JPH0529580Y2 - - Google Patents
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- JPH0529580Y2 JPH0529580Y2 JP6274588U JP6274588U JPH0529580Y2 JP H0529580 Y2 JPH0529580 Y2 JP H0529580Y2 JP 6274588 U JP6274588 U JP 6274588U JP 6274588 U JP6274588 U JP 6274588U JP H0529580 Y2 JPH0529580 Y2 JP H0529580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- connecting rod
- bearing
- piston pin
- mounting
- Prior art date
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえばデイーゼル機関などのピス
トンと連接棒との組立構造に関する。
トンと連接棒との組立構造に関する。
内燃機関のピストンと連接棒とは、シリンダ内
の爆発圧、ならびにピストンおよび連接棒などの
運動を行なう際における慣性力を繰返し受けて、
応力の観点から極めて厳しい条件下におかれてい
る。
の爆発圧、ならびにピストンおよび連接棒などの
運動を行なう際における慣性力を繰返し受けて、
応力の観点から極めて厳しい条件下におかれてい
る。
典型的な先行技術は、第1図に示されている。
シリンダライナ1内を第1図の上下に挿通して移
動するピストン2には、ピストンピン3が挿通さ
れて固定されている。このピストンピン3には滑
り軸受4を介して連接棒5が連結される。
シリンダライナ1内を第1図の上下に挿通して移
動するピストン2には、ピストンピン3が挿通さ
れて固定されている。このピストンピン3には滑
り軸受4を介して連接棒5が連結される。
爆発時には、第2図1で示されるようにピスト
ン2に参照符6で示される荷重が作用し、これに
よつて連接棒5の反力は参照符7で示される。ま
たピストン2および連接棒5の運動時に、その上
死点ではピストン2の慣性力8によつて連接棒5
には反力9が作用する。このようにしてピストン
ピン3が撓んで変形する。そのためピストンピン
3が取付けられているボス部の損傷が発生する。
ン2に参照符6で示される荷重が作用し、これに
よつて連接棒5の反力は参照符7で示される。ま
たピストン2および連接棒5の運動時に、その上
死点ではピストン2の慣性力8によつて連接棒5
には反力9が作用する。このようにしてピストン
ピン3が撓んで変形する。そのためピストンピン
3が取付けられているボス部の損傷が発生する。
ピストンピン3は、ピストン2の寸法上の制約
によつてむやみに大きくすることはできない。し
たがつてピストンピン3の応力は、爆発圧を上昇
したり、高速度回転時の慣性力の上昇につれて、
大きくなる。ピストンピン3は慣性力による荷重
を受けるため、連接棒5の上部には滑り軸受4に
よつて支持される軸線方向の長さAを十分に設定
する必要がある。したがつてピストンピン3がピ
ストン2に固定されるピストンピン3の軸線方向
の長さ2・Bを十分に大きな値にすることはでき
ない。したがつてその長さ2・Bにわたるピスト
ンピン3の部分における面圧が高くなる。
によつてむやみに大きくすることはできない。し
たがつてピストンピン3の応力は、爆発圧を上昇
したり、高速度回転時の慣性力の上昇につれて、
大きくなる。ピストンピン3は慣性力による荷重
を受けるため、連接棒5の上部には滑り軸受4に
よつて支持される軸線方向の長さAを十分に設定
する必要がある。したがつてピストンピン3がピ
ストン2に固定されるピストンピン3の軸線方向
の長さ2・Bを十分に大きな値にすることはでき
ない。したがつてその長さ2・Bにわたるピスト
ンピン3の部分における面圧が高くなる。
他の先行技術は、ピストン2に凹んだ球面座を
形成し、連接棒5の上部に形成された凸状の球状
