JPH05296082A - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料制御装置Info
- Publication number
- JPH05296082A JPH05296082A JP9784892A JP9784892A JPH05296082A JP H05296082 A JPH05296082 A JP H05296082A JP 9784892 A JP9784892 A JP 9784892A JP 9784892 A JP9784892 A JP 9784892A JP H05296082 A JPH05296082 A JP H05296082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air amount
- intake
- intake air
- fuel injection
- fuel
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】予測吸気量と実際の吸気量との差を小さくす
る。 【構成】時刻がt0 では空気量の予測を行なわず、通常
の噴射を行なう。ステップS4でバルブタイミングの判
定を行ない、次のステップS5、あるいはステップS6
では、分割噴射の分割比KTBUNを決定する。ステッ
プS7で燃料噴射パルス幅TE1、及び分割比KTBUN
に基づいて通常噴射パルス幅TL を演算する。そして、
以下のステップで予測吸入空気量の演算を行ない、吸気
弁の閉タイミングと補正係数Kとの関係を示す特性図よ
り、バルブタイミングに対応するKの値を決定後、燃料
の追加噴射パルス幅TT の演算を行なう。
る。 【構成】時刻がt0 では空気量の予測を行なわず、通常
の噴射を行なう。ステップS4でバルブタイミングの判
定を行ない、次のステップS5、あるいはステップS6
では、分割噴射の分割比KTBUNを決定する。ステッ
プS7で燃料噴射パルス幅TE1、及び分割比KTBUN
に基づいて通常噴射パルス幅TL を演算する。そして、
以下のステップで予測吸入空気量の演算を行ない、吸気
弁の閉タイミングと補正係数Kとの関係を示す特性図よ
り、バルブタイミングに対応するKの値を決定後、燃料
の追加噴射パルス幅TT の演算を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの燃料制御装置
に関し、特に予測した吸気量をもとに燃料噴射量をする
エンジンの燃料制御装置に関するものである。
に関し、特に予測した吸気量をもとに燃料噴射量をする
エンジンの燃料制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、走行性、排気ガス浄化性能向
上の面より、実際に燃焼室に吸収される空気量に見合つ
た燃料供給を精度よく行なうため、吸気行程中の吸気量
変化から吸気弁の閉弁時の吸気量を予測し、その予測値
に基づいて燃料噴射パルスのパルス幅を決定している。
例えば、特開平3−23341号公報には、吸気行程終
了前の所定期間において吸入空気量を複数回検出し、検
出された吸入空気量の変化に応じて吸気行程終了時にお
ける吸入空気量を予測して燃料噴射量を設定する燃料制
御装置が開示されている。
上の面より、実際に燃焼室に吸収される空気量に見合つ
た燃料供給を精度よく行なうため、吸気行程中の吸気量
変化から吸気弁の閉弁時の吸気量を予測し、その予測値
に基づいて燃料噴射パルスのパルス幅を決定している。
例えば、特開平3−23341号公報には、吸気行程終
了前の所定期間において吸入空気量を複数回検出し、検
出された吸入空気量の変化に応じて吸気行程終了時にお
ける吸入空気量を予測して燃料噴射量を設定する燃料制
御装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の燃料制御装置では、例えば、バルブタイミング
を任意に変える手段を有する場合、吸気弁を閉じるタイ
ミング(閉時期)がエンジンの運転状況により変わるた
め、吸気弁の閉タイミングが遅い程、吸気の吹き返しに
よる燃料の吹き返しが多くなり、吸気量の予測のズレが
通常の予測量より多くなるという問題がある。
記従来の燃料制御装置では、例えば、バルブタイミング
を任意に変える手段を有する場合、吸気弁を閉じるタイ
ミング(閉時期)がエンジンの運転状況により変わるた
め、吸気弁の閉タイミングが遅い程、吸気の吹き返しに
よる燃料の吹き返しが多くなり、吸気量の予測のズレが
通常の予測量より多くなるという問題がある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、吸気弁の閉タイミングに
合わせて吸入空気量の予測量を補正することにより、予
測吸気量と実際の吸気量の誤差を小さくするエンジンの
燃料制御装置を提供することである。
で、その目的とするところは、吸気弁の閉タイミングに
合わせて吸入空気量の予測量を補正することにより、予
測吸気量と実際の吸気量の誤差を小さくするエンジンの
燃料制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、以下の構成を備える。すなわち、吸気行
程終了前の吸入空気量変化に基づいて吸気行程終了時の
吸入空気量を予測する予測手段を備え、該予測された吸
入空気量に基づいて燃料噴射量を設定するエンジンの燃
料制御装置において、吸気弁の閉時期を変更するバルブ
タイミング変更手段と、前記バルブタイミング変更手段
による吸気弁閉時期が早い場合と遅い場合とで、前記吸
入空気量の予測を変更する予測補正手段とを備える。
達成するため、以下の構成を備える。すなわち、吸気行
程終了前の吸入空気量変化に基づいて吸気行程終了時の
吸入空気量を予測する予測手段を備え、該予測された吸
入空気量に基づいて燃料噴射量を設定するエンジンの燃
料制御装置において、吸気弁の閉時期を変更するバルブ
タイミング変更手段と、前記バルブタイミング変更手段
による吸気弁閉時期が早い場合と遅い場合とで、前記吸
入空気量の予測を変更する予測補正手段とを備える。
【0006】好ましくは、前記予測補正手段は、エンジ
ンの1サイクルにおいて所定の分割比に従ったリーディ
ング燃料噴射とトレーリング燃料噴射を行なう分割噴射
制御手段を備え、該予測補正手段は該トレーリング燃料
噴射についてのみ吸入空気量の予測を行ない、かつ、該
分割噴射制御手段は、前記吸気弁閉時期が遅い場合は吸
気弁閉時期が早い場合に比べて該トレーリング燃料噴射
に対応する燃料噴射パルス幅の方が該リーディング燃料
噴射に対応する燃料噴射パルス幅よりも長くなるように
該分割比を変える。
ンの1サイクルにおいて所定の分割比に従ったリーディ
ング燃料噴射とトレーリング燃料噴射を行なう分割噴射
制御手段を備え、該予測補正手段は該トレーリング燃料
噴射についてのみ吸入空気量の予測を行ない、かつ、該
分割噴射制御手段は、前記吸気弁閉時期が遅い場合は吸
気弁閉時期が早い場合に比べて該トレーリング燃料噴射
に対応する燃料噴射パルス幅の方が該リーディング燃料
噴射に対応する燃料噴射パルス幅よりも長くなるように
該分割比を変える。
【0007】また、好ましくは、前記予測手段は、吸気
行程終了前の吸入空気量変化に基づいてその後の空気量
変化特性を予測し、該特性に基づいて吸気行程終了時の
吸入空気量を予測する。
行程終了前の吸入空気量変化に基づいてその後の空気量
変化特性を予測し、該特性に基づいて吸気行程終了時の
吸入空気量を予測する。
【0008】
【作用】以上の構成において、予測吸気量と実際の吸気
量との差が小さくなるよう機能する。
量との差が小さくなるよう機能する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る好適
な実施例を詳細に説明する。図2は、本発明の実施例に
係るエンジンの燃料制御装置(以下、装置という)の全
体構成を示す図である。同図において、エンジン本体1
の燃焼室3内にはピストン2が摺動しており、燃焼室3
には吸気ポート4、及び排気ポート6が支持されてい
る。また、吸気ポート4と燃焼室3の間には吸気弁7
が、排気ポート6と燃焼室3との間には排気弁8がそれ
ぞれ配設されている。
な実施例を詳細に説明する。図2は、本発明の実施例に
係るエンジンの燃料制御装置(以下、装置という)の全
体構成を示す図である。同図において、エンジン本体1
の燃焼室3内にはピストン2が摺動しており、燃焼室3
には吸気ポート4、及び排気ポート6が支持されてい
る。また、吸気ポート4と燃焼室3の間には吸気弁7
が、排気ポート6と燃焼室3との間には排気弁8がそれ
ぞれ配設されている。
【0010】吸気ポート4の上流側には、吸入空気量を
制御するスロツトル弁9が設けられ、その下流側には吸
気拡大室としてのサージタンク10が配設される。さら
にその下流には、燃料を噴射供給するインジエクタ11
