JPH05297000A - インスリン抗体の測定方法 - Google Patents
インスリン抗体の測定方法Info
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- JPH05297000A JPH05297000A JP12286792A JP12286792A JPH05297000A JP H05297000 A JPH05297000 A JP H05297000A JP 12286792 A JP12286792 A JP 12286792A JP 12286792 A JP12286792 A JP 12286792A JP H05297000 A JPH05297000 A JP H05297000A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ヒト血清等の被検試料、およびヒト以外の動
物(例えばモルモット)由来のインスリン抗体を含む標
準試料を、並列的に、固相上に配置したインスリンと反
応させ、次いで固相上のインスリンに結合したインスリ
ン抗体と酵素標識プロテインAとを反応させた後、酵素
活性を測定することにより、被検試料中のインスリン抗
体量を求める。 【効果】 抗インスリン抗体量を正確に計算可能な標準
試料(スタンダード)と、IgGのFcフラグメントと
特異的に結合する酵素標識プロテインAとの組合せに基
づき、ヒト体液中の抗インスリン抗体量を安全且つ簡便
に、しかもインスリン投与の明確な指標となり得る程度
に定量的に測定できる。
物(例えばモルモット)由来のインスリン抗体を含む標
準試料を、並列的に、固相上に配置したインスリンと反
応させ、次いで固相上のインスリンに結合したインスリ
ン抗体と酵素標識プロテインAとを反応させた後、酵素
活性を測定することにより、被検試料中のインスリン抗
体量を求める。 【効果】 抗インスリン抗体量を正確に計算可能な標準
試料(スタンダード)と、IgGのFcフラグメントと
特異的に結合する酵素標識プロテインAとの組合せに基
づき、ヒト体液中の抗インスリン抗体量を安全且つ簡便
に、しかもインスリン投与の明確な指標となり得る程度
に定量的に測定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインスリン抗体の測定方
法に関し、より具体的には、ヒト体液中のインスリン抗
体を定量的に測定し得るインスリン抗体の測定方法に関
する。
法に関し、より具体的には、ヒト体液中のインスリン抗
体を定量的に測定し得るインスリン抗体の測定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】インスリン(insulin) は真性糖尿病の治
療、コントロール(特に感染時、手術時、妊娠時)およ
び合併症(網膜症、血管障害、神経障害)の予防等に汎
用される重要な医薬であるが、この使用に際しては、
(抗)インスリン抗体の産生がしばしば問題となる。
療、コントロール(特に感染時、手術時、妊娠時)およ
び合併症(網膜症、血管障害、神経障害)の予防等に汎
用される重要な医薬であるが、この使用に際しては、
(抗)インスリン抗体の産生がしばしば問題となる。
【0003】すなわちヒト(患者)の体液中にインスリ
ン抗体が産生されると、その後当該患者にインスリンを
投与してもその効力が著しく減殺されるため、インスリ
ン抗体量は患者へのインスリンの投与量と密接な関係が
ある(インスリン抗体価が高い場合には、薬効を得るた
めにはインスリンの多量投与が必要となる)。したがっ
て、このインスリン抗体量を正確に測定することは臨床
上、極めて重要な意義を有する。
ン抗体が産生されると、その後当該患者にインスリンを
投与してもその効力が著しく減殺されるため、インスリ
ン抗体量は患者へのインスリンの投与量と密接な関係が
ある(インスリン抗体価が高い場合には、薬効を得るた
めにはインスリンの多量投与が必要となる)。したがっ
て、このインスリン抗体量を正確に測定することは臨床
上、極めて重要な意義を有する。
【0004】従来、インスリン抗体の測定においては、
自己抗体の検査等に一般的に用いられているところの体
液中の抗原特異抗体の測定法(いわゆるイムノアッセイ
法)がそのまま用いられて来た。
自己抗体の検査等に一般的に用いられているところの体
液中の抗原特異抗体の測定法(いわゆるイムノアッセイ
法)がそのまま用いられて来た。
【0005】この分野の従来の測定法は、技術的に二つ
に分類が可能である。
に分類が可能である。
【0006】第一の技術としては、ラジオアイソトープ
(RI)で標識された抗原を、抗体を含有する被検検体
(被検試料)と反応させ、生じた免疫複合体を沈殿剤
(例えば、抗ヒトイムノグロブリン、ポリエチレングリ
コール、メタノール、硫酸アンモニウム等)を用いて沈
殿させ、この沈殿物中の放射能活性を測定してインスリ
ン抗体量を求める方法(臨床成人病、10巻、249−
255(1980))があり;また、固相担体等に特異
抗体を固定化し、これに対してラジオアイソトープ標識
抗原および被検検体を同時に加え、固相抗体とアイソト
ープとの反応に対する阻害活性を求めて、インスリン抗
体量を相対的濃度として測定する方法(糖尿病、30
巻、549−554(1987))がある。
(RI)で標識された抗原を、抗体を含有する被検検体
(被検試料)と反応させ、生じた免疫複合体を沈殿剤
(例えば、抗ヒトイムノグロブリン、ポリエチレングリ
コール、メタノール、硫酸アンモニウム等)を用いて沈
殿させ、この沈殿物中の放射能活性を測定してインスリ
ン抗体量を求める方法(臨床成人病、10巻、249−
255(1980))があり;また、固相担体等に特異
抗体を固定化し、これに対してラジオアイソトープ標識
抗原および被検検体を同時に加え、固相抗体とアイソト
ープとの反応に対する阻害活性を求めて、インスリン抗
体量を相対的濃度として測定する方法(糖尿病、30
巻、549−554(1987))がある。
【0007】一方、第二の技術としては、抗原を固相担
体に固定化し、これに抗原特異抗体を含む被検検体を反
応させ、更にラジオアイソトープ又は酵素等で標識され
た抗イムノグロブリン抗体(第2抗体)を反応させ、特
異抗体を測定する方法がある(JOURNAL OF IMMUNOLOGICA
L METHODS,76,185−194(1985);EXP.AN
IM. 37,67−72(1988);CLIN. CHEM. 2
7,1753−1757(1981))。
体に固定化し、これに抗原特異抗体を含む被検検体を反
応させ、更にラジオアイソトープ又は酵素等で標識され
た抗イムノグロブリン抗体(第2抗体)を反応させ、特
異抗体を測定する方法がある(JOURNAL OF IMMUNOLOGICA
L METHODS,76,185−194(1985);EXP.AN
IM. 37,67−72(1988);CLIN. CHEM. 2
7,1753−1757(1981))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
うちラジオアイソトープを使用する第1の技術において
は、安全性、設備面、試薬の有効期間等の面で問題があ
った。また、第1および第2の技術に共通した問題とし
て、これらの測定では抗体量は相対的なものとならざる
を得ず、経時的なインスリン治療の指標とはなり難いと
いう欠点もあった。
うちラジオアイソトープを使用する第1の技術において
は、安全性、設備面、試薬の有効期間等の面で問題があ
った。また、第1および第2の技術に共通した問題とし
て、これらの測定では抗体量は相対的なものとならざる
を得ず、経時的なインスリン治療の指標とはなり難いと
いう欠点もあった。
【0009】より具体的には、従来法においては、イン
スリン抗体を有するヒト血清自体を標準試料(スタンダ
ード)として用いているため、測定データは必然的に、
標準血清との比較における「抗インスリン抗体の有無」
あるいは「標準血清中の抗体量に対して何倍(希釈倍
数)」という相対比となる。
スリン抗体を有するヒト血清自体を標準試料(スタンダ
ード)として用いているため、測定データは必然的に、
標準血清との比較における「抗インスリン抗体の有無」
あるいは「標準血清中の抗体量に対して何倍(希釈倍
数)」という相対比となる。
【0010】しかしながら、ヒト由来の抗ヒト・インス
リン抗体はそれ自体の入手が極めて困難である(ヒト自
体にもともと存在するヒト・インスリンの抗体は、ヒト
中には本来産生されにくい)のみならず、該標準血清中
の抗インスリン抗体量自体がその由来の如何(ドナーた
るヒトの個人差)によって大きく変動し、同一患者の抗
体量測定のための標準血清自体が測定の度に異なる可能
性があるため、従来の方法による測定データを、経時
的、継続的なインスリン投与のための指標とすることは
困難であった。したがって、患者に実際に投与すべきイ
ンスリンの量は、現実には、これに関与する医師の「経
験」と「カン」によって決められていた。
リン抗体はそれ自体の入手が極めて困難である(ヒト自
体にもともと存在するヒト・インスリンの抗体は、ヒト
中には本来産生されにくい)のみならず、該標準血清中
の抗インスリン抗体量自体がその由来の如何(ドナーた
るヒトの個人差)によって大きく変動し、同一患者の抗
体量測定のための標準血清自体が測定の度に異なる可能
性があるため、従来の方法による測定データを、経時
的、継続的なインスリン投与のための指標とすることは
困難であった。したがって、患者に実際に投与すべきイ
ンスリンの量は、現実には、これに関与する医師の「経
験」と「カン」によって決められていた。
【0011】他方、上記した従来の酵素標識抗体(第2
抗体)を用いる酵素免疫測定法(EIAないしELIS
A)においては、測定データを光学濃度ないし吸光度
(OD値)として求めていたため、該酵素標識抗体の使
用に基づくEIA特有の問題があった。
抗体)を用いる酵素免疫測定法(EIAないしELIS
A)においては、測定データを光学濃度ないし吸光度
(OD値)として求めていたため、該酵素標識抗体の使
用に基づくEIA特有の問題があった。
【0012】すなわち、酵素標識抗体自体の酵素活性の
経時的変化、ないしは酵素標識物の作製方法、あるいは
反応収率により上記OD値が変動することは(現実に
は)避け難いため、上記光学濃度自体を測定データとす
ることは、データの正確性および再現性(いわゆる日差
の再現性)の点で問題があった。
経時的変化、ないしは酵素標識物の作製方法、あるいは
反応収率により上記OD値が変動することは(現実に
は)避け難いため、上記光学濃度自体を測定データとす
ることは、データの正確性および再現性(いわゆる日差
の再現性)の点で問題があった。
【0013】したがって、本発明の目的は、上述した従
来法の欠点を解消し、ヒト体液中の抗インスリン抗体量
を定量的に(ないしは、インスリン投与の明確な指標と
なり得る程度に実質的に定量的に)測定可能なインスリ
ン抗体の測定方法を提供することにある。
来法の欠点を解消し、ヒト体液中の抗インスリン抗体量
を定量的に(ないしは、インスリン投与の明確な指標と
なり得る程度に実質的に定量的に)測定可能なインスリ
ン抗体の測定方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、標準試料として、従来法におけるヒト由来の標準
血清を用いることなく、ヒト以外の動物由来の抗インス
リン抗体を含有する試料を用い;且つ、従来法における
第2抗体(ラジオアイソトープ又は酵素で標識した抗ヒ
ト・イムノグロブリン抗体)を用いることなく、酵素標
識プロテインAを用いることが、ヒト体液中の抗インス
リン抗体の定量に極めて効果的なことを見出した。
結果、標準試料として、従来法におけるヒト由来の標準
血清を用いることなく、ヒト以外の動物由来の抗インス
リン抗体を含有する試料を用い;且つ、従来法における
第2抗体(ラジオアイソトープ又は酵素で標識した抗ヒ
ト・イムノグロブリン抗体)を用いることなく、酵素標
識プロテインAを用いることが、ヒト体液中の抗インス
リン抗体の定量に極めて効果的なことを見出した。
【0015】本発明のインスリン抗体の測定法は上記知
見に基くものであり、より詳しくは被検試料、およびヒ
ト以外の動物由来のインスリン抗体を含む標準試料を、
固相上に配置したインスリンと反応させ、次いで固相上
のインスリンに結合したインスリン抗体と酵素標識プロ
テインAとを反応させることを特徴とするものである。
見に基くものであり、より詳しくは被検試料、およびヒ
ト以外の動物由来のインスリン抗体を含む標準試料を、
固相上に配置したインスリンと反応させ、次いで固相上
のインスリンに結合したインスリン抗体と酵素標識プロ
テインAとを反応させることを特徴とするものである。
【0016】本発明においては、固相上のインスリンに
結合した抗インスリン抗体と、更に結合すべき試薬(本
発明において、従来法における第2抗体に相当する機能
を有する)として、ヒトあるいはマウス、ウサギ、モル
モット等の動物のIgG(免疫グロブリンG)のFcフ
ラグメントと特異的に結合するプロテインA(以下「P
A」という)を用いているため、ヒト以外の動物由来の
抗インスリン抗体を含む標準試料を用いているにもかか
わらず、該標準試料とヒト由来の被検試料(検体)とを
並列的に(実質的に同じ環境下で)反応させることがで
きる。
結合した抗インスリン抗体と、更に結合すべき試薬(本
発明において、従来法における第2抗体に相当する機能
を有する)として、ヒトあるいはマウス、ウサギ、モル
モット等の動物のIgG(免疫グロブリンG)のFcフ
ラグメントと特異的に結合するプロテインA(以下「P
A」という)を用いているため、ヒト以外の動物由来の
抗インスリン抗体を含む標準試料を用いているにもかか
わらず、該標準試料とヒト由来の被検試料(検体)とを
並列的に(実質的に同じ環境下で)反応させることがで
きる。
【0017】上記動物由来の標準試料中の抗インスリン
抗体の量は、後述するように、例えば、スキャッチャー
ド・プロット(Scatchard plot)法により定量的に求める
ことができる。したがって、本発明によれば、上記PA
と動物由来の抗インスリン抗体との組合せに基づき、ヒ
ト体液中の抗インスリン抗体の量を定量的に(少くと
も、インスリン投与量の客観的且つ明確な指標となり得
る程度に実質的に定量的に)測定することが可能とな
る。
抗体の量は、後述するように、例えば、スキャッチャー
ド・プロット(Scatchard plot)法により定量的に求める
ことができる。したがって、本発明によれば、上記PA
と動物由来の抗インスリン抗体との組合せに基づき、ヒ
ト体液中の抗インスリン抗体の量を定量的に(少くと
も、インスリン投与量の客観的且つ明確な指標となり得
る程度に実質的に定量的に)測定することが可能とな
る。
【0018】なお、上述したような本発明の効果は、上
記PAと動物由来の抗インスリン抗体との組合せに基づ
いてのみ得られるものであり、これらのうち一方が欠け
ても定量的測定は不可能である。すなわち、例えば上記
PAに代えて、従来法におけるような第2抗体を単に用
いようとしても、従来法におけるよりも、むしろ不確実
なデータしか得られない。
記PAと動物由来の抗インスリン抗体との組合せに基づ
いてのみ得られるものであり、これらのうち一方が欠け
ても定量的測定は不可能である。すなわち、例えば上記
PAに代えて、従来法におけるような第2抗体を単に用
いようとしても、従来法におけるよりも、むしろ不確実
なデータしか得られない。
【0019】より具体的には、例えば、もし標準試料と
して(一定の抗インスリン抗体を含む)モルモット血清
を用いた場合、被検試料は通常はヒト体液(例えば血
清)であるから、上記第2抗体としては酵素標識抗モル
モットIgG抗体と、酵素標識抗ヒトIgG抗体とがと
もに必要となる。これら2種の第2抗体は、通常、力価
のみならず標識酵素その他の測定データに影響する特性
がまったく異なるため、標準試料(モルモット血清)と
ヒト血清とを「並列的に」測定する意義は、まったくな
いこととなる。
して(一定の抗インスリン抗体を含む)モルモット血清
を用いた場合、被検試料は通常はヒト体液(例えば血
清)であるから、上記第2抗体としては酵素標識抗モル
モットIgG抗体と、酵素標識抗ヒトIgG抗体とがと
もに必要となる。これら2種の第2抗体は、通常、力価
のみならず標識酵素その他の測定データに影響する特性
がまったく異なるため、標準試料(モルモット血清)と
ヒト血清とを「並列的に」測定する意義は、まったくな
いこととなる。
【0020】以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本
発明を詳細に説明する。
発明を詳細に説明する。
【0021】(固相)本発明においては固相として、通
常のEIA(酵素免疫測定法、ELISAともいう)に
用いられる固相を特に制限なく用いることができる。該
固相の材質としては、抗原および/又は抗体の物理吸着
(疎水結合に基くと考えられている)の点からは、ポリ
スチレン等のプラスチックが通常好ましく用いられる。
固相の形状も特に制限されず、例えばマイクロプレート
状、ビーズ(ないしボール)状、リング状、チューブ
状、あるいはゲル状のものが使用可能であるが、例えば
複数のウェル(well)を有するプラスチック製のマイクロ
プレート(96−ウェル−マイクロプレート等)が、多
数の試料(検体)を迅速に測定可能な点から好ましく用
いられる。この場合、必要に応じて96穴プレート用の
吸光度計と組合わせることにより、測定の迅速性は更に
向上させることが可能である。
常のEIA(酵素免疫測定法、ELISAともいう)に
用いられる固相を特に制限なく用いることができる。該
固相の材質としては、抗原および/又は抗体の物理吸着
(疎水結合に基くと考えられている)の点からは、ポリ
スチレン等のプラスチックが通常好ましく用いられる。
固相の形状も特に制限されず、例えばマイクロプレート
状、ビーズ(ないしボール)状、リング状、チューブ
状、あるいはゲル状のものが使用可能であるが、例えば
複数のウェル(well)を有するプラスチック製のマイクロ
プレート(96−ウェル−マイクロプレート等)が、多
数の試料(検体)を迅速に測定可能な点から好ましく用
いられる。この場合、必要に応じて96穴プレート用の
吸光度計と組合わせることにより、測定の迅速性は更に
向上させることが可能である。
【0022】(インスリン)次に、上記固相に配置(な
いしコート)すべきインスリンについて説明する。本発
明においては、固相にコートすべきインスリンは、測定
対象たるヒトの状態(例えば、過去の治療用に用いたイ
ンスリンの由来)に応じて適宜決定することができる
(例えば、ウシ・インスリンを用いて治療中のヒト由来
の検体の測定用には、ウシ・インスリンを固相にコート
して用いることが好ましい)が、通常は、ヒト・インス
リン及び/又は哺乳動物(入手し易さの点からは、ウ
シ、ブタ等が好ましい)由来のインスリンを用いること
が好ましい。本発明に用いるインスリンとしては、20
IU/mg以上、更には25 IU/mg以上(特
に、25〜28 IU/mg程度)のものを用いること
が好ましい。ここに、「IU」は、「国際単位」の意味
である(「生化学辞典」(第2版)142頁(199
0)東京化学同人)。
いしコート)すべきインスリンについて説明する。本発
明においては、固相にコートすべきインスリンは、測定
対象たるヒトの状態(例えば、過去の治療用に用いたイ
ンスリンの由来)に応じて適宜決定することができる
(例えば、ウシ・インスリンを用いて治療中のヒト由来
の検体の測定用には、ウシ・インスリンを固相にコート
して用いることが好ましい)が、通常は、ヒト・インス
リン及び/又は哺乳動物(入手し易さの点からは、ウ
シ、ブタ等が好ましい)由来のインスリンを用いること
が好ましい。本発明に用いるインスリンとしては、20
IU/mg以上、更には25 IU/mg以上(特
に、25〜28 IU/mg程度)のものを用いること
が好ましい。ここに、「IU」は、「国際単位」の意味
である(「生化学辞典」(第2版)142頁(199
0)東京化学同人)。
【0023】例えば、ヒト・インスリンは、図1に示す
ように、21個のアミノ酸残基から成るA鎖と、30個
のアミノ酸残基から成るB鎖から構成されるペプチドホ
ルモンであり、この2本のポリペプチド鎖はA鎖の7番
目とB鎖の7番目間、およびA鎖の20番目とB鎖の1
9番目間で、ジスルフィド結合で結合されている(A鎖
内では6番目と11番目で、A、B鎖間では7番目と7
番目、20番目と19番目のシステインによりS−S結
合が形成されている)。分子量は5807、等電点は
5.3〜5.4である。(「生化学辞典」(第2版)1
42頁(1990)東京化学同人)。
ように、21個のアミノ酸残基から成るA鎖と、30個
のアミノ酸残基から成るB鎖から構成されるペプチドホ
ルモンであり、この2本のポリペプチド鎖はA鎖の7番
目とB鎖の7番目間、およびA鎖の20番目とB鎖の1
9番目間で、ジスルフィド結合で結合されている(A鎖
内では6番目と11番目で、A、B鎖間では7番目と7
番目、20番目と19番目のシステインによりS−S結
合が形成されている)。分子量は5807、等電点は
5.3〜5.4である。(「生化学辞典」(第2版)1
42頁(1990)東京化学同人)。
【0024】他方、ブタ・インスリンは、上記ヒト・イ
ンスリンのB鎖30番目がThr→Alaに変化したも
のであり;ウシ・インスリンは、上記ヒト・インスリン
のA鎖8番目がThr→Ala、A鎖10番目がIle
→Val、B鎖30番目がThr→Alaに変化したも
のである。
ンスリンのB鎖30番目がThr→Alaに変化したも
のであり;ウシ・インスリンは、上記ヒト・インスリン
のA鎖8番目がThr→Ala、A鎖10番目がIle
→Val、B鎖30番目がThr→Alaに変化したも
のである。
【0025】本発明においては、このインスリンとして
は、ヒトあるいは動物から採取したものはもちろん、化
学的及び/又は生化学的に合成したもの、あるいは遺伝
子工学等の、いわゆるバイオテクノロジーの技術により
得たもののいずれもが使用可能である。
は、ヒトあるいは動物から採取したものはもちろん、化
学的及び/又は生化学的に合成したもの、あるいは遺伝
子工学等の、いわゆるバイオテクノロジーの技術により
得たもののいずれもが使用可能である。
【0026】(ヒト以外の動物)インスリンを免疫し
て、抗インスリン抗体を得る際には、ヒト以外の動物と
して、哺乳動物を用いることが好ましい。より具体的に
は、モルモット(テンジクネズミ、guinea pig)、マウ
ス、ウサギ等の哺乳動物が好ましく用いられるが、取扱
い易さ、価格等の点からはモルモット、マウス、あるい
はウサギを用いることが好ましい。
て、抗インスリン抗体を得る際には、ヒト以外の動物と
して、哺乳動物を用いることが好ましい。より具体的に
は、モルモット(テンジクネズミ、guinea pig)、マウ
ス、ウサギ等の哺乳動物が好ましく用いられるが、取扱
い易さ、価格等の点からはモルモット、マウス、あるい
はウサギを用いることが好ましい。
【0027】抗体産生の容易さの点からは、上記インス
リン抗体を得る際には、ヒト・インスリンを(ヒト以外
の)動物に免疫するか、あるいは動物由来のインスリン
を他の動物に免疫(例えば、ウシ・インスリンをモルモ
ットに免疫)することが好ましい。
リン抗体を得る際には、ヒト・インスリンを(ヒト以外
の)動物に免疫するか、あるいは動物由来のインスリン
を他の動物に免疫(例えば、ウシ・インスリンをモルモ
ットに免疫)することが好ましい。
【0028】(標準試料)標準試料(スタンダ−ドない
しレファレンス)としては、インスリンを免疫して抗イ
ンスリン抗体を産生させた上記動物の体液(通常は血
清)が用いられる。本発明においては、このインスリン
抗体として、プロ・インスリン(Pro-insulin)、グル
カゴン、ソマトスタチン等との交差性が少ないものを用
いることが好ましい。
しレファレンス)としては、インスリンを免疫して抗イ
ンスリン抗体を産生させた上記動物の体液(通常は血
清)が用いられる。本発明においては、このインスリン
抗体として、プロ・インスリン(Pro-insulin)、グル
カゴン、ソマトスタチン等との交差性が少ないものを用
いることが好ましい。
【0029】(被検試料)被検試料(ないし検体)とし
ては、血液等のヒト体液(通常は血清)が好ましく用い
られる。
ては、血液等のヒト体液(通常は血清)が好ましく用い
られる。
【0030】(酵素標識プロテインA)PA(プロテイ
ンA)とは、黄色ブドウ球菌細胞壁成分の約5%を占め
る分子量約42,000のタンパク質で、ヒト、マウ
ス、ウサギなどの免疫グロブリンG(IgG)のFcフ
ラグメントと特異的に結合するタンパク質をいう。本発
明においては、このPAとしては、該PA1mgに対
し、ヒト、マウス、ウサギ、及び/又はモルモットIg
Gが7mg以上、更には8mg以上(特に9mg以上)
の反応性を有するPAを用いることが好ましい(ファル
マシア社、セパレーション・ニュース(Separation New
s)1979年4月号;「プロテインA−抗・抗体試
薬」の項参照)。
ンA)とは、黄色ブドウ球菌細胞壁成分の約5%を占め
る分子量約42,000のタンパク質で、ヒト、マウ
ス、ウサギなどの免疫グロブリンG(IgG)のFcフ
ラグメントと特異的に結合するタンパク質をいう。本発
明においては、このPAとしては、該PA1mgに対
し、ヒト、マウス、ウサギ、及び/又はモルモットIg
Gが7mg以上、更には8mg以上(特に9mg以上)
の反応性を有するPAを用いることが好ましい(ファル
マシア社、セパレーション・ニュース(Separation New
s)1979年4月号;「プロテインA−抗・抗体試
薬」の項参照)。
【0031】本発明で用いる酵素標識PAは、上記PA
をEIA法で使用可能な酵素で標識して得られるもので
ある。ここに標識に用いられる酵素としては、アルカリ
フォスファターゼ、β−ガラクトシダーゼ、グルコース
オキシダーゼ、ペルオキシダーゼ等が好ましく用いられ
るが、後述のように基質および比色法を用いて簡便且つ
高感度な酵素活性の測定が可能な点からは西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(HRP)等のペルオキシダーゼを用い
ることが好ましい。
をEIA法で使用可能な酵素で標識して得られるもので
ある。ここに標識に用いられる酵素としては、アルカリ
フォスファターゼ、β−ガラクトシダーゼ、グルコース
オキシダーゼ、ペルオキシダーゼ等が好ましく用いられ
るが、後述のように基質および比色法を用いて簡便且つ
高感度な酵素活性の測定が可能な点からは西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(HRP)等のペルオキシダーゼを用い
ることが好ましい。
【0032】PAを上記酵素で標識する方法は公知の方
法(例えばグルタルアルデヒド法)を用いることがで
き、特に制限されない。
法(例えばグルタルアルデヒド法)を用いることがで
き、特に制限されない。
【0033】(スキムミルク)本発明のインスリン抗体
測定法において、被検試料(検体)の希釈には、スキム
ミルク添加緩衝液が好ましく用いられる。このようにス
キムミルク添加緩衝液を用いた場合、本発明者らの検討
によれば、検体中の非特異結合因子(従来のEIAサン
ドイッチ法における特異性低下の原因の一つであった)
の影響を最小限に抑制することが可能である。ここに
「スキムミルク」とは、いわゆる脱脂粉乳のことであ
り、牛乳をクリーム分離機にかけた際に得られる脂肪含
量の小さい方の部分である脱脂乳から、水分を除いて粉
末として得られるものをいう。
測定法において、被検試料(検体)の希釈には、スキム
ミルク添加緩衝液が好ましく用いられる。このようにス
キムミルク添加緩衝液を用いた場合、本発明者らの検討
によれば、検体中の非特異結合因子(従来のEIAサン
ドイッチ法における特異性低下の原因の一つであった)
の影響を最小限に抑制することが可能である。ここに
「スキムミルク」とは、いわゆる脱脂粉乳のことであ
り、牛乳をクリーム分離機にかけた際に得られる脂肪含
量の小さい方の部分である脱脂乳から、水分を除いて粉
末として得られるものをいう。
【0034】上述したスキムミルクは、固相のインスリ
ン非付着部分をブロックする、いわゆるブロッキング剤
としての作用をも有する。このようなブロッキング剤と
しては、従来よりBSA(ウシ血清アルブミン)等が用
いられて来たが、本発明者らの検討によれば、被検検体
中には抗BSA抗体を有するものがあるため、該抗体が
ブロッキング剤と結合して非特異反応の一因となる場合
がある。このような場合においても、上記スキムミルク
は、好適に用いることが可能である。
ン非付着部分をブロックする、いわゆるブロッキング剤
としての作用をも有する。このようなブロッキング剤と
しては、従来よりBSA(ウシ血清アルブミン)等が用
いられて来たが、本発明者らの検討によれば、被検検体
中には抗BSA抗体を有するものがあるため、該抗体が
ブロッキング剤と結合して非特異反応の一因となる場合
がある。このような場合においても、上記スキムミルク
は、好適に用いることが可能である。
【0035】上記スキムミルクとともに用いる緩衝液と
しては、リン酸緩衝液(PBS)等の一般的な緩衝液を
特に制限なく用いることができる。上記スキムミルクの
緩衝液への添加量は、該緩衝液の重量を基準として5〜
11%程度(更には8〜11%程度、特に9〜11%程
度)であることが好ましい。
しては、リン酸緩衝液(PBS)等の一般的な緩衝液を
特に制限なく用いることができる。上記スキムミルクの
緩衝液への添加量は、該緩衝液の重量を基準として5〜
11%程度(更には8〜11%程度、特に9〜11%程
度)であることが好ましい。
【0036】(EIA測定法)次に本発明における抗イ
ンスリン抗体測定法の好ましい一態様について述べる。
ンスリン抗体測定法の好ましい一態様について述べる。
【0037】なお、以下に述べる抗インスリン抗体測定
法においては、インスリン、抗インスリン抗体、標準試
料、被検試料(検体)等の材料ないし試薬は、適宜リン
酸緩衝液(PBS)等の緩衝液で希釈して用いてもよい
ものとする。また、下記測定においては、スイ臓由来の
分解酵素を阻害する分解酵素阻害剤(例えば、アプロチ
ン)を被検試料に添加することが、データの正確性を高
める上で好ましい。
法においては、インスリン、抗インスリン抗体、標準試
料、被検試料(検体)等の材料ないし試薬は、適宜リン
酸緩衝液(PBS)等の緩衝液で希釈して用いてもよい
ものとする。また、下記測定においては、スイ臓由来の
分解酵素を阻害する分解酵素阻害剤(例えば、アプロチ
ン)を被検試料に添加することが、データの正確性を高
める上で好ましい。
【0038】インスリン(例えばウシ・インスリン)を
10〜100μg/mL程度に緩衝液で希釈した後、固
相(例えば、96穴(ウェル)マイクロプレート)上
に、各ウェル当たり(以下、使用量は1ウェル当たりで
記述する)50〜200μLずつ加え、低温(例えば4
℃)では1晩(10〜20時間)程度(室温では1〜2
時間程度)放置して、該固相をインスリンで被覆する。
過剰のインスリン溶液を回収した後、上記固相を緩衝液
で数回(例えば2〜4回程度)洗浄する。
10〜100μg/mL程度に緩衝液で希釈した後、固
相(例えば、96穴(ウェル)マイクロプレート)上
に、各ウェル当たり(以下、使用量は1ウェル当たりで
記述する)50〜200μLずつ加え、低温(例えば4
℃)では1晩(10〜20時間)程度(室温では1〜2
時間程度)放置して、該固相をインスリンで被覆する。
過剰のインスリン溶液を回収した後、上記固相を緩衝液
で数回(例えば2〜4回程度)洗浄する。
【0039】この後、必要に応じてブロッキング溶液
(例えば、ゼラチン含有緩衝溶液)100〜200μL
をウェル中に注入し、25℃で1〜2時間程度放置し
て、固相表面のインスリン非付着部分をブロックするこ
とが、バックグランドを低くして測定の正確性、再現性
を高める上で好ましい。
(例えば、ゼラチン含有緩衝溶液)100〜200μL
をウェル中に注入し、25℃で1〜2時間程度放置し
て、固相表面のインスリン非付着部分をブロックするこ
とが、バックグランドを低くして測定の正確性、再現性
を高める上で好ましい。
【0040】次いで、抗インスリン抗体を含む標準試料
(スタンダード;ヒト以外の動物由来のもの)を緩衝液
で希釈して、希釈液中の抗体量が0〜20ng/mL程
度(通常は、検量線作成のために、この範囲内で数ポイ
ント作成する)となるようにしたスタンダード溶液50
〜200μL程度、および被検検体(例えばヒト血清)
を緩衝液で50〜100倍程度に希釈した検体溶液50
〜200μL程度を、それぞれ別のウェル中に注入し、
4℃では1晩程度(25℃では1〜2時間程度)放置し
て、プレート上のインスリンと、スタンダード溶液およ
び検体溶液中の抗インスリン抗体とを反応させる(第1
反応)。
(スタンダード;ヒト以外の動物由来のもの)を緩衝液
で希釈して、希釈液中の抗体量が0〜20ng/mL程
度(通常は、検量線作成のために、この範囲内で数ポイ
ント作成する)となるようにしたスタンダード溶液50
〜200μL程度、および被検検体(例えばヒト血清)
を緩衝液で50〜100倍程度に希釈した検体溶液50
〜200μL程度を、それぞれ別のウェル中に注入し、
4℃では1晩程度(25℃では1〜2時間程度)放置し
て、プレート上のインスリンと、スタンダード溶液およ
び検体溶液中の抗インスリン抗体とを反応させる(第1
反応)。
【0041】過剰の検体溶液およびスタンダード溶液を
除いた後、各ウェルを緩衝液で3〜5回程度洗浄する。
除いた後、各ウェルを緩衝液で3〜5回程度洗浄する。
【0042】次いで、プロテインA(PA)に換算して
100〜200ng/mL程度を含む酵素(例えば西洋
ワサビペルオキシダーゼ(HRP))標識抗体PA緩衝
溶液を50〜200μL程度各ウェルに注入し、25℃
で1〜3時間放置して、抗インスリン抗体(Fcフラグ
メント)とPAとを反応させる(第2反応)。
100〜200ng/mL程度を含む酵素(例えば西洋
ワサビペルオキシダーゼ(HRP))標識抗体PA緩衝
溶液を50〜200μL程度各ウェルに注入し、25℃
で1〜3時間放置して、抗インスリン抗体(Fcフラグ
メント)とPAとを反応させる(第2反応)。
【0043】過剰のPA溶液を除き、緩衝液で3〜5回
程度洗浄した後、上記酵素の活性を測定することによ
り、スタンダードおよび検体中の抗インスリン抗体量を
求めることができる。
程度洗浄した後、上記酵素の活性を測定することによ
り、スタンダードおよび検体中の抗インスリン抗体量を
求めることができる。
【0044】より具体的には、上記酵素活性の測定は、
以下のようにして行うことができる。例えば、上記酵素
に対応する基質(酵素がHRPの場合、例えばオルトフ
ェニレンジアミン(OPD)を0.3〜0.6mg/m
L程度の濃度で50〜200μL各ウェルに注入し、2
5℃で10分〜1時間程度基質と酵素とを反応させ、陽
性スタンダードのウェルが充分発色したことを確認した
後、反応を停止させ、(例えば96穴プレート用の吸光
度計を用いて)各ウェルの吸光度を測定する。
以下のようにして行うことができる。例えば、上記酵素
に対応する基質(酵素がHRPの場合、例えばオルトフ
ェニレンジアミン(OPD)を0.3〜0.6mg/m
L程度の濃度で50〜200μL各ウェルに注入し、2
5℃で10分〜1時間程度基質と酵素とを反応させ、陽
性スタンダードのウェルが充分発色したことを確認した
後、反応を停止させ、(例えば96穴プレート用の吸光
度計を用いて)各ウェルの吸光度を測定する。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。実施例1 ウシインスリン(Sigma 社製、I−3500)を10m
M 炭酸緩衝液(Na2 CO3 −NaHCO3 ,pH
9.9)で50μg/mLに希釈し、96穴(ウェル)
−イムノプレート(Coster社製マイクロプレート)へウ
ェル当たり100μL添加し、4℃で20時間インキュ
ベートした。その後、上清を捨て、0.15M NaC
lと0.05% Tween−20とを含有する洗浄用
PBS(10mMリン酸緩衝液、pH6.8)で3回洗
浄した。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。実施例1 ウシインスリン(Sigma 社製、I−3500)を10m
M 炭酸緩衝液(Na2 CO3 −NaHCO3 ,pH
9.9)で50μg/mLに希釈し、96穴(ウェル)
−イムノプレート(Coster社製マイクロプレート)へウ
ェル当たり100μL添加し、4℃で20時間インキュ
ベートした。その後、上清を捨て、0.15M NaC
lと0.05% Tween−20とを含有する洗浄用
PBS(10mMリン酸緩衝液、pH6.8)で3回洗
浄した。
【0046】次にブロッキング剤(大日本製薬製 Bl
ock Ace)を25%含む0.01M−PBS(リ
ン酸緩衝液)からなるブロッキング溶液を、各ウェルに
100μLづつ加え、25℃で2時間放置してブロッキ
ング操作を行った。
ock Ace)を25%含む0.01M−PBS(リ
ン酸緩衝液)からなるブロッキング溶液を、各ウェルに
100μLづつ加え、25℃で2時間放置してブロッキ
ング操作を行った。
【0047】過剰のブロッキング溶液を除いた後、各ウ
ェルにスタンダード溶液、および被検ヒト血清希釈液
を、それぞれ100μLづつ注入した後、4℃で1晩反
応させた(第1反応)。
ェルにスタンダード溶液、および被検ヒト血清希釈液
を、それぞれ100μLづつ注入した後、4℃で1晩反
応させた(第1反応)。
【0048】ここで、スタンダード溶液としては、抗イ
ンスリン抗体含有モルモット血清(Linco Research 社、
No.4011)を希釈用PBS(0.1M PBS
(pH6.8)、10%スキムミルク(Difco Laborato
ries 0032-02)、0.1%Tween−20(半井化
学)およびアプロチン(Basel,25000KIU/m
L)500KIU/mLを含む)で抗体量が0〜20n
g/mLとなるように希釈したものを6ポイント用い
た。また、被検ヒト血清としては、ヒト血清を上記希釈
用PBSで50〜100倍に希釈したものを用いた。
ンスリン抗体含有モルモット血清(Linco Research 社、
No.4011)を希釈用PBS(0.1M PBS
(pH6.8)、10%スキムミルク(Difco Laborato
ries 0032-02)、0.1%Tween−20(半井化
学)およびアプロチン(Basel,25000KIU/m
L)500KIU/mLを含む)で抗体量が0〜20n
g/mLとなるように希釈したものを6ポイント用い
た。また、被検ヒト血清としては、ヒト血清を上記希釈
用PBSで50〜100倍に希釈したものを用いた。
【0049】スタンダード溶液および検体溶液を除去し
た後、各ウェルを上記した洗浄用PBSで4回洗浄し
た。次いで、PA(プロテインA)用希釈PBS(0.
1MPBS、0.1% Tween−20、10%Bl
ock Ace およびアプロチン500KIU/mLを
含む)により希釈して100〜200ng/mLとした
HRP(西洋ワサビペルオキシダ−ゼ)標識PA(Capp
ell社製)を100μLづつ各ウェルに加え、25℃で
2時間放置した(第2反応)。
た後、各ウェルを上記した洗浄用PBSで4回洗浄し
た。次いで、PA(プロテインA)用希釈PBS(0.
1MPBS、0.1% Tween−20、10%Bl
ock Ace およびアプロチン500KIU/mLを
含む)により希釈して100〜200ng/mLとした
HRP(西洋ワサビペルオキシダ−ゼ)標識PA(Capp
ell社製)を100μLづつ各ウェルに加え、25℃で
2時間放置した(第2反応)。
【0050】過剰のHRP−PA溶液を除き、上記洗浄
用PBSで3回洗浄した後、基質溶液を100μLづつ
各ウェルに加え、25℃で20分間放置した(発色反
応)。ここで、基質溶液としては、30mgのOPD
(オルトフェニレンジアミン、Sigma 社)を0.01M
PBS(pH5.0)50mLに溶解し、30%H2
O2 を25μL加えたものを用いた。
用PBSで3回洗浄した後、基質溶液を100μLづつ
各ウェルに加え、25℃で20分間放置した(発色反
応)。ここで、基質溶液としては、30mgのOPD
(オルトフェニレンジアミン、Sigma 社)を0.01M
PBS(pH5.0)50mLに溶解し、30%H2
O2 を25μL加えたものを用いた。
【0051】上記発色反応を、100μL/ウェルの5
N−硫酸で停止させた後、吸光度計(イムノリーダー、
Dinatec社製 MR5000)で測定し、スタンダード
から検量線を求め、これを用いて、ヒト血清中の抗イン
スリン抗体の量を求めた。ここで求められた抗インスリ
ン抗体測定用の検量線の例を図2に示す。
N−硫酸で停止させた後、吸光度計(イムノリーダー、
Dinatec社製 MR5000)で測定し、スタンダード
から検量線を求め、これを用いて、ヒト血清中の抗イン
スリン抗体の量を求めた。ここで求められた抗インスリ
ン抗体測定用の検量線の例を図2に示す。
【0052】実施例2 実施例1で用いたスタンダード(市販の抗インスリン抗
体)中の抗体量は、ヨード標識インスリン(125I−イ
ンスリン)を使用したScatchard plotから以下のように
して求めた。すなわち、抗体(Ab)として上述した抗
ヒト・インスリンモルモット血清を用い、抗原(Ag)
としては125I−インスリン(9314cpm/100
μL/tube 12.6pg)を用いた。
体)中の抗体量は、ヨード標識インスリン(125I−イ
ンスリン)を使用したScatchard plotから以下のように
して求めた。すなわち、抗体(Ab)として上述した抗
ヒト・インスリンモルモット血清を用い、抗原(Ag)
としては125I−インスリン(9314cpm/100
μL/tube 12.6pg)を用いた。
【0053】上述したAb100μL、及びAg100
μLを緩衝液(0.01M PB、pH6.8)300
μL中で、4℃、一晩反応させた後、結合(Bound)と
非結合(Free)とを分離(いわゆるB/F分離)を行っ
た。上記条件下で、抗体を一定とし、125I−インスリ
ンの添加量を変化させた場合の反応性からScatchard pl
otを求めた。
μLを緩衝液(0.01M PB、pH6.8)300
μL中で、4℃、一晩反応させた後、結合(Bound)と
非結合(Free)とを分離(いわゆるB/F分離)を行っ
た。上記条件下で、抗体を一定とし、125I−インスリ
ンの添加量を変化させた場合の反応性からScatchard pl
otを求めた。
【0054】Ag濃度(Hot)を[A]、Ab濃度を
[Z]、Ag・Ab complex濃度を[B] とすると、結合定数Kをもって以下の式が成り立つ。 (A−B)を結合しなかったAg(Hot)freeとして
[F]と表すと、上記式は次のように書き直すことがで
きる。 K=[B]/[F]([Z]−[B]) [B]/[F]=−k[B]+K[Z] ここで[B]/[F]をY軸に、[B]をX軸にとる
と、−Kを傾きとする一次式が得られる。
[Z]、Ag・Ab complex濃度を[B] とすると、結合定数Kをもって以下の式が成り立つ。 (A−B)を結合しなかったAg(Hot)freeとして
[F]と表すと、上記式は次のように書き直すことがで
きる。 K=[B]/[F]([Z]−[B]) [B]/[F]=−k[B]+K[Z] ここで[B]/[F]をY軸に、[B]をX軸にとる
と、−Kを傾きとする一次式が得られる。
【0055】添加した抗体[Z]がすべて結合に使われ
たとすると[Z]=[B]となり、[B]/[F]=0
となる。すなわち、上記一次式において、y=0の時
に、つまりX軸切片が添加抗体の濃度となる。
たとすると[Z]=[B]となり、[B]/[F]=0
となる。すなわち、上記一次式において、y=0の時
に、つまりX軸切片が添加抗体の濃度となる。
【0056】このような方法で求めたScatchard plotを
図3に示す。ここで、y=0の時、すなわちX軸切片
は、7.1×104 cpm/tubeを示しているため、
これを抗体の濃度に換算することができる(但し、Ag
とAbが1:1で反応することを条件とする)。
図3に示す。ここで、y=0の時、すなわちX軸切片
は、7.1×104 cpm/tubeを示しているため、
これを抗体の濃度に換算することができる(但し、Ag
とAbが1:1で反応することを条件とする)。
【0057】7.1×104 cpmを濃度換算する
と、 インスリンの分子量は5800、抗体IgGの分子量は
160000であり、使用時に15000倍とし0.1
mL使用しているから、抗体濃度は、 すなわち、抗体量は、約400μgとなる。このような
抗体量の求め方に関しては、参考文献(須藤忠満ら、抗
体の結合定数測定法−K値及び抗体濃度、免疫実験操作
法、2691〜2706p.(1970〜1980)日
本免疫学会編)を参照することができる。
と、 インスリンの分子量は5800、抗体IgGの分子量は
160000であり、使用時に15000倍とし0.1
mL使用しているから、抗体濃度は、 すなわち、抗体量は、約400μgとなる。このような
抗体量の求め方に関しては、参考文献(須藤忠満ら、抗
体の結合定数測定法−K値及び抗体濃度、免疫実験操作
法、2691〜2706p.(1970〜1980)日
本免疫学会編)を参照することができる。
【0058】尚、実施例1のEIA(ないしELIS
A)測定においてマイクロプレートにコートしたインス
リン(coat insulin)としてporcine、bovine及びhuman
を用いた場合、図4及び図5に示すように、抗体(anti-
human ginea pig)に対する反応性は3者ともほとんど変
わらなかった。
A)測定においてマイクロプレートにコートしたインス
リン(coat insulin)としてporcine、bovine及びhuman
を用いた場合、図4及び図5に示すように、抗体(anti-
human ginea pig)に対する反応性は3者ともほとんど変
わらなかった。
【0059】実施例3 インスリン抗体陽性検体(ヒト血清)を緩衝液により異
なる希釈倍率で希釈したサンプル(A、B,及びC)を
用い、実施例1の測定系で測定した結果を図6に示す。
図6から明らかなように、測定した検体については、い
ずれも原点を通る直線関係が得られ、上記測定系の正確
性が証明された。この測定系において、系統的誤差とし
て表される日差再現性があり、変動係数として1.9〜
8.4%であった。
なる希釈倍率で希釈したサンプル(A、B,及びC)を
用い、実施例1の測定系で測定した結果を図6に示す。
図6から明らかなように、測定した検体については、い
ずれも原点を通る直線関係が得られ、上記測定系の正確
性が証明された。この測定系において、系統的誤差とし
て表される日差再現性があり、変動係数として1.9〜
8.4%であった。
【0060】実施例4 実施例1の測定方法により、健常者(Normal、94
例)、抗核抗体陽性患者(ADNA(+)、25例)、
リュウマチ因子陽性患者(RAHA(+)、27例)、
および糖尿病患者(DM、198例)の各検体につい
て、抗インスリン抗体量を測定した結果を図7に示す。
図7中、DM(糖尿病患者)でinsulin(+)とあるの
は、インスリン治療中の患者の検体、insulin(−)と
あるのは、食事療法のみを行った患者の検体を示す。
例)、抗核抗体陽性患者(ADNA(+)、25例)、
リュウマチ因子陽性患者(RAHA(+)、27例)、
および糖尿病患者(DM、198例)の各検体につい
て、抗インスリン抗体量を測定した結果を図7に示す。
図7中、DM(糖尿病患者)でinsulin(+)とあるの
は、インスリン治療中の患者の検体、insulin(−)と
あるのは、食事療法のみを行った患者の検体を示す。
【0061】図7から明らかなように、本発明の測定法
による測定結果においては、健常者、抗核抗体陽性患
者、リュウマチ因子陽性患者では総て抗体陰性を示し、
糖尿病患者のみに抗体陽性を示した。したがって本発明
の抗インスリン抗体測定法は、糖尿病の自己抗体および
インスリン抗体陽性患者のインスリン治療の指標として
有用であることが判明した。
による測定結果においては、健常者、抗核抗体陽性患
者、リュウマチ因子陽性患者では総て抗体陰性を示し、
糖尿病患者のみに抗体陽性を示した。したがって本発明
の抗インスリン抗体測定法は、糖尿病の自己抗体および
インスリン抗体陽性患者のインスリン治療の指標として
有用であることが判明した。
【0062】実施例5(添加回収テスト) 3種類の血清(ヒト血清、サンプルD、E、及びF)に
対して、濃度の異なる(5ポイントづつ)の標準インス
リン抗体を添加して、実施例1の測定系によりインスリ
ン抗体量(回収率)を求めた。結果を図8に示す。この
試験においては、添加回収率は、平均で96.9%(傾
きの平均=0.969)であった。
対して、濃度の異なる(5ポイントづつ)の標準インス
リン抗体を添加して、実施例1の測定系によりインスリ
ン抗体量(回収率)を求めた。結果を図8に示す。この
試験においては、添加回収率は、平均で96.9%(傾
きの平均=0.969)であった。
【0063】実施例6(スキムミルク及び/又はTween
−20の添加の効果) 実施例1の測定系において、スキムミルク(SM)及び
Tween−20の濃度を種々変化させて、インスリン抗体
測定値の変動を調べた。その結果、スキムミルク(S
M)及びTween−20をともに加えた場合のTween−20
の濃度については、0.1〜0.5%の濃度で非特異反
応が少なく、インスリン抗体量が同一に測定された。固
相インスリンの「はがれ易さ」を考慮した場合、Tween
−20の濃度は、0.1%が最も好ましかった。一方、
SMについては、5〜10%の濃度範囲で、非特異反応
が効果的に抑制された。
−20の添加の効果) 実施例1の測定系において、スキムミルク(SM)及び
Tween−20の濃度を種々変化させて、インスリン抗体
測定値の変動を調べた。その結果、スキムミルク(S
M)及びTween−20をともに加えた場合のTween−20
の濃度については、0.1〜0.5%の濃度で非特異反
応が少なく、インスリン抗体量が同一に測定された。固
相インスリンの「はがれ易さ」を考慮した場合、Tween
−20の濃度は、0.1%が最も好ましかった。一方、
SMについては、5〜10%の濃度範囲で、非特異反応
が効果的に抑制された。
【0064】
【発明の効果】上述したように、本発明のインスリン抗
体の測定方法によれば、ヒト以外の動物に由来し、その
中に含まれる抗インスリン抗体量を正確に計算可能な標
準試料(スタンダード)と、IgGのFcフラグメント
に特異的に結合する酵素標識プロテインAとの組合せに
基づき、ヒト体液中の抗インスリン抗体量を安全且つ簡
便に、しかもインスリン投与の明確な指標となり得る程
度に定量的に測定することが可能である。
体の測定方法によれば、ヒト以外の動物に由来し、その
中に含まれる抗インスリン抗体量を正確に計算可能な標
準試料(スタンダード)と、IgGのFcフラグメント
に特異的に結合する酵素標識プロテインAとの組合せに
基づき、ヒト体液中の抗インスリン抗体量を安全且つ簡
便に、しかもインスリン投与の明確な指標となり得る程
度に定量的に測定することが可能である。
【図1】ヒト・インスリンのアミノ酸配列を示す図であ
る。
る。
【図2】実施例1で求めた抗インスリン抗体測定用の検
量線の例を示すグラフである。
量線の例を示すグラフである。
【図3】スキャッチャード解析結果を示すグラフであ
る。Y軸は特異的抗体−標識体結合複合物量/遊離標識
体量を示し、X軸は、特異的抗体−標識体結合複合物量
(cpm)を示す。
る。Y軸は特異的抗体−標識体結合複合物量/遊離標識
体量を示し、X軸は、特異的抗体−標識体結合複合物量
(cpm)を示す。
【図4】本発明のインスリン抗体の測定法において、固
相にコートすべきインスリンとしてブタ・インスリン、
ウシ・インスリン又はヒト・インスリンを用いた場合の
測定結果の比較を示すグラフである。
相にコートすべきインスリンとしてブタ・インスリン、
ウシ・インスリン又はヒト・インスリンを用いた場合の
測定結果の比較を示すグラフである。
【図5】本発明のインスリン抗体の測定法において、固
相にコートすべきインスリンとしてブタ・インスリン、
ウシ・インスリン又はヒト・インスリンを用いた場合の
測定結果の比較を示す棒グラフである。
相にコートすべきインスリンとしてブタ・インスリン、
ウシ・インスリン又はヒト・インスリンを用いた場合の
測定結果の比較を示す棒グラフである。
【図6】実施例3で行ったヒト被検血清の希釈テストの
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【図7】健常者、抗核抗体陽性患者、リュウマチ因子陽
性患者、および糖尿病患者の血清について本発明の測定
法により抗インスリン抗体を測定した結果を示すプロッ
トである。
性患者、および糖尿病患者の血清について本発明の測定
法により抗インスリン抗体を測定した結果を示すプロッ
トである。
【図8】実施例5の添加回収テストの結果を示すグラフ
である。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 被検試料、およびヒト以外の動物由来の
インスリン抗体を含む標準試料を、固相上に配置したイ
ンスリンと反応させ、次いで固相上のインスリンに結合
したインスリン抗体と酵素標識プロテインAとを反応さ
せることを特徴とするインスリン抗体の測定方法。 - 【請求項2】 前記ヒト以外の動物が哺乳動物である請
求項1記載のインスリン抗体の測定方法。 - 【請求項3】 前記哺乳動物がモルモット、又はマウス
である請求項2記載のインスリン抗体の測定方法。 - 【請求項4】 前記動物由来のインスリン抗体が、該動
物に他の動物のインスリンを免疫して得たインスリン抗
体である請求項1記載のインスリン抗体の測定方法。 - 【請求項5】 前記動物由来のインスリン抗体が、該動
物にヒト・インスリンを免疫して得たインスリン抗体で
ある請求項1記載のインスリン抗体の測定方法。 - 【請求項6】 前記固相上に配置したインスリンが、ヒ
ト・インスリンである請求項1記載のインスリン抗体の
測定方法。 - 【請求項7】 前記固相上に配置したインスリンが、動
物由来のインスリンである請求項1記載のインスリン抗
体の測定方法。 - 【請求項8】 スキムミルク添加緩衝液で希釈した被検
試料を用いる請求項1記載のインスリン抗体の測定方
法。 - 【請求項9】 前記酵素がペルオキシダーゼである請求
項1記載のインスリン抗体の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12286792A JPH05297000A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | インスリン抗体の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12286792A JPH05297000A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | インスリン抗体の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05297000A true JPH05297000A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14846599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12286792A Pending JPH05297000A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | インスリン抗体の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05297000A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011010673A1 (ja) * | 2009-07-21 | 2011-01-27 | 積水メディカル株式会社 | インスリン測定方法 |
| JP2018004476A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 花王株式会社 | タンパク質解析用固相担体及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP12286792A patent/JPH05297000A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011010673A1 (ja) * | 2009-07-21 | 2011-01-27 | 積水メディカル株式会社 | インスリン測定方法 |
| JP4782249B2 (ja) * | 2009-07-21 | 2011-09-28 | 積水メディカル株式会社 | インスリン測定方法 |
| CN102246039A (zh) * | 2009-07-21 | 2011-11-16 | 积水医疗株式会社 | 胰岛素测定法 |
| US9476891B2 (en) | 2009-07-21 | 2016-10-25 | Sekisui Medical Co., Ltd. | Insulin assay |
| JP2018004476A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 花王株式会社 | タンパク質解析用固相担体及びその製造方法 |
| WO2018008596A1 (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 花王株式会社 | タンパク質解析用固相担体及びその製造方法 |
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