JPH0529689A - ガスレーザ発振装置 - Google Patents
ガスレーザ発振装置Info
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- JPH0529689A JPH0529689A JP18455691A JP18455691A JPH0529689A JP H0529689 A JPH0529689 A JP H0529689A JP 18455691 A JP18455691 A JP 18455691A JP 18455691 A JP18455691 A JP 18455691A JP H0529689 A JPH0529689 A JP H0529689A
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- main
- electrode
- capacitor
- electrodes
- charging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、大きな出力でレーザを発振効率を高
くしようとするものである。 【構成】ガスレーザ管内に対向配置された一対の主電極
(31,32) と、これら主電極に接続されるとともに電源に
接続された複数のコンデンサ(33 〜36) と、これらコン
デンサのうち一方の主電極に接続されたコンデンサを放
電させて反転電圧を一方の主電極に印加する反転電圧印
加回路(40,41,42)と、主電極の近傍に配置されコンデン
サの反転による放電電流により主電極間に予備電離を発
生させる予備電離電極(37,38) と、コンデンサが反転す
るまで主放電電極に流れる放電電流を遅延する遅延手段
(46)とを備えている。
くしようとするものである。 【構成】ガスレーザ管内に対向配置された一対の主電極
(31,32) と、これら主電極に接続されるとともに電源に
接続された複数のコンデンサ(33 〜36) と、これらコン
デンサのうち一方の主電極に接続されたコンデンサを放
電させて反転電圧を一方の主電極に印加する反転電圧印
加回路(40,41,42)と、主電極の近傍に配置されコンデン
サの反転による放電電流により主電極間に予備電離を発
生させる予備電離電極(37,38) と、コンデンサが反転す
るまで主放電電極に流れる放電電流を遅延する遅延手段
(46)とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はF2 レーザ、エキシマレ
ーザ、TEMACO2 レーザ等のガスレーザ発振装置の
改良に関する。
ーザ、TEMACO2 レーザ等のガスレーザ発振装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はUV光自動予備電離形のエキシマ
レーザの構成図である。レーザ管1の内部には一対の主
電極2、3が配置されている。なお、これら主電極2、
3のうち主電極2が陰極、主電極3が陽極として作用す
る。これら主電極2、3にはそれぞれピーキングコンデ
ンサ4、5及び6、7が接続され、このうちピーキング
コンデンサ4、6に予備電離用ピン電極8が接続され、
又ピーキングコンデンサ5、7に予備電離用ピン電極9
が接続されている。
レーザの構成図である。レーザ管1の内部には一対の主
電極2、3が配置されている。なお、これら主電極2、
3のうち主電極2が陰極、主電極3が陽極として作用す
る。これら主電極2、3にはそれぞれピーキングコンデ
ンサ4、5及び6、7が接続され、このうちピーキング
コンデンサ4、6に予備電離用ピン電極8が接続され、
又ピーキングコンデンサ5、7に予備電離用ピン電極9
が接続されている。
【0003】一方、充電電源10が備えられ、この充電
電源10に充電抵抗11を介して主コンデンサ12が接
続され、この主コンデンサ12に各ピーキングコンデン
サ4、5が接続されている。又、充電電源10には充電
抵抗11を介してサイラトロン13が接続され、このサ
イラトロン13に主コンデンサ12を介してコイル14
が接続されている。
電源10に充電抵抗11を介して主コンデンサ12が接
続され、この主コンデンサ12に各ピーキングコンデン
サ4、5が接続されている。又、充電電源10には充電
抵抗11を介してサイラトロン13が接続され、このサ
イラトロン13に主コンデンサ12を介してコイル14
が接続されている。
【0004】かかる構成であれば、充電電源10から充
電抵抗を通して主コンデンサ12に充電が行われる。こ
の充電終了後にサイラトロン13が点弧すると、主コン
デンサに蓄積された電荷が各ピーキングコンデンサ4〜
7に移行し、この移行時に各予備電離用ピン電極8、9
においてスパーク放電が発生する。このスパーク放電に
より主電極2、3間は予備電離される。そして、予備電
離が十分に進みかつ各ピーキングコンデンサ4〜7の電
圧が高くなると、主電極2、3間に主放電が発生する。
かくして、この主放電による励起及び発振されたレーザ
は図示しない光共振器の共振によって強められて出力さ
れる。
電抵抗を通して主コンデンサ12に充電が行われる。こ
の充電終了後にサイラトロン13が点弧すると、主コン
デンサに蓄積された電荷が各ピーキングコンデンサ4〜
7に移行し、この移行時に各予備電離用ピン電極8、9
においてスパーク放電が発生する。このスパーク放電に
より主電極2、3間は予備電離される。そして、予備電
離が十分に進みかつ各ピーキングコンデンサ4〜7の電
圧が高くなると、主電極2、3間に主放電が発生する。
かくして、この主放電による励起及び発振されたレーザ
は図示しない光共振器の共振によって強められて出力さ
れる。
【0005】又、図4はブルームライン方式の放電回路
を適用したXeFレーザの構成図である。レーザ管15
の内部には一対の主電極16、17が配置されている。
これら電極16、17のうち主電極16には複数のコン
デンサ18及びコイル19から成るパルス成形回路20
が接続され、他方の主電極17には同様に複数のコンデ
ンサ21及びコイル22から成るパルス成形回路23が
接続されている。そして、パルス成形回路20にはギャ
ップスイッチ24が接続され、又パルス成形回路23に
は高電圧電源HVが接続されている。なお、主電極1
6、17間には充電抵抗25が接続されている。
を適用したXeFレーザの構成図である。レーザ管15
の内部には一対の主電極16、17が配置されている。
これら電極16、17のうち主電極16には複数のコン
デンサ18及びコイル19から成るパルス成形回路20
が接続され、他方の主電極17には同様に複数のコンデ
ンサ21及びコイル22から成るパルス成形回路23が
接続されている。そして、パルス成形回路20にはギャ
ップスイッチ24が接続され、又パルス成形回路23に
は高電圧電源HVが接続されている。なお、主電極1
6、17間には充電抵抗25が接続されている。
【0006】かかる構成であれば、高電圧電源HVから
各パルス成形回路20、23の各コンデンサ21、18
に充電が行われる。この充電終了後にギャップスイッチ
24が点弧すると、パルス成形回路20の各コンデンサ
18に蓄積された電荷が放電し、主電極16に加わる電
圧が反転する。この電圧反転により主電極16、17間
には各コンデンサ18、21の充電電圧のほぼ2倍の電
圧が加わる。これにより、主電極16、17間に主放電
が発生し、この主放電による励起及び発振されたレーザ
は図示しない光共振器の共振によって強められて出力さ
れる。
各パルス成形回路20、23の各コンデンサ21、18
に充電が行われる。この充電終了後にギャップスイッチ
24が点弧すると、パルス成形回路20の各コンデンサ
18に蓄積された電荷が放電し、主電極16に加わる電
圧が反転する。この電圧反転により主電極16、17間
には各コンデンサ18、21の充電電圧のほぼ2倍の電
圧が加わる。これにより、主電極16、17間に主放電
が発生し、この主放電による励起及び発振されたレーザ
は図示しない光共振器の共振によって強められて出力さ
れる。
【0007】ところで、上記UV光予備電離形のレーザ
では各ピーキングコンデンサ4〜7から主電極2、3に
至る回路のヘッドインピーダンスが非常に小さくて約
0.3Ωであり、又主電極2、3間の放電インピーダンス
は同様に0.3Ω程度となっている。ところが、主コンデ
ンサ12、サイラトロン13から成る充電側回路のイン
ピーダンスは数Ω程度あってかなり大きい。これによ
り、各ピーキングコンデンサ4〜7に蓄積された電荷は
効率良く主電極2、3に移行するが、主コンデンサ12
から各ピーキングコンデンサ4〜7に移行しきれなかっ
た残留電荷はインピーダンス不整合により主電極2、3
に効率良く移行できない。このため、出力レーザに対す
る充電エネルギの発振効率を大幅に低下させる。
では各ピーキングコンデンサ4〜7から主電極2、3に
至る回路のヘッドインピーダンスが非常に小さくて約
0.3Ωであり、又主電極2、3間の放電インピーダンス
は同様に0.3Ω程度となっている。ところが、主コンデ
ンサ12、サイラトロン13から成る充電側回路のイン
ピーダンスは数Ω程度あってかなり大きい。これによ
り、各ピーキングコンデンサ4〜7に蓄積された電荷は
効率良く主電極2、3に移行するが、主コンデンサ12
から各ピーキングコンデンサ4〜7に移行しきれなかっ
た残留電荷はインピーダンス不整合により主電極2、3
に効率良く移行できない。このため、出力レーザに対す
る充電エネルギの発振効率を大幅に低下させる。
【0008】一方、ブルームライン方式のレーザでは各
パルス成形回路20、23への充電が高電圧電源HVか
ら直接でき、かつ各パルス成形回路20、23のインピ
ーダンスも小さくてレーザ発振効率が高いが、これらパ
ルス成形回路20、23はブルームライン回路として同
軸ケーブル及びプリント基板を使用するので、小さな充
電エネルギしか蓄えられず、レーザ出力が小さくなる。
又、この方式では大きなエネルギを得るために水コンデ
ンサを使用することがあるが、水コンデンサは取扱いが
不便でかつレーザ発振の高繰り返しには不適当である。
パルス成形回路20、23への充電が高電圧電源HVか
ら直接でき、かつ各パルス成形回路20、23のインピ
ーダンスも小さくてレーザ発振効率が高いが、これらパ
ルス成形回路20、23はブルームライン回路として同
軸ケーブル及びプリント基板を使用するので、小さな充
電エネルギしか蓄えられず、レーザ出力が小さくなる。
又、この方式では大きなエネルギを得るために水コンデ
ンサを使用することがあるが、水コンデンサは取扱いが
不便でかつレーザ発振の高繰り返しには不適当である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにUV光予
備電離形ではインピーダンス不整合により残留電荷が主
電極2、3に効率良く移行できず、出力レーザに対する
充電エネルギの発振効率が大幅に低下し、又、ブルーム
ライン方式では小さな充電エネルギしか蓄えられず、レ
ーザ出力が小さくなる。そこで本発明は、大きな出力で
レーザを発振効率を高くしたガスレーザ発振装置を提供
することを目的とする。
備電離形ではインピーダンス不整合により残留電荷が主
電極2、3に効率良く移行できず、出力レーザに対する
充電エネルギの発振効率が大幅に低下し、又、ブルーム
ライン方式では小さな充電エネルギしか蓄えられず、レ
ーザ出力が小さくなる。そこで本発明は、大きな出力で
レーザを発振効率を高くしたガスレーザ発振装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスレーザ管
内に対向配置された一対の主電極と、これら主電極に接
続されるとともに電源に接続された複数のコンデンサ
と、これらコンデンサのうち一方の主電極に接続された
コンデンサを放電させて反転電圧を一方の主電極に印加
する反転電圧印加回路と、主電極の近傍に配置されコン
デンサの反転による放電電流により主電極間に予備電離
を発生させる予備電離電極と、コンデンサが反転するま
で主放電電極に流れる放電電流を遅延する遅延手段とを
備えて上記目的を達成しようとするガスレーザ発振装置
である。
内に対向配置された一対の主電極と、これら主電極に接
続されるとともに電源に接続された複数のコンデンサ
と、これらコンデンサのうち一方の主電極に接続された
コンデンサを放電させて反転電圧を一方の主電極に印加
する反転電圧印加回路と、主電極の近傍に配置されコン
デンサの反転による放電電流により主電極間に予備電離
を発生させる予備電離電極と、コンデンサが反転するま
で主放電電極に流れる放電電流を遅延する遅延手段とを
備えて上記目的を達成しようとするガスレーザ発振装置
である。
【0011】
【作用】このような手段を備えたことにより、各コンデ
ンサのうち一方の主電極に接続されたコンデンサを電圧
反転印加回路により放電させて主電極に対する電圧を反
転させ、この反転により主電極間に高電圧を印加する。
このとき、主電極の近傍に配置された予備電離電極がコ
ンデンサの反転による放電電流によりスパーク放電を発
生し、又、遅延手段によりコンデンサが反転するまで主
電極に流れる放電電流が遅延される。
ンサのうち一方の主電極に接続されたコンデンサを電圧
反転印加回路により放電させて主電極に対する電圧を反
転させ、この反転により主電極間に高電圧を印加する。
このとき、主電極の近傍に配置された予備電離電極がコ
ンデンサの反転による放電電流によりスパーク放電を発
生し、又、遅延手段によりコンデンサが反転するまで主
