JPH0529558Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0529558Y2 JPH0529558Y2 JP1987094911U JP9491187U JPH0529558Y2 JP H0529558 Y2 JPH0529558 Y2 JP H0529558Y2 JP 1987094911 U JP1987094911 U JP 1987094911U JP 9491187 U JP9491187 U JP 9491187U JP H0529558 Y2 JPH0529558 Y2 JP H0529558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber layer
- outer cylinder
- bushing
- rubber
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車の懸架装置に設けられるサスペ
ンシヨンメンバーの外端部に防振体として装着さ
れるブツシユの構造に関する。
ンシヨンメンバーの外端部に防振体として装着さ
れるブツシユの構造に関する。
(従来の技術)
自動車のサスペンシヨンメンバーの外端部に装
着するブツシユは二重筒をなす内・外筒間にゴム
層を介在充填せしめた構造であつて、圧嵌合によ
つて装着させる外筒は第5図及び第6図に示すよ
うに、一体円筒形のもの及び縦二つ割れ円筒形の
ものに代表される。
着するブツシユは二重筒をなす内・外筒間にゴム
層を介在充填せしめた構造であつて、圧嵌合によ
つて装着させる外筒は第5図及び第6図に示すよ
うに、一体円筒形のもの及び縦二つ割れ円筒形の
ものに代表される。
(考案が解決しようとする問題点)
従来のブツシユのうちで一体円筒形の外筒を有
するものは、サスペンシヨンアーム等のホルダー
に対して加圧下で嵌入することにより固着せしめ
るのであるが、この場合のホルダーからの抜け力
は剛性体である外筒を圧入した際に生じる反力に
相当するので1500〜1800Kgの相当に高い値を示す
が、内・外筒間に介在するゴム層は外筒の圧縮変
形が皆無に等しいので、当然のことであるが予備
圧縮は零となり、これがゴムの耐久性を害う原因
となつてクツシヨン性能が短期間に低下する問題
がある。
するものは、サスペンシヨンアーム等のホルダー
に対して加圧下で嵌入することにより固着せしめ
るのであるが、この場合のホルダーからの抜け力
は剛性体である外筒を圧入した際に生じる反力に
相当するので1500〜1800Kgの相当に高い値を示す
が、内・外筒間に介在するゴム層は外筒の圧縮変
形が皆無に等しいので、当然のことであるが予備
圧縮は零となり、これがゴムの耐久性を害う原因
となつてクツシヨン性能が短期間に低下する問題
がある。
一方、縦二つ割れ円筒形の外筒を有するブツシ
ユは、反円筒片相互が、介在するゴム層によつて
適当な間隙を存し離れている状態のものを、サス
ペンシヨンメンバーのホルダーに圧嵌入すること
により固着せしめる取付けを行うのが普通であつ
て、ゴム層については圧嵌入操作により10〜20%
程度の圧縮率を有する予備圧縮が加えられるので
ゴムの耐久性は増大する利点があるが、その反
面、ホルダーからの抜け力はゴム層の圧縮による
反力に相当するので200Kg程度の比較的低い値と
なり、抜け易いのが難点とされている。
ユは、反円筒片相互が、介在するゴム層によつて
適当な間隙を存し離れている状態のものを、サス
ペンシヨンメンバーのホルダーに圧嵌入すること
により固着せしめる取付けを行うのが普通であつ
て、ゴム層については圧嵌入操作により10〜20%
程度の圧縮率を有する予備圧縮が加えられるので
ゴムの耐久性は増大する利点があるが、その反
面、ホルダーからの抜け力はゴム層の圧縮による
反力に相当するので200Kg程度の比較的低い値と
なり、抜け易いのが難点とされている。
このように従来の両例ともに夫々一長一短を有
している実状に鑑みて本考案は成されたものであ
つて、介在するゴム層に予備圧縮を与えながら一
体円筒形に相当する高い抜け力を保持し得る如き
特有の構成を有せしめることによつて、機械的固
着の確実性ならびにゴム層の耐久性増大を果させ
ることを目的とする。
している実状に鑑みて本考案は成されたものであ
つて、介在するゴム層に予備圧縮を与えながら一
体円筒形に相当する高い抜け力を保持し得る如き
特有の構成を有せしめることによつて、機械的固
着の確実性ならびにゴム層の耐久性増大を果させ
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
しかして本考案は実施例を示す添付図面により
明らかな如く、剛体からなる円筒形の内筒及び外
筒、それ等両筒間に介在充填せしめたゴム層、外
筒の外周面に被着せしめたゴム薄層を有し、前記
外筒は、筒軸のまわりに数等分したうちの少なく
とも2つの等分個所に切欠窓部が設けられてい
て、前記ゴム層及び前記ゴム薄層が切欠窓部で連
続してなり、さらに上記ゴム薄層の表面は、ブツ
シユの挿入先側に向けて漸次細径となしたテーパ
面を有する環が連設されて、断面が鋸歯形をなす
段付形状に形成されたサスペンシヨンメンバー用
ブツシユの構成を特徴とする。
明らかな如く、剛体からなる円筒形の内筒及び外
筒、それ等両筒間に介在充填せしめたゴム層、外
筒の外周面に被着せしめたゴム薄層を有し、前記
外筒は、筒軸のまわりに数等分したうちの少なく
とも2つの等分個所に切欠窓部が設けられてい
て、前記ゴム層及び前記ゴム薄層が切欠窓部で連
続してなり、さらに上記ゴム薄層の表面は、ブツ
シユの挿入先側に向けて漸次細径となしたテーパ
面を有する環が連設されて、断面が鋸歯形をなす
段付形状に形成されたサスペンシヨンメンバー用
ブツシユの構成を特徴とする。
(作用)
上述の手段を有せしめてなる本考案ブツシユ
は、サスペンシヨンメンバー外端部のホルダーに
圧嵌入させると、ゴム薄層が強圧縮されると同時
に、このゴム薄層の変形の影響によつて内・外筒
間のゴム層も切欠窓部を介して圧縮変形するため
予備圧縮が加えられる。
は、サスペンシヨンメンバー外端部のホルダーに
圧嵌入させると、ゴム薄層が強圧縮されると同時
に、このゴム薄層の変形の影響によつて内・外筒
間のゴム層も切欠窓部を介して圧縮変形するため
予備圧縮が加えられる。
このときのホルダーからの抜け力は、ゴム薄層
の強圧縮に伴う反力とゴム層の予備圧縮に伴う反
力との和であつて、相当に高い値を維持させるこ
とが可能であり、ホルダーに対する固定強度を大
ならしめ得る。
の強圧縮に伴う反力とゴム層の予備圧縮に伴う反
力との和であつて、相当に高い値を維持させるこ
とが可能であり、ホルダーに対する固定強度を大
ならしめ得る。
そして、上記本考案のブツシユでは、外筒周面
のゴム薄層の表面を前記の如く断面鋸歯形の段付
形状に形成したことから、この段部が、ブツシユ
のホルダーの孔への挿入を円滑に行わしめる一
方、抜脱の方向に対しては抵抗力として働き、ホ
ルダーに対する固定強度を上記に加えさらに大な
らしめることが可能である。
のゴム薄層の表面を前記の如く断面鋸歯形の段付
形状に形成したことから、この段部が、ブツシユ
のホルダーの孔への挿入を円滑に行わしめる一
方、抜脱の方向に対しては抵抗力として働き、ホ
ルダーに対する固定強度を上記に加えさらに大な
らしめることが可能である。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本考案の実施例につ
き説明する。
き説明する。
本考案ブツシユの例は第1図乃至第3図に示す
如く、剛性体例えば鋼鉄からなる内筒1及び外筒
2と、天然ゴム、合成ゴム等からなり内筒1と外
筒2との間に介在充填せしめたゴム層3と、この
ゴム層3と同材質であつて、外筒2の外周面に被
着せしめたゴム薄層4とを有する。
如く、剛性体例えば鋼鉄からなる内筒1及び外筒
2と、天然ゴム、合成ゴム等からなり内筒1と外
筒2との間に介在充填せしめたゴム層3と、この
ゴム層3と同材質であつて、外筒2の外周面に被
着せしめたゴム薄層4とを有する。
内筒1は、ボルトを挿通し得る適当径の一体円
筒形を成し、一方、外筒2は円筒の一端を内側に
絞らせ、他端には円鍔6を張り出させていて、内
筒1に対し同心に配設せしめる。
筒形を成し、一方、外筒2は円筒の一端を内側に
絞らせ、他端には円鍔6を張り出させていて、内
筒1に対し同心に配設せしめる。
上記外筒2は、筒軸のまわりに数等分、例えば
2等分したうちの少なくとも2つの等分個所、例
えば2箇所に第2図に示す如く、切欠窓部5を切
設せしめているが、この切欠窓部5は3個所以上
でも勿論差支えないものである。
2等分したうちの少なくとも2つの等分個所、例
えば2箇所に第2図に示す如く、切欠窓部5を切
設せしめているが、この切欠窓部5は3個所以上
でも勿論差支えないものである。
このように同心配置となした内筒1・外筒2に
対してゴム層3を介在させ加硫接着により一体せ
しめるが、その際、外筒2の外周面にも同時にゴ
ム薄層4を加硫接着により一体せしめるが、ゴム
層3とゴム薄層4とを同材質のゴムにより切欠窓
部5を介し連接する一体構造となすことが好まし
い。
対してゴム層3を介在させ加硫接着により一体せ
しめるが、その際、外筒2の外周面にも同時にゴ
ム薄層4を加硫接着により一体せしめるが、ゴム
層3とゴム薄層4とを同材質のゴムにより切欠窓
部5を介し連接する一体構造となすことが好まし
い。
なお、ゴム薄層4は第1図に示す如く、ブツシ
ユの挿入先側、すなわち、絞られた端部側に向け
て漸次細径となしたテーパ面を有する環を数列に
連設させた縦断面が鋸歯形をなす段付環状に形成
させているが、かかる形態はホルダーの孔への挿
入は円滑に成され、一方、抜脱に対しては抵抗力
が働く点で好ましいものである。
ユの挿入先側、すなわち、絞られた端部側に向け
て漸次細径となしたテーパ面を有する環を数列に
連設させた縦断面が鋸歯形をなす段付環状に形成
させているが、かかる形態はホルダーの孔への挿
入は円滑に成され、一方、抜脱に対しては抵抗力
が働く点で好ましいものである。
叙上の構成を有するブツシユは、第3図及び第
4図に略示する如く例えばサスペンシヨンアーム
の外端部におけるホルダー7に圧嵌入して装着す
るが、その際、第1図図示のように圧嵌入前のゴ
ム薄層4が有する径寸法dは、ホルダー7の孔径
寸法Dに対してd>Dであるが圧入することによ
つてd0=Dとなり、従つて、d−d0の差に相当す
る分だけゴム層3及びゴム薄層4に予備圧縮を加
える結果となり、この圧縮率を3〜20%の値にす
ることは可能である。
4図に略示する如く例えばサスペンシヨンアーム
の外端部におけるホルダー7に圧嵌入して装着す
るが、その際、第1図図示のように圧嵌入前のゴ
ム薄層4が有する径寸法dは、ホルダー7の孔径
寸法Dに対してd>Dであるが圧入することによ
つてd0=Dとなり、従つて、d−d0の差に相当す
る分だけゴム層3及びゴム薄層4に予備圧縮を加
える結果となり、この圧縮率を3〜20%の値にす
ることは可能である。
一方、ホルダー7からの抜脱に要する力は、ゴ
ム層3及びゴム薄層4の弾撥力の和に相当するか
ら、700〜1300Kgの程度の高値を保持させること
もまた可能である。
ム層3及びゴム薄層4の弾撥力の和に相当するか
ら、700〜1300Kgの程度の高値を保持させること
もまた可能である。
かくしてゴム層3に予備圧縮を与え乍ら抜け力
が高く強力に固定されてなるブツシユを提供し得
る。
が高く強力に固定されてなるブツシユを提供し得
る。
なお、第3図中、8,9は内筒1と外筒2との
間の軸方向の偏り、すなわち、ゴム層3に対し剪
断変形を与える変位に対して、これを一定限度内
に抑えるために設けたロアストツパ及びアツパス
トツパであり、また、10は内筒1に挿通せしめ
て使用する取付ボルトを示している。
間の軸方向の偏り、すなわち、ゴム層3に対し剪
断変形を与える変位に対して、これを一定限度内
に抑えるために設けたロアストツパ及びアツパス
トツパであり、また、10は内筒1に挿通せしめ
て使用する取付ボルトを示している。
(考案の効果)
本考案に係るブツシユは、外筒2に切欠窓部5
を設ける一方、クツシヨン性能を持たせるため
内・外筒1,2間に介在充填せしめたゴム層3
と、外筒2周面に被着したゴム薄層4とを切欠窓
部5を通じて連続させたから、圧嵌入によつてゴ
ム薄層4を強圧縮せしめると、外筒2内のゴム層
3もまた、切欠窓部5を通じて圧縮力が加えられ
る結果、当然予備圧縮が与えられることになつ
て、ゴムの耐久性増大がはかれる。
を設ける一方、クツシヨン性能を持たせるため
内・外筒1,2間に介在充填せしめたゴム層3
と、外筒2周面に被着したゴム薄層4とを切欠窓
部5を通じて連続させたから、圧嵌入によつてゴ
ム薄層4を強圧縮せしめると、外筒2内のゴム層
3もまた、切欠窓部5を通じて圧縮力が加えられ
る結果、当然予備圧縮が与えられることになつ
て、ゴムの耐久性増大がはかれる。
また、ホルダーに対する抜け力としては、ゴム
層3及びゴム薄層4の復元弾力、ならびに上記ゴ
ム薄層4表面の段付形状が左右するものであつ
て、前述する如く700〜1300Kg程度、あるいはそ
れ以上と高値を保持させることが可能であり、か
くして機械的嵌着力に優れ、かつ、ゴムの耐久性
増大がはかれるブツシユを容易にしかも廉価に提
供し得る。
層3及びゴム薄層4の復元弾力、ならびに上記ゴ
ム薄層4表面の段付形状が左右するものであつ
て、前述する如く700〜1300Kg程度、あるいはそ
れ以上と高値を保持させることが可能であり、か
くして機械的嵌着力に優れ、かつ、ゴムの耐久性
増大がはかれるブツシユを容易にしかも廉価に提
供し得る。
第1図は本考案の例に係る断面図、第2図は同
じく要素部材である外筒の斜視図、第3図は同じ
く取付態様を示す一部断面示正面図、第4図は本
考案に係るブツシユが取付けられるサスペンシヨ
ンメンバー部の略示構造図、第5図及び第6図は
従来のブツシユ各例に係る外筒の斜視図である。 1……内筒、2……外筒、3……ゴム層、4…
…ゴム薄層、5……切欠窓部。
じく要素部材である外筒の斜視図、第3図は同じ
く取付態様を示す一部断面示正面図、第4図は本
考案に係るブツシユが取付けられるサスペンシヨ
ンメンバー部の略示構造図、第5図及び第6図は
従来のブツシユ各例に係る外筒の斜視図である。 1……内筒、2……外筒、3……ゴム層、4…
…ゴム薄層、5……切欠窓部。
Claims (1)
- 剛体からなる円筒形の内筒及び外筒、それ等両
筒間に介在充填せしめたゴム層、外筒の外周面に
被着せしめたゴム薄層を有し、前記外筒は、筒軸
のまわりに数等分したうちの少なくとも2つの等
分個所に切欠窓部が設けられていて、前記ゴム層
及び前記ゴム薄層が切欠窓部で連続してなり、さ
らに上記ゴム薄層の表面は、ブツシユの挿入先側
に向けて漸次細径となしたテーパ面を有する環が
連設されて、断面が鋸歯形をなす段付形状に形成
されたことを特徴とするサスペンシヨンメンバー
用ブツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094911U JPH0529558Y2 (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094911U JPH0529558Y2 (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS64732U JPS64732U (ja) | 1989-01-05 |
| JPH0529558Y2 true JPH0529558Y2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=30958853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987094911U Expired - Lifetime JPH0529558Y2 (ja) | 1987-06-20 | 1987-06-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529558Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6059996B2 (ja) * | 2013-01-30 | 2017-01-11 | 東洋ゴム工業株式会社 | 防振装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850129U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | 有限会社 向井鉄工所 | 水門の開閉構造 |
-
1987
- 1987-06-20 JP JP1987094911U patent/JPH0529558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64732U (ja) | 1989-01-05 |
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