JPH052914U - 成形機の金型管路接続構造 - Google Patents
成形機の金型管路接続構造Info
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- JPH052914U JPH052914U JP5713991U JP5713991U JPH052914U JP H052914 U JPH052914 U JP H052914U JP 5713991 U JP5713991 U JP 5713991U JP 5713991 U JP5713991 U JP 5713991U JP H052914 U JPH052914 U JP H052914U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金型取付板側の管路と金型側の管路とを、金
型取付板に対する金型の取付けと同時にコンパクトに接
続するに際し、その管路接続作業性を簡素化し、金型の
交換作業性を良好とすること。 【構成】 可動板103に設けた管路231と、金型8
に設けた管路231´とを、可動板103に対する金型
8の取付状態下で互いに接続する成形機の金型管路接続
構造において、互いに接続される一対の管路231、2
31´のうちの一方の管路231の接続端を雄状接続部
とし、他方の管路231´の接続端を雌状接続部とし、
それら両接続部をOリング245を介して嵌合可能とす
るようにしたものである。
型取付板に対する金型の取付けと同時にコンパクトに接
続するに際し、その管路接続作業性を簡素化し、金型の
交換作業性を良好とすること。 【構成】 可動板103に設けた管路231と、金型8
に設けた管路231´とを、可動板103に対する金型
8の取付状態下で互いに接続する成形機の金型管路接続
構造において、互いに接続される一対の管路231、2
31´のうちの一方の管路231の接続端を雄状接続部
とし、他方の管路231´の接続端を雌状接続部とし、
それら両接続部をOリング245を介して嵌合可能とす
るようにしたものである。
Description
【0001】
本考案は、パリソンより洗剤の容器、化粧瓶等をブロー成形するブロー成形機
等に用いられて好適な、成形機の金型管路接続構造に関する。
【0002】
特公平2-48412 号公報には、成形機の金型管路接続構造として、金型取付板側
に設けられて金型を該金型取付板に押付け保持するクランプに温調流路の出入口
を開口すると共に、金型の上記クランプで押えられる面にも温調流路の出入口を
開口し、クランプにより金型を金型取付板に締付固定するとき、上述の両出入口
の合面間にシール材を挟圧する状態でそれら両出入口を互いに連通せしめるもの
が開示されている。
【0003】
この従来技術によれば、金型取付板側の管路と金型側の管路とを、金型取付板
に対する金型の取付けと同時にコンパクトに接続することができる。
【0004】
然しながら、上記従来技術には下記、の問題点がある。
【0005】
クランプを締付固定するに際し、金型側の出入口とクランプ側の出入口との
合致を確認する必要があり、金型の交換作業性が悪い。
【0006】
金型側の出入口とクランプ側の出入口の合面間にシール材を挟圧するもので
あるから、各出入口対毎にボルト等の締結固定手段を伴う必要があるから、金型
とクランプとが多数対の管路を備える場合に多大の作業時間が必要となり、金型
の交換作業性が悪い。
【0007】
本考案は、金型取付板側の管路と金型側の管路とを、金型取付板に対する金型
の取付けと同時にコンパクトに接続するに際し、その管路接続作業性を簡素化し
、金型の交換作業性を良好とすることを目的とする。
【0008】
請求項1に記載の本考案は、金型取付板に設けた管路と、金型に設けた管路と
を、金型取付板に対する金型の取付状態下で互いに接続する成形機の金型管路接
続構造において、互いに接続される一対の管路のうちの一方の管路の接続端を雄
状接続部とし、他方の管路の接続端を雌状接続部とし、それら両接続部をシール
材を介して嵌合可能とするようにしたものである。
【0009】
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の本考案において更に、金型取付
板と金型とが複数対の管路を有しており、各管路対における雄状接続部と雌状接
続部の接続方向が、それら管路対間で同一方向であるようにしたものである。
【0010】
請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の本考案において更に、雄
状接続部が、金型取付板又は金型に可撓的に植設される接続管にて構成されるよ
うにしたものである。
【0011】
本考案によれば、下記〜の作用効果がある。
【0012】
金型取付板側の管路と金型側の管路とは、金型を金型取付板に取付ける過程
で、それらの雄状接続部と雌状接続部とを雄雌嵌合することにてスムースに接続
される。
【0013】
上記において、雄状接続部と雌状接続部とはシール材を介して嵌合され、
嵌合と同時に液密あるいは気密を保持し得る。従って、接続部間の液密あるいは
気密確保のために、接続部間に介装されるシール材をボルト等にて挟圧する如く
の作業を伴う必要がない。
【0014】
複数対の管路を有する場合、各管路対における雄状接続部と雌状接続部の接
続方向がそれら管路対間で同一方向に設定されるから、金型を金型取付板に取付
ける過程で、金型を金型取付板に対して上述の雄状接続部と雌状接続部の接続方
向に沿って接近せしめることのみにより、全ての管路対を接続完了できる。
【0015】
雄状接続部が、金型取付板又は金型に可撓的に植設されるから、金型取付板
に対する金型の取付挿入位置がラフであっても、雄状接続部は雌状接続部にスム
ースに雄雌嵌合を開始できる。
【0016】
以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述する。
【0017】
図1において、1は回転式ブロー成形機であり、熱可塑性樹脂からなるチュー
ブ状の溶融パリソン2を垂直方向下方に押出す押出機10を有している。この押
出機10に併設されたベース5上に支軸6(図8参照)を介して回転自在に支持
されたターンテーブル7に、上記溶融パリソン2を挟持してブロー成形させる一
対の開閉金型8、8´を各台板9を介して6組それぞれ載置してあり、この6組
の各一対の開閉金型8、8´が図1に示すステーションAからステーションFま
での区間を間欠回転して順次一回りすることにより、上記溶融パリソン2を、例
えば、洗剤の容器、化粧瓶等になる成形品2´(図11参照)に連続的にブロー
成形することができるようになっている。
【0018】
上記押出機10は、図1〜図4に示すように、下ベース11と、この下ベース
11上に旋回駆動機構20により該下ベース11に対して水平方向に旋回自在に
設けられた上ベース12と、この上ベース12上に、上下駆動機構30により上
下方向に往復移動して下降時に上記一対の開閉金型8、8´内に溶融パリソン2
を供給する押出機本体13とで大略構成されている。
【0019】
この押出機本体13は、図1〜図4に示すように、その上後部側にペレット状
