JPH05296760A - 歯車の歯の偏心測定装置 - Google Patents

歯車の歯の偏心測定装置

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JPH05296760A
JPH05296760A JP4122574A JP12257492A JPH05296760A JP H05296760 A JPH05296760 A JP H05296760A JP 4122574 A JP4122574 A JP 4122574A JP 12257492 A JP12257492 A JP 12257492A JP H05296760 A JPH05296760 A JP H05296760A
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tooth
gear
eccentricity
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tooth surface
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JP4122574A
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English (en)
Inventor
Kazumi Satake
和美 佐竹
Kiyoshi Takahashi
高橋  清
Masakazu Hikuma
政和 日隈
Taketo Mizobe
丈人 溝辺
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KOSAKA SEIKI KK
Toyota Motor Corp
Original Assignee
KOSAKA SEIKI KK
Toyota Motor Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車の歯の偏心量の測定精度を向上させる。 【構成】 本発明に係る歯車の歯の偏心測定装置による
と、タッチセンサーの測定子62aを基準点Sに配置し
た状態で、歯車部品2を右回動に回動させて歯No1の
歯面B1を測定子62aに当接させ、そのタイミングに
おけるエンコーダ30のカウント値EB1を読む。これ
によって基準点Sに対する歯面B1の回転角度が求めら
れる。次に、測定子62aを歯車部品2の回動に干渉し
ない位置まで移動させて、歯車部品2を約一歯分だけ回
動させる。そして再び前記測定子62aを基準点Sに配
置した状態で、歯車部品2を右回動に回動させて歯No
2の歯面B2を測定子62aに当接させ、そのタイミン
グにおけるエンコーダ30のカウント値EB2を読む。
これによって基準点Sに対する歯面B2の回転角度が求
められる。このようにして、全ての歯の歯面について基
準点からの回転角度を求めることにより、歯車部品2の
偏心を測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯車の歯の偏心量を測
定する歯車の歯の偏心測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関する従来技術が、本出願の願書
に添付した図5および図6に示されている。従来の歯車
の歯の偏心測定装置は、図6にその概略が示されるよう
に、歯車部品2を軸心方向の両端からそのセンター穴を
挟んだ状態で回動可能に支持する支持部材4を備えてい
る。さらに前記偏心測定装置は、歯車部品2を歯車の直
径方向から挟むように一定距離を隔てて配置された固定
子6と可動測定子8とを備えている。さらに、前記可動
測定子8は円周方向に変位できるようになっており、こ
の変位量が指示計10に指示される。この装置を使用し
て歯車の歯の偏心を測定するには、先ず歯車部品2を支
持部材4で軸心方向の両端から支持する。次に、歯車部
品2を一方向に回動させて、図5に示すように、測定し
ようとする歯2xと中心を挟んで反対側の歯2yの歯面
Yを固定子6に押し付ける。この状態で、測定しようと
する歯2xの歯面Xが前記可動測定子8を円周方向の変
位させる量を指示計10で読み取る。このような操作を
歯車の全部の歯について実施し、全歯に対する可動測定
子8の変位量の最大値と最小値との差を偏心量として表
すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置によると、
歯車部品2は支持部材4で軸心方向の両端から挟まれて
支持され、歯車の歯の偏心測定が行われる。しかしなが
ら前記歯車部品2は、その軸部2aが実際には軸受けに
よって支持された状態で車に組付けられている。このた
めに測定された偏心量と、実際に車に組付けられた状態
での偏心量との間で差が生じる。また、測定しようとす
る歯2xの偏心量と無関係の歯2yを固定子6で位置決
めして、その歯2xの偏心量を求めるために、偏心量の
測定に際し無関係の歯2yの精度の影響を受けるという
問題がある。さらに手作業であるために、歯2yの歯面
Yを固定子6に押し付ける力の大きさによって測定結果
がばらつくという問題もある。
【0004】本発明の技術的な課題は、歯車部品2を実
車の組付け状態と同様に、その軸部2aを軸受けで支持
した状態で、基準点から各歯の歯面までの回転角度を個
別に測定することにより、実車組付基準において歯の偏
心量を実測できるようにして、前記偏心量の測定精度を
向上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
各部構造を有する歯車の歯の偏心測定装置によって解決
される。即ち、本発明に係る歯車の歯の偏心測定装置
は、定位置で歯車部品がその軸心回りに回動できるよう
に、その軸部を軸受けで支持する歯車部品支持機構と、
前記歯車部品の回転角度を検出する角度検出ユニット
と、測定子を備えており、前記歯車部品が回動されてそ
の歯面が前記測定子に当接するとその当接したタイミン
グで信号を出力する歯面接触検出ユニットと、前記歯面
接触検出ユニットの測定子を、前記歯車部品の中心から
規定距離だけ離れた基準点に配置し、あるいはその測定
子を前記歯車部品の回動に干渉しない所定点まで移動さ
せる移動機構とを有している。
【0006】
【作用】本発明によると、先ず、基準点が歯溝に位置す
るように歯車部品を歯車部品支持機構にセットし、歯面
接触検出ユニットの測定子を基準点に配置する。この状
態で、その歯車部品を一方向に回動させて、任意の歯
(第1歯)の歯面(B1)を歯面接触検出ユニットの測
定子に当接させる。そしてこのタイミングにおける角度
検出ユニットの検出値を読む。この検出値が、歯車の中
心と基準点とを結ぶ線分と歯車の中心と歯面(B1)と
を結ぶ線分との成す角度、即ち、基準点から歯面(B
1)までの回転角度を表している。次に、歯面接触検出
ユニットを移動機構で歯車部品の回動に干渉しない所定
点まで移動させて、歯車部品を約一歯分だけ同方向に回
動させる。そして、前回と同様に歯面接触検出ユニット
の測定子を移動機構によって再び基準点に配置し、この
状態で歯車部品を同方向に回動させて、次の歯(第2
歯)の歯面(B2)を歯面接触検出ユニットの測定子に
当接させる。このタイミングにおける角度検出ユニット
の検出値が、基準点から歯面(B2)までの回転角度を
表している。このようにして、全ての歯の歯面について
基準点からの回転角度を求めることにより、歯車部品の
偏心を測定することができる。ここで本発明によると、
ある歯の歯面の回転角度を測定する際に、他の歯の精度
の影響を受けないために正確な測定が可能となる。ま
た、歯車部品は実車での組付け状態と同様に、その軸部
が軸受けで歯車部品支持機構に支持されているために、
測定段階と実際に車に組付けられた状態とで歯車部品の
偏心量に差が生じることがない。さらに前記歯面接触検
出ユニットに歯車部品の歯の歯面を当接させる力の大き
さによって測定結果がばらつくといった問題もない。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例に係る歯車の歯の偏心測定装置の説明を行う。図1
は、本実施例に係る歯車の歯の偏心測定装置の要部縦断
面図である。この歯車の歯の偏心測定装置は、歯車部品
2を把持するチャックユニット20を備えている。ここ
でワークである歯車部品2は、図2に示すように、歯車
部2wとシャフト部2sとから構成されており、このシ
ャフト部2sの先端側がB軸2bと呼ばれ、歯車部2w
に近いやや大径の部位がA軸2aと呼ばれる。前記チャ
ックユニット20は、前記歯車部品2のシャフト部2s
を把持するコレット部材22を備えている。このコレッ
ト部材22は、前記歯車部品2のシャフト部2sを収納
する筒部22cと、この筒部22cの下方に連続して設
けられた軸部22eとから構成されており、前記筒部2
2cの上部に歯車部品2のA軸2aをクランプするA軸
コレット22aと同じくB軸2bをクランプするB軸コ
レット22bとが形成されている。
【0008】このコレット部材22は、略筒状のコレッ
ト収納材24に軸心を一致させた状態で上下方向に変位
できるように収納されている。そして、前記コレット部
材22の軸部22eの先端部(下部)がコレット収納材
24の外側(下方)に突出している。さらに前記コレッ
ト部材22の軸部22eの先端部にはスプリングシート
22fが取り付けられており、このスプリングシート2
2fとコレット収納材24の下端面との間に皿バネ23
が配置されている。そしてこの皿バネ23は、コレット
収納材24に対して前記コレット部材22を下方に引っ
張る方向に付勢されている。また、コレット収納材24
の上部内壁面には、前記コレット部材22のA軸コレッ
ト22aおよびB軸コレット22bと係合するA軸テー
パリング24aおよびB軸テーパリング24bが固定さ
れている。そしてコレット収納材24に対してコレット
部材22が下方に変位することにより、A軸コレット2
2aおよびB軸コレット22bが半径方向内側に収縮す
るようになっている。即ち、前記コレット部材22は、
皿バネ23によって下方に引っ張られているために、A
軸コレット22aおよびB軸コレット22bは、通常、
半径方向内側に収縮している。
【0009】前記コレット収納材24は、前記コレット
部材22を上下方向に変位できるように支持した状態
で、略有底円筒状のケース26に収納されている。ここ
で前記コレット部材22、コレット収納材24およびケ
ース26は軸心が一致した状態に保持されている。前記
ケース26は、その上部がベアリング28aを介して、
またその下部がベアリング28bを介して回動可能に装
置架台29に取り付けられている。さらに前記ケース2
6の下端面には第1シャフト27が同軸に連結されてお
り、この第1シャフト27の端部が装置架台29の下端
に設けられた軸受け29cに支持されている。即ち、前
記ケース26と第1シャフト27とは一体で回動できる
ようになっている。また、前記第1シャフト27の下端
には、カップリング32を介してエンコーダ30の回転
軸が連結されている。そしてこのエンコーダ30の出力
パルスが、図示されていない演算処理ユニットに入力さ
れる。この構造により、前記エンコーダ30の出力パル
ス数をカウントすればケース26の回転角度、即ち、コ
レット部材22に把持された歯車部品2の回転角度を測
定することができる。
【0010】前記ケース26の底部には、縁部に貫通孔
が形成されており、この貫通孔にピン26pが挿入され
ている。このピン26pは前記貫通孔よりも長めに製作
されており、その前記貫通孔よりも長い分が前記ケース
26の内側あるいは前記ケース26の外側に突出するよ
うになっている。そして前記ピン26pがケース26の
内側に所定の長さ突出した状態で、このピン26pの上
端が前記コレット部材22のスプリングシート22fを
下方から皿バネ23の力に抗して押し上げる。これによ
って、コレット部材22のA軸コレット22aおよびB
軸コレット22bは半径方向外側に広げられる。前記ピ
ン26pと前記貫通孔との間にはスプリング26sが配
置されており、このスプリング26sによって、前記ピ
ン26pは、通常、ケース26の外側(下側)に突出し
ている。
【0011】前記第1シャフト27の周囲には、前記ケ
ース26の近傍に筒状のピン押圧部材41が設けられて
いる。このピン押圧部材41は前記第1シャフト27に
対して軸心方向および軸心回りに相対移動できる状態
で、リンク42の一端に連結されている。このリンク4
2は中央部が装置架台29に連結されており、さらに他
端がエアーシリンダ44のピストンロッド43に連結さ
れている。この構造によって、前記エアーシリンダ44
がピストンロッド43を延出する方向に駆動されると、
前記リンク42の端部が押し下げられて反対側の端部が
上昇し、これに連結されたピン押圧部材41が前記第1
シャフト27に倣って上昇する。そしてこのピン押圧部
材41がケース26の外側に突出しているピン26pを
