁気光
学効果により生じる偏光面の回転方向の違いを検出する
ことにより情報の再生を行うことを特徴とする光磁気デ
ィスクの記録再生方法。 - 【請求項12】請求項1〜9のいずれかに記載の光磁気
ディスク(11)と、その回転駆動系(12、13)
と、レーザ源(15)と、偏光板(16)を通過した後
のレーザ光を絞ってスポットとしてディスクの所定位置
に照射する記録再生系(14)と、ディスクから反射し
て再び上記記録再生系(14)を通過してきた光を検知
して上記スポット照射位置での磁気光学効果の違いを検
出する検出系(17)と、ユーザがRAM領域に情報を
記録するための磁界印加手段(18)と、上記記録再生
系(14)及び磁界印加手段(18)に対する制御信号
を作成して出力する制御信号発生手段(19)とを少な
くとも備えてなる光磁気ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083596A JPH05290420A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 光磁気ディスクとその記録再生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4083596A JPH05290420A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 光磁気ディスクとその記録再生方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290420A true JPH05290420A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13806877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4083596A Pending JPH05290420A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 光磁気ディスクとその記録再生方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05290420A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5661703A (en) * | 1995-06-27 | 1997-08-26 | Fujitsu Limited | Optical recording medium having a non-volatile identification code and method for encoding data using same |
| US5871855A (en) * | 1994-03-15 | 1999-02-16 | Fujitsu Limited | Magneto-optical recording medium and method of using same |
| JP2014002832A (ja) * | 2007-08-30 | 2014-01-09 | Sharp Corp | 超解像光記録媒体、および再生方法 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP4083596A patent/JPH05290420A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5871855A (en) * | 1994-03-15 | 1999-02-16 | Fujitsu Limited | Magneto-optical recording medium and method of using same |
| US6103407A (en) * | 1994-03-15 | 2000-08-15 | Fujitsu Limited | Magneto-optical recording medium and method of using same |
| EP0673025B1 (en) * | 1994-03-15 | 2002-05-15 | Fujitsu Limited | Magneto-optical recording medium and method of using same |
| US5661703A (en) * | 1995-06-27 | 1997-08-26 | Fujitsu Limited | Optical recording medium having a non-volatile identification code and method for encoding data using same |
| US5812501A (en) * | 1995-06-27 | 1998-09-22 | Fujitsu Limited | Optical recording medium having a non-volatile identification code and method for encoding data using same |
| JP2014002832A (ja) * | 2007-08-30 | 2014-01-09 | Sharp Corp | 超解像光記録媒体、および再生方法 |
| US8867328B2 (en) | 2007-08-30 | 2014-10-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical recording medium on which information is recorded using train of prepits, and method for reproducing optical recording medium |
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