の熱可塑性樹脂(原料)を投入するホッパ14を有していると共に、このホッパ
14の下部に、モータ15等により回転するスクリュ16を内蔵して外側を図示
しない加熱器で加熱されるシリンダ18を有している。このシリンダ18内で加
熱溶融された熱可塑性樹脂は該シリンダ18の先端に設けられた管状押込みダイ
ヘッド19により3本のチューブ状の溶融パリソン2、2、2として垂直下方の
一対の開閉金型8、8´内に形成された3つの同一形状の各キャビティ内にそれ
ぞれ同時に押し出されて供給されるようになっている。尚、押出機本体13から
押し出される溶融パリソン2は3本に限定されず、1本、2本、或いは4本以上
でもよい。
【0020】
上記旋回駆動機構20は、図1〜図4に示すように、上記下ベース11の上面
の4隅に固定された各ガイド21と、上記上ベース12の下面の4隅に固定され
て上記各ガイド21に対してスライド自在に設けられた各ガイド22と、内周面
に内歯23aを有した旋回輪軸受(内ベアリング)23を上記下ベース11の上
面に固定し、軸部26aに固定された駆動ギヤ27が上記内ベアリング23の内
歯23aに噛合するモータ26とで構成されている。
【0021】
前記上下駆動機構30は、図2〜図4に示すように、上ベース12の後部と押
出機本体13の後部との間に設けられた一対のヒンジ31、31と、上ベース1
2の前部と押出機本体13の前部との間に介在された一対のショックアブソーバ
32、32と、上ベース12の上面の前側に起立した一対のブラケット33、3
3間に一端が軸支された一対のリンク34、34と、押出機本体13の下面の前
側に垂下した一対のブラケット35、35に一端が軸支されたリンク36と、上
ベース12の上面に起立したブラケット37に上下方向に揺動自在に軸支され、
ロッド38aの先端のコ字部に上記一対のリンク34、34の他端及び上記リン
ク36の他端を挟持するようにピン枢支した油圧シリンダ38とで大略構成され
ている。
【0022】
また、前記パリソン切断装置40は、図5、図7に示すように、上記ダイヘッ
ド19の下方に配設されて上記一対の開閉金型8、8´内に供給された3本の溶
融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2aが該一対の開閉金型8、8´の上
面より少し突出するようにそれぞれ一定長に切断するものである。このパリソン
切断装置40は、上記押出機本体13に固定されて上記シリンダ18の前部の下
方に水平に延びるベースプレート41と、このベースプレート41の基部上に支
軸43等を介して左右方向に揺動自在に支持されたエアシリンダ(アクチュエー
タ)42と、軸部44aの中央を上記ベースプレート41の先端の下面にボルト
45で固定されたワンウェイクラッチ46に嵌合させ、上記エアシリンダ42の
ロッド42aの先端がピン枢支されて該ロッド42aの進退往復動により一方向
(時計方向)に回転する回転板44と、この回転板44の軸部44aの下端に固
定された取付板47と、この取付板47の前部上面に複数本のボルト49等を介
して取付けられた先端が三角形状のカッター48と、上記ベースプレート41上
にエアシリンダ42及び回転板44に併設され、上記カッター48の切断開始位
置(回転始点位置)を決めるカッター位置決め機構50とで構成されている。そ
して、上記カッター48は、往復動せず、一方向に回転することによって、各溶
融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2aを切断するようになしてあるので
、各溶融パリソン2、2、2をそれぞれ常に一定の状態、例えば一定長に切断す
ることができる。尚、この各溶融パリソン2の上端2aはブロー成形後に成形品
2´の上部に上バリ2a´(口部のバリ)として残るようになっている。
【0023】
上記カッター位置決め機構50は、図5、図6に示すように、ベースプレート
41にエアシリンダ42と略平行に並ぶように固定された小型のエアシリンダ5
1と、上記ベースプレート41上に支軸53を介して該ベースプレート41の凹
部41a上に揺動自在に支持された一対のリンク52、52と、両端を上記一対
のリンク52、52の中央と上記エアシリンダ51のロッドの先端51aにそれ
ぞれピン枢支した中間リンク54と、上記一対のリンク52、52の先端間に支
軸56を介して回転自在に支持されると共に、前記回転板44の外周に形成され
た円弧状の切欠部44bに当接、離反自在にして上記カッター48の切断開始位
置(回転始点位置)を決めるローラ55とで構成されている。
【0024】
前記ベース5上に支軸6を介して回転自在に支持されたターンテーブル7の下
面周縁は該ベース5に立設した多数のベアリング60に載置してあると共に、該
ターンテーブル7の外周には、環状の従動ギヤ61を固定してある。この従動ギ
ヤ61には、上記ベース5上に立設された各支軸63を介して回転自在に支持さ
れた一対のアイドルギヤ62、62を噛合してある。また、この一対のアイドル
ギヤ62、62は上記ベース5上のACサーボモータ64の減速機65に取付ら
れた駆動ギヤ66に噛合している。この駆動ギヤ66と上記ターンテーブル7の
外周の従動ギヤ61との間に一対のアイドルギヤ62、62を介在したので、上
記各ギヤ間のバックラッシュを除去することができ、該ターンテーブル7の間欠
回転、停止時の位置決めを高精度で行なうことができるようになっている。
【0025】
また、図1、図8に示すように、上記ベース5上のターンテーブル7のステー
ションBの位置からステーションEの位置にかけて該ターンテーブル7を跨ぐよ
うに冂状の門枠67を立設してある。また、上記ベース5上のターンテーブル7
のステーションFの位置には取り出された成形品2´を収納する成形品収納器6
8及びシュート69を立設してある。そして、上記門枠67のターンテーブル7
のステーションBの位置には一対の開閉金型8、8´の上面の上方に突出した固
化前の溶融パリソン2の上端2aを偏平起立状態に修正させるバリ形状修正機構
70を配設してある。また、上記成形品収納器68のターンテーブル7の上方に
突出した上フレーム68aと中フレーム68b間には、中空成形後の上記一対の
開閉金型8、8´の開時に、成形品2´の上バリ2a´を把持して上昇させた後
、該成形品2´の上バリ2a´を吸着、胴体2b´を把持しながら取り出す成形
品取出装置80を設けてある。
【0026】
上記バリ形状修正機構70は、図8〜図10に示すように、上記門枠67のタ
ーンテーブル7のステーションBの一対の開閉金型8、8´の中間上方に固定さ
れたブラケット71に先端部を各ナット72により固定し垂下した4本のガイド
ボルト73、・・・ と、この各ガイドボルト73の下端に取付けられた冂字型の取
付プレート74と、この取付プレート74の両側部74a、74aに架け渡され
た一対のガイド軸75、75を貫通、摺動して一対の開閉金型8、8´の上面の
上方に突出した固化前の各溶融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2aをク
ランプして偏平起立状態に修正させる一対のクランパ76、76と、上記取付プ
