JPH05293265A - 千鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置 - Google Patents
千鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置Info
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- JPH05293265A JPH05293265A JP9812792A JP9812792A JPH05293265A JP H05293265 A JPH05293265 A JP H05293265A JP 9812792 A JP9812792 A JP 9812792A JP 9812792 A JP9812792 A JP 9812792A JP H05293265 A JPH05293265 A JP H05293265A
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- needle
- point
- cam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、2点千鳥縫いと4点千鳥縫いと
を極めて簡単な操作によって適宜実行させ得る千鳥縫い
ミシンの針振り駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 この発明は、針振り駆動カム11に2点千鳥
縫い用カム溝11bと4点千鳥縫い用カム溝11aとを
形成する一方、屈曲自在に構成された2本の針振りロッ
ド15,17の一端部を、針棒を揺動させる針棒駆動リ
ンクに連結すると共に同ロッドの他端部を前記各カム溝
に嵌合させると共に、前記各針振りロッドの各屈曲点の
移動方向を規制部材21,29によって規制、解除する
よう構成し、針振り駆動カムのカム溝による針振りロッ
ドの他端部の往復運動を一端部に伝達させて針棒駆動リ
ンクを揺動させるようにする一方、前記規制部材による
規制を解除することにより、針振りロッドの他端部の往
復運動を屈曲点の移動により吸収させて他端部から一端
部への運動の伝達を遮断するようにしたものである。
を極めて簡単な操作によって適宜実行させ得る千鳥縫い
ミシンの針振り駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 この発明は、針振り駆動カム11に2点千鳥
縫い用カム溝11bと4点千鳥縫い用カム溝11aとを
形成する一方、屈曲自在に構成された2本の針振りロッ
ド15,17の一端部を、針棒を揺動させる針棒駆動リ
ンクに連結すると共に同ロッドの他端部を前記各カム溝
に嵌合させると共に、前記各針振りロッドの各屈曲点の
移動方向を規制部材21,29によって規制、解除する
よう構成し、針振り駆動カムのカム溝による針振りロッ
ドの他端部の往復運動を一端部に伝達させて針棒駆動リ
ンクを揺動させるようにする一方、前記規制部材による
規制を解除することにより、針振りロッドの他端部の往
復運動を屈曲点の移動により吸収させて他端部から一端
部への運動の伝達を遮断するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、千鳥縫いミシンにお
ける縫い形態を2点千鳥縫いと4点千鳥縫いとに容易に
切り換え得る用にした千鳥縫いミシンの針振り駆動変更
装置に関するものである。
ける縫い形態を2点千鳥縫いと4点千鳥縫いとに容易に
切り換え得る用にした千鳥縫いミシンの針振り駆動変更
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】千鳥縫いミシンでは、縫い針を布搬送方
向に対し直交する方向へ揺動させることによって屈曲し
た縫い目を形成するようになっているが、その縫い針の
揺動は、従来、図7及び図8に示すようなものにより行
っていた。図において、1は針振り駆動リンクであり、
その一端部は、ミシン機枠に固定された振り幅調整リン
ク2に保持される支点軸3によって回動自在に支持され
ている。この針振り駆動リンク1の他端部には、針棒N
Rに連結された針振り駆動軸4が連結されている。
向に対し直交する方向へ揺動させることによって屈曲し
た縫い目を形成するようになっているが、その縫い針の
揺動は、従来、図7及び図8に示すようなものにより行
っていた。図において、1は針振り駆動リンクであり、
その一端部は、ミシン機枠に固定された振り幅調整リン
ク2に保持される支点軸3によって回動自在に支持され
ている。この針振り駆動リンク1の他端部には、針棒N
Rに連結された針振り駆動軸4が連結されている。
【0003】また、5は針振り駆動カムであり、ミシン
機枠によって水平に支持された固定軸(図示せず)に回
動自在に支持されている。この針振り駆動カム5は、減
速ギアギア9,10などを介してミシンモータに連動し
ており、一針毎に所定角度ピッチで回転するようになっ
ている。また、この針振り駆動カム5の一側面には、後
述の縫い形態に応じた凹凸形状を有するカム溝5aが回
動方向に沿って形成されている。6は前記針振り駆動リ
ンク1の中間部に針振りロッド軸7によって一端部を回
動自在に連結された針振りロッドであり、その他端部に
は、前記カム溝5aに嵌合するコロ6aがコロ軸6bに
よって軸着されている。なお、8は前記コロ軸6aを上
下に案内するためのガイド部材であり、針振り駆動カム
5の中心部に挿通される固定軸(図示せず)に固定され
ている。
機枠によって水平に支持された固定軸(図示せず)に回
動自在に支持されている。この針振り駆動カム5は、減
速ギアギア9,10などを介してミシンモータに連動し
ており、一針毎に所定角度ピッチで回転するようになっ
ている。また、この針振り駆動カム5の一側面には、後
述の縫い形態に応じた凹凸形状を有するカム溝5aが回
動方向に沿って形成されている。6は前記針振り駆動リ
ンク1の中間部に針振りロッド軸7によって一端部を回
動自在に連結された針振りロッドであり、その他端部に
は、前記カム溝5aに嵌合するコロ6aがコロ軸6bに
よって軸着されている。なお、8は前記コロ軸6aを上
下に案内するためのガイド部材であり、針振り駆動カム
5の中心部に挿通される固定軸(図示せず)に固定され
ている。
【0004】このように構成された針振り駆動装置にお
いて、ミシンモータの駆動により前記針振り駆動カム5
が回転すると、コロ6a及びコロ軸6bがカム溝5の凹
凸形状に沿って上下に移動し、これに伴って針振りロッ
ド6がほぼ上下に揺動し、その揺動によって前記針振り
駆動リンク1が支点軸3を中心に揺動するようになって
いる。この針振り駆動リンク1の揺動により、その揺動
の水平成分によって針振り駆動軸4が水平に揺動し、そ
れに伴って針棒NRが布搬送方向Aと直交する方向へ揺
動するようになっている。
いて、ミシンモータの駆動により前記針振り駆動カム5
が回転すると、コロ6a及びコロ軸6bがカム溝5の凹
凸形状に沿って上下に移動し、これに伴って針振りロッ
ド6がほぼ上下に揺動し、その揺動によって前記針振り
駆動リンク1が支点軸3を中心に揺動するようになって
いる。この針振り駆動リンク1の揺動により、その揺動
の水平成分によって針振り駆動軸4が水平に揺動し、そ
れに伴って針棒NRが布搬送方向Aと直交する方向へ揺
動するようになっている。
【0005】ところで、上記のような針振り駆動機構を
用いて形成される千鳥縫い目としては、一針毎に縫い針
の揺動方向を切り換えて形成する2点千鳥縫い目(図9
(a)参照)と、縫い針の揺動方向を3針毎に切り換え
て形成する4点千鳥縫い目(図9(b)参照)とがあ
る。このような異なる縫い針の揺動方式を要する縫い目
の形成は、針振り駆動カムのカム溝の形状を変更するこ
とにより行うことができる。このため、従来では、予め
2点千鳥縫い目に対応するカム溝を備えた針振り駆動カ
ムと、4点千鳥縫い目に対応するカム溝を備えた針振り
駆動カムとの2種類を用意し、これを適宜縫い目形態に
応じて交換していた。
用いて形成される千鳥縫い目としては、一針毎に縫い針
の揺動方向を切り換えて形成する2点千鳥縫い目(図9
(a)参照)と、縫い針の揺動方向を3針毎に切り換え
て形成する4点千鳥縫い目(図9(b)参照)とがあ
る。このような異なる縫い針の揺動方式を要する縫い目
の形成は、針振り駆動カムのカム溝の形状を変更するこ
とにより行うことができる。このため、従来では、予め
2点千鳥縫い目に対応するカム溝を備えた針振り駆動カ
ムと、4点千鳥縫い目に対応するカム溝を備えた針振り
駆動カムとの2種類を用意し、これを適宜縫い目形態に
応じて交換していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、針振り
駆動カムの着脱には、図7に示すように針振りロッド6
などをはじめとする多数の部材の着脱を必要とするた
め、その作業には、多大な労力と時間を要し、これが生
産性を低下させる大きな要因となっていた。このため、
縫い目形態が頻繁に変更される縫製現場などにおいて
は、針振り駆動カムのみが異なるミシンを複数台用意
し、それぞれを各縫い目形成の専用機として用いている
のが現状であり、ミシンの設備費用及び設置スペースな
どが倍増する結果となっていた。
駆動カムの着脱には、図7に示すように針振りロッド6
などをはじめとする多数の部材の着脱を必要とするた
め、その作業には、多大な労力と時間を要し、これが生
産性を低下させる大きな要因となっていた。このため、
縫い目形態が頻繁に変更される縫製現場などにおいて
は、針振り駆動カムのみが異なるミシンを複数台用意
し、それぞれを各縫い目形成の専用機として用いている
のが現状であり、ミシンの設備費用及び設置スペースな
どが倍増する結果となっていた。
【0007】この発明は上記従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとを
極めて簡単な操作によって適宜実行させることができる
千鳥縫いミシンの針振り駆動装置の提供を目的とする。
てなされたもので、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとを
極めて簡単な操作によって適宜実行させることができる
千鳥縫いミシンの針振り駆動装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ミシン主軸
に同期して回転する針振り駆動カムにおいてその一側面
には2点千鳥縫い用カム溝を、他側面には4点千鳥縫い
用カム溝をそれぞれ形成し、所定の屈曲点にて屈曲自在
に構成した2本の針振りロッドの一端部をそれぞれ異な
るカム溝に嵌合させると共に、各針振りロッドの他端部
を針棒を揺動させる針振り駆動リンクに連結し、さらに
各屈曲点の移動経路の規制、解除を規制部材によって任
意に行い得るようにし、前記規制部材にて屈曲点の移動
を規制することにより、前記針振り駆動カムのカム溝に
よる他端部の往復運動を一端部に伝達させて針棒駆動リ
ンクを揺動させるようにする一方、前記規制部材による
規制を解除することにより、前記針振り駆動カムのカム
溝による他端部の往復運動を屈曲点の移動により吸収さ
せて他端部から一端部への運動の伝達を遮断するように
したものである。
に同期して回転する針振り駆動カムにおいてその一側面
には2点千鳥縫い用カム溝を、他側面には4点千鳥縫い
用カム溝をそれぞれ形成し、所定の屈曲点にて屈曲自在
に構成した2本の針振りロッドの一端部をそれぞれ異な
るカム溝に嵌合させると共に、各針振りロッドの他端部
を針棒を揺動させる針振り駆動リンクに連結し、さらに
各屈曲点の移動経路の規制、解除を規制部材によって任
意に行い得るようにし、前記規制部材にて屈曲点の移動
を規制することにより、前記針振り駆動カムのカム溝に
よる他端部の往復運動を一端部に伝達させて針棒駆動リ
ンクを揺動させるようにする一方、前記規制部材による
規制を解除することにより、前記針振り駆動カムのカム
溝による他端部の往復運動を屈曲点の移動により吸収さ
せて他端部から一端部への運動の伝達を遮断するように
したものである。
【0009】
【作用】この発明においては、両針振りロッドのうち、
いずれか一方の中間部の屈曲角度変化を規制させること
により、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとを適宜選択し
て実行させることができる。例えば、2点千鳥縫いを実
行させる場合には、規制部材によって、2点千鳥縫い用
カム溝に嵌合している針振りロッド(2点千鳥縫い用針
振りロッド)の屈曲点の移動を規制部材によって規制
し、他方の針振りロッド(4点千鳥縫い用針振りロッ
ド)の屈曲点に対する移動規制は解除する。これによ
り、4点用千鳥縫い針振りロッドの他端部の往復移動は
針振り駆動リンクとの連結点を中心とする屈曲点の円弧
運動に変換されて吸収され、針振り駆動リンクには伝達
されない。これに対し、中間部の屈曲角度変化を規制さ
れている2点用針振りロッドでは、その他端部の移動が
一端部に伝達されるため、針振り駆動リンクは2点用針
振りロッドに従って揺動し、2点千鳥縫いを実行する。
また、4点千鳥縫いを実行させる場合には、規制部材に
より4点千鳥縫い針振りロッドの屈曲点に対してのみ行
えば良い。
いずれか一方の中間部の屈曲角度変化を規制させること
により、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとを適宜選択し
て実行させることができる。例えば、2点千鳥縫いを実
行させる場合には、規制部材によって、2点千鳥縫い用
カム溝に嵌合している針振りロッド(2点千鳥縫い用針
振りロッド)の屈曲点の移動を規制部材によって規制
し、他方の針振りロッド(4点千鳥縫い用針振りロッ
ド)の屈曲点に対する移動規制は解除する。これによ
り、4点用千鳥縫い針振りロッドの他端部の往復移動は
針振り駆動リンクとの連結点を中心とする屈曲点の円弧
運動に変換されて吸収され、針振り駆動リンクには伝達
されない。これに対し、中間部の屈曲角度変化を規制さ
れている2点用針振りロッドでは、その他端部の移動が
一端部に伝達されるため、針振り駆動リンクは2点用針
振りロッドに従って揺動し、2点千鳥縫いを実行する。
また、4点千鳥縫いを実行させる場合には、規制部材に
より4点千鳥縫い針振りロッドの屈曲点に対してのみ行
えば良い。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1ないし図6に
基づき説明する。なお、上記従来技術と同一もしくは相
当部分には、同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
図1はこの発明の第1実施例の要部を示す平面図、図2
は図1に示したものの側面図である。
基づき説明する。なお、上記従来技術と同一もしくは相
当部分には、同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
図1はこの発明の第1実施例の要部を示す平面図、図2
は図1に示したものの側面図である。
【0011】各図において、11は針振り駆動カムであ
る。この針振り駆動カムは、上記従来技術と同様にミシ
ン機枠によって支持された固定軸12によって回動自在
に支持され、一針毎に所定の回動角度ピッチで回転する
ようになっており、この点は上記従来技術に示したもの
と同様である。但し、この針振り駆動カム11には、そ
の前後両側面に4点千鳥縫い用カム溝11aと2点千鳥
縫い用カム溝11bとが形成されており(図3(a),
(b)参照)、この点が上記従来のものと異なる。な
お、この針振り駆動カムの前後両面には、二股形状をな
すガイド部材13,14が前記固定軸12に固定されて
いる。
る。この針振り駆動カムは、上記従来技術と同様にミシ
ン機枠によって支持された固定軸12によって回動自在
に支持され、一針毎に所定の回動角度ピッチで回転する
ようになっており、この点は上記従来技術に示したもの
と同様である。但し、この針振り駆動カム11には、そ
の前後両側面に4点千鳥縫い用カム溝11aと2点千鳥
縫い用カム溝11bとが形成されており(図3(a),
(b)参照)、この点が上記従来のものと異なる。な
お、この針振り駆動カムの前後両面には、二股形状をな
すガイド部材13,14が前記固定軸12に固定されて
いる。
【0012】また、15は4点千鳥縫い用針振りロッド
(以下、4点用針振りロッドと称す)である。この4点
用ロッド15は、駆動リンク側ロッド15aと、カム側
ロッド15bとを連結軸15cによって回動自在に連結
した構成となっており、駆動リンク側ロッド15aの上
端部(一端部)は前記従来技術にて示した針振り駆動リ
ンク1に設けられる支軸1aによって回動自在に連結さ
れている。また、カム側ロッド15bの下端部(他端
部)には、コロ16がコロ軸16aによって軸着され、
このコロ16が前記針振り駆動カム11の2点千鳥縫い
用カム溝11aに嵌合し、かつコロ軸16aが前記ガイ
ド部材13の溝13aに挿通されている。
(以下、4点用針振りロッドと称す)である。この4点
用ロッド15は、駆動リンク側ロッド15aと、カム側
ロッド15bとを連結軸15cによって回動自在に連結
した構成となっており、駆動リンク側ロッド15aの上
端部(一端部)は前記従来技術にて示した針振り駆動リ
ンク1に設けられる支軸1aによって回動自在に連結さ
れている。また、カム側ロッド15bの下端部(他端
部)には、コロ16がコロ軸16aによって軸着され、
このコロ16が前記針振り駆動カム11の2点千鳥縫い
用カム溝11aに嵌合し、かつコロ軸16aが前記ガイ
ド部材13の溝13aに挿通されている。
【0013】17は前記2点千鳥縫い用針振りロッド
(以下値2点用針振りロッドと称す)である。この2点
用ロッド17は、前記4点用ロッド15と同様に、駆動
リンク側ロッド17aとカム側ロッド17bとを連結軸
17cによって連結した構成となっており、駆動リンク
側ロッド17aが支軸1aに連結され、駆動リンク側ロ
ッド17bがその下端部に軸着したコロ18を介してカ
ム4点用カム溝11bに嵌合し、かつコロ軸18aがガ
イド部材14の溝14aに挿通されている。
(以下値2点用針振りロッドと称す)である。この2点
用ロッド17は、前記4点用ロッド15と同様に、駆動
リンク側ロッド17aとカム側ロッド17bとを連結軸
17cによって連結した構成となっており、駆動リンク
側ロッド17aが支軸1aに連結され、駆動リンク側ロ
ッド17bがその下端部に軸着したコロ18を介してカ
ム4点用カム溝11bに嵌合し、かつコロ軸18aがガ
イド部材14の溝14aに挿通されている。
【0014】そして、上記2本の針振りロッド15,1
7は、各々の連結軸15c,17cを屈曲点として互い
に異なる方向(左右方向)へと屈曲した状態で設けられ
ている。なお、19は前記連結軸15c,17cの後方
への抜脱を防止するためのスラスト受け板であり、アー
ムの前面壁M1の裏面に固定されている。
7は、各々の連結軸15c,17cを屈曲点として互い
に異なる方向(左右方向)へと屈曲した状態で設けられ
ている。なお、19は前記連結軸15c,17cの後方
への抜脱を防止するためのスラスト受け板であり、アー
ムの前面壁M1の裏面に固定されている。
【0015】一方、20はミシンアームの前面壁M1に
回動自在に取り付けた第1の切換え軸である。この切り
換え軸20の後端部には第1の回転体21が固定されて
おり、この第1の回転体21は前面癖M1の裏面から突
出している。また、この第1の回転体21の後面には、
その直径方向に沿ってガイド溝が形成されており、この
ガイド溝21aには連結軸15cの前端部に軸支したロ
ーラ15dが移動可能に嵌合している。
回動自在に取り付けた第1の切換え軸である。この切り
換え軸20の後端部には第1の回転体21が固定されて
おり、この第1の回転体21は前面癖M1の裏面から突
出している。また、この第1の回転体21の後面には、
その直径方向に沿ってガイド溝が形成されており、この
ガイド溝21aには連結軸15cの前端部に軸支したロ
ーラ15dが移動可能に嵌合している。
【0016】22は前面壁M1の前方へ突出する前記切
換え軸20の前端部に固定したカラー、23はこのカラ
ー22に取り付けた第1の切換えダイヤルであり、その
周面にはギア部23aが形成されている。また、この第
1の切換ダイヤル23は、前記カラー22に対し、回動
は不能、軸線方向への移動は可能となっており、ばね受
け24との間に介在させたばね25により、常には一定
位置に保持されるようになっている。
換え軸20の前端部に固定したカラー、23はこのカラ
ー22に取り付けた第1の切換えダイヤルであり、その
周面にはギア部23aが形成されている。また、この第
1の切換ダイヤル23は、前記カラー22に対し、回動
は不能、軸線方向への移動は可能となっており、ばね受
け24との間に介在させたばね25により、常には一定
位置に保持されるようになっている。
【0017】26は前記第1の切換ダイヤル23に挿通
した係止体としての係合ピンであり、その後端部にはミ
シンアームの前面壁に穿設した係合穴A1と係合可能な
係合部26aが形成されている。この係合ピン26は、
ばね27の付勢力によってミシンアームの前面壁M1に
常時圧接しており、係合穴A1と対向した時点でこれに
係合し、第1の切換ダイヤル23の回転を係止するよう
になっている。また、係合穴A1と係合部26aとが係
合した状態で、前記回動体21のガイド溝21aは、垂
直方向に沿って保持されるようになっている。
した係止体としての係合ピンであり、その後端部にはミ
シンアームの前面壁に穿設した係合穴A1と係合可能な
係合部26aが形成されている。この係合ピン26は、
ばね27の付勢力によってミシンアームの前面壁M1に
常時圧接しており、係合穴A1と対向した時点でこれに
係合し、第1の切換ダイヤル23の回転を係止するよう
になっている。また、係合穴A1と係合部26aとが係
合した状態で、前記回動体21のガイド溝21aは、垂
直方向に沿って保持されるようになっている。
【0018】28はミシンアームの前面壁M1に回動自
在に支持された第2の切り換え軸であり、その後端部に
は第2の回転体29が固定されている。この第2の回転
体29の後面にはその直径方向に沿ってガイド溝29a
が形成されており、このガイド溝29aには連結軸17
cにて支持されたローラ17dが移動可能に嵌合してい
る。
在に支持された第2の切り換え軸であり、その後端部に
は第2の回転体29が固定されている。この第2の回転
体29の後面にはその直径方向に沿ってガイド溝29a
が形成されており、このガイド溝29aには連結軸17
cにて支持されたローラ17dが移動可能に嵌合してい
る。
【0019】また、第2の切り換え軸28の前面壁M1
から突出する部分には、カラーを介して第2の切換えダ
イヤル30が固定されている。この第2の切換えダイヤ
ル30は前記第1の切換ダイヤル23のギア部23aと
噛合可能なギア部30aをその周面に有し、前記第1の
切換ダイヤル23をばね25に抗して前方へと移動させ
ることにより、両ギア部23a、30aを互いに噛合さ
せ得るようになっている。なお、この第2の切換ダイヤ
ル30と第1の切換ダイヤル23とにより、連動部材が
構成されている。
から突出する部分には、カラーを介して第2の切換えダ
イヤル30が固定されている。この第2の切換えダイヤ
ル30は前記第1の切換ダイヤル23のギア部23aと
噛合可能なギア部30aをその周面に有し、前記第1の
切換ダイヤル23をばね25に抗して前方へと移動させ
ることにより、両ギア部23a、30aを互いに噛合さ
せ得るようになっている。なお、この第2の切換ダイヤ
ル30と第1の切換ダイヤル23とにより、連動部材が
構成されている。
【0020】31は前記第2の切換ダイヤル30の回転
位置を設定するための係止する係止ピンである。この係
止ピン31は、ばね32によって後方へ付勢されてお
り、その付勢力によって後端部に形成された係合部31
aを前面壁M1に穿設した係合穴A2へ係合させ得るよ
うになっている。そして、係合穴A2と係合部31aと
を係合させた状態で、回転体29のガイド溝29aは垂
直方向に沿って保持される。
位置を設定するための係止する係止ピンである。この係
止ピン31は、ばね32によって後方へ付勢されてお
り、その付勢力によって後端部に形成された係合部31
aを前面壁M1に穿設した係合穴A2へ係合させ得るよ
うになっている。そして、係合穴A2と係合部31aと
を係合させた状態で、回転体29のガイド溝29aは垂
直方向に沿って保持される。
【0021】また、前記2個の係合穴A2,A1は、各
切換軸20,28を中心とする円周上において90度の
位相差をもって配置されている。
切換軸20,28を中心とする円周上において90度の
位相差をもって配置されている。
【0022】以上のように構成されたこの第1実施例に
よれば、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとの切換は、各
切換ダイヤル23,30の回転位置を切換ることによっ
て行うことができる。すなわち、4点千鳥縫いから、2
点千鳥縫いに変更する場合には、まず、係合ピン26を
前方へ引き出すことにより、4点千鳥縫いにおいて係合
していた係合穴A1から係合部26aを抜脱させると共
に、ばね27を介して第1の切換ダイヤル23をカラー
22に沿って前方へと移動させ、そのギア部23aを第
2の切換ダイヤル30のギア部30aに噛合させる。な
お、このとき他方の係止ピン31は、係合穴A2に対し
て非係合状態となっているため、第2の切換ダイヤル3
0は回転し得る状態となっている。
よれば、2点千鳥縫いと、4点千鳥縫いとの切換は、各
切換ダイヤル23,30の回転位置を切換ることによっ
て行うことができる。すなわち、4点千鳥縫いから、2
点千鳥縫いに変更する場合には、まず、係合ピン26を
前方へ引き出すことにより、4点千鳥縫いにおいて係合
していた係合穴A1から係合部26aを抜脱させると共
に、ばね27を介して第1の切換ダイヤル23をカラー
22に沿って前方へと移動させ、そのギア部23aを第
2の切換ダイヤル30のギア部30aに噛合させる。な
お、このとき他方の係止ピン31は、係合穴A2に対し
て非係合状態となっているため、第2の切換ダイヤル3
0は回転し得る状態となっている。
【0023】この後、係止ピン26を前方へ引き出しつ
つ第1のダイヤル23を第1の切換軸と共に回転させる
と、第2の切換ダイヤル30、第2の切換軸28も共に
同一角度回転する。そして回転角度が90度に達する
と、係止ピン31の係合部31aは係合穴A2に係合す
るため、それ以上の回転は阻止される。これにより、第
1の回転体21のガイド溝21aは水平状態に、第2の
回転体29のガイド溝29aは垂直状態にそれぞれ切り
替わる。
つ第1のダイヤル23を第1の切換軸と共に回転させる
と、第2の切換ダイヤル30、第2の切換軸28も共に
同一角度回転する。そして回転角度が90度に達する
と、係止ピン31の係合部31aは係合穴A2に係合す
るため、それ以上の回転は阻止される。これにより、第
1の回転体21のガイド溝21aは水平状態に、第2の
回転体29のガイド溝29aは垂直状態にそれぞれ切り
替わる。
【0024】ここで、把持している係止ピン26を解放
すると、その係合部26aは前面壁M1に接合し、第1
の切換ダイヤル23はばね25の付勢力によって第2の
切換ダイヤル30から離脱する。その結果、第1の回転
体21は回動可能状態となり、第2の回転体29は回動
不能状態となる。このため、第1の回転体21は回動可
能となり、4点用針振りロッド15の連結軸15cは自
在にその位置を変化させ得る状態となる。
すると、その係合部26aは前面壁M1に接合し、第1
の切換ダイヤル23はばね25の付勢力によって第2の
切換ダイヤル30から離脱する。その結果、第1の回転
体21は回動可能状態となり、第2の回転体29は回動
不能状態となる。このため、第1の回転体21は回動可
能となり、4点用針振りロッド15の連結軸15cは自
在にその位置を変化させ得る状態となる。
【0025】これに対し、第2の回動体29は回動不能
状態となっているため、連結軸17cの移動は、ガイド
溝29aによって上下方向に制限される。つまり連結軸
17cの移動経路は、支軸1aを中心とした円周上の経
路とは異なる経路となる。
状態となっているため、連結軸17cの移動は、ガイド
溝29aによって上下方向に制限される。つまり連結軸
17cの移動経路は、支軸1aを中心とした円周上の経
路とは異なる経路となる。
【0026】ここで、縫製動作が開始され、針振り駆動
カム11が回転すると、コロ16,18がカム溝11
a,11bの凹凸形状を倣うため、コロ軸16a,18
aはガイド部材13,14の溝13a,14aに沿って
斜めに上下する。このとき、4点側針振りロッド15で
は、回転体21が回動可能状態となっているため、連結
軸15cは水平、垂直いずれの方向にも自在に移動し得
る状態にある。このため、コロ軸16aに伴うカム側ロ
ッドの運動は、全てリンク側ロッドの支軸1a中心とし
た揺動運動に変換・吸収され、針棒駆動リンク1には伝
達されない。つまり、この場合の4点用針振りロッド1
5は針棒NRに対し全く作用しない。
カム11が回転すると、コロ16,18がカム溝11
a,11bの凹凸形状を倣うため、コロ軸16a,18
aはガイド部材13,14の溝13a,14aに沿って
斜めに上下する。このとき、4点側針振りロッド15で
は、回転体21が回動可能状態となっているため、連結
軸15cは水平、垂直いずれの方向にも自在に移動し得
る状態にある。このため、コロ軸16aに伴うカム側ロ
ッドの運動は、全てリンク側ロッドの支軸1a中心とし
た揺動運動に変換・吸収され、針棒駆動リンク1には伝
達されない。つまり、この場合の4点用針振りロッド1
5は針棒NRに対し全く作用しない。
【0027】これに対し、2点側針振りロッド17で
は、第2の回転体29が回動不能状態となっており、ガ
イド溝29aが垂直方向に保持されているため、連結軸
17cの移動経路は支軸1aを中心とした円周上の経路
から逸脱した経路に制限される。つまり、リンク側ロッ
ド17aは支軸1aを中心とした回転揺動運動を行い得
ない状態となる。
は、第2の回転体29が回動不能状態となっており、ガ
イド溝29aが垂直方向に保持されているため、連結軸
17cの移動経路は支軸1aを中心とした円周上の経路
から逸脱した経路に制限される。つまり、リンク側ロッ
ド17aは支軸1aを中心とした回転揺動運動を行い得
ない状態となる。
【0028】従って、コロ軸18aの移動に伴う連結軸
17cの上下動は、リンク側ロッド17aを介して針振
り駆動リンク1に伝達され、この針振り駆動リンク1の
水平揺動成分に従って針振り駆動リンク1が揺動し、2
点千鳥縫いが実行される。
17cの上下動は、リンク側ロッド17aを介して針振
り駆動リンク1に伝達され、この針振り駆動リンク1の
水平揺動成分に従って針振り駆動リンク1が揺動し、2
点千鳥縫いが実行される。
【0029】また、上述の2点千鳥縫いから4点千鳥縫
いへと縫い方式を変更する場合には、両係止ピン26,
31を前方へ引き出して、係止ピン31と係合A2との
係合を解除すると共に、両切換えダイヤル23,30を
噛合させた後、第2の切換ダイヤル30を90度回転さ
せて係止ピン26を係合穴A1に係合させれば良い。こ
れにより、第1の回転体21は回転不能状態となってガ
イド溝21aが垂直方向に保持され、第2の回転体29
は回動可能状態となる。これにより、2点用針振りロッ
ド17の運動は針振り駆動リンク1に伝達されず、4点
用針振りロッド15の移動のみが針振り駆動リンク1に
伝達されて4点千鳥縫いが実行される。
いへと縫い方式を変更する場合には、両係止ピン26,
31を前方へ引き出して、係止ピン31と係合A2との
係合を解除すると共に、両切換えダイヤル23,30を
噛合させた後、第2の切換ダイヤル30を90度回転さ
せて係止ピン26を係合穴A1に係合させれば良い。こ
れにより、第1の回転体21は回転不能状態となってガ
イド溝21aが垂直方向に保持され、第2の回転体29
は回動可能状態となる。これにより、2点用針振りロッ
ド17の運動は針振り駆動リンク1に伝達されず、4点
用針振りロッド15の移動のみが針振り駆動リンク1に
伝達されて4点千鳥縫いが実行される。
【0030】次に、この発明の第2実施例を図5及び図
6に基づき説明する。なお、上記従来技術及び第1実施
例と同一もしくは相当部分には同一符号を付しその説明
の詳細は省く。この第2実施例は、上記従来技術とほぼ
同様の構成を有する4点用針振りロッド15と2点用針
振りロッド17を有すると共に、各針振りロッド15,
17の各連結軸15c,17cの移動規制及び解除を、
単一の回転板41(規制体)によって行うようにしたも
のである。
6に基づき説明する。なお、上記従来技術及び第1実施
例と同一もしくは相当部分には同一符号を付しその説明
の詳細は省く。この第2実施例は、上記従来技術とほぼ
同様の構成を有する4点用針振りロッド15と2点用針
振りロッド17を有すると共に、各針振りロッド15,
17の各連結軸15c,17cの移動規制及び解除を、
単一の回転板41(規制体)によって行うようにしたも
のである。
【0031】すなわち、40はミシン機枠の前面壁M1
に回動自在に貫通支持させた切換軸であり、この切換軸
40の後端部には、半円状の回動板41が固定されてい
る。また、この回動板41には、その端縁部から内方へ
向けて2個のガイド溝41a,41bが切欠形成されて
いる。この各切欠溝41a,41bはいずれも切換軸4
0を中心とした円弧形状をなしており、切換軸40を所
定角度回転させることにより、各針振りロッド15,1
7の連結軸15c,17cに対して各ガイド溝が選択的
に嵌合するようになっている。つまり、一方のガイド溝
41bを連結軸17cのコロ17dに嵌合させた場合に
は、他方のガイド溝41aは連結軸15cのコロ15d
から離脱した状態となり(図5参照)、逆に他方のガイ
ド溝41aをコロ15dに嵌合させた場合には、一方の
ガイド溝41bがコロ17dから離脱するようになって
いる。
に回動自在に貫通支持させた切換軸であり、この切換軸
40の後端部には、半円状の回動板41が固定されてい
る。また、この回動板41には、その端縁部から内方へ
向けて2個のガイド溝41a,41bが切欠形成されて
いる。この各切欠溝41a,41bはいずれも切換軸4
0を中心とした円弧形状をなしており、切換軸40を所
定角度回転させることにより、各針振りロッド15,1
7の連結軸15c,17cに対して各ガイド溝が選択的
に嵌合するようになっている。つまり、一方のガイド溝
41bを連結軸17cのコロ17dに嵌合させた場合に
は、他方のガイド溝41aは連結軸15cのコロ15d
から離脱した状態となり(図5参照)、逆に他方のガイ
ド溝41aをコロ15dに嵌合させた場合には、一方の
ガイド溝41bがコロ17dから離脱するようになって
いる。
【0032】また、43は前記切換軸40の前端部に固
定した切換ダイヤル、44はこの切換ダイヤル43にに
嵌挿した係止ピンである。この係止ピンは、ばね45に
よって後方へ向けて付勢されており、その付勢力によっ
て後端部に形成された係合部44aがミシンアームの前
面壁M1に穿設した2個の係合穴B1,B2に選択的に
係合し得るようになっている。
定した切換ダイヤル、44はこの切換ダイヤル43にに
嵌挿した係止ピンである。この係止ピンは、ばね45に
よって後方へ向けて付勢されており、その付勢力によっ
て後端部に形成された係合部44aがミシンアームの前
面壁M1に穿設した2個の係合穴B1,B2に選択的に
係合し得るようになっている。
【0033】なお、その他の構成は、上記第1実施例と
ほぼ同様であるが、この実施例では、連結軸15c,1
7cの両端に固定したスラスト受け15e,15f、1
7e,17fによってその脱落を防止するようになって
おり、第1実施例に示したスラスト受け19を省略した
構成となっている。
ほぼ同様であるが、この実施例では、連結軸15c,1
7cの両端に固定したスラスト受け15e,15f、1
7e,17fによってその脱落を防止するようになって
おり、第1実施例に示したスラスト受け19を省略した
構成となっている。
【0034】以上のように構成されたこの第2実施例に
おいて、2点千鳥縫いを行う場合には、切換ダイヤル4
3を回転させ、係合穴B2と係止ピン44の係合部44
aとを係合させた状態で回動板41を保持させる。これ
により、4点用針振りロッド15の連結軸15cは水
平、垂直いずれの方向にも自在に移動し得る状態となる
ため、4点用針振りロッド15の運動は針振り駆動リン
ク1に伝達されず、他方、2点用ロッド17において
は、連結軸17cがガイド溝41bによってほぼ上下方
向への移動のみに規制されるため、針振りロッド17の
運動は針振り駆動リンク1に伝達され、2点千鳥縫いが
実行される。
おいて、2点千鳥縫いを行う場合には、切換ダイヤル4
3を回転させ、係合穴B2と係止ピン44の係合部44
aとを係合させた状態で回動板41を保持させる。これ
により、4点用針振りロッド15の連結軸15cは水
平、垂直いずれの方向にも自在に移動し得る状態となる
ため、4点用針振りロッド15の運動は針振り駆動リン
ク1に伝達されず、他方、2点用ロッド17において
は、連結軸17cがガイド溝41bによってほぼ上下方
向への移動のみに規制されるため、針振りロッド17の
運動は針振り駆動リンク1に伝達され、2点千鳥縫いが
実行される。
【0035】また、2点千鳥縫いから4点千鳥縫いへの
変換を行う場合には、係止ピン44の係合部44aを係
合穴B2から離脱させた後に回動板41を回転させ、係
合部44aを係合穴B1に係合させれば良い。これによ
り、連結軸15cの移動はガイド溝41aによってほぼ
上下に規制され、連結軸17cは自在に移動可能とな
り、4点用針振りロッド17の運動のみが針振り駆動リ
ンク1に伝達され、4点千鳥縫いが実行される。なお、
この実施例では、回動板41にて規制されない連結軸1
5c,または17cが確実に外方へ向けて移動し得るよ
う、引きばね46,47にて両針振りロッド15,17
を外方へと付勢している。
変換を行う場合には、係止ピン44の係合部44aを係
合穴B2から離脱させた後に回動板41を回転させ、係
合部44aを係合穴B1に係合させれば良い。これによ
り、連結軸15cの移動はガイド溝41aによってほぼ
上下に規制され、連結軸17cは自在に移動可能とな
り、4点用針振りロッド17の運動のみが針振り駆動リ
ンク1に伝達され、4点千鳥縫いが実行される。なお、
この実施例では、回動板41にて規制されない連結軸1
5c,または17cが確実に外方へ向けて移動し得るよ
う、引きばね46,47にて両針振りロッド15,17
を外方へと付勢している。
【0036】このようにこの第2実施例によれば、単一
の回動板41を回動させることによって縫い形態の切換
を行うことができるため、前記第1実施例と比べ部品点
数を削減でき、安価に構成することができると共に、切
換操作も1本の係止ピン44を係脱させれば良いため、
より簡単に行うことができるという利点がある。
の回動板41を回動させることによって縫い形態の切換
を行うことができるため、前記第1実施例と比べ部品点
数を削減でき、安価に構成することができると共に、切
換操作も1本の係止ピン44を係脱させれば良いため、
より簡単に行うことができるという利点がある。
【0037】なお、上記各実施例においては、作業を簡
略化するため規制部材による2本の連結軸15c,17
cの規制、解除を同時に行い得るようにしたが、各連結
軸毎にその規制、解除を行うようにしても良く、この場
合にも、針振り駆動カム11の着脱を要する従来のもの
に比べ、大幅な作業能率の向上を期待できる。
略化するため規制部材による2本の連結軸15c,17
cの規制、解除を同時に行い得るようにしたが、各連結
軸毎にその規制、解除を行うようにしても良く、この場
合にも、針振り駆動カム11の着脱を要する従来のもの
に比べ、大幅な作業能率の向上を期待できる。
【0038】また、規制部材としても各針振りロッドの
屈曲点の移動を垂直方向に規制するものに限らず、その
他の方向に沿って規制させるようにしても良い。つまり
規制部材としては各針振りロッドの屈曲点を、針振り駆
動リンクとの連結点(支軸1a)を中心とした円周上の
経路以外の経路に沿って移動させるものであれば良く、
その形状、規制方向などは上記実施例に示したものに限
らず、設計上、実施上の都合に応じて適宜変更可能であ
る。
屈曲点の移動を垂直方向に規制するものに限らず、その
他の方向に沿って規制させるようにしても良い。つまり
規制部材としては各針振りロッドの屈曲点を、針振り駆
動リンクとの連結点(支軸1a)を中心とした円周上の
経路以外の経路に沿って移動させるものであれば良く、
その形状、規制方向などは上記実施例に示したものに限
らず、設計上、実施上の都合に応じて適宜変更可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係る千
鳥縫いミシンの針振り駆動装置は、針振り駆動カムに2
点千鳥縫い用カム溝と4点千鳥縫い用カム溝とを形成す
る一方、屈曲自在に構成された2本の針振りロッドの一
端部を針棒を揺動させる針棒駆動リンクに連結すると共
に他端部を前記各カム溝に嵌合させ、前記各針振りロッ
ドの各屈曲点の移動方向を規制部材によって規制、解除
することにより、針振り駆動カムから針振り駆動リンク
に至る運動の伝達、遮断を行ない得るようにしたため、
2点千鳥縫いと4点千鳥縫いとの切り替えを、複雑な作
業を余儀なくされる針振り駆動カムの交換を伴わずに容
易に行うことができるようになり、作業能率は大幅に向
上する。このため、頻繁に縫製形態の変更される縫製現
場等において本発明を備えた千鳥縫いミシンを用いれ
ば、設備費及び設置スペースを大幅に削減することが可
能となり、製品のコスト低減を図ることができる。
鳥縫いミシンの針振り駆動装置は、針振り駆動カムに2
点千鳥縫い用カム溝と4点千鳥縫い用カム溝とを形成す
る一方、屈曲自在に構成された2本の針振りロッドの一
端部を針棒を揺動させる針棒駆動リンクに連結すると共
に他端部を前記各カム溝に嵌合させ、前記各針振りロッ
ドの各屈曲点の移動方向を規制部材によって規制、解除
することにより、針振り駆動カムから針振り駆動リンク
に至る運動の伝達、遮断を行ない得るようにしたため、
2点千鳥縫いと4点千鳥縫いとの切り替えを、複雑な作
業を余儀なくされる針振り駆動カムの交換を伴わずに容
易に行うことができるようになり、作業能率は大幅に向
上する。このため、頻繁に縫製形態の変更される縫製現
場等において本発明を備えた千鳥縫いミシンを用いれ
ば、設備費及び設置スペースを大幅に削減することが可
能となり、製品のコスト低減を図ることができる。
【図1】この発明に係る第1実施例の要部を示す平面図
である。
である。
【図2】図1に示したものの正面図である。
【図3】図1に示した針振り駆動カムを示す図であり、
(a)は正面図を、(b)は後面図をそれぞれ示す。
(a)は正面図を、(b)は後面図をそれぞれ示す。
【図4】図1に示した切換ダイヤルの設定状態を示す正
面図であり、(a)は4点千鳥縫いを設定した状態を示
し、(b)は2点千鳥縫いを設定した状態を示してい
る。
面図であり、(a)は4点千鳥縫いを設定した状態を示
し、(b)は2点千鳥縫いを設定した状態を示してい
る。
【図5】この発明に係る第2実施例の要部を示す正面図
である。
である。
【図6】図5に示したものの平面図である。
【図7】従来の千鳥縫いミシンの針振り駆動装置を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図8】図7に示したもの概略正面図である。
【図9】(a)は2点千鳥縫い目を示す平面図、(b)
は4点千鳥縫い目を示す平面図である。
は4点千鳥縫い目を示す平面図である。
1 針棒駆動リンク 1a 支点軸 11a 4点千鳥縫い用針振り溝 11b 2点千鳥縫い用針振り溝 11 針振り駆動カム 15 4点千鳥縫い用針振りロッド 15a リンク側ロッド 15b カム側ロッド 15c 連結軸 17 2点千鳥縫い用針振りロッド 17a リンク側ロッド 17b カム側ロッド 17c 連結軸 21 第1の回転体 21a ガイド溝 23 第1の切換ダイヤル 26 係止ピン(係止体) 29 第2の回転体 29a ガイド溝 30 第2の切換ダイヤル 31 係止ピン(係止体) 41 回動板 41a ガイド溝 41b ガイド溝 44 係止ピン(係止体) M1 ミシンアームの前面壁
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の支点軸を中心に沿って揺動可能に
支持され、その揺動の水平成分によって針棒を揺動させ
る針棒駆動リンクと、 ミシン主軸に同期して回転すると共に、一側面に2点千
鳥縫い用針振り溝を有し、他側面に4点千鳥縫い用針振
り溝を有する針振り駆動カムと、 一端が針振り駆動カムの2点千鳥縫い用針振り溝に係合
し、他端が前記針振り駆動リンクに連結される2点千鳥
縫い用針振りロッドと、 一端が針振り駆動カムの4点千鳥縫い用針振り溝に係合
し、他端が前記針振り駆動リンクに支軸にて連結される
4点千鳥縫い用針振りロッドと、を設け、 前記各針振りロッドを所定の屈曲点において屈曲自在に
構成すると共に、 前記針振り駆動リンクとの連結点を中心とする各針振り
ロッドの揺動経路以外の経路を各屈曲点の移動経路とし
て規制すると共に、その規制の解除を任意に行い得る規
制部材を設けてなり、 前記規制部材にて屈曲点の移動を規制することにより、
前記針振り駆動カムのカム溝による他端部の往復運動を
一端部に伝達させ、針棒駆動リンクを揺動させる一方、 前記規制部材による規制を解除することにより、前記針
振り駆動カムのカム溝による他端部の往復運動を屈曲点
の移動によって吸収させ、他端部から一端部への運動の
伝達を遮断するようにしたことを特徴とする千鳥縫いミ
シンの針振り駆動変更装置。 - 【請求項2】 前記各針振りロッドを、一端部が針振り
駆動リンク回動自在に連結されたリンク側ロッドと、一
端部が連結軸によってリンク側ロッドに屈曲自在に連結
され、他端部が針振り駆動カムのカム溝に嵌合されるカ
ム側ロッドと、により構成すると共に、 前記規制部材を、ミシン機枠に回動可能に支持されると
共に2点千鳥縫い用針振りロッドにおける連結軸に移動
可能に嵌合するガイド溝を備えた第1の回転体と、ミシ
ン機枠に回動自在に支持されると共に前記連結軸が移動
可能に嵌合されるガイド溝を備えた第2の回転体と、各
回転体を所定の回転係止位置にて係止する係止体と、に
より構成し、 かつ、前記各回転体における一方の回転を他方に伝達す
る連動部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の千
鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置。 - 【請求項3】 前記各針振りロッドを、一端部が針振り
駆動リンクに回動自在に連結されたリンク側ロッドと、
一端部が連結軸によってリンク側ロッドの他端部に屈曲
自在に連結され、他端部が針振り駆動カムのカム溝に嵌
合されるカム側ロッドと、により構成すると共に、 前記規制部材は、ミシン機枠に回動自在に支持されると
共にその回動位置を切り替えることにより前記各連結軸
に選択的に嵌合させ得る2個のガイド溝を備えた回動板
と、連結軸とガイド溝とが嵌合する各回動位置において
回動板を係止する係止体とにより構成し、前記各ガイド
溝は、針振り駆動リンクとの連結点を中心とする各針振
りロッドの揺動経路以外の経路以外の経路に沿って形成
したことを特徴とする請求項1記載の千鳥縫いミシンの
針振り駆動変更装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9812792A JPH05293265A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 千鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9812792A JPH05293265A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 千鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05293265A true JPH05293265A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14211613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9812792A Pending JPH05293265A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 千鳥縫いミシンの針振り駆動変更装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05293265A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10051686B4 (de) * | 1999-10-18 | 2005-12-08 | Juki Corp., Chofu | Elektronische Zickzack-Nähmaschine und Nadelverschwenkdaten-Erzeugungsvorrichtung |
| DE10043362B4 (de) * | 1999-09-02 | 2005-12-08 | Juki Corp., Chofu | Elektronische Zickzack-Nähmaschine |
| DE10049254B4 (de) * | 1999-10-05 | 2005-12-15 | Juki Corp., Chofu | Elektronische Zickzack-Nähmaschine |
| DE10051685B4 (de) * | 1999-10-18 | 2006-01-19 | Juki Corp., Chofu | Elektronische Zickzack-Nähmaschine |
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