JPH0529718B2 - - Google Patents

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JPH0529718B2
JPH0529718B2 JP26748184A JP26748184A JPH0529718B2 JP H0529718 B2 JPH0529718 B2 JP H0529718B2 JP 26748184 A JP26748184 A JP 26748184A JP 26748184 A JP26748184 A JP 26748184A JP H0529718 B2 JPH0529718 B2 JP H0529718B2
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JP
Japan
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woven fabric
small
felt
woven
weaving
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Masaharu Haraguchi
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Nippon Felt Co Ltd
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Nippon Felt Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は抄紙用フエルトの製造法に関するも
ので、更に詳しく言えばフエルトの無端状化に関
するものである。
<従来の技術> 従来、抄紙用フエルトの無端状化は次の三つの
方法が行われている。
即ち、第1の方法は製織時において袋織を採用
するか、あるいは平織布の両端縁を縫合して無端
状化するものであり、第2の方法は平織布の両端
縁の経糸を小輪環にしこれを経糸方向に相互に接
合すると共にこの接合部位に位置する小輪環に金
属又は合成繊維の芯線を貫通させて連結し、無端
状化するものであり、また第3の方法はクリツパ
−シーム、スパイラルシーム等のシーム材を採用
することにより無端状化するものである。
これらの方法で得られる抄紙用フエルトは継目
がないかあつても1箇所だけである。
<発明が解決しようとする問題点> 抄紙用フエルトの丈寸法は長短さまざまで最長
は160m位から最短は10m未満まである。このフ
エルトを第1の方法の袋織により製織する場合、
フエルトの丈寸法の2分の1の長さ以上の筬巾の
織機が必要である。このため袋織には筬巾が5m
未満から80m以上の織機が必要となるが、織機の
製造、強度、価格等の理由により筬巾30m以上の
織機の製造は不可能に近いという問題点があつ
た。そこでこのような場合第1の方法の平織布を
縫合することにより無端状化しているが、この平
織布の縫合もまた高度の技術と非常に多くの工数
を必要とし、フエルトの生産性向上の阻害要因と
なつていた。
また、第2の方法の無端状化にはフエルトの丈
寸法に近い筬布織機が必要であり、非常に限定さ
れた丈寸法のものしか製織できないし、又縫合技
術により作る方法もあるが、これは非常な熟練と
多くの工数が必要となる等の問題点があつた。
さらに、第3の方法のクリツパーシーム、スパ
イラルシーム等のシーム材の採用化による無端状
化は、シーム材部分の厚さが地部より厚くなるた
め抄紙時に湿紙の厚さ斑が生じるため、下級紙と
か、ドライパート用フエルトの様な特殊な部分の
フエルトにしか採用できないという問題点があつ
た。
<問題点を解決するための手段> この発明はこのような従来方法の問題点に着目
してなされたもので、前述した筬巾の広い織機や
平織布の縫合工程を必要とせずに、クリツパーシ
ーム、スパイラルシーム等のシーム材の採用時の
様な厚さ斑の生じない抄紙用フエルトを製造する
ことを目的とし、緯糸自体の一部が織布本体の両
側端縁から突出して小輪環を形成している織布を
製織し、その後上記織布を所望のフエルト巾寸法
に応じて緯糸方向に沿つて経糸を切断して複数の
小織布に形成し、この複数の小織布を緯糸方向に
相互に接合すると共にこの接合部に位置する相隣
る2個の小織布の小輪環に共通の金属又は合成繊
維の芯線を貫通させて連結して長尺織布に形成
し、その後この長尺織布の両側端縁を相互に接合
すると共にこの接合部位に位置する両側端の小輪
環に共通の上記芯線を貫通させて連結して無端織
布に形成することを特徴としている。
以下、この発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、緯糸自体の一部が織布本体の両側端から
突出して小輪環を形成している織布を製織する この製織は例えば第1図に示すような機構に従
つて行う。
第1図は製織を模型的に例示したもので1は径
糸、3は耳糸、2は緯糸をそれぞれ表す。耳糸3
としては熱もしくは分解剤または溶剤により容易
に溶融、分解または溶解して除去して得る繊維材
料に構成される糸または該繊維材料を含む混紡糸
を用いる。
径糸1は好ましくは耐熱性の大きいポリエステ
ル、ナイロンその他の合成繊維で構成する。緯糸
2は好ましくは耐熱性を有ししかも伸度の低い合
成繊維からなる紡績糸、モノフイラメントまたは
マルチフイラメント集束撚糸等の連続糸である。
第1図においてa右方向から経糸群1,1,1
…を順次織つて左端に達した緯糸2は耳糸3を経
て転向し、b右方向へ経糸群1,1,1…を織り
つつ進む。図示を省略したが右側において経糸群
は連続しており、右端に達した緯糸2は、転向し
てc右方向から経糸群1,1,1…を順次織つて
左端に達するこの緯糸2は耳糸3を経ずに左端の
経糸1で転向しd右方向へ経糸群1,1,1…を
織りつつ進む。
以下、同様に上記a〜dを反復繰返して製織
し、織布A′を得る。次いでこの織布A′を熱、分
解剤または溶剤で処理すれば上記耳糸3を容易に
除去することができ、第2図に示すように除去さ
れた耳糸部分の緯糸2が小輪環r,rをなして織
布本体の両側端縁から突出形成している織布Aを
得ることができる。
また、本発明は上記した一重織布Aばかりでは
なく第3図イ,ロに示すような二重織布A1、三
重織布A2も製織可能である。
この工程に用いられる織機は通常のフエルト織
機充分に利用でき、必要以上に長い筬巾を要求さ
れない。また、このときの織布Aの製織長Lは下
式により決定すると良い。
織布の製織長L フエルトの丈寸法/織機上の整経巾寸法×フエルトの
巾寸法 この場合、〔フエルトの丈寸法〕/〔織機上の
整経巾寸法〕の値が正数になるように織機上の整
経巾寸法を調整する。
次に上記工程で得られた織布Aから複数の小織
布aoを得る。
製織された織布Aは第2図に示すように所望の
フエルト巾寸法lに応じて緯糸3方向に沿つて経
糸1が切断されて複数の小織布a1,a2,a3…aoと
なる。この小織布a1,a2,a3…aoは第4図に示す
ようにそれぞれ緯糸2方向の両側端に織布Aの小
輪環Rをフエルトの巾寸法に切断した小輪環
(r1,r1)、(r2,r2)、(r3,r3)…(ro,ro)を具
備することになる。
そして次にこの小織布a1,a2,a3…aoは相互に
連結して長尺織布を得る。
この長尺織布4は第5図に示すように複数の小
織布a1,a2,a3…aoを緯糸2方向に相互に結合す
ると共にこの接合部位に位置する相隣る2個の小
織布a1,a2)、(a2,a3)…(ao-1,ao)の小輪環
(r1,r2)、(r2,r3)…(ro-1,ro)に共通の金属
又は合成繊維の芯線c1,c2,c3…co-1をそれぞれ
貫通させて連結して得る。
その後、更に長尺織布4はその両側端縁を相互
に接合すると共にこの接合部位に位置する両側端
の小輪環(r1,ro)に共通の金属又は合成繊維の
芯線cを貫通されて連結して無端織布5に形成さ
れる(第6図参照)。この無端織布5が抄紙用フ
エルトとなる。
<実施例> 実施例 1 フエルトの丈寸法165m、巾寸法4.30m(製織
巾5.60m)の板紙用ニードルフエルトの小輪環を
持つ織布を筬巾5.5mの織機で整経巾5.0mにて製
織長さ184.8mに製織した。製織後、丈方向に5.6
m巾で切断し33反の小織布を得た。この33反の小
織布を相互に接合すると共に、この接合部位に位
置する小輪環に直径0.5mmのナイロンモノフイラ
メントを貫通させて連結して1枚の無端反とし、
これをニードル基布とした。
該反の場合従来の方法によると筬布6.0mの織
機が必要であり、又製織後縫合作業が必要であつ
たが、本実施例においては、5.5mの織機で良く、
又縫合作業を必要しとないので作業が簡便であつ
た。
実施例 2 フエルトの丈寸法40m、巾寸法4.00m(製織巾
5.2m)のテツシユ用ニードルフエルトの小輪環
を持つ織布(経糸及び緯糸がナイロンフイラメン
トを使用した二重織物)を筬巾5.5mの繊機で整
経巾5.0mにて製織長さ41.6mに製織した。製織
後、丈方向に5.2mに切断し、実施例1の場合と
同様の方法で1枚の無端布とし、これをニードル
基布とした。
この場合従来方法に従うと袋織を採用するため
筬巾20mの織機を必要としたが本実施例において
は筬巾5.5mの織機で良かつた。
<発明の効果> 本発明による製造法に従うとフエルトの丈寸法
がいかに長くとも大型織機を必要とせず、通常の
フエルト用織機で織巾を製造することができる。
また、本発明はフエルトの丈寸法が長いもの
や、製織時の経糸密度の関係で平織布で製織し、
縫合しているフエルトの場合でも短尺織布の側端
に突出形成された小輪環に芯線を貫通させること
によつて長尺に連結されることができるので、縫
合作業が不要となり作業性を一段と向上させるこ
とができる。
更に、本発明による小輪環の厚さは織布と同じ
厚さのため、クリツパーシーム、スパイラルシー
ム等のシーム材を採用することにより無端状化し
たフエルトと異なり、織布の地部と同じ厚さにす
ることができる。このため、本発明によるフエル
トは上質、新聞、板紙、その他あらゆる抄紙用フ
エルトとして採用できる。
その上、本発明は一重織、及び二重、三重、あ
るいは四重等の多重織の織布の製織が可能であ
り、織フエルト及びニードルフエルトの基布をも
簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無端製紙用織布の製織機
構の一例を説明するための織布耳部附近の拡大平
面図、第2図は同上織布の斜視図、第3図イは同
上織布の別の実施例の側断面図、ロは同上織布の
更に別の実施例の側断面図、第4図は本発明の小
織布の一部省略した側断面図、第5図は同上小織
布を連結した長尺織布の一部省略した側断面図、
第6図は同上長尺織布の無端状化を説明するため
の概略説明図である。 1……経糸、2……緯糸、3……耳糸、4……
長尺織布、5……無端織布、A,A′,A1,A2…
…織布、a1,a2,a3…ao……小織布、c1,c2,c3
…co……芯線、r1,r2,r3…ro……小輪環、l…
…フエルト巾。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 緯糸自体の一部が織布本体の両側端縁から突
    出して小輪環を形成している織布を製織し、その
    後上記織布を所望のフエルト巾寸法に応じて緯糸
    方向に沿つて経糸を切断して複数の小織布に形成
    し、この複数の小織布を緯糸方向に相互に接合す
    ると共にこの接合部位に位置する相隣る2個の小
    織布の小輪環に共通の金属又は合成繊維の芯線を
    貫通させて連結して長尺織布に形成し、その後こ
    の長尺織布の両側端縁を相互に接合すると共にこ
    の接合部位に位置する両側端の小輪環に共通の上
    記芯線を貫通させて連結して無端織布に形成する
    ことを特徴とする抄紙用フエルトの製造法。
JP26748184A 1984-12-20 1984-12-20 抄紙用フエルトの製造法 Granted JPS61146897A (ja)

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JPS61146897A JPS61146897A (ja) 1986-07-04
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JP2006070411A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Ichikawa Co Ltd 抄紙用フェルト
JP6739176B2 (ja) * 2016-01-20 2020-08-12 イチカワ株式会社 シームループを有する抄紙用フェルト用基布およびその製造方法

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