JPH05300379A - 符号量配分回路 - Google Patents

符号量配分回路

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JPH05300379A
JPH05300379A JP9675392A JP9675392A JPH05300379A JP H05300379 A JPH05300379 A JP H05300379A JP 9675392 A JP9675392 A JP 9675392A JP 9675392 A JP9675392 A JP 9675392A JP H05300379 A JPH05300379 A JP H05300379A
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JP9675392A
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English (en)
Inventor
Takayasu Fujitani
卓靖 藤谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定長化のためのビット配分を理想的なものと
する。 【構成】総アクティビティ算出部42はブロックアクティ
ビティを積算して総アクティビティを求める。補正量計
算部45はトレーニング法によって圧縮率に応じた補正を
行うための計算式を求め、正規化係数αを変数として配
分ビット数の補正量を求める。減算器43はブロックアク
ティビティから補正量を減算して補正後のブロックアク
ティビティを求める。掛算器46は補正量にブロック数を
掛けて総補正量を求め、減算器44は総アクティビティか
ら総補正量を減算して補正後の総アクティビティを求め
る。割算器33は減算器43,44出力の比を求めてアクティ
ビティ比を得、掛算器34はAC総ビット数にアクティビ
ティ比を掛けて配分ビット数を求める。アクティビティ
比は補正されており、理想的なビット配分が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交変換符号化によっ
て画像データを圧縮する直交変換符号化装置の符号量を
定レート化するための符号量配分回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報を高能率符号化して記録
又は伝送するシステムが普及してきている。ディジタル
化した静止画像の情報量は音声等の情報量に比べて膨大
であり、情報を圧縮することなく伝送又は記録等を行う
と、通信速度及び費用等の点で問題が多い。このため、
多少の画質劣化を許容しても高い圧縮率で静止画データ
を圧縮している。このような動きに対して、ISO(In
ternational Organization for Standardization)とC
CITT(International Telegraph and Telephone Co
nsultative Committee)の合同国際ワーキンググループ
JPEG(JointPhotographic Experts Group)は、直
交変換の一種であるDCT(Discrete Cosine Transfor
m )を用いた静止画像の高能率符号化の勧告案を提案し
ている。
【0003】図6はこの勧告案による符号化を説明する
ためのブロック図である。
【0004】この方式では、静止画像データをDCT
(離散コサイン変換)処理した後、エントロピー符号化
の一種であるハフマン符号化することによりデータを圧
縮する。入力画像データは、ブロック化回路1におい
て、例えば8×8画素のブロック単位でDCT回路2に
与える。DCT回路2はブロックデータをDCT処理し
て変換係数を量子化回路3に出力する。DCT回路2か
らのDCT変換係数は水平及び垂直方向に低域から高域
まで各周波数性分を有しており、全データの平均値はD
C成分として量子化回路3に与え、他の成分はAC成分
として量子化回路3に与える。量子化回路3は、図示し
ない量子化テーブルに格納された量子化係数に基づい
て、DCT変換係数を量子化してデータ量を削減しDP
CM回路5及びジグザグスキャン回路7に出力する。
【0005】DPCM回路5には変換係数のDC成分に
対する量子化出力を与えており、DPCM回路5は、メ
モリ4にDC値を記憶させると共に読出して、前ブロッ
クのDC成分との差分を求める。この差分値をDC成分
用のDCハフマン符号化回路6に与えて符号化する。す
なわち、DCハフマン符号化回路6は、図示しないDC
用ハフマンテーブルを参照して差分値の符号長をハフマ
ン符号化すると共に、このハフマン符号と差分値のコー
ドとの組みのデータをマルチプレクサ(以下、MUXと
いう)10に出力する。
【0006】一方、変換係数の交流成分に対する量子化
出力はジグザグスキャン回路7において水平及び垂直の
低域から高域に向かってジグザグスキャンされて読出さ
れる。ゼロラン長計測部8は、ジグザグスキャン回路7
の出力の非零係数値によってリセットされて、零データ
が連続する数(ゼロラン長)を計数する。非零値が入力
されると、ゼロラン長計測部8はゼロラン長をACハフ
マン符号化回路9に出力する。ACハフマン符号化回路
9にはジグザグスキャン回路7からAC成分の量子化出
力も与える。ACハフマン符号化回路9は、非零係数と
ゼロラン長計測部8からのゼロラン長とが入力される
と、図示しないハフマンテーブルを用いて、ゼロラン長
と非零係数の符号長との組のデータをハフマン符号化す
る。更に、ACハフマン符号化回路9は生成したハフマ
ン符号に非零係数のコードを付加してMUX10に出力す
る。MUX10はDC成分及びAC成分のハフマン符号を
合成して出力する。
【0007】なお、図示しない復号側においては、先ず
ハフマン符号を解読してゼロラン長と非零係数値の符号
長を得、これらの符号長を用いて係数値を判別する。こ
うして、変換係数ブロックを構成し、更に逆量子化及び
直交逆変換を行ってデータを復元する。
【0008】ところで、ハフマン符号化回路6,9は、
量子化出力の統計的符号量から算出した結果に基づいて
符号化を行うものであり、出現確率が高いデータには短
いビットを割当て、出現確率が低いデータには長いビッ
トを割当てる可変長符号化によって全体のデータ量を削
減する。従って、量子化出力の統計的分布によって符号
化後のデータ量は変化する。
【0009】しかし、可変長符号化を採用すると、絵柄
によって圧縮符号量が相違してしまうので、圧縮データ
を蓄積メディアに記録する場合において、記録に要する
蓄積メディアの容量を記録前に知ることができず、蓄積
メディアを効率的に使用することができない。例えば、
電子式カメラに応用した場合には、記録媒体の容量が一
定であるものとしても、記録可能な画像の枚数は一定と
ならない。そこで、圧縮符号量を定レート化する方式を
採用することがある。
【0010】例えば、量子化回路3に与える量子化係数
を変化させることによって、符号量の大まかな制御が可
能である。量子化係数を比較的大きな値に設定すると、
量子化ステップは粗くなって情報は劣化するが、量子化
出力のダイナミックレンジは小さくなって符号量も小さ
くなる。実際には、量子化テーブルの基本量子化係数に
正規化係数αを乗算する方法を採用する。また、予め各
ブロックに所定の符号量を割当て(ブロックビット配分
し)、符号化出力が割当てられた符号量を超過すると、
そのブロックにおける符号化を停止する方法を採用する
こともある。
【0011】正規化係数αを制御して定レート化する場
合には、規定符号量に収束するまで正規化係数αを適宜
変化させて繰返し符号化を行う。この方法では、収束に
要する時間が不明であり、最終的な符号化に長時間を要
してしまうことがある。一方、ビット配分のみを行う場
合には、符号量が規定符号量に到達せず、比較的大きな
余りビットが生じてしまうことがあり、また、ブロック
高域成分が全く用いられないこともある。
【0012】そこで、正規化係数αの制御とブロックビ
ット配分とを併用して総符号量を規定符号量以内に収め
る方法が採用される。この方法では、先ず、画像の符号
量を推定するためにブロック毎の情報量(以下、アクテ
ィビティという)を求める。アクティビティとしては、
ブロックデータの偏差量の和を用いる方法、DCT変換
係数の絶対値和を用いる方法又は変換係数のビット長の
和を用いる方法等がある。また、正規化係数αはアクテ
ィビティの総和の関数として求める。配分ビット数は規
定符号量にブロックアクティビティとアクティビティの
総和との比を掛けて求める。この方法では正規化係数α
及びビット配分を求めるための全画像データのスキャン
と、実際の符号化時のスキャンとの2回のスキャンを行
えばよく、高速な固定長符号化が可能である。
【0013】図7はこのような2回のスキャンを行う直
交変換符号化装置を示すブロック図である。図7の例に
おいては、直交変換にDCT処理を採用している。図
中、破線矢印は第1スキャンの処理を示し、実線矢印は
第2スキャンの処理を示している。
【0014】先ず、第1スキャンにおいては、画像の総
アクティビティを求めて、符号量固定長化のためのパラ
メータを設定する。すなわち、入力画像をブロック化回
路1においてブロック化してDCT回路2に与える。D
CT回路2はDCT処理を行って変換係数を出力する。
変換係数のDC成分は重要な量であるので、先ずその符
号量を求める。つまり、変換係数のDC成分はDC量子
化回路11において量子化した後、DPCM回路5におい
て前ブロックのDC成分値との差分値を求めてDCハフ
マン符号化回路6に与える。DCハフマン符号化回路6
は、DCハフマンテーブル12を参照してDPCM回路5
の出力をハフマン符号化する。DCハフマン符号化回路
6からの符号化出力をDC総符号量算出部13に与えて、
DC成分の符号化出力の総符号量を算出する。求められ
たDC総符号量はブロックビット配分制御部14に与え
る。
【0015】一方、変換係数の交流成分はブロックアク
ティビティ算出部15に与える。ブロックアクティビティ
算出部15は、変換係数の符号長を計数してブロックアク
ティビティを求める。総アクティビティ算出部20は各ブ
ロックのアクティビティを加算して総アクティビティを
求める。符号量を規定符号量以内に抑えるために、正規
化係数α算出部16は、求めた総アクティビティを用いて
量子化テーブル17に格納された基本量子化係数を正規化
する正規化係数αを計算する。これで第1スキャンの動
作は終了する。
【0016】次に、第2スキャンでは実際の符号化を行
う。DCT回路2からの変換係数は、第1スキャンと同
様に、直流成分についてはDC量子化回路11、DPCM
回路5及びDCハフマン符号化回路6によって符号化し
てMUX10に出力する。また、ブロックアクティビティ
算出部15はDCT変換係数からブロックアクティビティ
を計算して、ブロックビット配分制御部14に与える。ブ
ロックビット配分制御部14は交流成分に使用可能な総符
号量(AC総符号量(ビット数))を(画像の規定符号
量−DC総符号量)の演算によって求める。
【0017】一方、DCT変換係数の交流成分はAC量
子化回路19に与える。量子化テーブル17の基本量子化係
数は正規化係数αによって正規化して正規化量子化テー
ブル18に格納する。AC量子化回路19は正規化量子化テ
ーブル18からの量子化係数に基づいて、AC成分を量子
化してジグザグスキャン回路20を介してACハフマン符
号化回路9に出力する。ジグザグスキャン回路20は水平
及び垂直方向の低域から高域に向かってジグザグに量子
化出力を出力する。
【0018】ACハフマン符号化回路9はゼロラン長及
び非零係数のコード長の組みのデータをACハフマンテ
ーブル21を参照して2次元ハフマン符号化してMUX10
に出力する。この場合には、ブロックビット配分制御部
14によって各ブロック毎にビット配分が行われている。
すなわち、ブロックビット配分制御部14は各ブロックの
配分ビット数を(画像の規定符号量−DC総符号量)×
(ブロックアクティビティ/総アクティビティ)の演算
によって決定する。ACハフマン符号化回路9からの符
号化データの符号量はブロックビット配分制御部14に与
える。ブロックビット配分制御部14は符号化データの符
号量の積算値がブロックの配分ビット数を越えると、符
号化停止命令をACハフマン符号化回路9に出力する。
そうすると、ACハフマン符号化回路9は符号化処理を
停止して、ブロック配分ビット数を超過した符号化デー
タは出力しない。MUX10はAC成分及びDC成分につ
いての符号化出力を多重して出力する。こうして、総符
号量が規定符号量を越えてしまうことが防止される。
【0019】このように、図7の装置では、基本量子化
係数を正規化する正規化係数αを1画面の総アクティビ
ティに基づいて制御すると共に、各ブロック毎にビット
配分を決定することによって、符号量の固定長化を行っ
ている。
【0020】図8は図7中のブロックビット配分制御部
14の具体的な構成を示すブロック図である。
【0021】ブロックビット配分制御部14の配分ビット
数計算部23にはDC総符号量(ビット数)、総アクティ
ビティ及びブロックアクティビティを与える。配分ビッ
ト数計算部23は、上述したように、規定符号量からDC
総ビット数を減算してAC総ビット数を求め、更に、総
アクティビティ及びブロックアクティビティから各ブロ
ック毎の配分ビット数を求めて比較器24に出力する。
【0022】一方、DCT処理されて量子化されたブロ
ックデータはブロックメモリ22に格納される。ジグザグ
スキャン回路20はブロックメモリ22のデータをジグザグ
に読出して、ゼロラン長及び非零係数値の符号長の組み
のデータをACハフマン符号化回路9に出力する。AC
ハフマン符号化回路9はゼロラン長及び非零係数値の符
号長の組みのデータをACハフマンテーブル21を参照し
てハフマン符号に変換する。ACハフマン符号化回路9
の出力の符号量はアキュムレータ25を介して比較器24に
与える。
【0023】アキュムレータ25は符号量を積算して積算
符号量を比較器24に与え、比較器24は所定ブロックの積
算符号量とブロック配分ビット数とを比較する。アキュ
ムレータ25からの積算符号量がブロック配分ビット数を
超過すると、比較器24は符号化停止命令をACハフマン
符号化回路9に出力すると共に、超過前の積算符号量と
ブロック配分ビット数との差(余りビット数)を繰越し
ビット数として配分ビット数計算部23に出力する。この
繰越しビット数は次のブロックにおけるブロック配分ビ
ット数に加算して繰越す。ACハフマン符号化回路9は
符号化停止命令が入力されると、符号化を停止してブロ
ック配分ビット数以内で符号化出力を出力する。
【0024】ところで、各ブロックの配分ビット数は、
上述したように、ブロックアクティビティと総アクティ
ビティの比(以下、アクティビティ比という)を用いて
算出している。すなわち、予測した各ブロックの配分ビ
ット数とAC総ビット数との比(以下、配分ビット比と
いう)はアクティビティ比に一致する。しかし、ブロッ
クアクティビティは実際に符号化した場合に使用される
ビット数から求めたものではなく予測値であり、理想的
な配分ビット比はアクティビティ比と一致しないことが
ある。
【0025】図9は配分ビット数を算出する従来の符号
量配分回路31を示すブロック図である。この回路は、図
7においてはブロックアクティビティ算出部15、総アク
ティビティ算出部20及びブロックビット配分制御部14に
相当する。
【0026】DCT回路の出力はアクティビティ積算部
32に与える。アクティビティ積算部32はDCT変換係数
の交流成分の絶対値を1ブロック分積算してブロックア
クティビティを求め、ブロックアクティビティを積算し
て総アクティビティを求める。ブロックアクティビティ
及び総アクティビティは割算器33に与えて両者の比を求
める。割算器33は求めた比をアクティビティ比として掛
算器34に出力する。掛算器34にはAC総ビット数も供給
しており、掛算器34はAC総ビット数にアクティビティ
比を乗算して各ブロックの配分ビット数を求める。
【0027】図10は図9の従来の符号量配分回路31の
特性を説明するためのグラフである。図10は横軸にア
クティビティ比をとり縦軸に配分ビット比をとって、圧
縮率を1/4に設定した場合の特性を示している。図1
0の直線は符号量配分回路31の特性を示し、点はある画
像について実測した理想的な特性を示している。図10
に示すように、図9の符号量配分回路31によるビット配
分を採用すると、理想的な特性とのずれが比較的大き
い。特に、アクティビティ比が比較的高い場合、すなわ
ち、画面が比較的精細である場合には、理想的な配分ビ
ット比よりも計算による配分ビット比の方が極めて大き
くなり、不要なビット数が割り当てられていることが分
かる。
【0028】また、図11は他の方法を採用した従来の
符号量配分回路35を示すブロック図である。
【0029】DCT変換係数はアクティビティ積算部36
に与える。アクティビティ積算部36は変換係数の交流成
分のビット数を1ブロック分積算してブロックアクティ
ビティを求め、ブロックアクティビティを積算して総ア
クティビティを求める。割算器33はアクティビティ積算
部36からのブロックアクティビティと総アクティビティ
の比からアクティビティ比を求め、掛算器34はこのアク
ティビティ比とAC総ビット数とを乗算して配分ビット
数を求める。
【0030】図12及び図13はいずれも横軸にアクテ
ィビティ比をとり縦軸に配分ビット比をとって、符号量
配分回路35の特性を示すグラフである。図12は圧縮率
を1/4に設定した場合の特性であり、図13は圧縮率
を1/16に設定した場合の特性である。
【0031】圧縮率を1/4に設定すると、図12に示
すように、符号量配分回路35の配分ビット数は理想的な
配分ビット数に略等しくなり、高精度のビット配分が行
われることが分かる。しかしながら、圧縮率を1/16
に高くすると、図13に示すように、符号量配分回路35
によるビット配分は理想的なビット配分と著しく相違し
てしまう。これは、正規化係数αを大きくすることによ
って圧縮率を高くしており、量子化において情報ビット
の削除量が大きくなって、アクティビティ比に誤差が生
じるからである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の符号量配分回路においては、計算によって求めた
ビット配分と理想的なビット配分とのずれが比較的大き
いという問題点があった。
【0033】本発明は、予測した配分ビット数を補正す
ることにより、理想的なビット配分を行うことができる
符号量配分回路を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明に係る符号量配分
回路は、入力映像信号を所定のブロック単位で直交変換
符号化し量子化して得られる符号化出力を定レート化す
るために前記各ブロックに使用可能な符号量を配分する
符号量配分回路において、前記各ブロックの情報量を示
す指標と全ブロックの情報量を示す指標との比を求めて
前記各ブロックの配分量を予測する配分量予測手段と、
前記全ブロックの情報量を示す指標又は量子化特性に基
づいて、前記量子化により発生した前記配分量予測手段
の予測誤差を補正する補正手段とを具備したことを特徴
とする符号量配分回路。
【0035】
【作用】本発明において、配分量予測手段は各ブロック
の情報量を示す指標と全ブロックの情報量を示す指標と
の比を求めて配分量を予測する。補正手段はこの予測値
を全ブロックの情報量を示す指標又は量子化特性に基づ
いて補正する。これにより、量子化による情報の欠落に
よって変化した配分量を補正する。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る符号量配分回路の一実
施例を示すブロック図である。本実施例は図7の直交変
換符号化装置に適用したものである。
【0037】符号量配分回路41にはAC総ビット数、ブ
ロックアクティビティ及び正規化係数αを入力する。A
C総ビット数は符号化に使用可能な規定符号量から第1
スキャンにおいて算出したDC総ビット数を減算するこ
とにより得られる。ブロックアクティビティは、ブロッ
クデータの偏差量の和、1ブロックのDCT変換係数の
絶対値和又は1ブロックのDCT変換係数のビット長の
和等である。正規化係数αは、総アクティビティの関数
であり、基本量子化係数を調整して画面の圧縮比を決定
する。
【0038】ブロックアクティビティは総アクティビテ
ィ算出部42及び減算器43に供給する。総アクティビティ
算出部42は全ブロックのブロックアクティビティを積算
することにより、総アクティビティを求めて減算器44に
出力する。正規化係数αは補正量計算部45に与える。補
正量計算部45はアクティビティ比を補正するための補正
量を計算して減算器43及び掛算器46に出力する。補正量
計算部45は、圧縮率(正規化係数α)を変数とする1次
の補正式に基づいて補正量を計算する。この1次式の定
数項は、実際に画像圧縮を行ってトレーニング法によっ
て決定しておく。
【0039】減算器43はブロックアクティビティから補
正量を減算して補正後のブロックアクティビティを割算
器33に出力し、掛算器46は補正量に総ブロック数を掛算
して総補正量を求めて減算器44に出力する。減算器44は
総アクティビティから総補正量を減算して補正後の総ア
クティビティを割算器33に出力する。割算器33は補正後
のブロックアクティビティと補正後の総アクティビティ
との比をアクティビティ比として掛算器34に出力する。
掛算器34はAC総ビット数にアクティビティ比を乗算し
て配分ビット数を求めて出力する。
【0040】次に、このように構成された実施例の動作
について図2及び図3のグラフを参照して説明する。図
2は横軸に正規化係数αをとり縦軸に補正量をとって、
補正量計算部45を説明するためのグラフである。
【0041】ブロックアクティビティは総アクティビテ
ィ算出部42及び減算器43に与える。総アクティビティ算
出部42はブロックアクティビティを積算して総アクティ
ビティを求めて減算器44に出力する。減算器43はブロッ
クアクティビティから補正量を減算して補正後のブロッ
クアクティビティを得ている。補正量は補正量計算部45
によって計算する。補正量計算部45は、先ず、複数枚の
画像を圧縮して、トレーニング法により最適な補正量を
得るための計算式を求める。図2は破線によって画面の
圧縮率を1/16に設定した場合の補正量の計算式を示
している。図2の□印は実際の符号化において理想的な
補正量を実測によって求めたものである。例えば、図2
では画像の圧縮比を1/16に設定した場合の所定画面
の正規化係数αが0.9であるときには、補正量を45
にすると理想的なビット配分が得られたことを示してい
る。
【0042】補正量計算部45は、このトレーニング法に
よる計算式に基づいて、正規化係数αに対応する補正量
を求めて減算器43及び掛算器46に出力している。掛算器
46は補正量に総ブロック数を掛算して1画面の総補正量
を求めて減算器44に出力する。減算器44は総アクティビ
ティから総補正量を減算して補正後の総アクティビティ
を求めて割算器33に出力する。割算器33は補正後のブロ
ックアクティビティと総アクティビティとの比を求めて
アクティビティ比として掛算器34に出力し、掛算器34は
AC総ビット数にアクティビティ比を乗算して配分ビッ
ト数を求める。
【0043】図3は横軸に割算器33からのアクティビテ
ィ比をとり縦軸に配分ビット比をとって、圧縮比が1/
16である場合の実施例の特性を示すグラフである。図
3において直線は実施例回路の特性を示し、点はある画
像について実測した理想的な特性をプロットして示して
いる。
【0044】この図3に示すように、トレーニング法に
よって求めた1次式に基づいた補正量でブロックアクテ
ィビティ及び総アクティビティを補正した後アクティビ
ティ比を求めることにより、割算器33からのアクティビ
ティ比の予測結果と理想的な配分ビット比とは略一致
し、予測した各ブロックの配分ビット数と理想的な配分
ビット数とが略一致する。
【0045】このように、本実施例においては、補正量
計算部45がトレーニング法によって画像の精細度に対応
する正規化係数αを変数とした配分ビット数の一次の補
正式を求め、以後、この1次式を用いて正規化係数αに
基づく補正量を計算して、ブロックアクティビティ及び
総アクティビティを補正しており、圧縮比が比較的高い
場合でも、予測したアクティビティ比を理想的な配分ビ
ット比に一致させることができる。このため、各ブロッ
クの配分ビット数が理想的なものとなり、圧縮比に拘ら
ず、良好な符号化が可能となる。
【0046】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0047】本実施例の符号量配分回路51は補正量計算
部52のみが図1の実施例と異なり、補正量計算部52は、
総アクティビティ算出部42からの総アクティビティを用
いて補正量を計算して減算器43及び掛算器46に出力す
る。第1スキャンが終了した時点において、総アクティ
ビティを補正量計算部52に与えて、ビット配分の補正量
を算出させるようになっている。
【0048】このように構成された実施例においては、
総アクティビティに基づいて補正量が決定される。正規
化係数αは総アクティビティの関数であり、補正量計算
部52からの補正量に基づいてブロックアクティビティ及
び総アクティビティを補正することによって、略理想的
な配分ビット数を得ることができる。
【0049】図5は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図5において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0050】本実施例の符号量配分回路55は、正規化係
数αに代えて、補正量計算部56にDCT変換係数の交流
成分に対する量子化出力のビット長の総和を与えている
点が図1の実施例と異なる。DCT変換係数はAC量子
化回路19に与える。AC量子化回路19は正規化量子化テ
ーブル18からの量子化係数に基づいてDCT変換係数の
交流成分を量子化して加算回路57に出力する。加算回路
57は量子化出力を順次加算して量子化出力のビット長の
総和を補正量計算部56に出力する。第1スキャンが終了
した時点において、量子化係数のビット長の総和を補正
量計算部56に与えて、ビット配分の補正量を算出させる
ようになっている。
【0051】このように構成された実施例においては、
補正量計算部56は量子化出力のビット長の総和に基づい
て補正量を決定する。この場合でも、図1の実施例と同
様に、補正量計算部56からの補正量に基づいてブロック
アクティビティ及び総アクティビティを補正することに
よって、略理想的な配分ビット数を得ることができる。
【0052】なお、本実施例では符号化に用いる正規化
量子化テーブル18を用いたが、独自の量子化テーブルを
用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
測した配分量を補正しているので、理想的なビット配分
を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号量配分回路の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのグラフ。
【図3】図1の実施例の動作を説明するためのグラフ。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図6】直交変換符号化装置を示すブロック図。
【図7】直交変換符号化装置を示すブロック図。
【図8】図7中のブロックビット配分制御部の具体的な
構成を示すブロック図。
【図9】従来の符号量配分回路を示すブロック図。
【図10】図9の従来例の特性を示すグラフ。
【図11】従来の符号量配分回路を示すブロック図。
【図12】図11の従来例の特性を示すグラフ。
【図13】図11の従来例の特性を示すグラフ。
【符号の説明】
33…割算器、34,46…掛算器、41…符号量配分回路、42
…総アクティビティ算出部、43,44…減算器、45…補正
量計算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号を所定のブロック単位で直
    交変換符号化し量子化して得られる符号化出力を定レー
    ト化するために前記各ブロックに使用可能な符号量を配
    分する符号量配分回路において、 前記各ブロックの情報量を示す指標と全ブロックの情報
    量を示す指標との比を求めて前記各ブロックの配分量を
    予測する配分量予測手段と、 前記量子化により発生した前記配分量予測手段の予測誤
    差を補正する補正手段とを具備したことを特徴とする符
    号量配分回路。
  2. 【請求項2】 入力映像信号を所定のブロック単位で直
    交変換符号化し量子化して得られる符号化出力を定レー
    ト化するために前記各ブロックに使用可能な符号量を配
    分する符号量配分回路において、 前記各ブロックの情報量を示す指標と全ブロックの情報
    量を示す指標との比を求めて前記各ブロックの配分量を
    予測する配分量予測手段と、 前記量子化により発生した前記配分量予測手段の予測誤
    差を補正する補正手段とを具備したことを特徴とする符
    号量配分回路。
JP9675392A 1992-04-16 1992-04-16 符号量配分回路 Pending JPH05300379A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0884081A (ja) * 1994-07-13 1996-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル符号化装置及びデジタル符号復号化装置
US5901250A (en) * 1994-07-13 1999-05-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital coding apparatus and digital coding/decoding apparatus

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JPH0884081A (ja) * 1994-07-13 1996-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル符号化装置及びデジタル符号復号化装置
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