が設けられている。吸気ポート4への吸入空気量はエア
フローメータ20内のエアフローセンサ20aにて検出
され、吸入空気の温度は吸気温センサ21にて検出され
る。スロツトル開度センサ22はアイドルスイツチ(不
図示)を内蔵しており、スロツトル弁9の開度を検出す
る。また、デイストリビユータ15には、エンジン回転
数を検出する回転数センサ25、クランク角を検出する
ためのクランク角センサ28が配設され、排気ポート6
にはO2 センサ26が配設されている。
制御するスロツトル弁9が設けられ、その下流側には吸
気拡大室としてのサージタンク10が配設される。さら
にその下流には、燃料を噴射供給するインジエクタ11
が設けられている。吸気ポート4への吸入空気量はエア
フローメータ20内のエアフローセンサ20aにて検出
され、吸入空気の温度は吸気温センサ21にて検出され
る。スロツトル開度センサ22はアイドルスイツチ(不
図示)を内蔵しており、スロツトル弁9の開度を検出す
る。また、デイストリビユータ15には、エンジン回転
数を検出する回転数センサ25、クランク角を検出する
ためのクランク角センサ28が配設され、排気ポート6
にはO2 センサ26が配設されている。
【0011】また、VVTアクチュエータ35は、エン
ジン制御ユニツト(ECU)30からの指示によりバル
ブタイミングを任意に変えるためのものであり、トルク
コンバータ5には、タービン回転数を検出するためのタ
ービン回転数センサ12が配設されている。エンジン制
御ユニツト(ECU)30は、上述の各センサからの出
力を受けると共に、上記VVTアクチュエータ35の制
御、デイストリビユータ15への点火時間制御信号の送
出、燃料噴射量を調整するためのインジエクタ11への
制御信号の送出を行なう。また、内蔵するメモリ(不図
示)内に、後述するバルブタイミングと分割比KTBU
Nとの関係を示すマップや、吸気弁の閉タイミングと補
正係数Kとの関係を示すマツプ等を格納している。
ジン制御ユニツト(ECU)30からの指示によりバル
ブタイミングを任意に変えるためのものであり、トルク
コンバータ5には、タービン回転数を検出するためのタ
ービン回転数センサ12が配設されている。エンジン制
御ユニツト(ECU)30は、上述の各センサからの出
力を受けると共に、上記VVTアクチュエータ35の制
御、デイストリビユータ15への点火時間制御信号の送
出、燃料噴射量を調整するためのインジエクタ11への
制御信号の送出を行なう。また、内蔵するメモリ(不図
示)内に、後述するバルブタイミングと分割比KTBU
Nとの関係を示すマップや、吸気弁の閉タイミングと補
正係数Kとの関係を示すマツプ等を格納している。
【0012】次に、本実施例の装置における燃料噴射制
御について詳細に説明する。ここでは、吸入空気量の予
測を一次直線にて行ない、エンジンの各1気筒1サイク
ルにおいて所定の分割比に従って燃料噴射を2回行な
う。図3、図4は、本実施例に係る装置での燃料噴射制
御を示すフローチヤートであり、また、図5は、実施例
に係る空気量の予測と燃料噴射との関係を示すタイミン
グチャートである。
御について詳細に説明する。ここでは、吸入空気量の予
測を一次直線にて行ない、エンジンの各1気筒1サイク
ルにおいて所定の分割比に従って燃料噴射を2回行な
う。図3、図4は、本実施例に係る装置での燃料噴射制
御を示すフローチヤートであり、また、図5は、実施例
に係る空気量の予測と燃料噴射との関係を示すタイミン
グチャートである。
【0013】図3において、ステツプS1では、クラン
ク角に対応する時刻がt0 か否かを判定し(図5参
照)、時刻がt0 であれば、ステップS2でそのときの
実際の吸入空気量をサンプリングする。続くステップS
3で、サンプリングされた空気量より燃料噴射パルス幅
TE1を演算する。つまり、この時点では空気量の予測を
行なわずに、通常の噴射(ここでは、気筒#1に対する
噴射を例にとる)を行なう。そして、ステップS4で
は、バルブタイミングがVVT1か、あるいはVVT2
かを判定する。このバルブタイミングは、例えば、図6
(b)に示すような特性を有しており、VVT1の方
が、VVT2に比べて吸気弁が閉じるタイミングが遅い
特性になっている。
ク角に対応する時刻がt0 か否かを判定し(図5参
照)、時刻がt0 であれば、ステップS2でそのときの
実際の吸入空気量をサンプリングする。続くステップS