電極に流れる放電電流が遅延される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0013】図1はUV光自動予備電離形のエキシマレ
ーザの構成図である。レーザ管30の内部には主電極3
1、32が対向配置されている。なお、主電極31が陰
極として作用し、主電極32が陽極として作用とする。
これら主電極31、32にはそれぞれピーキングコンデ
ンサ33、34及び35、36が接続されている。これ
らピーキングコンデンサ33、34及び35、36のう
ちピーキングコンデンサ33と35、ピーキングコンデ
ンサ34と36とがそれぞれ共通接続されてレーザ管3
0を通して接地されている。
ーザの構成図である。レーザ管30の内部には主電極3
1、32が対向配置されている。なお、主電極31が陰
極として作用し、主電極32が陽極として作用とする。
これら主電極31、32にはそれぞれピーキングコンデ
ンサ33、34及び35、36が接続されている。これ
らピーキングコンデンサ33、34及び35、36のう
ちピーキングコンデンサ33と35、ピーキングコンデ
ンサ34と36とがそれぞれ共通接続されてレーザ管3
0を通して接地されている。
【0014】又、レーザ管30の主電極31、32の近
傍には各予備電離電極37、38が配置されている。こ
れら予備電離電極37、38を構成する一方の各電極は
共通接続された後に主電極31及びポテンシャルコイル
39に接続され、また他方の電極にはそれぞれバラスト
コイル40、41が接続されている。そして、これらポ
テンシャルコイル39及びバラストコイル40、41は
共通接続されてサイラトロン42に接続されている。
傍には各予備電離電極37、38が配置されている。こ
れら予備電離電極37、38を構成する一方の各電極は
共通接続された後に主電極31及びポテンシャルコイル
39に接続され、また他方の電極にはそれぞれバラスト
コイル40、41が接続されている。そして、これらポ
テンシャルコイル39及びバラストコイル40、41は
共通接続されてサイラトロン42に接続されている。
【0015】一方、充電スイッチング電源43が備えら
れ、この充電スイッチング電源43に充電コイル44を
介して陰極の主電極31が接続されるとともに充電コイ
ル45を介して陽極の主電極32が接続されている。
れ、この充電スイッチング電源43に充電コイル44を
介して陰極の主電極31が接続されるとともに充電コイ
ル45を介して陽極の主電極32が接続されている。
【0016】又、主電極31からポテンシャルコイル3
9を接続するラインには可飽和コア46が接続されてい
る。この可飽和コア46は図示しない制御回路によりオ
ン制御される。すなわち、可飽和コア46は各ピーキン
グコンデンサ33〜36への充電開始からサイラトロン
42が点弧し、各ピーキングコンデンサ33、34の電
圧が反転するまでオフ状態が保持され、これらピーキン
グコンデンサ33、34の電圧が反転したときにオンさ
れる。なお、充電スイッチング電源43は充電コイル4
4を介して主電極31の端部に接続されているが、これ
は各ピーキングコンデンサ33〜36への充電電流によ
り可飽和コア46を自動的にリセットするためである。
次に上記の如く構成された装置の作用について図2に示
す動作タイミング図を参照して説明する。
9を接続するラインには可飽和コア46が接続されてい
る。この可飽和コア46は図示しない制御回路によりオ
ン制御される。すなわち、可飽和コア46は各ピーキン
グコンデンサ33〜36への充電開始からサイラトロン
42が点弧し、各ピーキングコンデンサ33、34の電
圧が反転するまでオフ状態が保持され、これらピーキン
グコンデンサ33、34の電圧が反転したときにオンさ
れる。なお、充電スイッチング電源43は充電コイル4
4を介して主電極31の端部に接続されているが、これ
は各ピーキングコンデンサ33〜36への充電電流によ
り可飽和コア46を自動的にリセットするためである。
次に上記の如く構成された装置の作用について図2に示
す動作タイミング図を参照して説明する。
【0017】充電スイッチング電源43がオンすると、
この充電スイッチング電源43から各充電コイル44、
45を通して各ピーキングコンデンサ33、34及び3
5、36に充電電流が流れ、各ピーキングコンデンサ3
3、34及び35、36は充電される。この場合、各ピ
ーキングコンデンサ33、34への充電は充電電流が主
電極31を通して供給されることにより行われる。この