押圧して、前記ケース26の内側に突出させる。これに
よって、前述のようにこのピン26pの上端が前記コレ
ット部材22を下方から押し上げて、コレット部材22
のA軸コレット22aおよびB軸コレット22bを半径
方向外側に広げる。
【0012】また、逆に前記エアーシリンダ44がピス
トンロッド43を収納する方向に駆動されると、ピン押
圧部材41は前記第1シャフト27に倣って下降して、
前記コレット部材22は皿バネ23の力で下方に押し下
げられる。これによって、コレット部材22のA軸コレ
ット22aおよびB軸コレット22bは半径方向内側に
収縮する。即ち、前記エアーシリンダ44の操作によっ
て歯車部品2の把持、あるいは取り外しが行われる。こ
のようにチャックユニット20が歯車部品支持機構とし
て機能する。前記第1シャフト27には、前記ピン押圧
部材41の下方に第1平歯車27wが同軸に固定されて
いる。そしてこの第1平歯車27wに第2平歯車57w
が嵌合されている。前記第2平歯車57wは、前記第1
シャフト27と平行に配設された第2シャフト57に固
定されており、さらにこの第2シャフト57はサーボモ
ータ50の駆動軸に減速装置52を介して連結されてい
る。したがって前記サーボモータ50が駆動されると、
第2平歯車57w、第1平歯車27wを介して第1シャ
フト27が回動される。このサーボモータ50は演算処
理ユニットからの出力信号に基づいて駆動される。
【0013】図2は、前記歯車部品2の歯の歯面との接
触を検出するタッチセンサー60の側面図、図3はその
III − III矢視図を表している。前記タッチセンサー6
0は、一端がプローブ64に連結された棒状のスタイラ
ス62を備えている。このスタイラス62は前記プロー
ブ64と同軸に連結されており、先端部分は球形の当接
部62aが形成されている。そして、この当接部62a
に歯車部品2の歯の歯面が当接すると、このスタイラス
62は前記プローブ64との連結部分で折れ曲がるよう
になっている。前記スタイラス62が折れ曲がると、前
記プローブ64はこのタイミングで信号を出力する。こ
の出力信号は演算処理ユニットに伝送される。即ち、ス
タイラス62の先端部分に設けられた当接部62aが測
定子として機能する。前記タッチセンサー60は、ヘッ
ド部66を介して移動機構70に取り付けられている。
前記移動機構70は、前記スタイラス62の球形の当接
部62aが基準点Sに位置するように前記タッチセンサ
ー60を支持する機能と、このタッチセンサー60を歯
車部品2の回動と干渉しない所定位置まで移動させる機
能とを有している。この移動機構70は、支持部材(図
示されていない)に固定された摺動レール71に摺動自
在に取り付けられており、移動手段(図示されていな
い)により移動される。ここで基準点Sは、チャックユ
ニット20に支持された歯車部品2の中心Oから規定距
離Rだけ離れた定点である。
【0014】次に、本実施例に係る歯車の歯の偏心測定
装置の作用を説明する。本実施例によると、先ずエアー
シリンダ44がピストンロッド43を延出する方向に駆
動されて、チャックユニット20のコレット部材22の
A軸コレット22aおよびB軸コレット22bが半径方
向外側に広げられ、歯車部品2のシャフト部2sがコレ
ット部材22に規定どおり収納される。この状態で前記
エアーシリンダ44がピストンロッド43を収納する方
向に駆動されて、前記A軸コレット22aおよびB軸コ
レット22bが半径方向内側に収縮して歯車部品2がチ
ャックユニット20に同軸に把持される。次に、サーボ
モータ50によって歯車部品2がその軸心回りに所定量
だけ回動されて、歯車部品2の歯溝の部分に基準点Sが
配置される。この状態で移動機構70が駆動されて、図
4に示すように、前記タッチセンサー60のスタイラス
62の当接部62aが基準点Sに配置される。そして、
エンコーダ30の出力パルスのカウント値がクリアされ
て測定準備が完了する。
【0015】この状態で歯車部品2がサーボモータ50
によって右方向に回動されることにより歯No1の歯面
B1がスタイラス62の当接部62aに当接する。前記
歯No1の歯面B1がタッチセンサー60の当接部62
aに当接すると、当接したタイミングでタッチセンサー
60から演算処理ユニットに信号が伝送される。そして
前記タイミングにおけるエンコーダ30の出力パルスの