3で、サンプリングされた空気量より燃料噴射パルス幅
TE1を演算する。つまり、この時点では空気量の予測を
行なわずに、通常の噴射(ここでは、気筒#1に対する
噴射を例にとる)を行なう。そして、ステップS4で
は、バルブタイミングがVVT1か、あるいはVVT2
かを判定する。このバルブタイミングは、例えば、図6
(b)に示すような特性を有しており、VVT1の方
が、VVT2に比べて吸気弁が閉じるタイミングが遅い
特性になっている。
【0014】ステップS4でバルブタイミングの判定が
行なわれると、次のステップS5、あるいはステップS
6では、燃料噴射を2回に分けて行なう際の分割比KT
BUNを決定する。この分割比KTBUNは、エンジン
回転数と吸入空気量とで決定され、その特性は、例え
ば、図7に示すような曲線を描く。同図に示す特性は、
ある回転域でのVVT1とVVT2の特性であり、VV
T1は、過渡追従性と層状燃焼を目的として分割噴射の
後半の噴射(追加噴射、あるいはトレーリング噴射とも
言う)に重点を置く特性である。他方、VVT2は、ト
レーリング噴射に重点を置いた場合、エミッション、特
に炭化水素(HC)の発生に不利となるため、分割噴射
の前半の噴射(通常噴射、あるいはリーディング噴射と
も言う)に重きを置いた特性となる。
行なわれると、次のステップS5、あるいはステップS
6では、燃料噴射を2回に分けて行なう際の分割比KT
BUNを決定する。この分割比KTBUNは、エンジン
回転数と吸入空気量とで決定され、その特性は、例え
ば、図7に示すような曲線を描く。同図に示す特性は、
ある回転域でのVVT1とVVT2の特性であり、VV
T1は、過渡追従性と層状燃焼を目的として分割噴射の
後半の噴射(追加噴射、あるいはトレーリング噴射とも
言う)に重点を置く特性である。他方、VVT2は、ト
レーリング噴射に重点を置いた場合、エミッション、特
に炭化水素(HC)の発生に不利となるため、分割噴射
の前半の噴射(通常噴射、あるいはリーディング噴射と
も言う)に重きを置いた特性となる。
【0015】よって、バルブタイミングがVVT1であ
れば、ステップS5でKTBUNをf1 とし、VVT2
であれば、ステップS6でKTBUNをf2 とする。そ
して、次のステップS7で、燃料噴射パルス幅TE1及び
分割比KTBUNに基づいて、下記の式(1)に従って
通常噴射パルス幅TL を演算する。 TL =TE1×KTBUN+TV …(1) なお、TV は無効噴射時間で、燃料噴射の制御信号に対
するインジエクタでの燃料噴射の応答遅れを補うための
ものであり、TE1×KTBUNは有効噴射時間である。
れば、ステップS5でKTBUNをf1 とし、VVT2
であれば、ステップS6でKTBUNをf2 とする。そ
して、次のステップS7で、燃料噴射パルス幅TE1及び
分割比KTBUNに基づいて、下記の式(1)に従って
通常噴射パルス幅TL を演算する。 TL =TE1×KTBUN+TV …(1) なお、TV は無効噴射時間で、燃料噴射の制御信号に対
するインジエクタでの燃料噴射の応答遅れを補うための
ものであり、TE1×KTBUNは有効噴射時間である。
【0016】ステツプS8では、時刻がt1 か否かを判
定し、時刻がt1 であれば、それが通常噴射終了時刻で
あるとして、次のステップS9で、図5のタイミングチ
ャートに示すCE特性上において、時刻t1 での吸入空
気量CE1をサンプリングする。また、ステップS10
で、時刻が時刻t1 から所定時間経過後の時刻t2 であ
るか否かを判定する。そして、続くステップS11で
は、時刻t2 での吸入空気量CE2をサンプリングす
る。
定し、時刻がt1 であれば、それが通常噴射終了時刻で
あるとして、次のステップS9で、図5のタイミングチ
ャートに示すCE特性上において、時刻t1 での吸入空
気量CE1をサンプリングする。また、ステップS10
で、時刻が時刻t1 から所定時間経過後の時刻t2 であ
るか否かを判定する。そして、続くステップS11で
は、時刻t2 での吸入空気量CE2をサンプリングす
る。
【0017】図4のステップS15では、時刻がt3 か
否かの判定、つまり、追加噴射を開始する時刻かどうか
の判定を行なう。ここで時刻がt3 になっていれば、以
下のステップで予測吸入空気量の演算を行なう。つま
り、ステップS15で、バルブタイミングがVVT1
か、あるいはVVT2かを判定する。ここで、バルブタ
イミングがVVT1と判定されれば、図8の吸気弁の閉