充電により各主電極31、32の電圧は正方向に次第に
高くなる。
この充電スイッチング電源43から各充電コイル44、
45を通して各ピーキングコンデンサ33、34及び3
5、36に充電電流が流れ、各ピーキングコンデンサ3
3、34及び35、36は充電される。この場合、各ピ
ーキングコンデンサ33、34への充電は充電電流が主
電極31を通して供給されることにより行われる。この
充電により各主電極31、32の電圧は正方向に次第に
高くなる。
【0018】この充電が完了した後、サイラトロン42
が点弧すると、各ピーキングコンデンサ33、34に蓄
積された電荷はそれぞれ予備電離電極37、38、バラ
ストコイル40、41及びサイラトロン42を通して放
電する。このとき、各予備電離電極37、38にはスパ
ーク放電が発生する。又、この電荷放電により各ピーキ
ングコンデンサ33、34の電圧は反転する。これによ
り、陰極の主電極31には図2に示すように負の電圧が
加わる。一方、このとき陽極の主電極32には各ピーキ
ングコンデンサ35、36の充電電圧が加わっており、
これにより、各主電極31、32の間にはピーキングコ
ンデンサ35、36の充電電圧のほぼ2倍の電圧が加わ
る。そして、各ピーキングコンデンサ33、34の電圧
が十分に反転したときに可飽和コア46がオンすると、
主電極31、32間に主放電電流が流れ、主放電が発生
する。かくして、この主放電による励起及び発振された
レーザは図示しない光共振器の共振によって強められて
出力される。
が点弧すると、各ピーキングコンデンサ33、34に蓄
積された電荷はそれぞれ予備電離電極37、38、バラ
ストコイル40、41及びサイラトロン42を通して放
電する。このとき、各予備電離電極37、38にはスパ
ーク放電が発生する。又、この電荷放電により各ピーキ
ングコンデンサ33、34の電圧は反転する。これによ
り、陰極の主電極31には図2に示すように負の電圧が
加わる。一方、このとき陽極の主電極32には各ピーキ
ングコンデンサ35、36の充電電圧が加わっており、
これにより、各主電極31、32の間にはピーキングコ
ンデンサ35、36の充電電圧のほぼ2倍の電圧が加わ
る。そして、各ピーキングコンデンサ33、34の電圧
が十分に反転したときに可飽和コア46がオンすると、
主電極31、32間に主放電電流が流れ、主放電が発生
する。かくして、この主放電による励起及び発振された
レーザは図示しない光共振器の共振によって強められて
出力される。
【0019】このように上記一実施例においては、ピー
キングコンデンサ33〜36を主電極31、32に接続
するとともに充電スイッチング電源43に接続し、これ
らピーキングコンデンサ33〜36のうち陰極の主電極
31に接続された各ピーキングコンデンサ33、34を
放電させて陰極の主電極31に対する電圧を反転させて
主電極31、32の間に充電電圧のほぼ2倍の電圧を印
加するようにしたので、各ピーキングコンデンサ33〜
36側のインピーダンスと主電極31、32側のインピ
ーダンスとは整合して効率良く各ピーキングコンデンサ
33〜36の充電エネルギを主電極31、32に注入で
きる。これにより、残留電荷によりダンピングが無くな
ってアーク放電発生の虞がない。又、残留電荷がなくな
るので、予備電離電極37、38で消費されるエネルギ
が少なく、かつガスレーザ媒質の劣化が減少し、さらに
予備電離電極37、38の消耗が少なくなる。そのう
え、可飽和コア46の遅延により主放電電流は各予備電
離電極37、38を流れないので、必要以上にガスレー
ザ媒質を劣化することがない。又、可飽和コア46が各
ピーキングコンデンサ33〜34の充電によりリセット
されるので、1 kHzの高繰り返しのレーザ発振にも適
用できる。
キングコンデンサ33〜36を主電極31、32に接続
するとともに充電スイッチング電源43に接続し、これ
らピーキングコンデンサ33〜36のうち陰極の主電極
31に接続された各ピーキングコンデンサ33、34を
放電させて陰極の主電極31に対する電圧を反転させて
主電極31、32の間に充電電圧のほぼ2倍の電圧を印
加するようにしたので、各ピーキングコンデンサ33〜
36側のインピーダンスと主電極31、32側のインピ
ーダンスとは整合して効率良く各ピーキングコンデンサ
33〜36の充電エネルギを主電極31、32に注入で
きる。これにより、残留電荷によりダンピングが無くな
ってアーク放電発生の虞がない。又、残留電荷がなくな
るので、予備電離電極37、38で消費されるエネルギ
が少なく、かつガスレーザ媒質の劣化が減少し、さらに
予備電離電極37、38の消耗が少なくなる。そのう
え、可飽和コア46の遅延により主放電電流は各予備電
離電極37、38を流れないので、必要以上にガスレー
ザ媒質を劣化することがない。又、可飽和コア46が各
ピーキングコンデンサ33〜34の充電によりリセット
されるので、1 kHzの高繰り返しのレーザ発振にも適
用できる。
【0020】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を逸脱しない範囲で変形してもよ
い。例えば、予備電離の方法はコロナ放電や沿面放電に
よるUV光を用いる方法、又はX線等の高エネルギ線を
用いる方法でもよい。又、エキシマレーザに限らずF2
レーザ、TEMACO2 レーザ等のガスレーザに適用で
きる。
ものでなくその要旨を逸脱しない範囲で変形してもよ
い。例えば、予備電離の方法はコロナ放電や沿面放電に
よるUV光を用いる方法、又はX線等の高エネルギ線を
用いる方法でもよい。又、エキシマレーザに限らずF2
レーザ、TEMACO2 レーザ等のガスレーザに適用で
きる。
【0021】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、大
きな出力でレーザを発振効率を高くしたガスレーザ発振
装置を提供できる。
きな出力でレーザを発振効率を高くしたガスレーザ発振
装置を提供できる。
【図1】本発明に係わるガスレーザ発振装置の一実施例
を示す構成図。
を示す構成図。
【図2】同装置のタイミング図。
【図3】従来装置の構成図。
【図4】従来装置の構成図。
30…レーザ管、31,32…主電極、33〜36…ピ
ーキングコンデンサ、37,38…予備電離電極、39
…ポテンシャルコイル、40,41…バラストコイル、
42…サイラトロン、43…充電スイッチング電源、4
4,45…充電コイル。
ーキングコンデンサ、37,38…予備電離電極、39
…ポテンシャルコイル、40,41…バラストコイル、
42…サイラトロン、43…充電スイッチング電源、4
4,45…充電コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ガスレーザ管内に対向配置された一対の
主電極と、これら主電極に接続されるとともに電源に接
続された複数のコンデンサと、これらコンデンサのうち
一方の前記主電極に接続された前記コンデンサを放電さ
せて反転電圧を一方の前記主電極に印加する反転電圧印
加回路と、前記主電極の近傍に配置され前記コンデンサ
の反転による放電電流により前記主電極間に予備電離を
発生させる予備電離電極と、前記コンデンサが反転する
まで前記主放電電極に流れる放電電流を遅延する遅延手
段とを具備したこと特徴とするガスレーザ発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18455691A JPH0529689A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ガスレーザ発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18455691A JPH0529689A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ガスレーザ発振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529689A true JPH0529689A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16155277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18455691A Pending JPH0529689A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ガスレーザ発振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529689A (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP18455691A patent/JPH0529689A/ja active Pending
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