JPH05295470A - チタンまたはチタン合金の脱酸方法 - Google Patents
チタンまたはチタン合金の脱酸方法Info
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- JPH05295470A JPH05295470A JP4104796A JP10479692A JPH05295470A JP H05295470 A JPH05295470 A JP H05295470A JP 4104796 A JP4104796 A JP 4104796A JP 10479692 A JP10479692 A JP 10479692A JP H05295470 A JPH05295470 A JP H05295470A
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- titanium
- alloy
- titanium alloy
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波誘導型の水冷銅るつぼを用いること
で、非接触の誘導溶解を可能とし、チタン合金を脱酸す
る方法を提供する。 【構成】 チタンまたはチタン合金の脱酸方法は、高周
波誘導型水冷銅るつぼ2中において、カルシウムまたカ
ルシウム合金を溶融状態のチタンまたはチタン合金に添
加することにより、チタンまたはチタン合金を脱酸す
る。この場合、カルシウム純分として0.0002〜
5.0wt%添加することが望ましい。チタンまたはチ
タン合金の溶解時、雰囲気を任意に選択でき、水冷銅る
つぼの外部からの汚染を防止し、成分、温度等の均一を
保持する。
で、非接触の誘導溶解を可能とし、チタン合金を脱酸す
る方法を提供する。 【構成】 チタンまたはチタン合金の脱酸方法は、高周
波誘導型水冷銅るつぼ2中において、カルシウムまたカ
ルシウム合金を溶融状態のチタンまたはチタン合金に添
加することにより、チタンまたはチタン合金を脱酸す
る。この場合、カルシウム純分として0.0002〜
5.0wt%添加することが望ましい。チタンまたはチ
タン合金の溶解時、雰囲気を任意に選択でき、水冷銅る
つぼの外部からの汚染を防止し、成分、温度等の均一を
保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チタンまたはチタン合
金の脱酸方法に関する。
金の脱酸方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、チタン合金において、酸素は
伸び等の機械特性を損なうため、その含有量は低減され
ることが望まれるが、しかし、チタンまたはチタン合金
の脱酸方法はあまり知られていない。チタン酸化物の脱
酸方法として、CaH2 粉末や、CaCl2 フラックス
を用いた方法があるが、構造用チタンまたはチタン合金
の用途には適さない。また、エレクトロンビーム精練で
は、酸素よりもチタンの蒸気圧のほうが高く、かえって
チタンまたはチタン合金中の酸素量が増加する。さら
に、耐火物るつぼを用いてチタン合金を溶解すると、る
つぼの酸化物が還元され、チタン合金中の酸素量が上昇
する。従って従来のチタン合金の溶解には、バキューム
アーク溶解等の水冷銅るつぼが使用されてきた。
伸び等の機械特性を損なうため、その含有量は低減され
ることが望まれるが、しかし、チタンまたはチタン合金
の脱酸方法はあまり知られていない。チタン酸化物の脱
酸方法として、CaH2 粉末や、CaCl2 フラックス
を用いた方法があるが、構造用チタンまたはチタン合金
の用途には適さない。また、エレクトロンビーム精練で
は、酸素よりもチタンの蒸気圧のほうが高く、かえって
チタンまたはチタン合金中の酸素量が増加する。さら
に、耐火物るつぼを用いてチタン合金を溶解すると、る
つぼの酸化物が還元され、チタン合金中の酸素量が上昇
する。従って従来のチタン合金の溶解には、バキューム
アーク溶解等の水冷銅るつぼが使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの溶解
方法は、アーク溶解となるため、設備も大きくなり、ア
ルミニウムを含む合金では蒸発損失も大きい。そこで、
本発明は、高周波誘導型の水冷銅るつぼを用いること
で、合金溶湯とるつぼが非接触の誘導溶解を可能とし、
チタンまたはチタン合金を脱酸する方法を提供するもの
である。
方法は、アーク溶解となるため、設備も大きくなり、ア
ルミニウムを含む合金では蒸発損失も大きい。そこで、
本発明は、高周波誘導型の水冷銅るつぼを用いること
で、合金溶湯とるつぼが非接触の誘導溶解を可能とし、
チタンまたはチタン合金を脱酸する方法を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記本発明によるチタン
またはチタン合金の脱酸方法は、高周波誘導型水冷銅る
つぼ中において、カルシウムまたカルシウム合金を溶融
状態のチタンまたはチタン合金に添加することにより、
チタンまたはチタン合金を脱酸することを特徴とする。
またはチタン合金の脱酸方法は、高周波誘導型水冷銅る
つぼ中において、カルシウムまたカルシウム合金を溶融
状態のチタンまたはチタン合金に添加することにより、
チタンまたはチタン合金を脱酸することを特徴とする。
【0005】カルシウム純分として0.0002〜5.
0wt%添加することを特徴とする。
0wt%添加することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によるチタンまたはチタン合金の脱酸方
法によると、溶解時、雰囲気を任意に選択でき、水冷銅
るつぼの外部からの汚染を防止し、チタンまたはチタン
合金の成分、温度等の均一を保持する。
法によると、溶解時、雰囲気を任意に選択でき、水冷銅
るつぼの外部からの汚染を防止し、チタンまたはチタン
合金の成分、温度等の均一を保持する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。 実施例1 水冷銅るつぼを用いて初期酸素濃度0.13wt%のT
iAl合金にCaAl合金を添加した。これにより最高
0.02wt%まで脱酸ができた。実験結果は表1に示
すとおりである。
明する。 実施例1 水冷銅るつぼを用いて初期酸素濃度0.13wt%のT
iAl合金にCaAl合金を添加した。これにより最高
0.02wt%まで脱酸ができた。実験結果は表1に示
すとおりである。
【0008】
【表1】
【0009】表1に示されるように、Ca添加量が多い
と、材料の基本的性質が悪化する。また効果も少ない。
表1において、Ca/OにおけるOは、元のTiAl中
の酸素量(原子%)を示す。 実施例2 CaOるつぼを用いて、初期酸素濃度0.113wt%
のNiTi合金にNiCa合金を添加した。このNiC
a合金の添加による酸素減少は、0.077wt%であ
った。
と、材料の基本的性質が悪化する。また効果も少ない。
表1において、Ca/OにおけるOは、元のTiAl中
の酸素量(原子%)を示す。 実施例2 CaOるつぼを用いて、初期酸素濃度0.113wt%
のNiTi合金にNiCa合金を添加した。このNiC
a合金の添加による酸素減少は、0.077wt%であ
った。
【0010】NiTiの脱酸実験結果は表2に示すとお
りである。
りである。
【0011】
【表2】
【0012】表2に示されるように、水冷銅るつぼを用
いると、非接触溶解のため、るつぼ材質からの汚染がな
い。磁気誘導によりフレミングの法則で示される磁気力
は溶湯に加わる。その結果、溶湯には内向きの磁気力が
加わるのに対し脱酸生成物には磁気力が加わらないた
め、溶湯表面に脱酸生成物が集積し、後工程の除去が容
易になる。
いると、非接触溶解のため、るつぼ材質からの汚染がな
い。磁気誘導によりフレミングの法則で示される磁気力
は溶湯に加わる。その結果、溶湯には内向きの磁気力が
加わるのに対し脱酸生成物には磁気力が加わらないた
め、溶湯表面に脱酸生成物が集積し、後工程の除去が容
易になる。
【0013】なお、前述の実験で用いた水冷銅るつぼ装
置の模式図は、図1に示すとおりである。図1に示すよ
うに、水冷銅るつぼ装置1は、中央部分に水冷銅るつぼ
2を備え、この水冷銅るつぼ2の外周部に高周波誘導加
熱用コイル4が設けられている。水冷銅るつぼ2は、る
つぼ軸方向に電気的絶縁スリットを有する円弧状の水冷
銅製セグメントを環状に配設し、各水冷銅製セグメント
には水冷パイプを設け、この水冷パイプに冷却水を流れ
るようにした構造をもつ。この水冷銅るつぼ2と高周波
誘導加熱用コイル4とでコールドクルーシブルレビテー
ション溶解炉が構成される。
置の模式図は、図1に示すとおりである。図1に示すよ
うに、水冷銅るつぼ装置1は、中央部分に水冷銅るつぼ
2を備え、この水冷銅るつぼ2の外周部に高周波誘導加
熱用コイル4が設けられている。水冷銅るつぼ2は、る
つぼ軸方向に電気的絶縁スリットを有する円弧状の水冷
銅製セグメントを環状に配設し、各水冷銅製セグメント
には水冷パイプを設け、この水冷パイプに冷却水を流れ
るようにした構造をもつ。この水冷銅るつぼ2と高周波
誘導加熱用コイル4とでコールドクルーシブルレビテー
ション溶解炉が構成される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチタン合
金の脱酸方法によると、チタンまたはチタン合金の組成
中の酸素成分を外部からの汚染が発生することなく充分
に低減することができるという効果がある。
金の脱酸方法によると、チタンまたはチタン合金の組成
中の酸素成分を外部からの汚染が発生することなく充分
に低減することができるという効果がある。
【図1】本発明の第1実施例による水冷銅るつぼを示す
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 高周波誘導型水冷銅るつぼ中において、
カルシウムまたカルシウム合金を溶融状態のチタンまた
はチタン合金に添加することにより、チタンまたはチタ
ン合金を脱酸することを特徴とするチタンまたはチタン
合金の脱酸方法。 - 【請求項2】 チタンまたはチタン合金に対しカルシウ
ム純分として0.0002〜5.0wt%添加すること
を特徴とする請求項1に記載のチタンまたはチタン合金
の脱酸方法。 - 【請求項3】 請求項2の方法によって製造されたチタ
ンまたはチタン合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104796A JP2898466B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | チタンまたはチタン合金の脱酸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104796A JP2898466B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | チタンまたはチタン合金の脱酸方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295470A true JPH05295470A (ja) | 1993-11-09 |
| JP2898466B2 JP2898466B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=14390414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104796A Expired - Lifetime JP2898466B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | チタンまたはチタン合金の脱酸方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2898466B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007578A1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 株式会社神戸製鋼所 | 合金鋳塊の製造方法 |
| JP2011021229A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Kobe Steel Ltd | 超高純度合金鋳塊の製造方法 |
| JP2011021228A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Kobe Steel Ltd | 超高純度合金鋳塊の製造方法 |
| JP2017160504A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti−Al系合金の表面処理方法 |
| WO2021157628A1 (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-12 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti-Al系合金の製造方法 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104796A patent/JP2898466B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011007578A1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-20 | 株式会社神戸製鋼所 | 合金鋳塊の製造方法 |
| JP2011021229A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Kobe Steel Ltd | 超高純度合金鋳塊の製造方法 |
| JP2011021228A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Kobe Steel Ltd | 超高純度合金鋳塊の製造方法 |
| CN102471828A (zh) * | 2009-07-15 | 2012-05-23 | 株式会社神户制钢所 | 合金铸锭的制造方法 |
| US8496046B2 (en) | 2009-07-15 | 2013-07-30 | Kobe Steel. Ltd. | Method for producing alloy ingot |
| RU2494158C1 (ru) * | 2009-07-15 | 2013-09-27 | Кабусики Кайся Кобе Сейко Се | Способ получения слитка сплава |
| KR101384390B1 (ko) * | 2009-07-15 | 2014-04-14 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 합금 주괴의 제조 방법 |
| JP2017160504A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti−Al系合金の表面処理方法 |
| WO2021157628A1 (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-12 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti-Al系合金の製造方法 |
| JP2021122830A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | 株式会社神戸製鋼所 | Ti−Al系合金の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2898466B2 (ja) | 1999-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |