JPH05291584A - 不揮発性記憶素子 - Google Patents
不揮発性記憶素子Info
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- JPH05291584A JPH05291584A JP4085411A JP8541192A JPH05291584A JP H05291584 A JPH05291584 A JP H05291584A JP 4085411 A JP4085411 A JP 4085411A JP 8541192 A JP8541192 A JP 8541192A JP H05291584 A JPH05291584 A JP H05291584A
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】不揮発性記憶素子の高集積化を図る。
【構成】シリコン基板30に、ソース領域32およびド
レイン領域33がチャネル領域34を挟んで形成され、
チャネル領域34上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜3
5が形成され、ゲート絶縁膜35上に、複数の記憶ゲー
トMG1〜MG8が配列され、記憶ゲート列MG1〜M
G8の両端でかつソース領域32およびドレイン領域3
3上に、一対の選択ゲートSG1,SG2が設けられて
いる。 【効果】16ビットにつき1つのコンタクトで済み、ま
た1セル当たりの拡散層領域も小さくできる。
レイン領域33がチャネル領域34を挟んで形成され、
チャネル領域34上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜3
5が形成され、ゲート絶縁膜35上に、複数の記憶ゲー
トMG1〜MG8が配列され、記憶ゲート列MG1〜M
G8の両端でかつソース領域32およびドレイン領域3
3上に、一対の選択ゲートSG1,SG2が設けられて
いる。 【効果】16ビットにつき1つのコンタクトで済み、ま
た1セル当たりの拡散層領域も小さくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷を蓄積することに
より情報を記憶する不揮発性記憶素子に関する。
より情報を記憶する不揮発性記憶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体産業の発展に伴い、電荷を
蓄積することにより情報を記憶する不揮発性記憶素子
(以下、不揮発性メモリセルという)をアレイ状に接続
して、所望の不揮発性メモリセルに情報の書き込み、消
去を自由に行える不揮発性記憶装置(以下、不揮発性メ
モリという)が提案されている。このような不揮発性メ
モリの一例を図21に示す。図21は不揮発性メモリの
等価回路図である。
蓄積することにより情報を記憶する不揮発性記憶素子
(以下、不揮発性メモリセルという)をアレイ状に接続
して、所望の不揮発性メモリセルに情報の書き込み、消
去を自由に行える不揮発性記憶装置(以下、不揮発性メ
モリという)が提案されている。このような不揮発性メ
モリの一例を図21に示す。図21は不揮発性メモリの
等価回路図である。
【0003】図21に示した不揮発性メモリは、不揮発
性メモリセル1A,1B,1C,1D,1E,1F,1
G,1H,1Iが所定の容量(図においては9ビット)
でマトリクス状に配列されて構成されている。なお、以
下の説明において、不揮発性メモリセル1A,1B,1
C,1D,1E,1F,1G,1H,1Iを総称すると
きは「不揮発性メモリセル1」という。
性メモリセル1A,1B,1C,1D,1E,1F,1
G,1H,1Iが所定の容量(図においては9ビット)
でマトリクス状に配列されて構成されている。なお、以
下の説明において、不揮発性メモリセル1A,1B,1
C,1D,1E,1F,1G,1H,1Iを総称すると
きは「不揮発性メモリセル1」という。
【0004】この不揮発性メモリにおいては、情報の書
き込みが行われるメモリセルと、情報の書き込みが行わ
れないメモリセルとが並存することになるが、書き込み
の際に、書き込みが行われないメモリセルに対して書き
込みが行われないようにするため、各不揮発性メモリセ
ル1には、電荷を蓄積するゲート絶縁膜を有する記憶ト
ランジスタ(以下、メモリトランジスタという)2A,
2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H,2Iと、
所望のメモリセルを選択するための選択トランジスタ
(以下、セレクトトランジスタという)3A,3B,3
C,3D,3E,3F,3G,3H,3Iとが設けられ
ている。なお、以下の説明において、メモリトランジス
タ2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H,
2Iを総称するときは「メモリトランジスタ2」と、セ
レクトトランジスタ3A,3B,3C,3D,3E,3
F,3G,3H,3Iを総称するときは「セレクトトラ
ンジスタ3」という。
き込みが行われるメモリセルと、情報の書き込みが行わ
れないメモリセルとが並存することになるが、書き込み
の際に、書き込みが行われないメモリセルに対して書き
込みが行われないようにするため、各不揮発性メモリセ
ル1には、電荷を蓄積するゲート絶縁膜を有する記憶ト
ランジスタ(以下、メモリトランジスタという)2A,
2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H,2Iと、
所望のメモリセルを選択するための選択トランジスタ
(以下、セレクトトランジスタという)3A,3B,3
C,3D,3E,3F,3G,3H,3Iとが設けられ
ている。なお、以下の説明において、メモリトランジス
タ2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H,
2Iを総称するときは「メモリトランジスタ2」と、セ
レクトトランジスタ3A,3B,3C,3D,3E,3
F,3G,3H,3Iを総称するときは「セレクトトラ
ンジスタ3」という。
【0005】そして、各メモリトランジスタ2のドレイ
ンと、各セレクトトランジスタ3のソースとが接続され
ている。また、各メモリトランジスタ2のゲートにメモ
リゲートラインMGL1,MGL2,MGL3が、ソー
スにソースラインSL1,SL2,SL3がそれぞれ接
続されている。さらに、各セレクトトランジスタ3のゲ
ートにセレクトゲートラインSGL1,SGL2,SG
L3が、ドレインにドレインラインDL1,DL2,D
L3がそれぞれ接続されている。
ンと、各セレクトトランジスタ3のソースとが接続され
ている。また、各メモリトランジスタ2のゲートにメモ
リゲートラインMGL1,MGL2,MGL3が、ソー
スにソースラインSL1,SL2,SL3がそれぞれ接
続されている。さらに、各セレクトトランジスタ3のゲ
ートにセレクトゲートラインSGL1,SGL2,SG
L3が、ドレインにドレインラインDL1,DL2,D
L3がそれぞれ接続されている。
【0006】上記不揮発性メモリにおいて、メモリセル
1Aに情報の書き込みを行うべく、メモリセル1Aに接
続されているメモリゲートラインMGL1に対してプロ
グラム電圧VPPを印加したとき、情報の書き込みを行わ
ないメモリセル1B,1C,1E,1F,1H,1Iに
接続されているドレインラインDL2,DL3に対して
書き込み禁止電圧Vi を与える。
1Aに情報の書き込みを行うべく、メモリセル1Aに接
続されているメモリゲートラインMGL1に対してプロ
グラム電圧VPPを印加したとき、情報の書き込みを行わ
ないメモリセル1B,1C,1E,1F,1H,1Iに
接続されているドレインラインDL2,DL3に対して
書き込み禁止電圧Vi を与える。
【0007】このとき、ドレインラインDL2,DL3
が接続されているメモリセル1B,1C,1E,1F,
1H,1Iにセレクトトランジスタ3B,3C,3E,
3F,3H,3Iが存在していなければ、メモリセル1
B,1C,1E,1F,1H,1Iのメモリトランジス
タ2B,2C,2E,2F,2H,2Iのドレイン領域
に電圧Vi がかかるが、メモリトランジスタ2B,2
C,2E,2F,2H,2Iのソース領域に向けて、そ
の電圧が下がっていき、ソース領域に近い部分でが0V
となる。そのため、メモリトランジスタ2B,2C,2
E,2F,2H,2Iのソース領域に近い部分に対応す
る基板−ゲート間には電荷書き込みバイアスがかかり、
ゲート絶縁膜に電荷が蓄積されることになり、書き込み
を行わないメモリセル1B,1C,1E,1F,1H,
1Iに対して情報の書き込みが行われてしまう。
が接続されているメモリセル1B,1C,1E,1F,
1H,1Iにセレクトトランジスタ3B,3C,3E,
3F,3H,3Iが存在していなければ、メモリセル1
B,1C,1E,1F,1H,1Iのメモリトランジス
タ2B,2C,2E,2F,2H,2Iのドレイン領域
に電圧Vi がかかるが、メモリトランジスタ2B,2
C,2E,2F,2H,2Iのソース領域に向けて、そ
の電圧が下がっていき、ソース領域に近い部分でが0V
となる。そのため、メモリトランジスタ2B,2C,2
E,2F,2H,2Iのソース領域に近い部分に対応す
る基板−ゲート間には電荷書き込みバイアスがかかり、
ゲート絶縁膜に電荷が蓄積されることになり、書き込み
を行わないメモリセル1B,1C,1E,1F,1H,
1Iに対して情報の書き込みが行われてしまう。
【0008】しかしながら、メモリセル1B,1C,1
E,1F,1H,1Iには、セレクトトランジスタ3
B,3C,3E,3F,3H,3Iが存在しており、か
つこのセレクトトランジスタ3B,3C,3E,3F,
3H,3Iがオープン(OFF)状態であることから、
メモリトランジスタ2B,2C,2E,2F,2H,2
Iのソース領域に近い部分の電圧は0Vにならず、メモ
リセル1B,1C,1E,1F,1H,1Iに対して情
報の書き込みが行われない。
E,1F,1H,1Iには、セレクトトランジスタ3
B,3C,3E,3F,3H,3Iが存在しており、か
つこのセレクトトランジスタ3B,3C,3E,3F,
3H,3Iがオープン(OFF)状態であることから、
メモリトランジスタ2B,2C,2E,2F,2H,2
Iのソース領域に近い部分の電圧は0Vにならず、メモ
リセル1B,1C,1E,1F,1H,1Iに対して情
報の書き込みが行われない。
【0009】また、図22のように、基板上に、記憶ゲ
ート(以下、メモリゲートという)10と、このメモリ
ゲート10の両端に一対の選択ゲート(以下、セレクト
ゲートという)11,12とを設け、情報の書き込みの
際に、書き込みが行われないメモリセルに対して書き込
みが行われないようにした不揮発性メモリセルも提案さ
れている。すなわち、図21のメモリセルが2トランジ
スタ/1セルであるのに対し、図22のメモリセルは、
3トランジスタ/1セルに近い構造であるといえる。
ート(以下、メモリゲートという)10と、このメモリ
ゲート10の両端に一対の選択ゲート(以下、セレクト
ゲートという)11,12とを設け、情報の書き込みの
際に、書き込みが行われないメモリセルに対して書き込
みが行われないようにした不揮発性メモリセルも提案さ
れている。すなわち、図21のメモリセルが2トランジ
スタ/1セルであるのに対し、図22のメモリセルは、
3トランジスタ/1セルに近い構造であるといえる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
に示した不揮発性メモリにあっては、メモリセル内にメ
モリトランジスタとセレクトトランジスタとを有する2
トランジスタ/1セル構造をなしているため、メモリセ
ルの面積が大きくなり、高集積化に対応できなかった。
また、マトリクスの列毎にソースラインが存在するの
で、セル面積が大きくなるのみならず、デコードの仕方
も複雑となり、使用上不便となっていた。
に示した不揮発性メモリにあっては、メモリセル内にメ
モリトランジスタとセレクトトランジスタとを有する2
トランジスタ/1セル構造をなしているため、メモリセ
ルの面積が大きくなり、高集積化に対応できなかった。
また、マトリクスの列毎にソースラインが存在するの
で、セル面積が大きくなるのみならず、デコードの仕方
も複雑となり、使用上不便となっていた。
【0011】また、図22に示した不揮発性メモリセル
にあっても、3トランジスタ/1セルに近い構造を有し
ているため、図21の不揮発性メモリと同様、セル面積
が大きくなるのみならず、デコードの仕方も複雑とな
り、使用上不便であった。そこで、本出願人は、上記に
対処するために、図23に示すような、1トランジスタ
/1セル構造を有する不揮発性メモリを提案した。図2
3は不揮発性メモリの等価回路図である。
にあっても、3トランジスタ/1セルに近い構造を有し
ているため、図21の不揮発性メモリと同様、セル面積
が大きくなるのみならず、デコードの仕方も複雑とな
り、使用上不便であった。そこで、本出願人は、上記に
対処するために、図23に示すような、1トランジスタ
/1セル構造を有する不揮発性メモリを提案した。図2
3は不揮発性メモリの等価回路図である。
【0012】この不揮発性メモリは、図23の如く、電
荷を蓄積するゲート絶縁膜を有するメモリトランジスタ
20A,20B,20C,20D,20E,20F,2
0G,20H,20I,20J,20K,20L,20
M,20N,20Oのみからなる不揮発性メモリセル2
1A,21B,21C,21D,21E,21F,21
G,21H,21I,21J,21K,21L,21
M,21N,21Oを、所定の容量(図においては15
ビット)でマトリクス状に配列して構成されている。な
お、以下の説明においては、メモリトランジスタ20
A,20B,20C,20D,20E,20F,20
G,20H,20I,20J,20K,20L,20
M,20N,20Oを総称するときは「メモリトランジ
スタ20」と、不揮発性メモリセル21A,21B,2
1C,21D,21E,21F,21G,21H,21
I,21J,21K,21L,21M,21N,21O
を総称するときは「不揮発性メモリセル21」という。
荷を蓄積するゲート絶縁膜を有するメモリトランジスタ
20A,20B,20C,20D,20E,20F,2
0G,20H,20I,20J,20K,20L,20
M,20N,20Oのみからなる不揮発性メモリセル2
1A,21B,21C,21D,21E,21F,21
G,21H,21I,21J,21K,21L,21
M,21N,21Oを、所定の容量(図においては15
ビット)でマトリクス状に配列して構成されている。な
お、以下の説明においては、メモリトランジスタ20
A,20B,20C,20D,20E,20F,20
G,20H,20I,20J,20K,20L,20
M,20N,20Oを総称するときは「メモリトランジ
スタ20」と、不揮発性メモリセル21A,21B,2
1C,21D,21E,21F,21G,21H,21
I,21J,21K,21L,21M,21N,21O
を総称するときは「不揮発性メモリセル21」という。
【0013】そして、メモリトランジスタ20のゲート
にワードラインWL1,WL2,WL3,WL4,WL
5が、ドレインにビットラインBL1,BL2,BL3
がそれぞれ接続されいる。上記不揮発性メモリにおい
て、例えばメモリセル21Hに対して情報の書き込みを
行う場合には、全メモリセルのメモリトランジスタのソ
ースを基板に接地すると共に、ワードラインWL1,W
L2,WL4,WL5およびビットラインBL2を接地
し、ワードラインWL3には書き込み電圧VPPを与え、
ビットラインBL1,BL3に書き込み禁止電圧Vi を
与えればよい。
にワードラインWL1,WL2,WL3,WL4,WL
5が、ドレインにビットラインBL1,BL2,BL3
がそれぞれ接続されいる。上記不揮発性メモリにおい
て、例えばメモリセル21Hに対して情報の書き込みを
行う場合には、全メモリセルのメモリトランジスタのソ
ースを基板に接地すると共に、ワードラインWL1,W
L2,WL4,WL5およびビットラインBL2を接地
し、ワードラインWL3には書き込み電圧VPPを与え、
ビットラインBL1,BL3に書き込み禁止電圧Vi を
与えればよい。
【0014】しかしながら、図23に示した不揮発性メ
モリにあっては、不揮発性メモリセル21が1トランジ
スタ/1セル構造を有しているので、ある程度高集積化
に寄与するものの、さらなる高集積化に対応するには困
難となっている。とういうのは、図24の如く、2ビッ
トにつき1つのコンタクト22が必要であること、また
図25のように、1つのゲート23の両側に拡散層24
があり、1セル当たりの拡散層領域が大きいこと等によ
り、さらなる高集積化に対応できないでいた。
モリにあっては、不揮発性メモリセル21が1トランジ
スタ/1セル構造を有しているので、ある程度高集積化
に寄与するものの、さらなる高集積化に対応するには困
難となっている。とういうのは、図24の如く、2ビッ
トにつき1つのコンタクト22が必要であること、また
図25のように、1つのゲート23の両側に拡散層24
があり、1セル当たりの拡散層領域が大きいこと等によ
り、さらなる高集積化に対応できないでいた。
【0015】本発明は、上記に鑑み、さらなる高集積化
を可能にする不揮発性記憶素子の提供を目的とする。
を可能にする不揮発性記憶素子の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、電荷を蓄積することにより情報を記憶する不揮発
性記憶素子において、半導体基板に、ソース領域および
ドレイン領域がチャネル領域を挟んで形成され、上記チ
ャネル領域上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜が形成さ
れ、上記ゲート絶縁膜上に、複数の記憶ゲートが配列さ
れ、上記記憶ゲート列の両端でかつソース領域およびド
レイン領域上を挟んで、一対の選択ゲートが設けられて
いるものである。
段は、電荷を蓄積することにより情報を記憶する不揮発
性記憶素子において、半導体基板に、ソース領域および
ドレイン領域がチャネル領域を挟んで形成され、上記チ
ャネル領域上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜が形成さ
れ、上記ゲート絶縁膜上に、複数の記憶ゲートが配列さ
れ、上記記憶ゲート列の両端でかつソース領域およびド
レイン領域上を挟んで、一対の選択ゲートが設けられて
いるものである。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、チャネル領域上
に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜を介して複数の記憶ゲ
ートを配列し、この記憶ゲート列の両端でかつソース領
域およびドレイン領域上を挟んで、一対の選択トゲート
を設けているので、少なくとも4ビットにつき1つのコ
ンタクトで済む。また、記憶ゲート間に不純物拡散層を
存在させなくても済むから、1セル当たりの拡散層領域
を小さくすることができる。
に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜を介して複数の記憶ゲ
ートを配列し、この記憶ゲート列の両端でかつソース領
域およびドレイン領域上を挟んで、一対の選択トゲート
を設けているので、少なくとも4ビットにつき1つのコ
ンタクトで済む。また、記憶ゲート間に不純物拡散層を
存在させなくても済むから、1セル当たりの拡散層領域
を小さくすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図1
6に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性記憶素子
(以下、不揮発性メモリセルという)の構造について、
図1ないし図3を参照しつつ説明する。図1は本発明第
1実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図、図2はパ
ッシベーション膜を剥がした状態を示す平面図、図3は
図1のA部拡大断面図である。
6に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性記憶素子
(以下、不揮発性メモリセルという)の構造について、
図1ないし図3を参照しつつ説明する。図1は本発明第
1実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図、図2はパ
ッシベーション膜を剥がした状態を示す平面図、図3は
図1のA部拡大断面図である。
【0019】本実施例の不揮発性メモリセルは、電荷を
蓄積することにより情報を記憶するものであって、図
1,2の如く、N型シリコン基板30にPウェル31が
形成され、Pウェル31の表層部に、ソース領域32お
よびドレイン領域33がチャネル領域34を挟んで形成
され、チャネル領域34上に、ソース領域32とドレイ
ン領域33とを橋架するかたちで、電荷を蓄積するゲー
ト絶縁膜35が形成され、ゲート絶縁膜35上に、複数
の記憶ゲート(以下、メモリゲートという)MG1,M
G2,MG3,MG4,MG5,MG6,MG7,MG
8が配列され、両端のメモリゲートMG1,MG8に隣
接してかつソース領域32およびドレイン領域33上
に、ゲート絶縁膜35を介して一対の選択ゲート(以
下、セレクトゲートという)SG1,SG2が設けられ
ている。なお、以下の説明において、メモリゲートMG
1,MG2,MG3,MG4,MG5,MG6,MG
7,MG8を総称するときは「メモリゲートMG」と、
セレクトゲートSG1,SG2を総称するときは「セレ
クトゲートSG」という。
蓄積することにより情報を記憶するものであって、図
1,2の如く、N型シリコン基板30にPウェル31が
形成され、Pウェル31の表層部に、ソース領域32お
よびドレイン領域33がチャネル領域34を挟んで形成
され、チャネル領域34上に、ソース領域32とドレイ
ン領域33とを橋架するかたちで、電荷を蓄積するゲー
ト絶縁膜35が形成され、ゲート絶縁膜35上に、複数
の記憶ゲート(以下、メモリゲートという)MG1,M
G2,MG3,MG4,MG5,MG6,MG7,MG
8が配列され、両端のメモリゲートMG1,MG8に隣
接してかつソース領域32およびドレイン領域33上
に、ゲート絶縁膜35を介して一対の選択ゲート(以
下、セレクトゲートという)SG1,SG2が設けられ
ている。なお、以下の説明において、メモリゲートMG
1,MG2,MG3,MG4,MG5,MG6,MG
7,MG8を総称するときは「メモリゲートMG」と、
セレクトゲートSG1,SG2を総称するときは「セレ
クトゲートSG」という。
【0020】そして、メモリゲートMG間およびメモリ
ゲートMG1−セレクトゲートSG1間、メモリゲート
MG8−セレクトゲートSG2間は、層間絶縁膜36に
よって互いに絶縁されている。また、層間絶縁膜36上
には、ビットライン配線層37が積層されており、この
ビットライン配線層37は、ドレイン領域33上に形成
されたコンタクトホール38を通じてドレイン領域33
に接続されている。さらに、ビットライン配線層37上
には、パッシベーション膜39が積層されている。
ゲートMG1−セレクトゲートSG1間、メモリゲート
MG8−セレクトゲートSG2間は、層間絶縁膜36に
よって互いに絶縁されている。また、層間絶縁膜36上
には、ビットライン配線層37が積層されており、この
ビットライン配線層37は、ドレイン領域33上に形成
されたコンタクトホール38を通じてドレイン領域33
に接続されている。さらに、ビットライン配線層37上
には、パッシベーション膜39が積層されている。
【0021】ゲート絶縁膜35は、図3の如く、酸化シ
リコン膜35a、窒化シリコン膜35bを順次積層して
なり、これにより、不揮発性メモリセルは、MNOS(m
etalnitride oxide silicon) 構造を有している。上記
不揮発性メモリセルの電気的構成について、図4を参照
しつつ説明する。図4は不揮発性メモリセルの等価回路
図である。
リコン膜35a、窒化シリコン膜35bを順次積層して
なり、これにより、不揮発性メモリセルは、MNOS(m
etalnitride oxide silicon) 構造を有している。上記
不揮発性メモリセルの電気的構成について、図4を参照
しつつ説明する。図4は不揮発性メモリセルの等価回路
図である。
【0022】図4に示すように、メモリゲートMGに
は、メモリゲートラインMGL1,MGL2,MGL
3,MGL4,MGL5,MGL6,MGL7,MGL
8が、セレクトゲートSGには、セレクトゲートライン
SGL1,SGL2がそれぞれ接続されており、ソース
は、グランドに接地されている。上記不揮発性メモリセ
ルの製造方法について、図5、6を参照しつつ説明す
る。図5、6は不揮発性メモリセルの製造方法を工程順
に示す断面図である。
は、メモリゲートラインMGL1,MGL2,MGL
3,MGL4,MGL5,MGL6,MGL7,MGL
8が、セレクトゲートSGには、セレクトゲートライン
SGL1,SGL2がそれぞれ接続されており、ソース
は、グランドに接地されている。上記不揮発性メモリセ
ルの製造方法について、図5、6を参照しつつ説明す
る。図5、6は不揮発性メモリセルの製造方法を工程順
に示す断面図である。
【0023】図5(a)のように、N型シリコン基板3
0にPウェル31を形成し、Pウェル31上に酸化シリ
コン膜と窒化シリコン膜の2層のゲート絶縁膜35を堆
積し、さらにゲート絶縁膜35上に高濃度のN型にドー
プした1層目のポリシリコン40を堆積する。この工程
において、シリコン基板30には、例えば面方位(10
0)、比抵抗ρ:2〜3Ω/cm程度のものを用いる
が、比抵抗に関しては、周辺回路の特性に合わせて選定
すればよい。Pウェル31は、イオン注入法により、例
えば注入エネルギー50ekVをもって、シリコン基板
30にホウ素イオンを2×1013/cm2 注入して形成
する。ゲート絶縁膜35のうち酸化シリコン膜の膜厚
は、例えば2nmと極薄に形成するが、この膜厚は、電
子および正孔がトンネリングしやすい範囲で選定すれば
よい。一方、窒化シリコン膜の膜厚は、例えば30nm
程度に形成するが、この膜厚は、基板からトンネリング
してきた電子および正孔が効率よくトラップされる範囲
で選定すればよい。ポリシリコン40の膜厚は、例えば
0.4μm程度で形成するが、抵抗を低く抑えられるな
らばこれよりも薄くてもよく、また段差が気にならない
ならばこれよりも厚くてもよい。
0にPウェル31を形成し、Pウェル31上に酸化シリ
コン膜と窒化シリコン膜の2層のゲート絶縁膜35を堆
積し、さらにゲート絶縁膜35上に高濃度のN型にドー
プした1層目のポリシリコン40を堆積する。この工程
において、シリコン基板30には、例えば面方位(10
0)、比抵抗ρ:2〜3Ω/cm程度のものを用いる
が、比抵抗に関しては、周辺回路の特性に合わせて選定
すればよい。Pウェル31は、イオン注入法により、例
えば注入エネルギー50ekVをもって、シリコン基板
30にホウ素イオンを2×1013/cm2 注入して形成
する。ゲート絶縁膜35のうち酸化シリコン膜の膜厚
は、例えば2nmと極薄に形成するが、この膜厚は、電
子および正孔がトンネリングしやすい範囲で選定すれば
よい。一方、窒化シリコン膜の膜厚は、例えば30nm
程度に形成するが、この膜厚は、基板からトンネリング
してきた電子および正孔が効率よくトラップされる範囲
で選定すればよい。ポリシリコン40の膜厚は、例えば
0.4μm程度で形成するが、抵抗を低く抑えられるな
らばこれよりも薄くてもよく、また段差が気にならない
ならばこれよりも厚くてもよい。
【0024】図5(b)のように、フォソリソグラフィ
ー技術を用い、図5(a)の工程で堆積したポリシリコ
ン40の所定箇所をエッチング除去してパターニング
し、メモリゲートMG2,MG4,MG6,MGL8お
よびセレクトゲートSG1を形成する。図5(c)のよ
うに、図5(b)の工程で形成したメモリゲートMG
2,MG4,MG6,MG8およびセレクトゲートSG
1を酸化し、メモリゲートMG2,MG4,MG6,M
G8およびセレクトゲートSG1の表面に絶縁膜36a
を形成した後、ライトエッチングにより、ゲート絶縁膜
35の窒化シリコン膜上の絶縁膜36aを除去し、さら
に2層目のポリシリコン41を堆積する。なお、ポリシ
リコン41は、1層目のポリシリコン40とほぼ同様の
条件で堆積する。
ー技術を用い、図5(a)の工程で堆積したポリシリコ
ン40の所定箇所をエッチング除去してパターニング
し、メモリゲートMG2,MG4,MG6,MGL8お
よびセレクトゲートSG1を形成する。図5(c)のよ
うに、図5(b)の工程で形成したメモリゲートMG
2,MG4,MG6,MG8およびセレクトゲートSG
1を酸化し、メモリゲートMG2,MG4,MG6,M
G8およびセレクトゲートSG1の表面に絶縁膜36a
を形成した後、ライトエッチングにより、ゲート絶縁膜
35の窒化シリコン膜上の絶縁膜36aを除去し、さら
に2層目のポリシリコン41を堆積する。なお、ポリシ
リコン41は、1層目のポリシリコン40とほぼ同様の
条件で堆積する。
【0025】この工程において、メモリゲートMG2,
MG4,MG6,MG8およびセレクトゲートSG1を
酸化する際、0.1μm程酸化するが、このとき露出し
ていた窒化シリコン膜は、酸化レートの違いによりほと
んど酸化されずに済み、電荷保持特性を保持するのに充
分な膜厚を確保される。図5(d)のように、フォソリ
ソグラフィー技術を用い、図5(c)の工程で堆積した
ポリシリコン41の所定箇所をエッチング除去してパタ
ーニングし、メモリゲートMG1,MG3,MG5,M
G7およびセレクトゲートSG2を形成した後、メモリ
ゲートMGおよびセレクトゲートSGをマスクにして、
イオン注入法によりPウェル31にN型イオンを注入
し、セレクトゲートSG1,SG2の下方にN型ソース
領域32およびN型ドレイン領域33をそれぞれ形成す
る。N型イオンの注入は、例えば注入エネルギー70e
kVをもって、ヒ素イオンを5×1015/cm2 程度注
入する。
MG4,MG6,MG8およびセレクトゲートSG1を
酸化する際、0.1μm程酸化するが、このとき露出し
ていた窒化シリコン膜は、酸化レートの違いによりほと
んど酸化されずに済み、電荷保持特性を保持するのに充
分な膜厚を確保される。図5(d)のように、フォソリ
ソグラフィー技術を用い、図5(c)の工程で堆積した
ポリシリコン41の所定箇所をエッチング除去してパタ
ーニングし、メモリゲートMG1,MG3,MG5,M
G7およびセレクトゲートSG2を形成した後、メモリ
ゲートMGおよびセレクトゲートSGをマスクにして、
イオン注入法によりPウェル31にN型イオンを注入
し、セレクトゲートSG1,SG2の下方にN型ソース
領域32およびN型ドレイン領域33をそれぞれ形成す
る。N型イオンの注入は、例えば注入エネルギー70e
kVをもって、ヒ素イオンを5×1015/cm2 程度注
入する。
【0026】図6(a)のように、リンまたはホウ素、
またはその両方をドープした酸化シリコン膜36bを形
成して、メモリゲートMGおよびセレクトゲートSGを
覆い、さらにソース領域32およびドレイン領域33の
活性化および酸化シリコン膜36bを平坦にするため、
熱処理を施した後、ドレイン領域33上にコンタクトホ
ール38を形成する。
またはその両方をドープした酸化シリコン膜36bを形
成して、メモリゲートMGおよびセレクトゲートSGを
覆い、さらにソース領域32およびドレイン領域33の
活性化および酸化シリコン膜36bを平坦にするため、
熱処理を施した後、ドレイン領域33上にコンタクトホ
ール38を形成する。
【0027】この工程において、熱処理の条件は、例え
ば窒素雰囲気中で熱処理温度950℃、熱処理時間30
分をもって行われるが、熱処理の雰囲気、温度、時間
は、ソース領域32およびドレイン領域33の活性化お
よび酸化シリコン膜36bのフロー形状により選定すれ
ばよい。図6(b)のように、酸化シリコン膜36b上
にビットライン配線層37を形成して、ドレイン領域3
3とのコンタクトをとった後、ビットライン配線層37
上にパッシベーション膜39を形成する。ビットライン
配線層37には、例えばAl−Si系金属を用い、パッ
シベーション膜39には、例えばプラズマ窒化シリコン
膜を用いる。
ば窒素雰囲気中で熱処理温度950℃、熱処理時間30
分をもって行われるが、熱処理の雰囲気、温度、時間
は、ソース領域32およびドレイン領域33の活性化お
よび酸化シリコン膜36bのフロー形状により選定すれ
ばよい。図6(b)のように、酸化シリコン膜36b上
にビットライン配線層37を形成して、ドレイン領域3
3とのコンタクトをとった後、ビットライン配線層37
上にパッシベーション膜39を形成する。ビットライン
配線層37には、例えばAl−Si系金属を用い、パッ
シベーション膜39には、例えばプラズマ窒化シリコン
膜を用いる。
【0028】上記不揮発性メモリセルの動作原理につい
て、図7を参照しつつ説明する。図7は不揮発性メモリ
セルの原理的構成を示す図である。上記不揮発性メモリ
セルは、図7からも明らかなように、チャネル領域34
上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜35を介して8つの
メモリゲートMGを配列し、両端のメモリゲートMG
1,MG8に隣接してかつソース領域32およびドレイ
ン領域33上に、一対のセレクトゲートSG1,SG2
を設けてメモリゲートMGを挟み、合計10個のトラン
ジスタを直列接続したように構成している。
て、図7を参照しつつ説明する。図7は不揮発性メモリ
セルの原理的構成を示す図である。上記不揮発性メモリ
セルは、図7からも明らかなように、チャネル領域34
上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜35を介して8つの
メモリゲートMGを配列し、両端のメモリゲートMG
1,MG8に隣接してかつソース領域32およびドレイ
ン領域33上に、一対のセレクトゲートSG1,SG2
を設けてメモリゲートMGを挟み、合計10個のトラン
ジスタを直列接続したように構成している。
【0029】メモリゲートMGに対して所定のゲート電
圧VG を、セレクトゲートSG1,SG2に0Vをそれ
ぞれ印加すると、図において点線で示すように、メモリ
ゲートMGの下方に空乏層50が拡がり、この空乏層5
0同士がくっつき各ゲート間が導通する。各ゲート間の
間隔Dは、各ゲート間に不純物拡散層が存在しなくても
導通するように、下記(1)式で求められる最大空乏層
幅Xmax を加味して設定されている。
圧VG を、セレクトゲートSG1,SG2に0Vをそれ
ぞれ印加すると、図において点線で示すように、メモリ
ゲートMGの下方に空乏層50が拡がり、この空乏層5
0同士がくっつき各ゲート間が導通する。各ゲート間の
間隔Dは、各ゲート間に不純物拡散層が存在しなくても
導通するように、下記(1)式で求められる最大空乏層
幅Xmax を加味して設定されている。
【0030】
【数1】
【0031】(1)式においては、εSiはシリコンの比
誘電率、ε0 は真空の誘電率、φFは真性半導体とのフ
ェルミレベルの差、qは電子の電荷量、NA は基板の濃
度をそれぞれ示している。例えば、NA が2×1016/
cm3 場合、VG =5Vを印加すると、最大空乏層幅X
max は0.22μm程度となるので、各ゲート間の間隔
Dが0.1〜0.2μm程度であれば導通する。
誘電率、ε0 は真空の誘電率、φFは真性半導体とのフ
ェルミレベルの差、qは電子の電荷量、NA は基板の濃
度をそれぞれ示している。例えば、NA が2×1016/
cm3 場合、VG =5Vを印加すると、最大空乏層幅X
max は0.22μm程度となるので、各ゲート間の間隔
Dが0.1〜0.2μm程度であれば導通する。
【0032】不揮発性メモリセルのメモリ部およびセレ
クト部のヒステリシス特性について、図8を参照しつつ
説明する。図8は不揮発性メモリセルの各トランジスタ
部のヒステリシス特性を示す図であって、縦軸をしきい
値電圧Vth、横軸をゲート電圧VG としている。正のゲ
ート電圧+VG を増加していくと、しきい値電圧Vthが
増加していき状態Pの飽和状態となる。次に、ゲート電
圧+VG を減少させてVG =0Vとしても、しきい値電
圧Vthは正の飽和状態を維持し状態Qとなる。この状態
から負のゲート電圧−VG を印加することにより、しき
い値電圧Vthが減少していき、−VG1のときにしきい値
電圧Vthは0Vになる。さらに、ゲート電圧−VG を増
大していくと、しきい値電圧Vthは負の方向に増大して
いき状態Rの飽和状態となる。次に、ゲート電圧−VG
を減少させてVG =0Vとしても、しきい値電圧V thは
負の飽和状態を維持し状態Sとなる。この状態から正の
ゲート電圧+VG を印加することにより、しきい値電圧
Vthが増加していき、+VG1のときにしきい値電圧Vth
は0Vになり、さらにゲート電圧+VG を増加していく
と、上記の飽和状態Pに至る。
クト部のヒステリシス特性について、図8を参照しつつ
説明する。図8は不揮発性メモリセルの各トランジスタ
部のヒステリシス特性を示す図であって、縦軸をしきい
値電圧Vth、横軸をゲート電圧VG としている。正のゲ
ート電圧+VG を増加していくと、しきい値電圧Vthが
増加していき状態Pの飽和状態となる。次に、ゲート電
圧+VG を減少させてVG =0Vとしても、しきい値電
圧Vthは正の飽和状態を維持し状態Qとなる。この状態
から負のゲート電圧−VG を印加することにより、しき
い値電圧Vthが減少していき、−VG1のときにしきい値
電圧Vthは0Vになる。さらに、ゲート電圧−VG を増
大していくと、しきい値電圧Vthは負の方向に増大して
いき状態Rの飽和状態となる。次に、ゲート電圧−VG
を減少させてVG =0Vとしても、しきい値電圧V thは
負の飽和状態を維持し状態Sとなる。この状態から正の
ゲート電圧+VG を印加することにより、しきい値電圧
Vthが増加していき、+VG1のときにしきい値電圧Vth
は0Vになり、さらにゲート電圧+VG を増加していく
と、上記の飽和状態Pに至る。
【0033】上記不揮発性メモリセルの情報の書き込
み、読み出し、消去の動作について、図9ないし図14
を参照しつつ説明する。図9は書き込み動作を示す等価
回路図、図10は書き込み動作の原理を示す図、図11
は読み出し動作を示す等価回路図、図12は読み出し動
作の原理を示す図、図13は消去動作を示す等価回路
図、図14は消去動作の原理を示す図である。なお、図
9、図11、図13は、不揮発性メモリセルMC1,M
C2およびMC3,MC4をそれぞれ直列接続し、これ
ら直列接続体を並列接続して、32ビットの不揮発性メ
モリMを構成した状態を示している。以下の説明におい
て、不揮発性メモリセルMC1,MC2,MC3,MC
4を総称するときは「不揮発性メモリセルMC」とい
う。 <書き込み>図9に示す不揮発性メモリセルMC1のメ
モリゲートMG2−1に情報を書き込む場合を考える。
メモリゲートラインMGL2に対してプログラム電圧
(Vpp)15Vを印加する。このとき、メモリゲートラ
インMGL2以外のメモリゲートラインに対して7Vを
印加して、メモリセルMC内のメモリゲートMG間を導
通状態としておく。また、セレクトゲートラインSGL
1に対して7Vを印加して、セレクトゲートSGL1−
1−メモリゲートMG1−1間およびセレクトゲートS
GL1−2−メモリゲートMG1−2間を導通状態と
し、セレクトゲートラインSGL2、SGL1′に対し
て0Vを印加して、セレクトゲートSGL2−1−メモ
リゲートMG8−1間、セレクトゲートSGL2−3−
メモリゲートMG8−3間およびセレクトゲートSGL
1−2−メモリゲートMG1−2間、セレクトゲートS
GL1−4−メモリゲートMG1−4間を非導通状態と
しておく。さらに、ビットラインBL1に対して0V
を、ビットラインBL2に対して書き込み禁止電圧7V
をそれぞれ印加しておく。さらにまた、Pウェル31に
対しては接地電位0Vを印加しておき、メモリセルMC
のソースをグランドに接地しておく。
み、読み出し、消去の動作について、図9ないし図14
を参照しつつ説明する。図9は書き込み動作を示す等価
回路図、図10は書き込み動作の原理を示す図、図11
は読み出し動作を示す等価回路図、図12は読み出し動
作の原理を示す図、図13は消去動作を示す等価回路
図、図14は消去動作の原理を示す図である。なお、図
9、図11、図13は、不揮発性メモリセルMC1,M
C2およびMC3,MC4をそれぞれ直列接続し、これ
ら直列接続体を並列接続して、32ビットの不揮発性メ
モリMを構成した状態を示している。以下の説明におい
て、不揮発性メモリセルMC1,MC2,MC3,MC
4を総称するときは「不揮発性メモリセルMC」とい
う。 <書き込み>図9に示す不揮発性メモリセルMC1のメ
モリゲートMG2−1に情報を書き込む場合を考える。
メモリゲートラインMGL2に対してプログラム電圧
(Vpp)15Vを印加する。このとき、メモリゲートラ
インMGL2以外のメモリゲートラインに対して7Vを
印加して、メモリセルMC内のメモリゲートMG間を導
通状態としておく。また、セレクトゲートラインSGL
1に対して7Vを印加して、セレクトゲートSGL1−
1−メモリゲートMG1−1間およびセレクトゲートS
GL1−2−メモリゲートMG1−2間を導通状態と
し、セレクトゲートラインSGL2、SGL1′に対し
て0Vを印加して、セレクトゲートSGL2−1−メモ
リゲートMG8−1間、セレクトゲートSGL2−3−
メモリゲートMG8−3間およびセレクトゲートSGL
1−2−メモリゲートMG1−2間、セレクトゲートS
GL1−4−メモリゲートMG1−4間を非導通状態と
しておく。さらに、ビットラインBL1に対して0V
を、ビットラインBL2に対して書き込み禁止電圧7V
をそれぞれ印加しておく。さらにまた、Pウェル31に
対しては接地電位0Vを印加しておき、メモリセルMC
のソースをグランドに接地しておく。
【0034】このように電圧を印加すると、選択された
メモリゲートMG2−1のチャネルには、ビットライン
BL1の電位が転送され、当該メモリゲートMG2−1
とチャネルとの間には15Vの電位差が発生する。そう
すると、図10の如く、チャネル中の電子がゲート絶縁
膜35の薄い酸化シリコン膜をトンネリングし、窒化シ
リコン膜に蓄積される。このように、窒化シリコン膜に
電子が蓄積されると、しきい値電圧Vthが正方向にシフ
トし、メモリゲートMG2−1に情報が書き込まれる。
メモリゲートMG2−1のチャネルには、ビットライン
BL1の電位が転送され、当該メモリゲートMG2−1
とチャネルとの間には15Vの電位差が発生する。そう
すると、図10の如く、チャネル中の電子がゲート絶縁
膜35の薄い酸化シリコン膜をトンネリングし、窒化シ
リコン膜に蓄積される。このように、窒化シリコン膜に
電子が蓄積されると、しきい値電圧Vthが正方向にシフ
トし、メモリゲートMG2−1に情報が書き込まれる。
【0035】一方、メモリセルMC1においてメモリゲ
ートMG2−1に直列に接続されたメモリゲート、例え
ばメモリゲートMG1−1には、7Vの電位差が発生す
るが、この程度の電位差であれば情報の書き込みは行わ
れず、メモリゲートMG1−1に記憶されている情報が
破壊されることはない。また、メモリゲートMG2−1
とメモリゲートラインMGL2を共有するメモリセルM
C3のメモリゲートMG2−3にも、やはり8Vの電位
差が発生するが、メモリゲートMG1−1と同様、情報
は壊れない。さらに、メモリゲートMG2−3に直列に
接続されたメモリゲート、例えばメモリゲートMG1−
3にも、0Vの電位差が発生するが、情報は壊れない。
また、メモリセルMC3とビットラインBL2を共有す
るメモリセルMC4内のメモリゲート、例えばメモリゲ
ートMG1−4は、そのセレクトゲートSG1−4がオ
フしているため、ビットラインBL2の電位がチャネル
領域に伝わらず、電位差が発生しないので情報の書き込
みは行われない。 <読み出し>図11に示す不揮発性メモリセルMC1の
メモリゲートMG2−1に記憶された情報を読み出す場
合を考える。ビットラインBL1,BL2に対して5V
を、メモリゲートラインMGL2に対して0Vをそれぞ
れ印加する。このとき、メモリゲートラインMGL2以
外のメモリゲートラインMGL1,MGL3,MGL
4,MGL5,MGL6,MGL8およびセレクトゲー
トラインSGL1、SGL2に対してそれぞれ5Vを印
加して、メモリゲートMGL2−1−MGL1−1間、
メモリゲートMGL2−1−MGL3−1間およびメモ
リゲートMGL2−3−MGL1−3間、メモリゲート
MGL2−3−MGL3−3間を除く各ゲート間を導通
状態としておく。
ートMG2−1に直列に接続されたメモリゲート、例え
ばメモリゲートMG1−1には、7Vの電位差が発生す
るが、この程度の電位差であれば情報の書き込みは行わ
れず、メモリゲートMG1−1に記憶されている情報が
破壊されることはない。また、メモリゲートMG2−1
とメモリゲートラインMGL2を共有するメモリセルM
C3のメモリゲートMG2−3にも、やはり8Vの電位
差が発生するが、メモリゲートMG1−1と同様、情報
は壊れない。さらに、メモリゲートMG2−3に直列に
接続されたメモリゲート、例えばメモリゲートMG1−
3にも、0Vの電位差が発生するが、情報は壊れない。
また、メモリセルMC3とビットラインBL2を共有す
るメモリセルMC4内のメモリゲート、例えばメモリゲ
ートMG1−4は、そのセレクトゲートSG1−4がオ
フしているため、ビットラインBL2の電位がチャネル
領域に伝わらず、電位差が発生しないので情報の書き込
みは行われない。 <読み出し>図11に示す不揮発性メモリセルMC1の
メモリゲートMG2−1に記憶された情報を読み出す場
合を考える。ビットラインBL1,BL2に対して5V
を、メモリゲートラインMGL2に対して0Vをそれぞ
れ印加する。このとき、メモリゲートラインMGL2以
外のメモリゲートラインMGL1,MGL3,MGL
4,MGL5,MGL6,MGL8およびセレクトゲー
トラインSGL1、SGL2に対してそれぞれ5Vを印
加して、メモリゲートMGL2−1−MGL1−1間、
メモリゲートMGL2−1−MGL3−1間およびメモ
リゲートMGL2−3−MGL1−3間、メモリゲート
MGL2−3−MGL3−3間を除く各ゲート間を導通
状態としておく。
【0036】そうすると、情報が記憶されているメモリ
セルMC1のメモリゲートMG2−1のしきい値電圧V
thは高くなっているので、図12の如く、メモリセルM
C1内のメモリブロック(メモリゲートMG1−1〜M
G8−1間)には電流が流れず、5Vの電位がビットラ
インBL1を介してセンスアンプ60に転送される。よ
って、メモリゲートMG2−1に記憶された情報が読み
出される。
セルMC1のメモリゲートMG2−1のしきい値電圧V
thは高くなっているので、図12の如く、メモリセルM
C1内のメモリブロック(メモリゲートMG1−1〜M
G8−1間)には電流が流れず、5Vの電位がビットラ
インBL1を介してセンスアンプ60に転送される。よ
って、メモリゲートMG2−1に記憶された情報が読み
出される。
【0037】一方、情報が記憶されていないメモリセル
MC3のメモリゲートMG2−3のしきい値電圧Vthは
低くなっているので、メモリセルMC2内のメモリブロ
ック(メモリゲートMG1−3〜MG8−3間)に電流
が流れ、接地電位がビットラインBL2を介してセンス
アンプ60に転送される。よって、メモリゲートMG2
−1に情報が記憶されていないことが判別される。 <消去>情報の消去に際しては、図13のように、メモ
リセルMCの全てのメモリゲートMGに0Vを印加し、
ビットラインBL1,BL2をフローティング状態(F
LOAT)とし、Pウェル31に15Vを印加する。こ
のとき、セレクトゲートSGにストレスをかけないよう
にするため、全てのセレクトゲートラインをフローティ
ング状態またはPウェル31と同電位としておく。
MC3のメモリゲートMG2−3のしきい値電圧Vthは
低くなっているので、メモリセルMC2内のメモリブロ
ック(メモリゲートMG1−3〜MG8−3間)に電流
が流れ、接地電位がビットラインBL2を介してセンス
アンプ60に転送される。よって、メモリゲートMG2
−1に情報が記憶されていないことが判別される。 <消去>情報の消去に際しては、図13のように、メモ
リセルMCの全てのメモリゲートMGに0Vを印加し、
ビットラインBL1,BL2をフローティング状態(F
LOAT)とし、Pウェル31に15Vを印加する。こ
のとき、セレクトゲートSGにストレスをかけないよう
にするため、全てのセレクトゲートラインをフローティ
ング状態またはPウェル31と同電位としておく。
【0038】そうすると、図14の如く、メモリゲート
MG2−1のゲート絶縁膜35(窒化シリコン膜)に蓄
積されていた電子が基板30中に抜け、基板30から正
孔が注入される結果、しきい値電圧Vthは正から負にシ
フトする。よって、メモリゲートMG2−1に記憶され
ていた情報が消去される。上記構成において、不揮発性
メモリセルを、チャネル領域34上に、電荷を蓄積する
ゲート絶縁膜35を介して8つのメモリゲートMGを配
列し、両端のメモリゲートMG1,MG8に隣接してか
つソース領域32およびドレイン領域33上に、一対の
セレクトゲートSG1,SG2を設けてメモリゲートM
Gを挟み込む構成としているので、図15に示すよう
に、16ビットにつき1つのコンタクトで済む。また、
図16のように、メモリゲート間に不純物拡散層を存在
させなくても済むから、1セル当たりの拡散層領域を小
さくすることができる。よって、さらなる高集積化に貢
献することが可能となる。
MG2−1のゲート絶縁膜35(窒化シリコン膜)に蓄
積されていた電子が基板30中に抜け、基板30から正
孔が注入される結果、しきい値電圧Vthは正から負にシ
フトする。よって、メモリゲートMG2−1に記憶され
ていた情報が消去される。上記構成において、不揮発性
メモリセルを、チャネル領域34上に、電荷を蓄積する
ゲート絶縁膜35を介して8つのメモリゲートMGを配
列し、両端のメモリゲートMG1,MG8に隣接してか
つソース領域32およびドレイン領域33上に、一対の
セレクトゲートSG1,SG2を設けてメモリゲートM
Gを挟み込む構成としているので、図15に示すよう
に、16ビットにつき1つのコンタクトで済む。また、
図16のように、メモリゲート間に不純物拡散層を存在
させなくても済むから、1セル当たりの拡散層領域を小
さくすることができる。よって、さらなる高集積化に貢
献することが可能となる。
【0039】次に、本発明の第2実施例を図17,18
に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性メモリセルに
ついて、図17を参照しつつ説明する。図17は本発明
第2実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図である。
本実施例の不揮発性メモリセルは、図17の如く、セレ
クトゲートSG1が、酸化リコン膜70を介してドレイ
ン領域33横に形成されており、その他の構成は第1実
施例と同様である。
に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性メモリセルに
ついて、図17を参照しつつ説明する。図17は本発明
第2実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図である。
本実施例の不揮発性メモリセルは、図17の如く、セレ
クトゲートSG1が、酸化リコン膜70を介してドレイ
ン領域33横に形成されており、その他の構成は第1実
施例と同様である。
【0040】上記不揮発性メモリセルの製造方法につい
て、図18を参照しつつ説明する。図18は不揮発性メ
モリセルの製造方法を工程順に示す断面図である。図5
(a)(b)に示す工程と同様にして、電荷を蓄積する
ゲート絶縁膜35上に、メモリゲートMG1,MG3,
MG5,MG7およびセレクトゲートSG2を形成した
後、図18(a)のように、メモリゲートMG1,MG
3,MG5,MG7およびセレクトゲートSG2上にレ
ジスト80を塗布し、ドレイン側(セレクトゲートSG
1側)のゲート絶縁膜35をエッチング除去する。
て、図18を参照しつつ説明する。図18は不揮発性メ
モリセルの製造方法を工程順に示す断面図である。図5
(a)(b)に示す工程と同様にして、電荷を蓄積する
ゲート絶縁膜35上に、メモリゲートMG1,MG3,
MG5,MG7およびセレクトゲートSG2を形成した
後、図18(a)のように、メモリゲートMG1,MG
3,MG5,MG7およびセレクトゲートSG2上にレ
ジスト80を塗布し、ドレイン側(セレクトゲートSG
1側)のゲート絶縁膜35をエッチング除去する。
【0041】図18(b)のように、熱酸化により、セ
レクトゲートSG1の酸化リコン膜70を、メモリゲー
トMG1,MG3,MG5,MG7およびセレクトゲー
トSG2の表面の絶縁膜36aと同時に形成し、その後
ライトエッチングにより、ゲート絶縁膜35上の絶縁膜
36aを除去する。図18(c)のように、メモリゲー
トMG2,MG4,MG6,MG8およびセレクトゲー
トSG1を形成すべく、2層目のポリシリコン41を堆
積する。
レクトゲートSG1の酸化リコン膜70を、メモリゲー
トMG1,MG3,MG5,MG7およびセレクトゲー
トSG2の表面の絶縁膜36aと同時に形成し、その後
ライトエッチングにより、ゲート絶縁膜35上の絶縁膜
36aを除去する。図18(c)のように、メモリゲー
トMG2,MG4,MG6,MG8およびセレクトゲー
トSG1を形成すべく、2層目のポリシリコン41を堆
積する。
【0042】その後の工程は、図5(d)および図6
(a)(b)の工程と同様であるので説明を省略する。
上記のように、セレクトゲートSG1の下に酸化リコン
膜70を形成しているので、書き込み時に、セレクトゲ
ートSG1に高電圧を印加しても、酸化リコン膜70中
に電荷が蓄積されず、セレクトゲートSG1に対応する
セレクト部のしきい値電圧Vthは変化しない。よって、
第1実施例に比べて、安定した連続書き込み動作が行え
る。その他の作用、効果は第1実施例と同様である。
(a)(b)の工程と同様であるので説明を省略する。
上記のように、セレクトゲートSG1の下に酸化リコン
膜70を形成しているので、書き込み時に、セレクトゲ
ートSG1に高電圧を印加しても、酸化リコン膜70中
に電荷が蓄積されず、セレクトゲートSG1に対応する
セレクト部のしきい値電圧Vthは変化しない。よって、
第1実施例に比べて、安定した連続書き込み動作が行え
る。その他の作用、効果は第1実施例と同様である。
【0043】次に、本発明の第3実施例を図19,20
に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性メモリセルに
ついて、図19を参照しつつ説明する。図19は本発明
第3実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図である。
本実施例の不揮発性メモリセルは、図19の如く、セレ
クトゲートSG1,SG2が、酸化リコン膜70を介し
てソース領域32およびドレイン領域33上にそれぞれ
形成され、セレクトゲートSG2とメモリゲートMG8
との間が、不純物拡散層80によって分離されている。
に基づいて詳述する。本実施例の不揮発性メモリセルに
ついて、図19を参照しつつ説明する。図19は本発明
第3実施例に係る不揮発性メモリセルの断面図である。
本実施例の不揮発性メモリセルは、図19の如く、セレ
クトゲートSG1,SG2が、酸化リコン膜70を介し
てソース領域32およびドレイン領域33上にそれぞれ
形成され、セレクトゲートSG2とメモリゲートMG8
との間が、不純物拡散層80によって分離されている。
【0044】上記不揮発性メモリセルの製造方法につい
て、図20を参照しつつ説明する。図20は不揮発性メ
モリセルの製造方法を工程順に示す断面図である。図2
0(a)のように、電荷を蓄積するゲート絶縁膜35上
に、メモリゲートMG1,MG3,MG5,MG7を形
成する。図20(b)のように、メモリゲートMG1,
MG3,MG5,MG7上にレジスト80を塗布し、ド
レイン側(セレクトゲートSG1側)およびソース側
(セレクトゲートSG2側)のゲート絶縁膜35をエッ
チング除去する。
て、図20を参照しつつ説明する。図20は不揮発性メ
モリセルの製造方法を工程順に示す断面図である。図2
0(a)のように、電荷を蓄積するゲート絶縁膜35上
に、メモリゲートMG1,MG3,MG5,MG7を形
成する。図20(b)のように、メモリゲートMG1,
MG3,MG5,MG7上にレジスト80を塗布し、ド
レイン側(セレクトゲートSG1側)およびソース側
(セレクトゲートSG2側)のゲート絶縁膜35をエッ
チング除去する。
【0045】図20(c)のように、熱酸化により、セ
レクトゲートSG1,SG2の酸化リコン膜70を、メ
モリゲートMG1,MG3,MG5,MG7の表面の絶
縁膜36aと同時に形成し、その後ライトエッチングに
より、ゲート絶縁膜35上の絶縁膜36aを除去する。
図20(d)のように、メモリゲートMG2,MG4,
MG6,MG8およびセレクトゲートSG1,SG2を
形成すべく、2層目のポリシリコン41を堆積する。
レクトゲートSG1,SG2の酸化リコン膜70を、メ
モリゲートMG1,MG3,MG5,MG7の表面の絶
縁膜36aと同時に形成し、その後ライトエッチングに
より、ゲート絶縁膜35上の絶縁膜36aを除去する。
図20(d)のように、メモリゲートMG2,MG4,
MG6,MG8およびセレクトゲートSG1,SG2を
形成すべく、2層目のポリシリコン41を堆積する。
【0046】図20(e)のように、フォソリソグラフ
ィー技術を用い、図20(d)の工程で堆積したポリシ
リコン41の所定箇所をエッチング除去してパターニン
グし、メモリゲートMG2,MG4,MG6,MG8お
よびセレクトゲートSG1,SG2を形成した後、セレ
クトゲートSG1,SG2の下方にソース領域32およ
びN型ドレイン領域33をそれぞれ形成する。このとき
同時に、セレクトゲートSG2とメモリゲートMG8と
の間に不純物拡散層80を形成して、セレクトゲートS
G2−メモリゲートMG8間を分離する。
ィー技術を用い、図20(d)の工程で堆積したポリシ
リコン41の所定箇所をエッチング除去してパターニン
グし、メモリゲートMG2,MG4,MG6,MG8お
よびセレクトゲートSG1,SG2を形成した後、セレ
クトゲートSG1,SG2の下方にソース領域32およ
びN型ドレイン領域33をそれぞれ形成する。このとき
同時に、セレクトゲートSG2とメモリゲートMG8と
の間に不純物拡散層80を形成して、セレクトゲートS
G2−メモリゲートMG8間を分離する。
【0047】その後の工程は、図6(a)(b)の工程
と同様であるので説明を省略する。上記のように、セレ
クトゲートSG2の下にも酸化リコン膜70を形成して
いるので、第1実施例に比べて、安定した連続読み出し
動作が行える。なお、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
と同様であるので説明を省略する。上記のように、セレ
クトゲートSG2の下にも酸化リコン膜70を形成して
いるので、第1実施例に比べて、安定した連続読み出し
動作が行える。なお、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
不揮発性記憶相素子は、チャネル領域上に、電荷を蓄積
するゲート絶縁膜を介して複数の記憶ゲートを配列し、
この記憶ゲート列の両端でかつソース領域およびドレイ
ン領域上を挟んで、一対の選択トゲートを設けているの
で、少なくとも4ビットにつき1つのコンタクトで済
む。また、記憶ゲート間に不純物拡散層を存在させなく
ても済むから、1セル当たりの拡散層領域を小さくする
ことができる。
不揮発性記憶相素子は、チャネル領域上に、電荷を蓄積
するゲート絶縁膜を介して複数の記憶ゲートを配列し、
この記憶ゲート列の両端でかつソース領域およびドレイ
ン領域上を挟んで、一対の選択トゲートを設けているの
で、少なくとも4ビットにつき1つのコンタクトで済
む。また、記憶ゲート間に不純物拡散層を存在させなく
ても済むから、1セル当たりの拡散層領域を小さくする
ことができる。
【0049】よって、さらなる高集積化に貢献すること
が可能となるといった優れた効果がある。
が可能となるといった優れた効果がある。
【図1】本発明第1実施例に係る不揮発性記憶素子の断
面図である。
面図である。
【図2】パッシベーション膜を剥がした状態を示す平面
図である。
図である。
【図3】図1のA部拡大断面図である。
【図4】不揮発性記憶素子の等価回路図である。
【図5】不揮発性記憶素子の製造方法を工程順に示す断
面図である。
面図である。
【図6】図6のつづきの製造方法を工程順に示す断面図
である。
である。
【図7】不揮発性記憶素子の原理的構成を示す図であ
る。
る。
【図8】不揮発性記憶素子の記憶ゲート部および選択ゲ
ート部のヒステリシス特性を示す図である。
ート部のヒステリシス特性を示す図である。
【図9】書き込み動作を示す等価回路図である。
【図10】書き込み動作の原理を示す図である。
【図11】読み出し動作を示す等価回路図である。
【図12】読み出し動作の原理を示す図である。
【図13】消去動作を示す等価回路図である。
【図14】消去動作の原理を示す図である。
【図15】不揮発性記憶素子のコンタクト状態を示す平
面図である。
面図である。
【図16】不揮発性記憶素子のコンタクト状態を示す断
面図である。
面図である。
【図17】本発明第2実施例に係る不揮発性記憶素子の
断面図である。
断面図である。
【図18】不揮発性記憶素子の製造方法を工程順に示す
断面図である。
断面図である。
【図19】本発明第3実施例に係る不揮発性記憶素子の
断面図である。
断面図である。
【図20】不揮発性記憶素子の製造方法を工程順に示す
断面図である。
断面図である。
【図21】従来の2トランジスタ/1セル構造を有する
不揮発性記憶素子の等価回路図である。
不揮発性記憶素子の等価回路図である。
【図22】従来の3トランジスタ/1セルに近い構造を
有する不揮発性記憶素子の等価回路図である。
有する不揮発性記憶素子の等価回路図である。
【図23】従来の1トランジスタ/1セル構造を有する
不揮発性記憶素子の等価回路図である。
不揮発性記憶素子の等価回路図である。
【図24】図23に示した不揮発性記憶素子のコンタク
ト状態を示す平面図である。
ト状態を示す平面図である。
【図25】図23に示した不揮発性記憶素子のコンタク
ト状態を示す断面図である。
ト状態を示す断面図である。
30 シリコン基板 32 ソース領域 33 ドレイン領域 34 チャネル領域 35 ゲート絶縁膜 MG1,MG2,MG3,MG4,MG5,MG6,M
G7,MG8 MG1−1,MG2−1,MG3−1,MG4−1,M
G5−1,MG6−1,MG7−1,MG8−1 MG1−2,MG2−2,MG3−2,MG4−2,M
G5−2,MG6−2,MG7−2,MG8−2 MG1−3,MG2−3,MG3−3,MG4−3,M
G5−3,MG6−3,MG7−3,MG8−3 MG1−4,MG2−4,MG3−4,MG4−4,M
G5−4,MG6−4,MG7−4,MG8−4 メモリゲート SG1,SG2 SG1−1,SG2−1 SG1−2,SG2−2 SG1−3,SG2−3 SG1−4,SG2−4 セレクトゲート
G7,MG8 MG1−1,MG2−1,MG3−1,MG4−1,M
G5−1,MG6−1,MG7−1,MG8−1 MG1−2,MG2−2,MG3−2,MG4−2,M
G5−2,MG6−2,MG7−2,MG8−2 MG1−3,MG2−3,MG3−3,MG4−3,M
G5−3,MG6−3,MG7−3,MG8−3 MG1−4,MG2−4,MG3−4,MG4−4,M
G5−4,MG6−4,MG7−4,MG8−4 メモリゲート SG1,SG2 SG1−1,SG2−1 SG1−2,SG2−2 SG1−3,SG2−3 SG1−4,SG2−4 セレクトゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115 8728−4M H01L 27/10 434
Claims (1)
- 【請求項1】電荷を蓄積することにより情報を記憶する
不揮発性記憶素子において、 半導体基板に、ソース領域およびドレイン領域がチャネ
ル領域を挟んで形成され、 上記チャネル領域上に、電荷を蓄積するゲート絶縁膜が
形成され、 上記ゲート絶縁膜上に、複数の記憶ゲートが配列され、 上記記憶ゲート列の両端でかつソース領域およびドレイ
ン領域上を挟んで、一対の選択ゲートが設けられている
ことを特徴とする不揮発性記憶素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085411A JPH05291584A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 不揮発性記憶素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085411A JPH05291584A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 不揮発性記憶素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291584A true JPH05291584A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13858066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085411A Pending JPH05291584A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 不揮発性記憶素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05291584A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008995A (ja) * | 2006-12-04 | 2013-01-10 | Snu R & Db Foundation | 固集積フラッシュメモリーセルストリング、セル素子、及びこの製造方法 |
| US11950412B2 (en) | 2009-02-09 | 2024-04-02 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Gate fringing effect based channel formation for semiconductor device |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085411A patent/JPH05291584A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013008995A (ja) * | 2006-12-04 | 2013-01-10 | Snu R & Db Foundation | 固集積フラッシュメモリーセルストリング、セル素子、及びこの製造方法 |
| US11950412B2 (en) | 2009-02-09 | 2024-04-02 | Longitude Flash Memory Solutions Ltd. | Gate fringing effect based channel formation for semiconductor device |
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