部を連結し、ピストン2の軸線まわりに角変位を
行ない、これによつてピストンリングのステイツ
クや摺動面のスカツフイングを防止している。こ
のような先行技術によれば、ピストンの球面座と
連接棒の球状部とは高い面圧で直接摩擦接触しつ
つ運動し、しかも潤滑条件が悪いので、摩耗が激
しく、焼付を起こしやすい。また球面座および連
接棒の球面部の加工には、手間がかかる。ピスト
ンの球面座と連接棒の球状部との間に仮に軸受を
設けるとすれば、軸受自体の加工が困難であり、
軸受の軸受メタルをピストンの球面座と連接棒の
球状部に沿つて密着させることは困難である。も
しもそのような密着ができなければ、シリンダ内
の爆発圧と慣性力とによつて軸受は繰返し荷重を
受け、したがつてたとえばピストンの球面座と軸
受表面との間や軸受背面と連接棒六内面との間に
フレツテイングコロージヨンが発生し、ピストン
の損傷を起こすおそれがある。
形成し、連接棒5の上部に形成された凸状の球状
部を連結し、ピストン2の軸線まわりに角変位を
行ない、これによつてピストンリングのステイツ
クや摺動面のスカツフイングを防止している。こ
のような先行技術によれば、ピストンの球面座と
連接棒の球状部とは高い面圧で直接摩擦接触しつ
つ運動し、しかも潤滑条件が悪いので、摩耗が激
しく、焼付を起こしやすい。また球面座および連
接棒の球面部の加工には、手間がかかる。ピスト
ンの球面座と連接棒の球状部との間に仮に軸受を
設けるとすれば、軸受自体の加工が困難であり、
軸受の軸受メタルをピストンの球面座と連接棒の
球状部に沿つて密着させることは困難である。も
しもそのような密着ができなければ、シリンダ内
の爆発圧と慣性力とによつて軸受は繰返し荷重を
受け、したがつてたとえばピストンの球面座と軸
受表面との間や軸受背面と連接棒六内面との間に
フレツテイングコロージヨンが発生し、ピストン
の損傷を起こすおそれがある。
要約すると、これらの先行技術では、より高出
力を発揮せんがためには信頼性が劣つていること
になる。
力を発揮せんがためには信頼性が劣つていること
になる。
他の先行技術(実開昭54−64862)では、第1
部材(たとえばピストン)と第2部材(たとえば
連接棒)の間に予圧付加装置(たとえばばねのよ
うな弾性部材)を挿入しておき、第1部材の第2
部材への変動荷重の最小値よりも大きな圧力を第
1部材の押力方向に第2部材への予圧として第2
部材へ付加している。
部材(たとえばピストン)と第2部材(たとえば
連接棒)の間に予圧付加装置(たとえばばねのよ
うな弾性部材)を挿入しておき、第1部材の第2
部材への変動荷重の最小値よりも大きな圧力を第
1部材の押力方向に第2部材への予圧として第2
部材へ付加している。
こうすることによつて、ピストンピン軸受7と
ピストンピン4とが離れて相互の金属接触がなく
なつて潤滑され、軸受の焼付きがないとしてい
る。
ピストンピン4とが離れて相互の金属接触がなく
なつて潤滑され、軸受の焼付きがないとしてい
る。
この先行技術では、ばねなどを必要とし、構成
が明らかに複雑である。
が明らかに複雑である。
本考案の目的は、上述の先行技術の問題点を解
決し、信頼性を向上し、しかも構成を簡単にした
内燃機関のピストンと連接棒との組立構造を提供
することである。
決し、信頼性を向上し、しかも構成を簡単にした
内燃機関のピストンと連接棒との組立構造を提供
することである。
本考案は、連接棒16の一端部には、その連接
棒16の両外側方に突出したピストンピン17,
17aを一体的に構成し、 ピストン11には、ピストンピン17,17a
を支持する半円形の軸直角断面を有する第1取付
孔15,15a,40が形成され、 ピストンピン17,17aのピストン側の半外
周面全面と、第1取付孔15,15a,40との
間には、半円弧状の軸受メタル25,35,36
が介在され、 ピストンピン17,17aの連接棒16両外側
方に突出した部分34の連接棒16側の半外周面
全面は、半円弧状の軸受メタル26,37を介在
し、取付部材22,39に形成されている半円形
の軸直角断面を有する第2取付孔23に支持さ
れ、 この取付部材22,39は、ボルト21,41
を介してピストン11に着脱自在に固定されるこ
とを特徴とする内燃機関のピストンと連接棒の組
立構造である。
棒16の両外側方に突出したピストンピン17,
17aを一体的に構成し、 ピストン11には、ピストンピン17,17a
を支持する半円形の軸直角断面を有する第1取付
孔15,15a,40が形成され、 ピストンピン17,17aのピストン側の半外
周面全面と、第1取付孔15,15a,40との
間には、半円弧状の軸受メタル25,35,36
が介在され、 ピストンピン17,17aの連接棒16両外側
方に突出した部分34の連接棒16側の半外周面
全面は、半円弧状の軸受メタル26,37を介在
し、取付部材22,39に形成されている半円形
の軸直角断面を有する第2取付孔23に支持さ
れ、 この取付部材22,39は、ボルト21,41
を介してピストン11に着脱自在に固定されるこ
とを特徴とする内燃機関のピストンと連接棒の組
立構造である。
実施例
第3図は本考案の正面図であり、第4図は第3
図の切断面線−から見た断面図であり、第5
図は第3図−から見た断面図であり、第6図
はその分解斜視図である。これらの図面を参照し
て説明すると、ピストン11は、スカート12
と、その頂部に固定されたクラウン13と、スカ
ート12からクラウン13とは反対側に延在する
一対の垂下片14とを含む。垂下片14は、周方
向に間隔をあけて、この実施例ではピストン11
の一直径線上に、それぞれ配置される。スカート
12には、半円形の軸直角断面を有する取付孔1
5が形成されている。連接棒16の一端部には、
ピストンピン17が連接棒16の両外側方にそれ
ぞれ突出して一体的に構成されており、その他端
部には取付部材18によつてクランクピン19が
装着される。連接棒16とピストンピン17と
は、機械加工などによつて一体的に構成してもよ
く、あるいはまたボルト締めや溶接などによつて
一体的に構成してもよい。
図の切断面線−から見た断面図であり、第5
図は第3図−から見た断面図であり、第6図
はその分解斜視図である。これらの図面を参照し
て説明すると、ピストン11は、スカート12
と、その頂部に固定されたクラウン13と、スカ
ート12からクラウン13とは反対側に延在する
一対の垂下片14とを含む。垂下片14は、周方
向に間隔をあけて、この実施例ではピストン11
の一直径線上に、それぞれ配置される。スカート
12には、半円形の軸直角断面を有する取付孔1
5が形成されている。連接棒16の一端部には、
ピストンピン17が連接棒16の両外側方にそれ
ぞれ突出して一体的に構成されており、その他端
部には取付部材18によつてクランクピン19が
装着される。連接棒16とピストンピン17と
は、機械加工などによつて一体的に構成してもよ
く、あるいはまたボルト締めや溶接などによつて
一体的に構成してもよい。
ピストンピン17には、その軸線方向に透孔2
0が形成されており、軽量化が図られる。ピスト
ンピン17は、スカート12に形成された取付孔
15と、そのスカート12にボルト21によつて
固着された取付部材22の取付孔23とに、滑り
軸受24を介して取付けられる。
0が形成されており、軽量化が図られる。ピスト
ンピン17は、スカート12に形成された取付孔
15と、そのスカート12にボルト21によつて
固着された取付部材22の取付孔23とに、滑り
軸受24を介して取付けられる。
滑り軸受24は、取付孔15に沿つて半円弧状
に形成された軸受メタル25と、各取付部材22
の取付孔23に沿つて設けられる半円弧状の軸受
メタル26とを含む。軸受メタル25は、ピスト
ンピン17の連接棒16とは反対側(すなわちピ
ストン側)の半外周面全面に接し、また軸受メタ
ル26は、ピストンピン17の連接棒16両外側
方に突出した連接棒16側の半外周面全面に接す
る。
に形成された軸受メタル25と、各取付部材22
の取付孔23に沿つて設けられる半円弧状の軸受
メタル26とを含む。軸受メタル25は、ピスト
ンピン17の連接棒16とは反対側(すなわちピ
ストン側)の半外周面全面に接し、また軸受メタ
ル26は、ピストンピン17の連接棒16両外側
方に突出した連接棒16側の半外周面全面に接す
る。
第7図はピストン11の第3図および第4図の
下方から見た斜視図である。軸受メタル25は、
連接棒16の位置する箇所で、ボルト28によつ
てスカート12の端面に固定された固定片29に
よつて、固定される。軸受24には、ピストン1
1内に油孔30を介して潤滑油が供給される。こ
のような潤滑油の供給経路は、当業者に良く知ら
れている。このスカート12の端面には、取付部
材22を挿通する前述のボルト21が螺合するね
じ孔31が形成されている。
下方から見た斜視図である。軸受メタル25は、
連接棒16の位置する箇所で、ボルト28によつ
てスカート12の端面に固定された固定片29に
よつて、固定される。軸受24には、ピストン1
1内に油孔30を介して潤滑油が供給される。こ
のような潤滑油の供給経路は、当業者に良く知ら
れている。このスカート12の端面には、取付部
材22を挿通する前述のボルト21が螺合するね
じ孔31が形成されている。
こうして連接棒16には、ピストンピン17が
一体的に構成され、このピストンピン17が軸受
24によつてピストン11に取付けられるので、
爆発による荷重および慣性力による荷重を受ける
に十分な強度を達成することができる。
一体的に構成され、このピストンピン17が軸受
24によつてピストン11に取付けられるので、
爆発による荷重および慣性力による荷重を受ける
に十分な強度を達成することができる。
すなわち本考案では、機関の出力を向上させる
場合に必然的に生じるシリンダ内最高圧力の上昇
や機関回転数の上昇に際しても信頼性のあるピス
トンと連接棒との組立構造を提供する。
場合に必然的に生じるシリンダ内最高圧力の上昇
や機関回転数の上昇に際しても信頼性のあるピス
トンと連接棒との組立構造を提供する。
シリンダ内最高圧力が上昇すれば、当然ピスト
ン上面からピストンピンへかかる荷重が上昇する
ので、ピストンピンの応力、面圧、たわみが上昇
する。これをあるレベルに押えようとすれば、ピ
ストンピンを大きくしなければならず、それには
ピストンピンと連接棒とを一体的に構成するのが
最適である。
ン上面からピストンピンへかかる荷重が上昇する
ので、ピストンピンの応力、面圧、たわみが上昇
する。これをあるレベルに押えようとすれば、ピ
ストンピンを大きくしなければならず、それには
ピストンピンと連接棒とを一体的に構成するのが
最適である。
一方、機関回転数を上昇させれば、ピストンの
慣性力は回転数の2乗に比例して大きくなるの
で、ピストンピンにかかる荷重が増大する。本願
の場合のような往復動機関では、ピストンピンに
かかる荷重は繰返し作用する。繰返し荷重を受け
る部品の場合、従来よりその荷重レベルが上がり
過ぎれば直ちに損傷に至るケースが非常に多く、
それを防止する対策が必要である。
慣性力は回転数の2乗に比例して大きくなるの
で、ピストンピンにかかる荷重が増大する。本願
の場合のような往復動機関では、ピストンピンに
かかる荷重は繰返し作用する。繰返し荷重を受け
る部品の場合、従来よりその荷重レベルが上がり
過ぎれば直ちに損傷に至るケースが非常に多く、
それを防止する対策が必要である。
そこで上述の実施例では、軸受メタル25,2
6を有する滑り軸受24を用いるとともに、その
軸受メタル25,26を支持する構造に特徴を有
している。すなわちピストンピン17と連接棒1
6とは、前述のように一体的に構成されており、
その上面には全面的に半割れ状の軸受メタル25
が設けられ、その軸受メタル25の中央部はボル
ト28と固定片29とによつてしつかりと固定さ
れるので、繰返し荷重を受けても、軸受メタル2
5とスカート12との接触面で、フレツテイング
を起こさない。
6を有する滑り軸受24を用いるとともに、その
軸受メタル25,26を支持する構造に特徴を有
している。すなわちピストンピン17と連接棒1
6とは、前述のように一体的に構成されており、
その上面には全面的に半割れ状の軸受メタル25
が設けられ、その軸受メタル25の中央部はボル
ト28と固定片29とによつてしつかりと固定さ
れるので、繰返し荷重を受けても、軸受メタル2
5とスカート12との接触面で、フレツテイング
を起こさない。
また連接棒16の揺動部を避けた両端面にも、
軸受メタル25が延びており、ここでボルト21
と取付部材22とを用いてしつかりと固定される
ので、軸受メタル26と取付孔23とが密着し、
また軸受メタル25の端部とスカート12の取付
孔15とが密着し、こうして変動荷重を受けて
も、フレツテイングコロージヨンを起こさない。
軸受メタル26としては、いわゆる、クラツシユ
メタルを用いることもできる。
軸受メタル25が延びており、ここでボルト21
と取付部材22とを用いてしつかりと固定される
ので、軸受メタル26と取付孔23とが密着し、
また軸受メタル25の端部とスカート12の取付
孔15とが密着し、こうして変動荷重を受けて
も、フレツテイングコロージヨンを起こさない。
軸受メタル26としては、いわゆる、クラツシユ
メタルを用いることもできる。
ピストンピン17の外面は、潤滑性の良好な軸
受面と接しているので、問題はない。軸受24
は、損傷したときには交換すればよく、ピストン
11および連接棒16を交換する必要はなく、メ
ンテナンスが容易である。
受面と接しているので、問題はない。軸受24
は、損傷したときには交換すればよく、ピストン
11および連接棒16を交換する必要はなく、メ
ンテナンスが容易である。
第8図は本考案の他の実施例の断面図であり、
第9図はその切断面線−から見た断面図であ
る。この実施例は前述の実施例に類似し、対応す
る部分には同一の参照符を付す。この実施例では
スカート12に連なる垂下片14aは全周に亘つ
て形成されている。
第9図はその切断面線−から見た断面図であ
る。この実施例は前述の実施例に類似し、対応す
る部分には同一の参照符を付す。この実施例では
スカート12に連なる垂下片14aは全周に亘つ
て形成されている。
第10図は本考案のさらに他の実施例の断面図
である。この実施例は前述の第8図および第9図
示の実施例に類似するけれども、注目すべきはス
カート12は軽量化のためにアルミニウムなどの
金属から成り、クラウン13および取付部材22
か鋼から成る。ボルト31は取付部材22および
スカート12を挿通し、クラウン13に形成され
たねじ孔32に螺合する。
である。この実施例は前述の第8図および第9図
示の実施例に類似するけれども、注目すべきはス
カート12は軽量化のためにアルミニウムなどの
金属から成り、クラウン13および取付部材22
か鋼から成る。ボルト31は取付部材22および
スカート12を挿通し、クラウン13に形成され
たねじ孔32に螺合する。
第11図は本考案のさらに他の実施例の断面図
である。この実施例は前述の第3図〜第7図示の
実施例に類似する。注目すべきは連接棒16に一
体的なピストンピン17aは、その連接棒16の
一端部に連なる大径部33と、その大径部33の
軸線方向両端部に延在して突出する支軸34とを
含む。大径部33は、半円弧状の軸受メタル35
によつてスカート12に形成された取付孔15a
に支持される。支軸34は、上半円弧状の軸受メ
タル36と下半円弧状の軸受メタル37とを含む
軸受38を介して取付部材39によつてスカート
12の取付孔40に取付けられる。この取付部材
39は、ボルト41によつてスカート12の端面
に固定される。このような実施例によれば、支軸
34が小径であるので、取付部材39を比較的大
きなボルト41を用いてスカート12に固定する
ことができる。この実施例では、前述のピストン
ピン17を全体的に大きな径にするのではなく、
ピストンピン17aの支軸34を小径に構成して
いる。このように支軸34を小径にすることがで
きる理由は、慣性力による荷重は爆発圧による荷
重よりも比較的小さく、したがつて軸受38の軸
受面積が小さくてもよいからであり、この慣性力
を軸受38によつて受けさせている。このように
すれば、ピストン11の大きさに比べて、ボルト
41の寸法を多少大きめにできることになる。
である。この実施例は前述の第3図〜第7図示の
実施例に類似する。注目すべきは連接棒16に一
体的なピストンピン17aは、その連接棒16の
一端部に連なる大径部33と、その大径部33の
軸線方向両端部に延在して突出する支軸34とを
含む。大径部33は、半円弧状の軸受メタル35
によつてスカート12に形成された取付孔15a
に支持される。支軸34は、上半円弧状の軸受メ
タル36と下半円弧状の軸受メタル37とを含む
軸受38を介して取付部材39によつてスカート
12の取付孔40に取付けられる。この取付部材
39は、ボルト41によつてスカート12の端面
に固定される。このような実施例によれば、支軸
34が小径であるので、取付部材39を比較的大
きなボルト41を用いてスカート12に固定する
ことができる。この実施例では、前述のピストン
ピン17を全体的に大きな径にするのではなく、
ピストンピン17aの支軸34を小径に構成して
いる。このように支軸34を小径にすることがで
きる理由は、慣性力による荷重は爆発圧による荷
重よりも比較的小さく、したがつて軸受38の軸
受面積が小さくてもよいからであり、この慣性力
を軸受38によつて受けさせている。このように
すれば、ピストン11の大きさに比べて、ボルト
41の寸法を多少大きめにできることになる。
以上のように本考案によれば、ピストンピンと
連接棒とを一体的に構成し、ピストンピンならび
にピストンおよび取付部材の間に滑り軸受を介し
て、取付部材によつてピストンピンをピストンに
連結するようにしたので、爆発時における荷重お
よび慣性力による荷重を大きな強度で受けること
ができるようになり、信頼性が向上される。また
強度を向上することが可能になるので、たとえば
シリンダ内の爆発圧を上昇して内燃機関の燃料費
率を低減することが可能となる。
連接棒とを一体的に構成し、ピストンピンならび
にピストンおよび取付部材の間に滑り軸受を介し
て、取付部材によつてピストンピンをピストンに
連結するようにしたので、爆発時における荷重お
よび慣性力による荷重を大きな強度で受けること
ができるようになり、信頼性が向上される。また
強度を向上することが可能になるので、たとえば
シリンダ内の爆発圧を上昇して内燃機関の燃料費
率を低減することが可能となる。
特に本考案によれば、軸受メタル25,35,
36および26,37は半円弧状であり、構成が
極めて単純である。
36および26,37は半円弧状であり、構成が
極めて単純である。
しかも取付部材22,39はボルト21,41
によつてピストン11に着脱自在であるので、こ
のような単純な構成を有する軸受メタル25,3
5,36および26,37を容易に交換すること
ができ、保守が極めて容易であり、またそのた
め、ピストン11と、ピストンピン17,17a
と、連接棒16との寿命を長くすることが可能で
ある。
によつてピストン11に着脱自在であるので、こ
のような単純な構成を有する軸受メタル25,3
5,36および26,37を容易に交換すること
ができ、保守が極めて容易であり、またそのた
め、ピストン11と、ピストンピン17,17a
と、連接棒16との寿命を長くすることが可能で
ある。
さらにまた本考案では、ピストンピン17,1
7aのピストン側の半外周面全面は、軸受メタル
25,35,36を介して、ピストン11の第1
取付孔15,15a,40に支持され、また、ピ
ストンピン17,17aの連接棒16両外側方に
突出した部分34の連接棒16側の半外周面全面
は、軸受メタル26,37を介して、取付部材2
2,39の第2取付孔23に支持されるので、そ
れらの軸受メタル25,35,36および26,
37の接触面に、隙間を生じることなく、密着さ
せることができる。このことによつてフレツテイ
ングコロージヨンを生じることを確実に防ぐこと
ができるという優れた効果が達成される。
7aのピストン側の半外周面全面は、軸受メタル
25,35,36を介して、ピストン11の第1
取付孔15,15a,40に支持され、また、ピ
ストンピン17,17aの連接棒16両外側方に
突出した部分34の連接棒16側の半外周面全面
は、軸受メタル26,37を介して、取付部材2
2,39の第2取付孔23に支持されるので、そ
れらの軸受メタル25,35,36および26,
37の接触面に、隙間を生じることなく、密着さ
せることができる。このことによつてフレツテイ
ングコロージヨンを生じることを確実に防ぐこと
ができるという優れた効果が達成される。
第1図は先行技術の断面図、第2図はその第1
図に示された先行技術のピストンピン3に作用す
る荷重を説明するための断面図、第3図は本考案
の一実施例の正面図、第4図は第3図の切断面線
−から見た断面図、第5図は第3図の切断面
線−から見た断面図、第6図は第3図〜第5
図示の実施例の分解斜視図、第7図はピストン1
1の第3図および第4図の下方から見た斜視図、
第8図は本考案の他の実施例の断面図、第9図は
第8図の切断面線−から見た断面図、第10
図は本考案のさらに他の実施例の断面図、第11
図は本考案の他の実施例の断面図である。 11……ピストン、12……スカート、13…
…クラウン、15,15a,23,40……取付
孔、16……連接棒、17,17a……ピストン
ピン、22,39……取付部材。
図に示された先行技術のピストンピン3に作用す
る荷重を説明するための断面図、第3図は本考案
の一実施例の正面図、第4図は第3図の切断面線
−から見た断面図、第5図は第3図の切断面
線−から見た断面図、第6図は第3図〜第5
図示の実施例の分解斜視図、第7図はピストン1
1の第3図および第4図の下方から見た斜視図、
第8図は本考案の他の実施例の断面図、第9図は
第8図の切断面線−から見た断面図、第10
図は本考案のさらに他の実施例の断面図、第11
図は本考案の他の実施例の断面図である。 11……ピストン、12……スカート、13…
…クラウン、15,15a,23,40……取付
孔、16……連接棒、17,17a……ピストン
ピン、22,39……取付部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 連接棒16の一端部には、その連接棒16の両
外側方に突出したピストンピン17,17aを一
体的に構成し、 ピストン11には、ピストンピン17,17a
を支持する半円形の軸直角断面を有する第1取付
孔15,15a,40が形成され、 ピストンピン17,17aのピストン側の半外
周面全面と、第1取付孔15,15a,40との
間には、半円弧状の軸受メタル25;35,36
が介在され、 ピストンピン17,17aの連接棒16両外側
方に突出した部分34の連接棒16側の半外周面
全面は、半円弧状の軸受メタル26,37を介在
し、取付部材22,39に形成されている半円形
の軸直角断面を有する第2取付孔23に支持さ
れ、 この取付部材22,39は、ボルト21,41
を介してピストン11に着脱自在に固定されるこ
とを特徴とする内燃機関のピストンと連接棒の組
立構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274588U JPH0529580Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274588U JPH0529580Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0158859U JPH0158859U (ja) | 1989-04-13 |
| JPH0529580Y2 true JPH0529580Y2 (ja) | 1993-07-28 |
Family
ID=31288304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6274588U Expired - Lifetime JPH0529580Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529580Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-12 JP JP6274588U patent/JPH0529580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0158859U (ja) | 1989-04-13 |
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