JPH05295398A - スクラブ石鹸及びその製造方法 - Google Patents

スクラブ石鹸及びその製造方法

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JPH05295398A
JPH05295398A JP12015892A JP12015892A JPH05295398A JP H05295398 A JPH05295398 A JP H05295398A JP 12015892 A JP12015892 A JP 12015892A JP 12015892 A JP12015892 A JP 12015892A JP H05295398 A JPH05295398 A JP H05295398A
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soap
specific gravity
scrub
scrubbing
layer
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JP12015892A
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Misako Matsumoto
美佐子 松本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一つの石鹸で使用状況等に応じて適宜、スクラ
ブ材を選択的に使用できるスクラブ石鹸及びその製造方
法を提供する。 【構成】ケン化反応終了後、65℃〜75℃に保持しつ
つ、白糖等を配合して得られる透明石鹸素地を、溶融状
態にて二つに分離し、そして、それ等夫々の透明石鹸素
地の組成を、アルコール類、グリコール類、糖類の三つ
の何れかを増減することによって比重の異なるものとす
るとともに、各々に顔料を配合して青色、赤色に着色す
る。そして、その後、一方の石鹸素地と同程度の比重に
調整したスクラブ材4…4とともに同一容器内に入れ
る。そして、それらを同時に冷却、固化させることによ
り、スクラブ材4…4の配設された赤色を呈する上部石
鹸層2と透明石鹸素地のみからなる青色を呈する下部石
鹸層3との二層に積層されスクラブ石鹸を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状からなる複数のス
クラブ材を石鹸内に配設したスクラブ石鹸及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、粒状に形成した複数のスクラ
ブ材を石鹸内に配設した、いわゆるスクラブ石鹸が知ら
れている。この従来のスクラブ石鹸は、木の実やポリエ
チレン等の樹脂を粒状に形成してスクラブ材とし、この
スクラブ材を石鹸内に配設したものである。こうするこ
とにより、例えば、手にペンキ、塗料、油等が付着した
場合に通常の石鹸では落とし難い汚れをスクラブ材によ
って落とし易いようにするとともに、皮膚を摩擦して血
行を良くするようになされたものである。
【0003】一方、カルナバロー、キャンデリラロー等
のワックスを主成分とするものからスクラブ材を構成
し、これを石鹸内に配設するようにしたスクラブ石鹸も
提案されている。こうすることにより、スクラブ材を、
ポリエチレン等のものより柔らかく形成でき、洗浄に際
し肌ざわりを良くすることができる。又、使用後はワッ
クス油分が過脂剤として作用し、皮膚に油分を適度に補
給することができる。
【0004】しかしながら、このようなスクラブ石鹸
は、スクラブ材の種類によっても効果が異なり、例えば
樹脂等の比較的固いものから構成したものを使用する場
合は油等の汚れを落とすのに好都合であるが、人によっ
ては肌荒れを起こす場合がある。又、通常のスクラブ材
を有しない石鹸に比べスクラブ材を配設しなければなら
ない分だけ製造コストが高くなる。そのため、常時使用
するには不経済なものとなるという課題を有する。従っ
て、例えば手にペンキ、塗料、油等が付着した場合にス
クラブ材を配設した石鹸を、通常の場合にはスクラブ材
を有しない石鹸をというように、あるいは又、ペンキ、
塗料、油等で汚れがひどいような場合には先ず木の実や
ポリエチレン等の樹脂からなるスクラブ材を配設した石
鹸を使用してある程度の汚れを落とした後、次にワック
スを主成分とするスクラブ材を配設した石鹸を使用して
肌荒れを防止するというように、一つの石鹸で選択的に
使用できれば効果的に使用でき、しかも経済的で便利な
ものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実情
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、一つ
の石鹸で使用状況等に応じて適宜、スクラブ材を選択的
に使用できるスクラブ石鹸及びそのスクラブ石鹸の製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の特徴を
有するスクラブ石鹸を提供することにより上記課題を解
決する。本発明のスクラブ石鹸は、比重の異なる複数の
石鹸層から構成される。そして、これ等の石鹸層は、比
重の大きいものから小さいものへと順次層状に積層され
てなる。又、少なくとも一つの石鹸層は、粒状からなる
複数のスクラブ材を包含する。そして、これらのスクラ
ブ材は、そのスクラブ材の配設される石鹸層の石鹸素地
の比重と略同一の比重からなるものである。
【0007】又、本発明は、以下の特徴を有するのスク
ラブ石鹸の製造方法を提供することにより上記課題を解
決する。本発明のスクラブ石鹸の製造方法は、比重の異
なる数種類の石鹸素地を準備する。一方、石鹸素地の比
重に合致するように形成した少なくとも一種類のスクラ
ブ材を準備する。そして、これらの石鹸素地とスクラブ
材とを、石鹸素地が流動性を有する状態で配合する。そ
の後、それらを同時に冷却、固化させる。尚、本発明で
いう流動性を有するとは石鹸素地とスクラブ材とが配合
された場合、スクラブ材が石鹸素地内を移動できる状態
をいう。
【0008】以下、図を基に本発明の一実施例を具体的
に説明する。図1は、本発明のスクラブ石鹸1の斜視図
である。この実施例における本発明のスクラブ石鹸1
は、図1に示すように上部の上部石鹸層2と下部の下部
石鹸層3との二層に積層されたものからなる。
【0009】上部石鹸層2は、赤色に着色された透明石
鹸からなり、下部石鹸層3に比し比重の小さいものから
構成されている。又、この上部石鹸層2の内部には、粒
状に形成された複数のスクラブ材4…4が略均一に分散
されて配設されている。
【0010】このスクラブ材4は、木の実、ポリエチレ
ン、セルロース、スチロール、ワックス、顔料等種々の
ものを適用できるが、この実施例では、ポリエチレンを
主成分とする樹脂が使用され、その比重が上部石鹸層2
を形成する石鹸素地と同程度の比重とされている。ポリ
エチレン単独の比重は、0.9程度であるが、比重調節
剤、例えば炭酸カルシウムや酸化チタンを適宜配合する
ことによって適宜調整することができる。例えば、炭酸
カルシウムを15%重量部配合することにより比重を
1.1程度にすることができ、炭酸カルシウムを適宜量
調整することによって上部石鹸層2の石鹸素地と同程度
の比重に合わせることができる。
【0011】下部石鹸層3は、青色に着色された透明石
鹸からなり、上記の上部石鹸層2のようなスクラブ材4
…4は包含されておらず、透明石鹸素地のみから構成さ
れている。
【0012】又、これらの互いの境界面5は、図では実
線で描かれているが、後述のように両者が同一容器内で
同時に冷却・固化されることによって段の発生もなく、
色の境界が鮮明に現れ、美観を起こさせるものとなって
いる。また、使用中に境界面5で剥がれるようなことも
ないものとなっている。
【0013】これら比重の異なる上部石鹸層2、下部石
鹸層3を製造するには、ケン化反応終了後、65℃〜7
5℃に保持しつつ、白糖等を配合して得られる透明石鹸
素地を溶融状態にて二つに分離する。そして、それ等夫
々の透明石鹸素地の組成を変え比重の異なるものとす
る。比重を変えるには、透明石鹸の組成を変えることに
より、行うことができる。そして、その要因となるもの
の具体例を挙げれば、アルコール類、グリコール類、糖
類の3つを挙げることができ、これらの内、どれか1つ
でも増加、又は減少させることにより比重を変えること
ができる。
【0014】アルコール類、例えばエタノールのみで比
重を変える場合には、加熱溶融した液状石鹸に、その液
状石鹸の重量に対して、少なくとも10%以上のエタノ
ールを加えると比重は軽くなり、エタノールを加える前
のものとでは、エタノールを加えた方が上部に、加える
前の方が下部に加熱溶融させた液状にて、はっきりと分
離させることができる。また加えるエタノールの限度と
しては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が
限度となり、それを越えると、固化後石鹸が白っぽくな
り、成形性が悪くなり、また、乾燥途中において、白い
もやが析出したりする。
【0015】グリコール類、例えばグリセリンのみの場
合については、加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して
少なくとも4%以上のグリセリンを加えると比重は重く
なり、加熱溶融させた液状において、グリセリンを加え
た方が下部に、加える前のものは上部に、はっきりと分
離させることができる。また加えるグリセリンの限度と
しては、仕込み時の油脂の重量100に対して100が
限度になり、それを越えると、石鹸自身が吸湿したり、
固化しなかったり、或いはべとつき感が出たりする。
【0016】糖類、例えば白糖のみの場合については、
加熱溶融させた液状石鹸の重量に対して少なくとも2%
以上の白糖を加えると、比重は重くなり、加熱溶融させ
た液状において、白糖を加えた方が下部に、加える前の
ものは上部に、夫々分離させることができる。また加え
る白糖の限度としては、仕込み時の油脂の重量100に
対して63が限度となり、それを越えると、軟らかくな
ったり、固化しなかったりする。
【0017】以上3つの要因を通常は併用し、比重差を
大きくすることにより、透明性をそこなわず、加熱溶融
状態において分離させることができる。また混合すると
きの温度としては50℃〜60℃程度が望ましい。そし
て、上部石鹸層2を形成する透明石鹸素地の比重は、下
部石鹸層3より小さく、しかもスクラブ材4の比重と合
致するように調整される。尚、この上部石鹸層2とスク
ラブ材4との比重調整方法は、双方を予め適宜に設定し
た比重値に調整する他、上部石鹸層2を先に形成したス
クラブ材4に合わせる、あるいは逆にスクラブ材4を上
部石鹸層2に合わせるようにしても行うことができる。
【0018】一方、着色は上述の比重を変える前、或い
は、変えた後の夫々の液状透明石鹸に適宜な色素を加え
て着色すれば良い。
【0019】そして、得られた比重の異なる二つの透明
石鹸素地を、比重調整した複数のスクラブ材4…4と共
に、同一容器内に入れる。共にというのは透明石鹸素地
が流動性のある段階であれば多少時間差があっても良
く、容器内に透明石鹸素地とスクラブ材4…4とを同時
に入れる他、透明石鹸素地を先に、あるいはスクラブ材
4…4を先に入れても良い。更に、スクラブ材4…4の
配設は、配設すべき透明石鹸素地に比重調整した時点で
その透明石鹸素地と予め行っておくようにしても良い。
これにより、溶融状態にて自然と透明石鹸素地を比重の
大きいものから小さいものへと順に層状に分離させるこ
とができる。又、その際、スクラブ材4…4は、比重の
合致した透明石鹸素地と共に移動し、その比重の合致し
た透明石鹸素地内のみに配設され、しかも、自然に分散
状態となる。
【0020】その後、冷却、固化させることにより、同
時に、一体的にそれ等の層を乾燥させることができ、固
化した上に液状石鹸を流し込む場合に発生する境界面の
段の発生を防ぐとともに、境界面での色むらを防止して
鮮明に境界面5を描くことができる。又、固化した二つ
の石鹸片を接着材等により接着する場合に発生する使用
に際しての境界面からの剥がれを防止できるものとな
る。
【0021】以上のように構成することにより、上部石
鹸層2又は下部石鹸層3を選択的に使用でき、例えば手
にペンキ、塗料、油等が付着した場合には上部石鹸層2
を使用すれば良く、通常の場合はスクラブ材を包含しな
い下部石鹸層3を使用することができるものとなる。
【0022】次に、他の実施例を図2に基づき説明す
る。この実施例では、上部石鹸層2と中部石鹸層6と下
部石鹸層3との三層に積層されたものから構成されてい
る。
【0023】これらの層は、上部石鹸層2、中部石鹸層
6、下部石鹸層3の順に比重の大きいものとされてい
る。又、上部石鹸層2と下部石鹸層3は、内部にスクラ
ブ材4…4を包含している。上部石鹸層2のスクラブ材
4a…4aは、ワックスを主成分とするものが使用さ
れ、一方、下部石鹸層3のスクラブ材4b…4bは、ポ
リエチレンを主成分とするものが使用されている。
【0024】ワックスを主成分とするスクラブ材4a…
4aは、石鹸素地の融点より高いワックスであれば構成
することができ、カルナバロー、キャンデリラロー、サ
トウキビロー、セラミックロー、チュウハクロー、パー
ムロー、ミツロー等が上げられる。そして、これらから
選択される一種又は二種以上のものを粒状に形成した
後、これに比重調節剤を含浸させることにより得ること
ができる。得られたスクラブ材4…4は、ポリエチレン
等のものより柔らかく形成でき、洗浄に際し肌ざわりを
良くすることができる。又、使用後はワックス油分が過
脂剤として作用し、皮膚に油分を適度に補給することが
できるものとなる。
【0025】又、比重調節剤としては、酸化チタン、炭
酸カルシウム、あるいはグリセリンによって行うことが
できる。詳しくは、カルナバロー、キャンデリラロー等
から構成した溶融状態のワックスを水中に吹き付け冷却
固化させることによって空洞化した形状を呈する粒状ワ
ックスを形成する。そして、これを比重が略1.2程度
のグリセリン中に所定時間入れることによって空洞化し
た部分に含浸させることができ、所定の比重に調整でき
る。
【0026】そして、上記実施例と同様に上部石鹸層
2、中部石鹸層6、下部石鹸層3各々を比重調整する一
方、ポリエチレンを主成分とするスクラブ材4b…4b
を下部石鹸層3の石鹸素地の比重と同程度に調整すると
ともに、ワックスを主成分とするスクラブ材4a…4a
を上部石鹸層2の石鹸素地の比重に合わせた後、それら
を、同一容器内で冷却・固化することにより上層と下層
にスクラブ材4…4を配設した図2に示す三層の積層さ
れたスクラブ石鹸を得ることができる。
【0027】こうすることにより、例えばペンキ、塗
料、油等で手の汚れがひどいような場合には先ずポリエ
チレンの樹脂からなるスクラブ材4aを配設した上部石
鹸層2を使用してある程度の汚れを落とした後、次にワ
ックスを主成分とするスクラブ材4bを配設した下部石
鹸層3を使用することにより汚れを素早く落とし、しか
も、最終的にワックス油分が過脂剤として作用するた
め、肌荒れを起こすようなこともなくすことができる。
【0028】尚、スクラブ材4…4にも顔料を配合して
配設される石鹸層と同色に、あるいは異なる色に着色す
るようにしても良い。顔料としては、群青、カドミウム
エロー、ベンガラ、クロムエロー、鉛白、チタン白、カ
ーボンブラック等の無機顔料、あるいはアゾ系、トリフ
ェニルメタン系、キノリン系、アントラキノン系、フタ
ロシアニン系等の有機顔料が例示できる。
【0029】
【実施例】以下に、具体的にその製造例を説明する。 製 造 例 1 配合油脂(牛脂56kg、ヤシ油30kg、ミリスチン酸1
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを二つに分解し、夫々を、A:エタノール8.4
%重量部増加、比重測定値1.01、B:エタノール4.2 %
重量部増加、グリセリン1.3 %重量部増加及び白糖2.1
%重量部増加、比重測定値1.02とする。ただし、比重測
定値は、揮発分約40%時のものとする。更に、透明石
鹸素地Aに赤色の色素を、透明石鹸素地Bに青色の色素
を夫々加えて着色する。
【0030】一方、炭酸カルシウムを微量配合すること
によって比重測定値1.01としたポリエチレンを主成分と
する粒状のスクラブ材4を形成する。
【0031】そして、上記比重の異なる二つ透明石鹸素
地A、Bを、複数のスクラブ材4…4とともに、同一容
器内へ入れ、同時に冷却、固化させ、切断して乾燥させ
る。その結果、赤色、青色の二層からなる図1に示すス
クラブ石鹸1を得た。この製造例における透明石鹸は、
図1に示した図中の2がAと、3がBと夫々対応するこ
ととなる。
【0032】尚、本製造例において、二つに分離した液
状透明石鹸の比重を変えるとともに、粘度(例えば、炭
素数の多い牛脂の量を増すことにより粘度を増す。)を
も夫々変えて併用することにより、より確実に分離させ
ることができる。
【0033】製 造 例 2 配合油脂(牛脂56kg、ヤシ油30kg、ミリスチン酸1
2kg、ステアリン酸2kg、ケン化値220.4)100kgと、
エタノール45kgとグリセリン13kgとEDTA0.05kg
とを反応釜に入れ、加熱溶解し、これに34%苛性ソー
ダ液46.3kgを加え、70℃〜80℃で完全ケン化させ
る。その後、65℃〜75℃を保持しつつ、白糖20k
g、水10kgを加え、撹拌溶解させ、透明石鹸素地を得
る。これを二つに分解し、夫々を、A:エタノール8.4
%重量部増加、比重測定値1.01、B:エタノール4.2 %
重量部増加、グリセリン1.3 %重量部増加及び白糖2.1
%重量部増加、比重測定値1.02、C:エタノール2.1 %
重量部増加、グリセリン3.8 %重量部増加及び白糖6.3
%重量部増加、比重測定値1.04とする。ただし、比重測
定値は、上記と同様に揮発分約40%時のものとする。
【0034】一方、酸化チタンによって比重測定値1.04
としたポリエチレンを主成分とする粒状のスクラブ材4
b…4bを形成する。更にグリセリンを含浸させること
によって比重測定値1.01としたワックスを主成分とする
粒状のスクラブ材4a…4aを形成する。
【0035】そして、三つ透明石鹸素地A、B、Cを、
二種類の複数のスクラブ材4…4とともに、同一容器内
へ入れ、同時に冷却、固化させ、切断して乾燥させる。
その結果、三層からなる図2に示すスクラブ石鹸1を得
た。
【0036】
【発明の効果】以上、実施例で述べたように本発明のス
クラブ石鹸は、比重の異なる複数の石鹸層から構成し、
そして、適宜な石鹸層に、石鹸層の比重と略同一の比重
からなる複数のスクラブ材を包含させるものであるた
め、使用に際し、スクラブ材を配設した部分を手の汚れ
等の状況に応じ選択的に使用できる。従って、スクラブ
材を効率的に使用でき、しかも経済的なものにできる。
又、本発明のスクラブ石鹸の製造方法においては、溶融
状態で、比重の異なる複数の透明石鹸素地を合わせるこ
とにより、比重の大きい順に層状に分離させることがで
きる。又、その際、透明石鹸素地の比重に合致するよう
に形成した少なくとも一種類のスクラブ材を同時に合わ
せることにより、同じ比重の透明石鹸素地内に自然と配
設させることができ、しかも、略均一状態に分散させる
ことができる。従って、所定の石鹸層に所定のスクラブ
材を配合したスクラブ石鹸を容易に得ることができるも
のとなル。以上本発明は一つの石鹸で使用状況等に応じ
て適宜、スクラブ材を選択的に使用できるスクラブ石鹸
及びその製造方法を提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 スクラブ石鹸 2 上部石鹸層 3 下部石鹸層 4 スクラブ材 5 境界面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比重の異なる複数の石鹸層から構成され、
    これ等の石鹸層が、比重の大きいものから小さいものへ
    と順次層状に積層されてなり、 少なくとも一つの石鹸層が、粒状からなる複数のスクラ
    ブ材を包含し、これらのスクラブ材が、そのスクラブ材
    の配設される石鹸層の石鹸素地の比重と略同一の比重か
    らなるものであることを特徴とするスクラブ石鹸。
  2. 【請求項2】比重の異なる数種類の石鹸素地を準備し、 石鹸素地の比重に合致するように形成した少なくとも一
    種類のスクラブ材を準備し、 これらの石鹸素地とスクラブ材とを、石鹸素地が流動性
    を有する状態で配合し、 その後、それらを同時に冷却、固化させることを特徴と
    するスクラブ石鹸の製造方法。
JP12015892A 1992-04-14 1992-04-14 スクラブ石鹸及びその製造方法 Pending JPH05295398A (ja)

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