カウント値EB1が記憶される。ここでカウント値EB
1は、基準点Sから歯No1の歯面B1までの回転角度
∠SOB1を表している(Oは歯車の中心を表す)。な
お、前記歯No1の歯面B1がタッチセンサー60に当
接したタイミングで前記サーボモータ50は停止する。
【0016】次に、移動機構70が駆動されてタッチセ
ンサー60が歯車部品2の回動と干渉しない所定位置ま
で移動され、さらにサーボモータ50が再び駆動されて
歯車部品2が約一歯分だけ右回動される。そして歯車部
品2の回動が停止した段階で、再び移動機構70によっ
て前記タッチセンサー60のスタイラス62の当接部6
2aが基準点Sに配置される。この状態で、さらに歯車
部品2がサーボモータ50によって右回動されることに
より歯No2の歯面B2がスタイラス62の当接部62
aに当接する。上記と同様に前記歯No2の歯面B2が
タッチセンサー60の当接部62aに当接すると、当接
したタイミングでタッチセンサー60から演算処理ユニ
ットに信号が伝送される。そして前記タイミングにおけ
るエンコーダ30の出力パルスのカウント値EB2がが
記憶される。ここでカウント値EB2は、基準点Sから
歯No2の歯面B2までの回転角度∠SOB2を表して
いる。以下同様な手順で、歯No3の歯面B3から歯N
ozの歯面Bzまでのカウント値EB3、…、カウント
値EBzが記憶される。また、前記サーボモータ50に
よって歯車部品2を左回動させて、上記と同様な操作を
繰り返すことにより歯No1〜歯Nozの反対側の歯面
F1〜歯面Fzのカウント値EF1、…、カウント値E
Fzを求めることができる。
【0017】次に、このようにして求められたカウント
値EB1、…、EBzおよびカウント値EF1、…、E
Fzから歯車の歯の偏心量を求める方法を説明する。先
ず、カウント値EB1、…、EBzから隣合う歯の歯面
間の角度(ピッチ角度)を求める。 歯No1の歯面B1と歯No2の歯面B2のピッチ角度、即ち、歯No1のピ ッチ角度θB1は、 θB1=EB2−EB1 歯No2のピッチ角度θB2は、θB2=EB3−EB2 歯No3のピッチ角度θB3は、θB3=EB4−EB3 … … … … 歯Noz-1のピッチ角度θBz-1は、 θBz-1=EBz−EBz-1 歯Nozのピッチ角度θBzは、θBz=EB1−EBz となる。 なお、θBz=EB1−EBzの実際の値は負になる
が、この場合は一回転分のカウント値を加算する。次
に、360°を 歯数Zで除して tθ=360°÷Z
を求める。
【0018】この角度tθと前記ピッチ角度θB1、
…、θBzとから、以下のようにピッチ角度誤差を求め
る。 歯No1のピッチ角度誤差δθB1は、 δθB1=θB1−tθ 歯No2のピッチ角度誤差δθB2は、 δθB2=θB2−tθ 歯No3のピッチ角度誤差δθB3は、 δθB3=θB3−tθ … … … … 歯Noz-1のピッチ角度誤差δθBz-1は、 δθBz-1=θBz-1−tθ 歯Nozのピッチ角度誤差δθBzは、 δθBz=θBz−tθ となる。
【0019】次に、累積ピッチ誤差の影響を小さくして
歯車の歯の偏心量を求めるために、ピッチ角度θB1、
…、θBzの前後データの平均を求める。本実施例にお
いては3データの平均を求めている 歯No1の平均ピッチ角度θB1AVは、 θB1AV=(θBz+θB1+θB2)÷3 歯No2の平均ピッチ角度θB2AVは、 θB2AV=(θB1+θB2+θB3)÷3 … … … … 歯Noz-1の平均ピッチ角度θBz-1AVは、 θBz-1AV=(θBz-2+θBz-1+θBz)÷3 歯Nozの平均ピッチ角度θBzAVは、 θBzAV=(θBz-1+θBz+θB1)÷3となる。
【0020】そして、次に平均ピッチ角度θB1AV、
…、θBzAV から、以下に示すように歯車の歯の累積
ピッチ誤差θFA1〜θFAzを求め、この累積ピッチ
誤差θFA1〜θFAzから歯車の歯の偏心量を求め
る。 歯No1の累積ピッチ誤差θFA1は、 θFA1=θB1AV 歯No2の累積ピッチ誤差θFA2は、 θFA2=θB1AV+θB2AV 歯No3の累積ピッチ誤差θFA3は、 θFA3=θB1AV+θB2AV+θB3AV … … … … 歯Noz-1の累積ピッチ誤差θFAz-1は、 θFAz-1=θB1AV+θB2AV+θB3AV+…+θBz-1AV 歯Nozの累積ピッチ誤差θFAzは、 θFAz =θB1AV+θB2AV+θB3AV+…+θBzAV となる。 そして、このようにして求められた累積ピッチ誤差θF
A1、θFA2、 …、θFAzの「最大値−最小値」
を偏心量として求める。
【0021】また、歯No1〜歯Nozの反対側の歯面
F1〜歯面Fzのカウント値EF1、…、カウント値E
Fzから歯車の歯の偏心量を求める方法も上記した方法
と全く同様である。このように本実施例によると、基準
点から各々の歯の歯面までの回転角を測定する際に、他
の歯の精度の影響を受けないために正確な測定が可能と
なる。また、歯車部品2の軸部2a,2bは実車での組
付け状態と同様にベアリング28a,28bによって支
持されているために、測定段階と実際に車に組付けられ
た状態とで歯車部品2の偏心量に差が生じることがな
い。さらに前記タッチセンサー60に歯車部品2の歯の
歯面を当接させる力の大きさによって測定結果がばらつ
くといった問題もない。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、歯車の歯の偏心量を正
確に測定することができるために、偏心量の大きな歯車
が誤って製品に組み込まれるといったトラブルが無くな
り、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る歯車の歯の偏心測定装
置の要部縦断面図である。
【図2】タッチセンサーの側面図である。
【図3】図2のIII − III矢視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る歯車の歯の偏心測定装
置の測定原理を表す図である。
【図5】従来の歯車の歯の偏心測定装置の測定原理を表
す図である。
【図6】従来の歯車の歯の偏心測定装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
20 チャックユニット(歯車部品支持機構) 30 エンコーダ(角度検出ユニット) 50 サーボモータ 60 タッチセンサー(歯面接触検出ユニット) 70 移動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 清 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 日隈 政和 愛知県名古屋市中川区中野新町3丁目94番 地 コサカ精機株式会社内 (72)発明者 溝辺 丈人 愛知県名古屋市中川区中野新町3丁目94番 地 コサカ精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置で歯車部品がその軸心回りに回動
    できるように、その軸部を軸受けで支持する歯車部品支
    持機構と、 前記歯車部品の回転角度を検出する角度検出ユニット
    と、 測定子を備えており、前記歯車部品が回動されてその歯
    面が前記測定子に当接するとその当接したタイミングで
    信号を出力する歯面接触検出ユニットと、 前記歯面接触検出ユニットの測定子を、前記歯車部品の
    中心から規定距離だけ離れた基準点に配置し、あるいは
    その測定子を前記歯車部品の回動に干渉しない所定点ま
    で移動させる移動機構と、を有することを特徴とする歯
    車の歯の偏心測定装置。
JP4122574A 1992-04-16 1992-04-16 歯車の歯の偏心測定装置 Pending JPH05296760A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020094630A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社日立ニコトランスミッション 遊星歯車装置
KR20200133617A (ko) * 2019-05-20 2020-11-30 시그널링크 주식회사 자동 기어 검사 장치 및 방법
JP2021167788A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 内山工業株式会社 回転部材の偏心検出装置及び回転部材の監視システム
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