JPH0529091A - X線発生装置 - Google Patents
X線発生装置Info
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- JPH0529091A JPH0529091A JP3180069A JP18006991A JPH0529091A JP H0529091 A JPH0529091 A JP H0529091A JP 3180069 A JP3180069 A JP 3180069A JP 18006991 A JP18006991 A JP 18006991A JP H0529091 A JPH0529091 A JP H0529091A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ方式を利用して直流をスイッチン
グして交流に変換した後、昇圧,整流して得た高圧直流
電圧をX線管に供給する場合、スイッチングノイズ及び
スイッチング損失の低減を図るようにする。 【構成】 直流電源10に対して互いに並列接続された
複数の共振形インバータ回路11A,11B,…11N
を用意し、出力電圧Voの変動に応じて周波数fの可変
する制御電圧Vcを各共振形インバータ回路に加えてフ
ィードバック制御する。各共振形インバータ回路は電圧
又は電流の小さなタイミングでスイッチング動作を行う
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴いスイッチング損失も低減することができる。
さらに共振形インバータ回路を複数並列接続することに
より、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に対処
させることができる。
グして交流に変換した後、昇圧,整流して得た高圧直流
電圧をX線管に供給する場合、スイッチングノイズ及び
スイッチング損失の低減を図るようにする。 【構成】 直流電源10に対して互いに並列接続された
複数の共振形インバータ回路11A,11B,…11N
を用意し、出力電圧Voの変動に応じて周波数fの可変
する制御電圧Vcを各共振形インバータ回路に加えてフ
ィードバック制御する。各共振形インバータ回路は電圧
又は電流の小さなタイミングでスイッチング動作を行う
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴いスイッチング損失も低減することができる。
さらに共振形インバータ回路を複数並列接続することに
より、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に対処
させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路を利用
して直交変換した電圧を昇圧,整流して得られた高圧直
流電圧をX線管に供給してX線を発生させるX線発生装
置に関する。
して直交変換した電圧を昇圧,整流して得られた高圧直
流電圧をX線管に供給してX線を発生させるX線発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばX線CT装置,X線診断装置等の
ようにX線管を用いて診断を行う装置においては、X線
管からX線を発生するために高圧直流電圧を供給しなけ
ればならない。
ようにX線管を用いて診断を行う装置においては、X線
管からX線を発生するために高圧直流電圧を供給しなけ
ればならない。
【0003】最近においては、このような高圧直流電圧
を得るために、直流電圧を入力してこれをスイッチング
して交流電圧に変換した後、この交流電圧を昇圧,整流
するような構成としたインバータ方式の高圧直流電源が
広く用いられている。このような電源によれば、信頼性
に優れた半導体素子を回路部品として用いて構成するこ
とにより、小型,軽量,高効率で動作するX線発生装置
を実現することができる。
を得るために、直流電圧を入力してこれをスイッチング
して交流電圧に変換した後、この交流電圧を昇圧,整流
するような構成としたインバータ方式の高圧直流電源が
広く用いられている。このような電源によれば、信頼性
に優れた半導体素子を回路部品として用いて構成するこ
とにより、小型,軽量,高効率で動作するX線発生装置
を実現することができる。
【0004】図7はこのようなインバータ方式を利用し
た従来のX線発生装置の構成を示すもので、1は交流電
源、2は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換
器、3は直流電圧を図8に示したような断続波形にスイ
ッチングするチョッパ回路、4は直流電圧をスイッチン
グして交流電圧に変換するインバータ回路である。5は
インバータ回路4から出力された交流電圧を高圧交流電
圧に昇圧するトランス、6は高圧交流電圧を整流して高
圧直流電圧を生成する整流回路、7は高圧直流電圧を供
給するX線管である。8は出力電圧(高圧直流電圧)V
oをモニタして、予め設定された基準電圧Vrと比較し
て両者間の誤差を検出する誤差検出回路、9は誤差電圧
に基いてこの誤差がなくなるようにチョッパ回路3を制
御するフィードバック制御回路である。
た従来のX線発生装置の構成を示すもので、1は交流電
源、2は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換
器、3は直流電圧を図8に示したような断続波形にスイ
ッチングするチョッパ回路、4は直流電圧をスイッチン
グして交流電圧に変換するインバータ回路である。5は
インバータ回路4から出力された交流電圧を高圧交流電
圧に昇圧するトランス、6は高圧交流電圧を整流して高
圧直流電圧を生成する整流回路、7は高圧直流電圧を供
給するX線管である。8は出力電圧(高圧直流電圧)V
oをモニタして、予め設定された基準電圧Vrと比較し
て両者間の誤差を検出する誤差検出回路、9は誤差電圧
に基いてこの誤差がなくなるようにチョッパ回路3を制
御するフィードバック制御回路である。
【0005】以上のような構成で、X線管7に供給され
る出力電圧Voが常に誤差検出回路8によってモニタさ
れて、基準電圧Vrと比較される。ここで比較結果がV
o>Vrの関係にあったとすると、両者の誤差が制御回
路9に出力され、これに基いて制御回路9はチョッパ回
路3に対して、図8の波形においてパルス幅W1 を小さ
くするような制御電圧を加える。これによりチョッパ回
路3からインバータ回路4に出力される直流電圧が減少
され、結果として出力電圧Voが減少されるように制御
される。
る出力電圧Voが常に誤差検出回路8によってモニタさ
れて、基準電圧Vrと比較される。ここで比較結果がV
o>Vrの関係にあったとすると、両者の誤差が制御回
路9に出力され、これに基いて制御回路9はチョッパ回
路3に対して、図8の波形においてパルス幅W1 を小さ
くするような制御電圧を加える。これによりチョッパ回
路3からインバータ回路4に出力される直流電圧が減少
され、結果として出力電圧Voが減少されるように制御
される。
【0006】一方、比較結果がVo<Vrの関係にあっ
たとすると、両者の誤差が制御回路9に出力され、これ
に基いて制御回路9はチョッパ回路3に対して図8の波
形においてパルス幅W1 を大きくするような制御電圧を
加える。これによりチョッパ回路3からインバータ回路
4に出力される直流電圧が増加され、結果として出力電
圧Voが増加するようになる。このような制御動作の繰
返しによって、出力電圧Voは常に基準電圧Vrと等し
くなるような方向に自動的に調整される。
たとすると、両者の誤差が制御回路9に出力され、これ
に基いて制御回路9はチョッパ回路3に対して図8の波
形においてパルス幅W1 を大きくするような制御電圧を
加える。これによりチョッパ回路3からインバータ回路
4に出力される直流電圧が増加され、結果として出力電
圧Voが増加するようになる。このような制御動作の繰
返しによって、出力電圧Voは常に基準電圧Vrと等し
くなるような方向に自動的に調整される。
【0007】このように出力電圧Voが変動すると、常
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
チョッパ回路3の出力電圧のパルス幅Wを制御すること
により、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るようなフィードバック制御が行われるので、X線管7
に供給される高圧直流電圧の安定化が図れる。
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
チョッパ回路3の出力電圧のパルス幅Wを制御すること
により、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るようなフィードバック制御が行われるので、X線管7
に供給される高圧直流電圧の安定化が図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のX線発
生装置では、チョッパ回路3において入力直流電圧のス
イッチングを行うとき比較的大きな電圧を断続するの
で、スイッチングノイズが発生するという問題がある。
例えば商用交流電源を利用するときは、100V入力の
場合はAC/DC変換器2から出力された約130Vの
直流電圧をスイッチングすることになり、あるいは20
0V入力の場合はAC/DC変換器2から出力された約
250Vの直流電圧をスイッチングすることになるの
で、スイッチングノイズの発生が避けられない。
生装置では、チョッパ回路3において入力直流電圧のス
イッチングを行うとき比較的大きな電圧を断続するの
で、スイッチングノイズが発生するという問題がある。
例えば商用交流電源を利用するときは、100V入力の
場合はAC/DC変換器2から出力された約130Vの
直流電圧をスイッチングすることになり、あるいは20
0V入力の場合はAC/DC変換器2から出力された約
250Vの直流電圧をスイッチングすることになるの
で、スイッチングノイズの発生が避けられない。
【0009】このため医療機関においては近接して設置
してある他の医療機器に対してそのノイズが与える影響
が無視できなくなる。またそのように比較的大きな電圧
をスイッチングすることにより、スイッチング損失も大
きくなるので効率が低下するようになる。
してある他の医療機器に対してそのノイズが与える影響
が無視できなくなる。またそのように比較的大きな電圧
をスイッチングすることにより、スイッチング損失も大
きくなるので効率が低下するようになる。
【0010】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、スイッチングノイズ及びスイッチング損失
の低減を図るようにしたX線発生装置を提供することを
目的とするものである。
れたもので、スイッチングノイズ及びスイッチング損失
の低減を図るようにしたX線発生装置を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、直流電圧を交流電圧に変換し、この交流電
圧を昇圧した後整流して得られた高圧直流電圧をX線管
に供給してX線を発生させるX線発生装置において、直
流電源と、この直流電源から出力された直流電圧を共通
に入力して交流電圧に変換する互いに並列接続された複
数の共振形インバータ回路と、この各共振形インバータ
回路から出力された各交流電圧を昇圧した後高圧直流電
圧に変換して互いに加えてX線管に供給する高圧直流生
成回路と、前記並列接続された複数の共振形インバータ
回路を同期して制御するクロック信号を発生するインバ
ータ制御回路とを備えたことを特徴とするものである。
に本発明は、直流電圧を交流電圧に変換し、この交流電
圧を昇圧した後整流して得られた高圧直流電圧をX線管
に供給してX線を発生させるX線発生装置において、直
流電源と、この直流電源から出力された直流電圧を共通
に入力して交流電圧に変換する互いに並列接続された複
数の共振形インバータ回路と、この各共振形インバータ
回路から出力された各交流電圧を昇圧した後高圧直流電
圧に変換して互いに加えてX線管に供給する高圧直流生
成回路と、前記並列接続された複数の共振形インバータ
回路を同期して制御するクロック信号を発生するインバ
ータ制御回路とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】チョッパ回路を省略し、複数の共振形インバー
タ回路を用いて互いに並列接続して共通に直流電圧を入
力する。スイッチングされて出力された各交流電圧は、
昇圧後高圧直流電圧に変換され互いに加えられてX線管
に供給される。これによって共振形インバータ回路は小
さな電圧又は電流のタイミングでスイッチングするよう
に動作するので、スイッチングノイズを低減することが
でき、これに伴いスイッチング損失も低減することがで
きる。また共振形インバータ回路を複数並列接続するこ
とにより、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に
対処させることができる。さらに複数の共振形インバー
タ回路を並列接続しても各々の同期を容易にとって制御
することができる。
タ回路を用いて互いに並列接続して共通に直流電圧を入
力する。スイッチングされて出力された各交流電圧は、
昇圧後高圧直流電圧に変換され互いに加えられてX線管
に供給される。これによって共振形インバータ回路は小
さな電圧又は電流のタイミングでスイッチングするよう
に動作するので、スイッチングノイズを低減することが
でき、これに伴いスイッチング損失も低減することがで
きる。また共振形インバータ回路を複数並列接続するこ
とにより、広い出力の可変範囲を有するX線管の要求に
対処させることができる。さらに複数の共振形インバー
タ回路を並列接続しても各々の同期を容易にとって制御
することができる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明のX線発生装置の実施例を示
すブロック図で、1は商用電源等から成る交流電源、2
は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器で、
これら電源1及び変換器2でもって共通の直流電源10
が構成される。
すブロック図で、1は商用電源等から成る交流電源、2
は交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器で、
これら電源1及び変換器2でもって共通の直流電源10
が構成される。
【0015】11は互いに並列接続された複数のユニッ
ト11A,11B,…11Nから成る共振形インバータ
回路で各ユニットはそれら直流電源10に共通に接続さ
れる。5はトランスで各ユニット11A,11B,…1
1Nに対応した複数個5A,5B,…5Nから構成され
ている。6は整流回路で各トランス5A,5B,…5N
に対応した複数個6A,6B,…6Nから構成されてい
る。各整流回路6の出力は互いが加わるように共通に接
続され、これにX線管7が接続される。
ト11A,11B,…11Nから成る共振形インバータ
回路で各ユニットはそれら直流電源10に共通に接続さ
れる。5はトランスで各ユニット11A,11B,…1
1Nに対応した複数個5A,5B,…5Nから構成され
ている。6は整流回路で各トランス5A,5B,…5N
に対応した複数個6A,6B,…6Nから構成されてい
る。各整流回路6の出力は互いが加わるように共通に接
続され、これにX線管7が接続される。
【0016】8はX線管7に供給される出力電圧(高圧
直流電圧)Voをモニタして、予め設定された基準電圧
Vrと比較して両者間の誤差を検出する誤差検出回路、
12は誤差電圧に基いてこの誤差がなくなるように各共
振形インバータ回路11(11A,11B,…11N)
に可変周波数fの制御電圧Vcを加えて制御するフィー
ドバック制御回路である。
直流電圧)Voをモニタして、予め設定された基準電圧
Vrと比較して両者間の誤差を検出する誤差検出回路、
12は誤差電圧に基いてこの誤差がなくなるように各共
振形インバータ回路11(11A,11B,…11N)
に可変周波数fの制御電圧Vcを加えて制御するフィー
ドバック制御回路である。
【0017】図2はフィードバック制御回路12の構成
を示すもので、この制御回路12は各共振形インバータ
回路11A,11B,…11Nに対応して設けられ各々
にクロック信号として動作する周波数fの制御電圧Vc
を加える複数のVCO(電圧制御形発振回路)14A,
14B,…14Nと、各VCOに出力する電圧Vcoを
制御してその発振周波数fを調整するためのVCOゲイ
ン制御回路15と、各共振形インバータの動作が制限内
で行われるような動作開始信号をVCOゲイン制御回路
15に出力するソフトスタート制御回路16と、X線管
7の出力条件に応じて必要なVCOのみを選択する駆動
選択回路17とから構成されている。このフィードバッ
ク制御回路12は複数の並列接続された共振形インバー
タ回路11A,11B,…11Nを容易に同期させて動
作させるために用いられている。図3はVCOの原理の
一例を説明するもので、可変容量ダイオードDoとイン
ダクタンスLoとが並列共振回路を構成している。可変
容量ダイオードDoに対して図の極性で制御電圧Vco
を加えて可変することにより、このダイオードDoの容
量が変化する。よって制御電圧Vcoを可変することに
より発振周波数fを可変させることができる。またソフ
トスタート制御回路16はスタート時後述のように各共
振形インバータ回路のスイッチング動作を制約する周波
数fの上限値を越えるような制御電圧Vcが出力され
て、動作が不安定になるのを防止するために用いられて
いる。
を示すもので、この制御回路12は各共振形インバータ
回路11A,11B,…11Nに対応して設けられ各々
にクロック信号として動作する周波数fの制御電圧Vc
を加える複数のVCO(電圧制御形発振回路)14A,
14B,…14Nと、各VCOに出力する電圧Vcoを
制御してその発振周波数fを調整するためのVCOゲイ
ン制御回路15と、各共振形インバータの動作が制限内
で行われるような動作開始信号をVCOゲイン制御回路
15に出力するソフトスタート制御回路16と、X線管
7の出力条件に応じて必要なVCOのみを選択する駆動
選択回路17とから構成されている。このフィードバッ
ク制御回路12は複数の並列接続された共振形インバー
タ回路11A,11B,…11Nを容易に同期させて動
作させるために用いられている。図3はVCOの原理の
一例を説明するもので、可変容量ダイオードDoとイン
ダクタンスLoとが並列共振回路を構成している。可変
容量ダイオードDoに対して図の極性で制御電圧Vco
を加えて可変することにより、このダイオードDoの容
量が変化する。よって制御電圧Vcoを可変することに
より発振周波数fを可変させることができる。またソフ
トスタート制御回路16はスタート時後述のように各共
振形インバータ回路のスイッチング動作を制約する周波
数fの上限値を越えるような制御電圧Vcが出力され
て、動作が不安定になるのを防止するために用いられて
いる。
【0018】共振形インバータ回路11はその一構成例
を示すと、図4のように前記制御電圧Vcによってオ
ン,オフが制御されるスイッチングトランジスタTRA
と、このトランジスタTRA に並列接続されたダイオー
ドDA と、トランジスタTRAに直列接続されたコンデ
ンサCA とから構成されている。またこのコンデンサC
A はトランス5AのインダクタンスLと共振回路を構成
している。
を示すと、図4のように前記制御電圧Vcによってオ
ン,オフが制御されるスイッチングトランジスタTRA
と、このトランジスタTRA に並列接続されたダイオー
ドDA と、トランジスタTRAに直列接続されたコンデ
ンサCA とから構成されている。またこのコンデンサC
A はトランス5AのインダクタンスLと共振回路を構成
している。
【0019】トランジスタTRA には図6に示したよう
にパルス幅W2が一定で周期Tcが可変する可変周波数
f(=1/Tc)の制御電圧Vcが加えられる。そして
周波数fを可変してトランジスタTRA のオンする時間
を制御することにより、いわゆる周波数変調を行うこと
によって入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るように構成されている。
にパルス幅W2が一定で周期Tcが可変する可変周波数
f(=1/Tc)の制御電圧Vcが加えられる。そして
周波数fを可変してトランジスタTRA のオンする時間
を制御することにより、いわゆる周波数変調を行うこと
によって入力側から出力側に伝達されるパワーを調整す
るように構成されている。
【0020】コンデンサCとインダクタンスLとによっ
て決まる時定数に比較して、パルス幅W2 の時間を十分
大きく設定することによりトランジスタTRA に流れる
電流Iの値が十分小さくなったタイミングでトランジス
タTRA をオフさせることができる。よってスイッチン
グノイズを低減させることが可能となる。
て決まる時定数に比較して、パルス幅W2 の時間を十分
大きく設定することによりトランジスタTRA に流れる
電流Iの値が十分小さくなったタイミングでトランジス
タTRA をオフさせることができる。よってスイッチン
グノイズを低減させることが可能となる。
【0021】図4はまたトランジスタTRA がオン時の
等価回路を示しており、コンデンサCA が徐々に充電さ
れると共にトランジスタTRA の電流Iは図6の正側の
ようにインダクタンスLの存在により徐々に減少してく
る。なおこのときの特性Nの勾配はコンデンサCA とイ
ンダクタンスLとの時定数によって決まる。
等価回路を示しており、コンデンサCA が徐々に充電さ
れると共にトランジスタTRA の電流Iは図6の正側の
ようにインダクタンスLの存在により徐々に減少してく
る。なおこのときの特性Nの勾配はコンデンサCA とイ
ンダクタンスLとの時定数によって決まる。
【0022】図5はトランジスタTRA がオフ時の等価
回路を示しており、トランジスタTRA の電流Iは図6
の負側に切換えられた以後コンデンサCA の放電電流が
矢印YのようにダイオードDA を介して流れる。以上の
ようなオン,オフ動作が各ユニットにおいて制御電圧V
cが加えられる各周期Tcごとに繰返される。次に本実
施例の作用を説明する。
回路を示しており、トランジスタTRA の電流Iは図6
の負側に切換えられた以後コンデンサCA の放電電流が
矢印YのようにダイオードDA を介して流れる。以上の
ようなオン,オフ動作が各ユニットにおいて制御電圧V
cが加えられる各周期Tcごとに繰返される。次に本実
施例の作用を説明する。
【0023】なお複数の共振形インバータ回路11の動
作は全く同じように行われるので、このうち一構成例で
あるユニット11Aの作用を代表して説明するものとす
る。X線管7に供給される出力電圧Voが常に誤差検出
回路8によってモニタされて、基準電圧Vrと比較され
る。ここで比較結果がVo>Vrの関係にあったとする
と、両者の誤差がフィードバック制御回路12に出力さ
れ、これに基いて制御回路12は共振形インバータ回路
11AのトランジスタTRA に対して、図6の波形にお
いて周波数fを低くするような(パルス数が少なくな
る)制御電圧Vcを加える。これによりトランジスタT
RA のオンする時間は短くなるので、伝達されるパワー
は減少するため結果として出力電圧Voが減少されるよ
うに制御される。
作は全く同じように行われるので、このうち一構成例で
あるユニット11Aの作用を代表して説明するものとす
る。X線管7に供給される出力電圧Voが常に誤差検出
回路8によってモニタされて、基準電圧Vrと比較され
る。ここで比較結果がVo>Vrの関係にあったとする
と、両者の誤差がフィードバック制御回路12に出力さ
れ、これに基いて制御回路12は共振形インバータ回路
11AのトランジスタTRA に対して、図6の波形にお
いて周波数fを低くするような(パルス数が少なくな
る)制御電圧Vcを加える。これによりトランジスタT
RA のオンする時間は短くなるので、伝達されるパワー
は減少するため結果として出力電圧Voが減少されるよ
うに制御される。
【0024】一方、比較結果がVo<Vrの関係にあっ
たとすると、両者の誤差が制御回路12に出力され、こ
れに基いて制御回路12は共振形インバータ回路11A
のトランジスタTRA に対して、図6の波形において周
波数fを高くするような(パルス数が多くなる)制御電
圧Vcを加える。これによりトランジスタTRA のオン
する時間は長くなるので、伝達されるパワーは増加する
ため結果として出力電圧Voが増加するように制御され
る。
たとすると、両者の誤差が制御回路12に出力され、こ
れに基いて制御回路12は共振形インバータ回路11A
のトランジスタTRA に対して、図6の波形において周
波数fを高くするような(パルス数が多くなる)制御電
圧Vcを加える。これによりトランジスタTRA のオン
する時間は長くなるので、伝達されるパワーは増加する
ため結果として出力電圧Voが増加するように制御され
る。
【0025】このように出力電圧Voが変動すると、常
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
共振形インバータ回路11Aに対してトランジスタTR
A に加える制御電圧Vcの周波数fを変化させることに
より、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整する
ようなフィードバック制御が行われるので、X線管7に
供給される高圧直流電圧の安定化が図られる。他のユニ
ットに対しても同様な制御が行われる。
に基準電圧Vrとの誤差が検出され、この誤差に基いて
共振形インバータ回路11Aに対してトランジスタTR
A に加える制御電圧Vcの周波数fを変化させることに
より、入力側から出力側に伝達されるパワーを調整する
ようなフィードバック制御が行われるので、X線管7に
供給される高圧直流電圧の安定化が図られる。他のユニ
ットに対しても同様な制御が行われる。
【0026】このように共振形インバータ回路11の動
作を周波数変調して制御する場合、特に本実施例によれ
ばインバータ回路として共振形を利用することにより、
スイッチング動作を行うトランジスタのオンからオフへ
の切換えを電圧又は電流の小さいタイミングで行われる
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴ってスイッチング損失を低減することができ
る。従って効率の向上により電力の上でランニングコス
トの低下が見込める。また近接した位置に設置してある
他の医療機器に対するノイズの影響を抑えることができ
るようになる。さらに本実施例によれば、共振形インバ
ータ回路を複数並列接続することにより、次のような効
果が得られる。以下これについて説明する。
作を周波数変調して制御する場合、特に本実施例によれ
ばインバータ回路として共振形を利用することにより、
スイッチング動作を行うトランジスタのオンからオフへ
の切換えを電圧又は電流の小さいタイミングで行われる
ので、スイッチングノイズを低減することができ、また
これに伴ってスイッチング損失を低減することができ
る。従って効率の向上により電力の上でランニングコス
トの低下が見込める。また近接した位置に設置してある
他の医療機器に対するノイズの影響を抑えることができ
るようになる。さらに本実施例によれば、共振形インバ
ータ回路を複数並列接続することにより、次のような効
果が得られる。以下これについて説明する。
【0027】例えばX線CT装置で用いられるX線管
は、被検体の撮影部位に応じて、あるいは同一部分であ
ってもその組織の厚さの大小等に応じて、X線曝射条件
が可変されるように構成されている。一例として同一部
位を撮影する場合でもその組織厚さが大の被検体と小の
被検体とでは、同一X線曝射条件で撮影しても得られる
画質は異なってくる。このため組織厚が大の被検体に対
してはノイズの影響を避けて優れた画質が得られるよう
に、X線量を大となすようなX線曝射条件で撮影が行わ
れる。このようなX線曝射を行うX線管に設定される出
力すなわち管電圧及び管電流の定格は、例えば120K
V,50mAあるいは120KV,300mAのように
設定される。
は、被検体の撮影部位に応じて、あるいは同一部分であ
ってもその組織の厚さの大小等に応じて、X線曝射条件
が可変されるように構成されている。一例として同一部
位を撮影する場合でもその組織厚さが大の被検体と小の
被検体とでは、同一X線曝射条件で撮影しても得られる
画質は異なってくる。このため組織厚が大の被検体に対
してはノイズの影響を避けて優れた画質が得られるよう
に、X線量を大となすようなX線曝射条件で撮影が行わ
れる。このようなX線曝射を行うX線管に設定される出
力すなわち管電圧及び管電流の定格は、例えば120K
V,50mAあるいは120KV,300mAのように
設定される。
【0028】ここでこのようにX線管に与えられる定格
出力の可変範囲は、これに加えられる出力電圧Voによ
って決定され、共振形インバータ回路を用いた場合はこ
れに加えられる制御電圧Vcの周波数fの可変範囲で定
格出力の範囲は決定される。周波数fの下限は可聴周波
数を避ける値で決められ例えば15KHzが選ばれる。
一方、周波数fの上限はスイッチングトランジスタTR
A の性能によって決められ例えば30KHzが選ばれ
る。これら15KHz,30KHzは説明を理解し易く
するため選んだものであり、必ずしも実状を反映してい
ない。
出力の可変範囲は、これに加えられる出力電圧Voによ
って決定され、共振形インバータ回路を用いた場合はこ
れに加えられる制御電圧Vcの周波数fの可変範囲で定
格出力の範囲は決定される。周波数fの下限は可聴周波
数を避ける値で決められ例えば15KHzが選ばれる。
一方、周波数fの上限はスイッチングトランジスタTR
A の性能によって決められ例えば30KHzが選ばれ
る。これら15KHz,30KHzは説明を理解し易く
するため選んだものであり、必ずしも実状を反映してい
ない。
【0029】このようにスイッチングトランジスタTR
A の制御電圧Vcの周波数fの下限を15KHz、上限
を30KHzに設定したとすると、下限と上限との比は
2倍となる。従ってこれによって制御される出力電圧V
o、ひいてはX線管の定格出力の可変範囲も2倍に制約
されることになる。一例として可変範囲として120K
V,50mA乃至120KV,300mAの性能を有す
るX線管があった場合、可変範囲が2倍に制約されると
いうことは、120KV,50mAから120KV,1
00mAの間の定格出力しか得られないことを示してお
り、このX線管の性能を十分に発揮させられないことに
なる。
A の制御電圧Vcの周波数fの下限を15KHz、上限
を30KHzに設定したとすると、下限と上限との比は
2倍となる。従ってこれによって制御される出力電圧V
o、ひいてはX線管の定格出力の可変範囲も2倍に制約
されることになる。一例として可変範囲として120K
V,50mA乃至120KV,300mAの性能を有す
るX線管があった場合、可変範囲が2倍に制約されると
いうことは、120KV,50mAから120KV,1
00mAの間の定格出力しか得られないことを示してお
り、このX線管の性能を十分に発揮させられないことに
なる。
【0030】このような場合本実施例によれば、共振形
インバータ回路11を3個並列接続すれば、X線管に対
して定格出力を1個のインバータ回路の場合に比べて3
倍に拡大することができ、120KV,50mA乃至1
20KV,300mAの全性能を発揮させるように対処
させることができるようになる。
インバータ回路11を3個並列接続すれば、X線管に対
して定格出力を1個のインバータ回路の場合に比べて3
倍に拡大することができ、120KV,50mA乃至1
20KV,300mAの全性能を発揮させるように対処
させることができるようになる。
【0031】さらにまた本実施例によれば、複数の共振
形インバータ回路11A,11B,…11Nを並列接続
して動作させる場合、フィードバック制御回路12のV
CO14A,14B,…14Nから各対応したインバー
タ回路にクロック信号として動作する制御電圧Vcを加
えることにより、各インバータ回路を容易に同期して動
作させることができる。クロック信号は誤差検出回路8
から出力された誤差信号に応じた周波数に制御されてい
るので、これによって各インバータ回路を効率良く動作
させることができる。
形インバータ回路11A,11B,…11Nを並列接続
して動作させる場合、フィードバック制御回路12のV
CO14A,14B,…14Nから各対応したインバー
タ回路にクロック信号として動作する制御電圧Vcを加
えることにより、各インバータ回路を容易に同期して動
作させることができる。クロック信号は誤差検出回路8
から出力された誤差信号に応じた周波数に制御されてい
るので、これによって各インバータ回路を効率良く動作
させることができる。
【0032】共振形インバータ回路11の並列接続すべ
き数は目的,用途等に応じて任意に設定することができ
る。またX線管の定格出力も一例を示したものであり、
種々の定格出力に対処させることが可能である。
き数は目的,用途等に応じて任意に設定することができ
る。またX線管の定格出力も一例を示したものであり、
種々の定格出力に対処させることが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、チョ
ッパ回路を省略して共振形インバータ回路を複数並列接
続するようにしたので、スイッチングノイズ及びスイッ
チング損失の低減を図ることができ、また広い出力可変
範囲を有するX線管の要求に対処させることができる。
さらに並列接続された複数の共振形インバータ回路の同
期を容易にとることができる。
ッパ回路を省略して共振形インバータ回路を複数並列接
続するようにしたので、スイッチングノイズ及びスイッ
チング損失の低減を図ることができ、また広い出力可変
範囲を有するX線管の要求に対処させることができる。
さらに並列接続された複数の共振形インバータ回路の同
期を容易にとることができる。
【図1】本発明のX線発生装置の実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本実施例装置に用いられるフィートバック制御
回路の構成を示す結線図である。
回路の構成を示す結線図である。
【図3】図2のフィードバック制御回路に用いられるV
COの動作原理の説明図である。
COの動作原理の説明図である。
【図4】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路の構成及びオン時の等価回路を示す結線図である。
路の構成及びオン時の等価回路を示す結線図である。
【図5】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路のオフ時の等価回路を示す結線図である。
路のオフ時の等価回路を示す結線図である。
【図6】本実施例装置に用いられる共振形インバータ回
路の動作原理を説明する波形図である。
路の動作原理を説明する波形図である。
【図7】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図8】従来装置に用いられるチョッパ回路の動作原理
を示す波形図である。
を示す波形図である。
7 X線管 8 誤差検出回路 10 直流電源 11,11A,11B,…11N 共振形インバータ回
路 12 フィードバック制御回路 14,14A,14B,…14N VCO(電圧制御形
発振回路) 15 VCOゲイン制御回路
路 12 フィードバック制御回路 14,14A,14B,…14N VCO(電圧制御形
発振回路) 15 VCOゲイン制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直流電圧を交流電圧に変換し、この交流
電圧を昇圧した後整流して得られた高圧直流電圧をX線
管に供給してX線を発生させるX線発生装置において、
直流電源と、この直流電源から出力された直流電圧を共
通に入力して交流電圧に変換する互いに並列接続された
複数の共振形インバータ回路と、この各共振形インバー
タ回路から出力された各交流電圧を昇圧した後高圧直流
電圧に変換して互いに加えてX線管に供給する高圧直流
生成回路と、前記並列接続された複数の共振形インバー
タ回路を同期して制御するクロック信号を発生するイン
バータ制御回路とを備えたことを特徴とするX線発生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18006991A JP3175949B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | X線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18006991A JP3175949B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | X線発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529091A true JPH0529091A (ja) | 1993-02-05 |
| JP3175949B2 JP3175949B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=16076924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18006991A Expired - Fee Related JP3175949B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | X線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175949B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886279A (en) * | 1995-03-29 | 1999-03-23 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Switch mechanism of piano with built-in electronic musical instrument |
| US6162980A (en) * | 1995-04-26 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Electronic upright piano and a method of manufacture thereof |
| WO2006079985A3 (en) * | 2005-01-28 | 2007-02-08 | Koninkl Philips Electronics Nv | Modular power supply for x-ray tubes and method thereof |
| CN114366133A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-19 | 天津美炫电气自动化科技有限公司 | 一种x射线机的启动控制系统及方法 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP18006991A patent/JP3175949B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886279A (en) * | 1995-03-29 | 1999-03-23 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Switch mechanism of piano with built-in electronic musical instrument |
| US6162980A (en) * | 1995-04-26 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Electronic upright piano and a method of manufacture thereof |
| WO2006079985A3 (en) * | 2005-01-28 | 2007-02-08 | Koninkl Philips Electronics Nv | Modular power supply for x-ray tubes and method thereof |
| JP2008529468A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-07-31 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | X線管用のモジュール電源及びその方法 |
| US7830685B2 (en) | 2005-01-28 | 2010-11-09 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method modular power supply for x-ray tubes and method thereof |
| CN114366133A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-19 | 天津美炫电气自动化科技有限公司 | 一种x射线机的启动控制系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3175949B2 (ja) | 2001-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |