JPH05300096A - 光並列伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システム - Google Patents
光並列伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システムInfo
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- JPH05300096A JPH05300096A JP4101060A JP10106092A JPH05300096A JP H05300096 A JPH05300096 A JP H05300096A JP 4101060 A JP4101060 A JP 4101060A JP 10106092 A JP10106092 A JP 10106092A JP H05300096 A JPH05300096 A JP H05300096A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は光並列伝送用光送信機及び光受信機並
びにこれらを備えた光並列伝送システムに関し、消費電
力をさほど大きくすることなしに安定動作を可能にする
ことを目的とする。 【構成】複数のLDを備えたLDアレイ111を備えた
光並列伝送用光送信機において、1つの特定のLD11
3についてのみAPCを行って各強度変調光を光ファイ
バアレイ120により光受信機130に伝送し、光受信
機130においては、APCがなされているLD113
からの光信号に基づきクロックを抽出して、このクロッ
クに基づいて各チャネルの識別動作を行うようにする。
びにこれらを備えた光並列伝送システムに関し、消費電
力をさほど大きくすることなしに安定動作を可能にする
ことを目的とする。 【構成】複数のLDを備えたLDアレイ111を備えた
光並列伝送用光送信機において、1つの特定のLD11
3についてのみAPCを行って各強度変調光を光ファイ
バアレイ120により光受信機130に伝送し、光受信
機130においては、APCがなされているLD113
からの光信号に基づきクロックを抽出して、このクロッ
クに基づいて各チャネルの識別動作を行うようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光並列伝送用の光送信
機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システ
ムに関する。
機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システ
ムに関する。
【0002】光通信技術の発展にともない、幹線系のみ
ならず、伝送端局装置・交換機等の通信機器間もしくは
機器内、或いはコンピュータ間もしくはコンピュータ内
における高速データ伝送に、光ファイバの広帯域性を利
用した光伝送技術を適用することが注目され、検討され
ている。このような光伝送インタフェースにおいては、
多くの信号を並列して伝送する光並列伝送システムが有
効である。光並列伝送システムは、電気による並列伝送
システムに比較して、伝送速度、伝送距離、対電磁誘導
雑音等の特性に優れるという特長を有しており、各方面
での研究開発が進められている。
ならず、伝送端局装置・交換機等の通信機器間もしくは
機器内、或いはコンピュータ間もしくはコンピュータ内
における高速データ伝送に、光ファイバの広帯域性を利
用した光伝送技術を適用することが注目され、検討され
ている。このような光伝送インタフェースにおいては、
多くの信号を並列して伝送する光並列伝送システムが有
効である。光並列伝送システムは、電気による並列伝送
システムに比較して、伝送速度、伝送距離、対電磁誘導
雑音等の特性に優れるという特長を有しており、各方面
での研究開発が進められている。
【0003】光並列伝送システムにおける送信側の光源
としては、複数の発光素子を一体に集積化してなる発光
素子アレイが使用される。実用的な発光素子としては、
発光ダイオード(LED)及び半導体レーザ(レーザダ
イオード:LD)が知られているが、高速化、高出力化
の観点からは、半導体レーザがより優れている。
としては、複数の発光素子を一体に集積化してなる発光
素子アレイが使用される。実用的な発光素子としては、
発光ダイオード(LED)及び半導体レーザ(レーザダ
イオード:LD)が知られているが、高速化、高出力化
の観点からは、半導体レーザがより優れている。
【0004】一般に、半導体レーザにおいては、発振し
きい値や発光効率(微分量子効率)等の特性が発光ダイ
オードと比較して周囲温度に依存して大きく変化するの
で、温度変化等に対して安定な動作を実現することが要
求される。
きい値や発光効率(微分量子効率)等の特性が発光ダイ
オードと比較して周囲温度に依存して大きく変化するの
で、温度変化等に対して安定な動作を実現することが要
求される。
【0005】一方、発光素子アレイを光送信機に実装す
る場合或いは受光素子アレイを光受信機に実装する場合
には、複数の単素子を用いる場合と比較して実装面積を
小さくすることができるので、装置の小型化が可能にな
る。このような装置の小型化を効果的に行うためには、
各素子を駆動する回路についても小さな面積の基板、パ
ッケージに収容することが有効であり、このような駆動
回路の消費電力を小さく抑えることが要求される。
る場合或いは受光素子アレイを光受信機に実装する場合
には、複数の単素子を用いる場合と比較して実装面積を
小さくすることができるので、装置の小型化が可能にな
る。このような装置の小型化を効果的に行うためには、
各素子を駆動する回路についても小さな面積の基板、パ
ッケージに収容することが有効であり、このような駆動
回路の消費電力を小さく抑えることが要求される。
【0006】
【従来の技術】従来、単素子の半導体レーザを駆動する
方法としては、レーザ発振しきい値の近傍に固定された
バイアス電流に変調電流パルスを重畳して半導体レーザ
に供給するようにしたものと、レーザ発振しきい値が比
較的小さい半導体レーザを用い、バイアス電流を零にし
て変調電流パルスを直接供給するようにしたものが知ら
れている。
方法としては、レーザ発振しきい値の近傍に固定された
バイアス電流に変調電流パルスを重畳して半導体レーザ
に供給するようにしたものと、レーザ発振しきい値が比
較的小さい半導体レーザを用い、バイアス電流を零にし
て変調電流パルスを直接供給するようにしたものが知ら
れている。
【0007】しかし、これらの方法による場合、半導体
レーザのレーザ発振しきい値が温度によって変動するこ
と等により、半導体レーザの安定な動作が困難になるこ
とがある。
レーザのレーザ発振しきい値が温度によって変動するこ
と等により、半導体レーザの安定な動作が困難になるこ
とがある。
【0008】一方、温度変動等に対する半導体レーザの
安定な動作を可能にする技術として、自動光出力強度制
御(APC)がある。
安定な動作を可能にする技術として、自動光出力強度制
御(APC)がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】バイアス電流を零又は
所定値に固定する前者の従来技術を半導体レーザアレイ
の全チャネルの素子(半導体レーザユニット)に適用す
る場合、回路規模を小さくすることができるので、消費
電力の低減が可能になるが、温度変動等により全チャネ
ルの半導体レーザユニットの動作が不安定になるという
問題があった。
所定値に固定する前者の従来技術を半導体レーザアレイ
の全チャネルの素子(半導体レーザユニット)に適用す
る場合、回路規模を小さくすることができるので、消費
電力の低減が可能になるが、温度変動等により全チャネ
ルの半導体レーザユニットの動作が不安定になるという
問題があった。
【0010】一方、後者の従来技術(APC)を半導体
レーザアレイの全チャネルの半導体レーザユニットに適
用した場合、全チャネルの安定動作が可能になるが、チ
ャネル数に応じた数のフィードバックループ又はその代
替手段が必要であることからチャネル数の増大にともな
って回路規模が増大し、消費電力が大きくなるという問
題があった。これに関連した技術として特開昭63−1
44653号公報に開示されたものがある。
レーザアレイの全チャネルの半導体レーザユニットに適
用した場合、全チャネルの安定動作が可能になるが、チ
ャネル数に応じた数のフィードバックループ又はその代
替手段が必要であることからチャネル数の増大にともな
って回路規模が増大し、消費電力が大きくなるという問
題があった。これに関連した技術として特開昭63−1
44653号公報に開示されたものがある。
【0011】本発明の目的は、消費電力をさほど大きく
することなしに安定動作を実現することができる光並列
伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光
並列伝送システムを提供することである。
することなしに安定動作を実現することができる光並列
伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光
並列伝送システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1はクレーム対応図で
ある。本発明の光並列伝送用光送信機は、複数の半導体
レーザユニット11からなる半導体レーザアレイ12
と、該複数の半導体レーザユニット11を入力データに
基づきそれぞれ駆動する複数の駆動手段13と、複数の
半導体レーザユニット11から選択される1つの特定半
導体レーザユニットから出力される光の一部を受け、そ
の光強度に応じた電気信号を出力する光強度検出手段1
4と、光強度検出手段14からの電気信号を受け、その
平均レベルが一定になるように、上記特定半導体レーザ
ユニットを駆動する駆動手段に帰還をかける帰還手段1
5とを備える。
ある。本発明の光並列伝送用光送信機は、複数の半導体
レーザユニット11からなる半導体レーザアレイ12
と、該複数の半導体レーザユニット11を入力データに
基づきそれぞれ駆動する複数の駆動手段13と、複数の
半導体レーザユニット11から選択される1つの特定半
導体レーザユニットから出力される光の一部を受け、そ
の光強度に応じた電気信号を出力する光強度検出手段1
4と、光強度検出手段14からの電気信号を受け、その
平均レベルが一定になるように、上記特定半導体レーザ
ユニットを駆動する駆動手段に帰還をかける帰還手段1
5とを備える。
【0013】本発明の光並列伝送用光受信機は、並列伝
送された複数の光信号をそれぞれ受け、その光強度に応
じた電気信号をそれぞれ出力する複数の受光手段31
と、複数の受光手段31から選択される1つの特定受光
手段からの電気信号に基づき識別用のクロックを発生さ
せるクロック発生手段32と、クロック発生手段32か
らのクロックに基づき、上記受光手段31からの電気信
号について識別を行う識別手段33とを備える。
送された複数の光信号をそれぞれ受け、その光強度に応
じた電気信号をそれぞれ出力する複数の受光手段31
と、複数の受光手段31から選択される1つの特定受光
手段からの電気信号に基づき識別用のクロックを発生さ
せるクロック発生手段32と、クロック発生手段32か
らのクロックに基づき、上記受光手段31からの電気信
号について識別を行う識別手段33とを備える。
【0014】本発明の光並列伝送システムは、本発明に
かかる光並列伝送用光送信機10と、光送信機10にお
ける半導体レーザアレイ12からの複数の光信号をそれ
ぞれ伝送する並列光伝送路20と、並列光伝送路20に
より伝送された複数の光信号を受信する本発明にかかる
光並列伝送用光受信機30とを備える。そして、光受信
機30における上記特定受光手段が光送信機10におけ
る上記特定半導体レーザユニットからの光信号を受ける
ようにされている。
かかる光並列伝送用光送信機10と、光送信機10にお
ける半導体レーザアレイ12からの複数の光信号をそれ
ぞれ伝送する並列光伝送路20と、並列光伝送路20に
より伝送された複数の光信号を受信する本発明にかかる
光並列伝送用光受信機30とを備える。そして、光受信
機30における上記特定受光手段が光送信機10におけ
る上記特定半導体レーザユニットからの光信号を受ける
ようにされている。
【0015】
【作用】光並列伝送において、温度変動等による半導体
レーザアレイの不安定動作の影響が最も大きいのは、受
信側におけるクロック等のタイミング情報の再生又は抽
出である。本発明では、受信側で1チャネルについての
み正確なタイミング情報が得られていれば、このタイミ
ング情報に基づいて全チャネルについての識別動作が可
能になるという点に着目している。
レーザアレイの不安定動作の影響が最も大きいのは、受
信側におけるクロック等のタイミング情報の再生又は抽
出である。本発明では、受信側で1チャネルについての
み正確なタイミング情報が得られていれば、このタイミ
ング情報に基づいて全チャネルについての識別動作が可
能になるという点に着目している。
【0016】即ち、送信側で1つの特定半導体レーザユ
ニットについてのみAPCを行ってその動作を安定化し
ておくことによって、この特定半導体レーザユニットに
より基準となるタイミング情報を正確に伝送し、特定半
導体レーザユニット以外の半導体レーザユニットの動作
が温度変動等により変動した場合にも受信側での安定な
識別動作を可能にしているのである。
ニットについてのみAPCを行ってその動作を安定化し
ておくことによって、この特定半導体レーザユニットに
より基準となるタイミング情報を正確に伝送し、特定半
導体レーザユニット以外の半導体レーザユニットの動作
が温度変動等により変動した場合にも受信側での安定な
識別動作を可能にしているのである。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図2は本発
明の実施例を示す光並列伝送システムのブロック図であ
る。このシステムは複数チャネルの光信号を並列に出力
する光送信機110と、光送信機110からの光信号を
別々に伝送する複数の光ファイバからなる光ファイバア
レイ120と、光ファイバアレイ120により伝送され
た光信号をチャネルごとに受信する光受信機130とか
らなる。光受信機130の構成及び動作については後述
する。
明の実施例を示す光並列伝送システムのブロック図であ
る。このシステムは複数チャネルの光信号を並列に出力
する光送信機110と、光送信機110からの光信号を
別々に伝送する複数の光ファイバからなる光ファイバア
レイ120と、光ファイバアレイ120により伝送され
た光信号をチャネルごとに受信する光受信機130とか
らなる。光受信機130の構成及び動作については後述
する。
【0018】光送信機110は、複数の半導体レーザユ
ニットを一体に集積化してなる半導体レーザアレイを備
えている。以下、このアレイをLDアレイと称し、各ユ
ニットをLDと称する。
ニットを一体に集積化してなる半導体レーザアレイを備
えている。以下、このアレイをLDアレイと称し、各ユ
ニットをLDと称する。
【0019】LDアレイ111は、APCがなされない
n(nは自然数)個のLD112(#1〜#n)と、A
PCがなされる1つのLD113とを備えている。LD
112とLD113は共に集積化されたLDアレイの構
成部分として同じものであり、これらの符号を異ならせ
ているのは単に説明の便宜上である。
n(nは自然数)個のLD112(#1〜#n)と、A
PCがなされる1つのLD113とを備えている。LD
112とLD113は共に集積化されたLDアレイの構
成部分として同じものであり、これらの符号を異ならせ
ているのは単に説明の便宜上である。
【0020】各LD112(#1〜#n)はそれぞれに
対応して一つずつ設けられた駆動回路114(#1〜#
n)により駆動され、LD113は駆動回路115によ
り駆動される。駆動回路114(#1〜#n)にはそれ
ぞれ入力データDin(#1〜#n)が入力され、駆動回
路115には入力データDin′が入力される。入力デー
タDin(#1〜#n)は伝送データであり、入力データ
Din′は伝送データ又はクロック等の周期信号である。
対応して一つずつ設けられた駆動回路114(#1〜#
n)により駆動され、LD113は駆動回路115によ
り駆動される。駆動回路114(#1〜#n)にはそれ
ぞれ入力データDin(#1〜#n)が入力され、駆動回
路115には入力データDin′が入力される。入力デー
タDin(#1〜#n)は伝送データであり、入力データ
Din′は伝送データ又はクロック等の周期信号である。
【0021】各LD112(#1〜#n)及び113
は、それぞれの駆動回路から供給される駆動電流によっ
て駆動されて強度変調光を出力する。符号116はLD
113から出力される光の一部を受けその光強度を検出
するためのフォトダイオードを表しており、このフォト
ダイオード116としては、この実施例では、検出光強
度の平均レベルに応じた電気信号を出力させるために、
LD113の駆動に供される入力データDin′のビット
レートに相当する周波数よりも十分低い応答周波数のフ
ォトダイオードが用いられている。
は、それぞれの駆動回路から供給される駆動電流によっ
て駆動されて強度変調光を出力する。符号116はLD
113から出力される光の一部を受けその光強度を検出
するためのフォトダイオードを表しており、このフォト
ダイオード116としては、この実施例では、検出光強
度の平均レベルに応じた電気信号を出力させるために、
LD113の駆動に供される入力データDin′のビット
レートに相当する周波数よりも十分低い応答周波数のフ
ォトダイオードが用いられている。
【0022】帰還回路117は、フォトダイオード11
6からの電気信号を受けて、フォトダイオード116に
おける検出光強度が一定になるように駆動回路115に
帰還をかける。駆動回路114(#1〜#n)及び11
5並びに帰還回路117の具体的構成例については後述
する。
6からの電気信号を受けて、フォトダイオード116に
おける検出光強度が一定になるように駆動回路115に
帰還をかける。駆動回路114(#1〜#n)及び11
5並びに帰還回路117の具体的構成例については後述
する。
【0023】図3は、図2の光送信機110におけるL
Dアレイ111近傍の各構成部材の配置例を説明するた
めの斜視図である。LDアレイ111は放熱等を目的と
したヒートシンク201の縁部に固定されている。各L
D112及び113は、互いに対向する2つの劈開面上
にそれぞれ発光点を有している。以下、LDの一方の発
光点から放射され光伝送路に結合される光を前方光と称
し、他の1つの発光点から放射される光を後方光と称す
る。
Dアレイ111近傍の各構成部材の配置例を説明するた
めの斜視図である。LDアレイ111は放熱等を目的と
したヒートシンク201の縁部に固定されている。各L
D112及び113は、互いに対向する2つの劈開面上
にそれぞれ発光点を有している。以下、LDの一方の発
光点から放射され光伝送路に結合される光を前方光と称
し、他の1つの発光点から放射される光を後方光と称す
る。
【0024】この実施例では、各LD112及び113
の前方光の発光点は等間隔で同一直線上に位置してお
り、各前方光は並列光伝送路120を構成している複数
の光ファイバ203に入射する。LD112及び113
と光ファイバ203の光学的結合構造としては、光ファ
イバ203のコア端面をLD112及び113の発光点
に接近させて位置させる結合構造を用いることができ
る。
の前方光の発光点は等間隔で同一直線上に位置してお
り、各前方光は並列光伝送路120を構成している複数
の光ファイバ203に入射する。LD112及び113
と光ファイバ203の光学的結合構造としては、光ファ
イバ203のコア端面をLD112及び113の発光点
に接近させて位置させる結合構造を用いることができ
る。
【0025】このような光ファイバとLDの直接結合
は、互いに平行で且つLDの発光点のピッチと等しいピ
ッチを有するV溝が形成されたファイバホルダ204を
用い、各光ファイバ203の端部近傍の部分を上記V溝
に着座させ、ファイバホルダ204とLDアレイ111
の相対的位置関係を調整することによって容易に行うこ
とができる。
は、互いに平行で且つLDの発光点のピッチと等しいピ
ッチを有するV溝が形成されたファイバホルダ204を
用い、各光ファイバ203の端部近傍の部分を上記V溝
に着座させ、ファイバホルダ204とLDアレイ111
の相対的位置関係を調整することによって容易に行うこ
とができる。
【0026】また、LD113から出力される光の一部
を受けるためのフォトダイオード116については、フ
ォトダイオード116の受光部がLD113の後方光の
発光点に対向するようにフォトダイオード116をヒー
トシンク201上に固定すればよい。尚、各LD112
及び113における一方の電極はヒートシンク201を
介して接地されており、他方の電極にはボンディングワ
イヤ202を介して駆動回路からの駆動電流が供給され
る。
を受けるためのフォトダイオード116については、フ
ォトダイオード116の受光部がLD113の後方光の
発光点に対向するようにフォトダイオード116をヒー
トシンク201上に固定すればよい。尚、各LD112
及び113における一方の電極はヒートシンク201を
介して接地されており、他方の電極にはボンディングワ
イヤ202を介して駆動回路からの駆動電流が供給され
る。
【0027】図4(A)は、駆動回路114及び115
の構成例を示す図であり、図4(B)は駆動回路114
の他の構成例を示す図である。図4(A)の駆動回路
は、入力データに応じたパルス電流Im をLD112
(113)に供給する変調回路301と、直流のバイア
ス電流Ib をLD112(113)に供給するバイアス
回路302とからなる。変調回路301はトランジスタ
Tr1及び抵抗R1を備え、バイアス回路302はトラ
ンジスタTr2及び抵抗R2を備える。
の構成例を示す図であり、図4(B)は駆動回路114
の他の構成例を示す図である。図4(A)の駆動回路
は、入力データに応じたパルス電流Im をLD112
(113)に供給する変調回路301と、直流のバイア
ス電流Ib をLD112(113)に供給するバイアス
回路302とからなる。変調回路301はトランジスタ
Tr1及び抵抗R1を備え、バイアス回路302はトラ
ンジスタTr2及び抵抗R2を備える。
【0028】LD112(113)のアノードは接地さ
れ、カソードはトランジスタTr1及びTr2のコネク
タに接続される。トランジスタTr1のベースには入力
データDin(Din′)が入力され、トランジスタTr2
のベースには後述する帰還回路からのバイアス制御信号
(駆動回路115の場合)又は固定された一定電流(駆
動回路114の場合)が入力される。トランジスタTr
1のエミッタは抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の
他端は電源端子−V1に接続される。トランジスタTr
2のエミッタは抵抗R2の一端に接続され、抵抗R2の
他端は電源端子−V2に接続される。
れ、カソードはトランジスタTr1及びTr2のコネク
タに接続される。トランジスタTr1のベースには入力
データDin(Din′)が入力され、トランジスタTr2
のベースには後述する帰還回路からのバイアス制御信号
(駆動回路115の場合)又は固定された一定電流(駆
動回路114の場合)が入力される。トランジスタTr
1のエミッタは抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の
他端は電源端子−V1に接続される。トランジスタTr
2のエミッタは抵抗R2の一端に接続され、抵抗R2の
他端は電源端子−V2に接続される。
【0029】一方、図4(B)の駆動回路は、図4
(A)の駆動回路からバイアス回路302を取り去った
構成を有している。即ち、この駆動回路は、変調回路3
01のみからなる。
(A)の駆動回路からバイアス回路302を取り去った
構成を有している。即ち、この駆動回路は、変調回路3
01のみからなる。
【0030】以下の説明では、図4(A)の駆動回路を
用いてそのバイアス回路302にバイアス制御信号を入
力してLDを駆動する方法をAPC型駆動方法と称し、
図4(A)の駆動回路を用いてそのバイアス回路302
に固定電流を入力してLDを駆動する方法を固定バイア
ス駆動方法と称し、図4(B)の駆動回路を用いてLD
を駆動する方法を無バイアス駆動方法と称する。
用いてそのバイアス回路302にバイアス制御信号を入
力してLDを駆動する方法をAPC型駆動方法と称し、
図4(A)の駆動回路を用いてそのバイアス回路302
に固定電流を入力してLDを駆動する方法を固定バイア
ス駆動方法と称し、図4(B)の駆動回路を用いてLD
を駆動する方法を無バイアス駆動方法と称する。
【0031】図5は、図4(A)の駆動回路を用いた場
合、即ちAPC型駆動方法又は固定バイアス駆動方法に
よる場合におけるLDの強度変調の原理説明図である。
符号401はLDのI−L特性を表しており、縦軸はL
D出力の光強度、横軸はLDに供給される電流を表して
いる。符号402は、LDに供給される電流値の時間変
化に対応する駆動電流波形をI−L特性401に対応さ
せて表したものである。符号403は、光強度の時間変
化に対応する強度変調光波形を同じくI−L特性401
に対応させて表したものである。
合、即ちAPC型駆動方法又は固定バイアス駆動方法に
よる場合におけるLDの強度変調の原理説明図である。
符号401はLDのI−L特性を表しており、縦軸はL
D出力の光強度、横軸はLDに供給される電流を表して
いる。符号402は、LDに供給される電流値の時間変
化に対応する駆動電流波形をI−L特性401に対応さ
せて表したものである。符号403は、光強度の時間変
化に対応する強度変調光波形を同じくI−L特性401
に対応させて表したものである。
【0032】I−L特性401から明らかなように、L
Dは、レーザ発振しきい値Ithでレーザ発振を開始しこ
のしきい値Ithよりも大きい電流の領域においては電流
の増大に従って光強度が増大する特性を有している。
Dは、レーザ発振しきい値Ithでレーザ発振を開始しこ
のしきい値Ithよりも大きい電流の領域においては電流
の増大に従って光強度が増大する特性を有している。
【0033】駆動電流波形402は、データ入力に対応
したパルス電流Im が直流のバイアス電流Ib に重畳さ
れた波形である。固定バイアス駆動方法が適用される場
合には、バイアス電流Ib はレーザ発振しきい値Ithと
ほぼ等しく設定される。また、APC型駆動方法が適用
される場合には、後述するように、APCの結果とし
て、バイアス電流Ib は常にレーザ発振しきい値Ithよ
りも大きくなる。
したパルス電流Im が直流のバイアス電流Ib に重畳さ
れた波形である。固定バイアス駆動方法が適用される場
合には、バイアス電流Ib はレーザ発振しきい値Ithと
ほぼ等しく設定される。また、APC型駆動方法が適用
される場合には、後述するように、APCの結果とし
て、バイアス電流Ib は常にレーザ発振しきい値Ithよ
りも大きくなる。
【0034】このような駆動電流がLDに供給される
と、I−L特性401に従ってLD出力の光強度は変化
し、強度変調光が得られる。駆動電流波形402はI−
L特性を介して強度変調波形403に反映される。
と、I−L特性401に従ってLD出力の光強度は変化
し、強度変調光が得られる。駆動電流波形402はI−
L特性を介して強度変調波形403に反映される。
【0035】図6は、図4(B)の駆動回路が用いられ
ている場合、即ち無バイアス駆動方法による場合におけ
るLDの強度変調の原理説明図である。この場合、バイ
アス電流は零となりLDには入力データに応じたパルス
電流Im のみが駆動電流として供給される。駆動電流波
形は、図5の場合と同様に強度変調光波形に反映され
る。
ている場合、即ち無バイアス駆動方法による場合におけ
るLDの強度変調の原理説明図である。この場合、バイ
アス電流は零となりLDには入力データに応じたパルス
電流Im のみが駆動電流として供給される。駆動電流波
形は、図5の場合と同様に強度変調光波形に反映され
る。
【0036】尚、無バイアス駆動方法による場合には、
駆動電流値がハイレベルとローレベル(零レベル)の間
で遷移するときに必ずレーザ発振しきい値Ithを通過す
ることになる。その影響については後述する。
駆動電流値がハイレベルとローレベル(零レベル)の間
で遷移するときに必ずレーザ発振しきい値Ithを通過す
ることになる。その影響については後述する。
【0037】図7は図2の帰還回路117の具体的構成
例を示す図である。この帰還回路は、フォトダイオード
116に生じた光電流を電圧値に変換する電流−電圧変
換器(抵抗501及び増幅器502)と、この変換器に
より変換された電圧値と参照電圧の誤差値を検出しこの
誤差値を図2の駆動回路115(具体的には図4(A)
のバイアス回路302)に帰還させる演算増幅器503
とを含む。
例を示す図である。この帰還回路は、フォトダイオード
116に生じた光電流を電圧値に変換する電流−電圧変
換器(抵抗501及び増幅器502)と、この変換器に
より変換された電圧値と参照電圧の誤差値を検出しこの
誤差値を図2の駆動回路115(具体的には図4(A)
のバイアス回路302)に帰還させる演算増幅器503
とを含む。
【0038】フォトダイオード116のカソードは接地
され、アノードは抵抗501を介して電源端子−Vに接
続される。フォトダイオード116に逆バイアスが加え
られている状態で、フォトダイオードにLD113(図
2及び図3参照)からの光の一部が入力すると、この入
力した光の強度に応じた光電流がフォトダイオード11
6及び抵抗501に流れる。本実施例では、フォトダイ
オード116の応答周波数は、入力データのビットレー
トに相当する周波数よりも十分低いので、光電流の大き
さはフォトダイオード116に入力する強度変調光の平
均光強度に応じたものとなる。
され、アノードは抵抗501を介して電源端子−Vに接
続される。フォトダイオード116に逆バイアスが加え
られている状態で、フォトダイオードにLD113(図
2及び図3参照)からの光の一部が入力すると、この入
力した光の強度に応じた光電流がフォトダイオード11
6及び抵抗501に流れる。本実施例では、フォトダイ
オード116の応答周波数は、入力データのビットレー
トに相当する周波数よりも十分低いので、光電流の大き
さはフォトダイオード116に入力する強度変調光の平
均光強度に応じたものとなる。
【0039】フォトダイオード116に生じた光電流の
変化は、フォトダイオード116と抵抗501の接続点
の電位変化として取り出されて増幅器502により増幅
される。演算増幅器503の第1の入力ポートには増幅
器502の出力電圧Va が光強度の平均値に対応する成
分として入力され、演算増幅器503の第2の入力ポー
トには予め定められた参照電圧Vref が入力される。
変化は、フォトダイオード116と抵抗501の接続点
の電位変化として取り出されて増幅器502により増幅
される。演算増幅器503の第1の入力ポートには増幅
器502の出力電圧Va が光強度の平均値に対応する成
分として入力され、演算増幅器503の第2の入力ポー
トには予め定められた参照電圧Vref が入力される。
【0040】演算増幅器503は、入力した2つの電圧
値の差成分を比例増幅して誤差信号として出力する。こ
の誤差信号は、適宜用いられる図示しないバッファ回路
や反転回路を介して図4(A)のバイアス回路302に
帰還される。
値の差成分を比例増幅して誤差信号として出力する。こ
の誤差信号は、適宜用いられる図示しないバッファ回路
や反転回路を介して図4(A)のバイアス回路302に
帰還される。
【0041】図7の帰還回路を用いた場合におけるLD
113(図2参照)についてのAPCの動作原理を図8
により説明する。図8において、符号601はLDアレ
イ111(図2参照)の使用温度範囲の最低温度Tmin
におけるLD113のI−L特性を表し、符号602及
び603はそれぞれ温度T1 及びT2 におけるLD11
3のI−L特性を表す(Tmin <T1 <T2 )。
113(図2参照)についてのAPCの動作原理を図8
により説明する。図8において、符号601はLDアレ
イ111(図2参照)の使用温度範囲の最低温度Tmin
におけるLD113のI−L特性を表し、符号602及
び603はそれぞれ温度T1 及びT2 におけるLD11
3のI−L特性を表す(Tmin <T1 <T2 )。
【0042】いま、温度T1 において図7の演算増幅器
503の入力誤差(Va −Vref )が零のときの光強度
の平均値がP0 になるようにLD113へのバイアス電
流及びパルス電流の振幅が設定されている場合を想定す
る。LDにおいては、その温度が上昇するに従って、I
−L特性におけるレーザ発振しきい値が大きくなるとと
もに特性曲線の微分係数が減少する。
503の入力誤差(Va −Vref )が零のときの光強度
の平均値がP0 になるようにLD113へのバイアス電
流及びパルス電流の振幅が設定されている場合を想定す
る。LDにおいては、その温度が上昇するに従って、I
−L特性におけるレーザ発振しきい値が大きくなるとと
もに特性曲線の微分係数が減少する。
【0043】この状態で、LD113の温度がT1 から
T2 に上昇すると、符号602で表されるI−L特性が
符号603で表されるI−L特性に変化することによ
り、光強度はP0 からこれよりも小さいP1 に低下す
る。
T2 に上昇すると、符号602で表されるI−L特性が
符号603で表されるI−L特性に変化することによ
り、光強度はP0 からこれよりも小さいP1 に低下す
る。
【0044】光強度が低下して図7のフォトダイオード
116に流れる光電流が減少すると、演算増幅器503
の誤差入力(Va −Vref )は負となり、この誤差入力
に対応した演算増幅器503の出力信号が、図4(A)
の駆動回路におけるバイアス電流Ib を増大させる。逆
に、LD113の温度がT1 よりも低くなった場合に
は、演算増幅器503の誤差入力(Va −Vref )が正
となり、バイアス電流I b が減少させられる。
116に流れる光電流が減少すると、演算増幅器503
の誤差入力(Va −Vref )は負となり、この誤差入力
に対応した演算増幅器503の出力信号が、図4(A)
の駆動回路におけるバイアス電流Ib を増大させる。逆
に、LD113の温度がT1 よりも低くなった場合に
は、演算増幅器503の誤差入力(Va −Vref )が正
となり、バイアス電流I b が減少させられる。
【0045】このようにしてバイアス電流に負帰還がか
けられた駆動電流に基づいてレーザダイオード113を
駆動することによって、LD113からの強度変調光の
平均強度を安定化することができる。
けられた駆動電流に基づいてレーザダイオード113を
駆動することによって、LD113からの強度変調光の
平均強度を安定化することができる。
【0046】尚、図8において、符号604は温度T1
におけるLD113の駆動電流の波形を表し、符号60
5はAPCの結果として得られる温度T2 におけるLD
113の駆動電流の波形を表している。
におけるLD113の駆動電流の波形を表し、符号60
5はAPCの結果として得られる温度T2 におけるLD
113の駆動電流の波形を表している。
【0047】図9は図2の帰還回路117の他の構成例
を示す図である。この実施例が図7の実施例と異なる点
は、演算増幅器503に入力する参照電圧Vref ′が入
力データのマーク率に応じて制御されている点である。
具体的には次の通りである。
を示す図である。この実施例が図7の実施例と異なる点
は、演算増幅器503に入力する参照電圧Vref ′が入
力データのマーク率に応じて制御されている点である。
具体的には次の通りである。
【0048】マーク率モニタ回路601は、例えば駆動
回路115内に設けられた積分器によって構成され、駆
動回路115に入力される入力データの論理値「1」と
「0」の発生比率即ちマーク率を検出する。参照電圧設
定回路602は、マーク率モニタ回路601により検出
されたマーク率に応じて演算増幅器503に入力する参
照電圧Vref ′を設定する。
回路115内に設けられた積分器によって構成され、駆
動回路115に入力される入力データの論理値「1」と
「0」の発生比率即ちマーク率を検出する。参照電圧設
定回路602は、マーク率モニタ回路601により検出
されたマーク率に応じて演算増幅器503に入力する参
照電圧Vref ′を設定する。
【0049】いま、マーク率が例えば1/2の場合即ち
「1」と「0」が1:1の割合で発生する場合と、マー
ク率が例えば1/4の場合即ち「1」と「0」が1:3
の割合で発生する場合とでは、LD113からの強度変
調光における平均光強度が変化する。その結果、前述し
たAPCにおける動作条件が変化することになる。
「1」と「0」が1:1の割合で発生する場合と、マー
ク率が例えば1/4の場合即ち「1」と「0」が1:3
の割合で発生する場合とでは、LD113からの強度変
調光における平均光強度が変化する。その結果、前述し
たAPCにおける動作条件が変化することになる。
【0050】そこで、本実施例では、参照電圧設定回路
602が、マーク率モニタ回路601から通知される入
力データのマーク率に応じて、基準となる参照電圧V
ref ′の値を変更するのである。これにより、マーク率
の変動にかかわらずAPCの動作を安定化させることが
できる。
602が、マーク率モニタ回路601から通知される入
力データのマーク率に応じて、基準となる参照電圧V
ref ′の値を変更するのである。これにより、マーク率
の変動にかかわらずAPCの動作を安定化させることが
できる。
【0051】ところで、LD113についてAPCを行
う場合、LD113に供給されるバイアス電流の初期設
定値はLDアレイ111の使用温度範囲の最低温度にお
けるレーザ発振しきい値とほぼ等しく設定されているこ
とが望ましい。こうしておくと、図8からも明らかなよ
うに、LD113に供給される駆動電流の瞬時値は、常
にLD113のレーザ発振しきい値よりも大きくなる。
このことによる効果を以下に詳述する。
う場合、LD113に供給されるバイアス電流の初期設
定値はLDアレイ111の使用温度範囲の最低温度にお
けるレーザ発振しきい値とほぼ等しく設定されているこ
とが望ましい。こうしておくと、図8からも明らかなよ
うに、LD113に供給される駆動電流の瞬時値は、常
にLD113のレーザ発振しきい値よりも大きくなる。
このことによる効果を以下に詳述する。
【0052】いま、図10(A)に示すように、LDに
与える電流を時刻t0 において0からIonに階段状に変
化させた場合を想定する。この場合、電流値IonがLD
のレーザ発振しきい値Ithよりも大きいにもかかわら
ず、電流変化と同時にレーザ発振が開始されるわけでは
なく、図10(B)に示すように、時刻t0 から有限の
時間td だけ遅れてレーザ発振が開始される。これは、
電流注入により注入される伝導帯の電子が発光再結合に
より価電子帯に戻るまでに零でない有限の時間τ S を要
するからである。この時間τS は自然放出キャリア寿命
と呼ばれ、通常2μ秒前後の値をとる。
与える電流を時刻t0 において0からIonに階段状に変
化させた場合を想定する。この場合、電流値IonがLD
のレーザ発振しきい値Ithよりも大きいにもかかわら
ず、電流変化と同時にレーザ発振が開始されるわけでは
なく、図10(B)に示すように、時刻t0 から有限の
時間td だけ遅れてレーザ発振が開始される。これは、
電流注入により注入される伝導帯の電子が発光再結合に
より価電子帯に戻るまでに零でない有限の時間τ S を要
するからである。この時間τS は自然放出キャリア寿命
と呼ばれ、通常2μ秒前後の値をとる。
【0053】従って、最終的にレーザ発振に必要な電子
が注入されたとしても、必ず遅れが生じることになる。
この遅れtd は次式で与えられる。 td =τS ・1n(Im /(Im −Ith+Ib )) ここに、Im は変調等に供されるパルス電流、Ib はバ
イアス電流である。この式で表される遅延時間td があ
ると、LDを変調して得られる信号のパルス幅が小さく
なり、結果としてデータの実効的なデューティの減少を
もたらす。
が注入されたとしても、必ず遅れが生じることになる。
この遅れtd は次式で与えられる。 td =τS ・1n(Im /(Im −Ith+Ib )) ここに、Im は変調等に供されるパルス電流、Ib はバ
イアス電流である。この式で表される遅延時間td があ
ると、LDを変調して得られる信号のパルス幅が小さく
なり、結果としてデータの実効的なデューティの減少を
もたらす。
【0054】このことは、並列伝送において多数のチャ
ネル間のデータの伝搬遅延時間ばらつきとして定義され
るスキューについて次のような大きな問題を与える。即
ち、データのデューティが減少することにより等価的に
伝送のビットレートが上昇したのと同じになり、許容さ
れるスキューが小さくなるのである。その結果、伝送距
離が制限され、伝送システム全体の安定性や信頼性の低
下をもたらすことになる。
ネル間のデータの伝搬遅延時間ばらつきとして定義され
るスキューについて次のような大きな問題を与える。即
ち、データのデューティが減少することにより等価的に
伝送のビットレートが上昇したのと同じになり、許容さ
れるスキューが小さくなるのである。その結果、伝送距
離が制限され、伝送システム全体の安定性や信頼性の低
下をもたらすことになる。
【0055】また、受信側において伝送されてきた信号
からクロックを抽出する自己タイミング型のシステムに
おいては、データの立ち上がりの遅れが等価的にジッタ
の増加としてとられられるので、これに伴いクロックの
ジッタも増加し、識別動作が不安定になる恐れがある。
データにおけるジッタの増大を図11(A)に模式的に
示し、クロックにおけるジッタの増大を図11(B)に
模式的に示す。
からクロックを抽出する自己タイミング型のシステムに
おいては、データの立ち上がりの遅れが等価的にジッタ
の増加としてとられられるので、これに伴いクロックの
ジッタも増加し、識別動作が不安定になる恐れがある。
データにおけるジッタの増大を図11(A)に模式的に
示し、クロックにおけるジッタの増大を図11(B)に
模式的に示す。
【0056】図2のLD112の駆動回路114として
図4(B)の駆動回路を用いて無バイアス駆動方法を実
施する場合、図6により説明した動作原理から明らかな
ように、LD112の駆動電流の瞬時値がレーザ発振し
きい値Ithよりも大きい電流値と小さい電流値とを交互
にとるので、前述したように受信側において識別動作が
不安定になる恐れがある。
図4(B)の駆動回路を用いて無バイアス駆動方法を実
施する場合、図6により説明した動作原理から明らかな
ように、LD112の駆動電流の瞬時値がレーザ発振し
きい値Ithよりも大きい電流値と小さい電流値とを交互
にとるので、前述したように受信側において識別動作が
不安定になる恐れがある。
【0057】また、図2のLD112の駆動回路114
として図4(A)の駆動回路を用い固定バイアス駆動方
法を実施する場合にも、無バイアス駆動方法による場合
程ではないにしても受信側において識別動作が不安定に
なる恐れがある。
として図4(A)の駆動回路を用い固定バイアス駆動方
法を実施する場合にも、無バイアス駆動方法による場合
程ではないにしても受信側において識別動作が不安定に
なる恐れがある。
【0058】何故ならば、図12に示すように、LD1
12の駆動電流波形701におけるバイアス電流値を温
度T1 におけるレーザ発振しきい値Ith1 とほぼ等しく
設定しておき、温度T1 においてはLD112の駆動電
流の瞬時値が常にレーザ発振しきい値Ith1 よりも大き
くなるようにしておいたとしても、温度T1 よりも高い
温度T2 又はT3 においては、LD112の駆動電流の
瞬時値が当該温度におけるレーザ発振しきい値Ith2 又
はIth3 よりも大きい値と小さい値とを交互にとるよう
になるからである。
12の駆動電流波形701におけるバイアス電流値を温
度T1 におけるレーザ発振しきい値Ith1 とほぼ等しく
設定しておき、温度T1 においてはLD112の駆動電
流の瞬時値が常にレーザ発振しきい値Ith1 よりも大き
くなるようにしておいたとしても、温度T1 よりも高い
温度T2 又はT3 においては、LD112の駆動電流の
瞬時値が当該温度におけるレーザ発振しきい値Ith2 又
はIth3 よりも大きい値と小さい値とを交互にとるよう
になるからである。
【0059】図2のLD113ではAPCがかけられて
いるのでこのような問題が生じにくい。即ち、図8で説
明したように、LD113に供給されるバイアス電流の
初期設定値を、LDアレイ111の使用温度範囲の最低
温度におけるレーザ発振しきい値とほぼ等しく設定した
場合、レーザ発振しきい値は常に最低温度におけるレー
ザ発振しきい値よりも大きくなり且つI−L特性の微分
係数は例えば符号602,603で表すように、常に最
低温度におけるI−L特性601の微分係数よりも小さ
くなるので、使用温度範囲においてはLD113の駆動
電流の瞬時値が常にレーザ発振しきい値よりも大きくな
り、レーザ発振の遅れが生じないのである。
いるのでこのような問題が生じにくい。即ち、図8で説
明したように、LD113に供給されるバイアス電流の
初期設定値を、LDアレイ111の使用温度範囲の最低
温度におけるレーザ発振しきい値とほぼ等しく設定した
場合、レーザ発振しきい値は常に最低温度におけるレー
ザ発振しきい値よりも大きくなり且つI−L特性の微分
係数は例えば符号602,603で表すように、常に最
低温度におけるI−L特性601の微分係数よりも小さ
くなるので、使用温度範囲においてはLD113の駆動
電流の瞬時値が常にレーザ発振しきい値よりも大きくな
り、レーザ発振の遅れが生じないのである。
【0060】ここで、LD113に供給するバイアス電
流の初期設定値がLDアレイ111の使用温度範囲の最
低温度におけるレーザ発振しきい値とほぼ等しくない場
合でも、上記初期設定値が上記しきい値よりも大きい限
りにおいては、レーザ発振の遅れは生じない。本実施例
において、上記初期設定値を上記しきい値とほぼ等しく
設定しているのは、温度上昇に伴う消光比の劣化を最低
限に抑えるためである。
流の初期設定値がLDアレイ111の使用温度範囲の最
低温度におけるレーザ発振しきい値とほぼ等しくない場
合でも、上記初期設定値が上記しきい値よりも大きい限
りにおいては、レーザ発振の遅れは生じない。本実施例
において、上記初期設定値を上記しきい値とほぼ等しく
設定しているのは、温度上昇に伴う消光比の劣化を最低
限に抑えるためである。
【0061】さて、図2において、LDアレイ111を
構成している全てのLDについてAPC型駆動方法を適
用しようとすると、負帰還ループがLDの数だけ必要に
なるので、装置の構成が著しく複雑になり多大な消費電
力が必要になる。
構成している全てのLDについてAPC型駆動方法を適
用しようとすると、負帰還ループがLDの数だけ必要に
なるので、装置の構成が著しく複雑になり多大な消費電
力が必要になる。
【0062】一方、LDアレイ111を構成する全ての
LDに無バイアス駆動方法又は固定バイアス駆動方法を
適用しようとすると、負帰還制御ループ等が不要になる
ので消費電力は少なくて済むが、前述したようにクロッ
クが不安定になり受信側における識別動作が不安定にな
る。
LDに無バイアス駆動方法又は固定バイアス駆動方法を
適用しようとすると、負帰還制御ループ等が不要になる
ので消費電力は少なくて済むが、前述したようにクロッ
クが不安定になり受信側における識別動作が不安定にな
る。
【0063】本発明では、受信側で安定な識別動作に必
要なクロックは1つあればよいという点に着目する。即
ち、図2において、送信側の1つのLD113について
のみAPCを行っておきさえすれば、LD113に対応
するチャネルで再生されるクロックに基づいて全てのチ
ャネルについて安定な識別動作が可能になるとともに、
装置の構成を簡略化して消費電力を低減することができ
るのである。
要なクロックは1つあればよいという点に着目する。即
ち、図2において、送信側の1つのLD113について
のみAPCを行っておきさえすれば、LD113に対応
するチャネルで再生されるクロックに基づいて全てのチ
ャネルについて安定な識別動作が可能になるとともに、
装置の構成を簡略化して消費電力を低減することができ
るのである。
【0064】次に、このような光送信機から並列光伝送
路を介して伝送された並列光信号を受信するための光受
信機の構成及び動作を説明する。入力データ(伝送デー
タ)Din′により強度変調されたLD113からの強度
変調光は、光受信機130においてフォトダイオード8
01により電気信号に変換され、この信号は等化増幅器
802により等化増幅されて識別器803に入力する。
等化増幅器802の出力信号はまたタイミング回路80
4に入力する。タイミング回路804は、フォトダイオ
ード801が受ける強度変調光の変調スペクトルの所定
の周波数成分を自己タイミング抽出することにより、ク
ロックを発生する。
路を介して伝送された並列光信号を受信するための光受
信機の構成及び動作を説明する。入力データ(伝送デー
タ)Din′により強度変調されたLD113からの強度
変調光は、光受信機130においてフォトダイオード8
01により電気信号に変換され、この信号は等化増幅器
802により等化増幅されて識別器803に入力する。
等化増幅器802の出力信号はまたタイミング回路80
4に入力する。タイミング回路804は、フォトダイオ
ード801が受ける強度変調光の変調スペクトルの所定
の周波数成分を自己タイミング抽出することにより、ク
ロックを発生する。
【0065】一方、各LD112(#1〜#n)からの
強度変調光は、光受信機130においてそれぞれフォト
ダイオード805(#1〜#n)により電気信号に変換
され、各電気信号はそれぞれ等化増幅器806(#1〜
#n)により等化増幅されてそれぞれ識別器807(#
1〜#n)に入力する。そして、各識別器803及び8
07(#1〜#n)は、タイミング回路804からのク
ロックに基づき入力信号についての識別を行い、それぞ
れ出力データDout ′及びDout (#1〜#n)を出力
する。タイミング回路804が発生するクロックCLK
は識別以外の用途にも用いることができる。
強度変調光は、光受信機130においてそれぞれフォト
ダイオード805(#1〜#n)により電気信号に変換
され、各電気信号はそれぞれ等化増幅器806(#1〜
#n)により等化増幅されてそれぞれ識別器807(#
1〜#n)に入力する。そして、各識別器803及び8
07(#1〜#n)は、タイミング回路804からのク
ロックに基づき入力信号についての識別を行い、それぞ
れ出力データDout ′及びDout (#1〜#n)を出力
する。タイミング回路804が発生するクロックCLK
は識別以外の用途にも用いることができる。
【0066】本実施例によると、LD113はレーザ発
振の遅れを伴うことなくきれいな波形の強度変調光を出
力するので、タイミング回路804はジッタの少ないク
ロックを抽出することができ、このクロックに基づいて
全チャネルについて安定な識別動作を行うことができ
る。
振の遅れを伴うことなくきれいな波形の強度変調光を出
力するので、タイミング回路804はジッタの少ないク
ロックを抽出することができ、このクロックに基づいて
全チャネルについて安定な識別動作を行うことができ
る。
【0067】ところで、等化増幅器802とタイミング
回路804をDC結合により接続した場合、LD113
の温度の上昇に伴ってそのバイアス電流がレーザ発振し
きい値よりもかなり大きくなって強度変調光の消光比が
劣化したときに各識別器803及び807(#1〜#
n)における識別動作に影響を与える恐れがある。この
ような影響を避けるためには、等化増幅器802とタイ
ミング回路804をAC結合により接続し、LD113
のバイアス電流の増大に伴って生じるフォトダイオード
801の受光出力の直流成分を除去すればよい。
回路804をDC結合により接続した場合、LD113
の温度の上昇に伴ってそのバイアス電流がレーザ発振し
きい値よりもかなり大きくなって強度変調光の消光比が
劣化したときに各識別器803及び807(#1〜#
n)における識別動作に影響を与える恐れがある。この
ような影響を避けるためには、等化増幅器802とタイ
ミング回路804をAC結合により接続し、LD113
のバイアス電流の増大に伴って生じるフォトダイオード
801の受光出力の直流成分を除去すればよい。
【0068】この実施例では、伝送データにより変調さ
れるLD113からの強度変調光に基づき、自己タイミ
ング抽出によりクロックを抽出しているが、LD113
の駆動に供される入力データをクロックとしてもよい。
この場合に使用することができる光受信機の構成例を図
13に示す。
れるLD113からの強度変調光に基づき、自己タイミ
ング抽出によりクロックを抽出しているが、LD113
の駆動に供される入力データをクロックとしてもよい。
この場合に使用することができる光受信機の構成例を図
13に示す。
【0069】この実施例では、LD113(図2参照)
が直接クロックにより変調されるので、フォトダイオー
ド801の受光出力はクロックに対応した波形を有す
る。従って、フォトダイオード801の出力信号を増幅
器901で所定レベルにまで増幅して、これをクロック
として各識別器807(#1〜#n)に入力する。増幅
器901から出力されるクロックCLKは識別以外の用
途にも使用可能である。
が直接クロックにより変調されるので、フォトダイオー
ド801の受光出力はクロックに対応した波形を有す
る。従って、フォトダイオード801の出力信号を増幅
器901で所定レベルにまで増幅して、これをクロック
として各識別器807(#1〜#n)に入力する。増幅
器901から出力されるクロックCLKは識別以外の用
途にも使用可能である。
【0070】この実施例によっても、ジッタの少ないク
ロックを得ることができるので、各識別器807(#1
〜#n)における識別動作を安定に行うことができる。
図13の光受信機が用いられる場合には、光送信機11
0の駆動回路115に入力するクロックの周波数は駆動
回路114(#1〜#n)への入力データDin(#1〜
#n)のビットレートに相当する周波数に等しく設定さ
れる。
ロックを得ることができるので、各識別器807(#1
〜#n)における識別動作を安定に行うことができる。
図13の光受信機が用いられる場合には、光送信機11
0の駆動回路115に入力するクロックの周波数は駆動
回路114(#1〜#n)への入力データDin(#1〜
#n)のビットレートに相当する周波数に等しく設定さ
れる。
【0071】尚、図2の光送信機110の駆動回路11
5への入力データDin′は伝送データ又はクロックに限
定されない。即ち、受信側において信号識別のためのタ
イミング情報をLD113から送出するようにすればよ
いので、駆動回路115への入力データDin′は、フレ
ーム信号のような周期的に繰り返す固定パターンを有す
る信号であればよい。
5への入力データDin′は伝送データ又はクロックに限
定されない。即ち、受信側において信号識別のためのタ
イミング情報をLD113から送出するようにすればよ
いので、駆動回路115への入力データDin′は、フレ
ーム信号のような周期的に繰り返す固定パターンを有す
る信号であればよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
光送信機の消費電力をさほど大きくすることなしに基準
となるタイミング情報を送信側から受信側に安定して伝
送することができるようになり、このタイミング情報に
基づいて光受信機において全チャネルにおける安定な識
別動作が可能になるという効果を奏する。
光送信機の消費電力をさほど大きくすることなしに基準
となるタイミング情報を送信側から受信側に安定して伝
送することができるようになり、このタイミング情報に
基づいて光受信機において全チャネルにおける安定な識
別動作が可能になるという効果を奏する。
【図1】クレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例を示す光並列伝送システムのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】LDアレイ近傍の斜視図である。
【図4】駆動回路の構成例を示す図である。
【図5】図4(A)の駆動回路を用いた場合の強度変調
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図6】図4(B)の駆動回路を用いた場合の強度変調
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図7】帰還回路の構成例を示す図である。
【図8】APCの動作原理の説明図である。
【図9】帰還回路の他の構成例を示す図である。
【図10】LDにおける発振開始の遅れを説明するため
の図である。
の図である。
【図11】データ及びクロックにおけるジッタの説明図
である。
である。
【図12】LDの温度変化に伴うI−L特性の変化を説
明するための図である。
明するための図である。
【図13】光並列伝送用光受信機の他の実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
10 光送信機 11 半導体レーザユニット 12 半導体レーザアレイ 13 駆動手段 14 光強度検出手段 15 帰還手段 20 光伝送路 30 光受信機 31 受光手段 32 クロック発生手段 33 識別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/02
Claims (16)
- 【請求項1】 複数の半導体レーザユニット(11)からな
る半導体レーザアレイ(12)と、 該複数の半導体レーザユニットを入力データに基づきそ
れぞれ駆動する複数の駆動手段(13)と、 上記複数の半導体レーザユニットから選択される1つの
特定半導体レーザユニットから出力される光の一部を受
け、その光強度に応じた電気信号を出力する光強度検出
手段(14)と、 該光強度検出手段からの電気信号を受け、その平均レベ
ルが一定になるように、上記特定半導体レーザユニット
を駆動する駆動手段に帰還をかける帰還手段(15)とを備
えたことを特徴とする光並列伝送用光送信機。 - 【請求項2】 上記半導体レーザユニットは、上記入力
データに応じてその光強度が2値に変化する強度変調光
を出力することを特徴とする請求項1に記載の光並列伝
送用光送信機。 - 【請求項3】 上記特定半導体レーザユニットを駆動す
る駆動手段は、上記入力データに応じたパルス電流を上
記特定半導体レーザユニットに供給する変調回路(301)
と、直流のバイアス電流を上記特定半導体レーザユニッ
トに供給するバイアス回路(302) とを含み、 上記特定半導体レーザユニット以外の半導体レーザユニ
ットを駆動する駆動手段は、上記入力データに応じたパ
ルス電流を上記特定半導体レーザユニット以外の半導体
レーザユニットに供給する変調回路(301) を含むことを
特徴とする請求項2に記載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項4】 上記受光手段はフォトダイオード(116)
であり、該フォトダイオードの応答周波数は上記特定半
導体レーザユニットの駆動に供される入力データのビッ
トレートに相当する周波数よりも十分低いことを特徴と
する請求項3に記載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項5】 上記フォトダイオード(116) は上記特定
半導体レーザユニットの前方出射光及び後方出射光のい
ずれか一方を受けることを特徴とする請求項4に記載の
光並列伝送用光送信機。 - 【請求項6】 上記帰還手段は、上記フォトダイオード
(116) に生じた光電流を電圧値に変換する電流−電圧変
換器と、該変換器により変換された電圧値と参照電圧の
誤差値を検出し該誤差値を上記バイアス回路(302) に帰
還させる演算増幅器(503) とを含むことを特徴とする請
求項4に記載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項7】 上記特定半導体レーザユニットの駆動に
供される入力データのマーク率を検出するマーク率モニ
タ回路(601) と、 該マーク率モニタ回路により検出されたマーク率に応じ
て上記演算増幅器(503) の参照電圧を設定する参照電圧
設定回路(602) とを更に備えたことを特徴とする請求項
6に記載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項8】 上記特定半導体レーザユニット以外の半
導体レーザユニットに直流のバイアス電流を供給するバ
イアス回路(302) を更に備え、 該バイアス電流は一定値に固定されていることを特徴と
する請求項3に記載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項9】 上記半導体レーザユニットに供給される
バイアス電流の初期設定値は、上記半導体レーザアレイ
の使用温度範囲の最低温度におけるレーザ発振しきい値
とほぼ等しいことを特徴とする請求項3又は8に記載の
光並列伝送用光送信機。 - 【請求項10】 上記特定半導体レーザユニットの駆動
に供される入力データの波形は周期的に繰り返す固定パ
ターンであることを特徴とする請求項2に記載の光並列
伝送用光送信機。 - 【請求項11】 上記複数の半導体レーザユニットの駆
動にそれぞれ供される複数の入力データのビットレート
は同じであり、 上記特定半導体レーザユニットの駆動に供される入力デ
ータはクロックであることを特徴とする請求項10に記
載の光並列伝送用光送信機。 - 【請求項12】 並列伝送された複数の光信号をそれぞ
れ受け、その光強度に応じた電気信号をそれぞれ出力す
る複数の受光手段(31)と、 該複数の受光手段から選択される1つの特定受光手段か
らの電気信号に基づき識別用のクロックを発生させるク
ロック発生手段(32)と、 該クロック発生手段からのクロックに基づき、上記受光
手段からの電気信号について識別を行う識別手段(33)と
を備えたことを特徴とする光並列伝送用光受信機。 - 【請求項13】 上記特定受光手段が受ける光信号は伝
送情報により強度変調されており、 上記クロック発生手段においては当該変調スペクトルの
所定の周波数成分を抽出することにより上記識別用のク
ロックが再生されることを特徴とする請求項12に記載
の光並列伝送用光受信機。 - 【請求項14】 上記特定受光手段が受ける光信号はク
ロックにより強度変調されており、 上記クロック発生手段は上記特定受光手段からの電気信
号を増幅して上記識別用のクロックとして直接出力する
ことを特徴とする請求項12に記載の光並列伝送用光受
信機。 - 【請求項15】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
光並列伝送用光送信機(10)と、 該光並列伝送用光送信機における上記半導体レーザアレ
イからの複数の光信号をそれぞれ伝送する並列光伝送路
(20)と、 該並列光伝送路により伝送された複数の光信号を受信す
る請求項12乃至14のいずれかに記載の光並列伝送用
光受信機(30)とを備え、 該光並列伝送用光受信機における上記特定受光手段は上
記光並列伝送用光送信機における上記特定半導体レーザ
ユニットからの光信号を受けることを特徴とする光並列
伝送システム。 - 【請求項16】 上記並列光伝送路は複数の光ファイバ
を備えた光ファイバアレイ(120) であり、 該光ファイバアレイは上記半導体レーザアレイに直接結
合されていることを特徴とする請求項15に記載の光並
列伝送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4101060A JPH05300096A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 光並列伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4101060A JPH05300096A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 光並列伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300096A true JPH05300096A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14290576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4101060A Pending JPH05300096A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 光並列伝送用の光送信機及び光受信機並びにこれらを備えた光並列伝送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300096A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013106211A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Fujitsu Ltd | 光送信装置、および光送信方法 |
| CN113092411A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-07-09 | 上海禾赛科技股份有限公司 | 一种基于激光器阵列实现接收光强自稳定的装置及方法 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4101060A patent/JPH05300096A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013106211A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Fujitsu Ltd | 光送信装置、および光送信方法 |
| CN113092411A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-07-09 | 上海禾赛科技股份有限公司 | 一种基于激光器阵列实现接收光强自稳定的装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010424 |