JPH05298000A - キ−ボ−ド装置 - Google Patents

キ−ボ−ド装置

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JPH05298000A
JPH05298000A JP5012506A JP1250693A JPH05298000A JP H05298000 A JPH05298000 A JP H05298000A JP 5012506 A JP5012506 A JP 5012506A JP 1250693 A JP1250693 A JP 1250693A JP H05298000 A JPH05298000 A JP H05298000A
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靖 長友
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俊美 千葉
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貞夫 立花
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    • H01H2223/046Casings convertible
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド装置
において、未使用時にはキ−トップを押し下げて、装置
の厚さを薄くして、持ち運び性を良くし、使用時にはキ
−トップを持ち上げて、十分なキ−ストロ−クを確保
し、操作感を良くするものである。 【構成】 板バネシ−ト21に復帰バネと接点押下バネ
を一体に形成し、この板バネシ−ト21を、表示装置1
4を有する蓋の開閉に連動するスライド機構(偏心カム
26、スタッド21F、つりバネ27)によってスライ
ドさせ、キ−トップ19の高さを変えるようにするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の入力に用
いるキ−ボ−ド装置に関するものであり、特に、持ち運
びが容易で、かつ薄方の要求の強い可搬形のラップトッ
プパ−ソナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサ等に用い
られるキ−ボ−ド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は従来のキ−ボ−ド装置を示す側
面断面図であり、特にメンブレン接点を用いたキ−ボ−
ド装置である。図において、1は下部にキ−プランジャ
2を備えたキ−トップ、3はこのキ−プランジャ2を取
り囲むように取り付けたコイル状の復帰バネ、4はキ−
トップ1を上下動自在に支持するキ−スイッチケ−ス、
5はキ−プランジャ2のバネガイド2Aに取り付けた接
点押下バネ、6は可動接点7および図示せぬ配列パタ−
ンを導電性インクで印刷したポリエステルフィルムから
なる可動接点フィルム、8は固定接点9および図示せぬ
配列パタ−ンを導電性インクで印刷したポリエステルフ
ィルムからなる固定接点フィルム、10はこの可動接点
フィルム6と固定接点フィルム8間に粘着剤等で接合さ
れ、可動接点7と固定接点9が対抗する部分に切欠き1
1を有するスペ−サ、12はこの固定接点フィルム8の
下部に設けた補強板である。
【0003】なお、上記接点押下バネ5は可動接点7お
よび固定接点9の上方に配置されている。また、可動接
点7を設けた可動接点フィルム6、固定接点9を設けた
固定接点フィルム8、スペ−サ10によりメンブレン接
点部13を構成する。
【0004】次に上記構成によるキ−ボ−ド装置の動作
について説明する。まず、キ−トップ1を指で押下する
と、キ−プランジャ2および接点押下バネ5が下がる。
そして、この接点押下バネ5は可動接点フィルム6に接
し、さらに可動接点フィルム6をたわませる。このた
め、可動接点7が固定接点フィルム8の固定接点9に接
触し接点が開成する。さらにキ−トップ1を押し下げる
と、キ−プランジャ2は下降するが、接点押下バネ5は
可動接点7と固定接点9が接触しているため下降せずに
縮み、そのバネ力により可動接点フィルム6を押圧す
る。そして、キ−トップ1から指を離すと、キ−プラン
ジャ2は復帰バネ3によって上昇し、接点押下バネ5は
可動接点フィルム6から離れる。それに伴って、可動接
点7は固定接点フィルム8の固定接点9から離れ、接点
は開離する。
【0005】ところで、可搬形のパ−ソナルコンピュ−
タやワ−プロにもこの種のキ−ボ−ド装置が用いられる
が、可搬形ということで装置自身を軽く、しかも薄くす
る要望が多く、特に図26に示す様に、表示装置14が
使用していない場合、その表示装置が蓋となる構造のパ
ソコン等においては、収納したときに装置が薄くなるこ
とが要求される。
【0006】図27は従来の他のキ−ボ−ド装置を示す
断面図であり、図28はその分解斜視図である。図にお
いて、15は摺動ピン15Aと爪15Bを備えたキ−ト
ップ、16はカップゴム、17はキ−トップ15の摺動
ピン15Aを上下動自在に支持するガイド17Aおよび
キ−トップ15の爪15Bとそれをクランプするクラン
プ部17Bからなるキ−スイッチ部17Cを複数個一体
で成形したキ−スイッチベ−スである。また、可動接点
7と固定接点9とを有するメンブレン接点部13、およ
び補強板12が止めネジ18によりキ−スイッチベ−ス
17の下方に固定されている。
【0007】次に、上記構成によるキ−ボ−ド装置の動
作について説明する。まず、図27に示すように、キ−
トップ15を押下する前の状態ではキ−トップ15はカ
ップゴム16により上方へ押し上げられており、爪15
Bによりキ−スイッチ部17Cにクランプされている。
このとき、摺動ピン15Aは摺動ガイド17Aに、ある
任意量だけ挿入されている。そして、キ−トップ15を
押していくと摺動ピン15Aは摺動ガイド17Aに沿っ
て下降していき、図29に示すようにキ−トップ15が
完全に押し下げられると、摺動ピン15Aの先端がメン
ブレン接点13の可動接点7を押し下げ、固定接点9に
接触し、スイッチを閉じることができる。このとき、キ
−トップ15が動く量、すなわちストロ−ク量と摺動ピ
ン15Aが動く量は等しいものとなっている。そして、
キ−トップ15を押下する力を取り去ると、キ−トップ
15は図27に示す状態となりスイッチはひらかれる。
この様に、キ−トップ15が良好な動きをするために
は、摺同ピン15Aと摺動17Aの初期挿入量はある一
定以上の量が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のキ−ボ−ド装置、特に図25に示すキ−ボ−ド装置
を可搬形のパ−ソナルコンピュ−タやワ−プロに使用し
た場合、蓋を閉めたとき、表示装置がキ−トップを押し
下げてしまうことがあった。そのため装置を使用しない
間、キ−トップが下降して接点押下バネが押されること
によりメンブレン接点が撓んだ状態のまま長時間保持さ
れ、やがて変形し、キ−トップの押下を解除しても接点
が閉じたままになってしまったり、また、表示装置のガ
ラス面でキ−トップを押し下げるために、運搬時の振動
でガラスに傷をつけてしまうという問題点があった。
【0009】さらに、図27に示すキ−ボ−ド装置で
は、全高を単純に低くした場合、摺動ピンと摺動ガイド
との初期の挿入量、すなわち初期摺動長を十分に得るこ
とができず、ストロ−ク量が小さくなり、良好な操作感
触を得ることができないという問題点があった。
【0010】本発明は以上述べた表示装置等で、蓋をし
て収納する可搬形のパソコン等において、未使用時に蓋
をして収納したときに、メンブレン接点部が変形して接
点を閉じたままにしたり、また、キ−ボ−ド全高を低く
したときに十分なストロ−ク量を持つと動作が悪くな
り、動作を良くするとストロ−ク量が少なくなる等の問
題点を除去するため、キ−トップの復旧バネと接点押下
バネを板バネで形成し、蓋の収納時には、この板バネを
スライドさせてキ−ボ−ド装置の高さを低くできるよう
にし、また、キ−トップを含むキ−スイッチベ−スを上
下に移動することによりキ−ボ−ド全高およびキ−スト
ロ−ク量を変えることができる、小型で携帯性が良く、
かつ操作時に良好な操作感を持った優れたキ−ボ−ド装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るキ−ボ−ド
装置は、板バネシ−トに復帰バネと接点押圧バネを一体
に形成し、この板バネシ−トをスライド機構によってス
ライドさせてキ−トップの高さを変えるものである。
【0012】また、キ−トップを含むキ−スイッチベ−
スをスライドバ−のスライド操作によって上下に移動さ
せ、キ−トップの全高およびストロ−ク量を変えるもの
である。
【0013】更に本発明に係るキ−ボ−ド装置は、複数
のキ−接点部を有するシ−ト部材と、点部に対応するよ
うにシ−ト部材上に設けられた複数のキ−スイッチ部
と、シ−ト部材の回りに形成されたカバ−と、カバ−の
一端に回動自在に設けられ、突出した押圧部材を有する
蓋と、シ−ト部材を上方向に押圧するバネとから構成さ
れ、前記蓋を開閉してシ−ト部材を上下に移動すること
によりキ−ボ−ド全高を変更可能とするものである。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係るキ−ボ−ド装置の一実施
例を示す一部破断した概略分解斜視図、図2は図1の要
部断面図、図3は図1の要部の分解斜視図である。一例
として、可搬形パソコン等に実施した場合を示す。図に
おいて、19はその詳細な構成を図2、図3および図4
に示すように、突起19A、幅W1のスライドガイド1
9Bおよび抜け止め用の爪を持った摺動レバ−19Cを
有するキ−トップ、20はその詳細な構成を図2および
図3に示すように、摺動レバ−19Cが摺動する摺動穴
20A、ガイド穴20Bおよびガイドボス20Cを有す
るスイッチハウジング、21はその詳細な構成を図2、
図3および図5に示すように、復帰バネ21A、接点押
下バネ21B、ガイド長穴21C、スライド溝21D、
ストッパ部21E、およびスタッド21Fを有する板バ
ネシ−ト、22は図3に示すように、ガイド穴22Aを
有するメンブレン接点部、23は図3に示すように、ネ
ジ穴23Aを有する補強板、24は止めネジ(図3参
照)、25は表示装置14を有する蓋の開閉により回転
する回転軸、26はこの回転軸25の回動により回動
し、その外周面につりバネ27により板バネシ−ト21
のスタッド21Fが接触する偏心カムである。
【0015】次に、上記構成によるキ−ボ−ド装置の組
立ておよびスイッチ動作について説明する。
【0016】(A)キ−ボ−ドの装置の組立てについて 補強版23上にメンブレン接点部22を載置し、その上
に板バネシ−ト21を置く。そして、この板バネシ−ト
21の上にスイッチハウジング20を載置する。このと
き、補強版23のネジ穴23A、メンブレン接点部22
のガイド穴22a、板バネシ−ト21のガイド長穴21
Cを一致させて、図6に示すように、スイッチハウジン
グ20のガイドボス20Cを挿入し、止めネジ24をし
めて、一体に固定する。このとき、このスイッチハウジ
ング20のガイドボス20Cの長さは、板バネシ−ト2
1とメンブレン接点部22の厚みより少し長くしてある
ため、上下方向にはわずかなすき間があり、板バネシ−
ト21はガイド長穴21Cにより、その穴の長手方向に
は自由に動くことができる。
【0017】なお、ネジ穴23A、ガイド穴22A、ガ
イド長穴21Cおよびガイドボス20Cは1ケ所しか図
示(図6参照)していないが、複数個設けていることは
もちろんである。
【0018】(B)表示装置14を有する蓋をしめたと
きのキ−スイッチ部、特にキ−トップの動作について説
明する。
【0019】まず、表示装置14を有する蓋をしめる
と、回転軸25が回動し、偏心カム26が回動する。こ
の偏心カム26の径の小さい部分の外周面につりバネ2
7により強制的にスタッド21Fが接触するため、板バ
ネシ−ト21は左方にスライド動作する。このため、接
点押下バネ21bは図7に示すように、メンブレン接点
部22から離れる。
【0020】また、キ−トップ19の2つの突起19A
(図4では一方の突起のみ図示)はそれぞれ復帰バネ2
1Aに当接し、スライドガイド19Bは接点押下バネ2
1Bに当接している。なお、このスライドガイド19B
の幅W1は復帰バネ21Aのスライド溝21Dの幅W2
よりやや小さい(W2>W1>W3)。さらに、この復
帰バネ21Aのスライド溝21Dはつけ根の方で幅がせ
まくなったストッパ部21Eを持っており、表示装置1
4を有する蓋を閉じた状態では、板バネシ−ト21が左
方にスライドしているので、そのストッパ部21Eはキ
−トップ19のスライドガイド19Bに係合して、キ−
トップ19は上方向への動きが止まり、図7の状態で保
持することができる。
【0021】(c)表示装置14を有する蓋を開いたと
きのキ−スイッチ部、特にキ−トップの動作について説
明する。
【0022】まず、表示装置14を有する蓋を開くと、
回転軸25が回動し、偏心カム26が回動する。この偏
心カム26の径の大きい部分の外周面に、つりバネ27
により強制的にスタッド21Fが接触するため、板バネ
シ−ト21は右方にスライド動作する。このため、復帰
バネ21Aおよび接点押下バネ21Bは図2に示すよう
に、初期状態にもどすことができる。この初期状態で
は、指でキ−トップ19を押し始めるとき、初期圧が必
要であり、キ−トップ19の突起19Aが復帰バネ21
Aに当接して、初期状態においても、復帰バネ21Aを
たわめている。
【0023】そこで、キ−トップ19を押下すると、図
8に示すように、キ−トップ19の突起19Aが復帰バ
ネ21Aをたわめ、この復帰バネ21Aと一体に形成さ
れた接点押下バネ21Bもたわんで、メンブレン接点部
22を押圧し、接点を閉じることができる。さらに、キ
−トップ19を押下すると、復帰バネ21Aと接点押下
バネ21Bはさらにたわんで、図示していないが、キ−
トップ19とキ−ハウジング20が当接してとまる。
【0024】なお、キ−トップ19から指を離すと、上
述の説明とは逆の順序でメンブレン接点部22の接点は
開離し、キ−トップ19は復帰バネ21Aの力で元の位
置に復帰することができる。
【0025】また、キ−トップ19の復帰バネ21Aと
の係合部を図9に示す構造にすると、復帰バネ21Aの
傾斜の任意の位置で、キ−トップ19は復帰バネ21A
を押下することが可能になる。
【0026】図10は本発明に係るキ−ボ−ド装置の他
の実施例を可搬形パソコン等に実施した場合の斜視図で
あり、図11はその一部詳細な斜視図である。図におい
て、28はノブ、29はこのノブ28を回すことにより
回転する回転軸、30は一端がこの回転軸29に固着
し、他端が板バネシ−ト21に固着し、ノブ28を回す
ことにより回転軸29のまわりに巻回されるスチ−ルベ
ルトである。
【0027】この構成によるキ−ボ−ド装置では、オペ
レ−タがノブ28を回すことにより、回転軸29を介し
てスチ−ルベルト30が巻回され、板バネシ−ト21が
スライドする。したがって、この板バネシ−ト21のス
ライド量はノブ28の回転量に依存するため、オペレ−
タは任意の量だけ、ノブ28を回転することにより、キ
−トップ19の高さを自由に変えることができる。
【0028】また、表示装置14を有する蓋を閉じると
きには、ノブ28を回すことにより、上述の動作をへ
て、キ−トップ19の高さを低くすることができる。
【0029】なお、操作中に、板バネシ−ト21が振動
等で、スライドしないようにするためには、例えばノブ
28の側面に複数個の突起31を設け、ケ−ス側にこの
突起31と係合する穴(図示せず)を設けて、ストップ
させてもよいことはもちろんである。
【0030】図12は本発明に係るキ−ボ−ド装置の更
に他の実施例をパソコン等に実施した場合の一部破断し
た斜視図、図13は図12の分解斜視図である。図にお
いて、32はアッパ−カバ−、33は前カバ−、34お
よび35はそれぞれ傾斜穴34A、34Bおよび35
A、35B、摺動溝34Cおよび35Cを有し、各一端
が前カバ−33に固着したスライドバ−、36は摺動穴
36Aおよび36B、スライドピン37A〜37D、キ
−トップ19を含むキ−スイッチ部38、および補助カ
バ−39を有するキ−スイッチベ−ス、40はこのキ−
スイッチベ−ス36の摺動穴36A、36Bに挿入され
る固定ピン41Aおよび41Bが固定された基板、42
はこの基板40をネジ43で取り付けられるロアカバ−
である。
【0031】なお、図14は前記スライドバ−34およ
び35、キ−スイッチベ−ス36の関係を示す分解斜視
図であり、図15はその一部詳細な斜視図である。ま
た、基板40に固定された固定ピン41Aおよび41B
がそれぞれキ−スイッチベ−ス36の摺動穴36Aおよ
び36Bに挿入されている。また、キ−スイッチベ−ス
36の両サイドに突出したスライドピン37A〜37D
が、それぞれスライドバ−34および35の傾斜穴34
A、34Bおよび35A、35Bに挿入される。また、
基板40の両サイドがスライドバ−34および35の摺
動溝34Cおよび35C内を摺動するようにはめ込ま
れ、スライドバ−34および35がスライド運動するこ
とができる。また、このスライドバ−34および35の
傾斜穴34A、34Bおよび35A、35Bにはそれぞ
れ下方摺動部34A1、34B1および35A1、35
B1と、上方摺動部34A2、34B2および35A
2、35B2を有する。また、44はカップゴムであ
る。
【0032】次に、上記構成によるキ−ボ−ド装置の動
作について、図16〜図20を参照して説明する。
【0033】まず(A)、キ−トップ19を強制的に押
し下げて、キ−スイッチ部を未使用の状態にする操作に
ついて、図16(A)、図16(B)およびず17を参
照して説明する。前カバ−33を右方向(図16(A)
参照)に押し込むと、スライドバ−34および35は、
その摺動溝34Cおよび35Cに基板40の両サイドが
はめ込まれているので、右方向にスライド動作する。こ
のため、スライドバ−34および35の傾斜穴34A、
34Bおよび35A、35Bの下方摺動部34A1、3
4B1および35A1、35B1に、キ−スイッチベ−
ス36のスライドピン37A、37B、37Cおよび3
7Dが位置する。このとき、キ−スイッチベ−ス36は
その摺動穴36A、36Bに挿入された固定ピン41
A、41Bをガイドにして下方に移動するからである。
【0034】このように、キ−スイッチベ−ス36は図
17に示すように下方に位置決めすることができる。こ
のとき、キ−スイッチベ−ス36と基板40とのすき間
はほとんどなく、キ−トップ19を押下しても、摺動ピ
ン19Aがメンブレン接点部22にすぐ当たり、キ−ト
ップ19はほとんど動くことはない。しかも、キ−スイ
ッチのストロ−クとしては、1mm以下であり、良好な
操作感触とはいえない。
【0035】(B)、キ−トップ19を押下可能な状態
に押し上げて、キ−スイッチ部を使用可能な状態にする
動作について図18(A)、図18(B)、図19およ
び図20を参照して説明する。前カバ−33を左方(図
18(A)参照)に引き出すと、スライドバ−34およ
び35は、その摺動溝34Cおよび35Cに基板40の
両サイドがはめ込まれているので、左方向にスライド動
作する。このため、スライドバ−34および35の傾斜
穴34A、34Bおよび35A、35Bの上方摺動部3
4A2、34B2および35A2、35B2に、キ−ス
イッチベ−ス36のスライドピン37A、37B、37
Cおよび37Dが位置する。このとき、キ−スイッチベ
−ス36はその摺動穴36A、36Bに挿入された固定
ピン41A、41Bをガイドにして上方に移動するから
である。
【0036】このため、キ−スイッチベ−ス36は図1
9に示すように上方に位置決めすることができる。この
とき、キ−トップ19はカップゴム44の力により上方
に押し上げられる。そこで、図20に示すように、キ−
トップ19を押下すると、摺動ピン19Aが下方に移動
し、メンブレン接点22を押下し、接点を閉じることが
できる。
【0037】なお、スライド部とキ−ボ−ド装置の前部
筐体を一体で形成することにより、キ−ボ−ド装置の前
高を増すために、前部筐体を手前に引くと、この前部筐
体がキ−操作時のア−ムレストとして使用できることは
もちろんである。
【0038】図21は本発明に係るキ−ボ−ド装置の更
に他の実施例をパソコン等に実施した場合の分解斜視図
である。51は両サイドに複数の押下ピン51Aを有す
る蓋、52は蓋を閉めたときに押下ピン51Aが挿入可
能に設けられた貫通穴52Aおよびキ−スイッチベ−ス
係合部52C内に略コの字形に形成された複数の摺動穴
52B(一方のみ図示)を有するアッパ−カバ−、53
はキ−スイッチ部54とアッパ−カバ−の貫通穴52A
に対応するように設けられた貫通穴53Aおよび摺動穴
52Bに係合する様に設けられた支持部53Bとを有す
るキ−スイッチベ−ス、55はアッパ−カバ−の貫通穴
52Aに対応するように設けられた貫通穴55Aおよび
凹部55Bとバネ部55Cを有する補強板、56はコイ
ルスプリング等のバネ部材により上下動可能な左右位置
決めピン56Aおよび前後位置決めピン56Bを有する
ロアカバ−である。
【0039】ここで、図22および図23に従って、図
21の装置の動作について説明する。図22(A)、図
23(A)は、蓋の開閉時における貫通穴52A付近の
断面を示す要部詳細図、図22(B)、図23(B)
は、蓋の開閉時におけるキ−スイッチ部54付近の断面
を示す要部詳細図、図22(C)、図23(C)は、蓋
の開閉時におけるキ−スイッチ部54付近の断面を示す
要部詳細図である。図において、蓋51が閉じられてい
る状態では、蓋51に設けられた押下ピン51Aが貫通
穴52Aに挿入されることによりキ−スイッチベ−ス5
3を押下し、さらに押下ピンの先端部51A1がキ−ス
イッチベ−ス53に設けられた貫通穴53Aに挿入され
ることにより左右位置決めピン56Aを押下している。
ここで、キ−スイッチベ−ス53はバネ部55Cにより
上方向に押圧されているが、押下ピン51Aによりその
動きを抑制される。また、キ−スイッチベ−ス53の前
後端面に設けられた支持部53Bは凹部52Bに挿入さ
れ、図22Cに示す様に、その底部52C1に位置して
いる。次に、ユ−ザが蓋51を開けて使用する場合につ
いて説明する。何等かの方法で固定されていた蓋を開け
ることにより押下ピン51Aが上方向に持ち上げられ、
キ−スイッチベ−ス53はバネ部55Cの働きによって
上方向に持ち上げられる。このとき、キ−スイッチベ−
ス53に設けられた支持部53Bがアッパカバ−52の
凹部52Bの内壁に沿って上昇するため、キ−スイッチ
ベ−ス53も同様の動きをしつつ上昇し、また、ロアカ
バ−56に設けられた左右位置決めピン56Aもバネ部
材等により上方向へ移動する。さらに蓋がある程度開け
られると、押下ピン51Aはキ−スイッチべ−ス53か
ら完全に離れ、キ−スイッチベ−ス53はバネ部55C
により更に上昇を続け、支持部53Bが凹部52Bの上
端52B2に位置するまで上昇する。また、左右位置決
めピン56Aは上方向に移動し、キ−スイッチベ−ス5
3の貫通穴53Aに挿入される。これより、キ−スイッ
チベ−ス53は、前後方向に対しては支持部53Bと凹
部の上端52B2によって支持され、左右方向に対して
は左右位置決めピン56Aにより位置が決定され、キ−
スイッチ部53は固定されたと同等の状態となり、ユ−
ザが装置を使用しても問題がない状態となる。
【0040】また、図24は蓋51に設けられた押下ピ
ン51Aの先端部51A1が、キ−スイッチベ−ス53
の貫通穴53Aに挿入される動作を示す図であり、先端
部51A1は、蓋51が閉められる際、キ−スイッチベ
−ス53が凹部52Bの内壁に沿って上昇できるよう
に、図に示す様なテ−パ−を有する形状をしている。こ
こで、装置使用後に蓋51を閉める場合、まず押下ピン
51Aの先端部51A1により左右位置決めピン56A
が押下される(図24(b))。さらに蓋51を閉めて
いくと、先端部51A1のテ−パ−部がキ−スイッチベ
−ス53に接触し、そのテ−パ−部によりキ−スイッチ
ベ−ス53は右方向に移動させられる(図24
(c))。この移動により、キ−スイッチベ−ス53に
設けられた支持部53Bは凹部52Bの上端52B2か
らはずされ、キ−スイッチベ−ス52が押下されていく
(図24(d))。また、蓋51を開けた場合は、この
逆の仮定を経てキ−スイッチベ−ス52が上昇してい
く。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
るキ−ボ−ド装置によれば、収納時にはキ−トップを押
し下げてキ−ボ−ドの厚さを薄くでき、使用時にはキ−
トップを持ち上げて使用できるようにしたため、運搬時
には装置の厚みを薄くでき、持ち運びに優れ、使用時に
はキ−またはキ−スイッチベ−スを持ち上げて十分なキ
−ストロ−クが確保できるため、特に、可搬形の情報処
理装置のキ−ボ−ド装置に優れた操作性を実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキ−ボ−ド装置の一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の要部の分解斜視図である。
【図4】図1のキ−トップを示す詳細な斜視図である。
【図5】図1の板バネシ−トの要部を示す平面図であ
る。
【図6】図1のガイドボス周辺の断面図である。
【図7】キ−スイッチ部の収納時の状態を示す断面図で
ある。
【図8】キ−スイッチ部の動作時の状態を示す断面図で
ある。
【図9】図4のキ−トップの突起の他の実施例を示す斜
視図である。
【図10】本発明に係るキ−ボ−ド装置の他の実施例を
可搬形パソコン等に実施した斜視図である。
【図11】図10の板バネシ−トおよびそのスライド機
構を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るキ−ボ−ド装置の更に他の実施
例をパソコン等に実施した場合の一部破断した斜視図で
ある。
【図13】図12の分解斜視図である。
【図14】図13におけるスライドバ−とキ−スイッチ
ベ−スの関係を示す分解斜視図である。
【図15】図14の一部詳細な斜視図である。
【図16】未使用状態におけるスライドバ−とキ−スイ
ッチベ−スの関係を示す図である。
【図17】図16におけるキ−スイッチ部の断面図であ
る。
【図18】使用状態におけるスライドバ−とキ−スイッ
チベ−スの関係を示す図である。
【図19】図18におけるキ−スイッチ部の断面図であ
る。
【図20】キ−スイッチ部の動作状態を示す断面図であ
る。
【図21】本発明に係るキ−ボ−ド装置の更に他の実施
例をパソコン等に実施した場合の斜視図である。
【図22】蓋を閉じた状態における要部詳細図である。
【図23】蓋を開けた状態における要部詳細図である。
【図24】押下ピンの先端部がキ−スイッチベ−スに挿
入される際の動作を示す図である。
【図25】従来のキ−ボ−ド装置を示す断面図である。
【図26】従来のキ−ボ−ド装置を備えた可搬形ワ−ド
プロセッサを示す斜視図である。
【図27】従来の他のキ−ボ−ド装置を示す断面図であ
る。
【図28】図27の分解斜視図である。
【図29】図27の動作を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】
19 キ−トップ 20 スイッチハウジング 21 板バネシ−ト 22 メンブレン接点部 26 偏心カム 28 ノブ 30 スチ−ルベルト 34,35 スライドバ− 36 キ−スイッチベ−ス 40 基板 44 カップゴム 51A 押下ピン 52B 凹部 53 キ−スイッチベ−ス 53B 支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 聡 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド
    装置において、 板バネシ−トに復帰バネと接点押圧バネを一体に形成
    し、この板バネシ−トをスライド機構によってスライド
    させ、キ−トップの高さを変えてなるキ−ボ−ド装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド機構は装置の蓋の開閉に連
    動してなる請求項1記載のキ−ボ−ド装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド機構は装置に設けたノブの
    回転に連動し、その回転量によりキ−トップの高さを任
    意に設定可能にしてなる請求項1記載のキ−ボ−ド装
    置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド
    装置において、 キ−トップを含むキ−スイッチベ−スを、スライドバ−
    のスライド操作によって上下に移動し、キ−ボ−ド全高
    およびストロ−ク量を変えてなるキ−ボ−ド装置。
  5. 【請求項5】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド
    装置において、複数のキ−接点部を有するシ−ト部材
    と、キ−接点部に対応するようにシ−ト部材上に設けら
    れた複数のキ−スイッチ部と、シ−ト部材の回りに形成
    されたカバ−とから構成され、当該シ−ト部材が上下に
    移動することによりキ−ボ−ド全高を変更可能としたこ
    とを特徴とするキ−ボ−ド装置。
  6. 【請求項6】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド
    装置において、複数のキ−接点部を有するシ−ト部材
    と、シ−ト部材の両端に突出して設けられたスライド部
    材と、キ−接点部に対応するようにシ−ト部材上に設け
    られた複数のキ−スイッチ部と、シ−ト部材の回りに形
    成され、スライド部材が係合する摺動溝を有するカバ−
    とから構成され、当該スライド部材をスライドさせてシ
    −ト部材を上下に移動することによりキ−ボ−ド全高を
    変更可能としたことを特徴とするキ−ボ−ド装置。
  7. 【請求項7】 情報処理装置の入力に用いるキ−ボ−ド
    装置において、複数のキ−接点部を有するシ−ト部材
    と、キ−接点部に対応するようにシ−ト部材上に設けら
    れた複数のキ−スイッチ部と、シ−ト部材の回りに形成
    されたカバ−と、カバ−の一端に回動自在に設けられ、
    突出した押圧部材を有する蓋と、シ−ト部材を上方向に
    押圧するバネとから構成され、前記蓋を開閉してシ−ト
    部材を上下に移動することによりキ−ボ−ド全高を変更
    可能としたことを特徴とするキ−ボ−ド装置。
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