JPH0529103U - ソケツト型サージ吸収器 - Google Patents

ソケツト型サージ吸収器

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JPH0529103U
JPH0529103U JP8578291U JP8578291U JPH0529103U JP H0529103 U JPH0529103 U JP H0529103U JP 8578291 U JP8578291 U JP 8578291U JP 8578291 U JP8578291 U JP 8578291U JP H0529103 U JPH0529103 U JP H0529103U
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明彦 伊ケ崎
貞弘 佐藤
吉朗 鈴木
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サージ吸収回路を電子機器の回路基板上に配
置しなくても、電子回路をサージから有効に保護できる
ソケット型サージ吸収器を実現する。 【構成】 内部が空洞なケース8と、ケース8に突設さ
れた第1の電源端子14及び第2の電源端子16とを備え、
電子機器70の内部に格納される本体部4と、電源コンセ
ント差込用の凹部24と、凹部24の底面26に突設された第
1の電源プラグ28及び第2の電源プラグ30とを備え、電
子機器70の外部に上記凹部24が露出されるソケット部6
とを有してなり、第1の電源プラグ28と第1の電源端子
14とを接続する電源線aと、第2の電源プラグ30と第2
の電源端子16とを接続する電源線bとの間に、複合型サ
ージ吸収素子42,42及びバリスタ46を接続したサージ吸
収回路40を、本体部4内部に収納した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はサージ吸収器に係り、特に、電子機器等に装備される電源ソケット と一体的に構成した本体部内部にサージ吸収回路を収納した、ソケット型サージ 吸収器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電源線を経由して電子機器内に侵入するサージやノイズから電子回路を保護す るため、電子回路前段にサージ吸収回路及びノイズフィルタ回路を介装すること が一般的に行われる。すなわち、バリスタやガスアレスタ等のサージ吸収素子を 備えたサージ吸収回路によって、高電圧のサージを吸収すると共に、コンデンサ とコイル等を備えたノイズフィルタ回路によって、低電圧かつ高周波のノイズを 減衰させ、もって広範囲のサージやノイズから電子回路を保護せんとするものあ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、上記サージ吸収回路及びノイズフィルタ回路を、電子機器の回路基板 上に実装していたが、電子機器の小型化が進むなかで、ノイズフィルタ回路の他 に、サージ吸収回路を配置するためのスペースを、上記回路基板上に確保するこ とが困難となってきた。また、電子機器の回路基板上にサージ吸収回路を組み込 むには煩雑な作業を要し、コストアップにつながるため、サージ防護対策を施さ れていない電子機器も多く存在し、かかる電子機器は、常にサージの侵入による 回路破壊の危険に晒されている。
【0004】 本考案は、上記した従来技術の課題を解決せんとするものであり、その目的と するところは、サージ吸収回路を電子機器の回路基板上に配置することなく、電 子回路をサージから有効に保護できるソケット型サージ吸収器を実現することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るソケット型サージ吸収器は、内部が 空洞なケースと、該ケースに突設された第1の電源端子及び第2の電源端子とを 備え、被取付機器の内部に格納される本体部と、電源コンセント差込用の凹部と 、該凹部の底面に突設された第1の電源プラグ及び第2の電源プラグとを備え、 被取付機器の外部に上記凹部が露出されるソケット部とを有してなり、上記第1 の電源プラグと上記第1の電源端子とを接続する第1の電源線と、上記第2の電 源プラグと上記第2の電源端子とを接続する第2の電源線との間に、サージ吸収 素子を接続したサージ吸収回路を、上記本体部内部に収納するよう構成した。
【0006】 上記ケースは、金属製ケースによって構成することが望ましい。また、上記サ ージ吸収素子は、電圧非直線抵抗体の両端に1対の電極を放電間隙を隔てて対向 配置し、これを放電ガスと共に気密容器内に封入したいわゆる複合型サージ吸収 素子によって構成するのが望ましい。
【0007】
【作用】
しかして、上記ソケット部の凹部に差し込まれた電源コンセントから、第1の 電源プラグ及び第2の電源プラグを介して供給された電圧は、上記線間に接続さ れたサージ吸収素子によって、サージ等の過電圧が吸収された後に、上記第1の 電源端子及び第2の電源端子を介して電子機器内の電子回路に給電される。
【0008】 上記のように、サージ吸収回路を、ほとんどの電子機器に通常装備されている 電源ソケットと一体化された本体部内部に収納したので、回路基板上にサージ吸 収回路を組み込むことなく、電子回路の前段にサージ吸収回路を介在させること ができる。また、サージ防護対策のとられていない既存の電子機器であっても、 その電源ソケット部分を交換することによって、サージ吸収回路を簡単に装着す ることができる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案を、図示の実施例に基づいて説明する。図1〜図3に示すように 、本実施例に係るソケット型サージ吸収器2は、本体部4とソケット部6とに大 別される。該本体部4は、内部が空洞な金属製のケース8と、該ケース8の背面 10の略中央に接続したアース端子12と、該アース端子12を挟むように上記背面10 に突設した第1の電源端子14及び第2の電源端子16とを有してなる。これら第1 の電源端子14及び第2の電源端子16の図示しない基端部は、それぞれケース8の 内部に挿通しており、合成樹脂等の絶縁材で構成される補強部材18,18によって 、ケース8から抜け落ちないよう固定されている。上記ケース8には、取り付け 用の第1のフランジ20が形成されている。
【0010】 上記ソケット部6は合成樹脂等の絶縁材によって形成され、第2のフランジ22 と、コンセント差し込み用の凹部24とを有し、該凹部24の低面26には、第1の電 源プラグ28、第2の電源プラグ30及びアースプラグ32が突設されている。これら 第1の電源プラグ28及び第2の電源プラグ30の図示しない基端部は、それぞれ上 記ケース8の内部に挿通している。
【0011】 上記ケース8の図示しない前面開口部から、ソケット部6の図示しない基端部 をケース8の内部に挿入することにより、本体部4にソケット部6が嵌着され、 ソケット型サージ吸収器2が形成される。なお、符号23は、上記第1のフランジ 20及び第2のフランジ22を貫通するネジ止め用孔を示す。
【0012】 上記ソケット型サージ吸収器2の内部には、図4に示す回路構成を有するサー ジ吸収回路40が形成される。すなわち、該サージ吸収回路40は、上記第1の電源 プラグ28と第1の電源端子14をつなぐ電源線aとアース線eとの間、及び上記第 2の電源プラグ30と第2の電源端子16をつなぐ電源線bと上記アース線eとの間 に、それぞれ複合型サージ吸収素子42,42を接続し、さらに、上記アース線eに 電圧非直線抵抗素子たるバリスタ46を接続してなる。
【0013】 上記複合型サージ吸収素子42,42は、図5に示すように、電圧非直線抵抗体50 の両端に、それぞれリード線52,52を導出した1対の電極54,54を放電間隙Lを 隔てて対向させ、これを上記電極54,54と外囲筒体56とによって形成される気密 容器内に放電ガス58と共に封入してなるものであり、サージへの応答性が良好で あると共に、電流耐量が大きいといういという特徴を有するものである。すなわ ち、上記リード線52,52間に定格電圧以上のサージが印加されると、まず電圧非 直線抵抗体50のいわゆるバリスタ動作により、10ー9秒程度の応答速度で直ちに サージ吸収が開始され、上記電圧非直線抵抗体50の抵抗値とサージ電流値との積 による電圧降下によって、上記電圧非直線抵抗体50の両端に制限電圧が現れる。 つづいて、電流量が増加するに伴ってこの制限電圧も上昇し、これが上記電極54 ,54間の放電開始電圧を超えると、電圧非直線抵抗体50の近傍領域で励起放電が 生じ、その付勢によって瞬時に電極54,54間に放電が転移して大電流を通ずる主 放電が生成され、このようなアレスタ動作によってサージが吸収される。
【0014】 一方、電圧非直線抵抗素子である上記バリスタ46は、図6に示すように、金属 酸化物60の表面及び裏面に電極62,62を各々形成し、この電極62,62よりリード 線64,64を導出した構造を有しており、金属酸化物60の電圧非直線特性により、 規定電圧に達すると電流が流れてサージ吸収が開始されるものである。
【0015】 本実施例において、複合型サージ吸収素子42,42の他に、かかるバリスタ46を 挿入したのは、以下の理由に基づく。複合型サージ吸収素子42,42のみを用いた 場合、コモンモードで電源線a,bにサージ電圧が印加されると上記複合型サー ジ吸収素子42,42のアレスタ動作によって放電を生じ、その電圧は放電維持電圧 となって電源電圧のピーク値以下にまで急激に低下する。これによって、上記の サージが吸収されるものであるが、このサージ吸収後においても、複合型サージ 吸収素子42,42の電圧は低い値のままである場合が多く、このために電源電圧に よって上記放電が維持されてしまい、いわゆる続流を生じる可能性がある。この 続流の発生を防止する目的で上記バリスタ46は機能する。すなわち、上記複合型 サージ吸収素子42,42に対して直列に接続されたバリスタ46の分担する電圧によ って、各電源線a,bとアース線eとの間の電圧を電源電圧のピーク値よりも高 い値に設定できるため、上記続流の発生は有効に防止される。
【0016】 一方、ノーマルモードで電源線a,bに侵入してきたサージ電圧に対しては、 電源線a,b間に互いに直列に接続された複合型サージ吸収素子42,42によって 、その放電維持電圧も2倍となり、この値を電源電圧のピーク値以上に設定する ことが容易となるため、続流の発生は上記と同様に効果的に防止される。
【0017】 上記複合型サージ吸収素子42,42及びバリスタ46の具体的な動作電圧について は、被保護回路の種類や動作環境等に応じて適宜設定される。
【0018】 上記ソケット型サージ吸収器2は、図7に示すように、その本体部4を電子機 器70の内部に格納すると共に、上記第1のフランジ20及び第2のフランジ22を電 子機器70の背面パネル72等にネジ止め等して装着される。この際、ソケット部6 の凹部24は電子機器70の外部に露出されることとなる。
【0019】 このソケット型サージ吸収器2は、電子機器70の回路基板72上に形成された、 ノイズフィルタ回路74と接続される。すなわち、このノイズフィルタ回路74は、 電源線a’及び電源線b’間に接続される第1のコンデンサ76と、電源線a’及 びb’にそれぞれ直列接続される第1のコイル78及び第2のコイル80と、上記電 源線a’,b’とアース線e’との間に接続される第2のコンデンサ82及び第3 のコンデンサ84とから構成され、上記電源線a’の一端がソケット型サージ吸収 器2の第1の電源端子14に接続されると共に、電源線b’の一端が第2の電源端 子16に接続される。そして、上記電源線a’の他端及び電源線b’の他端は、そ れぞれ次段に位置する図示しない被保護回路に接続される。
【0020】 上記ソケット部6の凹部24に挿入されたコンセント90を通じて、電源92からソ ケット型サージ吸収器2に給電される。該電圧は、上記サージ吸収回路40によっ て高電圧のサージが吸収処理された後に、第1の電源端子14及び第2の電源端子 16を介して上記電源線a’及びb’に供給され、上記ノイズフィルタ回路74によ って低電圧のノイズが減衰される。このようにして、サージ及びノイズを除去し た後に、被保護回路に電圧が供給される。
【0021】 上記のように、サージ吸収回路40は金属製のケース8内に形成されるので、該 サージ吸収回路40を構成する上記複合型サージ吸収素子42,42やバリスタ46が破 壊等した場合でも、電子機器70等への悪影響を遮断できる。
【0022】 なお、ソケット型サージ吸収器2の本体部4に格納されるサージ吸収回路とし ては、図4に示した上記サージ吸収回路40に限られず、保護すべき電子機器との 適合性等を考慮して、種々のサージ吸収素子を適宜組み込んだ回路を用いること ができる。また、必ずしも次段においてノイズフィルタ回路に接続される必要は なく、直接電子機器の電子回路と接続してもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案に係るソケット型サージ吸収器は、サージ吸収回路を格納した本体部を 、ほとんどの電子機器に通常装備される電源ソケットと一体的に構成したので、 電子機器の回路基板上にサージ吸収回路を組み込む必要がない。したがって、機 器の小型化等に伴って回路基板上にサージ吸収回路のための十分なスペースを確 保できない場合や、製造コスト面から回路基板上にサージ吸収回路を組み込めな い場合であっても、電子回路の前段にサージ吸収回路を介装することができ、電 源線を伝ってくるサージから電子回路を有効に保護することができる。また、サ ージ防護対策のとられていない既存の電子機器に対しても、その電源ソケット部 分を交換することによって、サージ吸収回路を簡単に装着させることができる。
【0024】 上記ケースを金属製ケースによって構成することにより、上記サージ吸収回路 を構成するサージ吸収素子等が破壊した場合の安全性が向上する。
【0025】 上記サージ吸収素子を、上記複合型サージ吸収素子によって構成することによ り、対サージ応答性に優れると共に、電流耐量の大きなサージ吸収回路を上記ソ ケット型サージ吸収素子内部に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す全体斜視図である。
【図2】上記実施例の前面図である。
【図3】上記実施例の上面図である。
【図4】上記実施例に係る回路図である。
【図5】複合型サージ吸収素子の構成を示す断面図であ
る。
【図6】バリスタの構成を示す断面図である。
【図7】上記実施例の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 ソケット型サージ吸収器 4 本体部 6 ソケット部 8 ケース 14 第1の電源端子 16 第2の電源端子 24 凹部 26 底面 28 第1の電源プラグ 30 第2の電源プラグ 40 サージ吸収回路 42 複合型サージ吸収素子 46 バリスタ 70 電子機器 a 電源線 b 電源線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が空洞なケースと、該ケースに突設
    された第1の電源端子及び第2の電源端子とを備え、被
    取付機器の内部に格納される本体部と、電源コンセント
    差込用の凹部と、該凹部の底面に突設された第1の電源
    プラグ及び第2の電源プラグとを備え、被取付機器の外
    部に上記凹部が露出されるソケット部とを有してなり、
    上記第1の電源プラグと上記第1の電源端子とを接続す
    る第1の電源線と、上記第2の電源プラグと上記第2の
    電源端子とを接続する第2の電源線との間に、サージ吸
    収素子を接続したサージ吸収回路を、上記本体部内部に
    収納したことを特徴とするソケット型サージ吸収器。
  2. 【請求項2】 上記ケースが、金属製ケースによって構
    成されることを特徴とする、請求項1に記載のソケット
    型サージ吸収器。
  3. 【請求項3】 上記サージ吸収素子が、複合型サージ吸
    収素子によって構成されることを特徴とする、請求項1
    または2に記載のソケット型サージ吸収器。
JP1991085782U 1991-09-25 1991-09-25 ソケット型サージ吸収器 Expired - Lifetime JP2519404Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004247727A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Abb Technologie Ag 避雷器の能動部

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