JPH05294078A - 乾式転写材製造用インクリボン - Google Patents

乾式転写材製造用インクリボン

Info

Publication number
JPH05294078A
JPH05294078A JP4139165A JP13916592A JPH05294078A JP H05294078 A JPH05294078 A JP H05294078A JP 4139165 A JP4139165 A JP 4139165A JP 13916592 A JP13916592 A JP 13916592A JP H05294078 A JPH05294078 A JP H05294078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink ribbon
transfer material
waxes
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4139165A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamane
満夫 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP4139165A priority Critical patent/JPH05294078A/ja
Publication of JPH05294078A publication Critical patent/JPH05294078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インスタントレタリング用乾式転写剤を簡便
に製造する。 【構成】 乾式転写材製造用インクリボン10は、フィ
ルム状のリボン基材(支持体)11の一方の表面上にイ
ンク層12が形成され、更にその上に、転写性調整層1
3が所定厚さで形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式転写剤の製造に際
して用いられる感熱転写インクリボンに係り、特に感熱
転写方式のプリンタ、タイプライタ、ワードプロセッサ
等を用いて、ぬれ性の悪い、剥離性の強い面へも転写、
印字可能となすと共に、被転写物に感熱転写して得られ
る転写像が、圧力により、目的とする第2の被転写物上
へ効果的に感圧再転写せしめ得るようにした乾式転写剤
製造用インクリボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、感熱転写方式によるプリンタ、タ
イプライタ、ワードプロセッサ等の印字装置が開発され
て、小型のパーソナルユースからビジネス用途にまで広
く使用されるようになってきている。この感熱転写方式
による印字は、サーマルヘッドにより熱転写インクリボ
ンを所定の印字用紙に密着させ、そしてそのサーマルヘ
ッドが有する多数の発熱素子の内、所定の発熱素子を発
熱せしめることにより、熱転写リボンの支持体を介して
発熱素子に接している熱溶融性インク部分を溶かして、
印字用紙に転写せしめることにより、行われるようにな
っている。
【0003】ところで、この種の熱転写リボンは、従来
から、着色剤とそのバインダ剤とからなる熱溶融性イン
クを所定の支持体上に塗工しただけのものであって、か
かるバインダ剤はワックスを主成分とするものであっ
た。しかも、この種の熱転写リボンは被転写物として通
常紙を対象とするに過ぎない。
【0004】一方、最近になって、感熱転写方式の普及
と共に、ラフペーパー(平滑度の低い紙)への転写性の
向上が要求されるようになり、これに関連した種々の特
許出願がなされており、また同一インクリボンで何度も
転写、印字を可能とするマルチタイプリボンや、誤字を
消去、修正することのできるコレクタブルリボン等の技
術も、種々提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らの知る限りおいて、ぬれ性が悪くて、離型性、剥離
面の良い面への転写、印字を可能とすることを目的とし
た感熱転写インクリボンに関しては、現在までのとこ
ろ、何等の報告もなされてはいない。しかも、インスタ
ントレタリング用乾式転写材の製造方法として、感熱転
写方式はこれまでのところ全く採用されていないため
に、インスタントレタリング用乾式転写材を製造するの
に用いられる感熱転写インクリボンというのも、これま
でに何等の提案もなされてはいない。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ことを目的とし、次のような構成を採用した。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨とす
るところは、熱転写により被転写物を乾式転写材に変え
る乾式転写材製造用インクリボンであって、フィルム状
リボン基材の片面上に設けられ着色剤および、接着剤を
含んで構成されるインク層と、該インク層上に設けら
れ、感熱接着性樹脂、粘着付与性樹脂および熱感度向上
剤を含んで構成された熱転写性調整層と、を備えたこと
を特徴とする乾式転写材製造用インクリボンにある。
【0008】ここで、図1に例示するごとく、乾式転写
材製造用インクリボン10は、フィルム状のリボン基材
(支持体)11の一方の表面上にインク層12が形成さ
れ、更にその上に、転写性調整層13が所定厚さで形成
されているのである。尚、リボン基材11の前記インク
層12の塗工面とは反対側の面には、必要に応じてシリ
コン樹脂のような耐熱性樹脂からなるスティッキング防
止層14が設けられる。
【0009】そして、この様な乾式転写材製造用熱転写
インクリボン10において、そのインク層12を支持す
るフィルム状のリボン基材11としては、従来から熱転
写インクリボンの基材として用いられている各種のもの
がいずれも使用可能であるが、特に感熱転写のためにイ
ンクリボンにはサーマルヘッド(印字装置)が接触する
ところから、耐熱温度が150℃以上の、ポリエステ
ル、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、
ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド
からなるプラスチックフィルム、またはコンデンサ紙、
グラシン紙等の紙が好適な材料として用いられ特に、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルフ
ァイドが耐熱性等の点から好ましい。またその厚さも、
材料の種類により適宜に決定されることとなるが、一般
に3〜20μmの範囲の厚さのものを用いることがテー
プとしての各種必要性状の点から望ましい。
【0010】また、インク層12は、着色材、バインダ
剤および感圧接着剤を含んで主として構成されている。
【0011】着色剤としては、主としてカーボンブラッ
ク等の顔料が使用されるが、また色調調節のために、必
要に応じて、適当な染料が加えられる。
【0012】インク層12を構成するバインダ剤として
は、例えば、(A)キャンデリラワックス、カルナバワ
ックス、ライスワックス、木ロウ等の植物系ワックス、
蜜ろう、ラノリン、鯨ろう等の動物系ワックス、モンタ
ンワックス、セレシン等の鉱物系ワックス、パラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワ
ックス、ポリエチレンワックス等の合成ワックス、およ
びα−オレフィン−無水マレイン酸共重合体等の樹脂系
ワックスの1種または2種以上からなるワックスと、
(B)石油樹脂、ロジン、水添ロジン、ロジンエステ
ル、ケトン樹脂、フェノール樹脂等の1種または2種以
上からなる粘着付与剤とからなるものが用いられる。こ
の粘着付与剤はインクの密着性、硬度向上、凝集力付
与、粘着力付与および感圧接着剤の粘着付与の働きをな
すものである。特に、粘着付与剤としては、石油樹脂、
ロジン、水添ロジン、ロジンエステルが粘着性の点か
ら、好ましい。また、このバインダ剤を構成するワック
スと粘着付与剤とは、一般に重量基準で、15:1〜
3:2程度の割合において配合される。
【0013】更に、インク層12を構成する感圧接着剤
としては、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸エステル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアク
リレート共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルアセタール、ポリイソブチレン等のビニ
ル系高分子、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢
酸セルロース等の繊維系高分子、塩化ゴム、天然ゴム等
のゴム系高分子等の1種または2種以上が組み合わされ
て用いられる。特に、ポリアクリル酸エステル、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、ポリ酢酸ビニルが接着性等の点から好まし
い。
【0014】上記インク層12を構成する上記着色剤、
バインダ剤および感圧接着剤は、一般に5〜30:40
〜93:2〜30程度の割合において配合され、好まし
くは95℃の温度下において、2500センチポイズ未
満、特に100〜1000センチポイズ程度の粘度を与
えるインク組成物とする。また、その様なインク組成物
は、適当な溶媒に溶解もしくは分散されてインク液とさ
れ、あるいは加熱混合により、インクとなして、目的と
するフィルム状のリボン基材11上に、公知の手法に従
って塗工あるいはホットメルト塗工される。
【0015】一方、上記インク層12上に形成される、
トップコートとしての転写性調整層13は、上記インク
層12よりも、熱転写条件下において粘度が高くかつ感
熱接着性、硬度および凝集力の大きな層として構成され
ている。この転写性調整層13は、被転写物としての基
本シートに対する感熱転写時には、その接着力が強くさ
れていることによって、ぬれ性の悪い表面への感熱転写
性が向上され、凝集力、粘度、硬度が大きくされている
ために、潰れ、広がり等の転写不良が効果的に改善さ
れ、また、印字装置のヘッドによるインクのかき寄せも
良好に防止する働きを有する。また、乾式転写剤の基本
シートの背後から圧力を加えて、感熱転写により作製し
たインクの像(転写像)を第2の被転写物に転写する感
圧転写時には、かかる転写性調整層13は、凝集力、硬
度が大きくされているために、基本シートから、残留イ
ンクなく、一体となって、所定のインク像を転写させる
ことを可能とし、転写したインクにも広がり、もれのな
い美麗な像を得ることを可能とし、また同時に転写像を
保護して強固なものとしている。
【0016】上記転写性調整層13は、(1)膜形成性
が大きく、感熱接着性の大きな第1の樹脂、例えば、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、アイオ
ノマー、アクリル系重合体、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール、ポリアミド、エチルセルロー
ス、等の1種または2種以上と、(2)凝集力が大き
く、粘着付与性の第2の樹脂、例えば、石油樹脂、ロジ
ン、水添ロジン、ロジンエステル、ケトン樹脂、フェノ
ール樹脂等の1種または2種以上と、(3)融点、溶融
粘度を調整し、熱感度を向上させる熱感度向上剤として
(A)キャンデリラワックス、カルナバワックス、ライ
スワックス、木ロウ等の植物系ワックス、蜜ろう、ラノ
リン、鯨ろう等の動物系ワックス、モンタンワックス、
セレシン等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス、ポリ
エチレンワックス等の合成ワックス、およびα−オレフ
ィン−無水マレイン酸共重合体等の樹脂系ワックスの1
種または2種以上からなるワックス類、(B)リン酸ト
リブチル、リン酸トリフェニル等のリン酸エステル、フ
タル酸ジメチル、フタル酸ジ−n−オクチル等のフタル
酸エステル、オレイン酸ブチル等の脂肪族一塩基酸エス
テル、アジピン酸ジブチル等の脂肪族二塩基酸エステ
ル、ジエチレングリコールジベンゾエート等の二価アル
コールエステル等、の1種または2種以上からなる可塑
剤類、(C)アマニ油、キリ油等の乾性油、大豆油、綿
実油、ナタネ油等の半乾性油、落花生油、オリーブ油、
ツバキ油、ヒマシ油等の不乾性油等の植物油や動物油、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸等
の脂肪酸、高級アルコール、多価アルコール等の1種ま
たは2種以上からなる油脂および/または油剤類、
(D)陰イオン活性剤、陽イオン活性剤、非イオン活性
剤、両性イオン活性剤等の1種または2種以上からなる
界面活性剤類、から選択された1種または2種以上と、
から主として構成される。
【0017】上記、(A)乃至(D)の熱感度向上剤
は、膜強度等の調節や糸ひき防止効果もある。中でも
(D)界面活性剤類は、ぬれ性を向上させるので、被転
写物への転写性が特に良好となる。
【0018】上記第1の樹脂としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリアミド、エチルセルロースが造膜
性、感熱接着性等の点から、より好ましく、第2の樹脂
としては、石油樹脂、ロジン、水添ロジン、ロジンエス
テルが凝集力、粘着付与性等の点から、より好ましい。
【0019】上記第1の樹脂と第2の樹脂との配合量の
和と、(A)ワックス類、(C)油脂および/または油
剤類、(D)界面活性剤類の配合量との比は、重量基準
で、100:2〜50が好ましい。後者が2未満では効
果が低くなり、50を越えると接着力が低下する。
【0020】上記第1の樹脂と第2の樹脂との配合量の
和と、(B)可塑剤類の配合量との比は、重量基準で1
00:2〜30が好ましい。後者が2未満では効果が低
くなり、30を越えると接着力が低下する。
【0021】この中で第1の樹脂と第2の樹脂とは、重
量基準で、1:0.5〜10が好ましく、特に、1:
0.8〜7が性能のバランスから好ましい。
【0022】尚、上記第1の樹脂は、インク層12と非
相溶性か、相溶しても混じりがたいものであって、イン
ク層12の上に感熱接着性の大きな膜を形成するもので
あり、また他方の第2の樹脂は、上記第1の樹脂とイン
ク層12との接着性を良好にして、凝集力、硬度、粘着
性を増し、感熱転写性を調整するために加えられたもの
である。更に熱感度向上剤は、主に第1の樹脂と第2の
樹脂との組成からなる転写性調整層13の融点、溶融粘
度を調節し、熱感度を向上させ、熱転写型プリンタによ
る転写性能を向上させる。
【0023】第1の樹脂、第2の樹脂および熱感度向上
剤からなる組成物は、水溶液もしくは、水分散液の形態
において、あるいはインク層12を侵さないような汎用
の有機溶剤の溶液乃至分散液の形態において、通常の塗
工手法に従って、インク層12の上に所定厚さで塗工さ
れる。この様にして形成される転写性調整層13は、感
熱転写条件下においてインク層12よりも粘度が高くさ
れ、一般に、95℃の温度下において2500センチポ
イズ以上、好ましくは8000センチポイズ以上の粘度
を有する層とされる。
【0024】またこの様にして形成される転写性調整層
13には、更にその膜強度を調整し、切れの良いシャー
プな印字像を得るために、また汚れやブロッキング防止
等のために、カオリン、タルク、ベントナイト、酸化チ
タン等の充填剤や、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ア
ルミニウム等の金属石鹸のごとき有機もしくは無機の粉
末を、20重量%を越えない割合において配合すること
も可能である。
【0025】このようにして得られたインクリボン10
を用いて、ヘッド発熱体形状、ヘッド発熱体位置、ヘッ
ド取付角度、ヘッド押え圧力、巻取りトルク、ヘッド印
加エネルギー、印字スピード等を調節した熱転写型プリ
ンタにて、ぬれ性の悪い表面を有するフィルム上へ、所
望の文字や図形等の転写像を感熱印字すると、広がり、
潰れ、濃淡、ヘッドによるかき寄せ、糸引き、柚子肌、
転写不足等の問題を惹起することなく、良好な印字像を
実現することができる。
【0026】またこのようにして印字された像を、フィ
ルムシートの裏側から圧力を加えて目的とする紙、プラ
スチックス、金属等の被転写物上に感圧転写しても、上
記フィルム上には残留インクはなく、更に転写した像
も、潰れ、広がり、脆さのない、強固に接着した良好な
像となすことができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが本発明はこれ
に限られるものではなく、要旨を逸脱しない限り種々の
態様を採り得る。
【0028】次のようなインク層用配合物と転写性調整
層用配合物とを調整した。
【0029】 インク層配合−1 重量部 α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体 2 [三菱化成工業(株)製のタ゛イヤカルナ30] キャンデリラワックス 3 [中京油脂(株)製のキャンテ゛リラロウ2698] マイクロクリスタリンワックス 9 [日本精蝋(株)製Hi-Mic1045] ロジンエステル 2 [荒川化学工業(株)製のスーハ゜ーエステルA-100] エチレン−酢酸ビニル共重合体 2 [三井デュポンポリケミカル(株)製のEVA210] カーボンブラック 2 [三菱化成工業(株)製のMA-7] メチルイソブチルケトン 100 インク層配合−2 重量部 α−オレフィン−無水マレイン酸共重合体 8 [三菱化成工業(株)製のタ゛イヤカルナ30] キャンデリラワックス 5 [中京油脂(株)製のキャンテ゛リラロウ2698] ロジンエステル 2 [荒川化学工業(株)製のスーハ゜ーエステルA-100] エチレン−酢酸ビニル共重合体 3 [三井デュポンポリケミカル(株)製のEVA210] カーボンブラック 2 [三菱化成工業(株)製のMA-7] メチルイソブチルケトン 100 転写性調整層配合−1 重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 1 [三井デュポンポリケミカル(株)製のEVA210] 石油樹脂 4 [東邦石油樹脂(株)製のハイレシ゛ン#90] パラフィンワックス 1 [日本精蝋(株)製ハ゛イセン15] メチルイソブチルケトン 54 転写性調整層配合−2 重量部 エチルセルロース 1 [関東化学(株)製の試薬10cps] 水添ロジン 4 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] マイクロクリスタリンワックス 1 [日本精蝋(株)製Hi-Mic1045] イソプロピルアルコール 54 転写性調整層配合ー3 重量部 ポリアミド 5 [ヘンケル白水(株)製のVersamid940] 水添ロジン 5 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] ポリエチレンワックス 1 [三井石油化学工業(株)製の三井ハイワックス4202E] イソプロピルアルコール 99 転写性調整層配合−4 重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10 [三井デュポンポリケミカル(株)製のEVA210] 石油樹脂 47 [東邦石油樹脂(株)製のハイレシ゛ン#90] リン酸トリクレジル(リン酸エステル) 3 [協和醗酵(株)製] メチルイソブチルケトン 540 転写性調整層配合−5 重量部 エチルセルロース 10 [関東化学(株)製の試薬10cps] 水添ロジン 47 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] ジ−2−エチルヘキシルマレート(脂肪族二塩基酸エステル) 3 [協和醗酵(株)製] イソプロピルアルコール 540 転写性調整層配合−6 重量部 ポリアミド 11 [ヘンケル白水(株)製のVersamid940] 水添ロジン 10 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] フタル酸ジブチル 1 [大日本インキ化学(株)製] イソプロピルアルコール 99 転写性調整層配合−7 重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 5 [三井デュポンポリケミカル(株)製のEVA210] 石油樹脂 14 [東邦石油樹脂(株)製のハイレシ゛ン#90] グリセリンモノステアレート(非イオン界面活性剤) 1 [花王(株)製のレオト゛ールMS-60] メチルイソブチルケトン 180 転写性調整層配合−8 重量部 エチルセルロース 4 [関東化学(株)製の試薬10cps] 水添ロジン 15 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] ステアリン酸 1 イソプロピルアルコール 180 転写性調整層配合−9 重量部 ポリアミド 9 [ヘンケル白水(株)製のVersamid940] 水添ロジン 10 [荒川化学工業(株)製のハイヘ゜ール] ナタネ油 1 [関東化学(株)製の試薬] イソプロピルアルコール 180 上記2例のインク層配合と上記9例の転写性調整層配合
との18通りの組み合せを用いて、3.5μmのポリエ
チレンテレフタレートのフィルム上に、まずインク層を
乾燥膜厚で6〜7μmとなるよう塗工形成し、ついで転
写性調整層を乾燥膜厚で1〜2μmとなるよう塗工形成
して、インクリボンを得た。このインクリボンを用いて
調節した感熱転写型のタイプライタ(ブラザー工業
(株)製EP43)でシリコン樹脂を塗工した被転写物
としてのポリエチレンフィルム100μm上に印字し
た。
【0030】すべての組合せについて、印字像は、十分
にきれいで、良好な品質の印字像であった。また、この
ポリエチレンフィルムの裏から圧力を加えながら擦るこ
とにより、ポリエチレンフィルム上の印字像は、第2の
被転写物としての紙、プラスチック、金属へ感圧転写
し、十分良好な品質の像が形成できた。また、本発明の
他の組合せも同様な良好な結果であった。
【0031】尚、各インク層配合および各転写性調整層
配合の乾燥後95℃における粘度は、インク層配合では
200〜1000センチポイズ、転写性調整層配合では
30000〜70000センチポイズであった。
【0032】
【比較例】インク層配合1、2のいずれかにてインク層
を形成し、転写性調整層は形成しなかったインクリボン
および市販のワックスタイプの熱転写インクリボンを用
いて、実施例と同様の転写試験を行ったところ、感熱転
写性も感圧転写性も不十分であった。具体的には、感熱
転写性に関しては、接着力不足による転写性不足、凝集
力、粘度、硬度不足による転写印字の広がり、潰れや、
ヘッドによる印字のかき寄せ、印字の濃淡、柚子肌等の
問題が発生した。また、感圧転写性に関しては、感圧接
着力不足による転写不足、固着力不足、凝集力や粘度、
更には硬度不足による最終転写印字像の潰れ、広がり、
強度不足、一体転写不良で、フィルム基本シート上への
残留インクが認められる等の問題が発生した。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述のごとくインク層の上に
トップコート層として、感熱接着性、硬度、粘度、凝集
力の大きい転写性調整層を設けて2層構造とし、インク
層に感圧接着性を持たせることにより、ぬれ性の悪い面
への感熱転写性が著しく良好となり、その上感熱転写に
より設けた印字像の圧力による他物質への感圧転写性も
良好となる利点があるとともに、前記転写性調整層にワ
ックス等の熱感度向上剤を加えたことにより、熱感度が
向上し、低エネルギーでの転写を可能とする。更に、エ
ネルギーに応じて融点、溶融粘度、膜強度等の調節を可
能にし、糸引きを防止して、切れをよくする効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の乾式転写剤製造用
インクリボンの一例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10 乾式転写材製造用インクリボン 11 リボン基材 12 インク層 13 転写性調整層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱転写方式により基本シート上に熱転
    写されたインク像を、その基本シートのインク像転写側
    とは反対側の面から加圧することにより、任意の被転写
    体に該インク像を再転写するための乾式転写材を製造す
    る際に用いられる感式転写材製造用インクリボンであっ
    て、 フィルム状リボン基材の片面上に設けられ、ビニル樹
    脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、繊維系高分子及び
    ゴム系高分子から選ばれた一種又は二種以上の感圧接着
    剤と、石油樹脂、ロジン、水添ロジン、ロジンエステ
    ル、ケトン樹脂及びフェノール樹脂から選ばれた一種又
    は二種以上の粘着付与剤と、着色剤と、ワックスとを含
    んで構成され、感圧接着性を有するインク層と、 該インク層上に設けられ、エチレン−酢酸ビニル共重合
    体、ポリ酢酸ビニル、アイオノマー、アクリル系共重合
    体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン
    −アクリル酸共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
    体、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポ
    リビニルアルコール、ポリアミド及びエチルセルロース
    から選ばれた一種又は二種以上の感熱接着性樹脂と、ワ
    ックス、可塑剤、油脂、油剤及び界面活性剤から選ばれ
    た一種または二種以上の熱感度向上剤とを含んで構成さ
    れた転写性調整層とを備えたことを特徴とする乾式転写
    材製造用インクリボン。
  2. 【請求項2】 上記熱感度向上剤が、植物系ワックス、
    動物系ワックス、鉱物系ワックス、石油系ワックス、合
    成ワックス及び樹脂系ワックスから選ばれた一種又は二
    種以上のワックスからなることを特徴とする請求項1に
    記載の乾式転写材製造用インクリボン。
  3. 【請求項3】 上記熱感度向上剤が、リン酸エステル、
    フタル酸エステル、脂肪族二塩基酸エステル及び二価ア
    ルコールエステルから選ばれた一種又は二種以上の可塑
    剤からなることを特徴とする請求項1に記載の乾式転写
    材製造用インクリボン。
  4. 【請求項4】 上記熱感度向上剤が、動植物油からなる
    油剤及び油脂から選ばれた一種又は二種以上からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の乾式転写材製造用イン
    クリボン。
  5. 【請求項5】 上記熱感度向上剤が、陰イオン界面活性
    剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び両性
    界面活性剤から選ばれた一種又は二種以上の界面活性剤
    からなることを特徴とする請求項1に記載の乾式転写材
    製造用インクリボン。
JP4139165A 1992-05-29 1992-05-29 乾式転写材製造用インクリボン Pending JPH05294078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4139165A JPH05294078A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 乾式転写材製造用インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4139165A JPH05294078A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 乾式転写材製造用インクリボン

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62080126A Division JPH06102391B2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 乾式転写材製造用インクリボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05294078A true JPH05294078A (ja) 1993-11-09

Family

ID=15239099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4139165A Pending JPH05294078A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 乾式転写材製造用インクリボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05294078A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5064743A (en) Thermal transfer recording medium
USRE34944E (en) Thermo-sensitive transfer ink ribbon to be used for producing dry type transfer material
JP3672365B2 (ja) 熱溶融性固体インク
JP2605711B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JP2588179B2 (ja) 熱転写記録媒体
JPH05294078A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH06102391B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPS62108089A (ja) 熱転写リボン
JPH06102392B2 (ja) 乾式転写材製造用感熱転写インクリボン
JP2621738B2 (ja) 乾式転写材製造用感熱転写インクリボン
JP2597356B2 (ja) 熱転写インクフイルム
JPH04292991A (ja) インクリボン
JP2762444B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0528995B2 (ja)
JPH0640167A (ja) 熱転写シート
JPS63194983A (ja) 熱溶融型感熱転写シ−ト
JPH0316776A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH0225382A (ja) 熱転写レタリングの作成セット
JP2714512B2 (ja) 熱転写記録媒体
JPH0528678B2 (ja)
JP2926791B2 (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JPH04182194A (ja) 受け紙付感熱転写記録媒体及びその製造方法
JPH0323978A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン
JP2000141923A (ja) 熱転写記録媒体及びその製造方法
JPH0316774A (ja) 乾式転写材製造用インクリボン