タイミングと補正係数Kとの関係を示す特性図より、V
VT1に対応するKの値を決定する。また、バルブタイ
ミングがVVT2と判定された場合には、ステップS1
8での処理、つまり、図8に示す特性図よりVVT2に
対応する補正係数Kを決定する。
否かの判定、つまり、追加噴射を開始する時刻かどうか
の判定を行なう。ここで時刻がt3 になっていれば、以
下のステップで予測吸入空気量の演算を行なう。つま
り、ステップS15で、バルブタイミングがVVT1
か、あるいはVVT2かを判定する。ここで、バルブタ
イミングがVVT1と判定されれば、図8の吸気弁の閉
タイミングと補正係数Kとの関係を示す特性図より、V
VT1に対応するKの値を決定する。また、バルブタイ
ミングがVVT2と判定された場合には、ステップS1
8での処理、つまり、図8に示す特性図よりVVT2に
対応する補正係数Kを決定する。
【0018】ここで、図8に示す特性図について説明す
る。同図に示すように、吸気弁の閉タイミングが遅い
程、吸気の吹き返しが多く、燃料の吹き返しも多くなる
ため、補正係数Kの値を小さくして吸気量を多くするよ
うな予測とならないよう制御して、追加噴射が多くなる
ようにする。その結果、吸気弁が開状態で供給する燃料
の比率が大きくなり、インジエクタ11から噴射された
燃料は粒形が大きい燃料となるので、吸気の吹き返しの
影響による燃料不足を抑制できる。
る。同図に示すように、吸気弁の閉タイミングが遅い
程、吸気の吹き返しが多く、燃料の吹き返しも多くなる
ため、補正係数Kの値を小さくして吸気量を多くするよ
うな予測とならないよう制御して、追加噴射が多くなる
ようにする。その結果、吸気弁が開状態で供給する燃料
の比率が大きくなり、インジエクタ11から噴射された
燃料は粒形が大きい燃料となるので、吸気の吹き返しの
影響による燃料不足を抑制できる。
【0019】換言すれば、粒形が大きくなることで燃料
の慣性力が大きくなり、それにつれて流速も大きくなる
ため、燃料室に燃料が吸収されやすくなる。これによ
り、吸気の吹き返しの影響が小さくなるのである。次
に、ステップS19では、予測吸入空気量CECの演算
を行なう。この演算は、下記の式(2)に従って行なう
もので、この式(2)には、上記の吸気弁の閉タイミン
グに応じた補正係数Kが含まれる。
の慣性力が大きくなり、それにつれて流速も大きくなる
ため、燃料室に燃料が吸収されやすくなる。これによ
り、吸気の吹き返しの影響が小さくなるのである。次
に、ステップS19では、予測吸入空気量CECの演算
を行なう。この演算は、下記の式(2)に従って行なう
もので、この式(2)には、上記の吸気弁の閉タイミン
グに応じた補正係数Kが含まれる。
【0020】 CEC=CE2+{(t3-t2)/(t2-t1) }・(CE2−CE1)・K …(2) 続くステツプS20では、上記式(2)にて求めた予測
吸入空気量CECに基づいた燃料噴射パルス幅TE2を演
算する。そして、ステツプS21では、その演算に基づ
いて、下記の式(3)による燃料の追加噴射パルス幅T
T の演算を行なう。この追加噴射パルス幅は、上記ステ
ップS7にて求めた通常噴射パルス幅T L が分割噴射の
前半の噴射に対応するのに対して、その後の吸入空気量
の変化に対応させた、分割噴射における後半の噴射とい
う意味を持つものである。
吸入空気量CECに基づいた燃料噴射パルス幅TE2を演
算する。そして、ステツプS21では、その演算に基づ
いて、下記の式(3)による燃料の追加噴射パルス幅T
T の演算を行なう。この追加噴射パルス幅は、上記ステ
ップS7にて求めた通常噴射パルス幅T L が分割噴射の
前半の噴射に対応するのに対して、その後の吸入空気量
の変化に対応させた、分割噴射における後半の噴射とい
う意味を持つものである。
【0021】 TT =TE2×(1−KTBUN)+TV …(3) このように、燃料噴射を2回に分けて行なう際の分割比
KTBUNの決定において、最初の噴射量を少なくして
気化霧化を抑制し、2回目の噴射、つまり、追加噴射
は、吸気弁が開いてから行なわれるので(図6(a)参
照)、上述のように粒形の大きい燃料が燃焼室に入り、
吹き返しが起こりにくいことになる。
KTBUNの決定において、最初の噴射量を少なくして
気化霧化を抑制し、2回目の噴射、つまり、追加噴射
は、吸気弁が開いてから行なわれるので(図6(a)参
照)、上述のように粒形の大きい燃料が燃焼室に入り、
吹き返しが起こりにくいことになる。
【0022】以上説明したように、本実施例によれば、
運転状況にてバルブタイミングを変えるエンジンにおい
て、吸気弁の閉タイミングの相違に対応させて吸気量の
予測値を補正することで、予測吸気量と実際の吸気量の
誤差を小さくし、吹き返しによる充填量のズレをなくす
ことができるという効果がある。
運転状況にてバルブタイミングを変えるエンジンにおい
て、吸気弁の閉タイミングの相違に対応させて吸気量の
予測値を補正することで、予測吸気量と実際の吸気量の
誤差を小さくし、吹き返しによる充填量のズレをなくす
ことができるという効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸気弁の閉時期の相違に伴う吸気の吹き返し量の違いに
かかわらず吸入空気量の予測を適切に行なえるという効
果がある。
吸気弁の閉時期の相違に伴う吸気の吹き返し量の違いに
かかわらず吸入空気量の予測を適切に行なえるという効
果がある。
【図1】本発明の基本概念図、
【図2】本発明の実施例に係るエンジンの燃料制御装置
の全体構成を示す図、
の全体構成を示す図、
【図3】実施例に係る装置での燃料噴射制御を示すフロ
ーチヤート、
ーチヤート、
【図4】実施例に係る装置での燃料噴射制御を示すフロ
ーチヤート、
ーチヤート、
【図5】実施例に係る空気量の予測と燃料噴射との関係
を示すタイミングチャート、
を示すタイミングチャート、
【図6】バルブタイミングと分割噴射との関係、及びバ
ルブタイミングVVT1,VVT2の特性を示す図、
ルブタイミングVVT1,VVT2の特性を示す図、
【図7】バルブタイミングと分割比KTBUNとの関係
を示す図、
を示す図、
【図8】吸気弁の閉タイミングと補正係数Kとの関係を
示す特性図である。
示す特性図である。
1 エンジン本体 2 ピストン 3 燃焼室 4 吸気ポート 5 トルクコンバータ 6 排気ポート 7 吸気弁 8 排気弁 9 スロツトル弁 10 サージタンク 11 インジエクタ 12 タービン回転数センサ 15 デイストリビユータ 20 エアフローメータ 20a エアフローセンサ 21 吸気温センサ 22 スロツトル開度センサ 25 回転数センサ 26 O2 センサ 28 クランク角センサ 30 エンジン制御ユニツト(ECU) 35 VVTアクチュエータ
Claims (3)
- 【請求項1】 吸気行程終了前の吸入空気量変化に基づ
いて吸気行程終了時の吸入空気量を予測する予測手段を
備え、該予測された吸入空気量に基づいて燃料噴射量を
設定するエンジンの燃料制御装置において、 吸気弁の閉時期を変更するバルブタイミング変更手段
と、 前記バルブタイミング変更手段による吸気弁閉時期が早
い場合と遅い場合とで、前記吸入空気量の予測を変更す
る予測補正手段とを備えることを特徴とするエンジンの
燃料制御装置。 - 【請求項2】 前記予測補正手段は、エンジンの1サイ
クルにおいて所定の分割比に従ったリーディング燃料噴
射とトレーリング燃料噴射を行なう分割噴射制御手段を
備え、該予測補正手段は該トレーリング燃料噴射につい
てのみ吸入空気量の予測を行ない、かつ、該分割噴射制
御手段は、前記吸気弁閉時期が遅い場合は吸気弁閉時期
が早い場合に比べて該トレーリング燃料噴射に対応する
燃料噴射パルス幅の方が該リーディング燃料噴射に対応
する燃料噴射パルス幅よりも長くなるように該分割比を
変えることを特徴とする請求項第1項に記載のエンジン
の燃料制御装置。 - 【請求項3】 前記予測手段は、吸気行程終了前の吸入
空気量変化に基づいてその後の空気量変化特性を予測
し、該特性に基づいて吸気行程終了時の吸入空気量を予
測することを特徴とする請求項第1項に記載のエンジン
の燃料制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9784892A JPH05296082A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | エンジンの燃料制御装置 |