レート74の両側部74a、74aの外側中央に取付けられ、各ロッド77aの
先端を上記各クランパ76の中央に固定して各クランパ76を当接、離反させる
一対のエアシリンダ77、77とで構成されている。また、一対のクランパ76
、76に冷却手段を設けて、溶融パリソン2の上端2aの固化を促進するように
しても良い。
【0027】
また、前記成形品取出装置80は、図11に示すように、前記成形品収納器6
8の上フレーム68aに配設され、ブロー成形後の一対の開閉金型8、8´の開
時に、各成形品2´の上バリ2a´を把持して上昇させる上バリ把持取出機構8
1と、上記成形品収納器68の中フレーム68bに配設され、上記上バリ把持取
出機構81により上昇して来た各成形品2´の上バリ2a´を吸着すると共に、
その胴体2b´を把持して 180°回転して上記成形品収納器68内に成形品2´
を収納する吸着把持搬送機構90とで構成されている。
【0028】
上記上バリ把持取出機構81は、図11〜図14に示すように、上記成形品収
納器68の上フレーム68a上の先端側に立設したエアシリンダ82と、このエ
アシリンダ82のロッド82aの先端に固定され、該ロッド82aの伸縮により
上下方向に移動する略冂字型の取付プレート83と、この取付プレート83の両
側部83a、83bに架け渡された一対のガイド軸84、84を貫通、摺動して
開時の一対の開閉金型8、8´内より成形品2´の上バリ2a´を把持する一対
のチャック85、86と、上記取付プレート83の一側部83aの内面中央に取
付けられ、ロッド87aの先端を一方のチャック86の中央に固定したエアシリ
ンダ87と、上記取付プレート83の一側部83aの外面両側に取付けられ、各
ロッド88aの先端を上記他方のチャック85の両側にそれぞれ固定して該他方
のチャック85の3つのチャック片89と上記一方のチャック86を当接、離反
させる一対のエアシリンダ88、88とで構成されている。そして、上記各エア
シリンダ87、88のロッド87a、88aの進動により一方のチャック85の
3つのチャック片89と他方のチャック86とで成形品2´の上バリ2a´を上
端を把持して、エアシリンダ82のロッド82aの退動により成形品2´を開時
の一対の開閉金型8、8より取り出して前記成形品収納器68の上フレーム68
aの下方の所定位置まで上昇させるようになっている。尚、チャック85、86
に冷却手段を設けても良い。
【0029】
上記吸着把持搬送機構90は、図11、図15〜図17に示すように、成形品
収納器68の中フレーム68b上に立設したモータ92により 180°毎回転する
一対のアーム91、91と、この各アーム91の前端の両側部にそれぞれ設けら
れた一対のガイド軸93、93に沿って前後方向にスライド自在に設けられたス
ライド枠94と、このスライド枠94にロッド95aの先端が固定され、該ロッ
ド95aの進退動により上記スライド枠94を前後方向に往復移動させるエアシ
リンダ95と、上記スライド枠94の上部前面に等距離隔てて取付けられ、成形
品2´の上バリ2a´をバキューム吸着する3個の吸着パッド96と、上記スラ
イド枠94の下部前面側に等距離隔てて取付けられ、各エアシリンダ98により
成形品2´の胴体2b´を把持したり、把持を解除する3組の各一対の把持片9
7、97とで構成されている。尚、図11中符号99は近接スイッチであり、こ
の各近接スイッチ99により上記一対のアーム91、91の各前端にそれぞれ設
けられた上記各吸着パッド96及び各一対の把持片97、97が、開いた一対の
開閉金型8、8´上及び成形品収納器68のシュータ69上にそれぞれ来るよう
に該一対のアーム91、91の回転位置をそれぞれ決めるようになっている。
【0030】
前記ターンテーブル7上に6枚の台板9を介して60°おきに配設された6組の
前記各一対の開閉金型8、8´は、図8、図18に示す型締装置100により開
閉自在にしてある。この型締装置100は、上記台板9上の中央に等距離隔てて
起立した3個の各支持ブロック102を介して水平方向に平行になるように固定
された一対のガイド軸101、101と、この一対のガイド軸101、101に
スライド自在に設けられ、対向する面に上記各金型8、8´をそれぞれ固定した
一対の可動板103、103´と、この各可動板103、103´の背面側に一
端が固定され、上記各金型8、8´を当接、離反させる一対のクランプロッド1
04、104´と、上記台板9の一端(外側)に立設したブラケット106に上
記各ガイド軸101、101の高さより下方に位置する枢軸107を介して揺動
自在に支持され、上端に上記一方のクランプロッド104´の他端を中間リンク
108を介してピン枢支すると共に下端部を上記台板9の上面より開口部9aを
経て下方に突出させた揺動レバー105と、上記台板9の下方に一対のブロック
109、109を介してスライド自在に支持され、一端が中間リンク111を介
して上記揺動レバー105の上記クランプロッド104´の他端にピン枢支され
た中間リンク108の他端と枢軸107間の距離と等距離隔てた下端にピン枢支
されたスライドロッド110と、上記台板9の開口部9bを経て上記スライドロ
ッド110及び上記他方のクランプロッド104の各他端をそれぞれ連結すると
共に、上記台板9の他端(内側)に起立したブラケット113に沿ってスライド
する連結板112と、門枠67のステーションA、Fに対応する位置に垂下され
た一対の油圧シリンダ(アクチュエータ)114、115により上記連結板11
2を往復移動自在にさせ、この一方の油圧シリンダ114により該連結板112
を往動させて上記一対の開閉金型8、8´を閉じると共に、他方の油圧シリンダ
115により該連結板112を復動させて該一対の開閉金型8、8´を開いてそ
れらの状態を保持するトグル機構120とで構成されている。
【0031】
このトグル機構120は、台板9の他端(内側)に起立したブラケット113
に支軸122を介して上下方向に回動自在に支持され、一端が上記他方の油圧シ
リンダ115に押圧されて他端が上方に撥ね上がる第1のリンク121と、中途
部が上記第1のリンク121の他端にピン枢支され、他端が上記連結板112に
ピン枢支されていると共に上記ブラケット113の開口部113aに沿ってスラ
イドされ、上記第1のリンク121の他端が上方に撥ね上がったときに連結板1
12を復動させると共に、一端に回転自在に支持されたローラ124が上記一方
の油圧シリンダ114に押圧されて該連結板112を往動させる第2のリンク1
23とで構成されている。
【0032】
以上実施例の回転式ブロー成形機1により、各一対の開閉金型8、8´をステ
ーションAからステーションFへ間欠回転させて溶融パリソン2をブロー成形す
る手順を説明する。
【0033】
まず、ステーションFで図18に示すように開かれ、成形品取出装置80によ
り各成形品2´を取り出した一対の開閉金型8、8´がステーションAに回転し
てくる。そこで、ACサーボモータ64を停止させ、上記一対の開閉金型8、8
´がステーションAで停留すると、上記一対の開閉金型8、8´は、既に所定の
長さに押し出されている各溶融パリソン2、2、2を挟持するように型締装置1
00により閉じられる。即ち、上記型締装置100の第2のリンク123のロー
ラ124が油圧シリンダ114により下方に押圧され、連結板112が台板9上
を外側(ターンテーブル7の半径方向外側)に向けて移動(往動)する。この連
結板112の往動により、一方のクランプロッド104が一方の金型8を閉じる
方向に押すと共に、他方のクランプロッド104´がスライドロッド110、中
間リンク111、揺動レバー105、中間リンク108を介して上記一方のクラ
ンプロッド104と反対方向に移動して他方の金型8´を閉じる方向に押す。こ
れにより、上記一対の開閉金型8、8´は3本の溶融パリソン2、2、2を挟持
するようにして瞬時に閉じられる。この一対の開閉金型8、8´の型締めと略同
時にパリソン切断装置40のエアシリンダ42のロッド42aの進退動によりカ
ッター48が図5の矢印の一方向(時計方向)に高速回転し、上記3本の溶融パ
リソン2、2、2を瞬時にそれぞれ切断する。上記カッター48はワンウェイク
ラッチ46により一方向に回転して各溶融パリソン2、2、2を切断するので、
各溶融パリソン2、2、2をそれぞれ常に一定の状態、例えば常に同じ一定長に
切断することができる。これにより、各溶融パリソン2、2、2の切断長さの監
視やそのデータ処理によるフィドバック制御が容易にできる。また、カッター4
8の切断開始位置は、カッター位置決め機構50により図5の実線で示す位置に
常に位置決めされるので、各溶融パリソン2、2、2を常に同じ一定長に切断す
る効果が促進される。
【0034】
この各溶融パリソン2、2、2の切断と略同時に、上記押出機10の押出機本
体13のダイヘッド19側は、図2に示すように、上下駆動機構30により一対
のヒンジ31、31を中心として上方に回転して上昇する。これにより、一対の
開閉金型8、8´が次のステーションBへ回転する際に、上記一対の開閉金型8
、8´とダイヘッド19より押し出し中の各溶融パリソン2、2、2とが干渉す
ることがない。一対の開閉金型8、8´と押し出し中の各溶融パリソン2、2、
2、とが干渉しない位置に回転すると、押出機10の押出機本体13のダイヘッ
ド19側が、図2に示すように、一対のヒンジ31、31を中心として上下駆動
機構30の油圧シリンダ38のロッド38aの退動により下方に回転して下降す
ると共に、次の一対の開閉金型8、8´がステーションAに停留する時に各溶融
パリソン2、2、2が所定の長さに押し出されているように、ダイヘッド19よ
り3本の溶融パリソン2、2、2を連続的に押し出し続ける。
【0035】
次に、前記ACサーボモータ64を駆動させて上記一対の開閉金型8、8´が
閉じられた状態で、ステーションBからステーションEまで60°毎に順次間欠回
転、停止を繰り返すことにより、上記一対の開閉金型8、8´に内蔵された図示
しないブローニードルにより一対の開閉金型8、8´内に挟持された上記各溶融
パリソン2の中に圧縮空気が吹き込まれて所定形状に中空状にブロー成形され、
成形後は一対の開閉金型8、8´内で成形品2´を冷却する。
【0036】
この一対の開閉金型8、8´では、圧縮空気の吸込み装置がブローピンではな
く、ブローニードルであるため、ブローピンでの成形品2´の取り出しができな
い。よって、上記ステーションBにおいて、上記一対の開閉金型8、8´の上面
より少し突出している固化前の各溶融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2
aをバリ形状修正機構70の一対のクランパ76、76によりそれぞれクランプ
して各溶融パリソン2、2、2の上端2a、2a、2aを偏平起立状態に修正し
、後述する成形品取出装置80により上記一対の開閉金型8、8´内から成形品
2´を取り出し易くしている。
【0037】
また、上記ステーションAからステーションFまでの各区間を、大径(例えば
2700mm)で高重量(約10トン)のターンテーブル7は、ACサーボモータ64、
駆動ギヤ66、一対のアイドルギヤ62、62、従動ギヤ61等から成るターン
テーブル駆動装置により高速(例えば2.5 秒)でそれぞれ間欠回転して(例えば
60°の区間を1.6 秒で回転移動した後0.9 秒停止する)、上記一対の開閉金型8
、8´を順次間欠回転させる。また、上記ターンテーブル7の外周に固定された
環状の従動ギヤ61とACサーボモータ64の回転を伝達する駆動ギヤ66との
間に一対のアイドルギヤ62、62を介在したので、各ギヤ間のバックラッシュ
を除去することができる。これにより、上記ターンテーブル7の回転、停止時の
位置決めをより高精度で行なうことができる。
【0038】
上記一対の開閉金型8、8´がステーションFに来ると、成形品取出装置80
の上バリ把持取出機構81の一対のチャック85、86が既に下降しているので
、上記一対の開閉金型8、8´の上面より突出してバリ形状修正機構70により
偏平起立状態に修正された成形品2´の上バリ2a´を上記チャック85の各チ
ャック片89とチャック86で把持する。この把持と略同時に油圧シリンダ11
5により前記型締装置100を作動させて上記一対の開閉金型8、8´を開く。
そして、上バリ把持取出機構81のエアシリンダ82のロッド82aの退動によ
り上記一対のチャック85、86を吸着把持搬送機構90まで上昇させる。上記
成形品2´が上バリ把持取出機構81により上昇し終ると、今度は、図11に示
すように、吸着把持搬送機構90の一方のアーム91に設けられた各吸着パッド
96が上記成形品2´の上バリ2a´の上記一対のチャック85、86の直下部
を確実にバキューム吸着すると共に、その胴体2b´を各一対の把持片97、9
7により該成形品2´が振れることなく確実に保持する。次に、上記アーム91
がモータ92により 180°回転して、上記吸着及び把持状態を解除することによ
り、出来上がった各成形品2´は成形品収納器68内にそれぞれ収納される。
【0039】
上記型締装置100による一対の開閉金型8、8´の型開きは、前記型締めと
逆方向に連結板112を移動(復動)させることにより行なわれる。この型締装
置100の揺動レバー105の枢軸107は、一対のガイド軸101、101の
高さより下方に位置し、且つ、この枢軸107からクランプロッド104´の他
端の中間リンク108のピン枢支点までの距離と、枢軸107からスライドロッ
ド110の中間リンク111のピン枢支点までの距離を等距離にすると共に、一
対のガイド軸101の位置と台板9の上面との位置の中間に上記枢軸107を設
けたので、型締装置100の型締力を、一対のガイド軸101、101と台板9
とで均等に分けることができ、台板9等に無理な負荷がかかることがない。また
、上記一対の開閉金型8、8´の開閉状態は、第1のリンク121、第2のリン
ク123等から成る簡単な構造のトグル機構120により確実に保持することが
できる。
【0040】
また、回転式ブロー成形機1によるブロー成形終了後に、押出機10のスクリ
ュ16を清掃するために抜き出す場合に、図1の2点鎖線に示すように、ターン
テーブル7に対して押出機10の押出機本体13が旋回駆動機構20により所定
角度旋回させることができる。これにより、型締装置100等に押出機本体13
が干渉することがなく、上記スクリュ16等の清掃を容易にすることができる。
また、押出機本体13を旋回式にしたので、回転式ブロー成形機1の設置スペー
スは省スペースで済む。
【0041】
尚、前記実施例によれば、回転式ブロー成形機1の押出機10を上下駆動機構
30により一対のヒンジ31、31を中心として上下動自在に設けたが、押出機
10はこれに限られず、図19に示す他の実施例の押出機10´のように、一対
のヒンジ31´、31´の位置を逆V字型のフレーム3を介してダイヘッド19
の高さと略同一高さ(同一水平面上)にしても良い。これにより、ダイヘッド1
9の振動やパリソン2の芯ズレ等を確実に解決することができる。尚、他の構成
は前記実施例と同様であるので、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】
次に、上記ブロー成形機1によるブロー成形方法について詳述する。
【0043】
ブロー成形機1は、パリソン2を押出し、垂下せしめる押出機10と、パリソ
ン2の一端部をプリシールするプリシール装置200と、プリシールされたパリ
ソン2内に圧縮空気をプリブローするように押出機10のダイヘッド19に内蔵
したプリブロー装置201と、パリソン2を挟持し、該パリソン2の両端部を閉
じる一対の金型8、8´と、金型8、8´内にて閉じられたパリソン2内に圧縮
空気を、該パリソン2が金型8、8´のキャビティに一致するまで注入するよう
に金型8に内蔵したブロー装置202とを有して構成される。
【0044】
そして、ブロー成形機1にあっては、押出機10から押出されたパリソン2を
垂下せしめ、該パリソン2の一端部をプリシール装置200によって挟圧してプ
リシールし、プリブロー装置201にてパリソン2内に圧縮空気をプリブローし
、次いで該パリソン2を一対の金型8、8´により挟持することにてパリソン2
の両端部を閉じ、閉じられたパリソン2内に圧縮空気を、該パリソン2が金型8
、8´のキャビティに一致するまで注入することにて成形品2´をブロー成形し
、成形された成形品2´を金型8、8´内で冷却するのである。図25において
、230は金型8、8´内に設けた冷却水路である。
【0045】
然るに、ブロー成形機1は、図20に示す如く、一対の金型8、8´の下端部
にプリシール装置200を設けている。プリシール装置200は、一対のプリシ
ール板203、203´を金型8、8´の合面の前方に突出配置するとともに、
このプリシール板203、203´を背面から弾発支持する圧縮ばね204、2
04´を備える。これにより、プリシール装置200は、金型8、8´の閉止中
間過程で、パリソン2の一端部をプリシール板203、203´により挟圧して
プリシールする。他方、ブロー成形機1は、押出機10のダイヘッド19中央部
にプリブロー装置201の圧縮空気吐出口205を開口し、この圧縮空気吐出口
205から常時圧縮空気を吐出させている。このため、プリシール装置200に
よりパリソン2の一端部が上述の如くにプリシールされると、プリブロー装置2
01が供給する圧縮空気がパリソン2の全体を膨らませ、2枚のパリソン皮間に
一定の空隙を形成し、この後工程で金型8、8´のキャビティ内にブロー装置2
02のブローニードル210が2枚のパリソン皮を刺通し、パリソン2のブロー
成形を不能とすることを防止する。
【0046】
即ち、ブロー成形機1にあっては、パリソン2のプリシールを、金型8、8´
の下部、従って押出機10から最大限離れた位置で行なうことになる。従って、
パリソン2は、プリシールに際し、押出機10のダイヘッド19におけるダイス
19Aとコア19Bの直下で強い曲げ作用を受ける如くがなく、リングマーク疵
を生ずることがない。このため、パリソン2の下端部にて切除すべき下バリを小
さくでき、歩留り向上できる。
【0047】
また、ブロー成形機1にあっては、パリソン2をプリシールする段階で、パリ
ソン2は成形品の全長に相当する長さを押出されており、パリソン2はプリブロ
ーによって全体が均等に膨らむ。このため、プリブローは、パリソン2の押出し
の全過程で行なうことができ、プリシール前のプリブローはパリソン2を単に貫
通して放出され、プリシール後のプリブローはパリソン2を全体均等に膨らませ
ることとなる。即ち、プリブロー開始のタイミングを監視する如くが不要であり
、プリブローの制御を簡素化できる。
【0048】
更に、ブロー成形機1は、図21に示す如く、金型取付板である可動板103
に取付けられる金型8に、ブロー装置202のブローニードル210及びブロー
ニードル駆動部211を内蔵している。即ち、金型8の各キャビティに対応する
背面部にはガイドブロック212が一体化され、このガイドブロック212にブ
ロ−ニードル駆動部211が一体化されている。そして、ブローニードル駆動部
211は、エアシリンダ213及びピストンロッド214を有して構成され、ピ
ストンロッド214にブローニードル210の基端部を連結している。ブローニ
ードル駆動部211は、エアシリンダ213のニードル突出し口213Aとニ−
ドル戻し口213Bとに対する圧縮空気の供給を選択的に切換えることにより、
ブローニードル210をキャビティ侵入位置(図21(B)参照)とキャビティ
退出位置(図21(A)、(C)参照)のいずれかに切換え設定する。ブローニ
ードル210がキャビティ侵入位置に設定されるとき、ガイドブロック212に
設けた空気導入口215がブローニードル210の中心部に穿設した空気通路2
16に連通する。ブローニードル210がキャビティ退出位置に設定されるとき
、ガイドブロック212に設けた空気放出口217が金型8に設けたニードルガ
イド孔218を介してキャビティ内空間に連通する。
【0049】
従って、ブロー成形機1にあっては、(1) 一対の金型8、8´が開いて、パリ
ソン2が金型8、8´の合面間に挿入されるとき、ブローニードル駆動部211
はブローニードル210をキャビティ退出位置に設定し、(2) 一対の金型8、8
´が閉じたとき、ブローニードル駆動部211はブローニードル210をキャビ
ティ侵入位置に設定し、前述の如くにプリブローされているパリソン2の1枚の
パリソン皮をブローニードル210の先端にて刺通し、空気導入口215から供
給される圧縮空気をパリソン2内に注入する。このブローニードル210による
圧縮空気の注入は、パリソン2が金型8、8´のキャビティに一致して成形され
、更に冷却されるまで続けられる。そして、(3) 一対の金型8、8´が開く直前
で、ブローニードル駆動部211はブローニードル210をキャビティ退出位置
に設定し、成形品2´内の高圧空気をパリソン2のニードル刺通孔から金型8の
ニードルガイド孔218を介して空気放出口217から大気放出し、型開き時に
成形品2´内の高圧空気が該成形品2´を変形させるのを防止する。
【0050】
また、ブロー成形機1は、図21に示す如く、金型8、8´に、エジェクタ装
置220のエジェクタピン221及びエジェクタピン駆動部222を内蔵してい
る。即ち、金型8、8´の上下両端部にはエジェクタピン駆動部222のエアシ
リンダ223が内蔵され、このエアシリンダ223のピストンロッドはエジェク
タピン221を構成している。エジェクタピン駆動部222は、エアシリンダ2
23のピン突出し口223Aとピン戻し口223Bとに対する圧縮空気の供給を
選択的に切換えることにより、エジェクタピン221を、金型8、8´の上下閉
止面内に没入せしめる待機位置(図21(A)、(B)参照)と金型8、8´の
上下閉止面から突出せしめる作業位置(図21(C)参照)のいずれかに切換え
設定する。224は金型8、8´に設けたピンガイド孔である。
【0051】
これにより、ブロー成形機1にあっては、一対の金型8、8´が開いた成形品
2´の取出し時に、図21(C)に示す如く、エジェクタピン駆動部225がエ
ジェクタピン221を金型8、8´の上下閉止面から突出し、金型8、8´の上
端側に設けた一対のエジェクタピン221により成形品2´の上バリを挟持し、
且つ、金型8、8´の下端側に設けた一対のエジェクタピン221により成形品
2´の下バリを挟持する如くにより、成形品2´を金型8、8´から取出し可能
とする。
【0052】
即ち、ブロー成形機1にあっては、ブロー装置202のブローニードル210
及びブローニードル駆動部211や、エジェクタ装置220のエジェクタピン2
21及びエジェクタピン駆動部222が金型8、8´に内蔵されているから、金
型8、8´を金型取付板である可動板103、103´に着脱するに際し、それ
らブローニードル210やエジェクタピン221を金型8、8´内のニードルガ
イド孔218やピンガイド孔224に挿通したり、それらブローニードル210
、エジェクタピン221とそれらの駆動部211、222とを着脱する等のセッ
ト作業が不要であり、金型8、8´の交換作業性を良好にできる。
【0053】
また、ブローニードル210やエジェクタピン221が、金型8、8´内のニ
ードルガイド孔218、ピンガイド孔224に予め挿通されており、且つ金型8
、8´内でそれらの駆動部211、222と予め一体化されている。従って、そ
れらブローニードル210、エジェクタピン221とニードルガイド孔218、
ピンガイド孔224との組付位置誤差や、それらブローニードル210、エジェ
クタピン221とそれらの駆動部211、222との着脱部における機械的なが
た、組付位置誤差を伴う可能性がなく、それらブローニードル210、エジェク
タピン221のスムースな作動性を確保できる。
【0054】
次に、ブロー成形機1において、金型取付板である可動板103、103´に
設けた冷却水供給管路231と金型8、8´に設けた冷却水供給管路232の対
、可動板103、103´に設けた冷却水排出管路233と金型8、8´に設け
た冷却水排出管路234の対、可動板103に設けたブローシリンダ用空気供給
管路235と金型8に設けたブローシリンダ用空気供給管路236の対、可動板
103に設けたブローシリンダ用空気排出管路237と金型8に設けたブローシ
リンダ用空気排出管路238の対、可動板103に設けたブロー用吹出し空気供
給管路239と金型8に設けたブロー用吹出し空気供給管路240の対、可動板
103、103´に設けたエジェクタシリンダ用空気供給管路241と金型8、
8´に設けたエジェクタシリンダ用空気供給管路242の対、可動板103、1
03´に設けたエジェクタシリンダ用空気排出管路243と金型8、8´に設け
たエジェクタシリンダ用空気排出管路244の対のそれぞれの管路対を、可動板
103、103´に対する金型8、8´の取付状態下で互いに接続する構造につ
いて説明する。
【0055】
まず、冷却水供給管路231、232、冷却水排出管路233、234につい
ては、図24〜図26に示す如く、可動板103、103´側の管路231、2
33の接続端をそれら可動板103、103´に植設される雄状接続管231A
、233Aとし、金型8、8´側の管路232、234の接続端を孔状の雌状接
続部232A、234Aとし、雄状接続管231A、233Aを雌状接続部23
2A、234Aに設けたOリング245を介して密着嵌合可能としている。ここ
で、Oリング245は1つでも良く、3つ以上設けても良い。
【0056】
尚、可動板103、103´に対する雄状接続管231Aの植設構造(雄状接
続管233Aも同一)は、図26(B)に示す如く、雄状接続管231Aの基端
部を可動板103、103´に設けた植設孔246に遊挿し、且つ該植設孔24
6に設けたOリング247に密着嵌合し、更に雄状接続管231Aに設けた小径
部248を可動板103、103´に設けたゴム板等の弾性板249の支持孔2
50に可撓的に固定支持するものである。Oリング247は、2つ以上設けても
良い。251は小径部248に挿着されたスナップリング、252は不図示のボ
ルトによって可動板103、103´に固定されて弾性板249を該可動板10
3、103´に押さえ保持する押さえ板である。
【0057】
また、ブローシリンダ用空気供給管路235、236、ブローシリンダ用空気
排出管路237、238については、図22、図24、図25に示す如く、可動
板103側の管路235、237の接続端をそれら可動板103に植設される雄
状接続管235A、237Aとし、金型8側の管路236、238の接続端を孔
状の雌状接続部236A、238Aとし、雄状接続管235A、237Aを雌状
接続部236A、238Aに設けたOリング(不図示)を介して密着嵌合可能と
している。尚、可動板103に対する雄状接続管235A、237Aの植設構造
は、図26(B)に示した雄状接続管231Aにおけると同様な可撓状としたも
のである。
【0058】
また、ブロー用吹出し空気供給管路239、240については、図22、図2
4、図25に示す如く、可動板103側の管路239の接続端をそれら可動板1
03に植設される雄状接続管239Aとし、金型8側の管路240の接続端を孔
状の雌状接続部240Aとし、雄状接続管239Aを雌状接続部240Aに設け
たOリング(不図示)を介して密着嵌合可能としている。尚、可動板103に対
する雄状接続管239Aの植設構造は、図26(B)に示した雄状接続管231
Aにおけると同様な可撓状としたものである。
【0059】
また、エジェクタシリンダ用空気供給管路241、242、エジェクタシリン
ダ用空気排出管路243、244については、図24、図25に示す如く、可動
板103、103´側の管路241、243の接続端をそれら可動板103、1
03´側に植設される雄状接続管241A、243Aとし、金型8、8´側の管
路242、244の接続端を孔状の雌状接続部242A、244Aとし、雄状接
続管241A、243Aを雌状接続部242A、244Aに設けたOリング(不
図示)を介して密着嵌合可能としている。尚、可動板103、103´に対する
雄状接続管241A、243Aの植設構造は、図26(B)に示した雄状接続管
231Aにおけると同様な可撓状としたものである。
【0060】
ここで、可動板103、103´と金型8、8´が有する各管路対231と2
32、233と234、235と236、237と238、239と240、2
41と242、243と244にあっては、それら雄状接続管231A、233
A、235A、237A、239A、241A、243Aと雌状接続部232A
、234A、236A、238A、240A、242A、244Aとの接続方向
を、それら管路対間で同一方向に設定している。
【0061】
即ち、ブロー成形機1にあっては、金型取付板である可動板103、103´
側の管路231、233、235、237、239、241、243と金型8、
8´側の管路232、234、236、238、240、242、244とが、
金型交換等に際し金型8、8´を後述する吊り構造にて吊りおろし、該金型8、
8´の両側取付凸部253を可動板8、8´の両側取付凹部254に差し込む如
くに取付ける過程で、それらの雄状接続管231A等と雌状接続部232A等と
を雄雌嵌合することにてスムースに接続できる。
【0062】
また、雄状接続管231A等と雌状接続部232A等とはOリング245等を
介して嵌合され、嵌合と同時に液密あるいは気密を保持し得る。従って、接続部
間の液密あるいは気密を確保するために、接続部間に介装されるシール材をボル
ト等にて挟圧する如くの作業を伴う必要がない。
【0063】
また、複数対の管路231、232等を有するに際し、各管路対231、23
2等における雄状接続管231A等と雌状接続部232A等との接続方向がそれ
ら管路対間で同一方向に設定されるから、金型8、8´を可動板103、103
´に取付ける過程で、金型8、8´を可動板103、103´に対して上述の雄
状接続管231A等と雌状接続部232A等との接続方向に沿って接近せしめる
ことのみにより、全ての管路対を接続完了できる。
【0064】
また、雄状接続管231等が、可動板103、103´に可撓的に植設される
から、可動板103、103´に対する金型8、8´の取付挿入位置がラフであ
っても、雄状接続管231A等は雌状接続部232Aにスムースに雄雌嵌合を開
始できる。
【0065】
尚、ブロー成形機1にあっては、金型8,8´の両側取付凸部253を可動板
103、103´の両側取付凹部254に差込み取付ける過程で、可動板103
、103´側の管路231等と金型8、8´側の管路232等とを上述の如くに
雄雌嵌合させて接続せしめると同時に、金型8、8´の下端位置決め凹部255
を可動板103、103´の下端位置決め凸部256に係合せしめ、且つ金型8
、8´の下端面を可動板103、103´の下端受部257に載置せしめること
にて位置決めされた後、可動板103、103´側の油圧クランプ装置258の
爪259にて金型8、8´を強固に固定保持し、両者の取付けを完了する。
【0066】
然して、ブロー成形機1にあっては、金型交換に際し、金型取付板としての可
動板103、103´に対し金型8、8´を着脱するための金型吊り構造として
、以下の如くを備える。
【0067】
即ち、各金型8、8´は、図22、図23に示す如く、それらの両側部にフッ
ク状の吊り係止部261、261´を設け、それら両吊り係止部261、261
´に係止する左右の吊り具262により吊上げ可能とされている。尚、図22に
おいて、263は吊りワイヤ、264はクレーンである。
【0068】
ここで、ブロー成形機1にあっては、両吊り係止部261、261´間の中央
位置を、図27(A)に模式的に示す如く、一対の金型8、8´の各個別重心G
1 、G2 の総合重心G線上に位置するように設定している。
【0069】
また、一対の金型8、8´のうちの一方の金型8´は、バランスウエイト26
5を備えている。金型8´の側のバランスウエイト265は、金型8の側のブロ
ー装置202の重量に略バランスするものである。
【0070】
また、吊り具262は、両吊り係止部261、261´に係止する係止ピン2
66の両端部から立ち上がる部分を金型開き規制部267としている。各金型開
き規制部267は、各吊り係止部261、261´の各側部に係合して一対の金
型8、8´の開きを阻止するものである。
【0071】
即ち、ブロー成形機1にあっては、一対の金型8、8´のそれぞれに設けた両
吊り係止部261、261´間の中央位置が、それら一対の金型8、8´の総合
重心G線上に位置するように設定されているから、それら両吊り係止部261、
261´を吊り具262にて係止し、吊り上げるだけで、それら一対の金型8、
8´を水平に吊上げできる。
【0072】
また、ブロー成形機1にあっては、一方の金型8´にバランスウエイト265
を設けることにより、それら一対の金型8、8´の総合重心G線を両金型8、8
´の合面に略一致させることができ、結果として各金型8、8´に設ける吊り係
止部261、261´をそれらの合面近傍にて互いに近接設置できる。従って、
それら両吊り係止部261、261´に係止する吊り具262をコンパクト化で
きる。
【0073】
また、ブロー成形機1にあっては、各吊り係止部261、261´が各金型8
、8´の個別重心G1 、G2 線上に位置していないとき、金型8、8´を吊り上
げると、各金型8、8´に作用する重力は対応する吊り係止部261、261´
回りでのモーメントを生じ、それら一対の金型8、8´をそれらの下部にて互い
に開こうとする。このとき、上記実施例にあっては、吊り具262の金型開き規
制部267が両吊り係止部261、261´の各側部に係合してそれら一対の金
型8、8´の開きを阻止するから、格別な開き阻止具を用いることなく、金型8
、8´の開きを阻止できる。図27(B)は各吊り係止部261、261´が各
金型8、8´の個別重心G1 、G2 の内側に位置し、吊り具262の外側の金型
開き規制部267が対応する吊り係止部261、261´の外側の側部に係合し
てそれら一対の金型8、8´の開きを阻止する状態である。また、図27(C)
は各吊り係止部261、261´が各金型8、8´の個別重心G1 、G2 の外側
に位置し、吊り具262の外側の金型開き規制部267Aと内側の金型開き規制
部267Bのそれぞれが対応する吊り係止部261、261´の外側の側部と内
側の側部のそれぞれに係合してそれら一対の金型8、8´の開きを阻止する状態
である。
【0074】
以上のように本考案によれば、金型取付板側の管路と金型側の管路とを、金型
取付板に対する金型の取付けと同時にコンパクトに接続するに際し、その管路接
続作業性を簡素化し、金型の交換作業性を良好とすることができる。
【図1】図1は本考案の一実施例を示す回転式ブロー成
形機の平面図である。
形機の平面図である。
【図2】図2は同ブロー成形機の押出機の側面図であ
る。
る。
【図3】図3は同押出機の正面図である。
【図4】図4は同押出機の背面図である。
【図5】図5は同ブロー成形機のパリソン切断装置の平
面図である。
面図である。
【図6】図6は図5中VI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図7は同パリソン切断装置の一部を断面で示す
側面図である。
側面図である。
【図8】図8は同ブロー成形機の型締装置の側面図であ
る。
る。
【図9】図9は同ブロー成形機のバリ形状修正機構の正
面図である。
面図である。
【図10】図10は同バリ形状修正機構の平面図であ
る。
る。
【図11】図11は同ブロー成形機の成形品取出装置の
側面図である。
側面図である。
【図12】図12は同ブロー成形機の成形品取出装置の
上バリ把持取出機構の側面図である。
上バリ把持取出機構の側面図である。
【図13】図13は図12中XIII−XIII線に沿う断面図
である。
である。
【図14】図14は同上バリ把持取出機構の正面図であ
る。
る。
【図15】図15は同成形品取出装置の吸着把持搬送機
構の平面図である。
構の平面図である。
【図16】図16は同吸着把持搬送機構の側面図であ
る。
る。
【図17】図17は同吸着把持搬送機構の正面図であ
る。
る。
【図18】図18は同ブロー成形機の型締装置の拡大側
面図である。
面図である。
【図19】図19は他の実施例の押出機の側面図であ
る。
る。
【図20】図20は同プリシール装置を備えた金型の側
面である。
面である。
【図21】図21は同ブロー装置とエジェクタ装置を内
蔵した金型を示す断面図である。
蔵した金型を示す断面図である。
【図22】図22は同金型取付板に対する金型の取付過
程を示す斜視図である。
程を示す斜視図である。
【図23】図23は同金型取付板に対する金型の取付完
了状態を示す斜視図である。
了状態を示す斜視図である。
【図24】図24は同金型取付板を示す斜視図である。
【図25】図25は同金型を示す模式図である。
【図26】図26は同金型管路接続構造を示す模式図で
ある。
ある。
【図27】図27は同金型吊り構造を示す模式図であ
る。
る。
1 ブロー成形機
2 パリソン
8、8´ 金型
10 押出機
103、103´、 可動板(金型取付板)
231〜244 管路
231A、233A、235A、237A、239A、
241A、243A雄状接続管 232A、234A、236A、238A、240A、
242A、244A雌状接続部 245 Oリング(シール材)
241A、243A雄状接続管 232A、234A、236A、238A、240A、
242A、244A雌状接続部 245 Oリング(シール材)
Claims (3)
- 【請求項1】 金型取付板に設けた管路と、金型に設け
た管路とを、金型取付板に対する金型の取付状態下で互
いに接続する成形機の金型管路接続構造において、互い
に接続される一対の管路のうちの一方の管路の接続端を
雄状接続部とし、他方の管路の接続端を雌状接続部と
し、それら両接続部をシール材を介して嵌合可能とする
ことを特徴とする成形機の金型管路接続構造。 - 【請求項2】 金型取付板と金型とが複数対の管路を有
しており、各管路対における雄状接続部と雌状接続部の
接続方向が、それら管路対間で同一方向である請求項1
記載の成形機の金型管路接続構造。 - 【請求項3】 雄状接続部が、金型取付板又は金型に可
撓的に植設される接続管にて構成される請求項1又は2
記載の成形機の金型管路接続構造。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5713991U JPH052914U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 成形機の金型管路接続構造 |
| US07/742,624 US5229143A (en) | 1990-08-16 | 1991-08-08 | Molding machine |
| EP91113777A EP0472126B1 (en) | 1990-08-16 | 1991-08-16 | Molding machine |
| DE69123305T DE69123305T2 (de) | 1990-08-16 | 1991-08-16 | Blasformmaschine |
| US08/002,594 US5372495A (en) | 1990-08-16 | 1993-01-11 | Molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5713991U JPH052914U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 成形機の金型管路接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052914U true JPH052914U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=13047241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5713991U Pending JPH052914U (ja) | 1990-08-16 | 1991-06-27 | 成形機の金型管路接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052914U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113814703A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-21 | 陕西万方汽车零部件有限公司 | 一种四接头一体式气管接头与气管的压装工装 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60253514A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 成形金型装置 |
| JPS6372515A (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-02 | Toyota Motor Corp | 成形金型の流体流路及び電気接続部の着脱装置 |
| JPH0256608B2 (ja) * | 1982-06-04 | 1990-11-30 | Yazaki Corp |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP5713991U patent/JPH052914U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0256608B2 (ja) * | 1982-06-04 | 1990-11-30 | Yazaki Corp | |
| JPS60253514A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 成形金型装置 |
| JPS6372515A (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-02 | Toyota Motor Corp | 成形金型の流体流路及び電気接続部の着脱装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113814703A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-21 | 陕西万方汽车零部件有限公司 | 一种四接头一体式气管接头与气管的压装工装 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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