| US08/026,041 US5462934A (en) | 1992-03-09 | 1993-03-04 | Condensed heterocyclic ketone derivatives and their use |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9784892A JPH05296082A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296082A true JPH05296082A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14203157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9784892A Withdrawn JPH05296082A (ja) | 1992-03-09 | 1992-04-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05296082A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0831223A3 (en) * | 1996-09-19 | 2000-04-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for internal combustion engine using air-amount-first fuel-amount-second control method |
| US6196197B1 (en) | 1998-01-16 | 2001-03-06 | Denso Corporation | Engine control apparatus and method having cylinder-charged air quantity correction by intake/exhaust valve operation |
| EP1074716A3 (en) * | 1999-08-06 | 2003-05-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal cylinder intake-air quantity calculating apparatus and method for variable valve open/closure timing controlled engine |
| JP2009174345A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Suzuki Motor Corp | 筒内噴射型内燃機関の制御装置 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP9784892A patent/JPH05296082A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0831223A3 (en) * | 1996-09-19 | 2000-04-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for internal combustion engine using air-amount-first fuel-amount-second control method |
| US6196197B1 (en) | 1998-01-16 | 2001-03-06 | Denso Corporation | Engine control apparatus and method having cylinder-charged air quantity correction by intake/exhaust valve operation |
| EP1074716A3 (en) * | 1999-08-06 | 2003-05-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal cylinder intake-air quantity calculating apparatus and method for variable valve open/closure timing controlled engine |
| JP2009174345A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Suzuki Motor Corp | 筒内噴射型内燃機関の制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |